283 突然キャラソンを歌い出す村2
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[この街には、裏の顔がある。裏社会の意味ではなくて、 人ならざるものの町への入り口だ。
表は人間の街。 裏は怪異の街。
双子のように表裏一体で、 普通の人間には見えないし入れない。]
アッチ側の『常闇倶楽部』に 野暮用があるんだ。
[ただ、こっちとあっちは不思議な共通点を持つことが多い。それは単に名前だけだったり、それ以上だったりと繋がり自体は様々だけれど。]
(237) 2018/09/13(Thu) 10時半頃
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[妖の街には妖の街の流儀がある。 それはころころと変わって、 日によって街へ入る条件自体が違っていたりする。]
今日は首がないと入れてもらえなくて。
だから。 ちょっと鍵がわりになってくれない?*
[首と頭が揃っていたら、『裏側の街』に入れるはずだから。と、強引な頼みを口にした。]
(238) 2018/09/13(Thu) 10時半頃
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―天地家:夜>>149― [ひく、と指先が強張る。
こわくないよ、といった片割れの声を思い出す。
「僕も、同じに見えてる?」
そんなちょっと、不安げな問いかけに ヨスガはどう答えてくれたんだったか。
今。 淡く笑う表情が胸をわしづかみにしてくる。息をするのが苦しい。霧が深くて、水の中にいるみたいだ。──此処は、部屋の中の筈なのに]
(239) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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[>>150 波打つ心に流し込まれるlyric、 まるで推理小説の入れ替わりのtrick
言葉を伴わない間奏曲(Intermezzo)は しとしと霧雨のように部屋の中なのにふたごを包んでいる。 隔てる硝子に涙のような雫が浮かぶ。 ああ、伊達眼鏡が酷く煩わしい。]
… 、…
[ヨスガ、って呼んでいいのかゆかり、って呼ぶべきなのか 迷って、僕は声に出すこともできやしない。 笑って、って言われても>>151 上手に笑うことができない。 へたくそなんだ。 傍にいたんなら 知ってるくせに]
(240) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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[瞼が重い。
今手を離しちゃいけない気がするのに、 離れていく気配に追いすがった手は彼の何もつけてない手首を滑り落ちていっただけ。]
(241) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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─── 夜が明ける。
(242) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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―天地家:朝―
[目覚まし時計の音がする。 体が重くて、体が妙に冷えているのが分かる。]
……ん、
[瞬き 一度、二度。─三度。]
………!!!
[ば、っと起きあがる。]
ヨスガ……
[息が強張っている。 寝台から転び落ちるように駆けだして、 広い家の、日本家屋の、あちらこちらを見て回る。 息が上がるのとは別に、嫌な感じに心臓が暴れていた。]
(243) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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―自宅から→外へ―
……いない……
[血の気が引いていく。 時計を見ればとっくに登校時間は過ぎている。 でも、それどころじゃない。]
探さなきゃ…。
[呟くが早いか、荷物を手に走り出す。 スマホが光っていて着信を知らせていた>>3 もしやと開けばそこには向気の気遣いの言葉。]
……っ
[向気に“彼”は名前を貰ったって謂っていた。 僕の知らないところで沢山のことが動く。一番近くにはいられないと分かっているつもりだったのに!今更、僕は。]
(244) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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向気宛のメッセージ 「ヨスガは学校にいる?」
[返事は短く、問いかけの答えにすらなっていなかった。庭に飛び出した僕は、自転車がないことに気づいた。山に置いてきたまま、なのか。 外は雨。濡れるのも構わないで走って、走って。*]
(245) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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─ 朝・教室 ─
[居ない隣の席。少し離れたもう一つ。 ナツミとこころの事もそうだけど、 この二人についても、俺には責任がある。
祈るような気もちは続くまま、 返事が来たのはもうすぐ授業がはじまるといった頃合か。]
……、…
[居ないのか、と口元を結んだ。
「来てない。いないの?」
そう返して、細く緩く息を吐く。]
(246) 2018/09/13(Thu) 12時頃
