112 燐火硝子に人狼の影.
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シーシャは読書家 ケイトに投票した。
メアリーは読書家 ケイトに投票した。
ケイトは放蕩者 ホレーショーに投票した。
ホレーショーは花売り メアリーに投票した。
ルーカスは放蕩者 ホレーショーに投票した。
ホレーショーは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
メアリーが無残な姿で発見された。
村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。
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[酌み交わす相手を喰らおうと思わなかった。 誰かが獣を殺さねば、犠牲者はまた増える。 なれど獣は己も、同胞も選べはしない]
――…よかった。
[ホレーショ―の言葉に安堵したように目許を和ませる]
ふ、……待たせて済まなかったな。 それで――…、 そうだな、まずはその本の話でも聞かせて貰おうか。
[男は遠慮なく彼の部屋に入り、対面に座る。 談笑しながら酌み交わす酒の味は心地よいもの。 けれど、それも長くは続かない。 夜が更けれる頃には自警団員の足音が酒宴の終いを告げる**]
(0) helmut 2013/02/08(Fri) 01時半頃
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いいや。 俺が勝手に待っただけさ。 むしろ、
[先ずは、と用意された酒に手を伸ばし ルーカスのグラスへと注いだ。 飲めよと手で示し、]
物事は最低限の準備をして 期待して待つぐらいが好きなんだ、俺は
[ルーカスとのひと時を楽しんだ。 酒の色は本の話から始まる色と混じり まるで色硝子のように煌びやかな時間を演出した。 しかし、最後には自警団の訪れに "俺が人狼だ"などと嘘をついて連行されていくのだろう]
(1) じゅりるり 2013/02/08(Fri) 02時頃
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[間際に男はルーカスへ向けて微笑んだ。 それは強がりだったかもしれないし、 ひょっとすると本心から笑ったのかもしれない。 ただ短い言葉を、]
やっぱ生き方っつうのは そう簡単には変えられねえよな
人間も獣もそれは一緒さ だからまあ、なんつうか
[恥ずかしそうに]
ありがとな
[言い残し、*消えていく*]
(2) じゅりるり 2013/02/08(Fri) 02時頃
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待ってくれる相手が居るというのは なかなか嬉しいものだね。
[ホレーショ―も通っていたあの酒場でも 誰かと飲む機会はほとんどなく ひとりでありながらひとりではないかのような 独特の酒場の雰囲気を味わっていた男には 待つ相手も待たれる相手も無かった]
その期待にかなう準備が出来たかは怪しいけど ――もう少しちゃんとした肴を用意すべきだったな。
[シーシャにでも頼めばあるいはと思えど その時は其処まで気が回らず 用意できたのはささやかな肴のみ]
(3) helmut 2013/02/08(Fri) 02時半頃
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[グラスに注がれた葡萄酒が波打つのを眺め ホレーショーから瓶を受け取り彼のグラスに酒を注ぐ。 示された杯を軽く持ち上げて]
頂こうか。
[乾杯の言葉のかわりそう紡ぎグラスの縁に口付ける。 アルコールがくちびるについた痕に沁みた。 微かに柳眉を寄せるが、何でもないという風に頸を振るう。 本の話を聞けば、少しばかり難しい顔をした]
――『俺の芸術は、既に完成しているんだ。』、か。
[印象に残るその台詞をなぞり]
作り手が完成したと思ってしまえば それ以上のものを作り出す事は叶わないだろうに。
[芸術家は現状で満足するのか、と問いたげな響きで 男はその時感じた事を言葉にする]
(4) helmut 2013/02/08(Fri) 02時半頃
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[本の話が終わる頃にはグラスは空いて 瓶に残る葡萄酒をまた注ぐ]
この町に来る前は何処に居たのか聞いても良いかい?
[ホレーショ―の過去を知りたいと思うのか 彼がこの町に来る前の事を訊こうとした。 どうしてこの町に来たのか。 この町に留まった理由は、と。 とりとめなく、紡がれる質問]
(5) helmut 2013/02/08(Fri) 02時半頃
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[葡萄酒が空となり夜の気配が色濃くなる。 自警団の足音が徐々に近づくを感じた]
――…また、か。
[対面に座る男との時間を邪魔されたと感じたのか やや不満の色が滲む声音。 どうすべきか悩む間に、ホレーショ―が口を開く]
な、に、を……
[人狼である男には彼の嘘は直ぐに知れる。 どうして、と揺れる翡翠は訴えかけるように ホレーショ―の双眸を見詰めた]
(6) helmut 2013/02/08(Fri) 03時頃
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[彼の微笑みが翡翠に映り込む。 途惑い、泣きそうに歪む顔]
なんで……
[人間も獣も。 彼はもう全て知っているのかもしれない。 察しながら迎え入れてくれたのであれば]
―― ホレーショ― っ!
[恥ずかしそうに残された言葉に 思わず名を呼び、離れ行く彼へと手を伸ばす。 消えゆこうとするその背に呼び続ける名。 残された男の顔は迷い子の其れと重なる**]
(7) helmut 2013/02/08(Fri) 03時頃
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[メアリーの瞳が、己のものと重なる>>4:61。 彼女の言が聞けるまでの時間は、短くて、長くも思われた。 そう、漸く伝えられた願い、は。]
………メアリー、
[好き、と。――死にたくない、と>>4:62。]
メアリー。
あァ、ずっと一緒だ。 一緒に、生きてくれ。絶対。
[飛び込んできたその人を、両腕で強く抱き留めた。 男の顔は、少女の頭髪に僅かに埋まる。 ――あぁ、甘くて優しい花の香りがした気がした。]
(8) sakanoka 2013/02/08(Fri) 22時頃
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(もう、ひとりぼっちじゃ、ない)
[――――…そう、思っていた。]
(9) sakanoka 2013/02/08(Fri) 22時頃
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[どの位メアリーを抱き留めていたことか。 男はその腕をそっと解き、扉の方へと向き直る。]
じゃ、行こうかね、メアリー。 ………オレにはまだ、やんなきゃならないコトがある。
[彼女を喰らいかねない獣たちを、この手で殺すために。]
(10) sakanoka 2013/02/08(Fri) 22時頃
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[そうっと扉を開ければ、どの位近くにか、かの少女の姿は見えた>>4:53。 あかい鉄錆の花の香りが、ふわりとより濃く廊下に伝う。]
よ、あんた、か。ケイトちゃん。
“―――…いいや、ミドル”
[自分の直ぐ後ろにメアリーが居ると思っていた男は。 彼女を庇う形で――庇っている心算で――少女の人狼に詰め寄る。さらに詰め寄る。]
協力させられるかって話、あったよな。 ………悪ぃ。ちと、できねェかもしれねェ。
[「少女が」協力できない、という言葉のようでいて。 正確には、「獣たちが」できないだろう、という男の思考。]
(11) sakanoka 2013/02/08(Fri) 22時半頃
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……………………あァ。悪ぃ、な。
[短くごちながら、ミドルの首許に伸ばす両腕が、男の答え。 そのまま、一思いに――と行くはず、だった。]
……………ッ、
[時が、悪かった。 月夜には、牙痕がじくりと痛みを帯びる。 その痛みが、苦しさが、腕の動きを鈍くする。**]
(12) sakanoka 2013/02/08(Fri) 22時半頃
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[所在なく落ちる手。 ぎゅ、と拳を握り締めるのは後悔ゆえの動作。 くちびる噛み締めればあの夜の傷が疼き じわり滲む味気ない赤が舌先に触れる]
礼を言われるような事など 私は、していない――…
[礼を言うべきは己の方だった。 ホレーショ―への言葉がぽつと静寂に紛れる]
(13) helmut 2013/02/08(Fri) 22時半頃
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[狼の耳に、男の囁き>>8は聞こえたか。 聞こえていたとしても、まだその真意を捉えてはおらず。
扉が開き、少女を庇うように立つシーシャ>>11は、 赤き声のみでの、獣としての名を紡いだ。 その上で、「説得」が失敗に終わった事を告げる違和感に、 わずかに眉を潜め。
どこか焦りを帯びたようにこちらへと詰め寄る足に、 獣としての本能が警告を鳴らした。]
そうですか。 それは残念です。
[どの選択肢も選ばないならば、 こちらが少女に用意する結末はひとつで。
謝罪は不要と声を返すより先に、首へと伸ばされる、腕>>12。]
(14) 緋灯 2013/02/08(Fri) 23時頃
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[本質は完全には重ならずとも、 同じ声を共にする者として、気を赦していたからか。 回避は遅れ、男の爪先が首の皮膚へと。]
――――っ
[瞬時、僅かにぶれ、鈍ったその動きに。 逃れるように床を蹴って、跳ぶように距離を取った。
ちり、と爪が掠めた首筋に痛みが走る。 喉元を狙うように、赤い筋ができていた。]
どういうつもりですか?
