259 ―シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア―
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ええいもどかしい、ならばもうそのままで良いわ。 汚したならば新しい装束を贖うてやろうほどに安心せよ。
あーあ不味かった!不味かったぞ!! バナナの酸味と桃の甘みと何やらわからぬ虫のえぐ味が混じり合って筆舌に尽くし難い程に不味かったわ!
[肉食系の女性は好みから外れるのだろうか>>1:310。閑話休題。
底無し沼の様ながなり合いで既に旨いとゴリ押しすることさえ止めた。単なるパワープレイである。]
狡いも何もない、私の軍門に降ると言うなら、フィリップも同様口にするが道理であろ?のう?フィリップ?
[こそこそ退却を行おうとしていた>>10新参に対しも、五寸釘並ばりの釘はきっちり差しておく。主が逃げよるこの飲料、此方に勧めたこと>>1:290、決して忘れてはいないしきっちりその言の責任は取っていただく所存。]
(28) 2016/12/05(Mon) 17時半頃
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[今まさにグラスを持って女吸血鬼が男子2人に迫らんとしたところ、斜め背後より取り上げられたグラス>>1:309。あ、と抗議の声を上げる間もなく飲み干され>>4、調理台にグラスを打ち付ける高い音の響きが消えるより前に、その長身痩躯が崩れ落ちた。]
ク…クシャミ…!来世ではまっとうな食の趣味を持って生まれてくるのじゃぞ…!
[倒れた彼の上に泣き伏す様子は、此れほど茶番の二文字が似合う場面もないだろう。
ちなみに何で飲んだかと言えばあのクシャミがそれ程迄にという好奇心と、嗅いでみたところ果物の匂いが強くてそんなに不味そうに思えなかったからである。 セミだのエスカルゴなど、虫食の元祖と言える古代ローマ生まれを舐めないでいただきたい(迷惑)。]
(29) 2016/12/05(Mon) 17時半頃
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気晴らしに湯に入りたい。
[むすっと。話はないかと伺われれば>>24、不貞腐れたように。火事場に油を撒き散らして置いてこれである。
砂埃(失敬)に何時の間にかクッキーは回収されてしまった後であるし>>16、さすがに人死に(※死んでない)が出た後で茶会も何である。
それでも流石にハンカチを濡らしてクシャミの口元を拭ってやると、男2人に(片方はエスケープする気満々であるが>>24)運ばせる>>11に任せる。
去り際、何かし口を濁すような問い掛けに>>24、眉を潜めたものの、今は一先ず引き留めはせず、後を見送ると自分は湯殿へと向かった。
此れは大浴場とは言えず、タイル貼りの古びたバスタブだが、それはそれで気に入っている。 湯上がりに部屋に戻る為廊下を歩んでいれば、誰かに会ったかもしれないし、クシャミの様子を見ていたフィリップが調度部屋を出たところに行き合わせたかもしれない>>13。
誰とも出合わなければ、部屋へと戻り、読書代わりのインターネッツサーフィンである。]**
(31) 2016/12/05(Mon) 18時頃
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何を戯れておるか。
[よろよろと、視界を羽根で遮られながら足元覚束なく廊下を歩む姿>>49に、呆れた様な声が掛かる。]
主の使い魔は、どうも主人に対する礼を弁えておらぬようじゃのう。 して。クシャミ様子は如何であったか。
[でかい鳥は元よりペット、いや、相棒?であるからして使い魔ではないのだが、その当たり人の生を生きていない女にはよくわからないらしい。]
(50) 2016/12/05(Mon) 22時頃
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そうか。その様子ではその目に艶なる鳥を未だ主の眷属とはしておらぬ様子であるが。 人とは異なる生を過ごす身となり、暫しの気分はどうじゃ?
