26 Fairy Tales Ep.4
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ポー。ごめんな。 約束は守れそうにねェ…
[マグマに守られているにしても炎に包まれた 診療所の内部に留まるは危険しか伴わない。]
手加減してたら俺がやられちまう。 ――― 大切な人の未来を 守れねェ。
(176) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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そこは心配ないよ 危なくなった時に逃げるのは得意だから
[さて、胡椒の粉末は少しでも効くのかどうか。 蓋を開け、ぽんとフランシスカの方に投げてみた]
ルゥ!鼻塞ぐといいんだよ!
[咄嗟に出来るかどうかはあまり考慮していない]
(177) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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『希望』なんて、俺にはない。 ただ生きたいと願うだけです。 前を見ろと言う奴らは、何も分かっちゃ居ない。
[眉を下げたまま、じっと少女の目を見詰める。]
……悲しんで、後悔して。 何処まで、奇麗事言っていられるんでしょうね。
その人狼の友達だという子とも友達居られますかね。 きっと殺されますよ。 君か、友達か、どちらかが。
[鋭い爪の指先で、少女の頬に触れる。]
(178) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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[ヒュヒュ、とその後も炎の矢を何本か放っていたが]
は、鼻?
[変な口調のソフィの声にぱちりと瞬くが 焔の中では姿を見つけることは適わずのまま
とりあえず数秒息を止めてみる事にした。]
(179) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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双生児 オスカーは、店番 ソフィアの言葉を背に受けども、もう振り返らず―――…
2010/08/13(Fri) 00時頃
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嗚呼、オスカーの身体なのに… また傷を増やしちゃった
[杖を頼りに片足を引き歩きながら呟き眉を下げる。 不意に想い出すのは何時も杖の助けを借りていた人]
…歩くのも楽じゃないな 想ってはいても実際になってみるとまた違うや
[服を脱いで薬を塗る時間は惜しくて足は諦め、 腕だけは万能薬を塗り森の中へと歩を進める]
どっちにいけばいいのかな…
(180) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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殺さずに解決したかった… だけど ―――― フラン姉は多くの人の未来を奪いすぎた。
そしてそれに気付いてねェ…。
[ ビュッ ―――― 炎の矢の一つが彼女の髪飾りを狙う。 ]
俺はその奪われてしまった未来さえ 守りてェんだ!
(181) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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………じゃあ、前見る方法一緒に探せばいーい? 言ってくんないと、わかんないよ?
[ きれいごと って確かにそうかもしれない。 誰かをどこかで傷つけているのかもしれない。 本を両手で抱くようにしてお兄さんを見上げます。]
わたしの言うことがきれいごとなら。 わたしがわたしじゃなくなるまで言うよ。 死んだって譲らないと思う、多分!
[ゾーイちゃんのこと言われたら地面に視線を落としました。 一緒に探す道、確かに難しいのかもしれないけれど。 ゾーイちゃんが幸せなら別の道を探すほうがいいのかなって思うけど。]
それでも、わたしはゾーイちゃんの友達だから逃げる必要なんてない。
[頬が痛いけど…、もう1度、お兄さんの顔を見上げました。]
(182) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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良家の息子 ルーカスは、良家の末娘 ポーチュラカは無事だろうかと心の端で気に留めつつ
2010/08/13(Fri) 00時頃
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あはははは!どこをねらっ・・・
[頭上を掠める炎の矢の行き先を見て嘲笑うが−]
(183) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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俺の弓矢の腕は剣より良いって評判なんだぜ?
