276 ─五月、薔薇の木の下で。
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── いつか、も 同じように。 ──
[ 同じように、"誰か"の甘い香りの後だった。 黄みがかった生地に、果実を埋め込み、 ── 香りの違いで、発酵を"見分ける"。
たまには、鋭敏なだけの鼻だって役に立つのだ。 ……たまには。
絵描 ─── 最初はネズミのようだと思ったものだ。──の、 手元は、此方も邪魔をすることなく、 ちょうど良い頃合いに、オーブンに投げ込んでから、]
─── パンのオーラが"見える"んだよ。
[ 珍しくも、ほんのすこしのユーモアを滲ませて、 唇の端を僅かに歪めるだけの、笑みを添えた。 勿論、焼き上がった1つは、 丸ごと彼に渡されてしまって*]
(184) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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[ 瞳が、境界の曖昧な一人を映す(>>158)。 結われた髪は長く、しかし服装はなにかを拒むような統一感。 花が好きだと語るマークの声は低い(>>159)。 その言葉自体は、初めてここであったときと同じ文字だというのに 音が違うからか、それとも。]
うんうん。花はいいよね。 綺麗だし、可愛いし。
[ 緩やかに相槌を返す。 しかし、この口が一度でも『花が好き』と謂ったことなどないと 誰が気づけよう。誰が思おう。
爪先にこびりつく汚れを、穢れを 誰が知ろう。 ]
(185) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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───── 同じように。
[ 真白の掌を共に見る者はなく、 深い茶の瞳は、一度、緩慢に瞬いた。
同じように、手順をなぞる。 同じように、 同じように、 ………、
日々の糧は美味く有るべきだ。 そんなことを思い立ってから、今。 趣味と名の付く其れさえ、 規則をなぞる手つきで ──── 導かれる、ように。 ]
(186) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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[タルトを食べながら、生徒会長から賜る言葉を聞いている。]
俺も学んだことなんてないですよ。 むしろ、学ばなくても出来るものじゃないですか。
[賛美>>154を送られても、こそばゆいばかり。 実のところ、あまり木彫の手仕事を褒められるのは好きじゃない。 それより成績だとかで評価されたいのだが、そのあたりは残念ながら見栄えのしない中の中と言ったところ。]
俺は、人の胃を満たせる君のほうがすごいと思うよ。
[同輩からも直接賛辞を送られれば>>175、肩を竦める。 本だって読んだことはない。気の向くままに、出来そうだと思って、やすりとナイフを動かすだけだ。]
(187) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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[ 軈て、パンの芳しい香りが 調理室の残香を塗り替え、
───……また、食べてくれる奴を探さないといけない。 と、 いくつかの棒状のパンを眺めて、 思案の時。**]
(188) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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―談話室に向かう行きすがらの廊下―
いっしょ……じゃないよ。 あのふわふわのスポンジととろとろした 生クリームと、ぷちぷちした苺の パンケーキも一つで三つ違うのに。
[ 形あるものは、なんて>>169 考えたくもない事だったけどきっと、 壊れてしまったらすぐに諦めるのだろう。
それは分かっていても実際に言えやしない。 しかし料理好きからすれば、ぐるりとした 感想は寂しそうだなんて人知れず思った。 ]
(189) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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俺は、……ピアノの音がある方が好き。
[ 花形>>170 その通りではあるけれどフェルゼにとって 目立つは望んでいない。 実際はピアノがあってもそれは変わらない。 重要なのは誰が鍵盤に触れているか。 ]
理由は……ないしょ、だけど……ね。
[ 口端を上げるだけの小さな笑みは 目許を和らげる仕事はせず、 これ以上は秘密だと人差し指を伸ばした。 ]
(190) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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[ そうして道すがら、まだ手は引かれたままだったろうか。 オスカーが加われば自然と緩むフェルゼの空気とは裏腹に ベネットの纏う雰囲気は何処か遠く思えた。
二人は仲が悪かったけ。なんて。 ぽんやり思うもの憶測は苦手で 結局、オスカーの挨拶>>142に相槌を打った。 ]
聴いてくれてたんだ。……ありがとう?
