213 舞鶴草の村
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隣って……、もう来てるじゃねェかァ。
美味けりゃ……? なんでィ、団子の味なんて酒の味に負けちまうんじゃねェのか……?
[大きく吸った空気の残量が無くなって、また口から息を。『酔っ払いとだけは結婚しねェぞ』と密かに心の中で誓いながら目の前に差し出された其れを見て『あ、』と声を漏らす。 差し出されたみたらしは決して自慢などでは無く、僕に分け与えようとしてくれているらしい。おずおずと『い、いいのかィ?』なんて上目遣いで問い手を伸ばし――今迄邪険していたことを少し後悔。 もしかしたらそんなに悪い奴じゃァなかったのかもしれないなァ。でも、酒と団子が合うのかなんて僕にはまだ分からないから許してくれよな。
両手のみたらしを交互に見比べては江戸には良い奴ばっかりだ、というとっちゃんの言葉を思い出してにこり。 帰ったらとっちゃんに教えてやらなくっちゃ、と思いながら頬張った団子の味は美味しくて表情を綻ばせた。]
(70) 2015/01/18(Sun) 22時半頃
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[>>56笑いを含んだ女性の問いには、はてと首を傾げるばかり。 何しろ、会話をしているその相手がどれだけの身なりなのか。何を持っているのか。 本来ならば真っ先に認識されるはずの情報は、全て遮断されているのだから。 自分には分かりゃしない と、とぼけて見せることだって許される筈。そう踏んで。
ひときわ高く鳴った下駄の音は、まるで是を告げる返答のよう。 >>57さも愉快げな笑いの理由までは、測れやしないから。やっぱり物好きだ と、呆れ混じりの言葉は身の内へ落とし込むのみ。]
言ったね? 懐が軽いんなら、暫くこの辺りにゃ寄り付かない方が良いんじゃあないのかい。
何処でも弾いてんだから。
[いっそ脅迫じみて投げ返した言葉は、“それじゃあ期待して待ってるよ”、 などと言い換えても良かったかもしれない。 彼女の上げた手こそ見えねども、適当な方向へ手のひらを持ち上げて、しっし と追い払って見せたのだったか。]
…自分の名前は名乗りゃしねえ。
[一方的に投げ付けたにも関わらず、そんなところばかり常識的な文句を 聞こえない程度に落としたけれど。*]
(71) 2015/01/18(Sun) 22時半頃
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[>>52――“羽振りの良い姐さん”の話は、へえと首を傾げこそしたけれど、話半分に聞き流していただろう。]
あァ、あたしは兎も角、あんたは得意そうだ。 あんたの手のひらはきっとでっかいんだろねぇ。
[さらりさらりと語られる 滑らかな語り口の甘ぁい言葉に、自身はさて置きそんな感想を。 『莫迦な男を手玉に取る』と、短気な侍が耳に留めでもしたら刀のひとつも抜き兼ねないことを さらりと言ってのけた相手を、咎めるつもりこそない。 受け入れるつもりも、ないのだけれど。]
(72) 2015/01/18(Sun) 22時半頃
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[>>53そうして――すっぱり、とは言い難いものの、否と告げたのなら。 ほんの僅かに訪れた沈黙に、併せて首を傾げた。
それでもどうやら、辞退は受け入れられたよう。 そこらの粘着質な男よりは 余程良いと。突き返した銀貨が相手の手の内で小さく鳴るのを、内心ひそかに歯噛みしながら 見送った。
>>57ぽつりと落ちた訛りの姉さんの言葉は、しっかりと敏い耳には届く。 だけれど それも自身からすればどこか的外れであった故に、複雑な顔。]
…金の話じゃないっての。
[幾ら積まれたところで、“自由”に変えられるものなど有りはしない。 離れて行く姉さんも、それとは反対にさらりと触れてきた姉さんも。 持論を語ったところで、理解されるとはどうしても思えないけれど。]
(73) 2015/01/18(Sun) 22時半頃
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おや、思ったより若そうだ。
[品定めか挨拶か。触れる腕には進んで手のひらを添えて、滲む雰囲気から思い描いていた姿とは裏腹な 未だ肌理の細かい肌に、小さく唸る。 返された忠告には薄く口角を上げて、まるで小言を聞き流すように首を振ってみせた。]
何でも、…か。 そんなら、あたしの方から盗っちまいたいぐらいだよ。
姐さんの目には今、どんな景色が映ってんだろね。
[言外に、“盗られる物など有りはしない” そう含めながら 利かぬ目をとんとんと指して、冗談目化して伝えれば。 話も切りが良いとばかりに、勧誘は終いだとばかりに。三味線を抱えて、着物の膝を直す。
彼女がそのまま食い下がってくれたのなら、多少は気を良くして、名前くらいは尋ねるつもりになっただろう。 そうでなければ、そそくさと逃げ出すだけ。 どちらにせよ、手に収め損ねた金の匂いは やはり少々、居心地が悪い。]
