293 【突発誰歓】君とマスカレイド【R15】
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[ カラオケから帰る途中のバス。 憂鬱な気持ちが襲いかかる。 昔よりは落ち着いてきたが、 それは、状況が改善された、というよりは、 今の状況に対する慣れ……否、諦め、か。
手に提げているのは、コンビニで先ほど買った弁当。 母の手料理も、長らく食べてない。 弁当の温度は、憎らしいほどに暖かくて。
窓の外を見れば、夜の明かりが、 次々と景色を変えていく。 鏡に映る自分の姿は、不自然なほどに冷たかった。 ]
(12) 2019/04/01(Mon) 02時半頃
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ただいま。
[ そう声をあげるも、返事はない。 母は居間を占領し、ずっとテレビを見ていて、 父は和室で一人晩酌をしていた。 朝早くから出て行き、夜遅くに帰ってくる両親。 帰る時間はバラバラ。そして、顔を合わせる事はない。 勿論、自分とも。
自室に帰って、弁当を食べて終わる頃。 通知が来た。 律はぽちぽちとスマートフォンをいじる。 ]
(13) 2019/04/01(Mon) 02時半頃
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[ ベッドに横たわりながら、スマホを弄る。 しかしまあ、世の中にはいろんな人がいるな。
……ピアノの演奏動画や、ゲームの絵。 見てて飽きないし、すげーってなる。 ジャンルは違えど、強者って感じがする。
いいねしとこ、ふたつとも。
ついでに流れてきた、ドールの写真つき囁きにも。 普通にかわいかったから、っていう。 そんないいね爆撃する金髪男子だった。 ]
(14) 2019/04/01(Mon) 02時半頃
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― 4/1 ―
[ 朝。居間に降りる。 父と母の姿はなかった。 が、そのかわり、置き手紙と封筒があった。 ]
……なんだ……?
[ 曰く、「お金を渡すから、これでスーツを買ってこい」 とのことだった。 スーツというのは、他でもない。佐々谷区にある、 とある大学への入学式のためのスーツ。 そういえば、なんだかんだで買えてなかったな、と。 どうやら親はついてこないらしいが、 まあ、「自腹で買え」と言わないだけ親切か。 ひとまず、律はMASKを起動する。 ]
(15) 2019/04/01(Mon) 02時半頃
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……これでよし。
[ 街へ出るか、と彼は扉を開けた** ]
(16) 2019/04/01(Mon) 02時半頃
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[ さて、とりあえず、 バスに揺られながら向かうはショッピングモール。 何でもあるから、紳士服売り場の 一つや二つくらい、どうってことないだろう。
途中腹が減ったら、ワックで買い物するもよし。 CDやDVDレンタルコーナーを散策するもよし。 一人ってのは、何かと飽きないものだ。
たとえ現実で誰も、親さえも、 自分のことを相手にしてくれなくたって、 インターネットで繋がっていれば、 寂しい……とは不思議と思わない。
バスの中で見るはいつものMASK。 猫耳のわんこの写真で、エイプリルフールを知る。 とはいえど、自分はそういう上手い嘘をつける、 ジョーク力はなかった。 ]
(21) 2019/04/01(Mon) 22時半頃
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[ ショッピングモールの紳士服売り場。 しばし、店員さんと分からないなりに、 色々教えられて、どれにしようかな、 なんて悩みながらも、どうにか決める。
裾直しのため、一端店を出る。 時計の針は12を回っていた。 夕方にまた来い、とのこと。
さて、どうしようかな。 とりあえず腹は減ってるから、 ワックで適当に何か頼もうか。 ]
(22) 2019/04/01(Mon) 22時半頃
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