242 【突発誰歓】桜が見せた夢
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[雨に晒されることのない空間に、雨の痕跡がひとつ、ふたつ。 杜中への侵入者は光一人ではないようだ]
……うー。
[身体の震えが足元から上がってくると共に、小さく唸る。 靴を脱ぎ、邪魔にならないように隅へと並べた]
毛布とか、何処だっけ。
[こんなことになるなら、きちんと講習を聞いておけば良かったと後悔しても時既に遅し。 杜山中学校は避難所としての側面も持ち合わせていた。 災害時に備えての品は何処に置いてあったか、廃校になる際に持ち出されたのだったか、光の記憶にはない]
(73) 2015/12/13(Sun) 09時頃
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[羽織っていたシャツを一旦脱ぎ、絞り、小さな水溜りを作った。 そうして、また羽織る。
この雨の中、車まで戻るのは馬鹿らしかった。 暫し、雨宿りと思い出巡りをすべく、スリッパに履き替え、校舎内に足を踏み入れた。**]
(74) 2015/12/13(Sun) 09時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2015/12/13(Sun) 09時頃
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[諫める声に確かに、と声を詰まらせる。>>53 目的はどうあれ、傍から見れば自分も立派な不審者だ。]
ごめん、まどねえ。
[少しシュンとして、敵意を抑える。 この攻撃的な性格で今まで随分と失敗してきたのに なかなか懲りてくれない。]
貴方も… ………私は星澤まゆ美。 廃墟マニアさんの名前は?
[とりあえず謝罪をするのは 名前を聞いてからにしよう。]
(75) 2015/12/13(Sun) 09時半頃
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― 廊下→保健室 ―
またお客さん?
[ひょこりと顔をのぞかせた女の子。>>51 今度は失敗しないようにと、慣れない笑みを作って。 若干引き攣っていたかもしれない。]
話をする前に、とりあえず。 皆、濡れ鼠状態を何とかしないと。
[保健室を覗いてみると 戸棚にタオルが詰まっていたので、何枚か抜き取った。 後の二人にも手渡して。 乱暴な手付きで自身の髪と身体を拭う。
後はまどかの提案通り>>57、腰を落ち着けようか。]
(76) 2015/12/13(Sun) 10時頃
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[そのまま走り続けると、薄暗い視界に懐かしい風景が写る。 しかし、それと同時に目的の半分はもう達成されないと知ってしまうこととなる。]
桜…、まあこの雨ならそうなるよな。
[例年この時期なら鮮やかな桃色を見せてくれるはずだった桜の木。 少なくとも自分が入学したとき、そして卒業したときはあの桜はずっとやさしい香りと色彩で迎え入れ、そして最後は送り出してくれた。 そんな桜すらも生徒を迎える役目を終えたかのように沈黙していた。
廃校になってしまえばあれもどうなるかはわからない。 ゆえに五感に目で、鼻で、焼き付けたいと思っていたのだが。
しかし感傷に浸っている暇はない。 ガンバッテ、と心の籠っていない声援を受けつつ、先を急いだ。]
(77) 2015/12/13(Sun) 10時半頃
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―杜山中学校・下駄箱―
[成長した今では以前より小さく見える正門。 開かなければ飛び越えるかと思っていたそれが、すんなりと開くことに疑問を感じる余裕はなくて。
玄関口のドアをくぐって下駄箱にたどり着くと、 べしゃりと気持ちの悪い感触と共に腰を下ろした。]
はー…マジかあ。 ほんっと、さいあ…っく、うう。
[独り言の途中に、ぶるりと震えがくる。 フィリップ以外誰も見ていないだろうが、それでも少し恥ずかしくてごほんとひとつ、咳払い。 ところが、相棒はそんな自分の意図など酌んでくれるはずもなかった。] 「ガンバッテ!ツバサ、ガンバッテ!」
[しんとした廊下にコンゴウインコの大きな声が響いてごまかそうとした恥ずかしさがぐんと増す。
冷たくなっていた頬が熱を持つのを感じつつ、今だけ相棒がインコであることをひどく恨んだ。]**
(78) 2015/12/13(Sun) 10時半頃
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ーー 音楽室 ーー
[探していたのは身体を拭うタオルや寒さを凌げそうなものであり、この部屋はそれらから最もと言わずともそれなりに遠い位置にあった。 それでもドアを開き、閉めるのも忘れ足を踏み入れ見渡した理由は。]
[教卓の位置から窓の外を見る。 まだ早い時間、しかし雨雲のせいで薄暗く桜の木は花を散らして。]
……………。
[吐息は声無き嘆きを乗せもう二度と音を響かせないこの部屋に消える。 ……これは父が見たがっていた風景ではない。]
(79) 2015/12/13(Sun) 12時半頃
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[こんなものならわざわざ来なくても良かったな、いやいや今更何を言ってるのか。自問自答は無意味なもの。 そんな時「ガンバッテ!」>>78やけに明るく響く大声が開いたままの扉の先からここまで届いた。]
……は?
