291 Fate/Goddamned Omen
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[正しさなんてものは 声高に主張されて成されただけの、個の理想だ。
先出しに定めてしまう程 どれだけ歪んでいたって────正しさは、成立する。 この あくま なんて。 分かりやすく そう じゃあ、ないか。
定義の殆ど無い様な、曖昧なものに 絵具塗りたくるように、輪郭を持たせて。 わるいこ だ なんて こどもも……親も。]
(7) 2019/02/16(Sat) 10時頃
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[理想の上に立つような 如何にもな家族絵図を それでよしと笑える身は──相容れないのだろう。 いつか 苦く零した正しさそのまま。]
……そうだね。 ママが 大好きな こどもさ。 ママの、いやなことする人はみぃんな わるいこ って 貼り付けてしまうような、ね。
[流れる砂鳴りに溶かすよう 喉奥がくつり 微笑む。>>219]
(8) 2019/02/16(Sat) 10時頃
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[つまらないものだとは思う。 窮屈なことだとは思う。
それ以上に こども が 可愛いというだけだ。]
(9) 2019/02/16(Sat) 10時頃
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ふつうのかくれんぼ じゃあ、 満足できないらしくって ね。
…………
こういう子は 嫌いだろうなぁ、とは。 思っちゃあ、いたさ。
[かもな、と、語尾はあれど。>>220 神都の外 性根を腐り切らさずにいられる身には どこか理不尽な善を 神都以上に求めるような存在は。]
(10) 2019/02/16(Sat) 10時頃
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────そう …… こまった子。
[硬いままのかんばせから 薄く苦さを重ねた声を吐く>>222 崩し行く砂諸共に 無人となった 岩場も丸ごと 奥へと誘えば>>223
ごぎ り べき り
硬さなんてお構いの無い 咀嚼音が鈍く。]
(11) 2019/02/16(Sat) 10時頃
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[悪魔の名が響いたならば 合点も行った。>>223 捨て去られたはずの名の 半分は 成程 悪魔のそれでも、あるのか だとか。 こんな時じゃなければもう少し 悪魔についての考察を進めても 良かったけども。
触れることすらおそろしいような血が 形を成せば こどもはざわめく。
蟻地獄に固まった悪魔が 千切れたみたいに 気配の半分がまるごと 薄れていく。]
(12) 2019/02/16(Sat) 10時頃
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[背後より 竜翼奪ってやろうと>>225 中央の口と、舌がそのまんま。 細長い胴を生やして 追うと、同時。
ど ん ッ ……と
何にもない所を こじ開けて 最初見せたものと同じ クローゼットが 両開きの扉を、 解き放っていた。]
(13) 2019/02/16(Sat) 10時頃
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[黒霧も……有翼と化したその身をも 吸い込んでやろう って。 埋め立てられていく蟻地獄の代わりに クローゼットへと誘う暴風の圧が 生じる。
だけども それにも限界はある。 吸い損ねた黒霧を 穿ち払うよう ブラフマーストラを抜いて、 一発。
左の手は 白衣の内側。 ポケットの中で ケースを開いて 進んだ科学の代物たる 防霧眼鏡のフレームを 慣れた指先で かんばせに添わせた。]
(14) 2019/02/16(Sat) 10時頃
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[その最中に 届く、答え合わせ。>>226 >>227 眼鏡を整える為に 鼻下を覆わせていた 体格相応の手を 緩慢に、降ろす。]
──── そう かい
[ふ、 ……と 笑んだ形の 息塊。
極、薄くはあれど。 きっと、これまでのどれよりもわかりやすく 微笑むかんばせが 其処に、あった。]
(15) 2019/02/16(Sat) 10時頃
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よぉく わかったよ そして 良かった、とも 思うよ。
それを聴けたならば わたしは正しく 神都の者として 君と、向かい合うことが出来る。
[上塗られた正しさに 従う儘に ]
……ね。
[携行銃を 持ち上げる。 幾ら 吸い込もうとしてたって 血槍が放られるなら……それまでは そも、彼の身を食ってやろうってしてるこどもは 千切っても千切っても 手が足りなかった。]
