303 突然キャラソンを歌い出す村4
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──保健室のちいさな戦争── [────強烈な光のような歌だった。>>2:476 あの純白の天使候補生の力だけではない。《増幅器》のせいだ。 堕天使の身には眩しすぎる。肌が酸に触れた時のように痛い]
(伝え聞いてたのより遥かにやべぇ……!)
[しかもこれで出力は全開ではない筈だ。 こんなものではない。そう確信させる秘めた響きがそこにはあった]
(回収は必須………… だが番犬もクソ天使もいやがる。部が悪い。それに臆する事なく進んでいったあの女、何者だ……?)
[管理者という訳でもあるまいに。舌打ちひとつ]
(5) 2020/01/10(Fri) 08時半頃
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[────純白の歌の強い気配に紛れ、 黒い青年はいつの間か姿を消している。
去り際目眩しに教師達に保健室の異変を伝えたため、一般教師達が様子を見にやってくるのも程なくだろう。 まったく、入園許可証様様だ ]
(6) 2020/01/10(Fri) 09時頃
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──保健室騒動の後の廊下で── [教師連中に保健室の異変を知らせる人間のふりをしながら保健室から離れる。マイの姿は見つからない。
────既に元上司の気配は感じられなくなっていた。 己では分からなくなってしまっただけかもしれないが────分からない。きつく眉を寄せる。 面倒な上司だとなにかと突っかかってはいたが、嫌いというわけでもなかったのに、……あのマイクの力で浄化されてしまったのだろうか。]
────ん?
[ふと、違和感。 ぽつり、と。黒い羽が落ちているのに気付いた。 ────ただの羽ではない。だって、これは]
(堕天使の、羽?)
[いや、それにしてはまだ力が弱い。]
(7) 2020/01/10(Fri) 09時頃
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[黒い羽は足跡のように続いている。 あとを追えば、そう遠くなく倒れている生徒が1人。]
──っ………?!
[放っておくこともできず近くに膝をつき呼び掛けた。堕天使だが基本の性質が失われている訳ではない。所謂お節介というやつだった。
倒れている男子生徒はどこかでみた顔である気がしたがよく思い出せない。──生憎と、最初にヨーラを襲撃した時居合わせた人物全ては覚えていない。]
おい、……こんなとこで寝てんじゃねぇぞ
[軽く頬を叩く、が、すぐには起きないか。 妙な違和感を感じながら肩を貸して廊下の壁にもたれかけ、座らせた服に刺繍された《桐野》の文字をなんとはなしに確かめて*]
(8) 2020/01/10(Fri) 09時半頃
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∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 時は少しさかのぼる *…―回想/体育館横の教員更衣室―…* 静かなオルゴールの音が鳴る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
(15) 2020/01/10(Fri) 11時頃
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∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵ [>>2:325疑問符を浮かべられ、自分の動揺が表情に出ていたことを知った。小さく首を横に振る]
……なんでもねえよ。
……なんつうか、絵は… スケッチとか、…油絵とか、…かな
[しかし、返答は芳しくない。やはり、違うのだろうか。探して彷徨った日々、空振りの経験が重くのしかかる。バレエか、と呟く。できるだけ落胆が顔に出ないようにしたつもりだったが、うまくいっただろうか。]
だから、そんな鍛えてんだな。
[あの頃とは、随分違った。少し顔を伏せ、眼を逸らした。]
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
(16) 2020/01/10(Fri) 11時頃
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∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵ [名を。──名を呼んでしまった。>>2:326 驚かせた。当然だ。まるで狂人だ。こんなのは。 跳ねのけられても仕方がない。 だって、これはきっと、マイには馴染みのない名前だ。 それでも、呼ばずにはいられなかった。
──紡いだ、愚かな灰かぶりの歌。
堕落したと断罪されて、 天より落ちた者のうた。 距離を零にと歌われた願いに、 忘れたことなどなかったと最後の方は涙声。
マイの漆黒の夜のような瞳の色からは、抑えた衝動を読み取ることはできない>>2:327]
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
(17) 2020/01/10(Fri) 11時頃
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∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
……ぁ……
[>>2:328 泣いているの。 そう問われてはじめて、自分が涙を流していることに気づいた。 涙。遠い季節、己が降らした雨の名だ。>>1:254]
わ、悪ィ、……その、 …おかしいよな、…ほんと、…ごめん
[うつむき、自分の手の項で乱雑に目元を拭う。 うまく止まって呉れなかった。マイの手首をつかむ手が、震える。 鍛えられたかたちが、あの日の彼ではないと伝えているようで。けれど。]
……、…
[柘榴の瞳を見つめる所作も、記憶と重なった。何もかもお見通し。──そんな漆黒。]
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
(18) 2020/01/10(Fri) 11時頃
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∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
……ずうっと、…昔だ
[また、おかしなことを言っていると思われるだろうか。 でも、本当のことだ。 記憶に鳴るオルゴール。 名を呼ぶ声が好きだった。 ―剥ガレタ季節 Instrumental ver─]
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
(19) 2020/01/10(Fri) 11時頃
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∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
───!