[ こういう時どう言えば正解かは未だに分からない。 だが湾曲して捉える必要もないと無難な 受け答えを選んだつもりだった。 彼の胸中>>143は真反対の解釈だったようだけど。
嫌味を嫌味だなんて理解出来ないからこそ フェルゼはゆるりと笑っていられる。 ]
(191) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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……ん、ごめん、ね? でも君がいるなら俺は休めるかな。
あ、でも次叩く時はもう少しやさしくして欲しい。
[ 結構痛かったんだ、なんて。 ベネットの近くで気にもせずにあっけらかんと。
事実、優等生だと謳われている彼の一撃は 意外に加減がなかった。 普通ならば違和感を得るのだろう。 だが、フェルゼは人の機微には疎かった。
だから事も投げに相槌を打てるのだ。 ]
(192) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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うん、すげー …よな、うん
[尊敬、と口に出すのは、少し躊躇いがある。 ピスティオの吐く声音より、羨むような色が滲んでしまうだろうから]
え、タルト、ってすごいな? 俺なんて、肉焼いたり パンに挟んだりとかそれくらい だぞ
[自炊と呼べるかはわからないが、年齢からすればそれなりだろうか]
(193) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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[ 復唱の意図も同様に>>144 寧ろ関心はちょっと怒られること≠ノ向かう。 ]
なにを企んでるの、オスカー。 生徒会長のイアン先輩もいるかもしれないんだから、 あんまり強い事はだめだと思う。
[ ね、ベネット? だなんて問いかけてみるがベネットの表情は何処か硬い。 ]
………………おなかいたいなら無理せず。
[ どこをどう捉えてそうなるのかは、フェルゼのみが知る。 ご機嫌を取るかのように口角を上げながらも 向かったのは人の気配が多くある談話室だった。 ]*
(194) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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[ 唇が歪んだのは、わずか一瞬。 元の通りに笑う姿は、画家先生のスケッチブックにこっそり残されているものと変わらない(>>183)。 普段通りの、悠仁の姿。 ]
花はねー。 咲いて、香って、枯れて散るけど。 それいがいにもあんのよ?
[ 土塗れの手では、言葉を紡ぎきれないマークの頭を撫でてやることもできず。 ゆらゆらした、掴み所の無さそうな声で そんなことを溢した。 ]
(195) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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─いつかの中庭─
[ 咲いて、香って、枯れて散る以外。 その為に、きっと育てているのだ。 なぜ育てているのか知らないと、謂われたから(>>162) ]
そうね。 俺は─────から、育ててるんだよ。
[ その言葉は、噎せかえる薔薇の香の風に浚われた。 赤と緑の湖が。天鵞絨の海がそよぐ。 ]
俺の手はねぇ。 綺麗な手じゃないよ。 全然、ね。
[ 土に塗れた手を、透き通るような銀色に伸ばそうとして 結局触れたのは棘のある薔薇。 ]
(196) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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―中庭―
だから、なんで触ってほしいみたいな話になってるんですか!
[悠人>>179に自分の髪の綺麗さを褒められたことよりも、そのことがまずマークには引っかかってしまっていた。 ムキになって怒る姿が、ますます「本当は触ってほしい説」を助長しかねないことには気づいていない。]
ったく、ユージン先輩の手は髪とかじゃなくて 土や植物を触ってれば十分ですよ。 土塗れの指先は先輩に似合ってて、僕は好きですし。
[頬を膨らませながらも付け加えた「似合ってて」の言葉は、マークにとっては、純粋に賞賛の意図をもったものだった。]
って、は、ベッドの上 ……?
[流石にこの言葉の含みを察せない程マークは子供ではない。意地悪そうな悠人の笑みが、更にマークの考えを補強させる。 そしてうっかり、「ベッドの上で髪に触ってくるフェルゼ」という図を勝手に想像してしまったものだから]
(197) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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ふーざーけーるーな!!
