291 Fate/Goddamned Omen
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パイプ掃除は、言い得て妙かもしれません、ね。 かの人達にとっては、そういう認識なのかもしれません。 機械越しに話を聞くに、フェルゼ氏の質問に 答えとして。この世界が聖杯の破壊によって 消えることをそのまま、消える世界の人間に 伝える、ことができるということは、そうなのでしょう。
[一度引き金を引けば、ためらいもなくなるといいますが そんな感じなのでしょうかね、と溜息吐息 生憎、彼方の映像は見れども、此方の声などは届かないため その推測が正しいのか、間違っているのかは 現時点では判別つかないのですが――
リジ―の言葉に頷きます>>0:476 放っておけば、きっとこの世界は失われてしまう 兄様達が作った。守った子供らが長き年月をかけ、 つくりあげたこの、世界が
―― それは、私がいや。なのです]
(17) 2019/02/10(Sun) 10時半頃
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[先程出会ったばかりですが、 心のままに、自由に行動する貴女は そう有れぬ自分にとって憧れを抱くものでありました ――流石に恥ずかしいので、本人には伝えませんが
宣戦布告の鬨の声を聴けば>>0:440 私はリジ―に問いかけます]
リジ―。貴女はどうしますか? きっと彼女らの最終目的は、聖杯なれば 宇宙樹の手前で待ち構えれば 何れは接敵するであろうと、私は考えますが。
或いは、フェルゼ氏のこの機械に案内を頼み この世界を脅かす者のところへと 連れて行ってもらうというのもありかもしれません。 どうやら先の通信を鑑みるに、 この機械は1つではないようですし。 使い魔みたいな、ものと考えます。
(18) 2019/02/10(Sun) 10時半頃
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――どちらにせよ、無策に砂漠を歩むは、 体力を消耗し愚策であろうかと。
[自身は、体力の消耗の少ない 待ち構える方が良いのではないかとも思うのですが やる気満々のままうって出るというのもありだとは 考えて、いますので。*]
(19) 2019/02/10(Sun) 10時半頃
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……。
[女性の、通信越しの声が途切れる 逃げたか、という言葉から。彼女が捕縛を是とせず、 何処へかはわからねど、逃げ出したことは 確実なのであろうと理解した>>32
監視衛星。空から追いかけるということだろうか。 だとしたらフェルゼ氏と連絡を取れるなら、 その女性だけではなく、女性と共にあった英霊、 或いは―――他にも、若しかしたらいるかもしれない この都への敵対者
そういった者への情報を、 タイムラグなしに共有できるやもしれぬ と、アーチャーは考える]
(38) 2019/02/10(Sun) 14時頃
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……女性は、1人で、来たといっていました、が。 彼女の映像が途切れる前に。 隣の東洋の英霊に、手を伸ばしたように、見えました。
だとするなら、彼女が1人できた、というのが 本当であろうとも。 この地で”はぐれ”の英霊と 契約することもあるやも、しれませんね。 此方の世界を護るための英霊だけでなく 彼方の世界も、あちらの世界を正史となるべく 呼び出すものも、あるでしょうから。
[推察めいた言の葉を零しながら、 彼がシュメールの構成員に告げる命を聞きつつ――]
(39) 2019/02/10(Sun) 14時頃
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……ええ、勿論。 私の力、貴方達の未来の、ために。
[そう、確りと、彼に約をいたしましょう>>33**]
(40) 2019/02/10(Sun) 14時頃
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……そうですね。 確かに、ふたてに別れた方が、いいかも、しれません。 その場合、離れていても。 連絡手段はあったら手に入れたいものですね。 契約もしていないので、念話もできないです。 通信機のようなものがあればよいのですが。 或いは、この子を一台ずつ……は、流石に贅沢でしょうかね。
この空飛ぶ機械は、リジーが案内に 連れていくほうがよいでしょうね。 宇宙樹までの道程は、聖杯からの魔力を辿ります。
[彼女に被せていたヴェールは、今から砂漠を歩むであろうリジーに日除けの代用品として渡しておきましょう]
(48) 2019/02/10(Sun) 15時半頃
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[リジーの指摘した、味方の情報だけでも得られたなら、 自身は宇宙樹を目指し砂漠を歩いてゆくでしょう。] リジー、後武運を。
