205 Fluch〜禁忌の恋愛村〜
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
-旧友の狭いアパートで:(5d軸)-
眠ィ………
[>>64 けたたましいベルの音で目を覚ます。 自分は安眠を貪ろうと、まだ柔らかな毛布のなかに身を横たえたか。 旧友は、その電話を取りにベッドから降りただろうか。 その際、悪魔の模様は視認できただろうか。]
――――………んー
[うつらうつらと。重い瞼をそのままに。 旧友の話を聞いていただろう。 但し、寝起きの脳みそでは何も理解していなかっただろう。]
どー、した?
[電話が終わるころ、ひとつ旧友に問う。]
(106) 2014/12/11(Thu) 00時頃
|
|
-回想:点灯式のあとで-
ハァ、めんどくせーな。 じゃあ、ソレで。
[>>118 媚びるような口付けはそう長く続かない。 きっと彼に引き剥される事が無ければもっと、その先を求めただろうに。 やはり自分はこの聖なる夜に、酔い痴れているのだろうか。]
―――……っち、
[緩やかに自分と距離を置いた旧友を、恨みがましく見やったか。 その瞳の先に、何か企みのような炎を感じた気がしたけれども。 細部まで聴くことはせずに。舌打ちひとつ。]
(121) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
-回想:帰路-
あー 懐かしいな。 ンなコトもあったな。
[>>120 そんな武勇伝もそう言えばあったかと、街路灯を見やりながら唇の端を上げる。>>3:59 その時、自分が本当は何処を見つめていたかなんて。口が裂けても言えない。]
禁書か。さあ。 あんじゃね? 興味あるならご来店どーぞ。
[>>2:118 本当は数日前、それを直接見てしまった事は伏せつつも。黒猫の店の宣伝をちらり、と。 >>119 そして足掻きたいと呟く旧友を、避けられなければ、その顎に指を這わせる。唇はゆるり、三日月のような弧を描き。悪魔に、]
一緒に、か。 ―――――――――……では、教えてあげましょう。
俺は、
[そっと耳元で囁く、]
(125) 2014/12/11(Thu) 01時半頃
|
|
テメェと存分にエロいコトできたら、
天国でも地獄でもイイんだが?
(126) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
-旧友の狭いアパートから、騒がしい商店街へ:(5d軸)-
[>>106>>129 旧友は電話を受けて何処かへと旅立つ。 自分はさらに1時間ほど惰眠をとって、それから漸く旧友のアパートを抜けたか。 大きく伸びをすると身体が軋んだ。冷たい外気は倦怠感の残る身体に、心地よく。]
あー…… んー
[車道と歩道の境目にあるブロックに乗りつつ。口にはいつもの甘い煙草。 咳をひとつしたならば、羽根がそのまま紫煙とともに飛んでいく。
旧友が黒猫の店に行っているとも知らず、自分は商店街の方へと足を向けた。 町の中心部はやはり物騒だ。>>22 どうやら昨晩、近所で火事が起こったらしい。 通り魔殺人の次は、火事か。この町は禁忌なんて関係無しに、もう終わってしまうのではなかろうか。>>101何やら如何わしい風体の青年と、>>107 燃えるような赤いパーカーを被った男なんかも居たりして。]
(132) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
物騒だねェ
[のんびりと溜め息を紫煙とともに吐き、自分はショーウィンドーを眺めた。 ショーウィンドーのなかには、燦爛と光を放つ銀のアクセサリーが微笑んでいた。ド派手なスカルが乗せられたリングや、サファイアが埋め込まれた精巧な作りのリング。小さな町にしては、意外にもお洒落心を擽られる物が揃っていた。
彼には、何が似合うだろうか。]
―――――っふ、
[一人で小さく吐息を零した。 唇は緩やかに弧を描いていただろう。 買い物にそれほど悩まない自分にしては随分と長く、その店の前で立っていたか。
