144 ロマンチックメイカー
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[乾いた音は、遠いソファーに座る私にも当然のように届いた。 オスカーの両手は、金縛りしたように固くその銃を握っている
寄り添うカリュクスは驚きと深い悲しみと、業を背負うように震えている。
ソファーに融けた体を引き剥がす。 朝と同じように、花瓶からコスモスを取り、赤く染まった場所を目指した]
セシルさん、でしたよね・・・・
[そういって、貫かれた彼の傍に添えた]
(2) 2013/09/23(Mon) 00時半頃
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[白を宥める黒は、優しく白を諭した。 白も、微かに黒に応えた。
今は遥か音もなく 陽も無い 情緒は膨らむが生まれるでもなく、茜色は闇へと変わる]
彼の、命の答えは、なんだったのでしょうか。
[都和を抜けると
伝わる風は冷たく
その声は掠れた。 まだ、鉄の日々は終わらない。]
(8) 2013/09/23(Mon) 01時半頃
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[人の数だけの真実がある。あらゆる悪と、正義が]
だとすれば、彼の正義が…答え。
[意味のない命はない。 されど、生きる事にどれだけの意味があるのかは、誰にもわからない。]
空き部屋は、まだあります。せめて安らかに…
[彼がケモノであったかどうかは関係ない。 終わりを迎えた命に、せめてもの慈悲を。]
(11) 2013/09/23(Mon) 03時頃
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[オスカーの協力をへて、近くの部屋にセシルの亡き骸を慰安する。 渡したはずの毛布は机の上だった。 その毛布で体を隠す。 もう、暖める命はないままに。]
…私も、失礼しますね。
[オスカーはカリュクスに寄り添うように重なっている。 二人に別れを告げて、部屋に戻った。]
(12) 2013/09/23(Mon) 03時半頃
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(そういえば、オスカーは今日も廊下で寝るのだろうか…)
[そんな頓珍漢な事を考える。 セシルを殺したのは皆の相違だろう。 オスカーの決断は、どれだけ重いものだったのか。 きっと疲弊しているだろうに。
少女自身も、思っていた以上に疲れていた。 部屋のないオスカーに謝罪しつつ、毛布で体を包んだ]
(13) 2013/09/23(Mon) 03時半頃
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[―朝。
ぼんやりとしたまどろみに時間を蝕まれる。 なんと怠惰で、甘美な時間なのだろう。
しかし、そんな時間も長くは続かない。
悲鳴が、聞こえた。]
…てつのひびは、つづく…
[乖離した世界に鳥の地鳴りが遠くから聞こえる。 今、起こっている出来事には、あまりに不釣り合いだった。
明かりにまぎれている ここは惑星の隅
開きたくない扉を、とうとう開いた]
(27) 2013/09/23(Mon) 22時頃
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[一番奥の部屋。 愛を求め続けた、ヨーランダの部屋が空いていた
激痛走る声。]
…ヨーランダさん…
[その景色は、少しずつ目に馴染んだ赤。
足掻くほどの浅知恵は動かず、ただただ、景色は冷えていた]
(28) 2013/09/23(Mon) 22時半頃
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[触れ合う二人を差す朝は、二人を手招くように影を重ねる。それはまるで、キスのよう。
塞がれた白い唇からはもう、愛の詩は聴こえない。]
ローズマリー…
[青白い瞼は、五月雨涙を枯らしていた。 今はローズマリーの薔薇の香りは消えている。 鉄のような、ナニカのようなその匂い。]
ヨーランダさんの瞼を…どうか… このままでは、あまりにも…
[私は、酷く残酷なことを言ったかもしれない。 呪いのような言葉だった。 しかし、その枯れた瞳にも どうか愛を与えてほしかった]
(29) 2013/09/23(Mon) 23時頃
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[少しだけその場から離れ、窓辺の小さな花園へと向かう。
花を手にとり、その花をローズマリーに託した]
ローズマリー、これを… [渡したその花は、薔薇だった]
あなたから添えてあげてください…
(33) 2013/09/24(Tue) 14時半頃
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[どれぐらいの時間が過ぎたかわからない。 皆悲しみを背負いすぎた。 空腹も感じない。 もう3日も過ぎたという実感も無い。]
…私は、台所でお茶を淹れてきますね。
[出来ることも何も無い。]
(台所…か) [燃える茜と、重なった影]
…っ! [虚しさが、止まらなかった]
(34) 2013/09/24(Tue) 18時頃
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[カリュクスの悲痛な叫び声。 彼女の痛々しい感情が濁流のように流れこんでくる。
幸か不幸かの絶対値が世界単位で決まっているのなら、間違いなくこの世界のバランスは崩壊しているだろう。]
ローズマリーなしで…美味しいお茶を淹れれるかしら…
[階段を下りる。 鳴り止まぬ白の白。
咽喉を鳴らす 未だガラン
気づけば蝉時雨も聞こえなくなった秋は、とうに過ぎた晴れの主観を忘却するように、景色を変えている。 こんな、辺鄙な村にある、建物の中でさえも]
(38) 2013/09/24(Tue) 21時頃
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[台所には先日二人が淹れていたダージリンの冷めた匂いがした。]
うっ…
[吐き気が襲い、心が縮む。 少しだけ高い位置に動いた陽々は、暗明の末路だ。
冷めたダージリンを一口飲んだ]
…美味しい…。
[冷たくも優しい味だった。]
(39) 2013/09/24(Tue) 21時半頃
