236 【誰歓】 悪魔の月の嗤う夜 【特殊騒動】
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人
狼
墓
少
霊
全
ヘクターに4人が投票した。
チャールズに1人が投票した。
ヘクターは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
メルヤが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、オーレリア、トレイル、チャールズの3名。
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[窓硝子の割られた空き家、いつかの犠牲者>>0:94が住んでいた場所。 慣れた様子で忍び込み、我が物のように夜を過ごす男が一人。]
……はぁ
[腹部の傷を再び開き、血を流した青い顔で憂鬱そうに埃を被ったソファーに横たわる。 今夜も掴むことは、ならず。]
[悪魔憑きでない上に気に食わないその気配が既に死んだものだとは、まだ知らない*]
(0) 2015/08/27(Thu) 01時頃
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――……ので、私は、違うのですよ。 色々と、問題が……彼は黒魔術を、ええ、抵抗されたので。
[或いは、言い訳のように思われたかもしれない。 それでも、オーレリアには、好き好んで殺したわけではないとは、判ってもらいたかった。
他、その場には、同じように協力を頼んでいたメルヤもいたが――注意が偏ったのは、致し方ないだろうか]
(1) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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――路地――
教義に反する――黒魔術。 彼は、抵抗したのですか。したの、ですよね。
[そうでなければ殺さなかったのだろう。 肯定を求めて確認を重ねる。そうすれば、抵抗された、と返ってきた。 それを、よかったと思ってしまうのは悪手だが、今は悪魔でない男の死を、そう捉えて自分の中で揉み消す他、なかった。]
……彼は、どうするのですか。
[教会が対処をすると言っても、このままここに捨て置くわけにもいかないだろう。 隠すためにも運び出すというのなら、少し路地から出してもらえれば、力仕事の要ラスタバンが控えている。 力は必要かと、チャールズに目線で問うた。]
(2) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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……ああ、ええ。 大した傷ではありませんが――……、
[利き腕と、背中と。蛇に抉られた傷痕を、見せて]
……町外れの教会に連絡すれば、半刻もすれば。 それまでは、ここを維持する必要はありますが……、
……うん?
[オーレリアの視線に、少し、首を傾げて]
ああ、無論……諸々と早く片付けられるなら、越したことはないのですが。
(3) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
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あちらに、ラスタバンを控えさせていますので。 後々換えを頂けるなら、荷にシーツも入れています。
[ひどく淡々と、話を運ぶ。 教会の名のもとに、犠牲者を弔う。正しいことをしている、正義の名のもとに行動している、そう自分に言い聞かせながら、他の思考を排除していた。 メルヤにその姿が、どう映ったのかまでは、わからない。]
――……、
[最期まで、名前を聞くことも出来なかった。 死する姿を間近にした今では、それが幸か不幸かすら、わからなくなりつつある。]
(4) 2015/08/27(Thu) 02時頃
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[翌朝訪れたのは黄金の林檎亭。朝食やら出発やらで混み合う一階を進む黒い姿。 包帯を替えずに使用しているせいで服まで血が汚していたが、それは外套の下だ。]
ヘクターさんはまだいらっしゃりますか?
[亭主に尋ねたのは嫌っている筈の男の所在、返った返答に目を見開き言葉を失った。 その姿を目に止めたものは、いただろうか?**]
(5) 2015/08/27(Thu) 02時頃
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[男の遺体の扱いについて、チャールズや他の教会関係者から指示があれば、機械人形のように請われるまま動いた。 メルヤはその間どうしていたか、少なくとも宿に帰るその時までは、側に。 傾ぎ始めた陽に、どれくらい広場で人探しをしていたのかを思い知らされる。 悪魔付きを探さなくては。こんな犠牲を、もう他に出す訳にはいかないのだ。]
金髪の、男の、目撃者、を。
[宿に帰る道すがら、行き先を竜に任せたまま、呪文のように口の中でぶつぶつと唱える。衝撃に揺らぐ心の拠り所だった。 もう、今夜にもその姿を探すのは、無意味になるとも知らぬまま。]
(6) 2015/08/27(Thu) 02時半頃
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――夜:厩で――
[夢を見ていた。 夢を見ていたのだと思う。 夢の中で、ラスタバンがぐるぐると唸る。午後に聞いた警戒の唸り声よりももっと低く、深く、より強い敵意を持った声だ。 その声に、何事かと目覚めて身体を起こす。 闇の中で金色の双眸が輝いた。
名前を呼ぶ、声がした。]
(7) 2015/08/27(Thu) 04時頃
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[ざらつくような声は、しかして聞き覚えのある女性の響き。 返事をひとつ、吸い込まれるような感覚でふらりと立ち上がり、一歩、一歩。 こんな夜更けにどうしたのかと問うより前に、両肩を掴まれる。 夜目が効かずに、彼女は苦しんでいるのだと、倒れそうな身体を押し留めて縋り付いているのだと思い込んだ。 抵抗どころか、非力ながらにぐいと抱き寄せ支えてやる。 彼女の――メルヤの力が、抜けていく。 安堵したのか、それとも気を失ったのか、ともかくもラスタバンの傍へ、と踏み出した瞬間。]
っ、
[喉が引きつった。 干し草と飼葉の上に崩れ落ちた身体。それぞれの傷口からじとりと赤黒いものが滲み至るところに巻かれた包帯を染める一連の流れが、段々と暗さに慣れてきた目に映る。]
(8) 2015/08/27(Thu) 04時頃
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[これは夢だ。 こんな風に突然人が亡くなるなんて、悪い夢にも程がある。 目を逸らし唇をきつくきつく噛み締める。 ――どくん、と、心臓が一度大きく跳ねた。]
(9) 2015/08/27(Thu) 04時頃
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――翌朝:厩――
[*絹を割く悲鳴*]
(10) 2015/08/27(Thu) 04時頃
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オーレリアは、ラスタバンの鎖を外すと、街中へ一目散駆ける*
2015/08/27(Thu) 04時頃
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戻っていない、って……
[それはどういうことなのか、分かっていても受け入れ難く、けれど此処にこれ以上いてもどうしようもなかった。 ふらふらと扉へ向かい、朝の冷えた空気を再び浴びた時、聞こえたのは>>10]
(11) 2015/08/27(Thu) 08時頃
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っ、……!
[駆け付けたのは厩、あれはオーレリアのものと思ったのだがそこに彼女もラスタバンもおらず 代わりにそこはあるべきじゃない色に染まり、そして>>8 一先ずは宿の人間に知らせる為、足は再び黄金の林檎亭の中へと戻ろうと動く**]
(12) 2015/08/27(Thu) 08時頃
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[実のところ、自分でも何故逃げ出したのかよくわからない。 ラスタバンの駆け足は地を揺らす。どこにいるかを知らせるようなもので、逃げても意味は成さない。 それでも逃げたのは、何故だろう。 遺体と一晩過ごした事実から目を逸らしたかったのか。 とにかく遺体から離れたい一心だったのか。 夜中に悪魔と二人きり、悪魔付きだとなじられるのを恐れたのか。
そのどれでもないのかもしれないし、その全てかもしれない。]
ラスタバン……!
