人狼議事


52 薔薇恋獄

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日向は、士朗の

2011/05/23(Mon) 10時頃


日向は、士朗の姿を見る。それでも女は無表情のままだ**。

2011/05/23(Mon) 10時頃


【人】 奏者 セシル

    日向、お前がみんなを助けないのなら、
    俺が助ける。




[そして、庭の薔薇を一つ、握りつぶした。]




     助けを呼びにいく。
     ここの連中を殺すな。




[切り抜けられないだろう嵐を、それでも睨んだ。**]

(56) 2011/05/23(Mon) 10時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/23(Mon) 10時頃


【人】 詩人 ユリシーズ

[扉越しに寧人の話を聞く。
 時折現れる女の事も、これからの事も]

 …………。

[寧人が謂う事は判る。
 彼はここで死ぬわけにはいかないのだろう。

 彼が求めるものは、この薔薇煉獄の外にあるのだろうから。
 だけど自分は――…?
 此処を出て、そして今までと同じ。
 母親に犯され、自分を殺す日々が続くだけだ]

(57) 2011/05/23(Mon) 10時頃

【人】 詩人 ユリシーズ


 なあ、寧人。
 さっき…言ったよな?
 此処よりいい場所があるって。

 それって……何処?

[薄く開いた扉の隙間から見える自身の顔はどんな顔をしていただろうか]

(58) 2011/05/23(Mon) 10時頃

ユリシーズは、尋ねる声は、酷く掠れて。雨の音に吸い込まれて消えた**

2011/05/23(Mon) 10時頃


詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2011/05/23(Mon) 10時頃


【人】 奏者 セシル

― 庭・珀が消えた場所 ―

[だが、きっと雨風は強すぎて、やっぱり、歩いても、もう、それ以上は進めなくなる。

 行けたのは、庭園の、珀が消えた場所。





 ここで、珀は、甲斐が好きだと…。]


 ――……くっ

(59) 2011/05/23(Mon) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

[日向の返事はない。否、聴けないのか。
 ともかく、俯いて、そして、珀のあの顔と言葉を思い出して…。]




          ――……




[そのまま、また屋敷に戻っていく。]

(60) 2011/05/23(Mon) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

― 屋敷内 ―

 ――…けーま、あと、静谷はいないのか?

[ずぶぬれで、また、名前を呼ぶ。
 そう事情を知らないのはその二人のはずで……。
 いや、既に、織部によって伝えられてるとは知らず…。]

 けーまッ

[そのまま、大広間から、台所の扉をばんっと開いた。]

 けーまッ……甲斐?

[そして、そこに座っている二人を見つける。**]

(61) 2011/05/23(Mon) 10時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/23(Mon) 10時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[まるで兄のように、優しく。
「愛情」ではなく「親愛」で包んでくる幼馴染を見上げ、笑う]

……けーしくんは、優しいけど、残酷。
ねえ……僕、やっぱり、二人とも好きだよ。
だから、二人のことは……応援、出来ると思う。
でも、でもね。

[笑みが消え]

他の人とか、きっと僕は、我慢できないよ。
無理矢理でも、力ずくでも、たとえそこに心が無くても。
蛍紫君のこと奪って閉じ込めてでも僕のものにしたい。

[普段は聞く事のないような、冷淡な声で告げる。
もう押さえきれない気持ち。
それが本音だった]

(62) 2011/05/23(Mon) 13時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

……あはは、ごめん。何言ってんだろ僕。忘れて。
それに、ふーまくん……いなくなっちゃったのに、ね。
僕……ほんとバカ。
なんで、今になって、ようやく、こんな……

うん、でも……もう大丈夫だから。
僕は、もう一人でも、大丈夫。

[自分の気持ちと向き合えた。
自分を許す事も出来た。
だから、「いなくなって」も、平気だと。
また笑う。いつものように**]

(63) 2011/05/23(Mon) 13時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/23(Mon) 13時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 回想 ―

[蘭香の傍を離れる前、酷く冷たい声音を聴いた。
それは、鳥肌が立つほどの温度の声音。]

 ……楓馬は、死んだ訳ではない。
 此処ではないどこかに日向(ひなた)によって逃がされた。
 居なくなった人たちも同じだ。

[口を開くのに、少し間があった。
自分の想いの先については、言葉にしない。
ただ、彼の言葉に、彼が何も知らないことを知ったから、最低限の情報を置いて行く。]