[問いかけるも、その声は警戒を多分に含み。]
(15) 緋灯 2013/02/08(Fri) 23時頃
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あなたもあたしの邪魔をするんですね。
[眼鏡の奥の瞳は鋭く、細く。 わずかに前傾姿勢を取りつつ、隠していた牙を顕に。
少女の姿をした人狼は、少し前まで 「サリス」と親しみを込めて呼んでいた相手を、 すでに「敵」として認識していた。]
(16) 緋灯 2013/02/08(Fri) 23時頃
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[漸く望みは口にした。 適わない事は、絶対に口にしないと。そう、思っていたけれど。 彼の言葉に自然、望みが零れ出して。 けれどもやはり、予感は止まない。 ―――終わりが近いと思った事を。 その事までを、告げる事は選ばない。]
…うん。一緒に、生きて。ずっと、――ずっとよ。
[返す言葉と共に、彼へと身を寄せれば、抱き込まれ>>8。 深く、安堵する。 こんなに穏やかな気持ちになれたのは、何時以来の事だろう。 口にするのは偽りであれど本当の願い。
幸せだ。私は、幸せ。……幸せ、だった。]
(17) mizutama 2013/02/08(Fri) 23時頃
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[――だからもう、私は十分だと。 私の分も、彼がこの先幸せになれば良いと。そう思う。]
(18) mizutama 2013/02/08(Fri) 23時頃
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[どの位そうしていただろうか。 彼の腕がそっと解かれた事を、少し、名残惜しいと思った。 行こう、と告げる彼>>10に。一言だけ、言葉を返す。]
……うん。
[何処へ行くの、とは聞かなかった。 きっと、彼の主たる赤い牙の元へと行くのだろう。 …危ない事はして欲しくないけれど、 それをしなければ夢見る事すら適わない。 扉向こうに彼女の姿>>14が見えれば。 彼女もまた、人外の存在である事に気付き驚くけれども。 それでも彼の様子がおかしな事>>12に気付けば、 傍まで駆け寄ろうとしただろう。]
(19) mizutama 2013/02/08(Fri) 23時頃
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[残念、と告げる少女>>14の続ける言葉を待たず、男は腕を伸ばしたが――苛む苦痛によって、彼女の息の根を止め損ねた。 爪痕だけが、細い首に刻まれる>>15。 まるで、獣が引っ掻いた傷のように。]
は。 言わねェでも、解ン、だろ。
[彼女の返した答え>>16は、正解。 響くあかいこえに、ぼんやりと意識囚われながら。 男は痛む肩を堪え、少し開いた距離で、遂に牙を露わにした娘を睨みつける。]
(20) sakanoka 2013/02/09(Sat) 00時頃
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[その願いの裏に、メアリー>>17が秘めた予感にまでは気づかずに。 ただその言葉の通りの未来だけを、心に抱く。 あぁ、彼女が抱く、その心>>18にさえも気づかずに――。
傍まで近づいてくる足音>>19に、振り向かず、短く声を返す。]
……下がってろ、メアリー。
(21) sakanoka 2013/02/09(Sat) 00時頃
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[ホレーショ―と酌み交わした名残。 彼の使っていたグラスの縁を指の腹でかるく撫でる]
――…は。
[己が生きる事を最優先に考えながら それでも彼の手を掴めなかった事を悔いている。 ただのきまぐれ。 知りたいという欲が満たされずにいたからか。 自問して、出した答えは――]
……嗚呼、わかった。
[ホレーショ―という名の遊び相手を 自警団に奪われたと感じたから。 それより他にないのだと獣は思い込む]
(22) helmut 2013/02/09(Sat) 00時頃
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ええ、そうですね。
[少女を庇うように立ち、こちらを睨みつける男>>20。 正面からぶつける目は、獣のものへと変化していた。
牙は太く、爪は長く鋭く。 髪と同じ色の体毛が表皮を薄く覆い、 獣の耳が髪の隙間から現れる。]
――――る、
[邪魔だとばかりに眼鏡を床へと払い落とし。 完全なる獣へと変わる手前の姿で、 威嚇の意を込めて、獣は低く喉を鳴らした。]
(23) 緋灯 2013/02/09(Sat) 00時頃
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[名を呼ばれれば>>21言われるがままに足を止め。 けれども彼から見えない筈の表情は曇ったままに。]
…でも、シーシャさん、苦しそう。 ……お願い、
[無理はしないでと。もどかしさを抑えた様な声音で告げる。 そして、視線をそのまま上げれば。 彼を挟む様な形で相対する事になった、 もはや、獣である事>>23を隠そうとしない彼女を、見据えた。]
(24) mizutama 2013/02/09(Sat) 00時頃
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―――――…は、
[ずきりと、じくりと痛む肩。微かな息苦しさ。 人狼のすがたかたちに変わりつつある娘>>23の前、男の分が悪いことはもう自覚していた。 それでも下がることは無く、それでも――左肩を抑えていた。手はどちらも、ミドルへとは伸びない。]
は、ざまァねェ、わ……。 宣戦布告、した、トコで、こんなン、じゃ……死にに行く、ような。
[かたり、軽い金属が床に落ちる音。 その喉が鳴るのが聞こえる。 ――それは未だ、威嚇の意を籠めた声。]
(25) sakanoka 2013/02/09(Sat) 00時頃
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………メアリー、
あァ。解ってるさ、メアリー。
[聞こえてくる少女の声>>24に、また短く告げて。 ここで漸く、背後を振り返る。影帯びて見せる顔の、その瞳に、目配せするように視線を。]
逃げろ。 一旦、一緒に、逃げる、ぞ。
[右腕を、ぐっ、とメアリーの腕を掴むべく伸ばし。 そのまま廊下の向こうへと駆け出した。 ――駆けた先の居室、もうひとりの獣が居ることなど知らず。]
(26) sakanoka 2013/02/09(Sat) 00時半頃
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[ホレーショ―の読んでいた本を手に取る。 じ、と表紙を見詰めその本を持ち去る。 己の借りる個室に立ち寄りコートと帽子を腕に掛けた]
――…ん。
[敏い耳が駆ける足音を感じた。 居室から廊下に出ようとすればシーシャと鉢合わせとなる。 まるで何処かへ出掛けるかのような格好の男は 黒檀の杖を軽く鳴らし、頸を傾げた]
人の子には自警団の包囲を解けぬだろう。 それに――…人狼ふたりを相手に敵うと思うか?
