146 【突発恋愛RP村】 To you whom I love
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─臨時宿泊施設─
……むにゃ……
[寝起きがすこぶる悪いレティは、いまだ目をぼんやり開けて夢の中。 ふらふら立ち上がって着替えをのろのろ]
ねむ…い……
[何度も寝落ちかけながら、ようやく目を覚ましたらしい。 今度は意識がはっきりした様子で、部屋を出た**]
(10) 2013/10/01(Tue) 07時半頃
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[部屋を出たところで、忘れ物に気付く。 真っ白な課題。やろうと思っていたけれど、結局やれないまま眠ってしまったのだ。 小難しい単語が並ぶ哲学の課題。 心理学と一緒に学ぶといいと言われて講義を取っているけれど、正直面白くはない。]
……どうしよう。
[一度部屋に戻って、課題を取ってからまた廊下に。 …出たはいいのだが、真っ白な用紙の今後をどうしようか頭を悩ませその場から動けず]
先生許してくれるかなぁ………って、これ提出期限かなり過ぎてる…!
[ついていた付箋に書かれた提出期限を約1週間オーバーしていた。 ツイてないなぁと溜息を吐いて、やがて廊下を歩き出す]
(42) 2013/10/01(Tue) 18時半頃
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[課題を出さないという選択肢はレティの中にはない。 徹夜でやれば終わるだろうか。 マナーモードの携帯は朝から時折震えている。見なくても両親からの連絡だと分かってしまうのは、正直悲しくなるような。]
…ぼく、今単位足りてるっけ。
[心理学は趣味で講義を受けているから楽しさもあるのだが、哲学はそうではない。 時々サボってしまうことも、興味がないから講義を忘れてしまうこともある。 単位が大丈夫か急に不安になってきた。]
ギリギリ……かな…。 ……お腹へったし、食堂行こっと…。
[講師が面白くないわけではない、が。 携帯の電源をぷつりと切って、食堂の方に向かって歩き出した*]
(51) 2013/10/01(Tue) 19時半頃
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―食堂―
[朝はそんなに食べない、というか食べられない。 少食なのは朝に限ったことではない。放っておくと気付けば昼と夜すら食べないこともある。]
……んー…
[サンドイッチとコーヒーを頼んで、お金を払い受け取って隅の方の席へ。 砂糖は多めに入れて、一口飲む。ブラックなんてとてもではないが飲めない。]
…やっぱり、資料あった方がいいかな。 でも、正直出来る気がしないや……
[課題を広げて、それをじいっと見つめる。「幸福と愛についての定義」という題が書かれたもの。 自分に分かるわけがないじゃないかと不満を独り言ちる。 知り合いでもいれば、意見を聞けるかもしれない。そう思い、きょろきょろ視線を巡らせるも、変態講師(だと一方的に勘違いしている。鳥入が知れば非常に不本意だろう)すら今日はおらず。]
(76) 2013/10/01(Tue) 21時頃
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あ、おはようございます。
[声をかけられ顔を上げれば、見知った講師の姿が見えて軽く会釈とあいさつを返す。 彼の授業を退屈そうに聞く学生は多いが、自分は結構好きなのだ。]
…むしろ、先生の食事の方が多い気がします……。
[朝からおむすびと豚汁なんて、自分は一口目でリタイアしそうな予感すらする。 男性のご飯の量は知らないからこそ多く見えた。]
……あ、あの、先生。 少し、聞いてもいいですか? 心理学関連じゃないんですけど…。
[少し離れた席に腰かけた彼に、意を決したようにそう尋ねた。]
(100) 2013/10/01(Tue) 21時半頃
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…いつかお腹が破裂しそうです…。
[勿論有りえないことだと分かりつつ、首を傾げて返された言葉に少し呆然。 いる?と問いかけられて、自分の前にぶら下げられたカロリーバーに目をぱちぱち瞬かせ]
いいんですか? じゃあ、いただきます。
[お昼ご飯、これで足りるかもしれない。 普段は何かいるかと言われればどもってテンパってしまうが、見知った錠だからか冷静に受け答えができたようだ]
あ、ありがとうございます。 ……その、これなんですけど。ぼくじゃ、全然思いつかなくて。
[錠に見えるように、課題を彼の方に向けた。 上に大きく書かれた課題名は、きっと良く見えただろう]
良かったら、意見を聞きたいなって……
(107) 2013/10/01(Tue) 22時頃
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[苦い顔をした錠に、まずかっただろうかと一気に不安いなってしまう。 謝るのも、なんだか変な気がして結局何も反応が出来ずに、ただ少しおろおろしただけ。]
……欲、ですか。 …愛の根本が、欲。
[そうかもしれないと、錠の思い返している内容など想像もせず、少し考え込む。 自分を見てほしいし、振り向いてほしいし、愛してほしい。すべて欲であり、そしてそれは途方もない我儘で。]
先生、ありがとうございます。 なんだか、いけそうな気がしてきました。
[本当に完成するかは分からないが、なにかが掴めたような気がした。 だからふわっと笑って、お礼を言う]
(119) 2013/10/01(Tue) 22時半頃
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……と、とと鳥入先生…っ!?