[竜の背の上、抱きつくようにぎゅうと身を寄せた。]
(13) 2015/08/27(Thu) 19時頃
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[街外れの墓地まで来て、その静けさに足を止める。 心臓がうるさい。緊張でも、恐怖でもなく、自分の意志の外側で、どくん、どくん、と鳴っていた。 まるで、心臓が自分の中にもう一つあるみたいに。
止まない、鼓動。それは衝動に似ている**]
(14) 2015/08/27(Thu) 19時半頃
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―黄金の林檎亭―
……、眠りすぎましたかね。
[――昨日は、随分と楽しめた。が、消耗したのも確かだった。
真っ向からの命のやり取りは、精神と肉体を限界まで緊張させる。 メルヤとオーレリアを宿に帰し、教会の人間に死体の調査と始末を命じ、宿に戻ったときには夜も更ける頃だった。
衣服を改め、水差しに手を伸ばしたところで、それ>>10が響いた]
(15) 2015/08/27(Thu) 21時頃
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……朝から乙女の悲鳴、ですか。 どうも、朝食は諦めたほうが良さそうですね。
[それでも、身なりと装備だけは整えて、階下に下りていく]
――何があったのですかね?
[同じように顔を出している、そのあたりの宿泊客に訊ねるも、みな一様に首を振る。 一階まで降りれば、或いは、駆け込んできた青年>>12から事情を訊けるだろうか]
(16) 2015/08/27(Thu) 21時頃
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[チャールズが降りてきた>>16時には 宿の亭主と共に厩の惨状について深刻な表情で話していたことだろう。]
……何にしろ、メルヤさんの遺体は厩にそのままには出来ませんね。 私は、彼女を、オーレリアさんを探しに行こうと思います。
……おや。 おはようございます。爽やかな朝にはなりませんでしたねぇ。
[そこで視線を動かして、彼の存在に気付いて肩を竦めた]
(17) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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[望まれればもう一度順を追ってチャールズに話をする。 血で汚れた厩、そこに転がるメルヤの遺体、姿の無い竜とその主人。只見てきたものをそのままに。]
何にしろ、彼女から事情を聞かないといけませんから。私は探しに出ようと思いますが……
[あなたはどうするのか、そう問い掛けるように向ける視線*]
(18) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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[――厩、遺体。それだけ聞こえれば、十分だった。
宿泊客らのざわめきを割って、厩舎に向かおうとしたところで]
……?
[挨拶を向けられて、応答までに僅かに間が空いた。 その青年が誰だったかと認識するには、記憶の書庫を幾らか探る必要があった]
……、そのようですね。
[確か、階段で腰を抜かしていた――そう思い至れば、取るに足らない相手と無視しようとしたが]
……ふむ?
[が、どうも――第一発見者は、彼であるらしい。状況を聞いてみれば、軽く首を傾げて]
(19) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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探しに出る、とは言いますが――しかし、思うに。 官憲や教会は、貴方にも事情を聞きたくなると思いますがね。 何しろ、遺体を真っ先に発見した人物なのですからね。
[無論、自分も興味はあるところではあるが]
(20) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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[そこで、ふと思案して]
しかし、今しがた起きたばかりの変事とあれば、惜しむべきは時。 幸いにして、私も教会の人間ですからね。 あなたに同行して、道すがら、話を聞かせていただく――というのはどうでしょうかね。
馬を借りるに厩に行きますから、現場も見られるでしょうしね。
[どうだろうかと、提案をする]
(21) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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――墓地――
[朝の冷たい風の吹く、人の姿なき墓地。 霧めいた朝露に墓石が濡れる。 翡翠の竜の陰で、今までついぞ取り出すことのなかった護身用の短剣を手にして、女は刀身をじっと眺めていた。]
(22) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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これがただの殺人事件だと確信出来るなら喜んでそうしましょう、神父サマ。
[眉を寄せ、口許が歪む。 冗談じゃない、そんな奴等と話をするなんて>>20。第一それが何になるというのだ。 話しかけたのは無駄だったか、と彼を置いて外へ向かおうとしたが]
……なるほど。
良いでしょう。私としても貴方がいて下さったほうが頼もしい。
[無意識に腹部を手で抑える。 そう、場合によっては……ならば同行者は必要だろう。教会の人間と行動を共にするなど気にくわないが、先程言われたことと比べればマシなのだし。 提案に頷き、一緒に厩へ向かうことにしよう。]
(23) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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ただの殺人事件なら、私の気苦労もひとつ減るのですがね。
[鼻を鳴らしながら、厩に向かって]
ふむ――なるほど。
[昨日、会話していたメルヤの遺骸を、平然と見下ろして]
……ここで殺されたにしては、出血が随分と少ない。
[メルヤの身体の下。赤黒く、まだじとりと湿る飼葉に、指先を伸ばして。 溢れ出したというより、滲んだ程度>>8だろう。この辺りは、元傭兵である。的確に推測して]
……まあ、確かに、彼女に事情を訊ねる必要がありそうです。
[後ろからついてきていた宿の主に、教会への連絡を指示して、馬を借りると告げ]
(24) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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――ところで、君は馬に乗れるのですか?