[に、と炎越しに笑みを浮かべてみるけれど 本当は強がりも混じり、恐怖を誤魔化すでもある。
それでも、――― 守るためには今は 退く訳にはいかない。]
(184) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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双生児 オスカーは、森の入り口に立つと辺りを見回し、ソフィアの声を待つ。
2010/08/13(Fri) 00時半頃
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前を見る方法なんて俺にはわかりませんよ。 前を見るのが怖いだけ……。
きっと『希望』に溢れた君にも分からない。
[少女の強い目から、ふっと俯き遁れる。]
頑固ですね。 一生言い続けても方法なんてないのに。
少し――――に似ている……。
[頬を触る指は滑り、少女の首元へ。]
(185) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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真っ直ぐ、道なりに行けばいいよ
[記述を見る限り、曲がりくねった道を通ってはいないようだから]
また迷ったら連絡よろしくね
(186) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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けど、剣の腕が悪いわけじゃァ ねェんだぜ。
[焔の中をマグマに包まれた体で駆け一気に距離を縮め]
――――― 俺…フラン姉の事、絶対忘れねェからな。
[勢いを増した剣は彼女の体を貫こうと――――**]
(187) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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……方法って言われると…頑張るしかないのかなぁ…。
[一生懸命考えるけど、どうやって、って言われると分かりませんでした。 なんとか答えたいと思ってもやっぱり答えはわかりません。 いつも、そう。 ゾーイちゃんの時だって結局答え見つかってないし。]
……諦めたらダメだもんっ! なんか方法あると信じて言い続けるのっ。
[似てる、って聞こえたけど、よく聞き取れませんでした。 首元にきた指は、さすがに緊張したけど、お兄さんからゼッタイに視線逸らしません。]
(188) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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ぎゃあああああああ!!!
[頭上の髪飾りが矢で撃ち抜かれると、髪飾りが勢い良く爆発し、火の手が上がる。]
(189) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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ぐ・・・ぎぎぎ・・・
[炎に包まれたまま、転げ回るフランシスカの元に、ルーカスが間合いを詰め、剣を振りかざす−]
(190) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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ありがと、ミミック
[友達はルーカスを護っているから届く声は細い。 此方の声とて殆ど届かないと知りながらも囁いた]
真っ直ぐ道なり…
[息をのんで辺りを見回すと口許を引き結んで、 杖をつき片足を引き摺りながらも二人の元へ向かう]
テッド―――… 如何か早まらないで
(191) 2010/08/13(Fri) 01時頃
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双生児 オスカーは、呟き森の深くへと進んでいく。
2010/08/13(Fri) 01時頃
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―――――っ!!!
[銀の剣が振りかざされるのが見える。 欲望と憎悪に取り憑かれた哀れな狼の終末はすぐそこに*やってきていて―*]
(192) 2010/08/13(Fri) 01時頃
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答えがないなら、奇麗事ですよ。 誰も何も救えはしない。
只の自己満足。
[言葉は常と同じ、突き放すように冷たい。 けれど、その声に冷たさは殆どなくなっている。]
……………ッ! 爆発音?
[診療所の方から何か音がした。 思わず少女の首に触れる指に力が入る。]
(193) 2010/08/13(Fri) 01時頃
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…ッ?!
[マグマはルーカスへの爆風を>>189防ぐも術者へ、 かえされる呪いはまたオスカーの身を焦がす]
ごめんね、オスカー ルゥもポーチュも僕たちが出来る限り護るから
[脇腹から背にかけて広範囲の火傷をおったらしく、 手の届く範囲に塗れば万能薬も底をついた]
伝えなくちゃ テッドは―――生きられるんだって
[歩みは遅くともソフィアの導きにしたがい、 ポーチュラカとテッドの直ぐ近くまでは*来ている筈で*]
(194) 2010/08/13(Fri) 01時頃
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ま、そこそこいい感じに盛り上がってきたのかな しっかし派手に爆発したね
[少し離れた位置から、物見遊山といった風情で]
爆発原因は何なんだろうね 道具が失敗作だった?それとも使用者の問題? …後から記述が増えないものかな
(195) 2010/08/13(Fri) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/13(Fri) 01時頃
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……今はなくっても探すもんっ!!!
[そうじゃなきゃ、友達も救えない。 カル兄さんだって、トニーくんだって、ネルちゃんだって。 きっと、同じこと思ってる。 確かにわたしの自己満足かもしれないけど、それでも諦めたくない。]
―――――きゃぁああ!!!!!
[大きな爆発音。お兄ちゃんのいるほ、]
―――――――っ!!!!!!