(16) 2019/02/16(Sat) 10時頃
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ならば 君は、 君のやりたいように。
私は、 私のやりたいように。
互いの我欲を 全うしようじゃあ、ないか。
[血槍に突き出す 銃口。 引き金を引くとすれば 放たれるのと同時にだ。 真正面より ぶつかりあわせて
食い破られた蛇と同じように>>154 滴り落ちてくれれば良い、と。 小さくなってしまえば クローゼットへと手招く風に 乗せることもできよう、と。*]
(17) 2019/02/16(Sat) 10時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/16(Sat) 10時頃
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最初は いいこ に 向き合う所からだった
(52) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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いいこ は がまんします いいこ は なきません いいこ は わがままいわない いいこ は なんでもたべる いいこ は なんでもいうこときく いいこ は かなしいもないです いいこ は さみしくもないです いいこ は にこにこしてます いいこ は なにいわれたってへいき いいこ は かまってくれなくったってへいき
いいこ は いいこ …………
(53) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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つごうのいいこ の まちがいじゃあ ないか
(54) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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これが ママたちの つくりあげた 幻想か と
こんなにも ちいさな こどもを たくさんのママが 生み出したの だろうか と
──── 報われないものだ と 思った
(55) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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この身体は 産み育ててやることは出来ないけども もしも その子を胎に抱いてやれてたならば もっとちゃんと ママ に なれていたのだろうか ちゃんと ママ に なれないかわりに
がまんしなくったっていい わがままもちゃんと、いいなさい。 なきたいのをぜんぶ がまんするのは ママもかなしく なっちゃうよ そう 育ててやるのに いそがしくて ああ そういえば ちゃんと しつけをしてやるのだって……
まだ 出来てはいなかった と 世界への未練を 増やしたのは
(56) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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[……悪い大人だと 言われた方が、良かったのだろう。>>18]
……きみの 言う通りだね なんとも わるいおとな ばっかり だ
[ともすれば 彼の方がまだ 良い親には なれるのかもしれないな だとか。>>18 大人の役目を説かれてしまえば>>20 抱かざるを 得ないさ。 崩されて行った岩場でも眺めるよう 氷玉傾けたのは …… 一瞬のこと。]
(57) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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[食いついた端から 噛み砕いて行く 牙を抱く口の傍らより 広がり 竜翼這い撫ぜ 背へと至らんとした黒が ひぎゃり と 苦悶零すようにも 飛び跳ねて────硬直する。 食らうために 形持たせていた筒状の手が 知らぬはずの「苦痛」を 覚えさせられたせいだ。>>24
不定形の いたいのもかなしいのもないはずの悪魔 わるいこを食べる為だけの いいこ
だけども こどもは随分と こどもらしさを “ 芽生えさせて ” しまったものだから。]
(58) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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『 ァ ガァァァ ア゛ ア゛ァ゛アアァ ァ ッ!! 』
[蛇の牙に随分と、遅れて。 男とも 女とも 子供とも 老人とも 否、声ともつかぬ 絶叫が 明らむ空へと 轟いた>>31]
──── ガリィ!