[彼が此の城で過ごすようになってまだ一月、二月程か。生業は人の頃そのままだという噂であるが。肩の鳥と人の刻同様戯れる彼にそう声を掛ける。]
眠っておるのならば、わざわざ起こすのも無粋であろ。目覚めるならば、幾らでも時間はあろう程に。
[そう言って、フィリップの隣を通り過ぎようと]*
(56) 2016/12/05(Mon) 22時半頃
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[城壁が陥落した。燃える。神殿も石畳の街もオリーブの木も。
あれ程に隆盛を誇った、愛した都が炎の中に崩れ落ちてゆく。]
(58) 2016/12/05(Mon) 23時頃
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[気がつけば長椅子の上で転寝をしていたらしい。眉間を押さえて身を起こす。パソコンの、ぶるーらいとやらいう光は目が随分と草臥れる。少し休憩しようと思い、そのまま寝入ってしまったらしい。]
たぶれっとやらが、欲しい。
[眼精疲労でへたばった直後にこれである。あの板状の機器であれば、横たわりながらねっとさーふぃんが出来るらしい。怠惰。
フィリップとあれから幾許か言葉を交わし別れた後、部屋への道筋を辿ると、常より更に陰鬱な顔をした男と出会った>>42。 その話に、オーレリアの事があった故、続けては物珍しい、と、頬に指を当てたものだが、そのまま足を進めようとする男を引き止める程でもなく、そういえば、と]
何ぞ、私に用向きがあったのではないのか?
[その後姿に声を掛けるばかり。]
(59) 2016/12/05(Mon) 23時頃
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[それから部屋に戻り目覚めて暫し、室内に人気が無ければ欠伸混じりに。随分と懐かしい夢を見たものだ。
あの頃。あの絢爛たるローマの帝国が全てと思っていた頃。これこそが世の終わりかと打ち拉がれた。しかし何の事はなく、人の世は新たなる次代を継いだ。
その時代ごとの趨勢に、権力に、往々寄り添った女は、それから幾つもの王朝の潰えを見た。 あの華の帝政ですら滅びたのだと。そうと思えば、絢爛たる滅びにも、微笑が溢れる以外はないもの。そうして更に幾百年。
時折見ゆる夢は胸を締め付けるものでなく、今は遠く愛おしいばかり。未だ、愛したその夢をこの胸は忘れずにいられるのだから。]*
(60) 2016/12/05(Mon) 23時頃
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主の血で試して見るがよかろう? 私の遣う蝙蝠は、永う添う必要がない故、血の香(魅了)で事申し付けておるな。
[果たして結合するしないは相性であるかもしれないが。ぶっつけ本番やっつけでなんぼと大雑把な返答を返す>>61。実際、どの様に何を使い魔にしているかは、その吸血鬼のルーツ、素養によって異なるのだろう。]
不便が無いのであれば、このような辺鄙な地の城に棲まずとも、街にそのままおれば餌にも困らぬであろうに、奇特なものよの。未だ我らの生態が珍しいか?
[そういって、濡れ髪を揺らして笑う。]
クシャミの事は主が心配せずとも大事なかろ。あれもそれなりに齢を経た夜の生き物よ。 そうじゃな、寒うなれば、主に暖めてもらうとするか。
[湯冷めなど、人の子の様な心配を未だする彼に諧謔を混ぜた笑いを返しつつ、子守唄と同じに、昔語りでもしてやろうかの、と、鷹揚に手を振りその場を離れた。]*
(73) 2016/12/05(Mon) 23時半頃
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グロリアは、フィリップそういえばあやつ我の新しいドレスを褒めよらなかったな?(ころす
2016/12/05(Mon) 23時半頃
グロリアは、フィリップに理不尽な怒りを抱いた。
2016/12/05(Mon) 23時半頃
グロリアは、シーシャは結局あの場から何処へ姿を隠しよったのであろうか…
2016/12/05(Mon) 23時半頃
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[歳を経た血の濃さと、神秘に寄る魔術の手管。そういったものにすこうしばかり長けているかもしれぬ女は反面、夜を生きる制約は人一倍持っていた。
歳若い吸血鬼には、厚いカーテンさえ閉めれば日中に起きておられるものもいるらしいが(そう!昼ドラとやらいうものも楽しんで!)、兎に角女は、陽が地平線を過ぎて上がってくる頃にはとてもは起きていられず、棺の中に引き篭もった。そうして、再び陽が地平線に深く沈む頃まで眠りに耽る。