ウィンドーに手を当てる、濃灰色のリングが淡く光る。せっかくだし、これに近いような色が良いだろう。それほど気取らないデザインのシンプルなものを。ただし、そこには小さく天使の刻印が施されていたのは、彼が指に嵌めてから気が付けば良い。]
(134) 2014/12/11(Thu) 02時頃
|
|
やべぇ、
これ誰にも見られたくねーんだけれど。
[>>3:162 折しも恋する乙女と、似たような心配をしてしまった自分を呪いたい。 今日は一人で買い物に来て、本当に良かった。 小さな小箱をジャケットのポケットに入れて、その場を去ろうとした。]
あー… 老けたな。
[ショーウィンドーに映る自分の姿。痩身に黒髪、シャープな顎。
年を重ねれば重ねる程に似る、大嫌いな父の――――]
(138) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
-9年ほど前:(>>2:249)-
[思い起こすのは、亡くなった父のこと。 彼等と最後に話したのはいつだったか。 彼等はどんな表情をしていたか。 ただその時は、必ず黒猫と一緒に外出”させられた。”寒い夜、黒猫と二人で手を繋いだのを覚えている。*]
(139) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
[小さな町だが、大学と呼ばれるものがあった。 因みに、自分は頭は良い方では無い。ただ、要領が良かった。 昔から家庭教師の真似事をしたお陰か、学問の解き方を心得ていたので、大学には難なく入学した。
最初はそこしか行く所がないと、惰性で入った大学けれども。 母が死んで、父が幼馴染の悪魔とよく出会い始めるようになった頃から。 自分は教員になろうと、一人目指していた。
それはそんな時の話。]
はぁ、―――……。
おい、クシャ。行くぞ。
(140) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
[ショルダーバッグには教科書と論文をいくつか詰め込む。さらに毛布を二枚、ショップバッグに詰め込む。出来るだけ温かい恰好をして、黒猫を呼ぶ。
また、アイツが来た。悪魔の男。 自分と黒猫から、父を奪い去ったインキュバス。
死ねばいいのに。 呪いの言葉を呟き、マフラーを巻く。黒猫の小さな手を絡め、その扉を抜ける。 冷気が頬に当たり、ひとつクシャミをする。 野良猫と黒猫は、寒空の下、公園へ行っただろうか。]
寒ィか、 ―――……寄れ、毛布からはみ出るだろ。
[幼い黒猫に毛布を掛けてやり、公園の街路灯の下、自分は論文を読み。課題が出ている日は、大学ノートを膝の上で広げ、解いていた事だろう。]
(141) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
[時計を見やる。短針が真上を向いて、さらに、一度、二度傾き。 うっかり睡魔に連れ攫われそうになる頃、漸く家に帰宅しようと、ベンチを立つ。 黒猫は自分の肩口に、鼻水を垂らして寝ていたか。]
はぁ。
[小さな黒猫を背中に負い。凍える帰り道を踏みしめる。]
[電話ボックスに映る自分の姿。痩身に黒髪、シャープな顎。
年を重ねれば重ねる程に似る、大嫌いな父の――――]
(142) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
-そして、現在-
んあ?
[突然誰かに肩口を掴まれた、刹那、]
(144) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
ぐ、――――…… がはっ、
[頬から顎にかけて鈍い衝撃を受ける。 黒い血を何滴か滴らせる、朱に染まる羽根が口から零れる。 細い身体がアスファルトに叩きつけられる。 顔を上げると、(>>4:95)数日前に自分に配達屋の家を尋ねてきた二人組だった。相変わらず、小奇麗な服装に身を纏めている。]
(145) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
ン、だよ?
[唇の端にへばりつく羽根を拭い遣りながら、彼等を睨みつける。 二人組は嗤い、問うた、
思い出したよ、 革命しに帰ってきたのか?