[呼んだのは
こどもの身を案じて でも、あったけども。 こどもの身が 侵されることなんて ママが大怪我でもしない限り……なかったはずだから。]
(59) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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『 ア イジ め タ
いじめ タ ママ いじめ た ママ いたい いたい ママが いたい いたい いたい しちゃ ウ
ママ いじめ る の わるいこ ママ こまる する の わるいこ
いじめ ない デ ママ を いじめ ない で ェ エ゛ エ ! 』
(60) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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[蒸発しきらなかった欠片幾つかを飲んで>>27 暗闇ばかりを抱いていたクローゼットから 極彩色の濁流を 吐き出した
極彩は 流れるほど 混ざり合って 汚らしくも 黒く 染まりながら 流れて。 触れた 岩が 崩れていくのを 見るか 崩れたものが 吸い込まれて行くのを 見るか 指鳴りの名残を辿り>>30 其の身をも覆わん 悪食の高波と 化すのも。
地より水柱じみた黒を噴き上がらせて 槍雨をも 食って やろう と。するのも。]
(61) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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[だけども 狙いなんてあったものじゃあない。 軌道を追うこともしなかった 携行銃を握ったまま どうしたって ママにはいじわるのできない 濁流を 踏んで 跳ぶ
クローゼットが吐き出し続ける風に煽られた炎が>>31 翻る白衣を焦がした。 広がり行く端から 食らってしまったって 煽られる炎種が存在する限りは きりがない。
踏み出した右足を留め 身を捻る。 槍雨の一つが 白衣を穿つ。
裾引いて 逃れてやれば 次は 引き遅れた足の表皮を 奪われる。]
(62) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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[頽れるに任せて 押し出した手を濁流について 前転 後ろに槍の突き刺さるを聞く。
起き上がる拍子にまた 氷玉へ真っ直ぐ 降るものを 跳ねた黒飛沫が 叩き落した。]
……随分と お熱い欲深さだ。
[千の魔術を知り尽くすわけでもなければ ああ、 何が来てもおかしくないな、だとか。 構えを正すくらいしか できなかったけども。
横っ飛びに 躱した先に 随分と早い一不利が 左の腕を裂き焼いた。 歪まぬかんばせは どうせ それじゃあ死なないって 知っているせいで。]
(63) 2019/02/16(Sat) 20時頃
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ザーゴは、ツヅラへとまた 凪いだかんばせを…持ち上げて。*
2019/02/16(Sat) 20時頃
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/16(Sat) 20時頃
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[たとえば 砂上劇の舞台 第四の壁を隔てるにも似た感覚なのだろう。 蚊帳の外というのは間違いではないし>>79 世界の求める理想の渦中>>77 身を浸した時間も────長すぎた。
窮屈な世界の只中 呼吸の仕方だけ 識っていた。
吐き出した物しか拾えない性分じゃあ そんな己を自覚するのは……難しそうだけども。]
(102) 2019/02/17(Sun) 01時頃
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[こどものカンシャクにしては 理不尽も過ぎる こどもの声とて 貫き通せてしまえたならば 正しさとして 聳え立つような世界だ。
公平さを求めていては 上手く呼吸も出来なかろう。 わるいこ だって 言われたって>>84 こどもはまるで 聴いちゃあいなかった。
波音に紛れ 嗤う気配。 ツカマエタ と 息作る。]
(103) 2019/02/17(Sun) 01時頃
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[黒濁りとて溢れども無限ではない。>>86 神都には触れもせず 引き返す程度の 理性くらいは 残しているものだから。
崩された右脚が “ 補われる ” なら>>87 はしっこからじゃあ たべきれないって こどもは学んで……今度は、と。 それこそ 頭から丸呑んでしまえと 持ち上がった波は 真正面に “ どこにでもある ”風を固められたものには 容易く 乱されてしまう。>>89]
(104) 2019/02/17(Sun) 01時頃
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……熱くなるほどの 若さも 元気も もう ないものだから ね。
[左腕の傷は 血を流すよりも早く傷を焼かれたものだから 止血に裂く手間が省けたのは 好都合だった。 どうせ 代替の効く身体なのだから。 痛みだって 慣れ切っている。