(74) 2015/01/18(Sun) 22時半頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 22時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 22時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 23時頃
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[『にィ!ありがとお!さっすが金持ちはちげェや!』なんて言われれば振り返ってひらひらと手を振り返してやる]
まったく、小僧は団子1つで大騒ぎか
[それもそれで 良いのだろう 今日も平和な江戸に 鼠小僧の噂が飛び交う]
……盗まれて困るものなど、俺には無い
[金も、身ぐるみも 褌一丁になっても、演技が出来れば何も問題は無い。この身1つあれば何も要らないのだから]
次の演劇まで時間はあるな
[確か次も鼠小僧だったか、と今になってこの演目に人気が出てきたのもきっと噂のせいなのだろう 知ってる人も知らない人も話を聞きにやってくる。そう時間を潰すつもりで肆区へと歩いて行くと、三味線を弾いている女は居ただろうか。居ないのなら、そのまま参区へと戻るだろう*]
(75) 2015/01/18(Sun) 23時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 23時頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 23時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 23時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 23時半頃
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鼠小僧。 ……ふうん。
[興味は無いな、なんて。そう考えはしたけれど、そこまで口にする事は無く。"今度、是非行きますよ"、と。一応色の良い返事だけは返しておく。 ……鼠小僧。馬鹿げた都市伝説だ。盗めぬ物の無い盗人など、この世の何処に居ると言うのか。
頬を染め首を振る所作>>65は、何とも可愛らしいものだったろう。薬師は表情一つ変えなかったけれど。 それでも、慌てて引かれる手>>66には片眉を上げ。どうやら此方を気遣っているらしい言葉には、ただ首を傾げる。
語学は勉強すれど、流石に此方の風土には疎い。彼と共に居る事が他者からどう映るかなど、分かる訳も無く。ただ、何か気不味い事でもあったのだろうと自らを納得させた。
困った様な笑みには、満足そうに口端を上げつつ]
(76) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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おや。随分と礼儀正しい。 それなら……そうですね。薬を一つ二つ買って頂ければ、それで。
効き目にご満足したのなら、そのままご贔屓に。
["後日改めて"そう言われたのなら、肩を竦めながら己の鞄を指し示す。開いたまま地に置かれたそれからは、幾つかの薬瓶が覗いていて。店まで来てくれるのなら、もっと良い薬が渡せるだろうと伝えおく。 芝居をしているというのなら、彼に使ってもらえばそこそこ宣伝にはなるだろう。このまま贔屓にしてもらえれば、それはなによりな事だ。
……と。 差し出された和紙の巾着には一瞥をくれ。中身も分からぬまま素直にそれを受け取る]
……ありがとうございます。 有り難く、受け取らせて頂きましょう。
[顔の近くまで持っていけば、ふわりと香る甘い匂い。正体は未だ分からぬままだが、彼の前でそれを開く事はせず。ふにゃとした笑みには、軽く眉を寄せた笑みを此方からも。 素直で鈍感。嗚呼、こういう手合いは得意ではない]
(77) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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――さようなら、お嬢さん。
[すっかり口に馴染んでしまった冗句を再び口にし。振られる手に手を振り返す事もせず、ただその背中を見送った。 そうして充分距離が離れたのなら、徐に薄手の手袋を外し、ぱさりとそのまま地へ落とす。開けたままの鞄から、新しい手袋を出せばそれを着けて。ふん、と一つ鼻を鳴らした。 人の肌の触れたそれは、どうにも居心地の悪いものだったから。
手袋を変えて落ち着いたのなら、巾着を開いて中身をちらと確認する。甘い物を好まない薬師には、結局その正体には思い至らず]