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[そうしてもう一度。 ヨスガにもメッセージを送った。
「今日は、お休み?」
一言でも返事が返れば、 きっともう少しは安心できる。と思うものの。 でも、とも思う。 かえってくるのはヨスガからだろうか、 それとも、ゆかりからだろうか。
昨日の夢現の噂話が、少しだけ遠かった。*]
(247) 2018/09/13(Thu) 12時頃
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― 昼休み開始直後:一年教室 ―
[一年生と言えどもこの時期になれば心の顔を見たことがない者も限られるだろう。 集まる視線。 それが悪目立ちだとしても気にせずに、会話を続ける]
約束しましたからね! それに可愛い後輩のためですから! 後で感想聞かせてくださいね。
[じっと見つめ(>>218)られれば首を傾げて小さく笑顔を咲かす。 なんだか今日はよく見つめられる日だ]
(248) 2018/09/13(Thu) 12時頃
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無理はしちゃだめですからね? あ、聞きましたよ! 今日は朝から見回りをしてくれたって。
[えらいえらいと、セイカの頭を撫でる。 机に片手をついて、大きく*背伸びをしながら*]
(249) 2018/09/13(Thu) 12時頃
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[真っ直ぐに誉められて(>>98) 気恥ずかしくなるのはお互い様で、 でも視線は逸さない。
いつも通りの心ちゃんに ほっと胸を撫で下ろした。]
(250) 2018/09/13(Thu) 12時半頃
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[重なる手と手。 軽快な8ビート。 そして、差し出されたお弁当箱。
一緒、心ちゃんの言ってることが わからなかった。お弁当をわざわざ? このために? ただでさえ時間もないだろうに。]
礼とか。 そういうの要らないから。 困ってるなら、行く。 ……あたりまえ。
[むず痒くなったうなじを掻いた。 心ちゃんの手作り弁当。 ぼくなんかにはもったいない。 でも、その気持ちが嬉しくて──]
(251) 2018/09/13(Thu) 12時半頃
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[お弁当を支える手に手を伸ばす。 再び重なる手と手。 重なる心音。 ハートで返す8ビート]
♪ 跳る雨水 Rhythmicalに 君の瞳に Fantasticな 踊る鼓動 Excitingに
ぐっとぐっとぐっと高めるよ Up Beatに
重なるよShineなEyes 重ねるよHeatなBeat ♪
(252) 2018/09/13(Thu) 12時半頃
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♪ 無くてもやっていけるけど 無くても耐えてきたけれど 泡沫の夢を見たいから ほら受け取るよ 君の 美味しい Lunch Box 優しい真心 心をこめて いただきます ♪
(253) 2018/09/13(Thu) 12時半頃
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……ん。 暇あったら。
[なんて言いながら、 心ではもう一緒に食べると決めていた。 傍で見守れるなら、それが一番いい。
受け取ったお弁当が、意外と重量があって、 また少し戸惑ったりもするけれど。
“うちのイチくん”という 心ちゃんの言い回しがなんとも板についていて、 少し真一がうらやましくなった。]
(254) 2018/09/13(Thu) 13時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/13(Thu) 13時半頃
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― 昼休み開始直後:一年教室 ―
>>248
あ…馬鹿舌なので拙い食レポにはなると思いますが… ええ、ちゃんと味わって感想お伝えします!
[こくこくと頷く。]
あ…はい…… 少しずつ、手伝ってこうって……
(255) 2018/09/13(Thu) 14時頃
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[頭を撫でられると、]
――にゃあ。
[変な声出た。 隣の席のカナビス君が椅子から崩れ落ちる。 セイカは、撫でやすいように頭を低くして差し出した。 伏せられた顔がはニヤけている。 褒められる事に慣れていないのだ。]
(256) 2018/09/13(Thu) 14時頃
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[やがて撫でてくれる手が止まれば顔を上げ、]
……先輩。 そう言えば、昨日の反省文、まだでした。
[聞いて下さい、と告げると、教室が暗転する。 スポットライトがセイカに当たった。 切なげなメロディーがスピーカーから流れだす。]
(257) 2018/09/13(Thu) 14時頃
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♪
台詞:反省の多い、半生でした……
(Wow, Wow...)
手が付けられない ワルだった 施しようのない 馬鹿だった 見る物 遭う人 傷付けた
(Wow, Wow...)(Wow, Wow...)
いつしか闇に光 射し込んで 掬い上げてもらっても 失った時は戻らなくて 染みた習性は消し去れなくて
(Wow, Wow...)(Wow, Wow...)