多重禁忌とは お前は顔も趣味も父親そっくりだな
堕天使
群衆は悲鳴を上げる。穢らわしい目付きで自分を見下ろす。 無理矢理執政官に腕を掴まれ、立たされ、更に二度三度殴られる。]
(147) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
革命? ―――……何の事だ。
[久しぶりに父の事に触れられた気がする。背筋が泡立つ。 しかし、多重禁忌を口にすると云うコトは。]
あー お迎え、ですかネ。
[小さく肩を竦めて、目を閉じる。 どうせ残り二年の命なのだ。然し、
それは早送りで、今、 終えよう、 と、]
(148) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
――――――ッぐ、ぁあ゛っ、アアアアッ!!!!
[頭に風穴が開く事は無かった。その代わり、肩が千切れそうな激しい痛みを訴える。見やれば、真っ赤になるまで熱された鉄を宛がわれていた。肉が焦げる小気味よい音が、却って不気味だ。異臭が鼻腔をつく。]
は、ぁ、 ……っ、ぐ、 う゛、
[涙に視界を滲ませるなか、顎を掴まれる。
悪魔の男は、 どこだ? 吐け、
どうやら、旧友はまだ捕まっていないようだった。それで良い。こんな苦悶は、やはり、味合わせてはいけない。]
知らねェ、
[一言吐き捨てるように言い、執政官に唾を吐きかける。刹那、]
[絶叫。]
(149) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
[ 多重禁忌者が簡単に死ねると思うなよ―――――
意識を失う事も叶わず、ただ、只管。 灼熱の焼き鏝を押し当てられなら、自分は叫ぶ。 永遠の拷問を、その身に受ける。
嗚呼、来てはいけない。*]
(150) 2014/12/11(Thu) 02時半頃
|
|
ンだから、俺、は、
[鮮血を滴らせた羽根が、アスファルトの上に華を咲かせる。 笛のような音が耳鳴りの如く木霊する。それは自分の声であった。上手く呼吸をする事が出来ず、その場に蹲る。
宛がわれた皮膚は赤黒く変色し、瘡蓋のように固くなる。 そして、また、増えて。重なる烙印。]
………知らねェ、って、
――――――っい゛、あぁ、ッ!
[一体どの位の時間が過ぎたのだろうか。 悠久とも思える地獄のなか、それが、
途切れる、]
(170) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
[>>159 骨が砕かれるような嫌な音と共に、赤い鉄は落ちる。 蔑みと好奇の眼差しで眺めていた群衆の、視線の質が変わる。 そして、耳慣れた声。]
―――――……ど、うして、
[嗚呼、その亜麻色の髪が懐かしい。]
(172) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
[>>161 朦朧とした意識のなか、ただ只管、旧友の背中を見つめていた気がする。 旧友は自分を連れて、軍の駐屯地へと向かうようだった。 椅子の背もたれに自重を掛けることができず、助手席の前方で項垂れる。 自分はあまり言葉を発しはしなかっただろう。ただ一言、]
………、馬鹿
[滲む視界のなか、消え入りそうな声で呟いた。*]
(173) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
-駐屯地-
ッ、 ………ヒューは?
[どうやら意識を失っていたようだ。真っ白い天井。 眩しすぎる程の蛍光灯が自分を照らしていた。 揃いの制服を着た見知らぬ男が数人、自分を、珍獣でも見る様な目つきで見つめる。そう言えば、旧友が以前着ていた軍服に似ている。身体付きも良い。とすると、此処は―――――
そんなに気になりますか ほら、こっちですよ
粘性のある声で促され、立たされる。すかさず彼等は自分の直ぐ後ろに付く。町の支配下を抜けた軍の駐屯地のはずなのに。何かが可笑しい。
旧友は何処にいるのだろう。冷たい廊下、リノリウムの上を歩く。そして、唐突に廊下を劈く、
>>165 銃声。 そして誰かが廊下を逆走し、逃げていった。]
(174) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
――――……ッ、
ヒュー!!
