151 雪に沈む村
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[ポタージュを啜りながらトニー>>2:88とバーナバス>>2:119のやり取りを見ていた。 神様…という言葉に一度イスから腰を持ち上げるものの、老人特有のジョークと知りすとんと再び落ち着ける。]
おーおー、お客さんびっくりしたじゃねえか。俺ァさっきからいつ会ったか考えてたんだが、最近じゃねえ。たぶん俺がガキの頃なんじゃねえかって気がしててよ。 まあカミサマっつーもんは、この目で拝んでみたいような怖いようなそんな存在だし、な。違ってよかったぜ。
[ケラケラ笑いチャチャを入れた。]
(17) 2013/11/22(Fri) 19時半頃
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[とケタケタ笑っていると吹き込む寒い風。扉を見ればチャールズ>>2:135だったので片手を上げキッチンに戻る。]
おー、チャールズいらっしゃい。2人分で良かったよな。器にいれるから暖炉の前であったまっててくれ。
[いそいそと蓋のついた器を取り出しカボチャ、ミネストローネ、キノコのスープを入れていく。二人分と言いつつたっぷり三人分はあるだろう。 キノコのスープの上に乗せるミルクフォームは少なめにしてある。泡が消えた後のことも計算済みだ。 パンもとろ火で焼いていたのもいい感じに出来上がっていてすんすんと鼻を動かす。 紙袋にスープ、パンを詰めてからオマケに焼き菓子を数個入れる。彼のところに集う誰か用に。]
チャールズおまたせ。んーと、二人分な。つーかトニー旅に出るのか。村から出るのは賢明な判断だが出るのが大変だろうなぁ。俺もいま以上に睡眠時間が増えるならちょっと出ることも考えててな。
俺も冬眠の前に永眠しちまうからな。
[トニーに口を出しつつ冗談の口調で笑う。]
んじゃチャールズ気ぃつけてな。
(20) 2013/11/22(Fri) 19時半頃
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[チャールズの注文で動き回ったあとだっただろうか、老齢の客…バーナバスも重い腰を上げ小銭を置いた>>3:49。
もともと客の善意で成り立っているような店だ。値段もあってないようなもので足りなくても特に声を荒げない。 食事を作ることも提供することも好きだが、商売はそこまで上手ではない。
手綱を引くのは妻の仕事だが、その妻もいなければ緩んでしまうのも至極当然な流れだった。
一応確認とお見送りのためにコインの近くに寄ると、色は確かに合っているが見覚えのない肖像のものもあった。]
お客さん…あーバーナバスさん、またのお越しをお待ちしてますよ!ご老体に鞭打たずに気ぃ付けてくださいよ!
[古いコインというのは年寄りがよくもっているものだ、くらいにしか思わなかったピエールは特に気にせず売り上げの箱にしまってその老齢の客を見送った。]
(77) 2013/11/23(Sat) 21時半頃
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[こどもや持ち帰り用にマドレーヌとフィナンシェを焼いていると扉をかなり勢い良く開ける音が聞こえたので驚いて扉を見ると、またしても小さいお客の姿が>>3:69。
この声とこの扉の開け方をする奴は一人しか知らない。思いっきりしかめっ面をした後ケラケラと笑って出迎える。]
おい!扉は優しく扱えって何度も言ってるだろうが!!壊れてすきま風吹き込んでも知らねえぞ!おう、よく来たな。暖炉の前であったまっとけよ。なんなら毛布もかぶっとけ。 …スープはお任せでよかったな?好きなのあればそれにするが。 つーか金はガキからは取るつもりねえ、が、まあカルヴィンならいいか。
[オーブンにパンを入れ、スープを暖め始める。]
(79) 2013/11/23(Sat) 21時半頃
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がっはっは!バレたか簡単には死ねねえわ!村のガキどもにもっともっと食わせてやりてからなぁ。まあ冬が明けたらまた来いよ。
トニーいってこい!よし餞別だ、持ってけ。
[いつ行くか分からないがトニー>>3:73>>3:74を見送る。パンとジンジャークッキー、干した果物の入った日持ちのする焼き菓子を紙袋に入れて渡した。村を出るのに少しの足しになればいい。]
(80) 2013/11/23(Sat) 21時半頃
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お、カボチャのスープな。あるぜ!お前に飲まれてぇ飲まれてぇって鍋から騒いでるのが聞こえるか?
…なーんてな。詩人ぶってみたものの俺がするとただのおちゃらけだったわ。似合わねえことするもんじゃねえ。
[喋りながらも鼻はパンの焼き具合をチェックしている。目はスープから離さない。鍋のあちこちでぷくぷくと気泡が立ち始める。
カボチャのスープを器によそい、上にとっておきのクルトンとパンプキンシードを細かく刻んだものをそっと載せた。
オマケを何にしようかなとあれやこれやと考えるのは楽しい。さっき作ったレモンピール入りのマドレーヌでもいいが、こんな寒い日だからやっぱりスープにしよう。ふとニンマリ笑いマグカップによそう。パンを取り出したらカルヴィンの待つ>>82机に早足で向かった。]
おまたせ。カボチャのポタージュとオマケにコーンポタージュでおこちゃまセット、だ!パンはおかわり自由な、足りなくなったら言ってくれ。
[ニヤリと笑いながら、静かに置いていく。子供扱いを喜ぶ彼だからあえてこども扱いにする。]
(84) 2013/11/23(Sat) 23時頃
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ははっ。うまそうに食うなぁ。 つーか一瞬で無くなっちまったけどそんな腹空かせてたのか? まあ寒いから熱を作るには食うしかねえ!たーんと食え。 お、そうだ。レモンピール入りのマドレーヌとドライフルーツ入りのパウンドケーキどっちがいい?どっちもでもいいけどな。
かぼちゃのポタージュはなあ、俺のバアさんの味に近づけたらうまくできてるってことだと思ってんだ。ジイさんもバアさんのスープに惚れ込んでた。料理の腕はジイさんのがうまかったけどな。
[一瞬で器が空になった>>91のに既視感を覚えたのでおかわりをよそいに行こうとする。きっとオマケだけじゃ足りないだろう。
ピエールはかぼちゃのポタージュを作るときは過去に縛られる。だから今出来る最高においしいものを作る気持ちで臨んでいる。決して重苦しい縛りではないからこそ越えたい壁だ。]
(97) 2013/11/24(Sun) 00時頃
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[カルヴィンと談笑しているとそろりと扉が開く>>95。同じ匂いがふわと漂ったので昨日の老齢の客な気がした。 匂いというより気配と言った方が近いのかもしれない。 入ってすぐに交わされた会話にバーナバスとカルヴィンが親しげで不思議に思いながら。]
おお!えーとバーナバス…さんいらっしゃい。お前さんらは知り合いなんだなァ…。
昨日はジャガイモとミネストローネ食ってったよな!今日はなんにする?カボチャとコーンも増えたぞ。キノコもある。んまあ、順当にキノコとカボチャにするぜ。ちーと待ってくれよな。
[キノコの鍋に火をつけパンをオーブンに放り込む。今日は最初から年寄り専用の柔らかなパンだ。]
(100) 2013/11/24(Sun) 00時半頃
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