……菓子か。 ふむ。奴にやるかな。
[甘味が好きだとかいう知り合いの姿を思い浮かべれば、巾着を白衣のポケットに押し込む。礼を横流しにする罪悪感など、薬師が感じるわけがない。
鞄を閉じればそれを取り、かちゃかちゃと耳障りな音を立てながら、肆区の方へと足を向けた。 どうにも今日は、働く気が失せてしまったものだから。店に帰って、薬の調合でもしていようか*]
(78) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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母が病に倒れ亡くなった後も僕は屋敷に残れた。
しかし主人が亡くなると、僕はこの屋敷にいることは出来なかった。 残ろうとも思わなかった。煩わしい世間の言葉にはうんざりだ。 もう子どもではない、一人で生きていこうと決意した。 もちろん引き留められることもなかった。
噂話は噂なのかもしれない真実なのかもしれない。 今となっては誰にも聞く術はない。
手元に残った母の遺品の簪は答えてはくれない。 こんなものいっそ捨ててしまおうか―
屋敷の主人に感謝はすれぞ、母には何も思わない。 屋敷で過ごしていた日々から母に対して次第に怒りや憎しみすら覚えていた。
(79) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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―陸区―
小屋が立ち並ぶ中でぼんやりと座り込み空を眺める。 ここは静かでいいや。皆が皆素直に生きてる。
「さぁてそろそろ金稼ぎに行かないと。」
明之進は立ち上がり伍区の方へと歩き出した。
(80) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 23時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 00時頃
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[あれから暫く歩いて、漸く自らの店の前へと至った。
肆区と伍区の丁度間、橋の近くに薬師の店はひそりと構えている。看板も無ければ暖簾も無い。見ただけではそこが薬屋だとは誰も思わないだろう。 だが、それで不便をした事は無い。宣伝は多少面倒だが、質の低い客の相手をする方がずっと面倒だ。身分で分け隔てるつもりは無いが、客を選ぶくらいは良いだろう]
……ただいま。
[従業員は薬師ただ一人故、返事が返ってくる事は無い。故国へ帰れば迎えてくれる家族が居るが、今は未だ帰る訳にはいかなかった。 万病を治すという"あの薬"を見付けるまでは、未だ。
店の中へと進めば、薬瓶やら箱やらが所狭しと並んでいる。細い通路を進み、勘定場までくれば一つ息を吐いた。
客の常備薬が無くなれば、出向いて補充するのは確かに薬師の仕事だが、この歳になるとどうにも骨が折れる。いっそ人でも雇おうかとも思うが、異人の身である自分の店で働く者など居ないだろう。本当に面倒な事だ。
軽く肩に手を当て、ぐるりと腕を一回し。そうして鞄を開ければ、今度はそこに切れた薬を補充して。 それだけ済ませれば、一休みしようかと、勘定場である座敷へと腰を下ろした]
(81) 2015/01/19(Mon) 00時頃
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ー少し時間が経ってから、呉服屋前にてー
…よし、頼まれてたものは全て買い終えた、かな…。
[迷い迷った結果、店の女主人が勧めるままに買ってしまった。時間も押していたのだから、仕方ないだろう。そもそも帯留めの購入を僕に頼むのが悪いのだ。そこまで考えてから、ふと女主人の言葉を思い出す。 『最近、鼠小僧が出るって噂でねェ…。ほら、おっきな屋敷から金品盗んでは貧乏人に配るって言うアレよ。…そんなんが本当に居たら私らは苦労なんかしてないさね…』 …鼠小僧。そういえば遊女らも話していたような気がする。こういった世間話を無駄と考えているので碌に覚えていないが、上客が被害にあったとか言っていただろうか。稼ぎが減ると嘆いていた。]
鼠小僧ね…。うちの客からは盗まないでもらいたいものだ。
[そういい暫く歩くと、既に鼠小僧の存在は頭から消え、この後の昼見世のことのみ考えていた。]
(82) 2015/01/19(Mon) 00時頃
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−ふらふらと
さーて、どうするかなぁ あっ、痛…
[腕をぐるぐると回すうちに違和感に気づく 血が出ている どうやら、先ほどの騒動によって…筋をやられたようだ
「正義の味方」は万全でなくてはならない 有事のときに、全力を出せないと困るからだ]
困ったな…
[このままでは [正義の竹刀」が振るえない そう思った先に、見かけた看板]
たのもうう!!!!