……だけども こどもは ちがう。 殆どしらなかった痛みを 押し付けられれば。
槍雨の止むまで 食い続ける、最中。 ]
(105) 2019/02/17(Sun) 01時頃
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『 ア゛ ァ っ…… ママ ママ いたい いたい ? ママ いたい の とんでけ する とんでけ する の 』
ガリィ ママはね いたいの ないよ いたいいたい ない よ でも ガリィは いたいいたい だよ ね ママが とんでけ してあげる ね
[乱されれば 槍に手を裂けば 下降する身を妨げるには────まにあわず。 ママは大丈夫って 言い聞かせて。]
(106) 2019/02/17(Sun) 01時頃
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ザーゴは、ツヅラ仰ぐ氷玉が すこぅし 伏せられて
2019/02/17(Sun) 01時頃
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[急降下の身の下 潜り込むよう 濁流を蹴って 大股の一歩。 相応の速度を以て 上から迫り来るならば 辿り着かれる前に その下を通り過ぎてやれば良い。 黒霧が黒炎が立ちはだかったとしても 眼鏡より広げた不可視の膜にて 粘膜さえ守れれば。 何ら “ 支障はない ” と 判断したから。]
君の引き出しは随分と 豊富なのだね 骨が折れるよ
[携行銃を雑に ホルダーに突っ込む 同時 かちゃ と 金具外す音。]
(107) 2019/02/17(Sun) 01時頃
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[白衣に隠したサスペンダーの下 お飾り程度のベルトを 前進の最中 引っこ抜く 大きなバックルの側面を指で挟んでやれば 爪の飛び出す……自衛道具。
革の端っこを右手に掴んで 振り返りがてら 振り抜いた
濁流を掻かせたバックルの爪が 黒濁りを掬い上げて 纏わせて 彼の身 裂いてやろうと 空鳴り響かせる。*]
(108) 2019/02/17(Sun) 01時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/17(Sun) 01時頃
ザーゴは、稲荷と戦闘中であろう
2019/02/17(Sun) 01時頃
ザーゴは、女神の言葉を────思い出す。
2019/02/17(Sun) 01時頃
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/17(Sun) 03時頃
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[どうにも 気に障ることばかりらしいのは>>120 詰められない距離の傍らに 離れすぎてもいる、時間の重なりも……あるのだろうか。 小賢しさも覚えないままの方が 相容れたのかもしれない──ありもしない話だ。
年の取り方はそれぞれだけども 這いあがる二千年ほどで 一生分は働かせた口を 休ませたがる老い方をした身には すこしばかり 耳に痛い 若者の言葉も>>124
槍雨貪るこどもの歯音に 紛れさせた。]
(140) 2019/02/17(Sun) 03時半頃
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……はは 随分な “ 褒め上手さん ” だ
[こどもの手が抑えられたままであれば それこそ見て取れる隙であろう。
褒めるにしては随分な>>125 それに 形ばかりの笑息一つ。
接近戦に持ち込んでくるならば と 銃よりは幾分も手に馴染んでいる得物が 重力に逆らい上る、先。>>127]
(141) 2019/02/17(Sun) 03時半頃
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[人は 危険信号を自覚する前に 危機を逃れようとするための機能を持ち合わせている。 悪魔と交わろうと 人と変わらぬところを>>136 守るような動作は しっかと、氷玉の中。
崩れた先に何が起こるかなんてのは ついぞ先ほど 見たばかりでもあったから。
返されるものを想定して 革ベルト握る手を 振り切った 手首を返せば バックルと錘として撓る革が 五の血蛇を叩き落そう────と、して。]
(142) 2019/02/17(Sun) 03時半頃
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[対処しきることは 出来なかった。 腹へ牙剥く蛇に 咄嗟に、と、言うものだ。 右足をざ、と、 引いて 半身。 空いた片手 左の手で、白衣を引っ掴んで その 重たく胴に纏わりつく、内側。 しまい込んでいた輸血パックを 噛ませる。
布一枚 ビニールと合わせて隔てても 毒血の歯牙は障害物を貫いて 脇腹へと 突き刺さるけども。
肉体に害成すもの────毒を 洗い流そう、と ごぽ り 溢れた人工血 毒含み なまぬるく膚を滴り落ちるものは 黒濁の上に 溜まり行く。]
(143) 2019/02/17(Sun) 03時半頃
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[そう 右足を引いた 勢いそのまま 頭上跨いだ身を 振り返る。
