270 食人村忌譚
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……良かった。 江津子さんも、容ちゃんも無事で。
もし愛理ちゃんの家を覗いてたら、 容ちゃんも殺されてたかも知れないんだろ? 良かった。 無事で本当に良かった。
[信じてと訴える娘の無事を不謹慎にも喜びながら。 何とか乱れそうな彼女の心を宥めようと言葉を探す]
(143) 2017/11/26(Sun) 01時頃
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こんな状況じゃ誰が誰を信じていいか判らないから。 信じる相手がいると言うのは良いことだ。
どんな時も心の拠り所が出来るから、な。 江津子さんも容ちゃんと言う味方がいるのは 心強いだろう。
それで下手人の姿は見てないんだな? それなら下手人の方も気付いてない可能性が高い。
俺に話してくれたのは有り難いが、誰彼構わず 今の事話すのは危険だから。
無茶はするなよ。
[上から落ち着かせるように掛けた声は 彼女にどう届くのか**]
(144) 2017/11/26(Sun) 01時頃
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[その場から、おにの立ち去るを見送る。 地獄に帰るでもなし、 あの鬼の居場所はこの村だ――であれば地獄はこの村か]
あんたが斬られる時にゃあ、 業はきられずにいてほしいな 一度の生きた死んだで終わらせるに 鬼の腕は勿体ない
[あの腕が、こうして集会場に集められていることは ありがたくもあり惜しくもあった。 ごちる言葉はもう届くまいと知りつつ、 知っているからこそ、続き、]
――――……
(145) 2017/11/26(Sun) 01時頃
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そんでも、人を殺さぬままの鬼がいるかい 人に殺されぬままの 鬼が いるかよ
本当に、本当の鬼になったら、 あれはいったいどんな刃物を研ぐろうなあ
(146) 2017/11/26(Sun) 01時頃
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[それは果たして墨に残されるのか。 たとえば、己の死んだ後で。
残されねば、誰が語り継ぐか、この村に鬼がいたこと。 伝え語られる御伽話のように、寝物語として、 褥に影添える幽鬼がいれば面白いことだろうに、と。 玩具じみた眼鏡を押し上げて、次に進に渡す>>1:216は 鬼の話にしようと。そんなことを続けざまに浮かべて ――けれど渡せるのかもわからないことに気づき 男もその場を後にすることにした*]
(147) 2017/11/26(Sun) 01時頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 01時半頃
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―囲炉裏端―
[錠からはどのような返事が返ってきたのか 肉を回しながら、やがて江津子は串の1つを灰から抜き出し 澄んだ声で紡ぎだした]
私は、私は、 私ばっかり 私ばっかり きっと知ってる――――
[それは、目の前の肉となった、少女の歌>>#2 聞き覚えたそれを歌い終えると、 独り言が錠に向けてか、微笑みながら口にした]
愛理さんが、焼きあがったようです 先に、お弔いをさせていただきましょう
[湯気の立つ肉に歯を立てて、彼女の名残を咀嚼する 新鮮な肉の風味をふくみ、ごくりと喉へと落とし込む]
(148) 2017/11/26(Sun) 01時半頃
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また、この村に帰りゃんせ――――
[ミナカタは言っていた
『少しでも思う事があるなら殺しはしない気もするが』>>85
思うこともなく、ただ腹におさまっていくとしたら、 それは獣に食われると同じことではないだろうか
そうでなければ、少しは慰めにもなるのだろうか 余所者の自分であったとしても、ここは通じるものがある 愛理の冥福を祈りながら、一本しっかりと平らげた。
錠に、礼するとともに、動けぬようなら手を貸して、 やがて、その場を離れたことだろう 幾ばくかは囲炉裏端に残したかもしれないが、 手にいくつかの串を取り、行きかう人々に配りながら**]
(149) 2017/11/26(Sun) 01時半頃
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―― 炊事場から離れ ―― [男も研ぎ師も炊事場から離れたのは >>122石動の来る前のこと。 炊事の音の合間に会話、 それがどこまで支度をする巫女に届いていたかは知らねど そうそう近い距離でもない、 炊事場からまだ離れていなかったことも知られていなかったのかもしれない。
愛理の肉の先導した道 そこを歩くは、つい先ほどの>>77言葉を想起させる。]
(150) 2017/11/26(Sun) 01時半頃
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[『どんな思いで 召し上がるんでしょうね』 『記録の中に、記されてはいませんか』
難しい問いだった。 戸を開きながら、あのとき返したのが]
「今回が、初の記録になるだろう」――なんて、
……本当に帳面にしるすかもわからないものを よくそう答えたもんだな
[一考すべきか などと足を止め*]
(151) 2017/11/26(Sun) 01時半頃
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源蔵は、エツコの言葉をしばし思うなどし*
2017/11/26(Sun) 02時頃
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 02時頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 02時半頃
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? わかった。 ひみつに、するね。
[秘匿を望む意思もわからないまま、ただ娘は素直に了承して。やがて漂う匂いと、シノの誘いに]
うん、食べる! あいり、食べる!
