197 獣ノ國
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
マユミは、携帯に少し触れ、離しては目前の彼>>65に向き直った。**
2014/10/03(Fri) 12時半頃
|
― 自宅・縁側 ―
[広い口の石灰皿にキセルを預け、 縁側から通りの方へ視線を向けて。
白いケープとワンピース>>81、長い髪が風に揺れる 此処を通るという事は住居が近いのだろうかと]
カリュクスくん、お出かけか?
[縁側から腰は上げずに声をかける。 その足を留める事は出来高だろうか。 足元を見遣れば、昨日購入したサンダル。
あんな歩きにくそうな靴よりずっと良さそうだ そう、歩く事を考えてなさそうな造形のものよりは] また急いで走って転ぶなよー
[笑気を含む忠告を落とし、再びキセルを持ち上げ口許へ吸い口を移す。 何処かへ向かう途中らしき彼女を、そのまま見送ろう。**]
(86) 2014/10/03(Fri) 13時頃
|
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/03(Fri) 13時頃
マユミは、シメオンに話の続きを促した。
2014/10/03(Fri) 13時頃
マユミは、ジャニスに話の続きを促した。
2014/10/03(Fri) 13時頃
マユミは、ティソに話の続きを促した。
2014/10/03(Fri) 13時頃
|
ー現在・自室ー
くぁ…。………ねむい。
[いつの間に眠っていたのだろうか。 出来事を思い返していく。 あの少女と話して。其れで……。
帰ってきて、寝たと。]
いかんな、堕落した生活は。 …掃除でもするか。
[はぁ、と溜息をひとつ吐いて。むくりと起き上がれば突然の音。
ー音と共に振動する、小さな端末。
其れを手に取れば、通話を開始して。] ↓
(87) 2014/10/03(Fri) 13時半頃
|
|
↓ はい、こちら便利屋、鼬です。
[聞こえてきた声に、少し目を瞠って。 ……昔の、依頼主が再び掛けてきたのだ。
また吐きそうになる溜息を喉の奥に押し留めて。]
了解、承ります……が。 其の名はやめて下さい。元々俺は“鎌鼬”ではありませんから。
ええ、其れでは。
[そう言って通話を切って。 手早く着替えてはふわりと外套を被って、外へと歩き出した。]
(88) 2014/10/03(Fri) 13時半頃
|
|
ー現在・暗く人通りのない通りー
[草履の音をさせ乍ら歩いていく。 目的地へ。
…初仕事がこれとは。戻ってしまうではないか。 否。最初から、抜け出していなかった…か。
ぼんやりそんなことを思い乍ら何処かへ歩いて行った。
閃いた外套から、見えたのは。 鋭い白銀の光。]**
(89) 2014/10/03(Fri) 13時半頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/03(Fri) 13時半頃
|
―朝・住宅街―
[サンダル越しに地面の感触を味わいながら、朝の住宅街を進む。 家からは程近いこの道は、自身にとって馴染みの深い道。
けれども建ち並ぶ家々のその中に 教授の住居があるとは知らなかった。と、苦笑を浮かべ。]
あ………先生
[確かこの辺。と左右に視線を巡らせた時のこと。
風に乗り漂っていた苦い煙草の香が ふつりと和らぐのを感じれば、馴染みのある声>>86が耳に届き。]
まだ走れませんから。大丈夫です。
[ひらひらと手を振ればその折に ケープに引っかり羽根が一枚抜けたけれどそれには気が付くこともなく。 見送られるまま、住宅街を抜けて行く。**]
(90) 2014/10/03(Fri) 13時半頃
|
シメオンは、端末に一瞬だけ意識をやってから、目の前へと相手へと振り向いた。
2014/10/03(Fri) 14時半頃
|
――? …せ…、――って
[ 覗き込んだ先、焦点の合わない瞳がこちらを映すのにはもう一度名を呼ぼうとして、――>>82頬を抓られる。
