167 あの、春の日
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ゴロウもおはよー!
[食堂に入るなりホワイトボードに向かった彼>>1:244に小首を傾げつつも、そこに大きな文字で書かれた文言を読むと]
おー、鍋いいよねー! 春になったとはいえ、まだ夜は冷えることも結構あるし。
[入れるつもりはなかったのに、勝手に耳が拾ってきた恐ろしい話>>1:158は頭の隅に追いやって。
シンプルな水炊きもいいし、トマト鍋みたいな変り種もなかなかいけるよねーなどと思いながら]
(7) 2014/03/05(Wed) 00時半頃
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[ニコニコと見つめてくる幼馴染>>12に、小首を傾げつつも、ホワイトボードの文字>>1:244に目を輝かせる彼女が可愛らしくて、小さく噴き出す]
うん、そうみたいだねぇ。 鍋美味しいよねー。体があったまるし、野菜もいっぱい食べられるし。
[興奮しているだろうジリヤにうんうんと同意して。
その後、問われた質問>>13には、少し目を丸くしながらも]
え、彼女? えっと、いるならって前提の話でいいならだけど……。
[小声でその存在をやんわり否定しつつ]
うーん、鍋に限らずだけど、一緒のご飯を食べるのはいいなって思うなぁ。なんか一緒の時間を共有してるみたいで憧れるー。
(36) 2014/03/05(Wed) 02時頃
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あと、化粧する彼女……? それは、おれはそれだけで好き嫌いが大きくなるわけじゃないけど。
[けれど、話していくうちに、先程ちらりと心を占めた思い>>1:185>>1:196が再燃して]
あまりに化粧で変わってしまったら、どこか遠くに行ってしまったみたいに感じそうで、ちょっと嫌かもしれない。 でも、それでも女の子にとっての化粧は、大人になるためのプロセスだと思うから、それは仕方ないんだろうなぁって。
[後者の話題は、いつの間にか、仮想の彼女から幼馴染の話へと変わっていて。 少しだけ目を伏せつつも、浮かぶ苦笑は失望に彩られたものではなく、いくらか現実を見つめた結果のような前向きなもの]
(37) 2014/03/05(Wed) 02時頃
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何はともあれ、おれを喜ばせるためっていう理由での彼女からの行動も嬉しいとは思うんだろうけど、それは彼女も楽しんでくれてないと意味ないなーって思うかなぁ。 やりたいのに、またはやりたくないのに一方だけが我慢するってのは不公平にも思うし?
[首を傾げながらジリヤへと答えた後で、この二つの質問に脈絡がないことに気づくが、自分の返答だって途中で脈絡がないのだから、きっとおあいこなのだろうと苦笑をこぼして]
(38) 2014/03/05(Wed) 02時頃
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ああ、そういえば園芸部では野菜も作ってたよねぇ。 ……うちのうさぎが、ずいぶんと迷惑をかけたこともあったよねー、あはは。
[ゴロウと話してて>>18、うさぎの食い散らかし事件が起きたのを思い出したのか、誤魔化すように笑う。 でも、うさぎが好んで食べたということは、美味しい野菜が育っていたのだろうから、などと思考があさっての方向に飛んでいると、続いて目に飛び込んできたのは、買出しメンバー募集の文字>>15]
あ、買出しならおれも付き合うよー。 料理とか作れないから、それくらいしか手伝えることないし。
[夕方のうさぎの世話は、朝の様子>>1:24>>1:36から断っても大丈夫だろうと思って、買出しに行く際は、飼育部へ連絡をして、ジャージの着替えを済ませ、ゴロウと一緒に出ただろう**]
(39) 2014/03/05(Wed) 02時頃
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何鍋だろうねぇ。 もう決まってるなら、ゴロウに訊いたら分かるだろうけど。
[こちらも視線はゴロウの方へと]
え? そりゃあ、一緒に食べるけど。
[その後に出てきた質問>>40に、まさかそれが訊きたくてのさっきの質問>>13だったのだろうか、と内心疑問符を浮かべながらも、こういう話をしているうちに、ジリヤと一緒に鍋をつつけると考えると、ますます楽しみになってきたのも事実で、自然と頬がゆるんだ]
(44) 2014/03/05(Wed) 07時頃
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[別に化粧が嫌いなわけではないとは思うが、それが“大人”を表すものと感じる以上、自分がこの場に立ち止まっていたら、その差が開いてしまいそうになる感覚。
スーツにネクタイを巻くのも、お酒を飲むのも、きっと自分はもう少し先の話になりそうだから、自分も何か大人っぽいことを見つけなければ、という焦りも言葉>>37には含まれていたかもしれない。
けれど、]
――え? あ、うん……そうだよね。
[どこか思考とシンクロしたかのように、彼女の口からこぼれた呟き>>41 ぽかんとした真顔で反応するが、その言葉の意図を理解することができるくらいには、頭は働きを続けていた。
こうして、綺麗に化粧をしたジリヤも、見た目以外は今までと何一つ変わらないように思う。 それは、たとえこれからだんだんと会えなくなって、10年の歳月が経ったとしても、きっと――
『君は、変わらないでいてくれるかな……?』
思わずこぼれそうに弱音は、ルーカスの登場>>35によって阻まれる]
(45) 2014/03/05(Wed) 07時頃
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[彼のジリヤに向けられたその勢い>>35は、清々しいほどに一直線で]
……写真?
