164 天つ星舞え緋を纏い
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―祭り当日・茶屋―
ほっほっほ。今年もええ具合に盛況じゃて。
[茶屋の軒先で団子と茶を伴にしながら囃子が通りを行く様子を眺める。 行きかう人もまた常の数倍であったため、人にぶつかられて櫛が喉に刺さらないようにそれだけは用心していた。]
……全く難儀なものだ。年を喰うと気楽に団子も食えないとは……。
(13) 2014/02/15(Sat) 01時半頃
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[祭囃子を耳に、ふと頭をよぎるのは先日のこと。 川でぬれた夕顔を雷門の家まで送り届けた時。数ヵ月ぶりに顔を合わせた里長はなにか気も漫ろと言った風であった。]
久々に一局打てるかと思うたがあのように呆けられてはのぅ……しかしふむ……あやつも流石にじじいというわけか。
[年は取りたくないものだ、やれやれと頭をふりながら慎重な手つきで団子を口に*運ぶ*]
(14) 2014/02/15(Sat) 01時半頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 02時頃
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うん? ……おぉ、一か。久しいのぉ。 どれ、お前もこっちに来て座ったらどうじゃ。
[通りを眺めつつ団子をを口に運んでいると、道端に動いてくる青年の影に気づく>>16]
うむ、またちと大きうなったのではないかの。家は相変わらずか?
[手招きしてまだ手を付けていない団子を勧める。彼の実家である書道の門は里でもよく知られている。尤も、彼が里の者のように書を習いに出入りしていたのは、今教えている一平太の父君よりも前の代ではあったが]
(19) 2014/02/15(Sat) 21時頃
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……おぉ、おぬしは聞いておるかな? 何でも……お前の兄者が祭りに来ておるようだが。
[あくまでついで、といったようなのどかな声で問うてみる。先日、雷門のところに夕顔を送った時に耳にした話だった。 一平太の父君の耳に入ったらまずいだろうか、とも思うたが、それはさて、無視の方向に出るかもしれぬな、なら、弟には話してもよかろう。と判断した。
二人が連れ立って祭りに来ていたのがつい昨日のように感じられるが、一平太は…どうなのだろう]
今は…そう、なんといったかな…ううむ……。
(23) 2014/02/15(Sat) 21時頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 21時頃
釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 21時頃
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ふむそうか。まぁこんな日に門下生もこまいがな……お前の父君は昔からちぃと真面目なきらいがあるからのぅ。
[かつて寺子屋で教鞭をとっていた頃の、彼の父親の面影が浮かぶ。とうに後任に譲った役目ではあるが、こうして教え子の息子を見ると感慨深くもあり、また一層老いを自覚する。]
おぉそうじゃ、華月斎といったな。なんじゃもう会っておったか。
[驚くかと思うたがつまらぬのう、と勝手なことを言い茶をすする。山車は通りを進んで行くのをみると、直に社では儀式が行われるのだろう。]
(34) 2014/02/15(Sat) 22時頃
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のぅ、一よ。 時を失してからでは遅いぞ。
……ほっほっほ、年寄りの戯言じゃ、流すがよいわ。
[近しいものを失う痛みは、彼にならわざわざ言うまでもないことだろう。 失って初めて、近しい者だった気づくこともある。それだけ伝えて飄々と笑う
それから天が暗闇に飲まれるまでは、そう時を置かなかった]
(36) 2014/02/15(Sat) 22時頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/02/15(Sat) 23時頃
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む……? 先までよお晴れておったが…雨かの?
[不意に暗がりだす空を見上げる。雲はない。しかし徐々に、確実に辺りは暗さを増していく]
お天道様が……ほっほ、珍しい事もあるものじゃ。それに祭りと重なるとはこれは何かの御達しかもしれぬのう。
[呑気な事を言っていられたのはそれまでで。
的外れなようで間違いでもない、そんな言葉を継げた次の瞬間。
人だかりから悲鳴が上がる。]
(93) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
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……? 一、なにがあったか見てきてはもらえ……、一?
[茶屋の椅子から立ち上がるも、惑う人の波で何が起きているのかよくみえない。傍らにいたはずの一平太は何時のまにか姿を消していて、細い目を瞬かせる>>72]
……年寄りを置いて先に退くような若人ではないと睨んで居ったがのぅ。
[どうも悲鳴の起きた先から逃げるように流れていく人波を見るに、先日の川でのことのように自分から確かめに首を出しに行ける状況ではなさそうだ。ではとりあえずは流れに乗ってここを離れよう、とよたよた駆け出した瞬間。]
(104) 2014/02/16(Sun) 02時頃
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[逃げ惑う民を上から押しつぶすように、 闇に染まった空からそれは飛来した]
(105) 2014/02/16(Sun) 02時頃
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…………。
[また一つ大きな悲鳴が至る所から上がると、人の波は形を成さずに散り散り四方へとばらけていく。 育ちすぎた醜い猩々のような『それ』の大きな二つの足は、今しがたまで走っていた者の着物と血を踏みつけていた]
[常、見えているのかわからないほど細い老人の目が猩々に向けられる]
……ふむ。長生きはするものじゃな。得難い経験がある。 雷門よ、おぬしは……これを見越しておったのかの?