今度も痛みらしい痛みは殆ど無いまま、ただ反射的に声を漏らした。やへて、と抓られたままに間抜けた呂律で告げて、挟む指先を静かに数度、たたく。 先にその手が退かされたなら、暗灰色に恨みがましい色を僅かに乗せ、寸暇相手を見つめたかもしれない。
――いずれにせよその頬に、赤い跡を見ればただ黙って。 張り付けた薄笑いを一瞬だけ剥がせば、言葉もなく手を伸ばしかけた仕草を、気付かれたかどうか。]
……ここ、高等部だからね。
[ 続いた言葉がやや呆れたようなものになるのも、仕方が無いとは思う。こんなところでなければどんなところで会うと言うんだ、と心中で思いながら。
上げた肘をはた、と我に返ったように下し終えれば、緩く首を傾け元の表情を取り繕った。]
(91) 2014/10/03(Fri) 14時半頃
|
|
どうかな。――俺は会えて嬉しいけど、先輩。
[ >>83 揶揄う様に、それでもややその声が抑揚を作ろうとするのを耳にしながら。ふざける意味でなくただ素直に告げ、 ――改めて上から下へ視線を滑らせる。高等に居た頃はスカートの裾から伸びるその足が、隠されていたこともあった。そしてそれが、世間一般で言う“本来”の相手の姿なのだということも、知っていれば。]
“帰り道が分からなくなってしまえば良いのに。”
[ 自らの問いへの返答はただ、厚く陽を遮る雲へと向けられる。それを黙ったままに受け取れば、薄い笑いを一層、深めた。
続く謎掛けのような>>84問いには、小さく瞳孔を広げる。どんな意図がその奥にあるのかなんて殆ど考えも付かない。 それでもお伽噺に沿った、まるで今朝知った噂のようなそれに静かに、答えた。]
――他の扉も探すよ、ひとまず。……それから斧でも探してやりたい、そっちは。 ただ立ち止まって終わりを待つのも、筋書き通りに進んでやるのも苛々しない? 迷子になっても、それはそれで良いよ。
(92) 2014/10/03(Fri) 14時半頃
|
|
……ねえ。先輩は、迷子になる? ――例えば、俺と。
[ 傾げた視界の先へ、改めて自らの手を差し出す。帰る道も向かう道も、目的すらないそれが。子供の浅薄な考えだとしても構わなかった。
以前のそれらがどんな意味として取られて、たとえどんな反応をされていたとしても、殆ど気遣うことも出来ずに。ただ目前の相手を、黙ったままに見つめただろう。**]
(93) 2014/10/03(Fri) 14時半頃
|
|
―現在・自室―
[自分が接続しているページはどうやら人専用のコミュニティであるらしい。口調だけではそれが誰だなんて分からずとも、各々が獣について話している。
その中で男の気を引いた存在に悩むこと寸分。]
――まあ、なっちゃったものは仕方がない。 とりあえず誰が人なのか獣なのかは知って おきたいところだね。
[小国であることから噂が回るのはそう遅くないと予測。 ならば、一人でも味方は多い方が得策。 だからと言って安安と自身の身分を明かすつもりも男にはなく]
――カフェか。僕男なんだけどね。あはは。
[会うつもりは無かった。相手の情報さえ知れれば。 けれども湧き上がる好奇心は人であっても獣であっても、両者であってもなくても止められない。
そんな心の一欠片が今まさに誤解を生んでいることに男は気付いていなかった>>57]
(94) 2014/10/03(Fri) 15時頃
|
|
[男は財布をそのままパーカーに突っ込み、手早く部屋の外へと。 相変わらず閑散とした室内が昨日までと変わった箇所といえば、小さな小箱。紺色のしっかりとした造りのもの。一瞥したのは一瞬。
すぐに鍵を回せばふと思い出す。 同階に住む隣人のこと。部屋はそこそこに近かったような気がする。隣であったかは定かではない。何せ男はあまり此処へ帰ることはなかったから。]
――…都合良く獣なんてこと、あるのかな。
[自分のような獣がそう何匹もいるとは思えない。ならば使う気は多い方が良い。ぼんやりと思考に暮れるつつ記憶を遡る。]
確かこの階に住む人で不登校だって 聞いたことがあったような。
