168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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ありがとう。嬉しいよ。
[そういって、穏やかに笑う。 まだ酒は抜けきっていないし、須藤への罪悪感も胸の中に大きく影を落とす。 それを顔に出さないようにすることは今までで一番努力したものだ。 どうしても自分は忘れられないだろうし、きっと後悔をするだろう。 自分が犯してきた無意識の残酷さ。死んでなおそれは傷を増やす。
ここでの選択は人の生死なのだから。 きっと一生苛まされるだろう。自分には似合いの罰だとも思った。
青い目はほんの僅か揺らいで…目の前の人を映す*]
俺でよかったら。一緒に帰ってくれますか。
(206) 2014/03/22(Sat) 07時頃
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…知ってる。
[>>204 でも、どうしようもなく好きなんだ。人に優しくするくせに、蓋を開ければ無責任で身勝手で、自分の優しさにすら傷ついて。槇村くんに見えてるものが、今ならほんの少しだけ分かるような気がする。]
(207) 2014/03/22(Sat) 10時頃
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…見えない。違う、と思う。 影木さん、そんな器用な人じゃないみたいだし。
[>>205 でもね、不安なんだ。自称神様の言葉が蘇る>>1:128>>2:259。そうじゃなかった、としても。ここで生まれた気持ちなら、ここで消えたっておかしくない。]
信用したいよ。けど、あたしには分からない。 だから…教えてくれるかな?
[髪の毛にそっと触れる長い指先も、声音も、優しくて、優しくて。あたしは覚えていられるのかな。忘れたくないな。少しでも、記憶に留めたくて。伏せた顔をあげるけれど、視界は滲んで。さっきダメだって言われたばかりなのに、また袖口で目元を擦る。]
(208) 2014/03/22(Sat) 10時頃
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[穏やかな笑顔を浮かべる目の前の人は、嫉妬するのも躊躇ってしまいそうなくらい綺麗で。でも…どこか儚げにもみえるのは、桜の花みたいだなって。ふいに重ねてしまったからだろうか。]
…ありがと。
[もっと、何か言わなきゃ。言いたいのに、胸がいっぱいで言葉が上手く紡げない。言葉のかわりに、掌をそっと重ねる。 触れた先から伝わる熱は、死んでる筈なのに確かに暖かくて。届いた気持ちも、帰れることも、嬉しい筈なのに。この暖かさを忘れてしまうのかもしれない。そう思ったら、涙は止まってくれなくて。涙が枯れて落ちつくまで、肩に顔を埋めて泣いていた。**]
(209) 2014/03/22(Sat) 10時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/22(Sat) 10時半頃
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『……いいですよ、利用して。』
[その言葉に、また何かが溢れそうになる。 そして、目の前の世界がぐるりと回った。
アルコールの強い力で平衡感覚があやふやになる。 何か言おうとしたが、それはうまく言葉にならず。]
(そういや、酔っぱらうってこんな感じだったな――)
[やけに重力が強く感じて、思わずふらりと後ろに倒れた。 横たわれば天井が波打って見える。]
――ありがとな。
[かすれるような声でつぶやいた言葉は、聞こえただろうか。]
(210) 2014/03/22(Sat) 10時半頃
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― 回想/かなり前 リビング ― [シーサーが出したブラックコーヒーを、白木はお気に召さなかったようだ。(>>2) 妙な生き物の視線は白木のその少し上あたりを見て愉しそうに微笑む。]
そう? ならいいんだけどね♫
[寝そべったままいれば、ぽんと頭を叩かれる。(>>6) 伏せの姿勢からそっと見上げ、笑顔を作って立ち上がる白木と、早川。 二人の姿を見つめて。他にも幾人か、リビングに人の気配がしだせば、前足を伸ばしながら、くぁと小さくあくびを一つ。 ひょいとテーブルから床へ飛び降りると、自分の部屋へと戻っていった。]
(211) 2014/03/22(Sat) 11時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/22(Sat) 11時頃
カミジャーは、×白木 ○白石!!!!!