(27) helmut 2013/02/09(Sat) 00時半頃
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[男がこちらへと向かってくるようならば、 その喉元へと牙を、爪を向け返り撃つつもりだった。 腰を引き、膝に力をためる。
しかし、男は足を、手を獣へ向けることはなく>>25、 背を向け少女と共に走り出した。>>26。]
逃げられや、しないのに。
[未だここは檻としての体を成している。 走り去る二人の背を眺め。 ゆっくりと歩き出した。]
(28) 緋灯 2013/02/09(Sat) 00時半頃
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[逃げろ、の一言には一瞬、怒った表情を。 違うでしょう、と告げる前に 再度彼が告げなおした言葉を聞けば黙って頷き。 手を取り、駆けた先。 こつり、杖の鳴る音がして。]
――……ルーカス、さん。
[対面するように立つ彼>>27の姿は 初めて会った時と変わらぬ姿。 咄嗟に、シーシャを庇う様にその前へと立つ。] ………殺さないで。
[叶えられる事はないだろう、望みを告げながら。]
(29) mizutama 2013/02/09(Sat) 00時半頃
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ルーカスは、/* オスカーの言いかけた言葉にそわっとしている。
helmut 2013/02/09(Sat) 00時半頃
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[シーシャを庇うよう前に立つメアリーの言葉に 男はクツクツとたのしそうに喉を鳴らした]
殺さないで、か。 ――…誰を殺さないで欲しい。 一つ、選ぶなら、考えぬ事もない。
[サリスでありシーシャである男に 向けたのと似た問いかけを人間の娘に向ける]
(30) helmut 2013/02/09(Sat) 00時半頃
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―――シーシャを。殺さないで。
[告げる言葉に迷いは無い。 人狼と呼ばれる男の瞳を、見据える瞳はもう、揺らがずに。]
(31) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時頃
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オスカーは、ルーカスをつんつんつついた。
s_kisaragi 2013/02/09(Sat) 01時頃
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――…同じ事を言うのだな。
[メアリーの生を望んだシーシャ。 シーシャの生を望むメアリー。 少しばかり眩しげに翡翠を眇める]
シーシャの代わりに、 キミが喰らわれて呉れるのかい?
(32) helmut 2013/02/09(Sat) 01時頃
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…良いですよ。食べても、良いです。
[でも、その前にと。付け足すように小さく告げる。]
……あのね。私、貴方に会ったら、一つ。 聞きたい事が、あったんです。
[彼の瞳を見据えたままに、問い掛ける。]
貴方が人を殺すのは、生きる為ですか。 それとも、それ以外の理由が、あるの? …教えてください。ルーカスさん。
(33) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時頃
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[口走った「逃げろ」の言葉、返されたのは怒った面持ち>>29。 悪ぃ、と呟く余裕も、ばつの悪い顔をする余裕も無いまま。 少女の手の温度を確かに感じながら、駆けて、駆けて――。]
ルーカス。
“……リヒト”
[どちらの名も、「こえ」の方で初めて聞かされたもの。 鉢合わせてしまったその男>>27の出で立ちは、まるでこれから何処にでも行けるよう。 対して、己は。]
(34) sakanoka 2013/02/09(Sat) 01時頃
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解け、ねェな、あの野郎どもの、は。あァ、
[その自警団の力を借りようとしなかったのがそもそもの間違い。 己だけで立ち向かおうとする限り「逃げられや、しない」。 それはミドル>>28も口にしたことだが、駆けていった男の背には、届いていなかった。]
………でも、敵うか、どうか、は。 やってみなけりゃ、解ん、ね……、
(35) sakanoka 2013/02/09(Sat) 01時頃
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[追いつけば、すでに彼らは対峙していた。>>27>>29 少し距離を置きながらも、 位置として、退路を断つように道を塞ぐ形となった。]
…………。
[震えてばかりいると思った少女は、 人ならざる存在を前にして凛とした声を張る。>>31
誰かのために命を捨てる。 その愚かさに胸がざわめき、目を細め。 少女の、同胞の、男の声を静かに聞くだろう。
――その感情が羨みと、未熟な獣は未だ理解していない。]
(36) 緋灯 2013/02/09(Sat) 01時頃
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っ、ばっ、メアリーっ、……!