[性急がちにも頷いて、 引かれるままに立ち上がり、歩み出した**]
(152) 2017/11/26(Sun) 03時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 03時頃
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[ミナカタの言葉に、改めて痛感する。 江津子おばさんも、私も、あの時、 下手をしたら殺されていたのかもしれないのだ。
再び震えそうになる身体に、>>142温もりが染み渡る。 頭を彼の胸に預ける。 記憶にはない、けれど、何処か懐かしい気持ちになって、 私は瞼を閉じた。]
(153) 2017/11/26(Sun) 13時半頃
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こんな小娘の話、信用できないって言われそうだもん。 ミナカタさん以外には、未だ、誰にも。
[妹――巫女様の言葉なら兎も角、私の言葉など 信用してくれる者が、一体どの位いるだろう?
怪我をしていない左の手は、未だ、彼の服の裾を握ったまま。 まるで、小さな子が、親に縋るかのように。]
ありがと。無茶なんてしないって。 あんな恐ろしい真似されたら堪らないよ。
……信じてくれて、ありがと。
[震えは収まっていた。 少し高い位置の男の顔を見上げて、私は笑った。]
(154) 2017/11/26(Sun) 13時半頃
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[いつの間にやら、良い香りが漂ってきている。 既に料理は出来上がってきているようだ。]
引き留めてごめんね。 愛理、弔いにいかなきゃ。
[名残惜しい気持ちはあれど、私は彼から身体を離す。
薬草が良かったからだろうか。 指先の血も、もう、止まっていた。
そうして私は彼と共に 皆が集まる場所へ向かおうと、踵を返しただろう。**]
(155) 2017/11/26(Sun) 13時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 14時頃
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―集会所―
[串焼き肉をふるまいながら、炊事場へ戻って行った ゆり>>141や、石動>>122はこの場にいたか 会話が聞こえてしまったとしても、 分け入ることは決してなく、 一礼をして作業に取り掛かかっていく
そぎ落とされ>>55、仕込まれた肉>>64に、 叩いた軟骨>>108も織り交ぜて、つみれとすると 薄い醤油仕立ての汁で、こつこつと煮込んでいく
具は、あまり彩りがよいわけではない もともとさほどの蓄えはされていなかったのだろう
椀によそったつみれ汁の上に、 僅かばかりのネギと生姜を薬味として添えた
つみれ汁が出来上がれば、配って回る 串焼き肉と同様に、望む者の手には渡ったことだろう*]
(156) 2017/11/26(Sun) 16時半頃
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―集会所/2人の若者と―
生まれの近い方に弔われることは、 愛理さんにとっても慰めとなるかと思います
[料理を手渡していく最中、 会話を交わしていたリツ>>125と進>>135にも、 串に刺され、あるいは椀に入った、愛理の亡骸を差し出した 彼らの会話の内容が聞こえていたかは定かではないが、 交互に2人を見やりながら、ぐっと近づき声を潜める]
時に、リツさんと進さんに、ご提案があるのですが……
[周囲に聞くものがいないか警戒するように、 ぼそり、ぼそりと囁いていく]
(157) 2017/11/26(Sun) 17時半頃
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私たち3人で、夜への警戒を強めませんか 私は今宵、周囲を哨戒するつもりでおります
