233 逢魔時の喫茶店
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ええー……?
[だいきらいと言われてしまった。>>76 さて、今のは本心か天邪鬼が働いたのか、本心じゃないけど照れ隠しだった…なら、嬉しいのだが。
言葉というのは時に厄介だ。実に、実に。 心を落ち着ける為に、甘い緑の酒に口をつけて。]
あー……っと。
[けほ、と一度、わざとらしく咳払い。]
……ああ、酔った、か、なあ。
[そしてわざとらしく虎徹に覆いかぶさるようにして体をもたれさせて。]
(86) mikanseijin 2015/08/14(Fri) 00時半頃
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俺も、君のことがだいすきです。
(87) mikanseijin 2015/08/14(Fri) 00時半頃
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[虎徹の耳元、こっそり呟いた。
自分に都合の良い解釈、熱を持つ体、もたれるふりして抱きしめたのも、全部全部、おいしいお酒のせい。*]
(88) mikanseijin 2015/08/14(Fri) 00時半頃
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[洋装と、和装をTPOに応じて着こなす。 その優しさが誰のためか、解らないほど鈍感ではない。
粋に裾を払い歩む、凛とした背中を観れば、 長年募らせた想いをよみがえらせ。>>+34
養父が気にいっていた麻のシャツから伸びる細腕に、 思い出すのは幼少の頃、ではなくあの夜の、強い抱擁。>>71]
――…ん、 …
[視線を向けたり、逸らしたり。 わかりやすい構ってのサインに、 相も変わらず跳ねた毛先を抑え、くちびるを攫っていく。]
……もう、済んだ
[白昼堂々でも構わず。欲しいものを、請う前に呉れる。 その都度溢れる歓びと、ひと匙ほどの悔しさへの葛藤は、 隣に居る限りきっと永遠に続くだろう。]
(89) mumriken 2015/08/14(Fri) 00時半頃
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ち、ちちち
[マスターの手も借りて>>*20 猿は重い酒瓶を持ち上げ傾け、つまみの小皿とジンロックの隣、空のグラスへとろり流す。 とろみのある赤い液体は果たしてストレートで供されるものなのかは……
無地のラベルには『Kay's Special Blend (人間OK』と、書いてあった]
きっ♪
[少しばかり零したかどうかは別の話、 お猿の偽バーテンは嬉しそうにうろうろ、ゴドウィンを見上げて、飲んでくれるだろうと期待の眼差し]
(90) tayu 2015/08/14(Fri) 01時頃
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――もう少し、こうしてたい
[接吻の余韻に浸り、こてりと肩先に身体を預ける。 夏のうだるような暑さの中でも、 こうして日蔭にいれば体感としては丁度いい。
そんな願いが届いたのか、 ケイから昼の営業は休みとの連絡を受けた。>>54]
ホレさん、具合悪いみたい 大丈夫かな?
[昨日の昼も非番で、店での様子も知らないままだ。 昨夜の営業時は普通だった気がするが、無理をしていたのか。
なんて、店主への心配をしながらも。 見舞いに行こうという選択肢は浮かばなかった。
頭の中は既に、これで夜営業までの時間、 一緒に、のんびり過ごせるということで一杯だったので。]
(91) mumriken 2015/08/14(Fri) 01時頃
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…事前に説明を………できるわけもないね。 なんとなくだけど事情は分かった…かな。
あのカードは、この夜のトワイライトへのお誘いだったわけか。
[肯定の言葉>>*20を聞けば噛みしめるようにつぶやいて、ようやく少しの平静を取り戻すのに成功する。 この店の事情を知ったところで、異形の隣人たちと酒を飲みかわしたいかといえば、普通に考えればそうでもないのだが。 けれどすでに数人の知人たちがどうやら隣人なのだと知ったそのあとでは話が違う。
何も言わないことで示された銘柄を肯定し、出されたロックグラスに口をつけると少量を口に含んだ。 コーヒーとは違ってこちらはどうやら普通に用意するらしい、そんなことを考えられるくらいには思考能力も戻ってきた。
混乱した頭を整理しながらロックグラスを小刻みに傾けながらオリーブの乗ったクラッカーをつまみに飲み進めていく。 一気に飲み干さないのは、どんな飲み方をしても酔い方が変わったことがないから。どうせ差がないのなら一気に飲み干してしまうのはもったいない。]
(92) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時頃
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…?ん。ブローリン君の。 彼がああだということは、君もきっとただの猿ではないのだろうね。
[カウンターにやってきた、見慣れた猿の姿>>73にそんなことを考えるだけの余裕は戻った。ゆらゆら揺れて何かのポーズをとる姿に手を振ってみたり。
よく考えれば普通の猿の振る舞いではなかったんじゃないかとかそんなことを考えられるのも今だからだよなとか、いろいろ考えていると。 いまだ猿が彼自身であることは、もちろん知らない。]
…それは?