[と、青年を肩越しに見遣って、そう訊ねた。 疾駆する馬の背に乗るのは、荷車を引く馬の御者台に座るのとは、また訳が違う。 自分で手綱を持てないなら、この際だ、後ろに乗せてやるつもりだったが]
(25) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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[厩には、シーツを置き去りにしてきてしまった。 出る意思を固めて厩を出たのでないことは明白だ。 逃げたとて、目立ちすぎる出で立ちの連れを標に、誰かがここを訪れるだろう。 事情を聞かれて、何を答えればいいか。時は近く。]
(26) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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へぇ…
[そんなことまで分かるのか>>24と感心の声が漏れた。初めて彼を見た時のことを思い出す、やはりただの善人気取りではないらしい。]
あ、いえ……乗れません。 私は、後から歩いていきましょうか。
[問い掛け>>25にはその事を考えていなかったことに気付いて目を丸くした後、頭を横に 親代わりのような大人は短い人生の中何人かいたが、乗馬を教えてはもらえなかった。 竜を離れていない限り姿は目立つ筈だから、徒歩でもいずれは見つけられるだろうが後手には回ることになるか]
(27) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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[適当な馬を選んで、引き出して]
急ぎたければ、後ろに乗りなさい。 舌を噛まないようにだけ気をつけて、しがみ付いていればあっという間ですよ。
竜連れでは、聞き込めば行き先も知れるでしょうが、聞き込みには人が要りますからね。
[青年が応じたかどうか。いずれにせよ、朝の街を蹄が叩く音が響くだろう]
(28) 2015/08/27(Thu) 23時頃
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―墓地―
[――行き先を得るのには、さしたる苦労はなかった。 探すべき相手は、物理的にも大きすぎたし、朝方の街中では与える印象も大きすぎた。 その結果が、街の端、この墓地であった。その端に馬を繋ぎ、湿った土に降り立った。 青年が同行していれば、降りる手伝いくらいはしてやったろうか]
……、墓場ですか。どうも、雰囲気がありすぎますね。
[真夜中でなく、朝方なのが救いか。そんなことを、呟いて]
(29) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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あ、ありがとうございます……
[確かにそう、言う通りではあって>>28乗せてくれるというなら断る理由はないと、礼を口にし。 チャールズの後ろに乗り、しがみついて、二人の男と一頭は早朝の街を駆けることとなる。]
(30) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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[声が聞こえて、身を竦めた。 何にそんなに怯えているのか、自分で自分が理解できない。 声を殺したままいるが、大きな翡翠が居場所をありありと伝えていた。
何かを聞かれるまで、口は開かない。]
(31) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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ええ、本当に。……どうしてこんなところに。
[そうして辿り着いたのが町外れの墓地、助けられ>>29降り立った。 澄んだ朝方の空気が此処ではより冷えた嫌なものに感じられ、落ち着きなく見渡し乾いた唇から言葉が零れた 誰も信じないつもりでいても、昨日まで確かにただの人間であった女に対して疑惑を持ってしまうのは快いものではない。]
……そこに、いるのですか。
[巡る視線が一点で止まる 隠れるには彼女の相棒はあまりにも大きすぎたのだ>>31]
(32) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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[――朝霧のなかでも、その居場所は明白だった。 皮肉なものだ。彼女が信頼する友人の姿が、彼女の居場所を白日の下に曝す]
――……、ミス・オーレリア?
[皮肉といえば、これもそうだ。 どこの姫君かとも見紛う乙女を、怪死事件の参考人として探さねばならないとは]
(33) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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……、はい。
[一度、二度、呼吸を整えてから、呼び声に肯定の返事をする。 視線は未だ短剣の刀身から離れず、動くこともせず。]
わたくしを、探しにいらしたんですね。
[今の自分の置かれた状況くらいは、理解していた。]
(34) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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……まあ、そういうことになります。
[頷いて]
有体に申し上げると、貴女の立場は、あまり宜しくはありませんね。 何しろ、貴女が寝起きしていた場所に死体が転がっていて、当の貴女はその場から去っていった。
[ひとまずは、事実だけを述べた]
(35) 2015/08/27(Thu) 23時半頃
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ただ――貴女が下手人かというと。 あの場で殺ったにしては出血が少な過ぎるし――貴方には頼りになる友人がいる。 その力を借りれば、死体ひとつくらい跡形もなく消せそうですからね。
[だから、疑問なのだ。何故逃げたのかが]
(36) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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……そうでしょうね。
[述べられた事実は、何の間違いもない。そのままその通りだった。 だから、肯定する。]
朝、目覚めたら、彼女が。 ……こわ、くて、
[声が震えた。震えを隠そうと、口を噤む。 怖い、とは言ったものの。それが本心かどうか、自分自身のことなのに測りかねる。]
(37) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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ええ。聞きたいことがいくつもありまして、…ね。
……“いつから”ですか? ヘクターを殺したのも、あなたなのか。
[ゆっくりとオーレリアへ歩み寄っていく。 事実だけを述べたチャールズと反して率直な問いを投げたのは反応を見る為でもあり、柔らかな物腰を繕おうと本質は教養の無いこそ泥だからとも言える。 昨夜は戻らなかったとしか聞いていない。だが、あの男は悪魔について関心を持っていた。 いつどこで、とは分からなくともその死は察している。……それが同行した男の行いとは考えもしていないが。]
怖い、そうでしょうね。 …本当にそうならですけど。
[声を震わせる様子>>37を見下ろし呟いた]
(38) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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――それは、ええ、そうでしょう。
[震える女>>37に、つい同情的になるのは、致し方ないだろうが。
前に出た青年から発される言葉に、眉根を寄せる。どういうつもりだろうか]
ああ――君の問いのひとつには、私が答えられる。
[ヘクター。この街の教会に調べさせて、その名くらいは知れている]
――かれを殺したのは私だ。 異端の咎でね――かれは異端の術で、私を襲った。
[これはまた、事実だけを述べて、反応を伺った]
(39) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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っ……! ――いいえ。
[いつから、というのは何を問われているのか不明瞭だったが、ヘクターを殺したのは、と続けば、それは否定できた。 自分は殺しは、していない。ヘクターという男の名に覚えはなかったが、誰一人として殺さないのだから、否定できた。 続くチャールズの発言にようやく話が繋がる。トイは昨日同行しなかったから、知り得なかったのだろう。 教会の隠匿がそれだけ緻密ということか。
トイの言葉は曖昧で、要領を得ない。わざと暈しているのだとはわかるが、正確な答えを持たない身は、言いあぐねて男を揺れる琥珀で見上げた。]
(40) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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……だが、君は何故、それを?
[疑問を、青年にぶつける]
あの男が"殺された"ということを知るのは――教会の人間を除けば、あの場に居合わせた者だけ。 そのうち生きているのは、一人だけのはずなのですがね。
[銀髪の乙女に一瞬だけ視線をやって、首を傾げる]
(41) 2015/08/28(Fri) 00時頃
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……お前
[思いもしなかったところから>>39答えが返る。オーレリアから視線を外して目を丸くし彼を見つめた後、表情を歪めた あの男のことが気に食わなかった、久々の仕事の失敗も弱味を握られたこともとても悔しくて。 それでも見逃されたことに恩を感じていたのは事実だった。生きていれば、信用出来る存在になる筈だった。]
教会ってヤツは本当にろくなことをしないな、最悪だよ。 襲われた?そうされるだけの理由があんたにあったんじゃないのか?
[よく分かっていない様子のオーレリアより彼へと意識が向かう。ふつふつと沸き上がる感情が冷静さを失わせていく。 向き直り睨みつけて低く罵った。]
(42) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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あいつは昨日宿に戻っていない。
[死が明らかにならずとも、荷を置く宿へ戻らなければそれは当然気付かれることだ。 だが、そう、確かに殺されたなどとは聞いていない。]
…だから、殺されたと思った。
[不味い言い方をしたと思えば自然声が小さくなる]
(43) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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……ふむ?
[向き直った青年の罵倒を受けて、相好を崩す]
もし、君の言うように、私に襲われる理由があったとしよう。 だとしても、他人を剣で害そうとした者が、剣によって斃れた。ただそれだけだろう。 それは、彼我の力量の差を見抜けなかった彼の自業自得で、私にとってはただの自衛だよ。
それとも、襲われる理由がある人間は、無抵抗で殺されねばいけないとでも言うつもりかな?
――だが、だとすると、どうなる? 金を持っていそうだとか、ただ女だからだとか、そういう理由で人を襲う輩を返り討ちにしても、君は責めるのかな?
(44) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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――ハッ、これは!