[小さな音と動き出す時計。>>2:329 息を飲んで、扉の方を見た。]
……──、いや、面倒かけてるのは…俺の方だからな
[気にすんな、と、不器用にも謂って、後ろ髪をひかれながらもそっと手を離した。 “また会える” 約束は魂を縛る鎖だ。だって、ずっと、探していた。]
………、ああ。
[頷けばそれは悪魔との魂の契約だ。 知らずとも。知らないからこそ。 教頭に怪しまれないように、更衣室に残って、マイの背を見送って。]
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
(20) 2020/01/10(Fri) 11時頃
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∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
[手首の温度が掌に残る。 ぎゅっと両手で握り締めて、うつむき、祈るように額に寄せた。]
……、…アンク……
[そのまましばらく動けない。──オルゴールの音が遠くなっていく。代わりになり始めるピアノはフォークロアの響きを持っている]
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
(21) 2020/01/10(Fri) 11時頃
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∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
たとえばあなたが忘れていても 覚えていると指を切る こどもじみたたわむれだけど 今ではそれがわたしのすべて
白く甘く ふりつもれ cantarella 息もできない奈落の底で 消えない傷を刻んで残せ
苦く甘く ふりつもれ cantarella 声も出せない闇夜の底で 爪を立てては星を探して
*∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴*
(22) 2020/01/10(Fri) 11時頃
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―廊下― [──「桐野」から返事はあったか。 付き添いの者や気付いて近づいてくるものがあれば別に邪険にしたりはしないし、話しかけられれば言葉も多少は交わした。 離れずにいるのには訳があった。廊下に落ちていた黒い羽が、この男子生徒の足跡のように落ちていたこと。 拾い上げた黒い羽は未だ手の中にあった。思わし気に睨むように見た。]
(堕天使が居ればある程度連携取れるかもしれねぇと思ったが、…元上司のあの有様じゃあ望み薄かもしれねぇな……)
[しかし、いつまでもここにいるわけにもいかない。許可証があるとはいえ部外者だ。ひとところに留まり、無駄に疑われては更に動きにくくなる。]
……教師連中は保健室の方に行っちまったか、 遺ってるやつが居ないか探して────
(68) 2020/01/10(Fri) 22時半頃
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[見回した時、少し離れた場所によく知る顔が、あった。>>66]
──、 マイ
[一度呼びかけた音を飲み込んで、 片手をあげて呼びかけた。気づいてもらえるかは、分からないが*]
(69) 2020/01/10(Fri) 22時半頃
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―廊下>>70― [反応があって、ほっとしたような表情を浮かべたのは無意識だった。手招き、言葉を紡ぐ。]
悪い、こいつのこと頼めねえか… 廊下の真ん中に倒れてやがったんだ
生徒だろ、ここの
[廊下の壁に背を凭せ掛けた男子生徒を指さした。 シシャの手には、まだ黒い羽が摘ままれている。]
(72) 2020/01/10(Fri) 23時頃
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― 廊下 >>77―
マイ、……知ってるのか?