[己の前に立つ少女>>29の背は、果敢無くみえて。 それでも何処か、果敢にさえも見えた。 引き戻そうと伸ばし掛けた腕は、痛みによって下がり。何の力も持たなくなる。
告げられる、少女の望み。誰を、と問う男の声。 それは何時かの、己への問いとおなじ。]
め、ぁ、
[その時己はメアリーの名を挙げ、己の名を告げなかった。 そして、そのメアリーもまた、おなじ>>31。]
(37) sakanoka 2013/02/09(Sat) 01時頃
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――…そう、か。
[メアリーの返事に何か思うように翡翠が伏せられる。 腕に持つ荷を手放し、床に落とす。 残るは左手の黒檀のみ。 聞きたい事、と前置きにメアリーへと視線を戻した]
人間が、食事をするのと同じ。 私は、人間の血肉が無ければ飢えてしまう。
[飢えに耐えられず死ぬ前に狂ってしまうだろう。 限界まで耐えようとした過去。 傍に在った妹を喰らおうとした悪夢のような夜。 あれ以来、己を人と認識するのは止めた]
(38) helmut 2013/02/09(Sat) 01時頃
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試してみたいならそれも良かろう。
[矜持高き獣は余裕に満ちた様子で応える。 シーシャが敵うかどうかは知れない。 彼を獲物とみなしても、未だ敵とはみなせずに]
残るは、四人、か。 役者が揃ったようだな。
[ミドルが現れるをみながら、杖を手遊ぶ]
(39) helmut 2013/02/09(Sat) 01時頃
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…そっか。ただ、貴方が生きる為なんですね。 ……良かった。 もしそうだったら、お願いしたい事があったんです。
[そうして、目の前の男へと微笑みかける。]
私、食べたらお腹いっぱいになりますよね。 そしたら、ここを出る時にね、できる限りで良いんです。 …自警団の人も、殺さないであげて下さい。
[お願い、二つになっちゃいました。 でも、二人共生きる事を許してくれないのであれば。 これ位は、叶えて欲しいと。そう告げた。]
(40) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時半頃
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[サリスが問われたその時と、メアリーのこの時とで違うのは、後から己の名を付け加えられたか否か。 此度はもう、ふたりとも生きることなど許されない。何処かで、そんな思いが過る。 そしてメアリーには確かに、シーシャの、サリスの代わりに喰らわれる意志が見えた>>33。]
………………
[「だったら、せめて、オレが」。 その意思は人間の声でさえも、人狼のこえでさえも紡がれず。 ――聞こえてきた「こえ」が、思考を妨げる。]
(41) sakanoka 2013/02/09(Sat) 01時半頃
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[良かった、と紡いだメアリーにはたと瞬く]
言ってみると良い。
[促して彼女の願いを聞き終われば柳眉を寄せて悩むよう]
――…嗚呼、飢えは暫く感じぬだろう。 出来る限り、か。 キミは他者のことばかり案じるのだな。
[優しいと称した娘に溜息まじりの声を返す。 ちら、と同胞に視線を向けて尋ねるような仕草が一度]
(42) helmut 2013/02/09(Sat) 01時半頃
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オスカーは、座布団の上で丸くなった(猫かw**
s_kisaragi 2013/02/09(Sat) 01時半頃
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[彼の返事>>42に安堵すれば、呆然とした様に佇む彼>>41の方へと振り返る。]
ずっと一緒に居るって、約束しました。 大丈夫。見えなくても、傍に居ます。
[だから、さよならは言いませんと。 そうして彼の頬へと手を伸ばせば、屈んでと囁く。 もし彼が答えたならば、その唇へとそっと触れるように。 唇を重ねただろう。
けれども、それは、一瞬。 直ぐに離れれば、笑って告げる。] ――護ろうとしてくれて、ありがとう。…大好きです。
(43) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時半頃
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[そのまま身を翻せばもう、彼の方へは振り返らない。 ルーカスの前へと立てば、微笑んだまま告げて、]
……痛いのも、怖いのも嫌なんです。 苦しくないようにしてくれると、嬉しいです。
[――そして、瞳を閉じて。もう二度と、開ける事はないだろう。*]
(44) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時半頃
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ヴェスパタインは、オスカーの真似をして座布団の上で丸くなった。**
IrUy 2013/02/09(Sat) 01時半頃
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[余裕に満ちたその声>>39に、返る言葉は無い。 試してみるだけの力も、今は持ち合わせていない。 定まらぬ心が、揺れ――それからやがて凪いだのは。 かの人狼に対して問いを投げた少女の、そのもうひとつの願いを耳にした時。]
優しい、な。メアリーは。 ……あァ、優しい。
[おなじようで、違う少女。 彼女は、自警団を――他の人間を、出来る限り、殺さないでくれとも願ったのだから。]
(45) sakanoka 2013/02/09(Sat) 02時頃
|
|
メアリー、
[今再び、振り向いた少女の顔が見えた>>43。 それは眩しく、凛としてさえ見えた。 対してきっと己は、呆然としたまま、酷く情けない顔だったに違いない。]
……………、
あァ、判った、よ。 言わない。さよなら、なんか、言わな、い。
傍に、ずっと、……。
[頬に触れる小さな手。それに従い、その身を屈める。 掠れた声紡いでいたくちびるに、彼女のそれがそっと重なる。 ほんの少しの間瞑った目に、滲む滴の熱さ。]
(46) sakanoka 2013/02/09(Sat) 02時頃
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|
[微笑む少女をじっと見詰める。 笑みを返す事はしなかった。 触れれば壊れてしまいそうな硝子の花。 涙さえ拭えなかったあの一瞬を思い、吐息を零す]
それが、キミの望みか。 ――…
[メアリーの望みを聞き、サリスの答えを待つ間。 未だ彼女には、触れてはいない]
(47) helmut 2013/02/09(Sat) 02時頃
|
|
メアリーっ、
――――… あァ、 好き、だよ 。
[くちびるが触れていたのも、その笑みが見えたのも、きっととても短い時間のこと。 護ってくれたその人は、もう、振り向かなかった。]
(48) sakanoka 2013/02/09(Sat) 02時頃
|
|
[屈んでいた男は、床に膝をついたまま、ルーカスの前に立つメアリーの背を見上げる。 ここで止めようとすることあらば、それは彼女の意思を踏みにじるのと同じこと。故に、動いてはいけなかった。]
…………、
[そしてそれ故に、彼女を「生かす」ことができなかった。 ――まぁた見殺しにした。 そう、誰かがささやいた気がした。 けれどそれでも、動けぬまま。]
(49) sakanoka 2013/02/09(Sat) 02時半頃
|
|
――…痛みは、一瞬。 チクリとするだけ。
すぐに、終わる。 苦しむ事はない。
[甘く囁く声は常よりも僅かに優しくある。 メアリーのシャツのボタンを右手で外し その首筋を外気に晒す。 その手はそのまま彼女の左肩へと宛てがわれて 白く細い項に、男の吐息が触れる。 閉じられた少女の眸にその景色は映らない]
(50) helmut 2013/02/09(Sat) 02時半頃
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[メアリーの首筋、その柔い肌に鋭い牙が浅い傷を付ける。 己の体液に痛覚を鈍らせる働きがあると知ったのは 獲物を喰らう前、それを戯れに壊したいつか。 彼女に効果があるかは知れないが傷口を舌先でなぞり それをなすのは、ふたりが望んだからにほかならない]