[診療所には不届きな大声が響いた >>81}
(83) 2015/01/19(Mon) 00時半頃
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[只、強いて言うのならば……掌なんて生易しいものなんかじゃない、が。其れはきっと掌なんかよりも広い何か。江戸中の金を巻き上げようと広げた広い広い風呂敷。 ――きっと其れは目の前の女には伝わるわけがないだろう。長い長い、気の遠くなるような刻を遊郭で過ごした人間にしか分からない話。 だから、ふ、と口を閉ざして目を細める。そう。これでいい。
彼女>>73の内心なんぞ察することは叶わずに、去り行く背中に投げ掛けられた言葉>>57を耳に眉を吊り上げ。]
“籠の鳥”なんて、アンタら余処の奴らが勝手に憐れんでいるだけなのに、さァ。 そもそも籠の鳥が不幸だなんて言い方をしちゃいけないと思うさねェ、 アレはアレで幸せに生きているに違いねェよ。
[何処か遠く、女の背中よりも先を見ては吐息と共に吐き出した言葉はずしり、と重く。誰に言うでも、何を伝えるでもなく、虚しく響いては消えて。 最後には『…金の話じゃないっての。』と女の言葉の響き、目を伏せ聞こえない振りを。遊女に対する偏見の目は未だ多い。
――其れはあまりにも切ないこと。貧乏人の僻みは醜い醜い。]
(84) 2015/01/19(Mon) 01時頃
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あら嫌だ。 そこら辺のやり手婆と一緒にしないで欲しいねェ。
[喉を鳴らして笑う反面、ようやく相手が瞽女であることに気が付いたらしく『ほう』と声を漏らし。『どんな年増だと思われていたのかねェ』と皮肉気味に続けて。]
――だったら、盗んでやりゃァいいさ。 アンタの欲しいもンを全部さァ。
[彼女の頬に触れた掌でその輪郭をなぞり、囁かな言葉遊びを。相手の言葉の意味を知ってか知らずか言外に『それなら盗みたいと思えるものを作ったらいいじゃないか』と意を含ませながら。 この場を切り上げようとする彼女からするりと手を引き――。尋ねられたのなら短く“おもん”と江戸ではそれなりに通った名を告げただろう。 そうして遠目に彼女がこの場を去る準備が出来たようであれば、]
今度は是非、アンタの三味線の音を聞かせておくれよ。 楽しみにしているからさァ。
[後れ毛を掻き上げそう告げて。『またねェ』とひらりひらりと手を振ってからその場を後にする。**]
(85) 2015/01/19(Mon) 01時頃
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[店内に響く声>>83に咄嗟に顔を顰める。あまり五月蝿い客は好まないのだけれど、来てしまったのなら拒む事も出来ずに。それでも笑顔を浮かべる程、愛想良くは出来なかった。
薬師は金ズル相手でもない限り、愛想を振りまいたりはしない。先の女形は金の卵だと思ったからそうしたのだ。今目の前に居る相手はとてもそうは見えない]
……いらっしゃいませ。 薬をお探しで?