逃げられない と 確信した。 槍も落ち着くころには こどもは ママをまもろうと したがるけども
……おとなしく させておけば。
背に向けられた爪先>>139 身を捻り 右肩に触れかけたそれへ。 ]
(144) 2019/02/17(Sun) 03時半頃
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[左脚軸に 右足をもう少し引いて そろそろ使い物にならないであろうと診断結果を出した 左腕を 差し出した。
多少の四肢くらいは くれてやるさ。 コストは最大限 抑えた上で。
降下の勢いもあれば 毒々しいほど赤い五指が 左腕を掴み捥ぐのは 硬くなかろう。
そう 掴んでくれれば良い。 そうすれば ……されなくったって 触れられるくらいの距離に来てくれたならば 右の手は 握ったままのベルトを 両肩に生えている蛇ごと その首 巻き、締めてやろうと 振るいあげながら。]
(145) 2019/02/17(Sun) 03時半頃
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[身長相応に長く作られた脚 一直線に蹴り上げた右踵を 有翼の左腰に引っかける形を 取らせるよう。 人魔の身を 絡め取って
今は凪いだ黒濁の上 長躯を下敷きにすればわるいこだって沈みやしない其処へ 誘うよう 引き倒すよう 背を ぐんッ と 傾けた。*]
(146) 2019/02/17(Sun) 03時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/17(Sun) 03時半頃
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/17(Sun) 15時頃
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は、 ……ぐ ぅ
[平然としていたって、痛みがないんじゃあない。 慣れ切ってしまっていたって 魔らしい、赤爪に 加減なんて微塵もなく>>161 掴まれて ぶち、と 細いものが幾つも 千切られる音を 内に響かせられたならば。
粘膜保護以上の機能を持たせていない 眼鏡の下 氷玉がほんの少しくらい 溶けも、する。
だけども 蛇こそは逃してしまっても>>162 逃げはしなかった人の首に>>163 回した革の両端を引っ掴む手は 落ちないまま。]
(166) 2019/02/17(Sun) 18時頃
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[どさり よりは びちゃり と 鉄くさい赤溜まりに身を預け 今更、汚れなんて気にも留めないであろう人魔の身へ しとどに濡れた左脚 立てた膝が がちりと彼の身逃すまいとす 右の爪先に 触れた。]
……言ったろう そんな元気も 若さも ない、と。
[左も 右と同じように 踵浮かせて 生身の拘束具としながら …… 掴まれたままの 左から ごぎ と 何かが外れる音を、 聴いた。]
(167) 2019/02/17(Sun) 18時頃
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ふ、…… ッ
は、 わたし、 よりも。 優秀なこばかり だから、ね。
[問題はないさ。>>165 首絡む蛇を払いのけもしない右の手で>>163 首絞めの革を引いてやりながら。
一度、閉ざした唇を 例えば 中に小粒収めたように 不自然なふくらみを持つ舌先に 割らせる。
外れ、砕け、胴とのつながりを断たれて行く左の肩からも 流れるものがあれば もう、誰のものかもわからない 黒濁の上の赤溜まりに 白衣も 白金も 染まり行けば 耳元に波打つ水音が 嫌に大きく響いた気がした。]
(168) 2019/02/17(Sun) 18時頃
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[細く晒した口腔の奥 きちりと閉じられた襟の中
ぞるり 悪魔の欠片が 滲みだす。
影より顔を出す見えない恐怖。 人の身体にだって 影はあれば。
膨れ行く黒炎ごと抱き込むよう>>165 襟中より 黒手が這い出る ──同時。]
(169) 2019/02/17(Sun) 18時頃
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[ふ、と 息零す。 口蓋なぞり 口を抜け 瞬く間に 眼鏡ごと かんばせを覆ってしまうのもまた 黒だ。 伸ばされた手が 触れたならば>>165 指先を埋めるような 虚無の黒。
ママの言いつけから産まれた恐怖 ママの口から作られた恐怖 光すら宿さぬ黒の中 彼の顔を映すことが 出来たならば。]
(170) 2019/02/17(Sun) 18時頃
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[かんばせ覆う黒面が 人魔のこころを 問う。
暗色へと映してやろう。 恐れるものを。拒むものを。 形ない恐怖は 形を成していく。
傲慢な神にはなかったらしい 恐怖の形 そのものを。 *]
(171) 2019/02/17(Sun) 18時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/17(Sun) 18時頃
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ッ──── !