2014/03/22(Sat) 11時頃
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田端さんが信用してくれる方法ってなんだろう。 あの扉はちゃんと開けるよ。 そして戻っても俺は田端さんを忘れない 多分、今俺にできるのはそれくらいだと思うんだけど。
[泣かれてしまった。ゆるく腕を回して宥めるように髪を撫でた。 こういう仕草の一つ一つが、どれだけ人を傷つけたのかな。 それがしっぺ返しになるくらいまでたまったのが今なんだろう …須藤へ返事をせずに、ここでこういうことをしているのも 罰当たりの極みな気がする]
もうね、俺の大事だった人はどういう人かわかったから 諦めもついた。 …結局俺が全部悪かったんだけどね。
(212) 2014/03/22(Sat) 11時頃
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─ 少し前 ミーの部屋 ─ [部屋へ戻れば、壁一面のテレビが一人でにつく。 画面に映し出されるのは――ここに来る前と同じように近道、ではなく遠回りをする甲斐田の姿。 その行こうとしていた道の先で、ガチャンと何かが落ちる音がする。 買い物を済ませ、店に戻った後も、誰かを探しているようにきょろきょろそわそわとしている。]
ああ、なんだ、もう思い出しちゃったの。
[妙な生き物はつまらない、とでも言いたげで。 けれどその声はどこか愉しそうなものであった。 コントローラーを操作して、次に映るは歩く倉田の姿。 一瞬、固まったように動きが止まって、後ずさった。 その向かっていただろう場所へ、空から鉄骨が落ちてきた。 広がる叫び声と、喧騒の中、倉田はどこかへ走り出してしまった。]
(213) 2014/03/22(Sat) 11時半頃
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[次に、コントローラーを触れば、ぴっとまた画面が切り替わる。 そこに映っているのは、少し広めのシアタールーム。 数人の男女が並んで座っている。全員、細長く伸びたサングラスをかけた異様な姿。 彼らが座る前で、同じように目の周りの模様に合わせたかのような妙なサングラスをかけるアライグマの姿がそこにあった。]
『それは神の目線になれるメガネ。 つまり――ミーには見えるの。 ミーにだけは見えるの。 永遠に続く二人のアチチなハートがね!
ミーは本物しか認めない。 だから、ユーたちにミーは騙せないんだよ♫ わかったかな?』
[聞いていたうちの、二人の男女が肩を落としてうなだれる。 この回では、彼らが神様を騙して、生き返ろうとしていたのだ。]
(214) 2014/03/22(Sat) 12時頃
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ああ、こんなこともあったねぇ♫ 今回はそこまで説明してないけど……、 まあ、いいよね。 聞かれてないし。
[独り言を零して、またコントローラーをいじくる。]
(215) 2014/03/22(Sat) 12時頃
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[>>212 諦めもついた、と乾いた声に答える言葉がみつからず、肩に顔を埋めたまま、背中に手を回してぎゅう、と抱き締める。]
…だってさ、帰っても覚えていられる保証、ないんだよ。
[好きだったことを、諦めたことを忘れてしまったら?未来なんてどうなるか誰にも分からないのだから。]
でも…不思議だね、影木さんは覚えてそうな気がする。
[一見無責任にも思えるその言葉を、何故だか疑うことはできなくて。目を朱くしたまま、苦笑を零す。]
(216) 2014/03/22(Sat) 12時頃
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ゴメンね。あたし、不安なんだ。 扉が開かない事じゃなくて。 ここで起きた事、忘れちゃうんじゃないかって。思い出せないんじゃないかって。
忘れたくないけど、覚えてたいけどさ。
…死ぬとき、頭、ぶつけてるし。
[死なないのであれば、ぶつけることはないんだろうけれど。些細なことすら不安で怖い。]
(217) 2014/03/22(Sat) 12時頃
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[髪を撫でる手は優しくて、いつのまにか涙はひいていた]
…だからさ。 もし…もしね。帰ってあたしが忘れちゃってたら。 思い出させて欲しいんだ。 ひっぱたいても、殴っても、何してもいいから。
それと…帰る前にちょっとだけ、時間貰ってもいいかな。 顔、こんなだし。少し話していきたい人もいるし。
[影木さんも、いるんじゃないのかな。あたしの頭に浮かんだのは、槇村くんのことだったけど。了承を得られれば、後で扉の前でと約束して。ひとまずは顔を洗いに洗面台へと向かうつもり。**]
(218) 2014/03/22(Sat) 12時頃
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[外からノックの音が聞こえれば(>>111)すぐさま画面は元通り、ゲームの画面へと。 画面上では、白い毛並みに赤い隈取を描いた獣が、平原をかけていた。]
はぁい♪ あいてるよー!
[小さいこたつに収まっていたが、入って来た槇村のためにのそのそと這い出る。(>>198)]
あ、モデルの話? ミーどうしたらいい? ポージングしたらいい?