[そして猿君が透明な瓶をもってふらふら戻ってきた。 ラベルのないその瓶の中身は…やはり酒だろうか。 何をもってきてくれたのかは知らないが、どうやら人ならざるモノたちの世界とつながっているらしいこの店で、ラベルがない酒と思しきものを見れば。]
ホレーショ―、グラスをもらえるかな?
[未知の味、知らない味を試すのは、好きだから。 好奇心に誘われるがままに替えのグラスを店主に求めた。]
(93) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時頃
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[――父さん。元気にしてますか。 おれは今、すごく、すごく。幸せです。]**
(94) mumriken 2015/08/14(Fri) 01時頃
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――― とある昼の喫茶店 ―――
[リツと、手を繋いで訪れた喫茶店の前。 閉じられて開いていない扉>>54
なるほど、本日の昼営業は休業らしい。
昼が暮れて夜になれば、開くだろうか。 コーヒーフロートはその時分でも構わない筈だ。]
…… 珍しいな。
[ここ最近は何だかんだで、店は開いていたから。 ぼやぼや、暫く、入口で立ち往生するのである**]
(95) mo_om 2015/08/14(Fri) 01時頃
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― まどろみの中で ―
[漂う意識は何処か遠くへ流れ行き、脳の信号が作り出す記憶の夢は、いつもと違う風景を見せていた。
映像は、普段通りのセピア色。 泣く青年が一人と、静かに佇む男が一人。 泣いた方がいくら相手に縋っても片方は微動だにせず、鋭い言葉も聞いているのか居ないのか。 そこまでは、普段と同じ。 ただ、いつもの夢と違ったのは相手の顔が朧げでは無く、きちんと輪郭を伴っていたという点だろう。
顔色の悪い喪服の死神の男は、昼の姿。 そのスーツに縋り幾ら皺を刻んだって、男の手が青年に触れる事は無い。]
(96) mzsn 2015/08/14(Fri) 01時頃
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[――そして、普段と違う点がもう一つ。 セピア色の世界の中、二人を見つめるカラーの男。 男の顔は泣く青年によく似ていて、きっと青年が15ほど年を重ねればこんな感じになるかと想像は容易い。
カラーの男は泣いてはいなかった。 何処かぼんやりと二人を見つめ、近寄る訳でもなく、離れた位置で事の進展を静かに眺めている。 縋る青年と、喪服の男。 そのやり取りはしばらく続き、ストーリーは最後に差し掛かる。
「連れて行けない」 「でも」 「愛してる」
男の言葉に、青年の指が離れる。 何処か呆気に取られたような表情の人間を差し置いて、喪服の男は踵を返す。 去る喪服と、その場に崩れ落ちる青年と。慟哭は何処か遠く、青年の流す涙が地に吸い込まれても、カラーの男は微動だにしない。
…つもりだったのだが、]
(97) mzsn 2015/08/14(Fri) 01時頃
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[はたり] [はた]
[滲む感情だけは止められず、ようやく、静かに涙を零したか。
水分を拭う事もなく、喪服の男を追う訳でも、青年に駆け寄る訳でもない。 あれらは全て過ぎた事。自分の記憶の、古い1ページ。 悲しかった。 苦しかった。 今でも胸が張り裂けそうで、しかし昔ほどじゃない。 昔ほど、辛くはない。
如何してと思考を回すより先、何時の間にか背後に沸いた闇に気付くと、迷わず身を預け、 その後は花の香りの中、悪魔の腕の中で目覚めただろう。>>27*]
(98) mzsn 2015/08/14(Fri) 01時半頃
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ん?くれるのか。ありがとう。
[さっきは見えなかったラベルにはどうやら人は飲んでも大丈夫らしいと、そんな手書きの文字が見えたのでそこは一安心。 いや、まだ何が供されるのか詳細は知らないのだが、ケイが教えてくれなかった隠し味を思い出すと、もしかして向こう側の何かなんじゃないかとそんな気がして、若干の不安はあったのだった。
いまだ正体>>55を知らぬまま、けれどケイの作ったものなら大丈夫だろうと信頼して]
ありがとう。それじゃもらおうかな。
[おそらく期待しているのであろう、そんな見上げる眼差しに応えて、赤い液体が満たされたグラスを手にとり]
――――
[グラスを傾け、ごくりと一口飲み込んだ。]
(99) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時半頃
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――ドクン―
[喉を流れるとろみのある液体。 その粘度に違わず絡みつくような甘味で口内が満たされる。]
(100) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時半頃
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――――ドクン―