[根も葉もない噂ではあるけれど、この建物にて過ごす時間が長いのなら出逢わせる可能性も高いかもしれない。]
――気を付けるに越したことはないね。 面倒だけれど。
[軽い調子で一言。何処からか迷いんだ小石を片足で蹴りつつ、ぼんやりと浮かぶ隣人の輪郭>>50を描きつつ、待ち合わせ場所のカフェへと足を運んだ>>85]*
(95) 2014/10/03(Fri) 15時頃
|
|
―現在・カフェテラス―
[コミュニティサイトに投稿した後、書き込まれた情報を参考にしながら、視線を泳がす。 そのついで飲み物として店員へ声をかける。]
ワイン…じゃあなくて、アイスティーを。シロップ二つ付けて。
[支払いを済ませ、店員が用意する間に先程の返信を綴る。 どうやら相手はてっきりと男のことを女性だと勘違いしているらしい。 どうしたものか。
ぼんやりと考えつつも男は渡されたアイスティーを手に持ちつつ、白い服でチョコレートという何とも退避した男の後ろ姿を探そうとして]
――へえ。
[背中越しに見つけたその人。 なんと声をかけようか。足を運ばせながら男はゆうるりと唇を開いて]
(96) 2014/10/03(Fri) 15時頃
|
|
――Bonjour おはよう ご機嫌いかが?
[いつか耳にした台詞を彼へと送り込んだ。]
(97) 2014/10/03(Fri) 15時頃
|
|
―自宅―
[朝食の後、台所からはシンクを叩く水の音が響く。 時計を見れば、出勤前のいつも通りの時間。 ただこの日一つだけ違う事と言えば、昨日上司から有給のお達しを受けたこと。
珍しく仕事が遅れてしまったのを心配されたのだが、怒られると思っていた…はなおのこと不甲斐なさに落ち込んだ。
洗い物が終われば、音を立てて閉まる蛇口。 名残惜しそうに垂れる雫を背中に受けながら…は便箋が置かれた机の前に座る。一つに纏めた髪を解いて一枚の白紙に視線を落とした。 万年筆を手にとって、紙に先端を走らせる。 ペンの摩擦音と刻む秒針だけが部屋に響く。
–––––相変わらず「時計の家」>>48>>49では正確に時が刻まれているのだろうか。ああ今度はちゃんと謝れるといいな。 いつもよりほんの少し時間は遅れるけれど、公園近くのカフェで菓子折りでも買って行こう。]
(98) 2014/10/03(Fri) 16時頃
|
|
[ガリ。 ペンの先が机に引っ掛かる。 紙の上にじわりと広がる黒い染み。 何だか書く気が削がれてしまって、お出掛け用の鞄を手に取った。万年筆とレターセットを鞄の中に詰め込む。 まだ届けていない本屋と花屋>>28の伝票も入っている事を確認して]
いってきます。
[誰もいない室内に向かって挨拶をする。 返事が返って来ない。いつも通り。*]
(99) 2014/10/03(Fri) 16時頃
|
|
……ッ!
[背後からの声>>97に、思わず途中で送信ボタンを押してしまう。ついでに持っていたフォークも落ちたから、コートの腿の辺りがべちゃりとチョコレートで汚れてしまった。……きっとこれは落ちないだろう。 小さく舌打ちを落としながら振り返れば、そこに居たのはジャニスの予想とは違う人物で]
…………"Bonjour おはよう 奥様は?"
["美女と野獣" 目の前の端末に映しだされたサイトで、ちらりと話題になっていた筈だ。そう思い至れば、ジャニスは成る程と目を細める。……成る程、してやられたというわけか。 とはいえ、女性と出会いたくて此処に居たわけではない。であれば勿論、目の前の"詐欺男"を拒む理由も無く]
てっきり女の子が来ると思っていたわ。 でも……へえ、中々の美丈夫じゃない。
[苛立たしさを隠す事も無く。切れ長の瞳で睨む様にして、目の前の青年を観察する。 自分より大きい上背には、やはり嫉妬めいた感情を湧かせながら。僅かに盛り上がったフードには、どんな髪型をしているんだ、などと眉を寄せてもみたろうか]
(100) 2014/10/03(Fri) 16時頃
|
|
……ねえ。早速だけど、"狼"の話を聞かせてちょうだいよ。 それとも、此処じゃあ不味い話?
