97 せかいがおわるひに。
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/07/19(Thu) 00時頃
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― 路地裏→商店街 ―
[焦げ臭いにおいと、熱気。路地裏の壁から身を乗り出して最初に近くするのはその二つだった。黒煙の立ち上るのは遠くにある。人の喧騒も今少し、遠い。ゴウと唸るのは何の音か、男には分からなかった。火元の方に見える人影が、さて、救命活動をしているの、火事場泥棒をしているのか分からなかったのと同様に。
ゴホ、と軽く咳き込んで火事の現場から離れるように歩き出す。そのうち商店街全部が燃えるのかもしれない、などと頭に浮かべながらコンビニへ足を踏み入れた。]
(27) 2012/07/19(Thu) 01時頃
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― 商店街:コンビニ ―
[品物は粗方略奪された後だった。 千切れた雑誌のページが床に散らばり、なにが割れたか、酒精の匂いがする店内には人はいない。人の痕跡らしい、血痕がカウンターに付着していた。清涼飲料水のペットボトルを手に持つと、無人のレジの前に立ち]
ホープ、ひとつ。
[HOPE――この現状にもっとも似合わない品名を、告げる。 酒精の匂いに紛れるような声は誰に届くわけでもない。未成年には煙草は売れないと、首を振る店員もいない。無音の監視カメラだけがじいと、黒く光るレンズを向けているだけだった。]
ねーかな。
(29) 2012/07/19(Thu) 01時頃
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[カウンターに軽く身を預けて、奥の陳列棚を見遣る。煙草は大体、盗られたようだ。吸ったこともない商品だけが残っていて、鼻白む。手を伸ばして一つとろうとし、視線が下に落ちた。 カウンターの奥、荒らされた形式か、レジの引き出しは投げ捨てられ、拾われなかった小銭が床に転がっていた。大きな紙幣は抜かれているらしきを見て哂った。
指先を掠めた四角い箱を、軽い音を立てて掌に落とし、姿勢を直す。]
[散らばった商品と、手の中の煙草。まき散らされた小銭にカウンタにおいたペットボトル。レジの前に立ったまま、微かに首を傾いで]
……。
[ちゃり、と軽い音を立てて代金分の小銭を置くと、コンビニを後にした]
(30) 2012/07/19(Thu) 01時頃
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― 商店街:コンビニ前 ―
[今しがた手に入れたばかりのペットボトルの口を開けて、飲料水を喉に流し込んだ。甲虫の切れた個所に染みて、口を閉じたまま呻く。遠くの火事、手元の水。どうにも非日常の混ざり合う歪み具合。痛みと相まって、歪みに侵食されていく感覚だ。 涼しげな水音をたてながらペットボトルの口を締めた。]
あっほらしい。
[不快気に眉を寄せ、ペットボトルを腫れた個所に押し当てる。 頬や瞼を冷やしながら辺りを見渡し―― >>42火元の近くに現れた人影に、本日幾度目か、眉間のしわを深くした。]
(47) 2012/07/19(Thu) 01時半頃
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[>>48掛けられた声に、瞬いた。その反応は晴れた瞼ならば、窺いにくいもの。顔面に当てていたペットボトルを降ろして、鞄から取り出される品々を、少し呆けたように眺め]
い、や、別に。いらない。
[言葉短く、拒絶を告げる。 反射じみた物言いで、困惑気味に眉を寄せたまま相手の格好を上から下までじろじろと見やる。白衣を着、そしてカバンから取り出す品々は紛れもなく医者のものだ。火事場泥棒かと思ったことは間違いらしいと、相手のどこか人の良さそうな顔を観察して結論付けた。]
――つか、意味ねーし。
[己を取り戻した後、吐き捨てるような物言いで]
(52) 2012/07/19(Thu) 01時半頃
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[彼の手にあるままの医療器具と彼の顔とを見、胡散臭そうに片眉を上げる。 ペットボトルを持った手のまま、人差し指で頬をかいた。 胸ポケットに押し込んだ煙草が四角く布地を浮き上がらせる。]