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[テーブルメイクという程ではないが、クロースをしいて、窓辺の花瓶に差したコスモスを一輪拝借した。]
(野原の花は、元気にしているだろうか…)
[自信のないダージリンティーは、やはり二人の淹れたものとは程遠かった。
花びらを浮かし、香りと色を加えてテーブルに並べると、悲しい程に過去を思い出す]
……仕度は出来た。
[哀れげな、心の嘆き]
(41) 2013/09/24(Tue) 22時頃
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[階段を見やると、そこにはローズマリーの姿があったものの、その顔は、もう、]
…お茶が入ったわよ? ローズマリー
(にこり)
[その笑顔は、いつもの花のように咲く笑顔とは少しだけ違う、哀しみに歪んだ口元には、まるで獣のような犬歯が見えた。]
(42) 2013/09/24(Tue) 22時半頃
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[ローズマリーは丸い瞳で両肩を掴む。 ”お前なのか” その握力が、全てに篭っていた。]
愛とは、無情なものですね。 私には結局。判ることはなかった。
[過去に縛る現在を。 無感情に表す少女は、ぽつりとそう呟いた。]
ヨーランダに罪はありません。
私には、罪を償う覚悟が出来ています。
[背後には、綺麗に整えた机と椅子。 どこまでも不釣り合いで、少しだけ笑いがでた]
(45) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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[朽ちる事を知らぬ赫い犬
しみじみとは しどけない獣の性
若気の光茫は失せる 悲しみを躱すためではない。 向こう側からでも。獣眼の私がみえるだろう
―そうだよ、心には血まみれの骨があるさ。―]
私が憎いですか、ローズマリー。 でも、ごめんなさい。
今しばらくだけ、時間をください。
[そういうと、優しくローズマリーの手を解いた]
(47) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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[腰掛けて、自分の入れたダージリンを一口飲む。]
やっぱり、貴女にはかなわないわ・・・美味しくない・・・ [カップから口を離すと、ゆっくりと息を吐いた]
誰でもよかったわけではないの。 私は、愛がほしかった。 でも、私はきっと人を愛することは出来ない。
だから、愛を奪ったの。 ヨーランダはきっとあなたの愛に気づいたわ。幸せそうだったもの。
[どんな顔をして聞いてるだろう。]
(嫌な子だな・・・まったく)
[ちょっとだけ自己嫌悪]
(50) 2013/09/24(Tue) 23時頃
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ありがとう、ローズマリー。
でもね、私は― [少しだけ、躊躇うように話し始めた]
人じゃないのよ。。。親を手にかけた、罪深い獣よ。
[変えられない過去と、今この瞬間が交差する。 残された時間は残りわずかだろう。]
母はこういった。「私の子じゃない」と。 この世のなによりも怖かった。 そんな母は、私を殴る母をみた父が猟銃で殺した。 「お前を殺して俺も死ぬ」 そう聞こえたのが最後。気づいたら、そこに愛はもうなかった。
(54) 2013/09/24(Tue) 23時半頃
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[ローズマリーがどんな顔をしているのかはわからなかった。けれど、上擦った声には哀しさと優しさが篭っているように感じた。]
リク…ごめんなさい。 見捨てた私に、 生きる価値はなかった。
[朝月夜には なぜか目蓋が閉まらない
東に育ち、西に沈む。 冷めた軌道は昨日の無能を主張するように雄雄しい。]
(55) 2013/09/24(Tue) 23時半頃
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[紅茶を飲み終えて、浮いていた花びらは僅かな水滴で辛うじて体勢をとってるようだった。]
さようなら、ローズマリー。
[少しだけ服を調える。 階段を上った先で白と黒のモノトーンに出会った]
末永く、お幸せに。
[会釈をし、セシルと呼ばれた者の慰安された部屋へと入った。]
(57) 2013/09/24(Tue) 23時半頃
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パルックは神に会えたかしら… (きっと不在だろう)
リク…シリカには出会えたかしら (きっと、出会えただろう)
ヨーランダ、貴女への愛は、確かにあったわ。 (ローズマリー…貴女の紅茶が飲みたかった…)
[
さあ、モノクロの向こう側へ
月世の残響が澄みわたる。青のせた低空飛行で。
]
(59) 2013/09/25(Wed) 00時頃
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[その手には、台所にあった赤錆の包丁。 一見すると食材を切るにはあまりにも不向きだが、犬の命を屠るには十分すぎるほど鋭利だろう。]
リク…シリカは、どんな顔をして最期を迎えたの?
[毛布をめくり、セシルと呼ばれたその男の顔をなでる
少しだけすきになれそうだった。その男の顔は、やはり冷たかった。]
ズルいなぁ…でも、もう、楽になれる。
(62) 2013/09/25(Wed) 00時頃
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[扉が開く音が聞こえた。 しかし、もう振り向かない。その代わりに声が出た]
さびしい人格があって 百度の夜がありました。
溺れたからには、と 生真面目な楓を汚した。
[少女は謡う]
斜陽が刺すのは、あなたへの覚悟で、 歩みの速度は、黄昏の速さのよう
[命の灯火を使って]
(64) 2013/09/25(Wed) 00時頃
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