[朝の写真騒動>>1:85はまったく知らない男は、一瞬怪訝そうな表情を浮かべるが、ルーカスの熱意は本物というのは伝わってくる。
恥ずかしそうにもごもごしていた彼女>>43が、こちらに視線を向けると、苦笑を浮かべながら]
うーん、やっぱり恥ずかしい? でも、思い出に形に残るものが欲しいって気持ちも分かるからなぁ。退寮後は次にいつ会えるか分からないんだし、おれもできるなら写真欲しいかなぁ。 ジリヤも誰か写真が欲しいって人いないのかな?
[ジリヤの気持ちには主観では寄り添いつつも、「何なら写真を交換し合うのも楽しいかもー?」などと、代替案かどうかも分からないものを出してきて**]
(46) 2014/03/05(Wed) 07時頃
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ああ、なるほどー。 たしかに、今のジリヤだと写真でもさらに映えそうだよねぇ。
[カメラを構えながらにこにこ笑うルーカス>>47に同意を示しつつも、その後に出た提案>>48には、わずかに眉があがって]
え、俺も入るの? ……あ、いや、まぁ、別にかまわないけどさー。
[さっきまでとは打って変わって、乗り気な反応のジリヤ>>50の空気に押されて了承の返事をするものの、一瞬で傍観者ポジションから当事者へと変貌を遂げたことに、さすがにうろたえを隠し切れずに]
[その後、ジリヤの手が自らの腕に手へと回されたなら、気恥ずかしさで頬がわずかに赤らみつつも、そのまま寄り添いながら、ルーカスに向かってピースサインを**]
(57) 2014/03/05(Wed) 20時半頃
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[何度かシャッターを切られる間、傍らに寄り添う幼馴染の存在が気になっては、ポージングもややぎこちないものとなって]
[その後、単体で写真を撮る流れになると>>74、腕に微かに残った温もりを感じながら、ほっとするような残念なような不思議な気持ちになる。
単体での写真撮影のときは、どういうポーズで撮ろうかと、ルーカスと色々相談したかもしれない。 ジリヤからの楽しそうな視線>>79を感じたら、また恥ずかしさで落ち着かなくなっただろうが、彼女の撮影時のもじもじとした姿をニコニコ眺めていた男には、何も文句は言えないだろう]
ううん、こっちこそ撮ってくれてありがとー。 現像されるの楽しみにしてるね!
[ルーカスからお礼を言われると>>77、嬉しそうに笑顔を彼に向けて]
(88) 2014/03/05(Wed) 22時半頃
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― 買出し ―
[自室で諸々の用事>>39を済ませた後、買出しメンバーと店へと]
何が足りないんだっけー?
[などと、きょろきょろと探していたら、ルーカスの姿が、いつの間にか籠二つを持ち、動きにくそうなものへと>>96>>108。
何となく“らしくなさ”を感じて、「手伝わないの?」とこっそりゴロウに尋ねたら、その理由を教えてくれただろうか。
その後、清算まで終わると、荷物を持とうと袋の一つまたは二つに手を伸ばす。 荷物持ちくらいはしないと、ついてきた意味がないだろう]
(156) 2014/03/06(Thu) 08時頃
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― 寮・廊下→寮・談話室 ―
じゃあ、よろしくお願いしまーす!
[鍋具材の調理はゴロウとルーカスの二人におまかせして、自分は談話室に行く旨を伝えて、廊下へと出る]
もうちょっとで、この場所ともお別れかぁ……。
[古めかしい寮は、入った当初こそ不満があったものの、過ごす期間が長くなればなるほど、たくさんの思い出がここで生まれたのだ。 笑顔でおさらばするには、3年間というのはあまりにも長すぎた。
感傷に浸りながら廊下を歩いていると、招待状をどうしようかと悩んでいる2年生>>120>>143>>145の誰かと出会えただろうか。
もし出会えたなら、招待状を受け取りながら目を見開いて。 出会えなかったなら、そのまま談話室に入り、ソファに腰掛けると、その場に誰もいなかったら一人また過去の思い出に浸り続けて**]
(157) 2014/03/06(Thu) 08時頃
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― 談話室 ―
[ここに入ってどれくらい経ったろうか。 思い出していたのは部活のこと。 今年の始業式も終わってすぐのこと、一匹のうさぎが小屋から抜け出したため必死に探し回り、やっとのことで、とある後輩の女の子の足元に擦り寄ってるのを見つけたのだった。
しゃがみこんだ彼女はあまり元気そうに見えなかったが、逃げ出したうさぎの話をしたら、少しだけ笑顔になったことは覚えている。 ……まさか、それが端を発して揉め事が起きた>>159とは、男に知る由もなかったが]
(178) 2014/03/06(Thu) 16時頃
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[一通り部活の思い出を振り返った後、行儀悪くもソファの上に寝転がり、それから室内を見渡してみる。
一度改装されたこの場所>>166は、3年間の思い出がそっくりそのまま詰まっているというわけにはいかないようだが、それでもいつも他愛のない話をしながらみんなと過ごした場所。 思い入れは当然深いもので]
はるのひー そよーかぜー……
[ソファの上をごろんごろんした後、口ずさむのは某有名な作曲家の曲に歌詞をつけたもの。別れの時期にぴったりなこの曲は、さらに感傷的な気分にさせて]
(179) 2014/03/06(Thu) 16時頃
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あれ、そういえばこの歌、いつかも歌ったような……?