[右前足だけあげて、短い尻尾を振り、自分なりのポージングしながらきりっとした顔を槇村へ向けた。]
(219) 2014/03/22(Sat) 12時半頃
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[何か注文をつけられたらその通りにしながら、道具を広げ、石粉粘土に触れる槇村へと向き合う。]
うん、二人は帰ったよ♪
[元気でやってるみたい。さっき一緒にごはん食べてたよ。 とまでは、言わないが。 槇村の声に滲むのは羨望だろうか。 首を少しだけ傾けながら、槇村の口からでてくる言葉をじぃっと聞く。(>>199)]
(220) 2014/03/22(Sat) 12時半頃
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[お礼を言われれば、返事の代わりに、わん とだけ鳴いておいた。
やがて、すべての作業が終わったのだろう。 道具を元通りにしまいこみ、部屋をさろうとする間際。 槇村は、質問していいかと尋ねてきたから。(>>200)]
ええー? どうしよっかなぁ? 超絶趣味悪いとか言われちゃったしね〜〜?
[少しの意地悪。]
なんちゃって。うそうそ♪ いいよ、答えてあげる♫ [うそうそ、のタイミングに合わせて片前足を顔の前で振った。]
(221) 2014/03/22(Sat) 12時半頃
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その質問の状態はありえないかな! 大勢の人が巻き込まれるような事故で死んだ人は、 ここにはこないよ♪
ラストチャンスなし、そのまま死んじゃう。 全員を生き返らせられることはできないからね♫
[例えば、と前置きされていたけれど。 参加者にはおよそ無関係のゲームの裏ルール、とでも言うべきルールをハツラツと告げた。]
(222) 2014/03/22(Sat) 12時半頃
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ユーが本当に聞きたいこと、わかってるよ♬
[妙な生き物は笑顔で頷きながら、尋ねられたこととは別のことを勝手にしゃべりだす。]
こんなことを本人にいうのはどうかとは思うけれどね。 ミーは、ユーの死に様には感動したね♪
ずっとずーっと、人に触れない、触ることを避けていたユーが 最後の最後で、その身を投げ打って、 人に触れて、他の誰かを助けようとした。 そんなことって、いざっていう時なかなかできないよね♪
[流してもいない涙を拭う素振りをしてみせた。]
でも、惜しかったね! ユー、一瞬躊躇しちゃったからね♫
(223) 2014/03/22(Sat) 13時頃
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そうだねぇ、バタフライエフェクトって知ってる? ――あと、5秒早かったらどうなってただろうね?
[にっこりと笑いながら、槇村を見送った。 その向こう側、リビングでは、ちょうど早川とユキの姿をしていた分身が話し終わった頃だろう。**]
(224) 2014/03/22(Sat) 13時頃
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……どういたしまして。
[口許を僅かに緩めて、呟いた。 酔い潰れたいとき、誰かに傍にいてほしいとき。 三十も手前になれば、自分にもそのくらいの経験はあるから。
だから、今しばらく、この部屋にいようと決めた。 早川が目を覚ましたとき、傍にいてあげたいと思ったのだ。
まだ、料理も日本酒もある。 待つには困らないだろうし――眠ってしまったって、まあ]
(225) 2014/03/22(Sat) 16時頃
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…忘れさせて、また事故を繰り返して今度こそ昇天? カミ様がそこまで無駄なことするのか知らないよ。 でも、信じるしかないじゃないか。
じゃ、俺がわしれていてもお願いするよ。 きっとまた親睦会で合うだろうからさ?