[ひとつ、告げたなら。長身は熱砂を踏みしめ、 宇宙樹の方角へと**]
(49) 2019/02/10(Sun) 15時半頃
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サンカナーガ……これが、そうなのですね。わかりました。 [小型の機械を受けとれば懐に仕舞い、リジーの方を向きます 聖杯の知識は便利、一応使い方は理解できる模様
……くるくる回しているリジー。大丈夫でしょうか 機械を用意してくださった、フェルゼ氏に感謝を示したのち]
……ええ、一旦お別れです。 また、会いましょう。そのときには。 宇宙樹を近くでみた私の感想、聞いてくださいね。
[ヴェールは、汚しても構わないと告げつ、ゆるり笑みましょう 貴女が無事なら、それでよいのです、と
その姿が遠くなった頃 一度、振り返りまた、歩み始めるのです*]
(89) 2019/02/10(Sun) 20時頃
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[縁は紐のように、絡み合う、或いは引き合う ……とも、申しますが
黒山羊と、これまた東洋の衣装に見えるそれを纏う英霊 ……で、しょうか 彼らとの出逢いは良縁、どちらでありましょう]
もし。あなた方もあのき、を目指していらっしゃるの で、しょうか。
[端末にはない、二人の情報 熱砂の彼方より、二人に歩みつ、尋ねて**]
(97) 2019/02/10(Sun) 20時頃
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……確かに、受肉した今は。 人でも、悪魔でも、人魔(デモノイド)でも 私はどれでも、ありません、ね。
[ぽつり、おちたことのはに>>105 ことりと首をかしげながら、私は言葉を紡ぎます
ただ、そうですね。 あの宇宙樹のことを。かの山羊さんが 気になると、仰るのでしたら。
ちらり、と。先の機械――端末のことはよぎりましたが。 確か人魔や、この東洋の英霊に関しては情報なく。 敵でも、味方でもなかったと、記憶しておりますので。]
(189) 2019/02/11(Mon) 02時頃
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はい、樹に覆われた都、のひとが そうおっしゃって、いましたから。
私も、気になるものですから。 近くで見ようと、していたのです。ですが、
―― あれを、壊そうとする者を あの都を守る者は。 近づけさせは、しないでしょうね。 あれが消えれば、都も、砂漠も、 この世界に生きる人も。人魔も。皆消えてしまう。 なかったことになって、しまうのですから。
[ええ。この世界を自身が、近づけさせはしないと。 内心でつぶやく、ものであります ただ、そうですね――……]
(190) 2019/02/11(Mon) 02時頃
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ルーラー……と、いいますと、 そこの東洋の御仁、でしょうか。 外からきた、というのは聊か語弊はありますが。 この世界に喚ばれた、という意味では、 間違いありますまい。
アルシュ。ああ、その方なら、 お名前は聞いたことがあります。 この世界を守る、人であると。
[こちらを見やったり、あちらを見やったり どこか幼子のような様子で視線をさまよわせる黒山羊に 私は、そう答えたものでありました>>109]
(191) 2019/02/11(Mon) 02時頃
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[さて。”気紛れ”にやってきたと 告げる細くも和らいだ瞳の人(英霊)>>140に 私も視線を、絡ませましょうか
――千里眼とまではいきませんが。 射手でありますので、目はいいほうであります。 ただ、自分にとって気になる存在は、眼前の二者であったことから。揺れる炎と姿隠しの娘には、いまだ気づかぬでありました ええ、ええ。まだこの時は]
―― 蒼穹(そら)への梯子をのぼり終えたとき。 あなたは、どうなさるのでしょう。
登り切ったその時に、お考えに、なるのでしょうか。 ……空の果てには、神が住むといいますが。
[樹に登るだけなれば、害しはすまい されど、都やその人々を傷つけるのなれば この世界を壊そうとするなれば、容赦はすまい 今は。登る理由によっては静観すべきだろうと そう、考えていました、ところ]
(192) 2019/02/11(Mon) 02時頃
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神の都。私も遠くからしかみたことが ないの、ですが。 あなたは、見たことは、ないのですか?
[ぽつ、とこぼされた声に>>152 どこか未知の思いを見たものですから、 訪ねた時で、あったでしょうか]
―――……? ひと?