[青年の答え>>43に、ぽんと、己の太股を叩いた]
宿に一晩戻らなければ、殺された――か。 彼のような風体の男なら、一晩中飲み明かすとか、娼婦を買いにいったということもあるだろうに。
[視線を、青年の方に据えて]
――やはり、君にも事情を聞く必要はあるようですね。
(45) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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……これだから聖職者様は嫌いなんだ
[唇を噛んで言い捨てた言葉は相手>>44へ敗北を認めたようなもの その場を見たわけじゃない。実際何が始まりで二人が刃を交えることになったかなど知らない。 そして、これ以上言い返せるだけの知性を持ってもいなかった。]
っ、街がこんな状況で呑気に一晩中出歩くようなバカには見えなかったがね。 おお、怖い怖い……私をどうするおつもりで?
[事情を聞く>>45それが穏便なものに思えないのは恐らく気のせいではない 悪寒が背筋を走れば数歩後退りし距離を離す、警戒し視線はチャールズから外さないまま]
(46) 2015/08/28(Fri) 00時半頃
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――逆に訊ねるが、君は彼女をどうするつもりだったのかね?
[と、銀糸の淑女に視線をやって]
と、まあ――それが答えになる。 必要なことは、話してもらうとも。
(47) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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――教会の事情聴取は物理的でしてね。
[場合によっては、それは、拷問という形をとるかもしれないが――それが伝統的手段である]
(48) 2015/08/28(Fri) 01時頃
|
|
[二人の視線が互いに噛み合い出したことで、細く息を吐く。 短剣を握っている手は力が入りすぎて白くなっていた。
心の中にあるのは、ひとつ。 半ば確信はしていて、誰かに肯定してほしいひとつ。 けれどそうでなければいいとも思う、ひとつ。
口にする勇気は出ないまま、再び向いた視線>>47を見返した。]
(49) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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|
あんたらと一緒にすんなよ。 話を聞こうとしただけさ。
[その結果によっては刃を振るったことだろう、が。]
冗談じゃないね。 俺が言ったことって、寝床で死体が見つかって誰にも言わずに逃げた女より怪しいことか?
[拷問、と聞けば表情がひきつる。背中が熱を帯びて痛むのはあの頃を思い出してしまうせいか。 外套に仕込まれたナイフを意識せど、それを使えば、きっとヘクターのように殺される。ただでさえ貧弱で手負いの身体でこの男に勝てるとは思えない。]
(50) 2015/08/28(Fri) 01時頃
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|
うら若き乙女が己の寝床で死体と対面して、恐怖のあまり我を失い――という筋書きは、それなりに納得はいきますがね。
[こちらに向いた視線(>>49)の意味を誤解して、視線だけで頷く。ともかくの、心配はないと]
――しかし、あの男が殺されたということは、ごく一部の人間しか知りえないことです。
それを知るのは、あれを目撃していたか、関係者から話を聞いたかですが――それなら、彼女を疑うはずがない。
[目を細めて、青年に問う]
宿に戻っていないというだけで――"死んだ"でも、"行方を眩ました"でもなく、"殺された"。
[――不思議ですね? と、静かに笑う]
(51) 2015/08/28(Fri) 01時半頃
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|
だから、私はこう考えているのですよ。 君は、彼――ヘクターが殺されるかもしれないと考えていた、その何か理由を知っているのではとね。
――何か知っているなら、今のうちに、どうか。
[彼女の前では、物理的な質問はしたくないなとは、僅かに思ったか]
(52) 2015/08/28(Fri) 01時半頃
|
|
ああ、もちろん――貴女にも後ほど、事情は伺わせていただきますが。
[ひどく緊張した様子のオーレリアに、言葉を向けて]
無論、大したものにはならないでしょう。 死体を見つけたときの状況について、ひとつふたつ質問を――、
[そこまで言葉を紡いで、様子がおかしいことに気付いて、眉根を寄せた]
……ご気分でも?
(53) 2015/08/28(Fri) 01時半頃
|
|
[言い方に関してはもう言い返しようもない自分の失態だ。深く深く息をついて口を開く 何より命が惜しかった。]
……あいつは悪魔を祓おうとしていた。何か、術もどういうものか分からないけど宿でしていたみたいだ。 俺を誘ってきたんだ。仲間が欲しかったんだろうな。
だからあいつが死ぬのなら、悪魔に殺されたのかと。
…そう思った。
[一瞬、オーレリアを見て目を細めて 再びチャールズを見る]
(54) 2015/08/28(Fri) 01時半頃
|
|
……悪魔を祓おうと?
[それは、新しい情報だった。だが、そのまま鵜呑みにも出来ない]
しかし、かれが私を襲った手段は、異端の術でしたよ。
[それは、この眼で見て、この肉で味わったことだから、疑いないが]
――まあ、いいでしょう。
[これ以上、青年を追及しても、得るところはない。そう判断して、嘆息する]
だとするなら、君が、彼女を疑う理由もなくなることになる。 なんとなれば、ヘクター君を主の御許に送ったのは私だからだね。
[と、区切りをつけたあと]
(55) 2015/08/28(Fri) 01時半頃
|
|
だから、彼の死については、別の問題だよ、君。
いまの問題は、そう、メルヤ――といったかな。 あの娘の死に、彼女が関わっているかだ。違うかな。
[言葉を紡ぐ]
あれだけの傷を負っていたんだ――いつ容態が悪化してもおかしくはない。
自然死ということも有り得ると思うが――、そのあたりはどうでしたか?