[体が、 熱い。 胸の鼓動が急速に高まる。 おそらく、頬も上気しているだろう。]
(101) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時半頃
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――――――ドクン―
[また一口、ゆっくりと赤色を喉の奥に流し込む。 また一段階、心音が早くなる。 ひどく鋭敏になった感覚がそれをはっきりと知覚する。
概ねいつも柔和な笑みを浮かべる目が、作られた形を失って代わりにとろんと蕩けた形になる。]
(102) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時半頃
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――――――ドクン―ドクン―
[異変は確かに感じつつも、赤色を傾ける手は止めない。
だってこの感覚は。
これが酔うということだと分かったから。
いくら飲んでも異常なアルコール耐性で飲んだ端から分解されてしまうらしくて。 これまで手に入る限りのアルコールで試してみたが得ることのできなかった感覚を確かに感じる。
人の世の酒で酔わなかった男が、向こう側の酒で初めて酔った。]
………もっと…
[体が欲するがままにグラスを傾け。 なくなれば次を求める。
体の火照りの原因が、酔っている、それだけではないことなど気づかぬまま。]
(103) sumizome 2015/08/14(Fri) 01時半頃
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ちち、ちちちっ
[上機嫌に舌を鳴らし、 ゴドウィンのグラスが空になれば>>103ボトルを抱えて持ち上げる。 普段と違う酔った様子にキラキラと眼を輝かせて、 飼い主に止められないことも増長の原因、求められるままにお代わりを注ぐ]
っちちち♪
[適当な節度なんてものはなく、叱られない限りどんどんと。 理性から踏み外させる悪魔の所行、かもしれないがだって悪魔だし]
(104) tayu 2015/08/14(Fri) 02時半頃
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[恋人の寝顔を眺める至福は、己の胸の内を温めてくれる一因。 それ以上に、湖水の瞳と視線を交える時間が 何よりの深く、醒めぬ幸福を燃え盛らせた>>85]
…、…。
[押し入った舌同士で熱い抱擁を交わし、呼吸を奪い。 >>89ゆるゆると吐き出す吐息が耳穴を擽り、 唇同士が等しい体温と変化すれば、漸く離す接吻
名残惜しい。鼻先を触れあう距離で、彼を視界に閉じ込めれば ぎこちなく視線を逸らす頃の可愛さと違い 求め合う熱に浸る眸が、知らず喉を鳴らす]
(105) flickeringly 2015/08/14(Fri) 02時半頃
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……私も、 お前の熱を以っても、まだ足りないよ。
[>>91解く手間も惜しんで、続きを強請る呼吸の振動に抗わず 強い抱擁は、縋るようで、確りと彼を包み込んだ 長髪は今は黒い柵と変化し、万人の居る世界から彼を遮断 今は自分だけ、を。
そんな稚拙な願いを浚ったのは、店主の按配の悪さの報せ。 亜麻色の髪に降らすキスの雨を止め 彼の心配の言葉に同調し、頷きで応えよう]
今度 見舞いの品でも、用意しようか。
(106) flickeringly 2015/08/14(Fri) 02時半頃
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ゆっくり考えよう。 まだ、共にいられる時間は 沢山ある。
[そっと甘い声を唆す。 囁く眸は、彼から見えぬ事を良きとし恍惚に満ち、深き執着の片鱗が滲む。
ほんの少しの羞恥が、恋人の反応を待つより先 亜麻色の頭部までも、胸板まで引き寄せ、密着を広げた]
――……しあ…、せ、だ。
[……止め時を見失う程の、幸福**]
(107) flickeringly 2015/08/14(Fri) 02時半頃
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リツは、こてつがんばれこてつ
azuma 2015/08/14(Fri) 08時半頃
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―とある昼の喫茶店>>95―
……あいてない
[ 俺は呟いたが、 まあ、ありそうなことだな、と思う。時間通りに開かない店はそれなりに存在するのだ。――が。 ]
昼も夜も働いてるから 疲れたの、かもな
[ そういうこともあるだろう、程度。エフをちらと見上げた。待ち惚け、のんびり。 ]
――まあ、俺、休みだし。 待つ、か。
[それも悪くないかな、と思う次第。休みの本当の理由を知るのはもう少し、後のことだ** ]
(108) azuma 2015/08/14(Fri) 08時半頃
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なるほどね。昼のやる気のなさはそういうことか。
…お呼ばれはありがたいけどこれは嬉しい…かな? いや、秘密を教えてもらえるのはありがたいだけど。
君も、本当は違う姿があったりするのかな?