数少ない女の同胞が深き眠りに就いたとは知ったが、事それはそれ、再び自分が長く目覚めぬ事はあってもそれはそれ、と心地よい棺に沈み、目覚めた時には、さて今日の新しい1日をどう過ごそうか。乾きを覚える喉を潤しに言っても良いし、そう言えば何やら、用向きを焦らされてあったか>>79、と、棺の縁に手を掛け伸びをしながら思う。
ひとまず目覚めて、身支度でも整えようか。]*
(88) 2016/12/06(Tue) 00時半頃
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仲の良い事じゃ。
[羽根を広げて飼主を叩く様子>>103も戯れと、口元に手を当て笑う。]
まあ、追々考えるのもよかろうが、主に最早限りはないが、鳥獣の命は人の子より短いからの。手遅れにならぬようにするがよい。
今はな、まだ目に映るもの新しかろう。さて主、街で働いてはおらんかったか。
[街に繁く足を通わせているからこそ、食事処の下見も頼んだが。彼の本業は未だ知らず、仕事が捗るとの言葉に首を傾げた。]
主は儘、呆れる程に無礼よなあ。
[先程の厨房騒ぎの件といい。これが現代っ子というものだろうか。 死にたくないなどと頬引き攣らせながら言う彼に、望みであるなら、寝物語の対価に一滴残らず吸い尽くしてやるわ、と、如何にも物語に出てくる吸血鬼宛らに、吊り上げた口角に牙を見せた。]*
(146) 2016/12/06(Tue) 10時半頃
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―私室前―
[石造りの冷えた廊下。蝋燭の灯りも届かない天井の隅で蝙蝠の羽音がする。
若い吸血鬼が、躊躇いがちに齢経た女吸血鬼の居室の扉を叩いている>>121。部屋の中から応えはない。不在なのかもしれない。
先から続く、空を打つ羽音だけが大きく響くように感じるのは、すぐ近くを舞っているが故か。その音がふいに消えたかと思うと。]
どうした。クリスマスのメインディッシュを抱えて。
[ひょい、と唐突に後ろから覗き込んで、初っ端から未だ放置されたままの勘違いをぶっ放した>>1:240。
ケープを着た姿は、今しがた外出より帰ってきた様。両腕には新しい酒瓶を1本、抱えている。先程から響いていた羽音は女の化生だったのだろう。付き纏うように近い位置で羽音響かせていたそれに、シーシャは気付いていただろうか。]
(154) 2016/12/06(Tue) 11時半頃
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[ついでに血色がいい(吸血鬼に血色などというものがあればだが)のは、何処かしらで獲物を得てきた為だろう。美味しそうじゃのう、と唇に指あて赤子を覗き込みながら、舌なめずりひとつ。]
そうじゃ、ケトルなんぞ主が何に使うのじゃ? まさか茶など高尚な趣味が出来た訳でもあるまい?
[ならば嬉しい事じゃがのう、と此の女も大概無礼を言い放ちながら、目線は赤子を覗き込んだままであるが。]
なに?
[俺の子ども>>122と聞くに及んでは、まじまじとその顔を見上げた。暫し、青瞳でじっとその顔を見つめていたが]
その冗談は面白くないぞ。
[と言いながらけたけた笑う。さて彼は何度目のこの反応で、何度目の説明をせねばならないのか。実際、できたてほやほや吸血鬼のフィリップが来るまでは、最年少だった彼は、まだまだ彼自身こそが子どもに女には見えていた。]*
(155) 2016/12/06(Tue) 12時頃
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[覗き込むと同時に、至極真面目な、威嚇さえ見えるような表情で距離を取られるのに>>158、案の定つまらん、というような表情を露骨に見せて。]
何とは、クリスマスまで喰うてはいかんと言うことであろう? ほう、ほうそうじゃなあ、それまでは、存分に食わせて丸々させてやらんとのう。
[伝わっていない。 伝聞が伝聞を呼び盛りに盛られるのはシェアハウス内での恒例であったが、更に年寄りは新しい情報を咀嚼するのが難しいのかもしれない。
そわる心情察しもせず>>159、今にも齧り付きたい、という欲求と、いや、宴まで我慢してこそ、とのお預けの間で、伸ばした爪でふくふくとした頬をつんつん、と突付こうとする。狩りから帰ったばかりで腹が満ちてなければ、ぺろりくらいはしたかもしれない。]
生きていく為の餌と、道楽は違うであろ?