知らない相手。 ただ喧嘩しただけだし――おっさんには、関係なくね? 警戒してるわけなわけじゃ、 ……こんなん、ニチジョーサハンジだし。 そのうち治るから。 [困惑ぎみの眉は居心地の悪さを、探られることへの不慣れを端的に示し 指を指すでもなく言葉が医療器具を示す。]
(58) 2012/07/19(Thu) 02時頃
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つか、なんで持ち歩いてんの。 いや治療のため、とかじゃなくて、 なんで、いま、持ち歩いてんのって意味で。
[ペットボトルを持つ手を上げ、人差し指で空を指した。日常通りの空の色、そのさらに上に刻一刻と迫る石がある。]
こんな、時にさ。
(59) 2012/07/19(Thu) 02時頃
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ヒューは、言葉を噛んだことについては、眉間のしわを深くした
2012/07/19(Thu) 02時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/07/19(Thu) 02時頃
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……は、 医者なのに、いいのかよ また喧嘩できるように傷治すとか。 金取らないなら、じゃ、頼もっかな。 今金ないんだよ。
[どうにも治療が目的の言葉に、眉間の力を抜いて笑った。 歪だ。どうにも歪だ。 馬鹿なことはやめろと言われることは多かったが、 喧嘩のために傷を治したほうがいい などとは。
同じ仕草で指された空を、見上げることはしない。 手をおろし、二つの緑は眼鏡の奥の、相手の瞳を探るように]
――、そ。
[そっけないようでいて、微かに、なにか認めた様なそんな声で返答し]
(64) 2012/07/19(Thu) 02時頃
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仕事しか、残んなかったわけか。
[それまでと同じ口調で、ぼやいた。 そのことが妙に、自分自身にまで浸みるような感覚を覚えながら。]
(70) 2012/07/19(Thu) 02時半頃
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戦争映画でさ、――お医者さんいるじゃん。
[治療の最中か、その終わりごろか、突然口を開いた。]
グンイってーの? あの人たち、治療してて 逃げ出したくなんねーのかなっていつも思ってたんだよ。 兵士たちを治療するけど 兵士は傷治ったら戦場に行くわけじゃん。 死にに行かせるために、治してるわけじゃん。 長引かせてるだけじゃねーの、って不思議だったんだよね。
[体を少し捻る、体勢を傾ける―― やりやすいようにと少し体を動かせば、蹴られた腹部が痛んだ。 顔を顰めれば、それは自分の言葉に眉を寄せた様にも見える。]
(71) 2012/07/19(Thu) 02時半頃
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[彼はそこで口を噤み、そして暫く後に口を開いた。]
別に、なんてことはねーんだけど。 いま、お医者さんがやってんのも、 同じような事なのかもなーって、思っただけ。
[戦場で無くとも、 こんな、死の差ししまった状況じゃなくても。 日常で行われる治療も、いわば、 死へ送り出す行為と言えるのかもしれないけれど、彼はそういった。 珍しく眉間に皺の寄っていない姿は年相応な顔つきで 感情の読めない緑色の瞳をどこへむけるともなく。]
(72) 2012/07/19(Thu) 02時半頃
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[それ以上言葉を積むことはせずに、 治療が終わればその箇所にそうっと触れて感触を確かめた]
あざっす。 また怪我したら、よろしくぅ。 今度は何か、渡すからさ。
[腫れの残る頬は笑みを歪めた形に変える。 数日後の星の消滅までに治るともしれない、腫れを抱えたまま]
――お医者さんは他にも誰か治療してんの?
