191 忘却の箱
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[微笑みと共に返された言葉>>41には屈託のない笑みを返し。]
えへへ、じゃぁ、いただきまーす!
[ぱちんと手を合わせていただく食事は、やっぱり美味しい。 近くに人が来れば、そちらにも手を振ったり挨拶を返したりして。 何ということも無い話なんだろうけれど、会話を振る。
彼女に好き嫌いは無い。 食べ物も、人も、事柄も。 大体のモノに、プラス感情である。]
(68) 2014/09/01(Mon) 15時頃
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[腕から引き抜いたのはまだ柔らかな新芽だった。根ごと毟ってやったけれど、傷口は縫合が必要なほどでは無かったようで 綺麗に巻かれた包帯の上を、反対の手で無意識に強く握り締める。肌の上であれば爪が食い込む程に。]
……オレ行く。メシの邪魔してごめん、センセイ。
[スティーブンと幾らかの遣り取りをした後、青年は腰を上げた。 本当に言いたかった謝罪は飲み込んだまま、食事の邪魔をしたことを詫びて診察室を出る。その瞳に扉の前にいた時程の虚ろさはないが、翳りは晴れぬままで。
後ろ手に扉を閉めると、変わらず漂う芳ばしい匂いと、聴こえる歌。>>44 窓の外、夏の名残の光に灼かれた空気と、庭に溢れる花を揺らす白い風。 目を閉じて。息を吸う。匂い。音。温度。瞼の裏に映り込むひかり。空気。感触。肌を撫でる、その。
開いた目が、その視界に映る世界を凝視する。一秒。二秒。惜しむように。三秒。忘れないように。四秒。忘れない、為に。────五秒。]
(69) 2014/09/01(Mon) 15時半頃
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[網膜の奥に灼き付いた景色を、瞬いた瞼でそっと仕舞って。 青年は歩き出す。ものを食べる気分では無かったが、部屋に戻るよりはずっとマシだ。
自然、食堂へと向けた足取りは、来た時よりは幾分軽く。 誰かと出会うなら、会話くらいはしたかもしれない。]**
(70) 2014/09/01(Mon) 15時半頃
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ペン…何処で貰えばいい……のかな。 先生は…別に、治療じゃ、ないし…… …売店、お金、持ってないし…
[ぎょろりとした眼球を覆い隠す様に、湿気を含むタオルを目元まで被り、緩慢な歩みで、少し薄暗い廊下を進む…足がふと止まった。 天井の、少し奥の蛍光灯から落ちる光がリノリウムの床の上で歪み、奇妙な太い二本線を作っている。 奥へ奥へと平行に続く床と天井。一定間隔に並ぶ蛍光灯の数だけ、床には光が落ちている。]
……あ。逃げる白いの。
[ちいさな頃、何度も捕まえようとした、床に映る光。 子供の視点は地に近い。天井の蛍光灯の光とそれを理解せず 何かが床にこぼれていると錯覚して。近寄ってみるも反射の性質上それはするりと視界内を奥へ逃げる。 数歩おいかけてやっと追いついた、と覗き込めばそこは光源の真下。 自分の影でその『よくわからない白いもの』は消えてしまうし、触れてみてもそこには床しかない。 そんな間抜けな鬼ごっこをやっていた、 何の役にも立たないし、 何の切っ掛けにもなっていなかったであろう、 どうしようもなく半端で些細な、記憶。]
(71) 2014/09/01(Mon) 19時半頃
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何でこんなことだけ、覚えてるのかな。
[呟きながら、あの頃の様に光を追う。 もうあの上には蛍光灯がある事を知っている。いや、まだ覚えている。寧ろ天井に手が届く程に、今は、大きい。 だが今は縋る記憶がそんな些細な物しか無いのだ。一つの光を踏めば、また一つ先の蛍光灯の下へ、といった風に、ゆっくり、ゆっくり、下を向いたまま歩みを進める。
不意に突き当たり。廊下がT字型に分かれている。 床に落ちる光は縦長の線ではなく、広く、窓の形に差し込んでいた。 人工的ではない、恒星の熱と外の花の色を含んだ光は少し眩しく。 ふらり、と頭から血の抜ける様な感覚––––目眩を起こして壁に肩を付く。
この程度なら、問題無い。少しすれば感覚は戻る筈だ… …しかし。
ざわり、と蠢く、日を浴びた脇腹。]
(72) 2014/09/01(Mon) 19時半頃
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[微かに白む意識の中、視界に動くもの、人の少し軽い足取り>>70を捉える。 緩く、引き止める様に手を伸ばす。あのう、と声を出せば、骨を伝わって耳に直接触れる己の肉声。 少しぼやけた世界が輪郭を取り戻す。]
申し訳ないの、だけど。 ペン、みたいな、ええと書く物って… …文房具、みたいなものって。 どこで貰えるか…わからない、ですか。
[相手を怖がらせない様に。 口は余り開かず、目元を隠したまま。 そして相手の顔も表情も碌に伺わないまま。 医師か患者かの判別もついていないまま、ぼそぼそと訪ねた。*]
(73) 2014/09/01(Mon) 19時半頃
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[てん てん、てん。 小首を傾げる相手>>61に じぃ、と視線を送りつつ、少しの 間を数える。 いち、にい、さん。 彼女の唇が開くまできっと 静かに一定の感覚でリズムを刻んでいただろう。]
………。ありがと。
[可愛らしい…“かも” 先程といい、やはり彼女の言葉は何処かふわふわと 曖昧に感じられて。
彼女の手首にて咲き誇る花とは対照的だ。 そんなことを思えば、口から漏れた言葉はただ 一言だけ。
指摘するのは躊躇われた、なんて。彼女が知るところでは無いかもしれないけれど。]
(74) 2014/09/01(Mon) 20時半頃
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………あれ?