メアリー、
[名を呼び囁くは眠りに誘う言葉。 おやすみ、と言い終えた口が大きく開く気配。 人の姿のまま、獣の爪が力任せに左胸へと穿たれる。 柔らかな肉を裂きかたい骨を押しのけて摘み取るは命そのもの]
(51) helmut 2013/02/09(Sat) 02時半頃
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[男の掌には体内にあった名残のまま脈打つ少女の鼓動。 色硝子よりも鮮やかで艶やかな赤が床を染めてゆく]
――…これで終い。 此処での、最後の食餌だ。 ミドル、――…好きなだけ食べると良い。 私は、後で頂く事にしよう。
[滋養に満ちた心の臓をミドルへと差し出す。 甘く芳しい血の匂いに満ちたその場で 獣たちの晩餐が、はじまる*]
(52) helmut 2013/02/09(Sat) 03時頃
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[男はメアリーから目を逸らさなかった。 竦んで逸らせなかった、という訳ではない。 少女の望みを、己の答えの結果を、逸らさずに受け入れるため。
後ろ姿からは、肌蹴られるシャツのボタンは見えない。開いた首筋も髪に紛れて見えにくい。 綺麗な髪。綺麗だと褒めた髪。その髪がふわり揺れて見えた。 其処には、首筋に傷を付け、それを舌でなぞる姿。
――あぁ。それも、何時かの少年に対してのものと似た。 けれども、この場で彼が少女を「見逃す」ということもない。]
………めあ、り、
[小さく呟いた名は、人の形した獣が発したそれと、重なる。]
(53) sakanoka 2013/02/09(Sat) 03時半頃
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っ、――――、
[瞑りそうになった目は、瞑りきらず、狭まるだけ。 その中に映るは、穿たれた左胸と、紅いあかい血の花のいろ。 握り取られたのは、紅い、あかい――、]
……………は、
[其処までを見届けて、男は俯く。 あかい花の香はあまりにも濃く、噎せ返る程。 これから食まれる少女の身体を見続けることは出来なかった。 それでも、全てが終わるまで、その場を離れようとはしなかった。]
(54) sakanoka 2013/02/09(Sat) 03時半頃
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花売り メアリーは、メモを貼った。
mizutama 2013/02/09(Sat) 03時半頃
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―――…あァ、メアリー。
居るんだろ、 此処、に。
[見えなくても、傍に居る。ずっと一緒に居る。 ――ただ、そう、信じて。**]
(55) sakanoka 2013/02/09(Sat) 03時半頃
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[サリスの視線が注がれるのは少女の方。 目をそらさぬ様を視界の片隅に捉えるが その時は何も言わず憔悴の色漂わせるのを感じる。
濃密な血の香りに誘われるように 命の色に染まる己の指先に舌を這わせる。 ぴちゃり、水音がその場所に響くが それよりも甘露の如きその血の味に酔いしれる]
――…、
[零れる吐息の甘さは遠い日、少年に向けた色にも似て]
(56) helmut 2013/02/09(Sat) 03時半頃
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露店巡り シーシャは、メモを貼った。
sakanoka 2013/02/09(Sat) 04時頃
メアリーは、シーシャに、毛布もって突撃。どーん。**
mizutama 2013/02/09(Sat) 04時半頃
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[少女の願いを。男の望みを耳に。
月明かりの下、目の前で繰り広げられる光景は、 まるでひとつの舞台ようにも、神聖な儀式にも思えた。
同胞である男の牙が、顕とされた白い肌に影を落として。 鈍い音と共に、床に開く赤の花。 魅入られるように散り散りに咲くそれらを見つめ。
差し出された臓腑に、足を前へと。]
(57) 緋灯 2013/02/09(Sat) 10時半頃
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[膝をつくサリス>>49は、傍を通る間も微動だにしないまま。 ちらと視線を落としたものの声をかける事はせず。
少女の命の名残を刻むそれを受け取れば、 まだ温かな心臓は、拍動を掌へと伝えていた。
血に濡れたそれにそっと口付ける。]
メアリーさん、ありがとうございます。 いただきますね。
[目蓋を閉じたままの少女は柔らかな表情をしていただろう。 最初の日にシチューを供してくれた時。 あの時かけた感謝と同じ音で告げ、
それが最後のひとつを刻み終えるより前にと、 命の証に牙をつきたてた。]
(58) 緋灯 2013/02/09(Sat) 10時半頃
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[零れる血が口元を、服を、腕を塗らしていく。 最早それに気を止めることはない。 手の内から溢れる血を少しでも零さぬよう啜った。
服を取り、新たな場所を裂く時も、 その手つきは丁寧だったか。
食餌が進めど、首より上に手をつける事はしない。 彼女の安らかな眠りの証を傷つけるのは躊躇われたから。]
ご馳走様でした。
[飢えを満たす目的よりも、 己の力の源として、糧とするための食餌は終わる。 終わった事をその一言で示し。]
(59) 緋灯 2013/02/09(Sat) 10時半頃
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夜が明けるより先にここを出ます。 あたしは、先に。
お二人は、どうぞご自由に。
[すでに新たな獲物は必要とはせず。 己の邪魔をしないのであれば、 サリスへ向ける意識は薄らいでいた。 そもそも彼について決めるのは、己ではなく同胞にある。
血に濡れた姿のまま、向かうはエントランス。 光を喪っている硝子を見つめ、しばし佇む。
誰も姿を現さなくとも。 この硝子に再び色が差す前に、行動を起こすだろう。]
(60) 緋灯 2013/02/09(Sat) 10時半頃
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花売り メアリーは、メモを貼った。
mizutama 2013/02/09(Sat) 13時頃
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[その時傍らを通り過ぎた気配>>58。その眼差しをほんの淡く感じるも、顔を上げることはなかった。 やがて耳にする感謝の辞は、何時かメアリーとふたりでシチューを振る舞った時を思い出させるものだった。]
――――…、
[目で見ずとも、血の滴が、裂かれる衣が、咀嚼の音が耳を突く。 胸の内に渦巻く重さは、やはり人の身であるが故。 それでもこの少女が肉を糧とし、かの男が血を味わうを。 其処には無駄などないのだ、とこの人間の男は想う。]
(61) sakanoka 2013/02/09(Sat) 19時頃
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[食餌の終わりを告げた後、先に出ていく旨を告げるミドル>>60。 「お二人」という言葉に、あかいこえの遣り取りはおそらく彼女にも聞こえていたのだろう、と思考は過る。 もはや対峙する意思も姿勢も無く、リヒトの前に膝をついたままのサリスは、去る者の姿を目で追うでもなく、]
……………、
[血濡れの娘に、最後に小さく別れの「こえ」を。]
(62) sakanoka 2013/02/09(Sat) 20時頃
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[斯うして部屋にふたり残されてから。 視線がふと向くのは、あかいいろ――少女の骸。 無残だと人はその有様を言うのだろうが、この男には解る。 その安らかな寝顔が傷つけられずに残されていることが。
――それでも、それはもうただの骸でしかない。 代わりに最後に見た微笑のような、眩しい、優しいような。 そんな漠然とした何かを、近くに感じていた。]
そういや。 お前の「秘密」、何だったンか、聞いて無かった。