[なんだ今のは。とても廃校には似合わない声に何が来たのか考えもつかなくて。 まさかインコを連れた人間だなんて、分からなくて。 少し警戒しながら廊下を覗き込んだ。*]
(80) 2015/12/13(Sun) 12時半頃
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― 廊下 ―
[どうやら自分の登場でジャージ姿の女性を驚かせてしまったようで。>>54>>57 慌てて廊下の真ん中に躍り出た。]
あ、ありまぁす! 足ありまぁす!
[焦る気持ちで短いスカートの裾から伸びる太腿をパンパンと叩いて見せ。]
(81) 2015/12/13(Sun) 12時半頃
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― 廊下→保健室 ―
…っと、驚かせてごめんなさい。 アタシは明里雛子っていいます。
[簡単に自己紹介。 黒髪の少女のやや引き攣った笑顔にはニッコリと笑顔を返し。>>76 応える者がいれば、照れたように挨拶を交わしただろうか。 >>57それぞれ目的がある、という言葉に]
……あ。皆さんも用事があるんですか? ほんと、奇遇ですねぇ。
[しみじみ呟きながら、保健室へついていく。>>76]
(82) 2015/12/13(Sun) 13時頃
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― 回想 ―
[昔から人付き合いはあまり得意な方ではなかった。 叔母のように身近な相手なら気を許し、柔らかく接することもできたけど。 それ以外だとどうにも上手くいかず。 集団生活でよくあるグループ、派閥といったものにも馴染めなくて。 いじめこそ対象にはならなかったが 自然と遠巻きにされ、距離を置かれた。
それでいいと思ってた。 その方が楽だったから。
でもあの子だけは違っていた。]
(83) 2015/12/13(Sun) 13時頃
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あ、あのっ 高校が変わっても。 私達は、ずっと……
[友達、よね?
何とも照れくさい響きだ。 自分で言って顔を赤く染める。
卒業を間近に控えた日のこと。 桜の蕾が膨らみ始めていたのを覚えている。 すぅはぁと深呼吸。
伝えたいのは「ありがとう」と「これからもよろしく」。 柄にもなく練習なんかしながら、あの子が来るのを待っていた。
でも結局、言えなかった。]
(84) 2015/12/13(Sun) 13時頃
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[開口一番あの子が告げたこと。 告白されたのだと。 相手は同じ学校の男子だという。
あまりの衝撃に、 言おうとしていたことなんてすっかり忘れてしまった。]
“……そう”
[自分でも驚くほど、冷たい声が出た。]
“お幸せに、それじゃ”
[多分私は悔しかったんだ。 一番の友達を、初めてできた友達を 見知らぬ男子に取られてしまうのが。
今思えば、何とも子供じみた嫉妬心。]
(85) 2015/12/13(Sun) 13時頃
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[ごめんって謝りたくて 謝れないまま もう5年も経ってしまった。
……あの子はどうしているだろう。 告白してきたという男子とはうまくやっているだろうか。
だったら、いいな。 どこかで幸せに暮らしているなら。
きっと、それで。*]
(86) 2015/12/13(Sun) 13時頃
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― 現在:保健室 ―
明里雛子さん? 私は星澤まゆ美。
[ぶっきらぼうな言い方になっていなかったか 少し心配しつつ。 こちらも簡単な自己紹介。 自分より少し年下だろうか。 まどかのような例もあるから断言はできないが。]
皆さんもってことは あなたも?