[担当の生徒、と聞いて頷く。 柘榴の眼差しは音坂を微塵も疑ってはいない。 アンクにとてもよく似た、──或いは生まれ変わり。 そんなふうに、淡い期待を抱くばかりの、愚かな堕天使だ。]
……保健室は、…やめとけ、 今とんでもねぇことになってるから。
[眉を寄せ、首を横に振る。 一般人―であるとシシャは信じている―音坂をあの現場に向かわせるのは気が引けた。本当に、ろくでもない状態だからだ。 しかし、行くというなら無理に留める権利はない、とも考えている。]
教師連中には声かけてるし…… ……こいつ休ませる場所とか、ほかにねぇの。
[くるり、と黒い羽を指先で回し、眉を寄せた。──もし堕天使、あるいはその関係者ならば、マイに危害を加えやしないか。そんなことを気にしている*]
(84) 2020/01/10(Fri) 23時半頃
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―廊下―
……桐野奏詞朗。
[>>91知らない名だった。服に刺しゅうしてある名前の通りではあるらしい。 指先で服を摘まんで引く仕草、やっぱり同じだ──と、想いながら、少しサイズの大きなパーカーを、密やかに握りしめながら見ている。 素直に頷いてくれればまたもほっとしたような表情。 何処までも素直に、この男を信じている。]
更衣室?…長椅子あるのか。 じゃあ、そこに頼…うぉ
[軽々と持ち上げる様子に瞬いた。 自分の出る幕はなさそうだ。]
…すげえな
(97) 2020/01/11(Sat) 00時頃
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―廊下― [ついてくるという人がいれば好きにすりゃいいんじゃねえの、と答えるだろうが、さて。
シシャ。>>92 名を紡ぐ声も同じ響きだ、と 一瞬呆けてから、]
……え?
[視線の先にあるものを見た。]
あ、ああ。これか? …こいつの傍に落ちてたんだよ。 なんとなく、…気になって。
[堕天使の羽だ、と伝えてもマイにはきっとわからないだろう。そう、シシャは思っているのだ*]
(99) 2020/01/11(Sat) 00時半頃
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― 廊下 ― [来るなとも言われなかった。行こう、と言われた気がした。離れがたくついていく。]
……、そっか。
[>>107音坂の言葉に、小さく笑んだ。 常の不機嫌そうな様子とは違う、柔らかさのある表情は、ニコラスが見た天使の絵の雰囲気を滲ませていた。]
……ん、 わかんねぇ、けど、多分 な。
[シシャは、嘘が下手くそだ。今も昔も。 伸ばす手から羽を離そうか悩んで──この羽自体には敵意のようなものは込められていないはずだ、と、そっとマイの指に触れさせた。]
(112) 2020/01/11(Sat) 01時頃
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―廊下―
[──桐野が倒れていた時、 >>115 まったくもって真っ当な指摘に、シシャは沈黙で答えたのだ。]
……、……!
[あの様子から見ても、ただの“人間”であるように見えたのに。 >>122何の疑いもなく渡した黒い羽がとけて、霧のように透ける。微かな粒子が桐野の体に吸い込まれるように見えて、シシャは目を瞠った。
交わす視線が言葉になる。 互いが雄弁な視線を交わす──記憶の柔らかな場所をくすぐられる感覚を、>>120マシンガントークが遮った。]
(133) 2020/01/11(Sat) 02時頃
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―廊下―
……あ?
[>>120 物凄い勢いで警戒された。 というか────]
男?