もしかして、だれかほかにも、いるのですか?
[黒山羊の言葉拾えば>>181 私もざっと砂漠を一瞥し――
1つ、1つ歩みを進める”敵”を見つけました]
(193) 2019/02/11(Mon) 02時頃
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……。
[私は、悪魔の声がするのだと、彼女に歩みを進める そんな黒山羊を見つつ、そっと懐から、 端末を取り出し、小さく紡ぎます]
(194) 2019/02/11(Mon) 02時頃
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[小さく吐息こぼせば端末をしまい込み ―― ゆうるり、と視線を周囲に向けるのであります
どう動くのか、暫し静観の、構えとばかり**]
(195) 2019/02/11(Mon) 02時半頃
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[得体のしれぬ―― と、申しましょうか 問いかけに、純粋な反応を見せる幼子と違い その英霊は、ちら、と敵の娘の方 (この時は見えぬゆえに虚空)に視線を遣りて>>198 口から紡がれる音は、その後の噺には 言及しないもの、でありましたから]
……では。そうですね。 果てに待つが虚空であろうが 登った先のことを、告げぬものを 登らせ取り返しのつかぬこと、に なってしまったならば。
私は今の世でも、後悔致しましょう。
(206) 2019/02/11(Mon) 13時頃
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―― ”二度と”、間違えるわけには、 いかないのです。私、は。
[自身の心ははぐらかすまま、 軟派な男のように、人魔の黒山羊の 心が欲しいと誑す、目の前の者の音を聞きながら 共にの誘いには、少しばかり寂しそうに目を伏せましょう]
(207) 2019/02/11(Mon) 13時頃
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灼熱の地ではあれ。 例え足を爛れさせてしまったとしても。 私には守らねばならぬものが、あります。
―― ”貴方の”とは違う人の子を。 [足元に花を咲かせ、風を弱まらせる様子に 地の神としての半身が、得も知れぬ感情を抱かせます 自身の一部を、改変するかのようなそれに 対する――きっと、拒絶なのでありましょう
ですが、未だ彼や姿現す娘を害そうとしないのは。 ヨグ、と呼ばれた黒山羊が この世界の”子”であるためであります。
兄様達の作り上げた、守ってきた世界の ――半分は悪魔であれ。 半分は、ひと、なのですから。*]
(208) 2019/02/11(Mon) 13時頃
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外の世界と言っていいのかは、わかりませんが。 2つの世界が存亡を賭けて接するときに、 その世界を護ろうとして、召喚されたという意味では、 その地に生きる者にとっては不思議、かもしれませんね。
[こっくり頷く黒山羊さんをみながら、そんなことを]
都の人、だけではなく。砂漠も都市も シュメールやその世界で生きる人達 悪魔、と呼ばれる者、人魔、と呼ばれるもの。 樹が消えれば全てなかったことに、なるそうです。 この世界を消そうとする人と、あの都の者が会話の中で そういっていました、から。
――……私も嫌です、よ。 この世界が、消えるのは。哀しい。
[兄達の、紡いだ歴史も消えてしまうのなれば それはとても、寂しいものであります]
(237) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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いいこか、わるいこか、はわかりません。 私はこの世界にとっていいこでも、 この世界を滅ぼそうとする、 彼方の世界の人にとってはわるいこでしょう
この世界が、彼方の世界に潰されたくないと 拒絶しているのが、嵐なのではと思うのです。 次元の境界線のような、ものなのかもとも。
[とはいえ、キャスターなどでもないし 魔術的知識の面からしては、此方もまだまだ 確信には至っていないものですから、推察も混じります]
(238) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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アルシュ、という人物は。 確か、都の人が味方だといっていました。 ……貴方は、神都を知らないのですね。
近づいたら怒る。なぜなのでしょう。 貴方も、この世界の”子”でありますのに。 [都の者にとっては、守るべきは都の世界ではありましょうが 私にとって、守るべきはこの世界そのものでありましたから ――ですので、その揺らぐ幼子の声音に 何処か憂うような色合いを、私の声も帯びました]
(239) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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[ですので。世界を護るのか、と 英霊2人に尋ねるちいさな、黒山羊の子に 私は、自身の感じていることそのままを告げるでしょう>>235