[苦笑と共に返された謝罪に、とんでもないと首を横に振った。 そして誤解が進行したままの鳥入の名前が出た瞬間、予想していなかったせいで思い切り動揺してしまう]
せ、先生は………、…あう。
[一瞬犯罪者とか言いかけたが、寸でのところで言葉をのみこんだ。 そして失態に気付き、いつの間にか武藤がそこにいたのにも気付けず。]
(あ、愛についてなら……聞いてもいいのかな…。 でもなんだか怖い、なぁ…)
[どうやら誤解が解ける様子もなく、時々あーだのうーだの悩んだような声を零し考え込んでしまう。]
(129) 2013/10/01(Tue) 23時頃
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へ、あ……お、おはようございます…!
[はっとしたように、武藤の挨拶に気付き慌てて挨拶を返す。 馬鹿なところを見せてしまったかもしれない。 というか自分はなにをやっているんだろうか、食堂でらしくなく大きな声を出したりして。]
……はぁ…
[溜め息をついて、すっかり冷めてしまったコーヒーを飲み干した。 まだサンドイッチは一切れ残っているけれど、もうお腹に入りそうにない。 今日はいけそうな気がしたのにと一人ごちて]
……武藤さん、あの、一つ聞いていいですか?
[タイミングを見計らい、そう尋ねる声はどこか強張っていた。]
(138) 2013/10/01(Tue) 23時頃
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…その、あの。えっと……
[了承の返事にほっとした後、少し言いよどむこと数十秒。 まだ真っ白な課題の題を見せた。 いっそ清々しいほどにきれいな白さだ。皺一つないし、文字を書いた跡もない]
……これ、なんですけど。 さっきも錠先生に聞いてて、武藤さんにも聞いてみようと…思って……。
[最後は声が小さくなったが、はたして全て聞こえたかどうか。]
ぼくじゃ、いくら悩んでも、全然思い付かなくて。
[苦笑いはどこかぎこちなく強張っていた。 緊張するのは、彼が相手だからか**]
(152) 2013/10/01(Tue) 23時半頃
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……気づかないと、勿体ないもの…ですか。 失くしてから気付く愛と幸せ…
[反芻して、そうして。 ゆるゆる微笑む武藤は、そんな思いをしたことがあるのかなんて課題から外れたことを考えてしまう。]
…あ、どうぞ。
[考えているうちに武藤は食べ終えたようで、自分のサンドイッチを食べていいか尋ねられれば慌てて差し出す。 お礼を言って見送ると、自身も立ち上がって、まだそこに錠がいるなら頭を下げて歩き出した]
(219) 2013/10/02(Wed) 19時半頃
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[廊下を歩いていると、電源が何かの弾みでついていたのかLINE特有の着信音が鳴る。 取り出して開けば、グループチャットで虹が自分とりいなを呼んでいた。 ……新着メール40通は、もはや呆れるレベル。]
ぼくに………あ、ノート…かなあ。
[操作は慣れない手つき。 虹に個人チャットを送るのに、数分かかった]
『歌南レティ: チャット見ました。 渡したいもの、受け取りに行きたいのですがどこにいますか?』
[なんていえばいいのか悩んで、やはりチャットでさえコミュニケーション能力は低いらしい]
(224) 2013/10/02(Wed) 20時頃
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[返事はグループチャット。 確認したことを告げるチャットはせず、学生ホールに向かう]
…えっと、学生ホール。
[呟いて、足早に歩き出す。 生徒の多さは普段より少し多くて、無意識に俯いて歩いてしまう。 目線が怖い。すべてが負の感情を含んでいる気がする。]
……早く行って、それから…
[人通りの少ないところにいこう。 考えながら学生ホールへと]
(237) 2013/10/02(Wed) 20時半頃
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[学生ホールについたとき、既にりいなと虹がいて慌てて駆け寄っていく。 持っている鞄の中に課題プリントをしまい、かさりと音をたてた楽譜に少しだけ苦い顔。]
あ、あの、遅れてごめんなさい。
[ぺこりと謝罪をして、りいなが目立たない席を選んでいるのを見て、何となく似たなにかを感じた]
(久しぶりに、……後で歌ってみようかな)
[そう思ったのはなぜだろうか。歌は嫌いだけど、けれど好きでもある矛盾に胸が石を乗せたように重くなった]
(249) 2013/10/02(Wed) 20時半頃
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りいなちゃん、ぼくの方こそ昨日はありがとう。
[りいなの笑顔を見て、同じくこちらも笑顔になる。 お礼にはきっと色んな意味があって、彼女が今朝食堂にいたことは知らないまま]
全然大丈夫だよ、ぼくは暇だったし。
[申し訳なさそうな様子にそういうと、虹から手渡されたクリアファイルをお礼を言って受け取る。 アニメや漫画は知らないが、小さいキャラクターは可愛らしかった]
……合コン…です、か?