[>>167 緋色の水溜まりを駆ける。 痛む背中も構わずに、その身体を抱き寄せる。その鼓動はとても弱く。]
―――……死ぬな、 俺を看てくれるんじゃなかったのかよ。
(175) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
[ そんなにその悪魔が大切ですか? 間もなく死にますよ
粘性のある声が後ろからする。それは至極楽しそうな声音。 振り返ると、軍服を着た彼等が此方に拳銃を向けていた。 町出身の兵士が根回しをしていたのだろうか、それとも駐屯地全体が、既にこの町に洗脳されてしまったのだろうか。いずれにせよ、此処は敵の巣窟であった。]
……………。
[旧友を庇うように抱き寄せたまま、彼等を睨みつける。 銃口は真っ直ぐに自分の眉間を狙っている。 然し、その銃は――――……降ろされた。
天使の男よ、見逃してあげます その男を捨てられるならば、の話ですがね さあ今すぐ逃げなさい
踏み絵。そんな単語が過る。 つまり今、旧友を置いて逃げ去る事が出来るならば、禁忌の関係でないと認める事が出来ると。それで不問にすると。そういう類の誘いのようだった。]
(176) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
|
――――……悪趣味が。
[彼の身体が急速に冷たくなっていく。 きっと彼の死は逃れられない事実のようだ。 だから自分が今すぐ逃げても、旧友を助けに戻る事は不可能に思われた。 もっとも、禁忌を犯した自分たちに救いの手は差し伸べられるとも思えなかったが。]
おい、 ……なぁ、ヒュー……、
[何度か呼びかけたけれども、彼は答えられるのだろうか。
自分は、逃げられるのだろうか。]
(177) 2014/12/11(Thu) 19時半頃
|
ミナカタは、ヒューの名を呼んだ。
2014/12/11(Thu) 20時頃
|
俺は、
[>>195 旧友は自分の名を呼ぼうとしたのだろうか。然しその言葉は、形となる前に血と化した。刻々と青くなっていく彼の唇から零れる、美しいまでに赤い血を拭い遣り。 彼の頬に、己の細い指を当てる。肌はゆっくりだが確実に温度を失われていて。改めて悟る。
大切な人が、自分を置いて。先に逝こうと、]
……俺は、
[逃げろ]
[どうせこの悪魔は直ぐに死ぬのだ。逃げろ。 それが百点満点の回答だろ?先生。 静寂のなか、己の歯が鳴る音だけが響く。
とっくの昔に死を悟っていたはずなのに、それでも死神の足音に怯える。永遠の無を、恐れる。本能が、自分を、悪魔の友人から引き離そうとする。 意識的か無意識か、自分は誘惑に負けて、入口を一瞥した。扉から一条の光が、救済の光となって、自分を照らす。]
(204) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
[刹那、届く言葉。それは、
>>198 ずっと聞きたかった言葉。]
(205) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
―――――……不正解です、ヒュー君。
文法に誤りがあるようですね。
(206) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
―――……好きだ。
[まだ温かい血の池のなかで。冷えていく彼の隣で。 天使はまだ見ぬ神に祈りを捧げる。
嗚呼、神サマ 若し俺が天使だと云うならば、 この優しい悪魔を、天国へ連れていって下さい
それが叶わないと云うならば、 俺の羽根を毟り取って どうか地獄へ落として下さい]
(207) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
――……最期まで、傍に居てくれよ。
[町を捨て、過去を捨て。旧友を捨て。 それでも還って来てしまった。 全部、全部、この悪魔の所為だ。 その旧友を再び捨てるなんて、自分には、―――出来ない。
血で汚れる彼の頬をふき取ってやり、何度も口付けを交わした、彼の冷たい唇へ。 己の唇を重ねる。 その口付けはくそ苦くて。そしてそれ以上に愛おしくて。
銃の引き金を引く音がした、]
(209) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
|
――――おやすみ、くそ野郎。
[>>2:65 想いを告げたあの時と同じ言葉を繰り返す。*]
(210) 2014/12/12(Fri) 00時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る