[と、オーレリアに視線を向ける]
(56) 2015/08/28(Fri) 01時半頃
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……いえ。
[気分がすぐれないのかと問われれば>>53、ゆっくりと否定した。 置かれている状況はよくはないが、体調にまでは影響していない。]
悪魔は、やはりメルヤさんは悪魔によって、喪われたのでしょうか。
[悪魔に殺される。そのフレーズ>>54が出たことに、控えめに、質問される側だった女の質問が投げかけられる。 遺体を一番に見たのは自分で、死ぬところを見たのも自分。 彼らが明確な答えを持っているとはあまり思えなかったが、そうでないといえる材料を持っているのなら、或いは。 か細い糸を掴むように、問う。]
(57) 2015/08/28(Fri) 02時頃
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異端が悪魔を祓おうとして何が悪い? 俺もあいつも、金が欲しかったのさ。
[話に区切りをつけるなら>>55こちらからはそれ以上言うことはない。]
それがベッドの上じゃないというのが問題だなァ。 ……覚えてないの、おねーさん。メルヤがあんたを訪ねて来たとか、さ。
[促されたこともあり思考を切り替えて。 あまり男を刺激しないように、続いて問いをオーレリアへ投げる]
(58) 2015/08/28(Fri) 02時頃
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……わかりません。 真夜中に、ラスタバンの唸り声が聞こえて――それで、目を覚まして。 名前を呼ばれた気がします、でも幾分夢うつつのことで、……夢だと、思っていて。
彼女は何もしない、何も言わないまま、目の前で倒れました。
[突然、血を噴いて倒れたのだ。 噴いたのが口や首元からでなく、全身の傷からじわりじわりと、滲むように。 悪い夢だった。夢なら、よかった。]
(59) 2015/08/28(Fri) 02時頃
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オーレリアは、この言葉が、訪問に対するトイへの答えにもなるだろう。彼女は厩に訪れた。
2015/08/28(Fri) 02時頃
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……俺はそう思ってるけど。
証明するものは、何もない、な。
[不意にそちらからも問われれば>>57少し間を置いて返す 何も掴めていないのだから、曖昧な答えにしかならないが。オーレリアが何の関係もなくとも、死に場所は不審だと感じている。]
(60) 2015/08/28(Fri) 02時頃
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[語られた内容>>59には瞬いて、暫し考える。 一つ、その示す意味が浮かびはしたが。軽率に口に出すのは躊躇われる内容。 チャールズはどう思うのか、視線を彼に向けた。**]
(61) 2015/08/28(Fri) 02時頃
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…………、ふむ。
[あの男の死は、己の手によるもの。 なら、その死を疑ってきた青年への疑いも、今朝方の件とは関係ない。
疑いを切り替えて、語られた内容を、吟味してみる]
いまの話を聞くだけなら、傷が開いて、助けを求める途中で――とも、とれるか。
[小さく呟いて、しかし、それを否定する。ならば、厩まで行く必要性がない]
彼女――メルヤは仲間と共に悪魔に挑み、そして、彼女を残して全滅したと。
ひとつ疑問はあった――当の彼女は、どうやって生き残ったのか。それも、あれだけの傷で。
[口元を抑える。死霊術――いや、それはない。自分自身、宿に戻る前のメルヤと言葉を交わしている]
(62) 2015/08/28(Fri) 02時頃
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……、……、
[この街の教会で働く者たちから聞き込んだ、悪魔の情報。曰くが――そう。
……悪魔に憑かれた者は、血を噴いて死ぬ。 そして、悪魔は次の依り代を探す――……、そういうもの]
――そうだとも、そうでないとも、現状では。
[メルヤの死が悪魔によるものか、どうか。 そのオーレリアの問いには、曖昧に応じるしかなかった。 この男にしては、その口調は、弱りきったようだった**]
(63) 2015/08/28(Fri) 02時半頃
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メルヤさんが、夜、やってきて。 わたくしの名を呼ばれましたので、近くに。 そうしたら、肩を、掴まれて。 そのまま、お倒れになられました。
[話せることはそれしかない、と再びあったことを語り直す。 確信はないながら悪魔の所業だと語るトイ、どちらとも言いかねる様子のチャールズ。]
――あの。
[おずおずと、話を切り出す。 控えていたラスタバンが微か喉を鳴らした。]
(64) 2015/08/28(Fri) 11時頃
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わたくしは、悪魔憑きなのでしょうか。
[心の中にあるひとつを、問うた。 半ば確信していて、そうだと決めて切り捨ててほしくて、けれどどこかでそうでなければよいと願っている、ひとつ**]
(65) 2015/08/28(Fri) 11時頃
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[その問いが、発されてしまった。冷たい汗が首筋を伝い、腋下に滲む]
――……、それを疑う、自覚症状でもおありですか。
[発した声が、幾らか掠れた。信じたくはなかった、だが]
それは、判りません……なんとも、いえない。
……貴女は、狂している様子でもない。 理性を保っているようだし、外見上も何の変化もない。
明確な異常がないかぎり、悪魔憑きかどうかを見分けることは、徳の高い聖者にも難しい。
[それは事実だった。そして、それ故に]
悪魔憑きであるかどうかの証明は、悪魔が憑いている印を示せばいい――、
――では、悪魔憑きではないことを、証明するためには?
(66) 2015/08/28(Fri) 20時頃
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……出来ないんですよ。
[――ああ、そうだ。問われてしまった。 その問いが発された時点で、他の選択肢がなくなってしまった。
首を振って、掌を額にあて、搾り出すように結論を出す]
――悪魔憑きではないことの証明はね、不可能なんです。
[悪魔の証明――同じ論法から、かつて、魔女狩りという惨劇が引き起こされた。
疑いが生じたら、そこで終わり。運命は定まり、結末は確定する。 いかなる手段によっても、"そうでない"ことの証明など出来やしない。 無罪の証明が出来ないから、"疑わしきは罰する"――それが、教会の基本姿勢]
(67) 2015/08/28(Fri) 20時頃
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教会の人間としては、最早、選択肢はありません。
ですが――私個人として、出来る助言はあります。
[何を、言おうとしているのか]
今すぐ、お友達――ラスタバンの背に乗って。
[教会の猟犬が、何を言うのか]
――この街を出て、逃げるべきですね。
(68) 2015/08/28(Fri) 20時頃
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第一に、貴女が悪魔憑きでない場合。 貴女は死なずに済むし、私もこのままこの街で任務を続ければいい。
第二に、貴女が悪魔憑きの場合。 結果として、この街から悪魔はいなくなるから、私の任務は完遂される。 そして、貴女は逃げた先のどこかで死ぬかもしれないが――私はそれを知らずに済む。
[そのあと、息をついて]
第三に――いずれの場合にせよ、私は貴女の頼りになるお友達と戦わずに済む。
[悪魔に憑かれていようといまいと、御伽噺の姫君の傍には、竜がいる]
(69) 2015/08/28(Fri) 20時頃
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とりあえず、だな。
俺達はあんたを探して街の人間に話を聞いてきた。 それと、何か噂してないか、ってよォく耳を澄ませたつもりだが……
もう少しは見慣れた筈の竜のことばかりで、他に死体が上がったって話は聞こえてこなかったんだ。
[視線を向けた先のチャールズもまたどこか弱気な様子で、さてはてどうしたものか考えあぐね 率直すぎる問い>>65にはまた答えにならないものを困った顔で返すばかり]
(70) 2015/08/28(Fri) 20時半頃
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[まあ、それでも聖職者の語る通り証明は出来ないのだ。 どうするつもりなのか、己より強者であろう男の判断を窺おうと話を聞いていたが。 その結果、青白い顔は驚きの表情を形作ることとなる。]
……あんた、自分で何を言ってるのか分かってるのか。
悪魔憑きだったとしたら、逃がしたことで他の街や村が被害に合うんだぞ。
[それは教会の判断とはとても感じられない。 こそ泥にはまるでチャールズという聖職者が私情を持ち込んだかのように思えた。]
(71) 2015/08/28(Fri) 20時半頃
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[そう、本人だって言っている。これは彼個人の判断。 身柄を拘束し教会に引き渡すでも己が手にかけるでもなく、容疑者に逃げろと言っているのだ。]
……お上はあンたを何と言うだろうね?