――どちらにせよ、お話が聞けたら、どんな"遊び"にだって付き合ってあげるわ。
[汚れたコートを脱ぎながら、先程途中で送信してしまった文面をなぞる様に言葉を落とす。それと共に、手袋をはめた手で対面の席を示した。……座れば?とでも言う様に。 けれど此処で話すのが不味い話であれば、場所を変えるのも吝かではない。その場合、場所は目の前の青年に一任するだろうけれど。
――そうしてジャニスは楽しげに目を細め、相手の反応を窺う様に首を傾げてみせた]
(101) 2014/10/03(Fri) 16時頃
|
|
−大学図書館、背の高い書架の前−
よっ......くっ...
[背伸びをして、どうにか本を手に入れようと努力して。踏み台は探せばあるのかもしれないけれど、探しに行くうちに誰かがとってしまったらという不安が無理をさせた]
あっ
[手が届いた、と思った瞬間、ぱきりと不吉な音がして指に痛み。さして長くしていた気はしないのに、指の爪が折れ曲がり、ひどくいたんだ。分厚い上にたくさんの本を詰め込みすぎているその本は、随分と自分を嫌っているらしい]
いったぁ...もう おとなしく踏み台探して来た方がいいのかも...
[不安と痛みで気分は下降線を辿り始め、声は珍しく、ほんの少しだけ湿っぽくなって]
(102) 2014/10/03(Fri) 16時半頃
|
愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/03(Fri) 16時半頃
|
[転がり始めた雪玉のように不安や涙がこみ上げて行くのを、足を少し引いてかかとを床に打ち付けて終わらせようとする。涙を人に見せる趣味はないし、落ち込みなんかしないのが、きっと自分のイメージだから]
ん、じゃあ、最後に一回、試してみよう で、ダメだったら踏み台ね
[自分に言い聞かせ、再び背伸びをしてさらに手を伸ばして。 彼女の指は2 1.本をしっかりと捕捉した 2.本に爪を引っ掛けることはできるものの捕らえられない]
(103) 2014/10/03(Fri) 17時頃
|
|
[滑る指先から落ちるは口元へ運ばれていたであろう三つに枝分かれした銀河一つ。
耳を掠める乾いた舌の音>>100に、露わになるスッと流れる鋭い目元に、苛立ちすら感じるその瞳の強さに、大凡茶菓子に濡れたフォークの行き先を知る。
舞台役者が綴る台詞に男はゆっくりと双眸を眇めてみせた。]
お見事、お見事。役者だって聞いていたものだから…つい、ね。 まあそれもこんな有名人だとは思わなかったよ。
――随分と可愛らしいけれど。
[眉を寄せつつ何処か鋭い目付きでこちらを観察する役者に青年も頭のてっぺんからつま先までじっくり見回し、一言。 頭上に視線が向けばそう、男はフードを僅かにズラしてみせる。]
(104) 2014/10/03(Fri) 17時頃
|
|
――さて、君は目の前で起きたことを信じてくれるのかい?
[あまりにも堂々とした行為。
フードを浮かせれば男の背後からは頭上に生えた二つの猫のような狼のような耳は隠れてはいても、席へと腰掛ける彼には容易に視界に見咎めることが出来ただろう。
そして彼が獣耳を十分に脳裏に焼き付けることが出来たのなら、また深くフードをかぶりなおす。]
まあ、僕は元々は人間だ。 朝起きてたらこうなってた。
――…本当に、御伽噺みたいな話だよ。
[促されるまま>>101席に腰掛けた男は、シロップ二つ分をかき混ぜた殆ど砂糖と化した液体を喉に通しながら口角を上げる。
そして随分身軽な服装になった青年へと視線を向けつつ唇を動かした。
まるで何か新しい玩具でも見つけたように、楽しげに。]
(105) 2014/10/03(Fri) 17時頃
|
|
君に話した理由は簡単さ。 お茶にでも付き合って欲しいと言っていたから。 そして、 ――“魔法”の解き方について、協力して欲しいから。
[「それが僕が君に強請る遊びさ」 首を傾げる彼に男は行儀悪く両肘をテーブルに立てる。 そうして思い付いたというように瞳を丸くした後目尻を下げれば片手を彼へと向けてみる。]
協力してくれないかい? ――獣に触れられるのは、嫌かな?