[微かに漂う鉄の香り。なれば、きっと彼は何処ぞに怪我を負っているのだろう。 竹刀を持つ腕に気付けば、喧嘩でもしたのだろうかと眉を寄せる。万が一にも巻き込まれるのはごめんだ]
傷口を見せて頂ければ、それに合った薬をお渡ししますよ。 此処で付けていっても構いません。とはいえ、治療までは専門外ですが。
[それでも客は客。金を払ってくれる相手はどんな者でも神様だ。勘定場からついと腕を差し出して、傷を見せろと促してみせた。 上客であれば傍に寄ってみせるのだが、彼にそこまでしてやる義理は無い**]
(86) 2015/01/19(Mon) 01時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 01時頃
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[不満げな顔をしたと思ったら、大声を出してきやがった>>69。ちいせぇ癖に威勢がいいじゃあねぇか。]
かっかっか!すまねぇすまねぇ。春松ってぇのか。俺ぁ辰次ってんだ。
[こういう坊主はどうも頭をわっしゃわっしゃとやりたくなるもんだ。残ったみたらし団子を咥えて皿を置いたらそりゃもうわっしゃわっしゃとやった。 もう隣に来てるじゃねえかって…確かにそうだわな。こりゃ一本取られたぜ。 咥えていた団子を飲み込んで、坊主が呟いてた事に勝手に答えてやる>>70。]
酒の味に団子が負けるなんて、そんなこたぁねぇよ。美味いもんに勝ち負けなんざねぇさ。美味いもんは美味い。二つありゃ二つ分美味いのよ。
[酒もまだ飲めねぇ坊主にゃあまだちょっとわからねぇかなぁ。この時俺ぁそう思いながら、酒と団子を交互に楽しんだ。 横じゃあ坊主が美味そうに団子を食ってる。…せっかくだし、ここはひとつ、話題のあいつについて聞いてみるとするかねぇ。]
話は変わるんだけどよ、春松。 鼠小僧って知ってるかい?
(87) 2015/01/19(Mon) 01時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 01時頃
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ー壱区ー
[急ぎ足で戻っていたからか、行きよりも短時間で移動出来たようだ。橋を渡り終えると、昼の少し騒がしい通りが見えてくる。…といっても昼は金を落とさない冷やかしや、人目を憚りもせず好みの遊女に会いにくる常連だ。昼見世はただ時間を浪費するのみである。…だからこそ気の抜けない時間なのだが。]
遅れて申し訳ございません。亀吉、ただいま戻りました。
[見世はまだ開いていないようだったが、開く前にも仕事がある。もっとも今日はその時間は暇をもらっていたはずだが……楼主には黙って頭を下げる。今日も、楼主がストレス発散とばかりに愚痴愚痴と言い出す前に頭を下げ、さっさと仕事に入った。]
姐さん。帯留めはここに置いておくから。
[はいよ、と短い返事を返し、姐さん…僕と同じく生まれも育ちも遊郭である彼女は見世の方へ向かった。僕はその背を確認してから外に目をやる。…見世にくる常連客の名前と懇意にしてる遊女を確認しておくのだ。昼見世に来るほどなら、よほど心酔しているのだろう。身請け出来るほどの身分の持ち主なら放置、駆け落ちされそうな雰囲気なら事が起きる前に始末しなければならない。]
(88) 2015/01/19(Mon) 01時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 01時半頃
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うわっ、ガイジンか?
[思わず声に出してしまった。金色の髪は珍しく、肝を抜くには充分だった それでも、淡々とした態度>>86に正気を取り戻す。そう、異人でも、この人はプロなのだ]
ああ・・・ちょっと、筋をやられて 切り傷も、あるかな…
[ぼうっと答える。ガイジンなど始めて見た。あまつさえ、髪は明るく、肌は白い。 診療所に、患者として来ているのに色々な疑問が沸く]
なあ…センセ…
[素朴な疑問を投げた。 「外の世界」に冠する興味が沸いたからだ 元も、無視されればそれまでだが]
(89) 2015/01/19(Mon) 01時半頃
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[柔い笑みをその顔へと乗せながら、去ろうとする背に刺すように投げられた言葉>>84にぱちりと色の薄い瞳を瞬かせ。 チラリと振り返ってみたのなら、女の吊り上がった眉の、あゝ怖い事、怖い事。
はてさて、何が彼女の気に障ったのか。 それはさっぱり分からなかったけれど、その様があまりに可笑しくて。 ほんの僅かに眉を下げて、息を吐いてはしまっただろうか。]
…あら、それはごめんなぁ。 それはそうかもしれへんね…でもそないして言うキミを見てると、何やほんまに"不幸"みたい。