[その声も>>-160、その思いも>>-159知ることは無く。ふとごちていた。]
(63) sakanoka 2013/02/09(Sat) 20時頃
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なァ、メアリー、
……いや、やっぱ、良いわ。
また「逢えた」時に、教えてくれ。
[それまでの間は、かの男の腕に寄り添い続けよう。 その腕から離れていった時、かの少女の手を――。 どの位先になるかも判らない、近くて遠い、約束。**]
(64) sakanoka 2013/02/09(Sat) 20時半頃
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花売り メアリーは、メモを貼った。
mizutama 2013/02/09(Sat) 21時頃
オスカーは、メアリーに照れた。
s_kisaragi 2013/02/09(Sat) 22時頃
露店巡り シーシャは、メモを貼った。
sakanoka 2013/02/09(Sat) 22時半頃
オスカーは、シーシャに向かってしっぽをぱたぱた振った(犬かw
s_kisaragi 2013/02/09(Sat) 22時半頃
オスカーは、ケイト体当たりをした(食われた恨みじゃないぞ〜w
s_kisaragi 2013/02/09(Sat) 22時半頃
ケイトは、オスカーをそのまま捕まえてもふもふぎゅうぎゅう
緋灯 2013/02/09(Sat) 22時半頃
オスカーは、ケイトにむぎゅうした。
s_kisaragi 2013/02/09(Sat) 22時半頃
シーシャは、オスカーのしっぽをそーーーーーっとさわってみた。どきどき
sakanoka 2013/02/09(Sat) 22時半頃
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[あたたかな命の源がミドルの手へと渡る。 狩りにおける戦利品ともいえる臓器を彼女に譲るのは 追ってきた彼女の獲物であると認識していたから]
――…。
[まるで食事に饗されたあの時のようだと思う。 じ、と翡翠の双眸は彼女の食餌を傍らで見る。 丁寧な所作で獲物の肉は彼女の口へと運ばれて ご馳走様の声が聞こえる頃には メアリーの横たわる亡骸は幾分軽くなっていた]
(65) helmut 2013/02/09(Sat) 23時頃
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[憔悴の色宿すサリスの双眸を見詰め 視線を絡める男が静かに腰を浮かす。 サリスとの距離を更に縮め対面に座し目の高さを同じくした]
――…死の恐怖に顔を歪ませながらも その目から零れた涙は朝露のように、綺麗なものだった。
生きたいと望むその声は何より心に響く。
[其れは切欠に過ぎぬと目の前に居る彼を映しながら思う]
(66) helmut 2013/02/09(Sat) 23時頃
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[己の望みを聴いたサリスの応えに 薄く濡れた翡翠の双眸が揺れて、微かな動揺をみせる。 次の瞬間には、取り繕われ張り付く余裕。 に、と、口の端をつり上げて満足げな笑みを浮かべる]
好きにするさ。
[さいごまでと彼は言うがリヒトは小さく頷くのみ。 共にある限り人間であるサリスには苦痛となるだろう未来。 気まぐれで残酷な獣の所業に彼の紡いだ約が いつまで効力を成すか知れず言葉にはならない]
(67) helmut 2013/02/09(Sat) 23時頃
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[メアリーへと向けられるサリスの声は聞かぬ振り。 何も思わぬような表情で其処に在るが 近く遠く思い馳せるサリスをじ、と見据えた後 徐にその顔を彼の襟首へと近づける]
別れは済んだか。
[確かめるような言葉を零したくちびるが 彼の首筋に執着の花を残して]
(68) helmut 2013/02/09(Sat) 23時頃
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夜が明ける前に――… 必要な荷があるなら準備を。
[サリスの耳朶に囁きかける声に揺らぎはない。 す、と身を引き男はメアリーの亡骸を抱き上げる。 彼女の部屋の寝台に、遺体を寝かせてシーツを掛ける。 備品である手巾で軽く拭うは食餌の名残。 ふ、と鏡台に目を遣れば見覚えのある品を見つけ拾い上げる]
(69) helmut 2013/02/09(Sat) 23時頃
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[居室へと戻り床に落とした荷を取り 少し考えてからサリスへと其れを渡した]
この牢獄から出る準備をする。 直ぐに戻るから此処から動かぬように。
[言い残して、その場を去ろうとするが 思い出したようにサリスへと差し出す拳]
嗚呼。
手を出せ。 ――…これはお前が持っていろ。
[彼の掌へとのせられるのはメアリーの髪飾り*]
(70) helmut 2013/02/09(Sat) 23時頃
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オスカーは、シーシャのそーっと伸びた手をつついた にやにや
s_kisaragi 2013/02/09(Sat) 23時頃
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[月が僅かに傾き、薄雲に翳る。 再び夜空にはっきりとその色浮かび上がる時、 そこに在ったのは完全なる獣の姿だった。]
――――る、ぅ
[かつてなく力が体内を巡る。 飢えないだけの食餌しかしてこなかった身は、 生まれて初めて人狼としての本分を発揮しようとしていた。 昂揚する気分に、喉を鳴らす声は歌うよう。
扉から距離を取り姿勢を低くする。 力を溜め込むように足を折り、顎をあげて、息を止め。]
(71) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
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――外へと続く扉を、ぶち破った。
(72) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
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[集会所の周りには、いくつかの篝火。 扉を破壊した獣の体毛は、その光を反射して赤く輝く。
『人狼だ!』 『撃ち殺せ!!』
自警団の男達が叫ぶ声が闇夜に飛び交う。 銃を構えた男が狙いを定めるより先に、 相手を着地点として跳躍した。
慌てて闇雲に撃った一撃は掠りもせずに、 獣は男の肩を押さえつけるように地面に押し倒す。]
(73) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
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ぅ、るガぁッ
[食いつかんばかりに至近距離で口を開き威嚇すれば、 男は情けなく細い悲鳴をあげて白目を剥いた。
情けない、と嘲笑は獣の姿では男達へは伝わらなかっただろう。
他の男が撃った一発が背を掠める。]
……仲間がいても撃つか。
[ぐる、と喉を低く鳴らし。 眼光をそちらへと向ければ、男達は怯んだか。]
(74) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
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[このまま、ここにいる男達を皆食い殺してやってもよかった。 その方が後の邪魔も入らず、 人狼の存在を知る者は少なくなる。
それでもしなかったのは、 先程の食餌の味をまだ忘れたくなかった故の気まぐれか。
あるいは、彼女の願いを叶えてみたくなったからか。]
(75) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
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[男を踏み台に、闇の奥へと。
人の足で追い縋るなど無謀というかの如く、 迅く、迅く、夜を駆ける。
月明かりを浴びて本来の姿のまま、自由に。 鳴る銃声は徐々に遠く。
――― オォォ、ン
遠吠えを、ひとつ。 それは弔いか、別れか。
そして、獣の姿は闇に溶けた。]