[顔を耳まで真っ赤にし、両腕で自分の身体を抱き締めながら、マークは野太い男の声で怒声を飛ばした。 そしてその後、げほんげほんと咳払いして、一先ず気を取り直すことにした。]
(198) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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そうですよね。 綺麗で、可愛くて、 本当に、眩しい。
[「好きだけど」の後を紡げなかったのはあの日の出来事>>177>>178があった故だった。 けれど特に悠人>>185から言葉の先を問い質されなかったから、マークはまた笑うことができた。
ここで悠人がマークの言葉を問わなかったように、マークにも悠人に問うていないことがある。 そしてそれは、けれど自分自身では既に答えを知っていると無意識に思い込んでいるものだった。そう、「悠人も花が好き」なのだと、マークはその言葉を聞いたことも無い癖に思い込んでいた。 そんなマークの瞳には、悠人の表情の一瞬の変化は捉えられなかった。]
って、それ以外にも? 一体どんなお花――…
[どこか揺蕩うような言葉>>195の意味するところは掴めぬまま、この時マークは単に文字通りの「植物としての花」のことだと思った。興味から、その問いに食いつきかけたのだが――]
(199) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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[残念なタイミングで、マークの腹の虫が鳴った。]
……流石にお昼食べないと不味いか。 僕、ちょっとご飯食べてきますね、先輩。
[悠人を誘わなかったのは、まだ彼にはもう少し仕事が残っているかもと考えたから。決して髪を触る触らないやベッドシーンの件が影響している訳では無い、筈だ。 こうしてマークは中庭から食堂へと向かっていくが、無論、悠人から共に行くと言われたならばそれを特に跳ね退けることもせず**]
(200) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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いつでもどーぞー。 雨でも雪でも、天変地異がおこっても?
[ なんてそのときは半ば冗談のつもりで謂ったのだ。 それでも雨の日、傘までさして花を見に来る様子に いつか本当に、綺麗な花を咲かす植物を教えてやろうと。 ]**
(201) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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―談話室―
[ ノックやらお辞儀やらするべきなのだろうか。 分からないが、近くたび漂う甘い気配。 (それが後程芳しいパンの香り>>188が 追加される事はまだ知らず。)
先急がれるように早足になってしまう辺り 欲望にはどちらかというと素直だった。 ]
ラルフ、モリス、ごはん!……ある?
[ 確認もせずに彼らがいると信じ切って 挨拶も早々に口に出す。 それから遅れて今更の確認をするのだ。
中にはタルトを食べるイアンにモリス>>154>>187 それから作ったであろう本人であるラルフ>>176 今日はそこにケヴィンの作ったパンはまだ ないらしいが、うらやましいと表情は隠せない。 ]
(202) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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…………おつかれさまでーす。
[ 結局生徒会長であろうが先輩であろうが 挨拶はするものの羨ましさは隠せないもので。 ]
一番に食べたかった、です。ラルフ君。 モリス君もずるい。
[ 普段つけない敬称すらつける始末。 それでも一つ手に入ればすぐに気を取り直すのだろう。 そういった意味では単純だった。 しかしオスカーやベネットはどうだろう? 横目でチラリと伺いながらも、 甘いものだけではまだ膨らまない腹の底。
食い意地だけは年相応に張っていたから。 ]
(203) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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俺は食べ足りないから次に行くよ。 二人とも来るでしょ。
[ なんとも身勝手かつ気儘な発言。 言いながら直ぐに出て行こうとする辺り こういう時だけの行動力はあった。 ]
(204) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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[ その間に予想外な想像>>197が繰り広げられているとは、知らず。 ]*
(205) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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[ ────バチン。 ]
あっ。
(206) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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え、全部旨いじゃだめなの。