――……幸せなら、もっと堂々としてればいいのに。
[彼女の瞳が遠く、遠くを見ている事なんて、女に興味などありはしない。 抱えた薬箱を一度抱え直したのなら、まるで分からないとでも言うように、女は小さく溜息を吐いてみせるだけ。
この国の事も、あの女の事も。 自分は何を知るわけでもありやしない。 だから自分の吐いた言葉が、相手にどう伝わったかなんて。そんな事は――考えるだけ、"意味の無いこと"。]*
(90) 2015/01/19(Mon) 02時頃
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[カランコロンと下駄を鳴らし、ふらりふらりと揺れる足で江戸の町を進み行く。 あゝまったく。この国に来てから毎日のように、こうして町を歩いているけれど、まだまだ一向に飽きやしない。]
……ふふ。 あとひと月かふた月くらいなら、居座れるかなァ。
[ひとつふたつと指を折り、持ってきた金を数えてみてから、さてあと何日で帰らねばならぬだろうかと思案する。
小遣い稼ぎにと持ち出した薬の売り上げなんて、雀の涙のようなもの。 金目当てでなく、何方かと言うと人と話す為の口実のような物だから、それでも一向に構いやしないのだけれども。]
(91) 2015/01/19(Mon) 02時頃
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[今日はまた、愉快な御仁に会えたから…唯其れだけで、十分十分、実入りはあった。]
……それにしても、飾りっ気の無い子。 簪か、或いは花のひとつも刺したなら…きっと可愛らしいだろうにね。
[ゆらりゆらりと視線を揺らし、道ゆく人を何とは無しに眺めながら。 銭を落としてしまったのなら、この国に居れる時間は減ってはしまうけれど、あんな事>>71を言われたら寄らない訳にはいかないじゃあないか。
考え事をしていたせいか、折角身につけた訛りはとうに消えてしまってはいたけれど。 甘味処までの道の間、今日あった"愉しい事"へと思いを馳せる女がそれに気付く事も無く。]
(92) 2015/01/19(Mon) 02時頃
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[そうして肆区から伍区へと向かう道の途中、あゝそう言えばこの辺りに、この国で初めて会うた、あの異人サンの家があったかなァ、とそんな事を思うていれば。]
――……あら。アレは何やろか…?
[下駄を鳴らす女の興味を一際引いたのは、道に佇む飴細工屋。 兎に鶴に、犬に金魚に。小さく"からふる"な、そして何とも愛らしいそれは、いとも簡単に女の心を惹きつけただろうか。
ふらりふらりと引き寄せられるかのように、屋台の前へと進み出て。 傍の若者に、期待にほんのり輝く瞳を向けてみせる。]
ねぇ、お兄サン。 これは一体何て言うん?えらい可愛らしい"お人形さん"やけど。
[まさか目の前に飾られたそれら達が、食べられる飴だなんて思いもせずに。 そうしてそれが、飴でで来た細工物だと知ったのなら。 女は驚きに目を見張り、小さく声を上げてはみせただろうか。
そうして甘味好きな女の事。 甘ぁい飴だと知ったのなら、それは買わずにはいられずに。 ううん、ううんと唸りながらも、漸く真白い兎の飴に決めたのなら、銭を払って飴を受け取り機嫌良さげににこりと笑う。]
(93) 2015/01/19(Mon) 02時頃
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……はぁ、これはまた。 見事なものだよ…この国の人は、何とも手先が器用だね……"やね"。
[手にした飴細工をまじまじと眺め、感嘆の息など吐きながら。
――あゝそう言えばかのお方も、この国の菓子をくれたっけ…なんて。 ほんの昔に何度か食べた、あの星の菓子を思い出し、ほんの僅かに哀愁の篭る笑みをひとつ。]
……この国の何処かに居はるんかなぁ。 多分、居はりやせんやろうけれど。
[この名も着物も、そして下駄も。記憶の中の、かのお方を真似たもの。 場所も何も知らぬ人と、今更会う気は無いけれども、あゝあの砂糖菓子だけは今一度食べてはみたいなぁ、なんて。
飴細工屋のあんちゃんに、ふらりと手を振り歩き出せば、兎の赤ぁい目に笑いかけ、その目と同じ赤ぁ唇で、その首をパキリと割り折った。]*
(94) 2015/01/19(Mon) 02時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 02時半頃
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辰次……、飲兵衛の辰次、 ん。おぼえた――よ、
[団子を一口飲み込んで飲兵衛の方を見れば「わあ!」と高い声を。酒の香りにばかり気を取られていたせいか、男の腰に帯びる一振の其れ。義父が刀鍛冶の僕としては其れを見逃すわけにはいかず、目を爛々と輝かせた。]
すげェや! それって真剣だろ? 辰次にィはお侍さんなのかァ?