[人間を、ヘクターを殺めて悪魔憑きかもしれない女を逃がそうとするこの男に口裏を合わせてやろうなどとは居合わせたこそ泥は思っていない。]
(72) 2015/08/28(Fri) 20時半頃
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――判っている、つもりですがね。
[本当に? そうなのか? 自問自答が、頭の中で早鐘のように鳴り響く]
いずれにせよ――貴方が黙っていれば、いいだけの話です。
[悩みながらも、言の葉は自動的に紡がれる。言葉に詰まって、舐められるわけにはいかないから]
彼女を悪魔憑きとして討つためには、まず、竜殺し《ドラゴンスレイヤー》にならねばならない。 金満貴族の領地の連隊を持ってきて、漸くといったところでしょう。 勝ち目もないのに挑むほどの狂信者では、私はないんです。
[口にした言葉を正当化するような言葉が、続く]
もちろん、貴方にも報酬はあります――その命、ですよ。
[オーレリアを悪魔憑きとして、討とうとすれば――青年も、竜を相手にすることになる。 それは、死へ向かう早馬だ。それを避けるには、彼女を見逃すための方便を繕うしかない。 だが、その場合、真実を胸に秘められないというのなら――ここで、悪魔憑きとして死んでもらうだけのこと]
(73) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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はっ、バカバカしい。 こんな時でもお綺麗な言葉ばっかり並べたてるんだな?いやあ、流石聖職者サマ!
反吐が出る。
[私は真っ当な人間ですという顔をして自分の行いを正当化しようとする言い訳を口にする大人 何人も見てきたそれらに、男が重なって見えた]
殺ろうと思えばいつだって殺れる筈だぜ。今もオーレリアはこうやって大人しーくしてるんだからなァ。 それが無理だって言うなら、別の人間に移るまで待てばいいんじゃねーの?逃げろなんて、言う必要はないよなぁ……。
[彼女に街から逃げるという考えが最初からあればもうとっくに竜と共にいなくなっていることだろう。だからきっと、衝動的にここまでやってきたのだと思う。 そこにわざわざチャールズが吹き込んだ、そうとしか見えてなくて]
(74) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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あんた達の間に何があったのか、俺は知らないけどさ。
…ヘクターが異端の罪で死んだなら、今のあんただって死ぬべきじゃないか?
[懐からナイフを取り出して、構えた。 今までの言動と行いからして従わないのなら殺すとでも言うのだろう。だから?いや、…自分だって私情を持ち込んでいるのだろう。]
(75) 2015/08/28(Fri) 21時半頃
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――なら、貴様がやってみるか?
[かつて、竜を目にしたことがある男は、知っている]
彼女を殺せはするだろうが――その瞬間、貴様も死ぬ。
[あの戦で、友軍にいた竜騎士。竜の背にいた男が、城壁からの弩で射られて、死んだ。
その直後に――主を失った竜が、占領するはずだった敵の砦を、更地に変えた
(76) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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――、かもしれない。 私は――"俺"はただ、姫君を救う勇者の役を、一度くらい演じてみたいだけなのかもしれない。
[傭兵の頃、遠くに仰ぎ見て憧れた世界。教会の尖兵として働いて、垣間見た世界]
――馬鹿げているとは思うが、ね。 まあいい――刃を抜くなら、是が非もない。
[提げていた杖から、白刃をすらりと抜いて]
何が正しいかは、教会に弓引く愚か者を討ったあとで、考えよう。
[言葉には言葉を、剣には剣を――この方が、話が早くていい。都合もいい。 真に教会の尖兵たらんとすれば――相手が悪魔だろうが竜だろうが、命を賭して挑むべきだからだ]
(77) 2015/08/28(Fri) 22時頃
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そうかもしれないなァ。 けど、あんたに従って本当に生きて帰れる保証だって無いな。
[ちらと竜を見て、歪に笑った。 言う通り>>76なのかもしれない。けれどもう引くことも出来ないだろう。]
おや、…
[どこか雰囲気が変わった気がして>>77緑を細める]
そりゃあ素敵なお話だ。けれどこの血生臭いしけた街には似合わねぇな。
[死が漂う墓地であっても輝く白刃、正義はやはりあちらにあるのだろうかとふと頭によぎった。 じりと距離を取った後に胸の前で構えていたそれを解いて耳の後ろまで上げて、男目掛けて投げる。 本来ナイフとは近接で使うほうが確実性がある、しかし己を捕まえたヘクターを殺した男になど、正当法で向かっていけるわけがないのだ。 速さだけは自信があった、けれど血液を多く失っているせいで狙いは定まっておらず当たったとて大した傷は与えられないことだろう。 少しでも隙が出来ればいい、そう思っての行動。]
(78) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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本当にさ、なんで俺がこんなことしてるんだろう…な!
[猶予など無い、結果を認識するより先にもう一挺を手に駆ける。今度は突き立てる為に。 逃げるばかりで真っ向から誰かとやりあった経験など無かった。勝機など、砂粒一つ分もあるか怪しい。]
(79) 2015/08/28(Fri) 22時半頃
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――ああ、それは正しい。 貴様が生きて帰るには――俺を殺した上で、彼女をどうにかしないといけない。
[それは、青年を生かして帰すつもりはないということ。 そこいらのちんぴらに、悪魔憑きの疑いのある娘を逃がしたなどという弱みを握られるわけにはいかないから、当然だ]
ひとつ訂正するなら――血生臭いのも、似合わないのも、この街にじゃない。俺に、だ。
[投擲されたナイフなど、弓矢より余程に遅い。杖剣を閃かして、弾いて落とす]
――窮したか?
[だが、その動きは、本来よりも僅かに遅かった。 前日、蛇に抉られた効き腕と背。その影響は確かにあった]
(80) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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……メルヤさんも、そうだったでしょう。 理性を保っていました。外見上……は、わかりませんが、傷がある以外は目立っておかしくはありませんでした。
あの人の死を悪魔の所業と疑う以上は、わたくしも――でしょう?
[自覚症状があるのかについては伏せたまま、チャールズ>>66に言及する。 証明する方法がないのなら。確実に、違うと言い切ってくれるのでないのなら。]
不可能な証明なら、されずとも構いません。 選択肢がないのなら、貴方はその道を往くべきでしょう。
[ゆっくりと、ラスタバンの影から歩み出る。 彼らの話を聞くうちに、不思議と心が鎮まってきた。 チャールズの気遣いに、目を伏せる。]
(81) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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――……ちッ、
[何故、こんなことを。まったく、誰もが知りたいことが、それだ。
――突っ込んできた青年、その刃先。 既に、先んじて突ける距離ではない。そして、刃のない杖剣では、突く以外に殺傷力はない]
……、それが判ればッ!
[だから、振ったのは、利き腕に握る杖剣ではなく]
俺が知りたいよ!!