あぶないだとか 常識だとか 万有引力だとか 落体の法則だとか ちゃんと知らない子供のまま まだ抜け出せなくて
(258) 2018/09/13(Thu) 14時頃
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♪
ねえ あなたがいれば違ったのかな ねえ もっと早くに教えてもらえたのかな 真っ暗だったあの頃に あなたがいれば
(Ah...)
ああ あたしの頑張り褒めてくれて ああ あたしの馬鹿を叱ってくれる 当たり前のようにしてくれる あなたがいれば
だからね だから 私が一番思うコト いつも いつだって 考えちゃうコト
(259) 2018/09/13(Thu) 14時頃
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♪
台詞:先輩の子に生まれなかった…… それがあたしの 最大の半生
やり直しなんてできない もう戻れない けど だから だから せめて 今からでもかなうこと
台詞:だからせめて…… あたしは 先輩のペットになりたい……
(Meow Meow Meow,Meow,Meow)
(Meow Meow Meow,Meow,Meow)
(Meow Meow ...)
(260) 2018/09/13(Thu) 14時頃
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[徐々にフェードアウト。 やがて、教室の明るさも元の通りに。]
――以上、反省文として提出します。
[自称反省のプロ>>1:529が、包み隠さぬ本心を 歌い上げた一曲である。 セイカ自身はどちらかと言わずとも猫よりは馬鹿犬 寄りなのが減点要素かもしれない。] [クラスメイトのセイカを見る目はここから少しだけ 変わっていくのかもしれなかった。 あと、心を見る目も変わるのかもしれない。 猛獣遣い的な何かに。**]
(261) 2018/09/13(Thu) 14時頃
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― 昼休み・廊下 ―
[西は結局、クラウザー先生に相談する選択肢を選んだ。 このような事態に巻き込まれていることを教員サイドにも知らせておいた方がいいだろう。 なぁに心配はない、新聞部サイドには『じい』に調査に行かせている。セイルズコーポレーションきっての切れ者である『じい』だ、抜かりは無いだろう。
何よりもセイルズコーポレーションが出資している以上、明日に迫った体育祭を失敗するわけにはいかないのだ。 拳と拳で闘う体育祭、球と球(とときどきラケット)で闘う体育祭、時おりリリックバトルで闘う応援合戦……楽しみにしている生徒も多いのである。中には体育祭に向けて予行練習をしている生徒もいるのだ。 西は万策を張り巡らせ、英語科準備室に向かう。
ただ、]
(262) 2018/09/13(Thu) 14時頃
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[西の護衛でもある『じい』を新聞部に単身で向かわせた判断は吉と出るか、凶と出るか――――]
(263) 2018/09/13(Thu) 14時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/13(Thu) 14時頃
独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/13(Thu) 14時頃
アオは、セイココの気配を感じた
2018/09/13(Thu) 14時頃
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― 新聞部 ― >>221
[声を上ずらせたパートタイム部員は、すぐにレンを呼んだ。 程なくレンはやってきた。 抱っこでここまで『ケンマ』を連れてきて椅子へ寝かし、その傍に屈みこんでいた猩々緋の着物の男は、やってきたレンを振り返って、立ち上がった。]
ああ。邪魔してるよ。 こいつをどうにかおし。
[慌てるレンに『ケンマ』の様子を見させる。]
急にフラフラ〜ッとなっちまってサ。
(264) 2018/09/13(Thu) 15時頃
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あン? 起きたのかぇ。
[声がしたので、椅子に横にさせておいた『ケンマ』の顔をみおろした。>>234 >>235]
アンタどうしたンだえ?
人の勝手は分かンねェし すきに運んじまったよ。堪忍しな。
(265) 2018/09/13(Thu) 15時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2018/09/13(Thu) 15時半頃
独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/13(Thu) 16時頃
独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/13(Thu) 16時頃
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[おもんはケンマの髪に指先のばして、目にかかりそうな髪の毛はどけてやる。>>235]
あとはレンをこき使うンだね。
シシシ……アタシみてェなヤツの腕で 赤ん坊みたいにぐずりながら眠ってサ。 取って喰われなくてよかったねェ?
[揺れで酔いそうで具合悪そうにしていたそれを、そんな風にからかった。彼が自分に驚いていたことも、十分に警戒されていた事も分かっていたから。>>145 ケンマの傍をレンに譲る。]
(266) 2018/09/13(Thu) 16時頃
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