(76) 緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
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オスカーは、ルーカスのかぶっている帽子をこっそり奪った(シリアスなムードを壊すやつw
s_kisaragi 2013/02/09(Sat) 23時頃
ケイトは、メアリーをなでなでした。
緋灯 2013/02/09(Sat) 23時頃
メアリーは、ケイトの事をもふもふぎゅうううぅっ
mizutama 2013/02/09(Sat) 23時頃
オスカーは、ルーカスの帽子を被ってみた・・・しかし似合わなかった(ww
s_kisaragi 2013/02/09(Sat) 23時頃
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[――あぁやっぱり。実に意地悪だ。清々しい程の悪趣味だ。 そのこえ>>*34を聞いた時には、そう呟きかけた。 呟きかけて――その時、距離が詰まる。見上げていた翡翠が、おなじ高さになる。 続けられた声>>66に、見詰め合わす目を瞬かせた。]
…………綺麗なこと、言いやがって。
[どちらの言葉も冗談には思えなかった。 小さく掠れた声には、震えもまた混じる。]
(77) sakanoka 2013/02/10(Sun) 00時半頃
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[じっと翡翠を見詰めていたから、その揺れ>>67に気づいた。 けれど直ぐに其処に、余裕めいた笑みが戻ってきたから。 何も言わず、ただ判り易く目を逸らしてみせた。
ただ小さく頷いた程度の人狼が、どの程度己の言葉を信じたかは判らない。けれど、その心を此処で二度は言わなかった。 言わぬまま、目を離す。]
(78) sakanoka 2013/02/10(Sun) 00時半頃
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[心向かわす先は、姿の見えない、声も聞こえない、触れられない、けれど傍に居る筈のひと。 呼び掛ける声は人間のそれ。 だから、それはかの男にも、聞こえていた。]
いいや。 あの子と別れた心算なんざ、無ェ …――っ、
[近づく顔に、ほんの僅かに面を逸らして傾けて。 言葉の末尾を言い切る前に、首筋に熱いものが触れる。 小さく息を呑み――ただ其処に痛みと痕を残されただけ。 鏡台で映し見てみればきっと、まるで所有印でも付けられたように見えてしまうのだろう。 けれどそれも今は見ることなく。耳元の囁きに、また瞬き――。]
大丈夫。この身一つで十分さね。
(79) sakanoka 2013/02/10(Sun) 00時半頃
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[だから、この両腕は彼の荷を抱えられる。 そしてその分、彼の腕を自由にできる。
実際に、幾許かしてから彼の荷を預かった。 脱出の準備をと、動かぬようにと告げるリヒトに、小さく頷いたところで、ふいに掌に乗せられたもの。 それは、とてもよく見覚えのある品。]
………これ、
[あの子の髪に咲いていた飾りを、手渡された。 瞠目しつつそれを見下ろし、それからリヒトの顔を見上げた。 暫し見詰めた後――髪飾りを持つ掌を、固く握りしめる。]
(80) sakanoka 2013/02/10(Sun) 00時半頃
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――――…ありがと。
じゃあ、行ってら。リヒト。気ィつけて、な。 ……此処でちゃんと待ってる、から。
[準備に向かうという彼を見送りながら。 漸く、微かに笑うことができた。]
(81) sakanoka 2013/02/10(Sun) 00時半頃
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[先に出て行った筈のミドルのことを、去り際の声>>*35を思いながら、思う。 叶う縁かは判らないが、それでも確かに希望を含ませたこえ。]
―――…扉、が、
[破れたような。けたたましい音が響く>>72。 やがて怒声が、銃声が、遠く微かに夜の空気を震わす。 ――遠く、遠く。けれど確かに、吼える声が伝い届く。]
(82) sakanoka 2013/02/10(Sun) 00時半頃
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[意地悪い聲は建前。 サリスにのみ囁くひとの声は本音。 冗談の混ざらぬ本気の言葉]
――…綺麗なこと、か。 甘い言葉に騙されて 赤い頭巾の少女のように喰われてしまわぬようにな。
[お伽噺を持ちだすはポーカーフェイスを保つため、だが 其れもままらぬようでいつしか滅多に人に見せる事のない やわらかな笑みがそのかんばせに浮かぶ]
(83) helmut 2013/02/10(Sun) 01時頃
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オスカーは、ルーカスを慰める振りをした。
s_kisaragi 2013/02/10(Sun) 01時頃
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[広間に火をつけ小火を起こし 自警団の注意をそらそうと思っていたが 男が動くより先に、俄に騒がしくなる、外。 ある程度火に包まれてしまえば人狼の存在も有耶無耶に。 そんな事を思ってはいたが同胞が動いたであればそれにのるまで]
――…これなら準備も必要ないか。
[微かな苦笑を零して。 男は己の外套をサリスの肩に掛けた]
(84) helmut 2013/02/10(Sun) 01時頃
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風避けに。 無いよりはマシだろう。
[袖を通すようサリスに促す。 荷の少ない彼に黒檀の杖とホレーショ―の本を預けて 男は寝台にあったシーツの両端をきつく結び大きな輪を作る]
折角見送りの言葉を貰ったが――… 待たせる必要はなくなった。 お前をひとり、不安にさせる心配もない。 その言葉と心遣いは有り難くうけとっておこう。
[髪飾りに対しての感謝にはふ、と似た笑みを返し 居室の窓をあける。 未だ冷たい風が屋内に吹き込んで傍らのカーテンが揺れた]
(85) helmut 2013/02/10(Sun) 01時頃
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[月明かりに照らされる男のシルエット。 ピンと立つ両耳にすっと伸びた鼻先、 風にそよぐ金糸の毛並みが光を弾く。 人狼と呼ばれる姿を経て、変じる先は四足の大きな獣。 山奥に住まうだろう狼と似た形ではあるが 一対一では人間は一溜りもないであろう、巨躯で違うと知れる]
背に乗るが良い。 人の足では追手を振り切るは難しいだろう?
[金色の獣は微かに頸を傾げサリスを促す。 先ほど作った布製の輪を咥え、頸に掛けてるは手綱代わり。 彼が背に跨れば其れを握らせ]
振り落とされぬよう確り捕まっておけ。
(86) helmut 2013/02/10(Sun) 03時頃
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[獣の姿で人の言葉を操る化け物は 人間であるサリスを背に負い窓枠を飛び越える。 しなやかな金の尾が余裕と言わんばかりにゆらり揺れた]
それにしても正面突破とは――… 歳のわりに豪胆な娘だ。
[揶揄るかの如き声漏らし、喉を鳴らす]
この町の景色も――… 暫くは拝めぬかもしれぬ。
[感傷的にも取れる言葉に感情の色は薄い]
(87) helmut 2013/02/10(Sun) 03時頃
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[人狼が逃げた、と。 その知らせは朝になれば町中に知れ渡るだろう。 集会所に集められた者の名も 処刑された者の名も人狼の牙に掛かった者の名も。
行方知れずとして処理された者は三名。 人狼容疑ははれぬまま容疑者としてその町には名が残る]
(88) helmut 2013/02/10(Sun) 03時頃
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[小さな山の上にぽつりと建つ集会所。 色とりどりの硝子細工が朝陽を受けきらめく頃には 金色の獣と人の子の姿は森を抜け 町とは反対の山の麓へと落ち延びる]
――…怪我は無いか?