[左手に握った鞘――杖部分を、振りぬいた]
(82) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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お優しいんですね。
[逃げろ、というのに、弱く笑った。 その選択肢は、あっただろう。逃げ出した時点で、考えた。 けれども街を出なかったのは、女は悪魔討ちに訪れた一介の冒険者だからだ。 この街を救えればいいのではない。悪魔を、討ちにきたのだ。 自分が悪魔憑きでないのなら、ここに残って討たなけれぱならない。 自分が悪魔憑きなら。 外でひとり死に絶え悪魔を野放しにするより、同じ死ならばはっきりと、この地で。]
わたくしが、何故、ここに来たのか。 簡単なお話です。
[ここは、死者のための、土地だ。]
(83) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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わたくしを、討っていただけませんか。 わたくしも、悪魔を処断したいのです。
それで、誰も異端にはならないでしょう。誰も、口封じはされないでしょう。 だから、互いに疑い合うような無益は、お止めください。
[悪魔憑きを討つ、悪魔を討つ最短距離が、ここにある。 言い合うトイとチャールズの間に割り入るように駆け。 振り抜かれる鞘>>82の前に立ちはだかった。 衝撃が身体に走れば、ラスタバンが吼える。]
(84) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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ッ!
[振り抜かれる動き>>82こちらもまたそれを避けれる距離でなく。反射的に目を瞑った時 目の前、には>>84]
(85) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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――……あんた、何をっ!?
[振りぬいた杖の、柔らかい感触>>84に悲鳴じみた声をあげた。
それは、護るべき女を叩いてしまったという事実が一片。
そしてもうひとつは――、自分が振るったのは鞘だが、相手の握っていた得物は]
(86) 2015/08/28(Fri) 23時頃
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……お人好し。
[相手に己を生きて帰す気など無いと言うのに。 ナイフが手を滑り落ちる、ろくな処置を行わずに動いていた身体もそれに続いた。 傍らの刃は赤に汚れていただろうか?それを見る気力ももう無かった。ただ鞘に怯んだことから、深くは刺さらなかっただろうが。]
(87) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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……どうする?騎士様。
[男には選択することが出来る。姫の願いと自身の願いどちらを優先するのか。 もうこそ泥は脅威にはなり得ない。地面に転がったまま彼を見上げた]
(88) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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[げほ、と衝撃に深く咽る。 うずくまりそうになるのを、耐えた。]
貴方は、悪魔憑きを、討ちに来たのでしょう。 そうしてくださいと、言っているまでです。
[選択肢がないといったのは彼自身だ。 そうしてもらうまでのこと。]
(89) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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やめなさい、ラスタバン!
[肩の下のほうが、熱を持つ。痛いという感覚には、ならなかった。 しかし、主の血の匂いに竜は激しく奮い立つ。 今にもトイに喰いかからんとする牙を、強く制した。]
(90) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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――はっ、決まっているだろう。
[青年の言葉に、応じる]
騎士ってのは……己の意に反することでも、美姫が望めば、やるしかないんだよ。
[その青年に、竜が喰らい付きかけたが――その一言>>90で、制された]
(91) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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やらせておけば? おねーさんを殺そうとしてたのは、俺だしなァ。
[奮い立つ竜にどこか他人事のように感想を零す]
あんた、変わんないね。気味が悪いぐらいだよ。
[献身、正義、他者を想いやる、そんな事からは遠く生きてきた身にはオーレリアの姿はそうとすら映った]
(92) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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美しい愛だ。何処かのお伽噺のようだね。
[騎士の決意>>91を聞けば深く深く息をついて、上体を起こす。 二人の想いが同じならば、悪役に出来るのは見届けることぐらいか。]
(93) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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|
……二人を傷つけることは、許しません。
[興奮する竜を、静かに諌める。 地に臥したトイを、立つチャールズを。翡翠の竜はそれぞれに見て、低く唸り続けはするものの、牙も爪も振るわず止まった。]
(94) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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|
[青年相手には、そう啖呵を切ったものの]
……、先の一打は、済まなかった。まさか、貴女が割って入るとは。
[向き直って、改めて]
……まあ、ラスタバンを止める必要があったかどうかは、判らんがね。
[この先どうなろうと――己の立場を護るためには、死んでもらう必要がある]
(95) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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変わったら、悪魔憑きとして、ひと思いに処断いただけたのでしょうか。
[ずくん、ずくん、と傷が疼く。 そこが、"三つ目"の心臓になったように感じる。]
では、こう言いましょうか。 ラスタバンが貴方を喰らったら、わたくしを討つ方がいなくなります、と。
[涙に濡れそうな表情で、笑う。笑って、トイに告げた。]
(96) 2015/08/28(Fri) 23時半頃
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|
……だが、まあ、そんなのはあとだな。
[嘆息ひとつ、全てを放るような仕草をして]
――手伝え、小僧。 報奨金は、すべてくれてやる。異端の術も、見逃してやる。
[重要なのは、もう]
……お姫様に、糸紡ぎの針を刺すぞ。
(97) 2015/08/29(Sat) 00時頃
|
|
[黙したまま、目の前ではなく遠くを見ていた。 昔、共に盗みを働いていた身寄りの無い少年がいた。彼は令嬢と身分違いの恋をし、彼女を連れて逃げようとしその罪によりこの世から消えることとなって。それが無ければ今も傍にいたかもしれない。 誰かを護るだとか、想うだとか、そんなものはバカげたものだとその時から思い続けていたが、 憂いの微笑みを浮かべる銀糸の乙女は確かに美しく、お伽噺の姫のようであって、 彼女の願いを叶える決断をしたその騎士の想いもまた、そうなのかもしれない。]
(98) 2015/08/29(Sat) 00時頃
|
|
…俺に魔女になれと言うのかい?騎士様。
[その手で終わらせたいのかと思っていたから、彼を見る>>97目は丸く。 見逃すという言葉も、予想外だった。]
(99) 2015/08/29(Sat) 00時頃
|
|
はン、いいや? 訂正しておくがな――俺は騎士じゃない。元は、傭兵だ。
[だから]
だから、もちろん、この依頼はタダじゃない――道を拓け。
(100) 2015/08/29(Sat) 00時頃
|
|
ただし――竜を挑発して、だ。
[と、付け加えた]
姫君が命じても、忠臣は逆らう可能性がある。 だから、ラスタバンの注意を惹いてもらう――そういうわけで、だ。
[にこり笑い]
――行け。そして竜に噛り付いてでも注意を惹け。
[背中をトンッと押した]
(101) 2015/08/29(Sat) 00時頃
|
|
……チャールズ様。 先ほど、自覚があるのかと、おっしゃいましたね。
[糸つむぎの針が刺さる前に。 ぽつり、ぽつり、語りだす。]
ずっと、心臓の音がするんです。 わたくしの音に、重なるように、ほんの少しずれて。
それを、わたくしは、錯乱していることによる錯覚なのだと、否定してほしかった。 悪魔などいないのだと、言ってほしかった。
でも。
[ローブのうちに隠して片手に握ったままだった、短剣を見せる。]
(102) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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|
姫を護るのは騎士と決まってるだろ?
