214 サンタ養成学校卒業試験
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[世界の子供たちは、橇が日々改良されていることだって知らないんだろう。 知っていたら、何年式の橇模型!なんて流行るかもしれない。 試作品でも、模型でも。 綺麗だなぁ、って思っていた。 教室で、向き合う姿に目を奪われて。 頑張れ、って応援。控えめにじゃなくて、昨日みたいにもっと大声で言えばよかった。
筆記試験が終えれば、いよいよ本番、実技試験。 厩舎で待つ、一年間の相棒。 出会った時は、ぜんぜん何考えてるかわからなくて ――今も全部はわからないけれど。 目を見て、察することが出来るようになったのも 最初はアリスの真似をしてからだった。 言葉はわからなくても、意思は通じるって思えたから。 そこから、信頼につながった。
――――そして]
(145) 茄子 2015/01/31(Sat) 02時頃
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― 最終試験、校庭で ―
……あ、それ思った!
[筆記試験の間。 早く飛びたい!って思ってうずうずしたときも この青を見れば笑顔になれた。 今は助走だ、って思うことができた。
昨日の、勇気をひとつにしてくれた。
そして投げられた、また新たな褒め言葉。 それも、今まで朧にもらったなかでとっておきの直球だ。 ぽかん、とあけた口は、朧が背を向けてからじわりじわりと笑顔に変わり。思い切りかけだすとその背中に、というか腰あたりに軽く拳いれつつ飛びついた。 そのままの勢いで頭に手を伸ばして、いつかの仕返し!とばかりにかき混ぜてやった]
(146) 茄子 2015/01/31(Sat) 02時頃
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皆で、サンタクロースになろうな!
[見てろよ!と拳あげ さて飛び立つは――青空! 憧れと、仲間と、信頼と。 同じ学部の皆が待っている。 空で、橇の上で――そしていつか共に 誰かの星になろうと、誓い合って――飛ぼう!]
(147) 茄子 2015/01/31(Sat) 02時頃
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── 何時か未来の話 ──
[十数年前、養成学校の生徒だった男は。 今ではその養成学校の教壇に立つ日々を送っていた。 勿論受け持つのは生物学担当。 配達学部や動物学部を陰で支える地味な学部でも、最初から志願してくるものも最近は珍しくなくなっていた。]
では、この八頭引き雪車の前照灯だが────…
[今ではもう、ごく当たり前となった連結型の大雪車も、男が未だ学生の頃には話題にも上がらなかったものであった。 それを実用化へと持って行ったのが、男の級友の一人であるモニカだった。 彼女は大胆にも卒業試験のプレゼンで、この案を発表していたのだ。>>137 後から聞けば、彼女もまた級友達に触発されて、自分の夢を託したのだという。
サンタクロースが世界中の子ども達に夢を与える存在であるために。 自らの夢のチカラをまた、注ぎ込もうと。]
(148) M_rio 2015/01/31(Sat) 02時半頃
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であるからにして、動物学部との連携が必要となり────…
[男は授業を進めながらもまた、学生の時代に戻る。 卒業試験はどうだったか。それは今でも目の前で繰り広げているように思い出されるのであった。
配達学部の雪車は瞬く間に空を駆け抜け、馴鹿を操る級友達はとても様になっていた。
小さき級友の歌声、照れくさそうにお互いの検討を祈っていた級友の背には雪玉の跡が残っていただろうか。
それぞれが不器用な大人であり、純粋だけではいられなかった子どもではあったが、それぞれが夢に向かってい輝いていたあの日は。]
(149) M_rio 2015/01/31(Sat) 02時半頃
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では、今日の授業はこれで終とする。
[終業を知らせるベルとともに閉じられた教科書。 その一番後ろに挟まれた写真とともに。 今もひっそりと息衝いているのだった**]
(150) M_rio 2015/01/31(Sat) 02時半頃
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─ 筆記試験終了 ─
あー…終わった。
[回答用紙はいつもより6割増に埋められた。と思う。 だらだら、だるだる。 山は越えた。緊張感も抜け、机と親交を深めていると。]
うっひゃっ!?
[ぞわり。髪を逆撫でされて声がでた。>>92 振り返りざまに、今度は近付いてきた顔にきょとり。 ぞわぞわっ。追撃に耳を押さえた手首で、編紐が揺れる。]
なにするんだよ。……へ?
[笑う声音。紐が緩んで落としたら朧のせいだ。 右手を伸ばして、揺れる尻尾を掴む。 くい、と引っ張って仕返しを。]
(151) SUZU 2015/01/31(Sat) 02時半頃
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……じゃあ、あとで。 朧と違って。 おれのは詳しくしても、長くないけど。
[卒業できたら。 口元を緩めて付け加えた。]*
(152) SUZU 2015/01/31(Sat) 02時半頃
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─ ソリとサンタのお話 ─
あ、サンタクロースだ! 来たよ、あのソリおっきい!
[街の子供は雪の舞う夜空を見上げる。 窓から身を乗り出して、目を輝かせ。手を伸ばす。 建物の合間から見えたソリを引くのは、八頭のトナカイ。 サンタクロースの影が、一つ。二つ。三つ。]
見て、流れ星みたいだよ。
[空の上で、ソリがわかれる。 離れて行くソリから零れた光の軌跡は、きらきら、きらきら。 街に降り注ぐ輝く粒子に、口を開けてぱくり。
……ふふふ、甘い。
(153) SUZU 2015/01/31(Sat) 03時頃
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プレゼントまだかなぁ。 あとサンタクロースへのお手紙、早く読みたいなぁ。 なんてお返事くれるかな。
[だんだんと近づいてくる鈴の音。 しゃんしゃん、しゃんしゃん。
トナカイが空を駆ける蹄から。光が弧を描く。]
(154) SUZU 2015/01/31(Sat) 03時頃
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今年は、プレゼントのお願いと。 ぼくね。 『大きくなったらサンタクロースになりたいです』 って書いたんだ!
[サンタクロースから子供へ。 そして子供は、いつしかサンタクロースへ。
そうして夢が繋がっていく、未来のお話。]**
(155) SUZU 2015/01/31(Sat) 03時頃
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