[キチンと纏われた手袋に視線を落としつつ、男は愉悦を含んだ眼差しで相手の反応を待った。]
(106) 2014/10/03(Fri) 17時頃
|
|
[変なの、学生は自分がその場面を作り出したと自覚しながら、抓る自分の手を柔に叩く彼>>91の歪んだ表情に言葉を渡したことでしょう。回らない呂律はどうしても、その不協和音の為に頭に残り、学生の腹の底を擽って来ます。暗灰色の瞳が怨嗟に染まっているのを見付けると、態とらしく視線を逸らしてみることも忘れずに、然し笑みは崩さずに余裕綽々とさえ取れる雰囲気でただずむのです。 して、伸ばそうとしてるのか、どうか、兎も角動く彼の腕には――如何反応しよう。学生はその短い間に、鈍間に脳を走らせました。すこし、すこしだけ、敏感にその所作にびくりと震えてしまったことは――気付かれてなければ良いのに。願望さえ心中に埋めました。彼の薄ら笑いが消えたことには、相当にこの頬の赤は衝撃的なのね、と、何処か客観的に物事を述べるのです。]
(107) 2014/10/03(Fri) 17時半頃
|
|
わあ…いつからそんな、先輩想いの子になったの。
[捧げられた言葉>>92には、少しだけ面食らい。瞳を大きくして何度か瞬きを繰り返せば、徐々に目蓋を閉じ目元を緩め、わらいました。口元を両の手で優雅に隠した仕草は、予想外に弛む口元を隠す為かどうか、普段からの仕草として常々忘れずに行っていたことなので、些細な変化には気付くことも、目を向けることも無く。 ただぼんやりと思考の奥底で、他者に求められることは悪く無い、寧ろ公に喜ぶべき喜楽があると、…そう思ってわらったのでした。 その思考とは真逆に言葉はお巫山戯に塗れ。彼の言葉がイタズラか素直かは分かりかねるし、前者だったならとても悲しいけれど。学生は、捻くれた心を隠すこともせず、口頭にて現すのです。]
(108) 2014/10/03(Fri) 17時半頃
|
|
…――斧って、森に迷った姫と談話して、猪の心臓を狩るわけでもあるま、い…し…。…
[彼の答えには、そう、合格点は、あげられない。落第点とさえ言い難い。学生は新しい道を、未知を開く彼の思考に少しだけ尊敬の念さえ示しました。まるで本来の物語を捩じ伏せる言葉たち。 『その先に備わっていた、元からのお噺に興味はないの』『斧は何に使うつもりなの』、そんな事は聞くまでも無く。悪く言えば傍若無人に自分だけの物語を綴ろうとするなんて――ああ、全くどうして、「おかしい」ものなのだろうか。]
昨日と云い、今日と云い…、…非日常でも来るのかなあ。
[学生は目を閉じ、追憶に身を委ねました。然しそれも短い間、再び、否今度こそ正しく差し出された手の平に、のどに言葉を詰まらせるのです。それはどんな意味があるの、現実から抜け出すことなんて、出来ないことは知って居るからこそ――だからこそ、実際に歩を進ませるのは怖い。学生はここで来る臆病さに、小さく自嘲を漏らしてしまいました。 それでも、動かないことには…、現実から迷子になることも出来ないのでしょう。]
(109) 2014/10/03(Fri) 17時半頃
|
|
…行方不明に、なっても良いわ。
[それが昨日往来で出会ったせんせいが気掛かりとする>>64ことだとも知らずに、学生は切なの笑顔に表情を染めながら、言いました。差し出されたその手に自分の手を重ねながら、言いました。 『迷子になるなら、行方不明も怖くないでしょう?』 まるで釣り合わない二つのそれが理不尽だと云うことは、既知。そして目前の彼が日々良く迷子になると云うことも、既知。 学生はただ、蜘蛛の糸にさえ縋る気持ちで――日常の中の非日常に、身を任せるのです。]