[愛理は夜に襲われた、 下手人は人目に付くのを避けているのではないか ならば、有事に備えて村を見回ろうというのは、 先より考えていたことだった もっとも、同行は求めない 具体的に何をするかの提案も、するつもりは毛頭ない]
互いに、警戒を怠らないとの意識の共有ができるなら、 現状の打破に繋がることも、あるのではないでしょうか
[五感の衰えた自分だけではなく、 力では勝る、若い2人の力もあれば ……もっと言ってしまうなら、 3人の誰かが下手人であったとしたら、抑止力にも繋がろう その場合、残る2人は危険にさらされるかもしれないが]
(158) 2017/11/26(Sun) 17時半頃
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[いくら警戒をしていたとしても、 心より信頼のおける者同士かも分らぬ間柄 ばらばらと動くやり方は、穴だらけだろうとは思う けれど、源蔵の言を借りるなら、手探りとなる、 「初の記録」>>151となる凶事ならば]
やれることは、やっておきたいと思うのです
[断られても、所詮口にしたのは、注意喚起程度の内容 残念です と微笑むだけで、それ以上は食い下がらない もし同意してくれるのならば、武器の携帯を促して、 頼りにしています との一言を、添えていたことだろう
それだけ告げると2人のもとを早々に離れて、 自身も、愛理の弔いを続けるつもりだ*]
(159) 2017/11/26(Sun) 17時半頃
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―集会所/自室と定めた部屋―
[江津子は、集会所の一室を自分の寝床にしようと定めた 拘束はされないならば、自宅に帰るものもいるかもしれないが、 一人暮らしの自宅に帰って、何があるとも思えない]
お洗濯どころでは、なくなってしまいましたね
[櫻子のために持ってきた替えの黒衣>>24は、 畳んで部屋の床に置いたまま 部屋の片隅に座り込み、つみれ汁をそっとすする]
美味しいですよ 愛理さん
[慣れ親しんだ、人肉の味 生きている者を食べたいは願わぬまでも、 こう思えることは、村の一員の証だろうか 単純に、そうで言わねば死者が不憫だと 思うがゆえかもしれないが こりりとした軟骨の触感を、目を閉じて味わった**]
(160) 2017/11/26(Sun) 17時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 18時頃
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― 囲炉裏端 ―
ふうん、それは楽しみだ。
[>>129ゆり特製の鍋となれば、喜ぶ男衆も多そうなものだけれど。 返す言葉には、いまひとつ熱量がない。 なるべく表に出さぬようにと思ってはいるのだが、どうにも眉が寄ってしまう。 それを誤魔化すかのように、また身を屈め、串焼きの向きを変える。]
……。 ぅん?
[>>130そんな折の問いかけに、瞬いた。]
そりゃね、そうだろうさ。 誰がやらかしたことなのかは分からないけど、下手人が見つかったんなら、裁きを受けんのは当然じゃないかな。
……あぁうん、そうだね。 もし仮に僕なんだとしたら、の話だけど、そうなるのは仕方ないことなんじゃないかな。 だから逆に、もしエツコさんがってときは、勿論、手を下す手伝いをするつもりだよ。
(161) 2017/11/26(Sun) 18時頃
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……そうか、もしかして。
エツコさん、僕があんまりそういう場に立ち会うことがなかったから、気を使ってくれたのかな。 いや、けど大丈夫。 ここまで動けなくなる前は、普通に参加することもできていたし、知識も兄さんからしっかりと教わってるからさ。
[ありがとう、と付け加え、また肉の番をしていれば、ふと聞こえてくる澄んだ声。>>148]
…………?
その歌……は……?