[全く、と、見上げて大仰に憤慨して見せる。まだ夜の生き物となって日の(女観点では)浅い彼は、既に人の食べ物を不要としていたのだったか。]
(163) 2016/12/06(Tue) 14時頃
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[何に使った、とは聞く癖に、その理由>>160には興味なさげに。母乳が出る訳がない、という言葉には、当たり前じゃ気色の悪い、とでも言いたげな顔を向け、但し目の前に差し出された何やらの箱を与えられると、片手に酒瓶の首を持ったまま器用に受け取り]
何じゃ?何じゃこれは?
[物珍しさと贈り物に、興味津津の様子。インターネッツは好んでいるが、生憎家電には詳しくない。電化製品に対しての知識はこの城にあるものが精々であるので(ちなみに卵を電子レンジに放り込むのは既にやった)、新しい文明の利器をためつすがめつしている間、用途と使い方の説明を受けただろうか。]
つまり、電気で火を起こし続ける訳じゃな?
[大雑把に理解をすると、これは素晴らしいものじゃ、と、不本意にぶすくれた顔を横にきゃいきゃいと喜んでいる。相変わらず、礼を言っていない。]
(164) 2016/12/06(Tue) 14時頃
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全員が言うならそれが事実であろ。
[中身がプリントされた箱を横から、掲げるように下から覗き込みながら、似てないか、との抗議じみた声>>161にすげなく返す。]
大体、そなたのその眼差しをこの童に生き写したいか?おうおう、可愛らしいまなこよ。
[のう?と、家電にすっかり夢中になっていた関心を赤子に戻すと、顔近場に覗き込んで子どもageと親sageを同時に行う。
一度二度血の混じる、と言うのには>>161、片眉を上げ、それではほんに主の子かどうかはわからぬであろ、と諧謔口にしかけ、続く念押しに似た言葉の摯実の響きに多少鼻白んだように]
(165) 2016/12/06(Tue) 14時半頃
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なんじゃ。誠に主の縁引きであるのか?奇縁も何処から見つけて来よったものか。 さあな、私の一族が生きておれば、何処ぞに広まった血を喰らうこともあったろうが、生憎、一族郎党絶えてしまったからには、その機会もない故に。 …仕方あるまい、ようよう目を離さぬよう気をつけよ?
[悪趣味を否定せず、喰わない、ともけして言わないが、シーシャの目の黒い間はまあ控えよう、との溜息混じりの迂遠な返答。丸々太った美味そうな赤子と引き換えの貢物がこれひとつとは不服だが(※お値段は知りません)、貰うものは貰うとばかり、電気ケトルが入った箱を抱え直した。]*
(166) 2016/12/06(Tue) 14時半頃
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―引き続いて、私室―
[それはシーシャと別れ、フィリップが来た後だったか前だったか>>148。
ケープにブラシを掛け、クローゼットへ片し掛けようとしたところに騒々しいノックの音>>162。]
クシャミか、騒がしい。その様に叩かんでも、居るぞ。入れ。
[応接セットの卓の上には、先程シーシャから貰った電気ケトルが箱から出されたままに置いてあり、点けっぱなしのPCはいつもの事。]
あれより気分はどうじゃ? …酔うておるのか。珍しい。その分だとやはり大事ないようじゃの。
[入室を許してその顔を見れば、ほんのりと頬に血色が上がっているようにも見えた。]*
(167) 2016/12/06(Tue) 15時頃
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何ぞ言いよったか?