[あちこちで人が動き回るこの場で、足を止めた老人と猩々だけが動かず。 先に均衡を破った猩々が雄叫びと共に前足を振り下ろして、]
(106) 2014/02/16(Sun) 02時頃
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―回想―
ばあさんや、なんぞここの所おかしいのじゃが。 『なにがです?』 儂が弄ると盆栽が妙な育ち方をしおる。 『気のせいですよ、きっと』 いや、気のせいにしては度が過ぎておる。ほれ、枝を切ったのにすぐに生えおったわ。 『まぁまぁ、すばらしいではありませんか。きっと神様からの賜り物ですよ』 なんぞ地味な奇跡じゃのう。盆栽が生きたところでどうにもなるわけではなしに…。 『いえいえ、神様が下さったものです、きっと……』
(107) 2014/02/16(Sun) 02時半頃
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―祭り、陽の呑み込まれた空の下―
『…役に立つ』、のぅ。 果たしてこれで何が変わるのやら……。
[人のいなくなった通りで老人が溜息をつく。 見渡す辺りに人の影はなく、遠くではまだ微かに人の声が聞こえる。
見渡す辺りに人の影はない。人として動くことはない骸ばかりが血の海に転げる。]
(108) 2014/02/16(Sun) 02時半頃
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……さて、雷門を探すとしようかの。 無事でおればよいが……。
[夕顔も共にいるだろうか。少なくとも先刻までいたであろう、儀式の行われていた社へとよたよた、歩みを進めていく]
[あとには 何処からか生えだした樹の無数に別れた枝で 雁字搦めに張り付けられた猩々だけが*残っていた*]
(109) 2014/02/16(Sun) 02時半頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 02時半頃
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[屋敷へと向かう道すがらもまた、似たり寄ったりの惨状だった。家屋には爪痕が残り、逃げ遅れた人はあちこちに倒れている。外傷の少なく見える人を見つけては息を見ていたが、それも両の手を数えたところで諦めた]
ああ、寺の坊が生きておった頃に本堂で見た絵が……こんなようじゃったかのぅ。
それにしても何から何まで変わってしもうて……
[平穏だったはずの祭りから一変した里を歩きながら独り言が漏れる。その目に映るものはどれも現実味を欠いていた]
……あそこに見えるのははて、くノ一かの…?
[久方に動く影を見たかと思えば、屋根の上を跳ねる姿で上を見上げる形になる。この状況ではあまりに軽やかな少女の動きさえも当然のように思えてくる。>>121
むしろ、しっくりくると言った方がいいほどに]
(150) 2014/02/16(Sun) 22時頃
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や、追われておるのか……。ここはどうにか……む?
[屋根を跳ねる少女を後から追う異形達を目に留め、せめてこの場だけでも助けてやれるかと思った瞬間、少女が腕を振り下ろすと同時に巻き起こった『何か』が瞬く間にそれらを片づけると>>149
少女はまた屋根を伝ってどこかへ行ってしまう>>153]
……儂以外にも……ふむ、そうか……。 いよいよ雷門を問いただせねばならぬのぅ。
[ふるふると頭を振ると、また社に向かって歩いて行く。
少女の去った方角とこれから向かう方角、それぞれ似たような気配を感じることに気づいていた。
今の少女のように自分に近しい者と……そうでない何かの]
(166) 2014/02/16(Sun) 23時頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 23時頃
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おお、夕影よ、無事じゃったか!
[屋根の少女を見上げてからそう間もないうちに、一際強く気配を感じた。警戒しながら角を曲がるとそこにははたして、先日川であったばかりの雷門の嬢が青年に抱えあげられている。よたよたと駆け寄って見たところ、大きく怪我もないようだ>>127]
それにお前さんは……ふむ、今は……なんといったかの?
[先ほど話に出たばかりであった、一平太の兄であるところの青年が抱えているのを見て片眉をあげる。つい先刻に聞いたばかりだがもう覚えて入れられないようだ。
今は弟も呼ばない、昔の名前ばかり頭に浮かぶ。]
(172) 2014/02/16(Sun) 23時頃
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して……雷門は共におらなんだか?
(173) 2014/02/16(Sun) 23時頃
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おおそうじゃったそうじゃった。なんぞ小洒落た名は覚えづろうてのぉ……儂はお主の名を好いておったのじゃが…。
[まぁだ、といわれたのを聞くにどうも前にも一度、もしくは数回は彼に同じことを聞いているのかもしれない。毎回忘れるのもあるが、その裏には彼の元の名への思い入れが強い事からくる、あてつけのようなものかもしれない>>176]
む、それは尤もじゃろうが……して、どこも似たような惨状じゃ、儂も同行しよう。
[同行を申し出、しかし顔をわずか怪訝そうに曇らせる。華月斎はいい。だがしかし… 先日会った夕顔からは、こんな……言いようもないような不安を感じただろうか。]
(180) 2014/02/16(Sun) 23時半頃
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[そして問いかけに振られる首と>>177 拙い声から紡がれる残酷な告白に>>178
閉じているかのような老人の目が一瞬、鋭くその黒目を光らせる。が、すぐに元の眠たげな眼に戻ると]
……夕顔や、いろいろあって気が動転しているのであろう。華月……あーなんじゃ、この方向、屋敷へ戻るのであろう。そこで休むとよかろう。 それと……ふむ、この騒動について雷門が何か言ってはいなかったかのぅ?
[やや強引に話を切り上げようとする。幼い思い込みで片づけることもできなかった、しかし、今ここでこれ以上踏み込んだ話をするのも憚られて、曖昧にしてしまう。
死の身近なこの年で、この惨状でも人の死に大きく揺れ動くこともなかったが。 雷門の死は少なからず心に暗いものを落とした]
(187) 2014/02/17(Mon) 00時頃
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……夕顔、は、助ける…。
[しかし、淡い希望はすぐに曖昧を許さない何かに歪められる。 雷門邸前まであと少しというところで。 夕顔の譫言のようなそれを紡ぐ小さな口が、形容しがたい笑みを作り……>>186]
お主は……誰じゃ?
(188) 2014/02/17(Mon) 00時頃
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[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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