[かすかに、聞き覚えのあるような。 だがそれを思い出しきる前に、歌は終わり、肉が焼けた。]
(162) 2017/11/26(Sun) 18時頃
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うん、いい加減みたいだ。 それじゃ皆には悪いけど、先に弔いをさせてもらおうかな。
[彼女に倣い、焼きあがった串を一本、手に取るとしよう。 ほかに誰か来たのなら、その人にも**]
(163) 2017/11/26(Sun) 18時頃
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―集会所にて―
[戻った頃には、料理は殆ど出来上がっていた。 盛り付けなどの作業があれば、それを手伝ったのち、 おばさんから受け取った串焼き>>149を頬張った。]
あんまり手伝えなくてすみません。 いただきます。
[受け取りつつ、頭を下げて、 そうして、江津子おばさんだけに聞こえるような 小さな声で囁いた。]
(164) 2017/11/26(Sun) 18時頃
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私、江津子おばさんの味方だからね。 おばさんが悪い人じゃないって、私、知ってるから。
だから、何にも不安にならなくて、大丈夫だよ。
[引き留められたなら、信じてほしいという前置きと共に、 ミナカタに話した内容を>>131>>133>>134 彼女にも語るだろうが、そうでないなら 片手に串焼き、片手につみれ汁の椀を受け取った私は 集会所の隅で、ひとり、腰を下ろした。
手を合わせたのち、温かな料理を頬張る。 咀嚼しながら、視線を賑やかな方へと向けた。]
(165) 2017/11/26(Sun) 18時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 18時頃
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[思い出すのは、ミナカタとの会話だ。 昨日、一つ間違えれば、私も、 江津子おばさんも死んでいたのかもしれない。 その事実が、重く、心にのしかかってくるような気がした。
無茶はしない。確かにそう言った。 けれど、それ以上に誰かを疑いたくもなかった。 なら、やるべきことはひとつだけだった。]
(166) 2017/11/26(Sun) 18時頃
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[丁度いいじゃあないか。 巫女に成れない女など、いてもいなくても変わらない。
探そう。愛理を殺した者を。 それだけが、私にできる唯一の事だ、と。 身の程を知らない女は笑う。
守るべき相手が、同じようなこと>>157>>158を 考えているなど、夢にも思わずに。**]
(167) 2017/11/26(Sun) 18時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 18時頃
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[ゆり本人が言うには裁定者としてここにいるわけではなく。 容疑者としてここにいるようだ。 真っ先に巫女を疑うなど一体何事か、と翁に問いたいが生憎とここに翁はいない。]
未熟など。 お前が村の為に尽力している事は誰でも知っている。
それに、お前が未熟だというのは先代を馬鹿にしている事になるだろう。 それは赦されない。
[先代巫女はゆりはいい巫女になると言った。 だからゆりはいい巫女でなければならない。
己もまたゆりとは違った意味で彼女を疑えない。 彼女を疑うという事は愛した女を疑うと同義だから。]
(168) 2017/11/26(Sun) 19時半頃
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先に死ぬなどありえん。 巫女を疑うなどあってはいけない。
[だから否定をした。 なのに、彼女の口元が弧を描いていたから。 それを目にして開きかけた口を閉じた。
耳元にかかる吐息に僅かに肩が揺れる。 囁かれた言葉が脳内に沁みて理解するまで数秒。]
(169) 2017/11/26(Sun) 19時半頃
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ゆり、まるでお前は死にたがっているようだが、どうして。
[ぽつり、と呟きを返した。 それはもしかしたら誰かの耳に届いたかもしれない*]
(170) 2017/11/26(Sun) 19時半頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/26(Sun) 20時頃
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――集会所――
私にも弔わせてください。
[櫻子と一緒につみれ汁を貰い>>156、大事そうに抱える。’ いつ見ても見知った人が料理になっているのを見るのは不思議な感覚、自分も死んてたならこんな感じでみんなに食べられていたのだろうか。死の状況は来た際に多少聞いているけれど、 獣ではなく人で間違いないのだろうか。 小さな小さなお椀に分けられ、かつての体をしていない愛理を少し哀れに感じて、志乃は江津子に聞いてみる。]
あの……解体は江津子さんがしたんですか? 愛理、ほんとに人に殺されたんでしょうか?
[変わり者ではあったけれど、害があるような子でもない、ここに志乃はどうして実感が沸かないのかようやく理解した。 愛理が殺される理由。それがわからないから死んでることに違和感を感じてるのかもしれない。*]
(171) 2017/11/26(Sun) 20時頃
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―― 集会所: 縁側にて ――
[>>149>>156江津子の手によって 串にささった肉や、椀物になった愛理が配られた。 男もそれをあやかって]
巫女様や女衆にばかり働かせちまった できることなら、なんでも言ってくれると助かる
[江津子の性格だ、こう言われても用立てを言いつけることはないかもしれない。逆に気を遣わせて、この身丈でできる範囲のささやかなものを――錠とともに肉を炙ったことはしらなかったが――いつか言わせてしまうのかもしれないが、それはそれ。何も言わずに受け取るのも座りが悪い。
そうして男の手には、希望した通りのつみれがあるのだが]
(172) 2017/11/26(Sun) 20時半頃
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