[用事の内容は教えてもらえただろうか。 そうでなくとも、さらに踏み込んで問うことはしない。]
ま、お互い災難でしたってことで。
[そう言って忌々し気に、窓を伝う雨粒を睨み付けた。]
(87) 2015/12/13(Sun) 13時頃
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― 保健室 ―
[保健室を覗き込む>>76に、懐かしい気持ちが湧き上がる。 教室よりも見慣れた場所。 染みついた消毒液の臭いが当時を思い起こさせる。 今や埃をかぶっているベッドも、あの頃はよくお世話になった。 よくサボタージュしていた先輩が隣でイビキをかいていたっけ。
(あれで余計に体調が悪くなって…)
思い出に浸っている間に、 星澤と名乗った彼女がタオルを取り出している。 ひょいと隣に近寄っていく。]
あ、アタシもほしいです!
[小学生のように無邪気に手を上げてねだり。 タオルを受け取れたなら、そのまま礼を言って髪や服を拭いていき。*]
(88) 2015/12/13(Sun) 13時頃
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[昇降口を初めて通った時、中学という新しい世界の可能性に胸を躍らせた。 通り慣れた頃、小学校でも中学校でも世界は変わらない、と知った。
今、昇降口を抜けて廊下へと踏み出した光は──。 その心、光のみぞ知る]
(89) 2015/12/13(Sun) 13時半頃
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──回想:とおい過去──
[城崎光は感情表現が苦手な子供でした。 あまり動かない表情が気味悪かったのでしょう。 小学生、高学年から一部の同級生に悪魔の子だとか魔女だと陰口を言われていました。 光はどちらかに統一してくれと願ったものです。
中学一年生、春。 またもや面倒な方達と同級生。 時は平等なのだから、急に学年が変わることなんてありません。 特に世界は変わりませんでした。
中学一年生、夏。 担任が私を気にして、何度も何度も面談を重ねました。 何度目かの面談の時に、時間がお互いに擦り減るだけじゃないかと光は思いました。 担任は、『城崎さん、今不満に思っているでしょう?』なんて言いました。 その通りです]
(90) 2015/12/13(Sun) 13時半頃
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[担任はいい人間だと思いました。 時々勧めてくれる音楽は、光の心を癒します。 たまたま受け持った生徒に、忙しい中、こんなに時間をかけてくれた事に感謝します。
担任との面談の成果でしょうか。 茶道部の打ち解ける事ができた部活仲間のおかげでしょうか。 少しずつほんのりと柔らかくなる光の表情に、陰口の尾もゆっくりと引いていきました。 もう悪魔の子や魔女とは、呼ばれません*]
(91) 2015/12/13(Sun) 13時半頃
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[中学時代の過去を振り返りながら、歩く。 備蓄品の場所も歩いていれば、そのうち思い出すやもしれない。 スリッパの音があまり鳴らないように静かに、そっと。
二階へと続く階段に足をかけた時、響く大きな金属音にも似た声。>>78]
な、に……?
[音がした方向に、向かう。 首だけ覗く男>>80がまず、目に入った。 その顔は、先程まで思い出していた担任のそれとよく似ているように思えた]
せんせ、い?
[それは、また会えたらと願う人。 年齢から見て、担任であるはずがないと分かっていても声は漏れ出した]
(92) 2015/12/13(Sun) 13時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2015/12/13(Sun) 13時半頃
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― 保健室 ―
[名前を呼ばれ、星澤の自己紹介に朗らかに応えた。>>87]
星澤まゆ美さん! よろしくお願いしまーす!