[砕けた骨は楔にもならず 力任せに断たれた幾つもの糸状が 外弧に流れて尾を引いた>>188
激痛と 形容しがたいむず痒さが 反らせた背を駆け 爪先までも抜けてしまえば 肉体だったものが喰われて行く音に 薄開きの唇を浅く戦慄かせていた──のも、
黒面の下に隠されて>>170]
(205) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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[無意識のうちに 縋る様 力を籠めてしまっていた両脚。 腿のホルダーから ずるりと 雑に突っ込んだだけだった携行銃が 落ちる。
暗色に映ったものまでは>>197 悪魔そのものではない身には わかる由もなく。 されど 紡がれた名前は憶えがあった。>>198
見送った内の ひとりだ、と。 酷く 整った顔立ちを 喉に食い込んだ蛇へと噛みつく、 牙音を聞きながら ふと、 思い出した。]
(206) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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──── 『 ホん ト ゥ ニ ? 』
[こどもが 囁く。 “ ジャーディン ” の 声、そのままに。 柔らかさなんて欠片もない 酷く 冷たい声だった。>>203
かんばせはまだ 黒いまま 右の手に 革掴み引く力を感じ取る。>>204 人離れの膂力を前に 千切れてしまうと悟れば、早い。 右手を降ろせば 戒めは解かれる。]
[ そして、 ]
(207) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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[ ずぶり
凪いでいた黒濁が 長躯を覆った。 途端 身が、沈んでいくのを 感じるか。 なだらかな床と化していたものが 途端に、黒面を揺らがせた。 ]
(208) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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[巻き付けた脚はそのままだ。 わるいこも 崩して 食べてしまう>>61 悪食の黒濁が その脚をも覆い尽くして。 ざばりと一つ 波打ち響かせた。
一帯に広がっていた流動体の、上だ。 触れたものを食っていくそれは 砂漠の砂をも食い進めて ひと二人ほどは容易く沈んでしまう程度の底を 成した。
焼き払おうとするならば>>204 “ わるいこ ” の “ おもちゃ ” も たべてしまう 悪魔との 食い合いとなろう。
いっそ 外郭の穴を抜けて 神都をも焼いてしまいそうな炎ごと]
(209) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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|
[人魔の身を 黒濁の波が “ 取り囲もうとした ”]
(210) 2019/02/17(Sun) 22時頃
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[喰らうための波をも焼き尽くされるが先か。 喰いつくしてしまうが先か。 噛みついた程度では 離れもしないだろう首の蛇も その首を包む黒濁に触れることと、なろう。
至近距離で吐かれた炎もまとめて ────焼かれた首筋は 隠したまま 襟もとの影は 呑み込みにかかりながら。
混ざり合った黒への“ お誘い ” も 拒まれなければ良い、と 沈み行く最中。]
(211) 2019/02/17(Sun) 22時半頃
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[ドーム状に囲む形を作っていく波は まだ閉じきっていないものだから。 其処から逃げられちゃあ、いけない、と。 こどもは少しだけ 急いでいるけども。
……長躯ごと 引き上げられでもしたならば。 だめかもね だ、とか。 「体張る無理」は 慣れすぎているものだから 妙に冷静に思考する己も 隅には、いた。*]
(212) 2019/02/17(Sun) 22時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/17(Sun) 22時半頃
ザーゴは、ツヅラの傍らに落ちた銃諸共に 黒濁の中
2019/02/17(Sun) 22時半頃
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/18(Mon) 00時頃
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[端末に筒抜けのプライベート一つで 総てを知ったつもりになることだって 少なくはない。 それでも 全ては知らない相手に 信用できるものが一つでもあるならば>>225
見せるのは正しく、恐怖であるのだろうけども。 子を いいこ に させるには 外してはいけないものを 外させてしまったらしい。]
[再びと、口が開かれることはなかった。 こどもは 象った死に顔を 少しずつ、少しずつ、 崩していく。]