[首元に痛みが走ってその場に座りこんでしまいました。]
(196) 2010/08/13(Fri) 01時半頃
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― 森 ―
話し声だ…
[内容までは聴こえないが言い争うような気配もなく、 けれど片足を引き摺り歩むうちに聴こえた―――悲鳴]
な…ッ?!
[テッドの手指がポーチュラカの首筋に絡んでいて、 咄嗟に駆け出そうとすると足がいたみ倒れかけ杖をついた]
テッド、やめて…ッ!
[片足を引き摺りながら走ると云うには遅くても、 もう片足で駆けるに近い速度でポーチュラカへ向かう]
(197) 2010/08/13(Fri) 01時半頃
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[悲鳴にはっと振り返ると、少女は座り込んでいて。 僅かに少女を傷つけた指先は紅に染まる。]
…………。
[指先をじっと見て、それから自分を呼ぶ声に気付く。]
……オスカー、怪我を? それとも必要な工程ですか?
[入れ替わりに気付かぬまま、指先の赤をべろりと舐める。]
(198) 2010/08/13(Fri) 01時半頃
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あ…うん ええと―――…
[自分がオスカーの身である事を一応は認識していても、 其れが当然なミミックとしか話していなかった。
テッドの言葉に如何説明したものかと思案しながら、 ポーチュラカの傍らへと足を引き摺り向かう]
怪我は別件 診療所の火事をなんとかしたくてね
テッドは… 僕がソフィアだと名乗ったら信じて呉れるかな
(199) 2010/08/13(Fri) 01時半頃
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双生児 オスカーは、若者 テッドが手指を舐める様子を見つめ瞳を細めて―――…
2010/08/13(Fri) 01時半頃
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ポーチュ、立てる? 怪我の手当てをしないとだね
[杖を脇に抱えて傷のない方の手を差し伸べた]
(200) 2010/08/13(Fri) 01時半頃
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ソフィアさん?
[眉を寄せ、上から下まで眺める。 どう見てもオスカーにしか見えない。]
からかっているんですか? ああ、でも、あのアイリスとか言う女も似たような事を……。
痛みを無くす……そういうことですか。 そうなると、俺にはソフィアさんの体ですか? 持て余しそうだ。
[ははっと、笑って。 オスカーの細まる目を睨んだ。]
(201) 2010/08/13(Fri) 02時頃
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[痛みに首元へて手をやりました。 傷は深くなさそうで大丈夫みたいだけど、その手は赤くなります。 思い出すのは赤い色に染まった友達だったり。 サイモンさんだったり。]
―――…?
[オスカー兄さんの姿が見えました。 でも、あれはまた別の人。]
…………誰…? ソフィア…お姉さん…? ………だ、大丈夫、だけど……。
[オスカーさんは、お姉ちゃんの姿で死んだ、殺された。 あのナイフを突き立てたのは誰だったの? 座り込んだまま、差し伸べられた手を握ることはできませんでした。]
(202) 2010/08/13(Fri) 02時頃
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双生児 オスカーは、良家の末娘 ポーチュラカに取られぬ手を宙に留めるまま、取られぬ理由を薄っすらと察する。
2010/08/13(Fri) 02時頃
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グロリアにナイフを振り上げて オスカーを殺したのは―――僕だよ こわいなら早くお逃げ
診療所は燃えちゃったけど… 雑貨屋にこれと同じ容器の薬があるからね 入って左手の奥の棚の三段目
[取られぬ手に空の万能薬の容器を持ち出し、 座り込んだままのポーチュラカのスカートへ放る]
(203) 2010/08/13(Fri) 02時頃
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ところで―――。
[少女へ空の薬瓶を放るのを赤い目で見詰めながら。]
聞かないんですか? 何を、していたのか?
[首元の『証』の光が強くなる。]
(204) 2010/08/13(Fri) 02時頃
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さて、と 僕はどこ行こうか
[一応、雑貨屋に戻っておこうかなあ。 お客さんも来るみたいだし]
…あれ、それは色々不味いのかな?うーん… 適当に入れ替わる時間までのんびりしようかな
[ひとまず、近くの木によりかかって*一休み*]
(205) 2010/08/13(Fri) 02時頃
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