[大事な話は理解しなくとも、どうにも悪口ばかりは捉える耳で、ひとりごちて呟くを>>168咎む様に睨め付ける。
赤子を指先で突き、ぐずるのを弄り回しながら、ローストが良いかのう、それとも折角じゃ、生きたままに血が滴るのをスライスで頂くのもよいか、と、聴く方にすればぞっとしない嗜好を、必死の説明(勿論ちらちらと覗き始めた牙も)そちらのけで喜々として語る。
食事の趣向に意識が逸れたのは僥倖だったかもしれない。]
主とて、ほんの最近までは血液以外も口にしておったのであろ? 菓子と、主食とは違うではないか。生きる以外にも食うは喜びよ。
[※ほんの最近(百年単位)。
如何にも頑是無く、唇を尖らせる。赤子の丸焼きを菓子と一緒にされては堪ったものではないが。]
(187) 2016/12/06(Tue) 20時頃
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[反面。露骨と言っていい程、電気ケトルの説明は身を入れて聴いた。興味のある事は聴く、というよりも、興味のある事しか聴けないのかもしれない。タチが悪い。
竈と似たようなものであるならパンは焼けるのか、液体を温めるなら、首筋から滴る血潮そのままの温度を残して置けるのか、シーシャが途中で8度も、「水専用である」と繰り返さざるを得ない徒労の元に、ようやくその用途は伝わっただろうか。 しかし、引火の心配をするなら、室内のタコ足配線までを確認―すると余計心配になれたかもしれない。
女の益々無礼な口ぶりに、口一文字で耐える反抗期青年(91歳)>>170。しかし、そんな消極的な態度であるから、ますますこの女吸血鬼が増長するのではないかと、少し皆にも省みて欲しい(他責。]
(190) 2016/12/06(Tue) 20時頃
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[不服げに結ばれた唇も、子を褒められれば緩むもの>>170。しかし、此方を見る顔がその内思案げになれば>>171、歯切れ悪くも問われる事に。]
統治の血筋は、街が陥ちれば根絶やされるものよ。 二度と経験したいものではないが。
[指先で、胸元から腹まで指先揃えて辿るのは、かって親族と共に、侵攻した敵兵に斬りつけられたその痕か。かといえ、この口ぶりに湿り気は欠片もない。既に女の中では、"終わった"過去なのだろう。]
(191) 2016/12/06(Tue) 20時半頃
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ふふ、2000年の時を経て弔いを貰うとは我が家内も思ってもおらなんだだろうが、礼を言っておこうか。
さあてな。生きてこその滅びは道理であると思うまではどれ程に掛かったか。 幾人か我が血を分けし事もあったが、さて、今はどうしておるやら。未だ健在の者も在れば、当に潰えた者もおろう。大抵は碌な事にはならぬ。まあ縁があれば、その内何処ぞで相まみえる事もあろう。 [今よりも教会の権勢がより濃い時代。異端と一度疑われれば、元よりその末路は定まったようなもの。血を分けし者へも、さしたる執着はないらしい口ぶりで。
偉く殊勝になった物言いに、物珍しそうな目付きで見やるが、寂しいとその口から聴けば、ふふり、と弧を描く唇から笑いを漏らした。]
(192) 2016/12/06(Tue) 20時半頃
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主、寂しさ故その赤子を攫うて来たのか?
