91 時計館の魔女 ―始―
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―大広間― [大広間に戻れば、丁度クラリッサがソフィアたちと 合流した頃だっただろうか。>>211]
……ソフィアは、どうしたんだ?
[何か様子がおかしいソフィアを心配げに見つめながら、 彼女たちの傍に寄っていく。]
(217) 2012/05/20(Sun) 00時頃
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あぁ、落ち着いたようで、良かった。
[遠くから見たときは、様子がおかしかったが、今は 大丈夫なようで>>216、安心した。
ソフィアは、雰囲気が妹に似ているせいか。 つい妹に接するように心配してしまう。]
……やはり、似てる。
[無意識にそう呟いていた。]
(222) 2012/05/20(Sun) 00時半頃
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ヤニクは、ソフィアに名前を呼ばれれば、慌てて姿勢を正す様子に笑っただろう**
2012/05/20(Sun) 00時半頃
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[呟いた言葉に気付いたのか、ソフィアが問うてくる>>237]
……ソフィアが、その ―――妹に、似ているんだ。
[少し躊躇い気味に、そう告げた。
『お兄ちゃん』と呼ぶ、明るい声は今でも鮮明に覚えている。 兄妹なのに似てない。明るくて、素直でとても可愛い妹だった。 自然と懐かしむような笑みを浮かべていただろう。]
(277) 2012/05/20(Sun) 08時半頃
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あぁ、ありがとう。
[クラリッサからグラスを受け取り、ワインを一口。 あまり酒が得意ではないが、断るのも申し訳なく。 謁見室から出てきたヘクター>>241に声をかけられれば]
……あぁ
[ひらりと手をあげて応えた。 彼の声に……ふと、気づいた。謁見室で聞こえてきた。 あの声>>81と彼の声が似ていることに……だが、それをここで 告げるつもりはなく。何食わぬ顔で会話を続けただろう。]
(278) 2012/05/20(Sun) 08時半頃
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["ゲーム"の話をするイアン>>258をちらりと見た。]
終わりの合図、か……
[何が終わりを示すのか。まだ分からない。 誰が告げるのなんて、分かるはずもなく。 軽く首を振る。そして、クラリッサの人狼とは?という声には>>265]
人狼は、字のまま。 人の姿に化けた、狼のことだ。
人を喰らう、存在だと言われているな。
[彼らを悪く言うのは嫌で、少しだけ視線を落として ぽつりと説明する。カミーユが魔女が甦ると言う言葉には>>260]
……あの魔女なら、やりそうで怖いな。
[少しだけ冗談を混ぜて笑った。**]
(279) 2012/05/20(Sun) 08時半頃
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[妹は、今なにをしているのかと、訊かれ>>287 少しだけ表情を曇らせる。ワインをまた、一口。 それから、ゆっくりと口を開いた。]
…………死んだ。
[長い沈黙のあと、一言。]
妹は、死んだんだ。
殺された……んだ。
[酔いが回ってきているのか、 あまり言う気がなかったことを口にしていた。 はっ、と気づいて頭を振る。]
すまん。
[何に対しての謝罪なのか。 自分でも分からなかったが、そういって……この話を終わらせた。]
(297) 2012/05/20(Sun) 18時半頃
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[人狼に対しての返事には>>287>>288]
そうだな。 どちらも変わらない。
生き物を殺すことには、……変わらない。
[人と殺すのも、人狼を殺すのも、同じ罪だろう。]
だが、願いを叶える為には……
覚悟を、しなければ
[ぽつりと、小さく呟いて、ワイングラスを机に置いて、それを消した。]
(298) 2012/05/20(Sun) 18時半頃
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すまない。少し、酔いが回っているようだ。 先に、失礼させて頂く。
[一言告げてから、部屋に戻ることにした。 去り際にヘクターの傍を過る。]
『何か、術を滑り込ませているのは、あんたか?』
[恐らく、彼にしか聞こえないであろう言葉で問いかけて その場を去った。部屋に戻る前に誰かに声をかけられたなら、 言葉を交わしたことだろう**]
→自室(1-10へ)
(299) 2012/05/20(Sun) 18時半頃
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―自室(1-10)― [酔いに少しふらつきながら、自室に戻れば 上着を脱いでそのまま、ベッドに倒れ込んだ。
それから、夜が明けて目が覚める。]
……っ、
[やや痛む頭に呻いてから、起き上り、シャワーを浴びてから 大広間に向かっただろう。]
(317) 2012/05/20(Sun) 20時頃
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―大広間― [階段を下りれば、丁度ミッシェルとツェリが会話をしているところだったか。『妖精』という言葉が聞こえてくれば>>318ほんの少しだけ、 ぴくりと反応する。すぐに平静を装い、声をかけた。]
2人とも、おはよう。 邪魔でなければ、一緒にいいか?