[燥いだ様子で捲し立て、団子をひとくち。素人目に男>>87の刀は飾りではないように映り、それを目に食べる団子の美味しさは更に増すように思えて。 『二つありゃ二つ分美味い』の意味が少しだけ分かった気がしたんだ。すこぉしだけだけどね。何よりも隣の男がうんと美味そうに団子と酒を口にするもんだから、“そういうもの”なんだって思う他ないよなあ、って。
そんなことを考えていりゃあ突然に『鼠小僧って知ってるかい?』との問い。脈略が無いったらありゃしない、何事だと何度か瞬きをしてから団子を飲み込んで。少し呆れた顔。]
(95) 2015/01/19(Mon) 03時半頃
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なァんだ、辰次にィも信じているのかィ? ……噂の鼠小僧とかいうヤツ。
[最近どいつもこいつも鼠小僧、鼠小僧って言っている。何が楽しくてそんな噂をするのか分からないけれど、少なくとも皆盗まれたくない物の一つや二つあるのかなぁ、なんて考えて。 それはそれで羨ましいと溜息をひとつ。ああ、だって、僕にはもう盗まれたい物なんて残っていやしないんだもの。]
知ってるかって……、 知っているもなにも――、
(96) 2015/01/19(Mon) 03時半頃
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今、江戸じゃァその話題で持ち切りだろう? 嫌でも耳に入ってくるよ、
――話ではだぁれもその正体は知らないらしいじゃァないか。
だからきっと、ただの噂だよ、どうせ。 『人の噂も七十五日』ってね。直ぐに皆飽きるに決まってらィ。
[そう言い切るとぱくぱくと流れるように団子を口に。物の数分で団子を胃に追いやれば満足気な顔で両手を併せ『ご馳走様でした』とぽつり。 何時もはお百姓さんに言うご馳走様も今日は特別で。二枚目のにィと隣りの飲兵衛のにィ、それから団子屋のとっつぁん達へ向け心を込めて。 それから隣の男へゆるり視線を向けると様子を窺ってみる。彼が何か心残りがあるようであれば其れに従うだろうが、何もないようであれば少しだけ江戸の街を散策してみるのも悪くないかなぁ、なんて。]
(97) 2015/01/19(Mon) 03時半頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 03時半頃
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[飲兵衛の辰次…その通りたぁ思うんだが、はっきり言われるとスッとしねぇな…思わず苦笑いしちまう>>95。 と思ったらまた大声出しやがってまーこの餓鬼んちょ元気なもんだ。何がそんなに面白いんだ?…あ、刀か。俺ぁ腰の刀を外して春松に見せてやる。]
…まあ、似たようなもんだ。ああ、けどこりゃお前さんの言うとおり真剣だぜ。
[侍なのかと訊かれて少し考えちまった。まあ間違ったこたぁ言ってねぇ、大丈夫だろう。 …思い出しちまうねぇ。こういうときは酒を呑むに限る。]
…かーっ。酒も団子もうめぇや。
[そんでまぁ、俺が興味有るのはそこじゃあ無くて。鼠小僧の事だ。 …どうやらこの坊主は信じてないらしいな、この反応じゃあ>>96。]
…知ってるも何も、お前さんが鼠小僧ってか?小僧だけに。
[そんでまぁ、思いついちまったもんは出すしかねぇ。ほんの冗談だ。 言った後に…酒がちょっと回り出して来たのかねぇ、んなことあるかぃって莫迦笑いさ。俺が。]
(98) 2015/01/19(Mon) 04時頃
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