ねえ、ねえ。何処へでも私を誘ってよ。 ヘンなお茶会に参加することになっても、構わないから。 そうね、ワインはムリでも、グレープフルーツジュースなら…飲めるかもしれないの。
(110) 2014/10/03(Fri) 17時半頃
|
|
― 自宅→大学へ ―
[カリュクスを見送ったその後、 朝食を取り、スーツに着替えて大学へ向かう。 目当ては図書館だった。 舞台芸術に関する文献を捜さねば
行く道で、庭の辺りで拾った白い羽根を観察する 随分と大きな鳥の羽根、という感想を抱いた 白い繊維が付着していたが、それが何かまでは解らず しかし、綺麗なものだと空に透かして。 薄く微笑む。]
(111) 2014/10/03(Fri) 17時半頃
|
|
― 大学・図書館 ―
さーて、どの辺りに……捜すの一苦労だなぁ
[棚の上に書かれたジャンル分けを確かめながら、 ふと通りかかった処で高度に横着する姿>>103
後ろから近付き、ハードカバーの背を掴む。
そのまま傾斜させれば爪先のみ届いた部分も、 簡単に本を指で捉えられるだろう]
おはよう、朝から図書館に詰めてるとは感心だな。 …踏み台つかえよ、無理せず。
(112) 2014/10/03(Fri) 17時半頃
|
|
―カフェの店先―
[店先に止めたバイクのエンジン音が響く中、扉に備え付けられた鈴が…の入店を知らせる。 入ってすぐのガラスケースに入った菓子折りを眺めた。 男の人だから甘過ぎず、食べ応えがあるものがいいかしら。店員を呼ぶと、15個入りのフィナンシェの菓子折りを注文する。
包装されているのを待つ間、視線は落ち着いた雰囲気のカフェへ。 ふと、今朝のチャットでのやり取りを思い出して意図的に白い人影>>223>>224を探してみた。すぐに見つかった要因は、手に嵌めた手袋に白いコート。存在感のある佇まいのせいだろう。舞台には詳しくないから不躾に眺めるだけでとどまったけれど。 目があったら、思わず顔を逸らしただろう。
ネットの中で話していた人が目の前にいるという、何だかワクワクした心持ちで向かいの男性>>96>>97を見る。]
(113) 2014/10/03(Fri) 17時半頃
|
|
[見覚えのある赤いフード。 待ち合わせ相手は女性ではなかったか?という疑問が頭をもたげる。
彼が 「彼女」の 訳がない。
…騙されたのね。きっと、白い彼も、私も。 暴露する気はないけれどね。 ………よく分からない人だわぁ。 嘆息は店員の声に混ざって消えた。
慌てて菓子折りの入った菫色の袋を受け取る。取り損ねて、店員さんをヒヤリとさせながら。 ペコペコ頭を下げて、そそくさと申し訳なさそうに店の鈴を鳴らした。*]
(114) 2014/10/03(Fri) 17時半頃
|
|
[不意に後ろから伸びた手に一瞬驚き、けれど難なくとってもらった本を腕にだいたときにはその驚きすら笑顔に隠して]
あら先生、こんにちは 踏み台は今取りに行こうと思ってて お手をわずらわせてごめんなさい 助かりましたわ
[言葉は殊勝に、けれど瞳は悪戯げに教授を見上げ、楽しげに笑んで。淑女然と笑いながら爪を一度引っ掛けたから傷つけていないかと、さりげなく確認していて]
(115) 2014/10/03(Fri) 18時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る