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[それは、果たして真実極光《アウローラ》の輝士だったのだろうか。
そう問いかけるとするならば、あの瞬間あそこに立っていたのは紛うことなき極光《アウローラ》の輝士だっただろう。 光という鎧を纏い、光という剣を持ち、光という無二の愛を得た。 戦場に凛と立ち、斬るべきを誤らず、ただその時を待ち構え牙を剥いた。 その姿こそまさしく、極光《アウローラ》の輝士のあるべき姿だった。]
(19) mmsk 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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[しかしあの輝士は、不完全《ラフ》であった。 散りゆくドルイドの力をその身に取り込み宿して、初めて生まれた急ごしらえの輝士だった。 千年前の悲劇で活躍した極光《アウローラ》には、遠く及ばない。
ドルイドの力を得て輝士になった男の身体を構成する血肉は、融合の瞬間からドルイドのそれと近くあった。 ドルイドがその身のすべてを挺して世界の崩壊を止めるように、輝士はその身のすべてを挺して騙り手《ライアー》の力に抗った。 結果。 終結《エンドマーク》の後には何も残らない。 ただ虚しく、光に溶けて消えることのなかった金属コイルだけが地に落ちたのだった。]
(20) mmsk 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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[不思議な感覚だった。 空を飛んで下を眺めているようなのに、風のざわめきに煽られることもない。 意識はあったが、肉体がなければ口を動かして話すことも叶わない。 眼下に共に死線をくぐり抜けた仲間たちがいた。 三人の手が重なる。フローラの声をきっかけに、穏やかなぬくもりが周囲に満ちる。 それが呼び声なのだと、すぐにわかった。 この声に導かれれば、己の肉体も意識も人格も、すべてが終わった世界に還れるのだと。 帰って来いと、呼んでいるのだと。]
(21) mmsk 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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[わかったからこそ、抗った。 いけない。今帰るわけにはいかない。 己が輝士として不完全で、あの瞬間にようやく覚醒めたような不甲斐ない男だというなら、ただの"パラチーノ"としてやるべきことがあるはずだった。 光の奔流に逆らい、大気の波を泳ぐ。とは言っても肉体がなければ制御もできない。意思を強く持ち拒絶し続けるほかなかった。 確約はされていなかった。しかし確信があった。
"ドルイドと化した結果光と消えた己を呼び戻す術があるなら――"]
(22) mmsk 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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[存在しないはずの腕が、焦がれ続けたその手を確かに掴み、呼び声の波に呑まれていく*]
(23) mmsk 2018/06/17(Sun) 21時半頃
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[繋いだ手は、何があっても離すまいと思った。 光に呑まれ、再びの肉体を得るのに一時意識が失われようとも、決して。 その眠りを覚ましたのは、止水に落ちた、ひとしずく>>32。]
――――……、
[メルヤ、と唇を動かすはずが、その前に愛しい人の身体が覆いかぶさった。 笑顔は見えずとも、吐息も、小さな声も、心音も、どれひとつとして逃さない。 遠く仲間の声がしてくるまで、そのまま抱きしめていて。 或いは誰かに誂われたかもしれない。 隠し事はあまり得意ではなかったから、仕方ない。]
(48) mmsk 2018/06/18(Mon) 23時半頃
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――At Last――
[世界に光が満ち、祝詞が響き渡り、生命が蘇った後。 世界精霊から《女神の輝士》と伝承名を賜り――望みの名を申し出たのを、賜るとは呼ばないやもしれないが――輝士パラチーノは、神話の一員となった。]
ところで、メルヤ。 世界は救われて、ソフィア様は今もこの世界にいらして、その輝きを世にしろしめていることだけれど。
君はこれからどうするんだい。 もう何からも逃げなくていいし、世界のために戦う必要も、世界精霊の座を継ぐこともなくなったのだろう?
(49) mmsk 2018/06/18(Mon) 23時半頃
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私もまた同じだ。 戦う必要はなくなった。君ほどの使命を負ってはいなかったが、輝士としての大仕事は終わってしまったしね。
[隣に立つドルイドに見やっていた視線を、空へ向ける。 青い空には白雲が千切れて浮かび、夏の様相を呈していた。]
だから、私は先生の言葉に忠実にあろうと思うんだ。
これからどうなっていくのか、この手で次は何が出来るのか。 大したことは出来ないが、私の力が求められるなら貸したい。 この世界の今後を、見つめていきたい。
(50) mmsk 2018/06/18(Mon) 23時半頃
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君の、隣で。
(51) mmsk 2018/06/18(Mon) 23時半頃
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つまり、だ。
[咳払いをする。 流石に、いつものようにさらりと口を出てきてはくれなかった。]
……めおとになってくれないかい、私の女神。
[愛を信じろと言った、師の言葉のとおりに**]
(52) mmsk 2018/06/19(Tue) 00時頃
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