[声の調子が男のものだ。思ったままを口にした。男。]
……いや、違う、あれは、そう
[ハロウィンが言っていたのをそのまま拝借し────]
……PV撮影だから
[自分で言ってて頭が痛い。>>130見つめてくる視線が痛い。柘榴色の眼がちょっと泳いだ。シシャは嘘が下手だ。]
(137) 2020/01/11(Sat) 02時頃
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―廊下―
……シシャだ
[>>138誰だお前、2回目だ。 面倒なので名乗ってやった。真名持ちと違ってどうせ下級の身、隠すという考えはあまりない。ついでに落ちそうな眼鏡を押し上げてやった。 受け答えに違和感はない、ように、シシャには見える]
キリノ?だったか、 お前、痛いところとか違和感とかはないのか。
[──一応、心配しているようには聞こえるかもしれない。]
(144) 2020/01/11(Sat) 02時頃
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―廊下―
…男の割にクソ寒そうな格好してんな
[>>143 スカートの話である。 シシャが人間界に近しい時期、斯様な格好をする男性はいなかった。 それにしたって刺々しい。 警戒しようと疑われようと別に構わないが、マイに迷惑が掛かるのはいけない、という思考回路だ。]
PV撮影だっ つってんだ ろ
[これではいかん、と半目で見返した。 パッと見女子にしか見えない男子生徒と、ヴィジュアル系男子のにらみ合いである。なんだこれは。]
(148) 2020/01/11(Sat) 02時頃
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―廊下―
[>>146 マイからフォローが入る。 物凄く助かった。 感謝の気持ちをこめてちらと横顔を見遣る]
……、そうだよ、 こいつ廊下で倒れてて────
[>>149 説明は、名を呼ぶ声に盛大にかき消された。]
……そいつそんな頻繁に腹痛くなんのか……?
[どんなだよ、と呟いた。]
(151) 2020/01/11(Sat) 02時半頃
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……────、マイ…?
[>>152>>153>>154 目配せを受けて、柘榴色の眼を一つ瞬かせた。]
────、……
[まるで、そっと背を押すような声だ、と思った。 それが、善意からなのか それともそれ以外のものからなのか シシャには、────判断がつかない。]
(155) 2020/01/11(Sat) 02時半頃
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―廊下──
…別に大したことじゃねぇよ。
[>>157礼を言われ、そっけないようでいてやや照れた風だった。礼を言われなれていないのだ。]
……あん?香水……?
[瞬きひとつ。自分の手首の内側辺りをかいでみる。堕天使として香るとするなら眸と繋がる柘榴の香り。]
や、別に何もつけてねえけど…。
[えてして自分の香りには気づきにくいものだ。 桐野がこういうことに興味を示すのが極珍しいとは、知らないままに。]
(162) 2020/01/11(Sat) 03時頃
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―廊下― [窓ガラス男、抗議したい名前だが幸いシシャには届かぬことである>>161 聖愛が人生何回分の驚きだ?という状況に叩き込まれているとは知らない。]
……おう
[ぶっきらぼうに頷く。]
…大したことじゃねぇって。 通りがかっただけだしな
[急に素直になられると反応の切り替えがうまくいかずやっぱりぶっきらぼうだった。]
(167) 2020/01/11(Sat) 03時頃
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──午後の廊下──
あん?
[>>163訂正、と言われて怪訝げに見れば──]
…………、
[集中線!1カメ!2カメ!3カメ! ──という感じだった。 薄い胸、というか男なのでなくて当然である。詰め物してたら気合いいれすぎだ。学園で性癖を歪められる男子続出ではないだろうか? シシャは2回瞬き、]
……好きな格好したらいいんじゃね、 似合うか似合わねぇかなら、似合ってんぞ
[と、言ったのだった。男?と言った時同様素直である]
(209) 2020/01/11(Sat) 12時頃
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──午後の廊下── [>>173別に怪しくねぇよ!と桐野のお節介の内容を聞いていたら言ったに違いない。言われていればだが。]
……、──
[マイの柔らかな言葉で桐野と聖愛(とマイが呼んでいた)真っ直ぐ保健室に向かうのを止める理由もないが、妙な違和感を感じる]
────今の、……いや……
[>>173明るく礼を添えて去る聖愛に胸元あたりまでちいさく手を上げ応えながら、問いかけて、やめた。うまく形にならない]
(231) 2020/01/11(Sat) 13時半頃
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─ 午後から放課後にかけて/体育館 ─ [>>229 マイのお陰でさほど不審がられることもなく、学園の様子を見ることができた。 端々に過去の幻を重ねながら、黒い靴の踵を小さく鳴らす。 PV撮影ですか、と声をかけられて曖昧に挨拶をする。 カラコンですか、とも聞かれた。 まあ、そんなとこ、と答えるシシャは嘘が下手である]
…………さっき授業してたとこか?