[痛くはない 何とも無い ハッキリと答えられた言葉を受ければ改めて、視線を送る。
さすれば彼女の透き通る白い腕を視界に収められただろうか。 収めたられたのなら、辿るように赤い玉を探したか。 きっと暫く目を凝らしたが、彼女の言葉通り、痕は見つからず。]
…魔法?
[不思議そうに一言呟いたか。
だが、もしこの世に魔法などがこの世界に満ち溢れていたのならば、きっと。 自分の頭で暢気に揺れる花弁も。 彼女の柔肌に根を下ろす赤い楔もきっと、存在せず。
首を傾げる彼女に気付かぬまま、吐いた息は重く いずれ溶けていった。*]
(75) 2014/09/01(Mon) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/09/01(Mon) 21時半頃
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[医務室から少し歩いたその、先。 視界の端に、壁に凭れる誰か。>>73惰性で進む足に任せて、首だけを僅かにそちらに向けてみる。
見慣れない姿。顔を上げないままで、片手がゆるりと動く。引き留めるみたいな所作に、思わず立ち止まった。 あの、と、一瞬遅れて声が掛かる。]
あァ?──ああ…ペンなら、備品室にあるよ。用務員のオッさんに言えばくれるけど、居なけりゃ勝手に持ってっても大丈夫。カギ、ついてねえし──ってか、さ。
[言葉を切って、壁に凭れた男の正面に立つ。隠れた目元からは表情は見えはしない。が。 宙を彷徨うその手を、無遠慮に掴んだ。]
口で説明しても分かんねえだろ。連れてってやるよ、新入り。
[ぞんざいな口調で言い放つと、こっち、と返事も待たずに手を引いて歩き出した。*]
(76) 2014/09/01(Mon) 21時半頃
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[首を振る仕草と、その次の言葉>>58に、納得したように目を瞬かせると、こくりと頷いた]
うん。すききらい、あんまりないんだ。
[そして、彼がこちらに来る姿を見ると、また、にっこりと笑った。 彼の頭に揺れる花を見ると、何だか楽しい気持ちになる。
そうして、他愛のない話をクリスたち>>68としながら。食事のときを過ごした**]
(77) 2014/09/01(Mon) 21時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/01(Mon) 22時頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/01(Mon) 22時半頃
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[恐る恐るかけた声に、戻って来た返答は医師の丁寧さは無く、軽く。同じ患者なのか、とタオルの下から伺えばすうと痩せた青年の胴。目線を上げれば想定よりも近い高さに顔があり、慌てて顎を引いた。]
ビヒ…あ、お金、要らないんですね。 …勝手に…それは便利、あ、りが…あー、え…
[備品室。直近の記憶に残るのは各種の処置室ばかり。此処に入った時に案内されただろうか、どの辺りに在るか聞こうか。 言の葉の繋ぎを止めた相手を引き止めようと 伸ばしたままの手がぐいと掴まれ、なッ、と声を上げるがお構い無しに引っ張られて行く]
とっ とっ と、と、い、いいんですかあの、 なんか、す、すんませんっ! えーと…おやか……いや何だっけ…先、輩?