ええ、敵であると娘に宣言するようなものですが ――この世界の”子”の問いかけなれば はぐらかしたりするのは、兄の守りたかったものに 泥をかけるようなものと、思うからであります]
山羊さん、いえヨグと、ルーラーに呼ばれているなら、 ヨグさんと呼んだ方がよいのでしょうか。 私は。貴方の生きる方の世界を護りたいと ――思って、います。 そのためにこの世界から呼ばれたというだけではなく。 消えたくないと望む貴方や、 世界を護る様に願う人達 その人たちの生きる世界を、未来を 摘まれたくないですから。
(240) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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(――でも、それはきっと、 あの義足の娘も、同じなのでしょうね)
[内心の言葉は、まるで水面に落ちる水滴の様に されど、小さく消えたくないのだと、 呟く幼子の、言の葉に>>236]
(241) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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貴方を消えさせなど、しません。 この世界で生きる、子供。この世界の子。 ―――あなたは私が、護ります。 [生前は神の化身でありましたが人でありました ですが、今は地の神の側面はありますが 純粋な神とはいえますまい。それでも
――神を知らない幼子の、願いを 叶えたいとも、思いますから。 私の声は、東洋の英霊の影響か。 少し風の弱まった砂漠の中で 確りと、意思を伝えるように空気を震わせましょうか*]
(242) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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世界同士の、戦いです ……外の世界と、今のこの、世界と。 ――どちらにも譲れぬ、ものが、あるでしょう。 それでも私は、この世界が 消えてしまうのは、嫌だなと思うのです。
……あの世界にとって、わるいこでも、 貴方達にとっての、いいこ、で ありたいとも。
[――そのために、彼方の世界を滅ぼすことに なると、しても。 それはとても重い、重いことだと理解しても。 百万人、一千万人、一億人、百億人。或いはそれ以上の 此れから生まれる人も含めた未来を 消してしまうことに、なると、してもです
毛並みを僅か揺らす子に。怖いのでしょうか ……と、心配そうに見遣りつ]
(249) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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――私は、悪いことをしてでも 生きようとすることは、悪いとは思いません。 生れ落ちた命が、精一杯生きようとする証ですから 多分、神都の方にとっては、 わるいこのかんがえ、なのかもしれませんが。
ですがその世界のルールというものがあるということも 理解は、しています ……確か、都の歴史は4000程は続いているのでしたか ご先祖様がわるいこ、だったとしても 私は、貴方自身を、よいこ、わるいこの括りでなく 1人の、この世界に生きる子として、 好きだなぁと、思います、よ。
[この世界の創生に関わる影法師だとしても 神と、悪魔(羅刹)と、そして人 交わっていた世界に人として生きたこともある私は そう、ぽつりと 紡ぐのでありました]
(250) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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[神都を知らぬ子は、神都でなくても 生きていけるというその姿は 優しく強くも、何処か胸につまされるものがありました]
そう、ですか。でも…… 本当に良いの、ですか?
……にげる、ですか ヨグさんは、強いのですね。
[怒られても、逃げればよいのだと ――その理不尽に、逢っても 精一杯生きる姿は、眩しく思えます
見つめる視線、夜空を見返す榛は 大地の色合いをしていたことでしょう 己の心を言の葉にし、 誓い新たにしたならば。ヨグという名の 黒山羊のこどもを、見守ります]
(251) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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[どこか、噛みしめる様に、或いは確かめる様に 紡ぐことば>>247は鈴鳴るように聞こえます
私にとって、この子は守るべき世界の、 守るべき、子でありましたから 首を深々折る、山羊の子に そっと屈めば手を伸ばした私は、 その柔らかな毛並みに指を梳きつつ 額に接吻を1つ、落とします
この世界の子どもに、祝福を。そして 共に戦ってくれる感謝を]
(252) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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―― ありがとう、ヨグさん。 一緒に、頑張りましょう、ね。
[と、口元をほころばせたものであります、が ――……問題は、であります
周囲に火を浮かばせる恐らくマスターであろう、娘 そして、娘を自身の世界の者として認識している、東洋の英霊 彼らがどう、出るかはわかりませんので 私は1歩。ヨグの前に出て。2人がどうするかを じっと、眺めるので、ありました*]