[話していきたい人。誰だろう。だれでもいいか。 合縁奇縁の空間、縁とは円だ。 きっとどこかでまた会うだろうとは思っているから 自分は特に…後輩の槇村とでも、話す気はなかった。 生き返って、また会えたらそれで。
少なくとも、記憶を飛ばしたとして甲斐田ともしかしたら倉田には会えることほぼ確定なのだ
だからこのままでいいと思っている。…須藤以外の人とは]
(226) 2014/03/22(Sat) 21時頃
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[待ち合わせには頷いて、彼女の部屋を出る。 須藤にはなんて言えばいいのか。 あんなに気にかけてくれたのに。
殴られてもいいか。一生恨まれても仕方ない。 自分だってここですら近づきたくない人間は居るわけだから 人数があっていても必ずしも帰れる訳じゃないのだから、 ある意味見殺しのようなものだと思う
結局、こんな場面でも好悪というものは幅をきかせるのだ 部屋に戻れば、ベッドに寄りかかった彼女がいる]
…須藤さん。ごめん、遅くなって。
(227) 2014/03/22(Sat) 21時頃
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あのね。須藤さん。 まずは俺は君に謝らないといけない。
俺のことを好きになってくれてありがとう。 だけど…ごめん。考えたけど俺は応えられなかった。 須藤さんと、現実の世界で一緒にいる俺が、想像できなくて。
多分俺たち、似たもの同士なんだよ。 きっと、戻れたとしても上手くいかない。
[彼女はどんな顔をしていたか。けれど青は逸らさず彼女を見る]
勿論、ここの誰にだって無事に戻って欲しい。 もし好き以外の気持ちでも帰れるなら、喜んで須藤さんに渡すと思うよ。
(228) 2014/03/22(Sat) 21時頃
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須藤さんの気が済むなら、俺に何をしても構わない。 無責任なこといって、自己満足で優しくしていたのは自覚してる。
嬉しかったよ。須藤さんが俺を認めてくれたのが。 でも…多分俺が欲しかったのは、認めてくれて…必要だと言ってくれる人だったんだ。
[そこまでなんとか言葉を紡いだ後、彼女を見る。 なんでも受け入れ、渡すつもりだ。
青い扉の鍵以外は]
(229) 2014/03/22(Sat) 21時半頃
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……、年上なのに、子供っぽい人だけど。
[ここに来た当初の混乱や、先刻からのあれこれ。直情径行な様子]
でも……たぶん、私よりずっと大人なんだろうな。
[宥められたり慰められたり。所々に、それは思い知らされた。 なんといっても、結婚し、子を得て。 そして伴侶を亡くして、ひとりで子を育てている。人生経験が違う]
……私なんか、まだまだ小娘なんだろうな……、
[酔眼で、宙を見据え呟いた。 こんな自分が、人生相談もどきなんて、笑わせる。 進村や本田と話したことを思い返して、自嘲気味に嘆息した]
(230) 2014/03/22(Sat) 22時半頃
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[氷水と、露天のお湯をタオルで絞って、交互に冷やしていく。何度かそうして繰り返していれば、目の腫れも治まって。洗面台の鏡を覗き込めば、微かにまだ赤みはのこっていたけれど、少しは見られる顔になった。]
(あたし、いつからこんなワガママになったんだろう。)
[欲しかったものを手に入れてみれば失うかもしれないのが怖くて。まだ少しだけここにいたい、なんて。他の人達の顔を思い浮かべては、罪悪感が顔を覗かせる。]
(231) 2014/03/22(Sat) 22時半頃
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― G ― [こんこん。ノックを叩いてドアを開ければ、自称神様がちょこんとおこたでくつろいでいた。どこか気持ちを弄ばれてるような憤りや、ここに来てなかったら得られなかったものに対する感謝やそれを失う不安、残った人達への罪悪感えとせとらえとせとらで、胸の内はぐるぐる渦巻いていたはずなのだけど。ゆるキャラ紛いのその姿に思わず脱力してしまう。]
…ねぇ、カミィちゃん。ひとつ質問。 なんで"ラブゲーム"なの?
バトロワでも、じゃんけんでもなくて。 未練の重さとか、善人とか、そういう基準でもなくて。 趣味みたいなものって言ってたけど…ほんとにそれだけ?
[じい、と自称神様の顔をみつめてみるけど、くりくりと動く目は何も教えてくれない。]
(232) 2014/03/22(Sat) 22時半頃
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死ぬのは回避できるんだよね。 それじゃ、ここでの記憶、絶対に忘れない方法って、ないよね?
…そっか。 うん、分かってるよ。贅沢な願いだって。
信じるしかない…か。たしかにそうだね。 影木さんの事は信じてる…きっと、大丈夫。
[組んだ両手を握りしめる。]
(233) 2014/03/22(Sat) 22時半頃
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…あたしが信じられないのは、あたし自信だ。
[不安の正体に気づいてみれば、それは簡単な答えで。目を閉じて、一緒に帰ろうと言ってくれた人の声を、言葉を思い出せば、力をくれるような気がした。]
ありがと、カミィちゃん。 あたし、ここに来れてよかった。 …もう来たいとは思わないけどさ。
[目の前の、自称神様をみて苦笑い]
ねえ。神様も、誰かに恋することってあるのかな。
[立ち去り際に零れたのは、ふとした疑問。その答えに、くすりと笑うと、くるり、踵を返して部屋を出た。**]
(234) 2014/03/22(Sat) 22時半頃
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進村くん、いるかな…?
[白い扉の前でノックをふたつ。ネームプレートに書かれた文字は几帳面でお手本みたいだな、と思う。扉が空けば入り口の前で立ち話。部屋の中はよく見えない。]
もう、大丈夫だから。 格好悪い所みせちゃってごめんね。
[あはは、と笑ってみせる。]
(235) 2014/03/22(Sat) 22時半頃
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