[あなたも?という問いかけに一つ頷き。]
そうなんです。 校舎がなくなっちゃう前に、ちょっと卒業式をしに。 本当の卒業式は、出席できずに終わっちゃったから。
星澤さんもやり残しがあるの? ここにいる人たちって みんな何かしら未練があるのかな…
[詮索するつもりはなく。 世間話のように【やり残し】について尋ねてみる。 応える声がなければ、そのまま流して雨音に耳を傾けるだろう。**]
(93) 2015/12/13(Sun) 13時半頃
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[首を出せば聞こえたのと別の方向から現れた女>>92状況からも落ち着きある年頃に見えることからも、彼女があの声の主とは考え難い。 とすればはてさて、この学校には一体何人集まっているのだ?挨拶もせずその姿を見つめた。 それは不意に思ってもない呼び方をされたせいもある。]
ああ。
[少し置いて一人納得した。 廊下に出る、雨を拭わずに滴らせた姿で対面して。]
あなた、父の教え子ですね。
[自分ではよく分からないが、おれは父の若い頃によく似ているそうだ。 子供の頃にこの土地を離れたから、かつての教え子によって間違えられるというのは初めての経験ではあるが。]
初めまして。
[よく似た顔で口にしたのは別人であると示す挨拶。 驚きも親しみも浮かべることの無かった、揺らぎの無い表情。それはかつて父が担任を受け持っていた頃の彼女のようだとは、知らないこと。*]
(94) 2015/12/13(Sun) 14時頃
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―保健室―
[まゆ美の後をついていき、保健室にたどり着いた。 タオルを配るまゆ美に、気配りが出来る良い子だと、自慢の姪っ子を誇らしく思いながら。]
あ、自己紹介。してなかったね。 まどかさんは……、大塚まどか、です!
[一人称でいちいち自分を呼ぶ所為で、名乗る必要もなかったかもしれないが。]
雛子ちゃんって言うんだ、可愛い名前ー。
[若そうな彼女に軽い笑みを投げ、保健室をきょろきょろと見て回る。彼女がこの部屋に馴染みがあることは知る由もないが、自分は正反対、保健室や病気には無縁だったから。
卒業式、という言葉にぱちりと瞬いて>>93]
そうなんだ、じゃあ雛子ちゃんも此処に通ってたんだ。 まどかさんたちと同じだね。
(95) 2015/12/13(Sun) 14時頃
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雨、どのくらい続くかな。
[窓辺に歩み、レトロな鍵をあけて、 軋む窓をすこしだけ開けた。 ひゅう、と短く風が吹き込む。 庇のおかげで、雨が降り込むことはなかった。
まだ、ざあざあと降り続ける水に満ちた外の光景。 滲んで、消えてしまいそうな、思い出をたぐり寄せるよう 冷蔵庫みたいに冷えた窓に手を当てる。]
(96) 2015/12/13(Sun) 14時頃
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[雛子の、"未練"という言葉に、胸が淡く痛む。 そうなのだろう、自分はここで やらなければならないことがある。]
……タイムカプセル。
[ちらりと三人に目を向け]
穴を掘って、埋めたんだ。 土塗れになって、楽しかったなぁ。 それを掘り返しにきたわけさ。卒業から10年の節目だからね。
[そこにひとつだけ、嘘を混ぜて。]
(97) 2015/12/13(Sun) 14時頃
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[たのしいなんて感情ではなく ただただ、泣きながら埋めた思い出――**]
(98) 2015/12/13(Sun) 14時頃
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ふぅん。
[卒業式に出席できなかった。>>93 語り手である少女の無邪気な雰囲気で 悲壮感は和らげられているが それは、とても哀しいことだったろう。]
……できるといーね。
[幾分ぶっきらぼうに告げた後。 まどかもぽつぽつ零すのを見れば。>>97 あれ?これここに来た目的を話していく流れだったりする? なんて内心焦りながら。]
(99) 2015/12/13(Sun) 14時半頃
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私は…… 友達に、会いに来た。
校舎が、無くなってしまう前に。
[喧嘩別れのうえ、当時は携帯電話も持っていなかった。 当然アドレス交換なんてしていない。 だから私とあの子を繋ぐのはもうここしか残っていない。
本当は『約束』なんてしていなかったから。 会えるわけは無いんだけど。
それでも口に出せば、少しだけすっきりした。]
(100) 2015/12/13(Sun) 14時半頃
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[声は男性に届いたようだった。>>94 光の脳内を占めるものは、あの大きな音から担任に塗り替えられた。 彼の挙動を見守る]
貴方が長谷さんならば、恐らくそうです。 ……初めまして。
[その場で、上体を腰から15度前へ傾ける。]
すごく、濡れてます、ね。
[雫が滴る彼の状態を見て、一言。 光自身も似たような状態であることは棚に上げた。 伺うような表情で、感想を告げる。 告げた先である先生の子供の表情は、いつだかの自分を思い出させた。]
(101) 2015/12/13(Sun) 14時半頃
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