[全て歌い終わった後、昔の記憶を色々と掘り起こして、そしてやっと思い出した。 この談話室が改装される前、壁もきれいに塗り直すということで、こっそりと壁に一部の寮生に向けて一言メッセージのようなものを書いたのだった]
……たしか、もう読めない状態になってたはずだけど。
[どうせ塗料の下に隠れるのだからと、恥ずかしいことも書いた気がする。 気になって仕方がなくなって、体を起こすと記憶を頼りにその壁へと近づいて]
(180) 2014/03/06(Thu) 16時頃
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うん、やっぱり隠れてるよねー。
[確認すると、何を書いたのかも思い出していないにも関わらず、ほっと一息つく。 そして、その下に文字があるだろう場所に手を当てているそのとき、ゴロウから声がかかった>>166]
あ、うん、りょーかい! 鍋の準備ありがとね。
[振り向くときに、思わずびくっとなってしまったが、花の世話をしているゴロウに気づかれただろうか]
(181) 2014/03/06(Thu) 16時頃
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[それから、彼と何か話したならその後で、彼の手元に目をやると、部屋に飾られた花が見えて。 綺麗な花は、どことなく優しくも存在感のあるものに感じられ、作り手の性格がそのまま表れているように感じられた]
[その後、キャサリンとゴロウのやり取り>>171があったなら、遠くから見つめつつも無粋に聞き出すような真似はせず**]
(182) 2014/03/06(Thu) 16時頃
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― 寮・談話室に着く前/寮・廊下>>157 ―
ん? なにー、どうかした?
[シーシャから呼び止められる>>186と、立ち止まって振り向く。
急ぎ足で駆けつけてくる後輩に、笑顔を向けつつ小首を傾げ、その挙動不審な話しぶりに聞き取ることに少々苦労しつつも。 相槌を打ちつつ話を聞い終えると、用件が分かり招待状を受け取り、最後に「ありがとー」とお礼を言っただろうか]
(201) 2014/03/06(Thu) 22時頃
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[シーシャと別れ、談話室へ入って招待状を開き、改めて内容を確認する。追いコンのことについて知ったのは、シーシャに教えてもらったからなのか、招待状を読んでからなのか。 どちらにしろ、追いコンのことを知った瞬間、驚いて口を開きながらも目を輝かせたのだったが]
[もしも、招待状のどこかにシーシャのイラストが載っていたなら>>65、「こんなに絵がうまいんだから、もっと自信を持てばいいのに」なんて口に出しただろうが、談話室での呟きは彼の耳には届かなかっただろうし、幸いにも地雷を踏む>>34ことは避けられたようだが*]
(202) 2014/03/06(Thu) 22時頃
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― 寮・談話室/夕食前→食堂 ―
[ゴロウからは、先ほど受け取った招待状>>171に関する話はあっただろうか。 もしあったなら、「追いコンってどんなことするか楽しみだよねぇ」などと口にして。
彼から再び夕食の話題が出たなら、彼が花の世話等の用事が終わっていて、かつ同意を得られたなら、一緒に食堂に向かっただろう]
(216) 2014/03/06(Thu) 23時半頃
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― 食堂 ―
[ゴロウと一緒に食堂に来たならば、どれくらい寮生が集まっていただろうか。 手伝いを申し出る彼>>229に、すでに誰かがしていないようなら、準備された具材をテーブルまで運ぼうと]
[席に着く前、ジリヤから隣に座るよう勧められた>>215ら、特に意識するでもなく、当たり前のようにその席へと]
あ、服着替えたんだー。 まぁ、さすがにいつまでも制服じゃ窮屈だもんねぇ。
[化粧を落としてしまった彼女の整った顔は、幼いころから見慣れたいつものもの。 たったそれだけのことなのに、改めて確かめられたことに、内心安堵して]
(233) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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