[一言、告げて許されれば、近くのソファに座る。 それから、朝食をと思い、目の前に卵サンドと果物を出現させて 食事を始めただろう。]
(321) 2012/05/20(Sun) 20時頃
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[卵サンドを一口齧り、 お伽噺の住人、特に妖精について訊かれ>>323]
人に害を為す、妖精というのは……いるにはいる。 だが、すべてはそういう訳ではない、と聞いたことがある。
[最後の一言は、多少とってつけたように答える。]
(333) 2012/05/20(Sun) 20時半頃
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―深夜自室に戻る前、大広間― [階段を上る途中、聞えてきたからかいの声に>>325 ちらりとヘクターを睨み]
『俺の邪魔をしなければ、どうでもいい』
[暗に邪魔をするなら容赦しない。 そういう響きを含ませて、言葉を返した。
相手は、自分よりはるかに強い力を持つことは分かっていたけれど]
『邪魔者を、排除する手伝いなら、また別だがな……』
[視線を外して、上りきる頃にそんな言葉をぽつり 悪魔がどうするかは知らないが、自分はもう決めていた。
願いを叶える為に、邪魔をする者がいるなら、 排除する、と……**]
(338) 2012/05/20(Sun) 20時半頃
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―朝・大広間― [興味があるのかと問われ>>328 さらに詳しいのかと 聞かれれば>>336]
興味が、と言うか。 故郷の人たちが、お伽噺が好き、だったからな……
自然と、……詳しくなってしまっただけだ。
[少しの嘘を交えつつ、]
人狼や、悪魔、人魚は知らないが妖精は、 恐れたり、敵意を向けなければ……大抵の場合は、無害だろう。
ここにいる妖精が、そうかは……知らないがな。
[己がそれだとは、悟られぬように、少しだけ冗談っぽく 返して、今度は果物を一口。]
(341) 2012/05/20(Sun) 20時半頃
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すまん。
対抗する力が何かは、知らない。
[それははっきりと言った。 妖精を殺す力は、良く知っていたけれど…… それを明かすつもりはない。]
(343) 2012/05/20(Sun) 21時頃
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[視線を感じ>>342そちらを見れば、 ぞくりとするような目でこちらを見ているのに気づく。]
……っ、
[探されるような、内側を触られているような、 そんな風に感じて、僅かに眉を寄せた。
すぐに平静を装って]
えっと……おはよう、ダーラ
[なるべく、気安く聞こえるように声をかけた。]
(345) 2012/05/20(Sun) 21時頃
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では、人間も無害ではない。ということか?
[ミッシェルの言葉に>>344ほんの少し、苛立ちを含んだ声を返す。 妖精が有害だから、呼ばれたというのなら…… 人間も同じことではないかと。
この少女は、人以外は皆、排除すべきとでもいうのか。 ほんのりと黒い感情が胸に宿る。]
(347) 2012/05/20(Sun) 21時頃
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……っ、
[帰ってきた挨拶と、変わらぬ視線に>>346びくりと震える。
彼は、一体……何者なんだ? 占い師、己の天敵は恐らくヴェス。 昨夜の彼の返答>>231から推測できていた。 協力者となるなら、自分に害を及ぼさないなら…… 力に対する想いは封じることにしたのを覚えている。
では、彼はなんだ? 無意識にダーラを訝しげな眼で見つめてしまっていた。]
(350) 2012/05/20(Sun) 21時頃
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[いや、この中にいる占い師が、一人とは限らないか、か。
会話に混ざってきたダーラを、ちらりと見ながら]
そもそも、皆、どれくらい信じているのだろうな。 人狼や、悪魔や、妖精や、人魚が本当にいると……
あの魔女が、嘘を言って、人間同士で殺し合いをさせようとしている。 そんな可能性もあると思うが……
[また、嘘を一つ。 少なくとも、人でない者はが二人はいることを、自分は知っていた。 一人は、自分。
もう一人は……奇妙な術を使っているらしい男―――ヘクター]
(360) 2012/05/20(Sun) 21時半頃
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[『対抗する力』が集められた理由を語るミッシェル>>354]
……俺が言った、占い師は見つけるしかできない。 そんな、魔法合戦のような直接の攻撃力にはなり得ないだろう。
まぁ、人狼にとっては、脅威の存在ではあるだろうが
[また、嘘を一つ。しかし、聞こえてきた話に>>362 僅かにぴくりと反応を]
妖精が、泡になると?
(365) 2012/05/20(Sun) 21時半頃
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[妖精が悪さとすると言う言葉>>366には、少々眉間にシワ]
……害のない、悪戯なら可愛いものだと思うがな。
[人と人に絆を結ぶのは、はた迷惑話だったが]
悪魔の方は、もっと性質が悪いだろうと思うのだが
[何をするか知らないが、そうぽつり。]
(368) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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占い師に、恋……?