[細身な割に強く引く力に裏返った声で悲鳴混じりの礼を言いつつ、長い足を縺れさせる。 片手では頭のタオルを抑えつつ、日の当たる廊下をずいずいと、風を切る、切る、切る。
角を幾つか曲がったか、食堂の前を通り過ぎたか。 すいすい進む廊下で言葉を交わしただろうか、暫く歩けば検査系統の重い扉とは全く異なった、明るい色の引き戸を見つけたかもしれない]
(78) 2014/09/01(Mon) 22時半頃
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誰がオヤカタだ、誰が。
[縺れる後方の足音もお構いなしにずんずん歩く。良くわからない礼によく分からない声を返して、歩く速度を緩めることはしない。 目的の部屋までの道のりを覚えられるかどうか、などということには一切配慮しなかった。
教えたところで、忘れる奴は忘れる。 このサナトリウムは、そういうところだ。
手を引いたまま、備品室の引き戸の前で唐突に立ち止まる。 自分より少し高い位置にある男の顔を振り仰いで。ここ、と短く言って、親指で扉を指し示した。]
…それから、オヤカタでもセンパイなくて。シーシャ、な。 『アルセーニー・ナルギレ』。カルテにはそう、書いてある、けど。オレそれ覚えてないから。
[言いながら、扉を引いた。 少し埃っぽい備品室は、どうやら今日は無人のようで。躊躇なく室内へと歩を進めると、入口で立ち止まっている男に、入れよ、と顎をしゃくってやった。]
(79) 2014/09/01(Mon) 23時頃
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………偉いな。
[頭を一つ動かして答える少女>>77に、ふっ…と 口元が緩む。
食事の輪>>68に混ぜてもらえたのなら、暫し“緑の敵”と格闘しつつも、どうにかして胃に収めただろう。
舌に乗る苦い味。これを美味しくない。そう思える感覚が、まだ曖昧でないから、“マシ”なのだろう、なんて。]
………。
[誤魔化すように、コップに入っていた水分を取る。 揺らいだ水面に映る自分は何とも言えぬ顔をしていて、一気に飲み干すことにした。
喉を潤す水。 無味の筈であるのに苦く感じるのはまだ渋味を脳が覚えているから、なのか。 判断が付かず、口元を曲げて小さく、本当に小さくため息を吐いた。
男が気怠げにしている間、女性二人はどのように過ごしていたか。 話が続いていたのなら混ぜてもらい、暫くの時間を過ごしただろうか。
“空色の花飾り”は少女の笑みに応えるように、ふわふわと。]
(80) 2014/09/01(Mon) 23時半頃
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[ゆるりと廊下を歩いて行く 廊下は窓から陽が射し込んで 清潔で綺麗に磨かれた壁や床を明るく照らす
両足に履いているスリッパは ムートンブーツを思わせるデザインで
足元だけを見ていると 雪の上を進んでいるような気がするが リノリウムの床はつるりとし過ぎてやはり違った]
(81) 2014/09/02(Tue) 00時頃
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[目紛しく変わって行く室内風景、扉の色、掲示物、香り、プレート。 何とか覚えようと手掛かりになりそうな物を目で追うが、周りに意識を配ると今度は足下が疎かになってしまう。転んで引き摺られるのは駄目だ、と止まらぬ様に足を飛ばしていれば、今度は突如立ち止まった導き手に歩く勢いのままぶつかりかけ。 気付けば目の前で全く見知らぬ戸が開く。]
あ、シーシャ…さ…アルセ…ナ…シーシャさん、ですね。 分かりました、どうも、ありがとう。助かりました。 …ぉ…僕は、ズリエルって呼んでくれれば。 忘れても、結構ですが。
[やや粗雑だが親切な導き手の名を反芻しつつ、頭を軽く下げて備品室の入り口をくぐる。
まず出迎えるのは用務員の事務スペースであろう机だ。貸し出し記録、とあるが忘れっぽい者の多いこの場所で機能しているのだろうか。 その奥に、屹然とそびえ並ぶメタルラック達。仕舞い込まれた物から床に放置された物まで、大小の段ボール。そのまま箱と箱の隙間に置かれた鍋やランプ。ボウリングピン。それ以外にも誰が入れたのやら、古い金管楽器。様々な「物」で、ごった返している。]
(82) 2014/09/02(Tue) 00時頃
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[様々な色のチューブは油絵の具だろうか、水彩絵の具だろうか。 植木鉢が角に重ねてあるのは皮肉なのか、それとも誰か必要とする人間が居るのか。 視界を確保する為にタオルを浅く被り直し、興味深そうに入り口付近から順番に眺めながら、文具系の備品がありそうな場所を探し、奥へ奥へと進むと、この雑然とした個室の中では、場違いな柔らかい白が目に飛び込む。]
………ウェディングドレスだ。
[マネキンに着せられたそれは、少し劣化していて。 使った人、いるのかな、これ。と小さく呟いた。]
(83) 2014/09/02(Tue) 00時頃
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定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
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