(242) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[長躯でも、黒濁でもない。 肉体が灼けるような温度が あった。>>224 混ざり色の波が焼けて 焼けながらも炎を貪り。 少しずつ 囲い波の天辺を 閉ざしていく。
────流石に 大人しくはしてくれないか。
かんばせに被せた黒が剥がれて行けば 身が浮いて行く感覚の中 身纏っていた黒濁も滑り落ちて 力なく開いた口唇が かひゅり と 呼吸にもならぬ空息流す。
幾ら痛みに慣れていようとも 生身の人だ。 握り折られてしまいそうなほどに首を絞められれば 影が食い続けていようとも……苦悶の一つは。]
(243) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
|
|
[じわりと溶かされた水の色が 動く竜翼を仰いだ。>>227 両の脚はまだ 身を支える程度には 機能するが。]
……か ふ、 ッ
[だらりとぶら下げていた右の腕を 持ち上げた。]
(244) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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[ と んっ ]
────
[袖の中から 片手程の大きさの 硬い物が 掌の中へと 零れ落ちる。]
(245) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
|
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[輪郭をなぞる指腹が 小さく出っ張った……引き金に、触れた。
翼を捥いでやるだけの余力は 悲しいことに 残っちゃあいなかったから
もがく翼を奪うよりも 一度きりの命ごと ド底辺をブチ抜いた深淵へ 突き落としてやることを選んだ。]
……、
[ホルダーから抜くときと変わらない。 引き上げればそのまま 引き金を引くだけだ。 左のアバラへと 向けて 銃口を押し出しながら────]
(246) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
|
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[酸欠に、喉仏の圧迫。 薄れ行く意識を拾い上げた こども の 泣き声をも 上書くよう。
創造神の加護に 祈る間も置かずに 触れ慣れたトリガーを、 引いた。*]
(248) 2019/02/18(Mon) 00時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/18(Mon) 01時頃
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[見ている限りは際限なく思える毒血は 黒濁が落ちてしまえば 防ぎようもない。 血脚に触れずとも ……ずり落ちて行く拘束脚 >>251這おうとする血に 下衣越しとは言え 染み込んでいく感触と──細胞が死んでいく感覚を どこか遠くに感じていた。
ぐ と、 首が締まったのも。 響いた銃声の余韻も。
だけども。 淡く滲んだ双眸は なんとかずり落ちずにいるレンズを通して 向かい合う 暗色を、 映している。]
(257) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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[携行銃を落とした右手は 一度は重力に委ねかけたけども。 伸ばされる手が あったものだから。>>254
誘いかけたのは 此方だ 底沈むならば 諸共に
掴まれた二の腕ごと もう一度、力を込めて。 襤褸の白手袋に覆わせたままのてのひらを 背へと そうっと 乗せてやった。
今更 逃げられるとも思ってはいないけども。]
(258) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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[再び 背が黒濁を叩く。 派手に飛び跳ねた飛沫をも覆い潰して 閉じきった囲い波が 落ちてくるのを みる。
ああ 子供が泣いている。 ママ と こどもが呼ぶ。 わるいこたべたらすぐに いたいのとんでけ しようねって
ママを繋ぎとめようとする こどもの声と もう 白衣とは言えなくなった衣裳に 黒濁をどこか あたたかく 感じ取りながら。]
(259) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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[かれは どんな顔をして、落ちて行くのだろうか。
見送ったあの日と変わらずに 向け続ける褪せた双眸
混彩の 波の中 ぶつり と …… 沈んでいく意識に 切れるような おと が、 響いた。**]
(260) 2019/02/18(Mon) 02時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/02/18(Mon) 02時頃
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