[妖精が、占い師に……恋、などするのだろうか。 触れられただけで、その身が崩れることもあるというのに……
純粋に疑問で、首を傾げていた。]
(375) 2012/05/20(Sun) 22時頃
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[ダーラの言葉に>>381、少しの焦り。 すぐにその表情を消すが、悟られてしまったか。
丁度食事も終わって、これ以上探るような目に晒されるの嫌で 皿を片付けると、席を立った。]
……お伽噺が、好きなだけだ。 ―――…お伽噺の、住人達が
[そう、ぽつり、]
すまない。 まだ昨日の酒が残っているようで、少し、頭を冷やしてくる。
[そう言うと、自室ではなく、森側の庭園へと消えていった。]
→森側庭園
(384) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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―森側庭園― [庭園の奥の奥、森にほど近い場所の椅子に座ると じっと、森の奥を見つめていた。
夜が明ければ、"ゲーム"が始まる。
覚悟は決めた。
生き残る為に何でもするという覚悟。
人と話していると、情が湧く。 情が湧けば、殺せなく。
ここにいる人間たちと接するのが、怖いのか。 懐かしい風景の中に逃げていた。]
(385) 2012/05/20(Sun) 22時半頃
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……はぁ、
[大広間でのことを思い出して、大きなため息を吐いた。 妖精に関して、つい反応をしてしまった。
いつもなら、もう少し慎重なのに……
人ではないことを、受け入れて貰えて、らしくなく 浮かれているのだろうかと、
手のひらに、紅いガーベラの花を出現させた。 これは、館の力ではなく。 もとから自分が持っている力。
この紅い花は、己の血と肉を構成しているもの。]
(410) 2012/05/20(Sun) 23時半頃
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占い師に、恋……ね。
[ミッシェルが言ったお伽噺が脳裏を過る。 話を聞いた瞬間は、疑問でしかなかったが、 占い師、と協力しようとしている自分は、確かに似たようなものか。
彼が受け入れてくれたことが嬉しくて、 友人に似ていると言って、心を多少許してくれたことが嬉しくて
その力を憎いと思う気持ちを抑えられる位には、 彼を気に入っていた。]
(411) 2012/05/20(Sun) 23時半頃
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気付かれてしまったら、それはそれか。
[妖精と知られて、排除されそうになったなら、 返り討ちにでもすればいい。
ただの人間に後れを取るとは、考えていなかった。 しかし、悪魔や力を持つ者は別。
太刀打ちできるは、自信はなかった。 それでも願いを叶える為なら、手段は択ばないだろう。]
……戻るか。
[ようやく、落ち着いてきたのか。 いつもの調子を取り戻してきた。
立ち上がると、一輪のガーベラを手に持ったまま。 大広間へと戻った。]
(426) 2012/05/21(Mon) 00時頃
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―大広間― [戻った頃に、まだツェリ達はいただろうか。見かけたのなら、]
先ほどは、いきなり席を立ってすまなかった。
[そう、謝罪を口にしてから、昨日見せていた あの紅い草原の絵画見えて、やはりまた、眉間にシワを寄せた。
紅い草原は、妹の死に際を思い出させて、仕方がなくて……
新しく加わっているカミーユとヴェスに気づき、]
おはよう。
[簡素な挨拶を一つ。]
(432) 2012/05/21(Mon) 00時頃
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ヤニクは、エリアスは、どうしているかな?とふと思い
2012/05/21(Mon) 00時頃
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[挨拶の次に、尋ねられた言葉>>450に、一瞬だけどきりとする。 だが、ここでバレるのはまずい。平静を上手く装う。]
占い師に、因縁?
因縁と言うものではないが……まぁ、見たことはある。 あまり性格のいい奴ではなかったので、な。
占い師って奴は、みんなそうなのかと思って、 あまり会いたくなかったのは確かだ。
[本当を、少しだけ歪めて語った。 相手を騙すには、真実を語るのが一番だ。]
(461) 2012/05/21(Mon) 00時半頃
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[フォローを入れようとしてくれているのか。 ヴェスの声が聞こえてきて、>>459ほっとしたように笑む。
さりげなく、彼の傍に寄れば、小さく]
ありがとう
[彼にだけ聞こえるように呟いた。]
(465) 2012/05/21(Mon) 01時頃
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[軽い口調で追及してくる様子に>>469くすりと笑った。]
単純に、苦手意識があるだけだ。
狼、か。
そうだな、はっきり言えるのは、 【俺は人狼ではない】ということだけだ。
それを信じるのは、あんた次第だ。 カミーユ。
[臆面なくそう告げる。 青年は、人狼を探しているのだろうか。 人狼だけを探しているなら……敵にはならぬだろう。 そんな風に思いながら……]
(475) 2012/05/21(Mon) 01時頃
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