[体育館は小さな声もよく響く。 名を呼ばれれば意識はそちらへ向く。アンクと同じ声なら尚更だ。 >>230飛ぶように空に舞うジュテ、まるで背に羽があるかのようだ]
(249) 2020/01/11(Sat) 15時頃
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──放課後の体育館── ──何を?
[>>230降り立つ背中を見ている。 問われるのがこわい。──ひどく張り詰めていた]
……それは、……
[眉を寄せる。迷い、答えあぐねた。 YES、と言っているようなものだ。 しかし、漆黒の瞳はなおもなぜ、と。問い掛けてきた。いつかの記憶が蘇るような夜の黒。]
…………、──
[ポケットに片手を突っ込んだまま、気怠げに爪先立ちで音もなく踏み出し、くるりと回る。フードが取れて、プラチナブロンドが風を含んで舞った。黒い羽が画面を横切って]
(250) 2020/01/11(Sat) 15時頃
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[体育館に夕暮れの光射す] ・:*+. ・:*+. ・:*+. ・:*+.
──♪薄氷(うすひ)を踏むよに恐々と 頷くこともためらった
[ギターのハーモニクス、躊躇う足取りに合わせて鳴る。くるり、パーカーの裾も空気を含む
伝えたい、伝えられない また失うことを恐れて それでも
・:*+. ・:*+. ・:*+. ・:*+.
[♪>>249>>250 黒い羽根がシシャの自身を包むように、片眼を隠した]
(286) 2020/01/11(Sat) 19時頃
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[マイの方へ手を差し伸べて、惑う指先にズーム、柘榴色の瞳が画面いっぱいに──映る過去の映像。セピア色の暖炉の光]
あの日の面影を探していた 覚えてなくとも構わなかった
夜を選んだΠΕΡΣΕΦΟΝΗ(ペルセポネ) 光の路(みち)に戻れなくとも
[鏡の破れるような音。 顔を隠した羽が消える。 祈る仕草で跪いた]
天使の卵を闇に誘い 罪を重ねて黒に沈む堕天使
夜に傅くΠΕΡΣΕΦΟΝΗ(ペルセポネ) ただもう一度逢いたいだけだ
[ギターが高らかに泣いた──────♪]
(291) 2020/01/11(Sat) 19時頃
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──ちがう、 アンクのせいじゃない
[>>289>>290 歌い終えては跪いたまま、赦しをこうように項垂れる。羽は簡素な体育館の床に触れて広がって、そこだけ夜になったかのようだ]
…………アンクが消えたのだって、 きっと、俺が悪ぃんだ
[何が悪かったのか分からないまま、羽が夜に染まりきる。黒髪が表情を隠している。手を伸ばすのも躊躇われた。記憶の標べが深みへ誘う。]
────、アンク、…………
(292) 2020/01/11(Sat) 19時頃
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…………純白の天使を探し出して任務を達成すりゃ、 きっと力が少しでも戻る
そうすれば…… ……アンクを、……お前を、探し出せるって、 そう思ってたんだ…………────
[つまらない任務になると思っていた────>>0:47 そんな思いはもはや、彼方。──嗚呼、俺は*]
(293) 2020/01/11(Sat) 19時頃
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―黄昏の体育館>>303― [名を呼ぶ声に項垂れていた顔を恐る恐る上げる。 見上げる表情は黄昏の最後の光を背にしていてよく見えない。
──だって…?
疑問符に答える言葉。 記憶と同じ癖、少し強い力で引かれ、そのまま抱きしめる腕の中。]
(312) 2020/01/11(Sat) 21時半頃
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────、な、……
[見開いた柘榴の瞳に漆黒の影が落ちた。 黒よりなお黒い六枚羽。]
……、……、アン、ク…
おまえ、…… そん、な……
[ならば。最初から。どうして。 震える声は息交じり、 蒼褪めて。呼吸ができないほどの衝撃に動けない。囚われた。
力なく落ちた手に夜の影が射し、──暗転した*]
(313) 2020/01/11(Sat) 21時半頃
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―体育館でのこと―
[>>340正しく粉々に砕かれるなら 声など出るものではないと知った。
生きたまま解体されるなら、 ようやく悲鳴を上げられると知った。]
────どうして、
[同じ言葉をもう一つ。]
……ずっと、騙して…… ッ
[堕とされた皿の上の鳥は、それでも血を吐くように啼泣した。]
(373) 2020/01/12(Sun) 00時半頃
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────アンク!!!