[ラルフが聞いたら肩を落としそうな言葉だがそれが味覚のもたらす事実だからしかたない。 スポンジも、生クリームも、苺もパンケーキも口に入れたら全部旨い。 何かよくわからないけどすごい旨い。 レモンパイの上に乗せられていたメレンゲは唯一さくさくしていてふわふわだと少し踏み入った感想になったが基本的な部分は変わらない、 旨いものは旨い、旨くないものは不味い。 これがケヴィンの焼くパンになると、硬い、柔らかい、甘い、バターが欲しい蔵愛に少しではあるがバリエーションが増える。 何方にせよフェルゼ>>189ほどではないが、自分もそこそこ思考や評価の細分を音楽に振りすぎている自覚はあった]
(207) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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なんだそれ。 伴奏つけてくれるやつ探せよ。
[ピアノ、と告げる声>>190に中庭の四阿に佇む黒塗りを思う。 もう、あのばしょに置かれて久しいのだろう楽器は白鍵がすっかり象げ色を通り越して飴色になっている。 あれはあれはで風情があるのだが時折レスポンスの悪い鍵盤があるのでそれは直して穂氏とは思っていた。 けれど、内緒とばかり人差し指が伸びるのを見て肩を竦めた。 自分がフェルゼに演奏家にならない理由を正確に口にしないその意趣返しなのか。 真実は知りえないけれども]
(208) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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[だから、味覚面における機微はフェルゼには劣るかもしれないが、感情面における機微は少しだけ自分のほうが上手だと思う。 嫌味を言れていることぐらい、蚊帳の外の自分だって理解できるのになぜフェルゼ>>192は呑気に笑っていられるのか。 これが生まれるまで入っていた腹の差なのかと思ってしまう]
…べっつに。 腹なんかいたくないし。
[もう一口炭酸を飲み込みながら、案ずる言葉>>194に怒鳴り散らかしそうな言葉をも飲み込んだ。 やっぱり喉がまだ痒い。 見えた談話室の扉を勢いよく、不機嫌な顔でぶち開けてしまったのでその様は東洋でいうところの道場破り、というやつに少し似ていたのだが生憎と東洋人の文化に詳しい生徒は今も中庭の手入れにいそしんでいるようで]
(209) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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おかし作りとかパン焼きとか、多彩にも程があるよな。 ヒューの手料理のために俺介護(?)がんばるわ。
[>>193なんつって それくらいなら自分でも出来るだろうけれど 食べたいのは誰かの手作りだ]
よっしゃ、食堂まで急ごう。 もしかしたら完売もあり得るし。
[または焼きたてにありつけるかもしれないと ヒューを促して食堂へと急ぐ**]
(210) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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もー、いきなりおっきい声出すから切っちゃった。
[ 剪定をしていたつもりが、大声(>>198)に驚いたのか ぽさりと足元に落ちる、薔薇の花。 指先で拾い上げ、花にキズがないか確かめる。見当たらない。 ]
ほれ、綺麗で可愛くて眩しいお花。 折角だし持ってきな。
[ 棘を素手で取るのも慣れたものだ。 怪我をせぬように、またマークの髪や肌に 似合っているらしい土塗れの指(>>197)で触れて汚さぬように気を付けながら ふたつ結いのその頭に、そっと薔薇の花を添える。 食いついてきた姿にはクスクスと笑みを見せて誤魔化して 悲しく響いた腹の虫(>>200)にまた更に笑った。 ]
なんでもいーから俺のもとっといて。 あとで食い行く。
[ 去り行く後輩の背を見送り。 ]
(211) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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―談話室―
[ばーん、と、勢いよく開いた扉は思ったより景気の良い音を立てた。 まるで打面を張り替えたばかりの高音のティンパニのように。 ごはん、と、のたまうその声>>202にはさすがに動揺したが]
え、何先輩ここでも仕事してたの。 どうせるならちゃんと生徒会室でやりなよ…。
[扉をけたたましく開いたその先、生徒会長こと同室の先輩>>152の姿に肩を竦める。 深夜まで部屋で明かりをつけて書類仕事をしているので、よそでやってくれと機嫌悪さを限りなく主張しながら布団をかぶったのはつい最近の夜の話。 勿論、引継ぎのせいで忙しいのは解っているのだが、安眠を妨害されるとなると話は別。 だから最近は図書室でこちらが眠りの神様と仲良くなっているのだが]
(212) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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―過去の花―
[反応に戸惑う様子に気にもかけず 手はさっさと動き出してスケッチブックへと 少女の名残も薄い男の絵を描いてゆく]
(こんなやつが)
[思考はどうであれ素材は申し分無いから 出来上がる頃には石像もかくやという仕上がりで まあつまり実際よりも盛ったのだけども]
(………………チッ)
[そんな無言は届かないまま当人は嬉しそうに その出来栄えに満足したから良しとした*]
(213) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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