(253) 2019/02/11(Mon) 17時頃
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[この世界にはマザー・グースはない それでもこの世界を護るのだといった リジ―の抱えるもの、それを 真に理解した、とはきっといえないでしょうけれど
それでも。守らねばならぬ大事なものが 私の背の向こうには、あるのです 都も、砂漠も、其処で生きる者達も ―― それに。
大丈夫だと、どれ程悪い子と言われても いい子なのだと告げる、幼子に 少しだけ、兄の面影を見た気も致しました]
(266) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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(母違いの兄。妻を守ってほしいと告げられて 任せて欲しいと意気揚々と頷いた ――頼られて、嬉しかった
それでも。兄の危機の声に 兄の妻は、兄を救えと願う ――自分は、彼女を護れと兄に言われた 動けない、と首を振れば 自分は大丈夫だからと、泣いて愛し人を 救って欲しいと願われた それを断ることなどできやしない。私も、兄が 心配で、心配で―― たまらなかったから
―――結果。私の守護がなくなった隙を突かれ 義姉は攫われ。兄は彼女を救い出すため 十年以上の旅を続けることに、なる
やっと取り戻した妻も。心無い者たちの甘言で 大地に引き裂かれ二度と会えなくなってしまう)
(267) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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(私の、せい。護れなんだ私の、せいだ。 なのに兄は一度も己を責めず 帰還した義姉も、国民も、誰もが己を責めなんだ
悪い子、で。あるのに ――それでも、貴方は 兄と義姉の幸福を護れなんだ私を 一度、守るべきものを取りこぼしてしまって それでもなお、守るべきものを守り抜きたいと 願う、愚かな私を いい子と、いうのでしょうか
などと、詮無きことを、ふと思い浮かべれば 胸を張るように頭を擡げるその姿は、 とても力強く、私には映るのです)
(268) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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[ですが、そうですね。 力強いその姿の中に 鸚鵡返しに此方の言葉を反芻する 幼く、無垢な様子を見つけたなら
ああ、この子らの未来を喪うのは 嫌なのだと改めて感じる、ものであります
――頑張らねばならぬのだ、と 世界が消えてしまうのは逃げられないと理解して 尚、立つ姿は。この地を護る 英雄のようにも、私は思うのです>>256]
(269) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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[祝福を額に授ければ、黒真珠の様な瞳がまあるくなり すりすりと、柔らかな毛並みを押し当てる その姿はなんとも可愛らしく映りまして それが離されるまでは、 その子を慈しみ撫でて、おりましたか
大きな巻かれた角も 柔らかな毛並みも。どれも、この世界の子であるこの子が 生き抜いてきた証、なればこそ 尊いものであると、思うのであります]
(270) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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[後ろの背の彼が、一緒に頑張るのだと いってくれた幼子が見守るなれば 無様なところなど、見せられようはずもなし
されど、敵と判明はすれど その娘の、東洋の英霊に対し紡がれるコトノハに 唯、耳を傾けつつも―――
彼らの話がひと段落でもついたならば 我が生前、共にあった弓を虚空から取り出しましょうか
はっきりと、嵐の向こうからやってきたと 自分たちの世界を護るために送られた マスターだと、聞いたのなれば尚の事>>264
フェルゼ氏の問いかけに対し貴女が、 自身の言葉で可能性を摘み取ったように
共存の道は、ないのですから]
(271) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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……はてるま のっか、と申しましたか。 貴女が、この都の者と会話をしていた際に、 事後承諾、ですが。一部お話を、聞かせて頂きました。
貴女が、自身の世界の命運を背負うように。 私もまた、貴女が消そうとする この世界の命運を担うひとつで、あります。
――幾つもの歴史の枝葉を そこにいる人を消してきた、貴女に。 この世界、この世界に生きる者を。 消させるわけには、参りません。
目には目を、剣には剣を。 話し合う道を蹴ったのは貴女方、なればこそ。 最初からその道がなかった、にせよ。
[何処からか生成された矢を番えれば引き絞る、弓 ぱちり、と空が雷を帯びるかのような音を奏でます]
(272) 2019/02/11(Mon) 19時頃
