66 【突発】世界滅亡のお知らせ。
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終わりの場所、ねぇ……
[どうやらこの少女も 此処が世界の終焉の舞台である事を知っているようだ ふぅ、と一つ溜息を洩らし胸ポケットから一枚の写真を取り出し 裏側の刻印をトントンと指差した そこには―世界の終焉―の文字]
ホリーちゃんも、何か知ってるのかい? 事情を知ってるお仲間さんってとこかな
[だとするならば こんな少女がこの場所にいるのが余計に疑問が残った]
ホリーちゃんは誰かと来たのかい 一人で来るには大変な道のりだったと思うけど。
[言いながら、先程まで自分が座っていた岩場を軽く払い ホリーに座るかい、と勧めた]
(11) 2011/10/02(Sun) 01時半頃
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イアンは、ホリーに座るように勧め、自分もその隣に腰かけた**
2011/10/02(Sun) 02時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/10/02(Sun) 02時半頃
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そ、俺が撮ったの 世界の終焉、なんだとさ
[複雑な笑みを貼り付けたまま写真を胸ポケットに仕舞いこむ 見ていて気持ちのいいものではないし 見続けていた所で恐らく気が滅入るだけだ
ホリーはこの終末が視えたのだという 写真ですらこのインパクトだ どのような形で視えたのかは知らないが かなりショックなことだったろうと、言い淀み俺の隣に座るホリーを見て 少しだけ胸が痛くなった]
[そして意外な事を問われた ――寂しくは無かったか、と。]
(23) 2011/10/02(Sun) 10時半頃
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寂しい、ねぇ……
[言われてガシガシと頭を掻いた]
記者なんて事を生業にしてるとね 大抵、世の中からは嫌われるものさ 信用第一なんて言っておきながら 誰も俺と深く関わろうとはしないし 俺もそれが解ってるから此方からも近づかない そういう意味で言えば…… いつだって寂しんぼさんなのよ、俺は
[そうして再びおどけて見せるのも、 自分にとっては世間を渡るために必要だった処世術で 職業病と言っても過言ではないくらい無意識下のものであった]
(24) 2011/10/02(Sun) 10時半頃
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だから、別に 明日世界が終わろうと 俺には関係ないんだわ
[巨大樹に目を向け、ぼそりと一言だけ呟いた]
(25) 2011/10/02(Sun) 10時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/10/02(Sun) 10時半頃
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ホリーちゃん 知らない人をそこまで信じちゃっていいのかい? 実は怖いお兄さんかも知れないのに
[くっくと笑いながらホリーに向き直り 俺の服をぎゅっと掴むホリーの頭をよしよしと撫でる 助けたのはただ単にこんな荒野にいた少女が物珍しかったからだ そう言ったらホリーは何と言うだろうか]
まぁ、寂しい時は誰かに頼りたくなるもんだ ホリーちゃんにとってその頼りたくなる相手が俺だって言うなら 俺にとってもこんなに嬉しい事は無いけどね
[ホリーのさらさらとした黒髪を指で梳きながら ホリーにだけ聞こえる程度の呟きを漏らす]
でもあんまり無防備だと……襲っちゃうかもよ?
[手で弄んでいた黒髪の一房に口付けを落とし じっとこちらを見ていたホリーにウインクを投げた]
(27) 2011/10/02(Sun) 12時頃
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へぇ、それなら……
[別にいいと言う言葉とは裏腹に ホリーの体はまだ少し強張っていただろうか その肩に手を回し、先ほどよりも近くに身体を引き寄せる
しかしその後に聞こえたホリーの呟きに僅かに眉をひそめて]
どうせ…ね。
[と、ホリーに聞こえるかどうかの小さな声を吐いた 何をされても良いと言われると据え膳のようだが どうせ、と言われると捨て鉢になっているだけのように感じられて 些か良い気持ではなかった 世界が終ろうとしている今、 捨て鉢になるなと言う方が無理な話ではあるのだろうけれど]
冗談だよ。
[そう言ってホリーの額に軽くキスをしてその身体を解放した]
(50) 2011/10/02(Sun) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/10/02(Sun) 23時半頃
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[冗談だと身を引けばホリーの表情に安堵の色が浮かぶ やはり、どこか強がっていたのだろうか
程なくホリーは立ち上がり 巨大樹のそばに行ってみようと俺の腕を引いた
彼女なりに気を使ってくれているのか もしくは只の好奇心からか その両方かもしれないな、と考えると なんだか少し微笑ましく思えてきて無意識に顔がほころんでいた]
そうだな、いつまでも此処にじっとしていてもしょうがないし もしかすると俺達みたいなのがいるかも知れないしな。
[立ち上がりぱっぱと軽くスラックスを払い砂埃を落とす]
行こうか、ホリーちゃん。
[ホリーに引かれた腕を解く事はせずに 少女の歩調に合わせ巨大樹へと足を向ける]
(57) 2011/10/03(Mon) 01時頃
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ん、いや別に。
[何かおかしい事を言ったかとホリーに問われれば 首を軽く横に振り再び歩みを進める そうやって数歩歩みを勧めた所で ホリーから矢継ぎ早に飛んでくる質問 離れた所で逃げろとのたまう男の声を右から左へ聞き流しながら 俺はその質問の答えを探していた]
そうだな……まず家族はいないだろー 恋人もいないしー
[そう言った後で 後腐れなしのプレイメイトは2人ほどいたかと思い出す こんな状況に陥ってやっと思い出すくらいだから 大切な人、というわけでもないだろう]
(70) 2011/10/03(Mon) 04時頃
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大切な人ねぇ……
[ライフライン…金蔓という意味での大切な人は大勢いたが ホリーが聞きたいのはそういう事ではなく 守りたい人とか、そういう方面の、青い春的な方の大切な人 という意味なのだろう、きっと
ふと、一人の女が脳裏をよぎったが 大切な人かと言われると少し違う気がする もう随分と長い事会っていないし、連絡も取り合っていない]
遠い昔にいたような、いなかったような…ってとこかな。
[とりあえず無難にそうとだけ答え]
そういうホリーちゃんはどうなの ホリーちゃんにこそいるんじゃない、そう言う人がさ
[にたりと笑って同じ質問を当人に返した]
(71) 2011/10/03(Mon) 04時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/10/03(Mon) 04時頃
イアンは、ホリーの返答を待ちながらゆっくり樹に向かって歩いている**
2011/10/03(Mon) 04時半頃
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