[ぱちぱち目を瞬かせ、よく分からないのか首をこてんと傾げた]
(256) 2013/10/02(Wed) 21時頃
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レティーシャは、りいなの様子を見て、驚いたように虹とりいなを交互に見つめた。
2013/10/02(Wed) 21時頃
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………えっ。
[ぴしり。 ちょっとした懇親会といえど、人が来る。既に想像しただけで泣きそうだ。 そもそも自分は一人称がおかしいのに、そんな人間が行っても仕方ないだろう。]
や、あの、ぼくは……! 一人称、おかしいし、皆からも避けられてるし……行ったら空気を悪くしますし…っ
[プレッシャーを与えられ、なんとか向こうが納得してくれるような断る理由を並べるが、はたして納得してくれるかどうか。]
か、勘弁してくださいぃ……
[情けない声を出して、あたふたと。 コミュ障の自分には到底縁がないものだと思っていたのに。]
(264) 2013/10/02(Wed) 21時頃
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……う、うぅ。
[まさしく正論だった。 反論も出来ず、りいなはどうするのかちらりと様子をうかがった。]
―――!
[鳥入の名前にびっくりした後、武藤の名前も出て来て硬直してしまう。 先生まで誘っていいんだ。いつもなら、そんな間抜けなことを考えでもしたかもしれない。]
……行き、ます…。
[悩みに悩んで、参加すると告げた。 コミュ障から脱出するのは大事だしと、もっともらしい理由を自分に言い聞かせる。 決して、他の理由はない。武藤が鳥入に万が一狙われないようになんて理由は、断じてない。]
(274) 2013/10/02(Wed) 21時半頃
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[りいなが自分の名前を助けを請うように呼んだのに、申し訳なさそうに頭を小さく下げた。]
…い、一緒にいればだいじょうぶ。
[コミュニケーション取れよ、というツッコミが来そうだが、これでも十分進歩したのだ。 以前なら、りいなとの会話だってまともにできなかっただろう。]
……お、襲って…!?
[さぁあ、と顔が真っ青になる。 そういったことに興味がないレティは、襲うという単語を物理的なものに変換したらしい。 虹は可愛いから、殴られたりするのだろうか。男の人こわい。]
好きな、人…… …振り向いて貰うなんて…ぼくには……。
[最後の言葉はほぼ無意識で、小さな声。 思い浮かぶ顔に、一気に頬が赤く染まった]
(294) 2013/10/02(Wed) 21時半頃
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…勿論、むしろぼくからお願いしたいな。
[怖いイメージが出来上がってしまったせいか、りいなから離れるなんて選択肢は行く前からない。 離れたら死んでしまいそうだ。恐怖と緊張で。]
ふぇ、あ……そっち、ですか…。 びっくりしたぁ……。
[ほっと一安心。少なくとも誰かが殴られるという光景を目にする危険性はなくなった。 レティも中々可愛らしい部類に入るのだが、本人は全く自覚がない。]
…?
[虹が手招きした方を見れば、時々講義で見かける女性がそこにいた。]
(307) 2013/10/02(Wed) 22時頃
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あ、歌南レティって…いいます。
[問いかけに頷き、真白にお辞儀。 りいなに課題について尋ねられ、苦笑いを零した]
……まだ真っ白…って、明日!?
[明日なんて心の準備が整わない。 顔を真っ青にして、慌てふためく様はなんだか哀れ。]
(335) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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……あ。
[盲点だった。 そもそも聞かれるまで課題のことを少し忘れていたとかいえない]
…で、でも。 断ったら、りいなちゃんの隣いれないし……
[ね?と首を傾げる。 課題はまだ終わりそうになかった]
(344) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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レティーシャは、真白にこくりと頷いた。
2013/10/02(Wed) 22時半頃
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