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その命、奪わせていただきます。
―――聖杯(せかい)を壊そうというなれば、 貴女の世界もまた、壊れる覚悟を担うべきだ。
[一介の魔術師なれば避けるのも難しき速度で迫る 雷を帯びた矢、1つ されど私は、彼女の義足の効果も 彼女と話をひと段落させたであろう、 ルーラーの英霊の能力も 詳しく知る事はありませんので
首を狙ったその1矢ですが、 急所は外され突き刺さるか、はたまた 叩き落されるか、避けられるか そういったこともまた、あることでしょう*]
(273) 2019/02/11(Mon) 19時頃
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生まれ――に、関しては ”どちらも”とも、言えましょう。
ですが、私が、選ぶは――この世界です。
[あちらの世界の神には、そう、ひとことを>>284 今、守ろうとする世界の聖杯に呼ばれた英霊ではありますが 今、接する世界にも、印度神話はあるのです]
語弊を覚悟で申すなれば。 識るもの、の内容からすれば。成り立ちは 貴方達の世界の方に近くは、ありましょう。
[マザーグースを知り、無人機械の事や神都に関しては知識は粗なく されど人魔の事を知り、カルデアなるものを知らず
縁の糸を紡ぐのも、切るのも そのひとがきめることで、あります 私が選んだは、此方の世界の縁でありましたし あの子が選んだも、此方の世界の縁でありましょう]
(308) 2019/02/11(Mon) 20時頃
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[彼方の英霊が、残念、とばかりに 黒山羊の子に向け呟かれた言の葉に ……中々に意地の、悪いことであるよと、私は思うのです
残念、と申すということは 此方の世界を消す方に動くということでありましょう そのうえで、自身の消そうとする者の頭に花の冠を 乗せようというのは、 まるで葬花(とむらいのはな)のようではありませんか
……などと野暮は申しますまい かの英霊が”神様”であろうことは なんとなしに想像はついておりましたので
神様に、とっては。多分でありますが。 縁続くなれば花を贈りたかったことと、 世界を滅ぼすことはまた、別なのでしょう と、いうのが私の考えでありました]
(309) 2019/02/11(Mon) 20時頃
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[流石に、”兄達のように”梯子から落ちた東洋の神の名には とんと、覚えありません故に 敵であると定めたなれば。 容赦は、致しますまいて
――敵と敵の、縁を結ぶを、邪魔はせねども 娘も抱きかかえていましたでしょうか (或いはお米様抱っこしていたのでしょうか) 空へと飛んだ神に対し、 一矢、また向けようとはいたしましたが
突如、地鳴りのようなものを感じました]
(310) 2019/02/11(Mon) 20時頃
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[ですがこちらも地の神の側面があります 少し揺らめき、ましたが 直ぐに熱砂を踏みしめ、雷帯びた矢を放ったと同時でしょう
自身に向けて伸ばされる御柱に、対し 一度だけ吐息を零せば ”人”の姿より”神”の姿へと変わりましょうか
髪は黒く、腰まで伸び。胸は膨らみ、喉仏は消え 花の冠とサリーを纏いつつ、卍の痣を額に宿した”女神”は 鱗を宿した腕に、砂を巻き上げまして]
(314) 2019/02/11(Mon) 20時頃
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『妾を神の御柱にて、 守るべき子の地ごと、穿つなれば 兄神様の天の雷でも、持ってきやれ』
[そのまま、砂は樹にとりつけば そが穿つ点をずらしながら、また、とりついたそれの 水を啜りて崩れるを早めることでありましょう
勿論風圧にて、砂だらけになってしまいはしましたので 黒髪を振ってそれを落としつつ 真っ先に心配の眼を向けたは、ヨグの方であります あの柱の直撃はなかったにせよ――衝撃で舞い上がる砂は、 多分少なからず其方に向かったでしょうから]
(315) 2019/02/11(Mon) 20時頃
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『ヨグ、無事かえ?』
[故に、かの英霊が払うことまでは 防ぐこともできはすまい>>306し、 この場から離れるなれば、それを追うもまたしますまい 無論、立ち向かうのであるならば――
再び”人”の姿に戻りて、矢を番えるのでありますが ――尚、縁を結んだ者からの通信が入ったのは 丁度そのころでありますので
それに返す言の葉は、彼らが状態を立て直す その間に、小型の機械に紡いだのでありました*]
(316) 2019/02/11(Mon) 20時頃
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ウツギは、稲荷と抱えられているであろう娘を油断なくじぃ、と見遣る
2019/02/11(Mon) 20時半頃
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[かの神の事情は知らねども 堕ちた、ことがある神としては 神の価値観が人に沿わぬものであることも 人と寄り添うものであることも 或いは、全く相反しつつも同居するであろうことも