[訂正には>>100口角を上げるばかり。護ることを選べなかった彼には皮肉かもしれない。]
おっそろしいねェ。ま、でも、得意分野ではあるな。
[その表情に続いた言葉に苦いものが混じるが。この男を殺すより気が楽でもあった。 今度こそ死ぬかもな、なんて少し思いつつ背中を押された。]
(103) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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|
そう思って、ここで、この短剣を胸に一突きしようとしたのです。 何かに阻まれるように、腕が、動かなくなる。
[悪魔は、やがて女を殺すだろう。 それが悪魔の営みで、そして次を探すのだ。 だからこそ、"死ぬことは許されない"。]
何か、いるんです。 何か。
[声は、か細く震え。 縋るようにチャールズを見た。]
(104) 2015/08/29(Sat) 00時頃
|
|
[背中を押した後、軽く、その背を叩いた]
――悪いな。暫く、任せる。
[ただの時間稼ぎとはいえ――、傭兵の、任せるというのは、そういうことだ]
(105) 2015/08/29(Sat) 00時頃
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|
さァて。
[主の危機を前にした竜へ近寄っていき、怠そうに首を回して。 にぃ、と笑う。血の匂いは恐らく自分からも感じ取れる筈。]
役立たずの玩具が相手だ、掛かってきな、デカブツ。
[何もせず只何人も死にいく姿を見ていた、最後ぐらい働くべきなのだろう。]
(106) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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|
ラスタバンは、きっと大丈夫です。 トイさんを傷つけは、しないでしょう。
ただ――この子はまだ、幼いので。 注意を惹いてもらえるなら、助かります。
[たった、二十年そこそこで主を失う竜は少ない。 精神的に幼い子供のような竜が、どれほどまでに忠を貫くか。]
――出来るだけわたくしを、見せないであげて。
[ただ、方法までは咄嗟に思いつかず。 トイに任せる方針になってしまったか。]
(107) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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[――そして、銀糸の姫と相対して]
――、ええ。
[自覚の有無。異なる心臓の音>>102]
――わかります。否定したい気持ちは。
[それは、己も同じだ。そんなこと、聞かなかったことにしたい]
(108) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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|
しかし……、何か、いるんですね。何かが……、
[それを、聞いてしまえば、最早、是非はない]
――……苦痛は、ほぼ、ありません。
ただ――ラスタバンの注意を、彼が惹くまでのあいだ。
僅かなら、何か……言葉は、ありますか?
[銀糸の姫に刃を合わせたまま、そう言葉だけは]
(109) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
|
|
俺さ、お前のこと格好いいなって思ってたんだよ。
遊ぼうぜ……ーーな?
[使用したナイフは一挺は弾かれ、もう一挺は自ら落としてしまった。 だが外套の前を開けば裏地に仕込まれたナイフがまだ幾つか。その一つをラスタバン目掛け投げた。 先程より力は弱く、そうでなくとも当たったとて竜の鱗に傷一つ付けられはしないだろう。それでいい。 学の無いこそ泥に思い付く方法などこの程度だ。すぐ踵を返し二人がいる場と逆へと掛ける。牙を向けようとしてきたのだから、攻撃すれば追って来ると思うが。]
(110) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
|
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ちなみにね、私は――……、俺は、貴女を。 俺の手が届くかもしれないお姫様だと、そう思ってたん、ですが。
[深く、息を吐いて]
世の中、上手くはいきません、な……、
[――竜に向かって駆けていく青年を、見送って]
(111) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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チャールズは、トレイルがラスタバンを引き付けているかどうか、横目で確かめる。
2015/08/29(Sat) 00時半頃
|
……いるんです。 貴方も、トイさんも、わたくしから悪魔がいなくなるのを待てば、わたくしを手にかけずとも、済むでしょう。 そして、次についた人を討てばいい。
けれど、わたくしの腕が動かないように、わたくしはこの悪魔を、御する方法を知らない。 誰に憑くのか、わからない。悪魔は悪魔の意志で、動いている。
[メルヤは、悪魔憑きの自覚がないようだった。 あの傷で、悪魔憑きとしての自覚がもしあったなら、既に自死を選んでいただろう。 いま自分が、こうして自覚できるのは、おそらく幸福なのだと思う。
だからこそ、自分がここで絶やそう。 次の犠牲は、いらない。それに]
(112) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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……もし、次が、ラスタバンなら。 誰もあの子を止められない。
[その前に、自身が討たれればいい。 それは、悲願だ。]
(113) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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――ご立派ですよ。 しかし、俺は「貴方」で、奴は「トイさん」――か。
[ひとつ、応じて、瞑目して]
――ならば、私は、貴女の期待した役目を果たそう。
(114) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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[最期の言葉を求められれば、静かに笑う。]
これを。 持っていてください。
[手の届くお姫様に、なることは出来そうにない。 出来るのは、彼を英雄に仕立てあげることくらいで。 ならばせめて、自信の分け身を、彼に預けよう。]
ラスタバンは、主を失ったことを知れば西へ帰るでしょう。 生まれてこの方、一番はじめに仕込むことですから。
だから、早くわたくしを殺
(115) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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サセルカヨォオォォ!!!
[ノイズに乱されるように、女の声が濁る。 絶叫。黒い猛りが、溢れて狂う。
しかし、錯乱めいた最後の悪魔の足掻きは、あまりにも直線的に神父を狙う。 真っ直ぐで、真っ直ぐで。討ち取るのなど猪よりも容易い。]
(116) 2015/08/29(Sat) 00時半頃
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[竜と青年の小競り合いを、横目に見ながら。
何かを、託され(>>115)て、頷いて]
――あなたがそれを望むなら、オーレリア。
(117) 2015/08/29(Sat) 01時頃
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[悪魔が憑こうと、女の身体。 爆発的に力が強まるはずもない。]
(118) 2015/08/29(Sat) 01時頃
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――邪魔ですよ、あなた。
[唐突に濁った声――、それが彼女であるはずはない。
それに、既に挨拶は済ませた。剣先を向け――迷いなく、その頚椎を貫いた。
ただ、約束のとおり――痛みを感じないように、配慮はしたが]
(119) 2015/08/29(Sat) 01時頃
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[竜に追われるというのはただのこそ泥では中々出来ない経験だ。たった今己がいた場所へ彼の爪が振るわれひゅう、と口笛を鳴らす。 生きた心地はしないしこの身体では長引けばいつか捕まる。 早くしてくれよ、そう思った時、遠くで何か、聞こえた気がした。]
(120) 2015/08/29(Sat) 01時頃
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――……、く、そ。
[手にしたものを投げ捨てようとして、手を止めた。 彼女を、貫いたのは――彼女に手渡された短剣(>>115)でもあった]
だからって……今更、どうなるってんだ。
[預けられた、彼女の血に染まった短剣を眺めて、そう、呟いた]
(121) 2015/08/29(Sat) 01時頃
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[痛い、と思う感覚は、肩を切られてから随分麻痺していて。 言われたとおりにほとんど痛みも感じないまま、頚椎を断たれた女は、墓地に沈む*]
(122) 2015/08/29(Sat) 01時頃
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