[攫うとは人聞きが悪いが、乳児の出自を聞いていない為、必然そのような表現となる。]
彼奴の言い表しそうな事よなあ。また血の導きとは。 なに、私も先までかれこれ500年は眠っておったが此の通りじゃ。オーレリアも、マーゴも起きたくなれば自ずと目を覚ますであろうから、主が気に病む事は何もない。何も此れが永訣の別れでもあるまいに。
[サイモンらしい言い回しに喉を鳴らしながら、取り留めなくも随分と素直な吐露に>>178、子どもにするように屈み込んで顔を覗き込む、のは難しいので、首を傾げて下から覗き込んだ。何も心配せずともよいと。
100年も200年も。明日も明後日もやがてはなべて等しくなろうものを。]
いつもそのように素直であれば、可愛げもあるのじゃがのう。
[なのでやはり、2000を生きた女吸血鬼は、幼子に言い聞かせるようにそう言った。赤子を抱きかかえ、廊下を去りゆく姿に、何れはその赤子も血の眷属とするのか?とクリスマスが終われば手放すつもりであったとは毛頭知らぬ。
クシャミの話に関しては、彼奴は偶に妙にメランコリックになりよるな、と、肩を竦めるに留めた。]*
(195) 2016/12/06(Tue) 21時頃
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千客万来じゃの。先程までは出ておったが。
…であろうなあ。強うもなかろうに、何れ相手に、如何程呑んだのじゃ。
[クローゼットにと外套を仕舞いながら、緩く揺れる身体を視界の端に入れ>>176、何処かしら浮ついた口調はそれだけの酔いを表しているか。]
あれは酷い味であった。ほんに主の悪食だけは変わらぬのう。 ああ、そうじゃ、先程シーシャに面白いものを貰うての、これを使…
[調度貰った電気ケトルを使い、茶でも入れてやろうかと、振り向きざまに意表を付かれたのは、身長差、胸へと頭を引き寄せる動き>>177。]
無礼ぞ。
[短く言い捨てると、額に肉の薄い胸板が触れるか触れまいか、腕を伸ばして身体を引き離す。]
どれだけ酔うておるのか。一度の戯れは赦す故、ほれ、早う座れ。酔い覚ましに茶を入れてやろう。
[そう言って、応接セットを指し示した。]*
(203) 2016/12/06(Tue) 22時頃
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イルマもさして強くはなかろう。下戸二人で何を…、ああ。
[クシャミの心中など露も知らず、矢張り酒の弱い相手の名を聞かされれば、その酒量ですら納得行くもの。
女の悪食は表立って指し示される事が少ない為(何故か)、自覚を持つには程遠く。
不服など、意が乗らねば知らぬもの。 ソファへと誘う腕を引かれて、これが二度目に体勢を崩したのは>>220、否、と示したに関わらずそれに抗う事への慮外のぬかりがあったか。
背の後ろで、古いソファの撥条が軋む音がして、見上げれば双眸で異なる夜明けと暮れ時の色が見える。
見上げる女の常の青瞳の、虹彩の縁が怒りが故に、溶鉱炉に溶ける鉄のように朱く滲む。]
(247) 2016/12/07(Wed) 01時頃
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戯けが。一度の戯れは既に過ぎたわ。
[堕ちる夕暮れにも似たその色と反し声は凍る。如何に嫋やかぶろうとも、その生来は夜の底の生き物。森で拾い上げた新入りをその細腕のみで引き連れた>>0:139事で知れるよう、その膂力は女が故に引けは取らず、身の上の重みを、無慈悲に床へと蹴り捨てた。]
酔いに呑まれよったか痴れ者が。これ以上に失望させるな? 疾く、去ね。
暫くその面、私の前に晒すでないぞ?
[口調は変わらねど、声音は冷徹、一片の不愍もなく。その部屋に一人となるまで、氷像が如く立ち続けただろう。]*
(248) 2016/12/07(Wed) 01時頃
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―私室前にて―
ほほほ、牙はないか。それはそうよの。
[長く尖った爪で、その柔らかい皮膚を傷つけぬよう、指先で赤子の唇をくいと開くと口中を確かめる。小さな手がその指を掴んでくるのを、右へ、左へと振って弄りながら。牙が見たいのであれば、すぐ上へ視線を向ければ、今にも噛みならさんと剥き出しになった父親(自称)のそれ>>226があったかもしれない。]
なんじゃ、言いたいことがあるならば最後まで申せ。 おお、不作、それはいかん。民を餓えさせるのは統治者としての恥よ。 ああだから、主は食の喜びを知らぬのだな!
うむ、飽食と浪費こそが至上の悦びであるからに。 主にもいつかきちんとそれを分からせてやらんといかんのう。
[今の我では細やかなものではあるが、と。 怒るどころか、寧ろ褒め言葉と取って、斜め方向の走り具合で教育モードに火が点いた。]
(255) 2016/12/07(Wed) 01時半頃
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