[誰かほかにも、この街で会ったのかを聞いて**]
(73) 2012/07/19(Thu) 02時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/07/19(Thu) 03時頃
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[胸ポケットに入れた煙草は封も切られず、ただ納まっている。喫煙を咎める教師もいないが、男は手を伸ばすことなく居た。 煙草を吸っている事、あいつも知っていたかどうか――ふと、考えた。学校に来いと声を掛けられたのは天文台の売店だったか、ならば知っているのかもしれない、と思考は回る。煙草の匂いをさせながら現れたことも一度や二度ではないはずだ。]
――…… もう学校も、行く必要ないってか。
[もともと真面目に通うことも、3年に上ってからは少なくなった。 それでも生活指導の教員の怒鳴り声や、クラスメイトの話声は不思議と耳に残っている。真面目に勉強した覚えは残念ながらあまりないけれど。それでも、それなりに、――。 天文台の売店で掛けられた言葉には面倒臭そうに、はいはい、と流していたが、]
……もっとまじめに、 [言うこと聞いてた方が良かったのかね。
後半の言葉は音にならず、黒煙のけむる方へ緑を向けた。]
(85) 2012/07/19(Thu) 12時半頃
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ヒューは、セレストの言葉が、ぼんやりと浮かんだ。
2012/07/19(Thu) 12時半頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/07/19(Thu) 12時半頃
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[医者の返事があったかどうか、意識を別に向けた男は反応が遅れた。空にのぼる黒い煙から目を逸らし、白衣と、医療器具の入った鞄――身を守るものなどなさそうな、相手のそんな様子をじろりと眺め]
さっきの不思議ちゃんみたい。
お医者サンもさ、気ぃつけてね。 注射で身を守れるってぇなら別にいいけど。
[何か尋ねられるなら、答えられる範囲で言葉を返すつもりはあった。だが残念なことに、男の知っていることはそれほど多くない。
男は踵を返し、その場から離れ始める**]
(90) 2012/07/19(Thu) 13時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/07/19(Thu) 13時半頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/07/19(Thu) 23時頃
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― 商店街→路地裏 ―
[医者と別れた後、煙の上る場所から離れていくように、先ほどとは違う建物の隙間道へ足を踏み入れた。なんとなく、で向かい始めるのは――通いなれたとは言えない、学校の方向。]
……ガッコよか、 よっぽど天文台の方へ行った通った気しかしねえ……。
[喧騒の名残か何かの燃えカスを踏みにじり、散らばったガラス片を踏み越え、誰かの血痕を尻目に進む。この町のどこに平穏があるのか、望みがあるのか。きっと]
どこにもないな。
[疲れた様な溜息と、皺の刻まれた眉間。顔を顰めれば治療の施された顔面が歪んだ。]
(153) 2012/07/19(Thu) 23時半頃
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[HOPEの代わりに入れた煙草は、微かな音を歩くリズムに混ぜ合わせ。靴底でにじる破片の悲鳴に色を添える。
路地裏へ、裏道へ、足を向けれど遠い喧騒が消えることはない。一つの騒音から遠ざかれば別の音がある。人の怒鳴り声でもあり、泣声でもあった。聞こえるのはそればかりでなく、時折は足を止め、音の方向をみることもあったが、男はそちらに足を向けなかった。 ただ久しぶりの通学路の、一つ外れた裏道を進み]
あいつに撮らせたら、マジモンの映画とれるな
[どうにも救いようのない映画になるけれど、とんでもないドキュメンタリー映画が撮れる――などと思いながら歩けば、高校の、裏門にたどり着いた。]
― →高校裏口 ―
(159) 2012/07/20(Fri) 00時頃
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― 高校裏口 ―
[目の前の裏門に、視線を向けて]
あー……いつもの癖すぎたね
[朝から真面目に出席することもなく、閉まっている正門を避ける道を歩いていたらしい。男は少しだけ、口元を緩め]
てことは。 癖になるぐらいにゃ、ガッコ通ってたわけだな。
[「馬鹿なこと言ってないで――」同級生の声が、脳裏で蘇った。 「すいませーん、この店員態度悪いんスけど」などと、天文台の職員に悪ふざけした記憶は、ひどく遠い。 それまでの喧騒とは離れた、静かな校舎を視界に入れながら胸ポケットの煙草に触れた]
(160) 2012/07/20(Fri) 00時頃
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