[こちらが本業という言葉>>*21と、客達の様子になんだか納得。 それからもしかしてこの店主も向こう側の世界の姿があるのだろうかと気になって聞いてみる。
お誘いいただいたこと自体は嬉しいのだが、こんな異界というか異形というか、そういうのも失礼なのだが、人外の皆様とお近づきになれたことが嬉しいかといえば微妙なところもあり。 知らないなら知らないままでもよかった気もする。]
…あぁ。大丈夫。………
[すっかり酔いは回り出しているのは自覚があるが、少なくともこれまでに自分の店で客の酔い方を観察していた経験上、まだこの程度の酔い方なら問題ないだろう。 酔いは感じるが、この程度では理性の向こう側などまだまだ遠い。]
(109) sumizome 2015/08/14(Fri) 14時頃
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[グラスを空にするたびにブローリンの猿に注がれ>>104、またそれを飲み干して。お礼のつもりで頭を撫でたり]
…んー。君も飲むかぁ?
[ボトルを抱えた猿を引き寄せ自分が飲むグラスを差し出してみたり。蕩けた目をした顔を猿に近づけて]
ありがとなぁー。
[そんなことを言いながら猿の頬にキスをしてみたり。]
(110) sumizome 2015/08/14(Fri) 14時頃
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[日差しが高く、伸びて来る。 それを背に受けている間も、扉は閉じられたまま。
リツ>>108のことばを受けて 昼も夜も寝ていなければ睡眠不足になるのは人間も同じ そんな当たり前の感慨も、覚えはしたが。
おれは、何となしに、店の二階を外から見上げた。 獏に透視能力は、ない。ただの壁だ。]
夜も寝ない人間は、多いな。 夢を見ない人間がいるのと、同じで。
[夜も消えない町明かりの一部を、思い出した。 若い人間の男女にも、多いような気がした。]
……… 夜まで?
[夜の、開店時間まで、待つのか。 獏ののんびりが映ったような台詞に、笑った。]
(111) mo_om 2015/08/14(Fri) 14時半頃
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[お猿のバーテンの仕事も堂に入ったものじゃないか。>>110
楽しそうに頭を撫でられてうっとりの顔は、しかしながら、おやつの柘榴果汁でべとべとな頬にキスされると…
小さい手でヒゲを押しのけて]
っぎー
[おっとお客さんお触りはご遠慮願いますぜ、と散々飲ませておいて急にツレない素振り]
きき、きっ、き!
[差し出されたグラスは覗き込むけど、舐める前にするり逃げ出した。 黒と白の衣装も凛々しい店長の肩までよじ登って、尻尾ゆらゆら*]
(112) tayu 2015/08/14(Fri) 17時頃
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おー。トレイル君夜も働いてるんだな? そうだねー。今日はいつもと逆だ。場所も立場も。なぁ?
[酔っぱらって何割増しかフランクな態度で奥のスタッフルームから姿を見せたトレイル>>*25に挨拶を返す。 以前に比べてどことなくそっけないのは夜の営業を意識しているのか、なんなのか。誰かの視線を意識しているなんて知らないし、今のこの男にそのような思慮はない。]
はーい。のんびりさせてもらうよー。
[何度目かの赤色が満たされたグラスを揺らしからりと音を立ててお仕事にかかるトレイルを眺めてみたり。]
(113) sumizome 2015/08/14(Fri) 17時頃
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んー。逃げられちゃったねぇ。 キスはダメかー。そうかー。
[それなりに懐かれているのかと思っていたけど、キスは嫌がられてしまった。小さな手で押し退けられれば素直に解放する。 唇をぺろりと舐めればうっすら感じる柘榴の味。]
んんーそっか、飲まないか。お猿だもんね。飲まないか。
[お酒のお誘いも断られてしまった。 けれどもそんなことは気にした様子もなく、上機嫌でにこにこしている。]
(114) sumizome 2015/08/14(Fri) 17時頃
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[酒場に広がる笑い声の中に、沈黙をかむ男 薄明かりに浮かび上がる白皙に視線を滑らせ、>>*27]
――お疲れ様、トレイル 今は休憩?
[仄かなナッツの薫りに、きらりと輝く蜂蜜。 炭酸の弾ける様は、冷水を愛する下腹の食欲を煽る]
― ………綺麗だね。そして甘そうだ。 渋い酒と合うかな?
[楽しみと、目の前の相手を見つめ]
(115) flickeringly 2015/08/14(Fri) 19時頃
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