とどのつまりは、それを人の常識で 測ること自体が無駄な可能性があるということを 知っておりましたが故に
かの神の中でその花を贈るという価値観が 同居していたのなれば それがその神にとっては当たり前の事なのでございましょうことは 十分理解できたのでございます――ですが、そうですね
妾の、或いは私の兄様のことについて知りたくば そなたも自身を曝け出しては如何か ――と、シェーシャやラクシュマナは思うのでありますが それは、それとして]
(343) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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流石に世界が逆さになれば おちて、しまうよ。 ―――”今”は人の身なれば。
『妾になれば、落ちる前に支える者となろうがな ――世界が反転しても、 空を駆ける者には、劣るであろうがな』
[神から賜りし矢を得た身で 神堕としをするというのも、彼の胸中の通り 脾肉ではありましょう>>328 その身が、神の化身であるなら尚の事
とはいえ――ですね この女神。他の神話の神々と違って色恋めいた話が 一切ないという潔癖女神様でしたので]
(345) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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『心の臓を取り出してしまえば 人も、或いは神であろうと死んでしまうではないか! その者に滅べと申すのか?或いは 想いを得るなら殺せとでも? 東洋とは過激なのであるな。』
[と、なんかこっちも的外れの答えを返しておりました 尚、御注射は知らねども。 銀の針ぶっさしは見てていたそー、とおもう女神様 それを齎される娘に、合掌しておくのでした*]
(346) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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[背後の、ヨグの声を聴く>>348 大丈夫、と。いう幼子の無事な姿を見れば
艶めく女神の唇は、安堵により弧を描くのだ]
『――― よかった。でも 無理はするでないぞ。子よ。
そなたもまた、妾が護るべき世界を構成する 1つで、あるのだから』
[女神の形を解けば、花冠も艶めく黒髪も消え 榛の髪と瞳の、”人の”英雄に戻るであろう]
(366) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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[しかし、東洋の神であろうその柔らかな面立ちの者には 全く持って推測がたたぬ。どの神なのやら 神木だけでは司るものも何もわからないのであります。
いっそ身に秘めたのがカーリーなどでありましたら ヒャッハー敵は皆殺し!とかできるのですが 生憎守りの方が得意な女神の側面持つ英霊は 兎も角、これより先は通しませんとばかりに 今は静観の、構えであります*]
(367) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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[耳を振る姿に、無理した様子は見られないことに 女神は内心、安堵する>>372]
『――頑張っても、その結果死んでしまっては妾が悲しい。 主の未来が妾は見たいのじゃ。 だから、頑張った後も、生きておくれよ。』
[そう言い残せば、女神は人の姿に戻る 鈴鳴る声は、低い男の声へとなろう
英霊と違い、神都の人間は兎も角として 人魔であるこの子に、スペアはないのであろう。 と、考えるのもあるが――根本的な理由はシンプルなのだ。
私は、もう自分が護りたい者を喪うのが嫌なのだ
そんな臆病な英霊なれど、護る者があるのなれば その肢、しっかと大地を踏みしめ、宇宙樹背にし 弓構えたまま――名も知らぬ神と、 その神と契った娘を見つめるのであります*]
(378) 2019/02/11(Mon) 22時半頃
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ウツギは、ヨグラージを優しく見つめた後、ノッカらを見遣る
2019/02/11(Mon) 22時半頃
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[絹裂くような悲鳴、慟哭 叫ぶ娘の姿は痛ましいものでした
ですが、それにほだされ手を緩めるほど 私も甘くはないのです ……一時の同情で、兄と義姉の悲劇を招いたこと 忘れたことは一度も、ありませんから]
(392) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[ですから、私は幼子の いきる、というた言葉>>392を胸に 東洋の神の英霊と、その贄となろうか 或いは絆深め共に並び立つものたちとなるのだろうか その二者へと弓を構えます
されど矢を穿たぬは 此方に向かうと、機械からの声があった アルシュとやらのことも考えてでありました*]
(396) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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