[だらりと力なく落ちていた手がひくりと動き、握りしめたときには黒炎を纏う剣になり──── 一閃]
(374) 2020/01/12(Sun) 00時半頃
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|
[────漆黒は 瞬間、掻き消えた。>>341]
(375) 2020/01/12(Sun) 00時半頃
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[>>342後に残るは嘲笑い舞い落ちる羽ばかり。 空虚までもが遠い日の再現だ。 こうやって、あの男は消えたのか。 ──ずうっと、ああやって、笑っていたのだ。]
───、ぁ、
[激情に震えた手は、黒い剣を取り落とす。 頭を抱えて、せり上がる感情は黒をさらに黒く染め、]
────あああ、ああああああああああああああ……!!!
[夜の淵、無様な灰かぶりの叫びがこだました*]
(376) 2020/01/12(Sun) 00時半頃
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―夜:とある木の上―
[夜は深まり影は消えた。 翼を羽ばたかせ夜闇を飛んでも近い気配までしか追えない下級堕天使の身でただ1人を探し出すは困難だった。 高いところで見渡そうと辿りついたビルの上、機械的に点滅する航空障害灯の赤に輪郭を縁取られながら柘榴色の瞳に消えない埋み火(うずみび)を熾(おこ)していた。]
────、……。
[表情は砕かれた硝子の先のように痛々しく険しい。 手には黒炎の弓矢を持って、地上のひかりを睥睨していた。]
(414) 2020/01/12(Sun) 02時頃
|
|
―ビルの上― [背には夜に溶けるような黒い翼。 血が滲むほどに噛んだ唇の赤は今は乾いている。
任務のことなどもはや頭にない。 番えた矢の向く先、 己はそこに何を乗せようとしているのか。 憎悪/忿怒/絶望/悲憤/哀惜 数多の感情に塗りつぶされれば心がいっそ嫌な凪ぎ方をすることを知った。
気配を広く感じる力はなく、 ならば或いは夜を飛ぶものあれば、と考えて。 ── 一つ一つ目星をつけては絞り込んでいった*]
(431) 2020/01/12(Sun) 02時半頃
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|
―ビルの上―
────見つけた。
[呟きは低い。 黒く塗りつぶされた激情のまま、 引き絞った弦から手を離す。 夜を切り裂いたそれは──しかし。
一縷の迷いか。 力の不足か。 或いは誰かの横槍か。
漆黒の六枚羽を掠めてコンクリートに刺さる。 一足にビルの屋上の手すりを蹴って滑空。 地上の星に影を落とし瞬かせながら、一直線。 叶うならジェルマンとマイの間に割って入り、漆黒を睨みつけることになる*]
(450) 2020/01/12(Sun) 03時半頃
|
|
―上空>>451―
[今は手に黒炎の剣。 ジェルマンが警戒を超えて敵意を向けてきてもシシャが睨むのはマイの方だ。レイピアが切っ先を向けてくれば降りかかる火の粉は払うつもりだったが────]
────!?
[>>453 背後で呻く声が聞こえた。 尋常ではない様子にシシャとて肩越し振り向く。 激情に塗りつぶされた柘榴の双眸が狼狽の色をわずかに覗かせた。]
(458) 2020/01/12(Sun) 04時頃
|
|
―上空>>453― [──視線の先をつられるように追う。 虹色を纏う、己を“鴉”と呼んだ気に食わない天使の姿を見た。 ──だが、何故? ジェルマンの“権能”を知らぬシシャにはわからない。
不本意ながらマイからジェルマンを庇うような立ち位置のまま、 視線を6枚羽のマイの方へと定め黒炎剣の切っ先を向ける。 衝動めいた激情に塗りつぶされているくせに、 柘榴の双眸は苦みと哀しみを隠せずにいる。*]
(459) 2020/01/12(Sun) 04時頃
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