[障害を跳躍し、道ならぬ道を駆け抜けた獣の息は微かにあがる。 それでも背に向けた案じる声は常のような余裕を滲ませ ゆらり、ゆらりと金の尾を何処か愉しげに、揺らし尋ねる**]
(89) helmut 2013/02/10(Sun) 03時頃
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[人狼が集会所の包囲を突破した数刻後。 集会所には検分する自衛団員たちと野次馬の姿がある。 その中には集められた者の関係者の姿も見られた。 テッドの名を呼ぶのは彼が遊びに行く約束をしていた者だろうか。 仔細を知る為に、集められた者の無実を訴える為に。 柔らかな金糸を編み込んだ身なりの良い日傘の女性もそのひとり。 ルーカスと言う貿易商と同じ色の眸持つ女は 自警団から事件の一端を聞けば目眩に足元をふらつかせる。 地面に落ちるは純白の日傘。
兄が人狼だなんて。 そんなはずはない。
慌てて支える使用人が彼女をグロリアさまと呼んだ。 グロリアは自警団の言葉を拒絶するように頸を横に振る。 其れは何かの間違いだと強く強く訴えた]
(90) helmut 2013/02/10(Sun) 17時頃
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[其処に集まる面々に事の真相は知れない。 闇に包まれた真相を知るは生き残った三名と 其処で事の全てを見続けた罪なき魂のみ――**]
(91) helmut 2013/02/10(Sun) 17時頃
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シーシャは、それではふたたび、りせき!**
sakanoka 2013/02/10(Sun) 21時頃
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[世に広く知られるお伽話を持ち出して語るリヒト。 感情の滲んで見えないその顔が、ふとそのいろに変わる。 それは今まで知る限り、おそらく、初めて見るいろだった。]
オレ、馬鹿だから、喰われちまうかも。
[小さく声を震わせたまま。 この時はただ、そう返しただけだった。]
(92) sakanoka 2013/02/11(Mon) 00時頃
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[やがてミドルが事を起こし、此方にもそれが伝わった頃。 肩に外套を掛けられ一度瞬くも、直ぐに袖を通していく。 やがて預けられたのは、彼が常に持っていた黒檀の杖と、掌程の大きさのぼろぼろの本。]
ん、………ちゃんと、預ったさ。
[逃亡の折の荷というには、余分と言う人も居るのかもしれない。 それでも此処で持っていくということ。そして、己にそれが手渡された意味。 ――外套の前ごと掻き抱くように、右腕で確りと抱えた。]
その、ちと。 不安っつか、……… 心細かった、っつか。
[向けられた笑みに、掻き消えそうな程の声で吐きながら。]
(93) sakanoka 2013/02/11(Mon) 00時頃
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[硝子窓は開け放たれ、その夜風に金糸が揺れるのが見えた。 そう、目の前にあらわれるのは、お伽話が語る人狼のかたち。 そして――大きな躰の、月明かりにも似た毛並みの狼。]
あァ、 ―――…綺麗、だな。
[あの時の記憶は、死を迫られた恐怖に満ちていた筈なのに。 今見るそのすがたは、何処か、懐かしく見えるものだった。 ともすれば見惚れてしまうその獣に、促され、はっとして]
って……えェと、それでそのシーツの訳、ってことか。 じゃあ、背中、有難く借りるわ。
[圧倒する程の力で組み敷いてきた獣の躰。 今度はその背に跨るというのも、少し不思議な心地がしたもので――。 手の内の髪飾りと銀のクロスは振り落とされぬように、黒衣の内ポケットの中に。 それから促された通りに背に乗り、「手綱」を左腕に絡ませ、握り締めた。]
(94) sakanoka 2013/02/11(Mon) 00時頃
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[人の子を乗せた獣が、跳躍する。 上着の上から羽織る外套が、闇夜の冷たさを遮ってくれる。 頬や髪を掠める夜風は何処か心地良く。 暗さの中でも輝きを持って見える金色が、まるで踊る月そのもののように感じられた。]
(95) sakanoka 2013/02/11(Mon) 00時頃
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[やがて夜明けが訪れたその森の中で。 狼の背に身を預けたかつての少年は、少しだけ眠たげに口を開いた。]
あの海も。綺麗な硝子も。屋台のお客さんたちも。 もう見れねェって思うとあれだけどよ。
ま、遠く離れりゃどこでも、商売はやってける、さ。 ――…ミドルとも、何時か、何処かで。
[巡り合い、約を果たせれば好いな、と。 豪胆な手段に出た彼女のこと。きっと、強く生き抜いてくれていると信じて。]
(96) sakanoka 2013/02/11(Mon) 00時頃
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[怪我のことを問われたサリスは、背に乗ったままぱちりと瞬く。]
特には、あァ、いや。 …………ちと、首、痛む、わ。
あんたにキスされた所為、で。
[大分間を開けて、付け加える。 口を窄めながら低くごちて、それから、小さく楽しげに笑って見せた。]
(97) sakanoka 2013/02/11(Mon) 00時頃
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[朝日に照る金糸の、リヒトの首筋を緩く撫ぜる。 余裕も愉しげな様子も感じてはいたけれど、此処まで駆けぬいた獣の息遣いは、間近に感じていたから。 どこか夢でも見るように、ふと、言葉を紡ぐ。]
あとさ。あン時、あァ言ったけどよ。 やっぱ……喰われるンは勘弁。
だってさ。猟師が撃ち殺しにやって来ても。 赤い頭巾のガキは、腹ン中からじゃ、狼を護れねェだろ。
[あの時の彼の言に合わせて語るお伽話の続き。]
(98) sakanoka 2013/02/11(Mon) 00時頃
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ニンゲンが人狼を護るなんざ言ったら、笑われるかも知れねェけど。
[かのうつくしい獣のことを「人狼サマ」とは呼ばなかった。 もう、畏怖や怯えから彼の傍に居る訳ではなかったから。]
オレの、サリスの命尽きるその日まで。 あんたのこと、傍で護らせて…――なァ、リヒト。
[そのためならば、何処でだって生き抜いてみせる。 どんな海の向こうでも。どんな地の最果てでも。 見えずとも見守っててくれる人と。今目に見える、この獣と。共に。**]
(99) sakanoka 2013/02/11(Mon) 00時頃
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シーシャは、メアリーとリヒトををぎゅううううう
sakanoka 2013/02/11(Mon) 00時頃
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