 此処から出るには、日向(ひゅうが)の恋獄から逃れるには、
 恋愛感情で結ばれた二人か、愛されてると日向(ひなた)が知れた者。

 ――……だから、お前は楓馬に会えるよ。

(64) 2011/05/23(Mon) 14時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 自室 ――

……蛍紫君、馬鹿だね。
それなら、僕よりよっぽど……蛍紫君の方が、会えるし、会いに行ってあげてほしいよ。

[幼馴染のいなくなった部屋で、彼の言葉を思い出し。
紅子さんに顔を埋めながらぽつり、呟く]

……だって、僕は、蛍紫君を愛してるけど。
蛍紫君……僕のこと……
愛してない、くせに。

[溢れる涙が羽毛を濡らした**]

(65) 2011/05/23(Mon) 14時頃

【人】 奏者 セシル

[けーまに事情を話そうとするももう知っているのであれば話は早いと切り出す。]

俺は全員生きて帰す。
でもとりあえずは、先にいった珀を安心させたい。
けーま、
お前珀大事だろ?
珀が消える時、珀の言葉きいたよな。

[そして真顔で甲斐をみる。]

お前、珀の元に早く行け。
耀と同じく大事なんだろ?

俺らはあとから行く。
耀は必ず生きて帰す。

[そう告げると、今度は耀に会ってくると踵を返す。**]

(66) 2011/05/23(Mon) 14時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/23(Mon) 14時頃


【人】 会計士 ディーン

 だから、さっきも言っただろう。
 俺は、今はまだ、行けない(選べない)と。

[2つの恋心の意味を見れないから。見ようとしない……から。
嗚呼、おそらく他者から見れば、蘭香を出汁にして逃げてるようにしか見えないのだろう。
判っているから、それは蘭香に告げない。
また、いつものように無理したように笑う彼には告げられる筈もない。]

 ……愛してるよ。親愛も愛だろう?

[これ以上、言葉を重ねれば、ぼろがでそうで。
紅子さんに蘭香を託して、その場を後にした。

――……何処となく、紅子さんの眼が冷たい気がするのは、自分の心持の所為だろうか*]

― 回想了 ―

(67) 2011/05/23(Mon) 14時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/05/23(Mon) 14時頃


【人】 会計士 ディーン

― 現在軸:台所 ―

[鳴瀬がやってきた時、浜那須と蛍紫は起きていただろうか。
既に起きていたとすれば、少しの会話があったかもしれず。
二人でうっつらしていたとすれば、鳴瀬の声に起こされる形になるか。]

 ちょっ……。

[怒涛のように話されて、戸惑う。
そんな、向かうを此方がコントロールできるかのように言われても、という顔をする。]

 俺は、行けません。行ける筈がないでしょう。
 耀を置いて、   を置いて。

[声にならない箇所、視線は鳴瀬に向かう。
己が此処に居れば、耀と鳴瀬を想うことはできるから。
少なくとも2人は送れると思う。

それでも、強く場を去ろうとする彼を引きとめられないのは、答えを出してない故の弱さ*]

(68) 2011/05/23(Mon) 14時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[長い廊下を、ゆっくりと玄関の方へ向け歩き出す。

 そういえば、今ここに残っているのは、自分と鳴瀬と……誰なのだろう?
 あと何人の生徒達が、この屋敷内にいるのかは分からないが、1人でも多く助かれたならと思う。

 ただ……条件が、難しすぎる。
 元々、多少なりとも気に留めていた相手だったならともかく、そうでない相手に、はたしてそこまで強い恋愛感情を抱くことができるだろうか]

 まぁ……私には、無理でしょうね。

[自嘲する。
 それが、己の死を確定付けることであったとしても。
 現状、鳴瀬以外に恋愛感情を持つことはできない。
 恋愛感情ではなく親愛であったなら、それなら、いくらでも……と思えたが]

(69) 2011/05/23(Mon) 14時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

─ 玄関 ─

[傘立てに置かれていたビニール傘を手に取り、外に出る。
 この風雨では、傘など、ほんの気休めにしかならないことなど分かってはいたが。

 靴とズボンの裾をドロドロにして、門の前まで辿り着く。
 別荘の前の道は、既にちょっとした小川のようになっていた。
 目を凝らして道の先を見てみれば、風に倒された木で、道が塞がれているのに気付くだろうか]

 そういえば、恋獄……とか言ってましたっけね。

[今更のように思い出す]

 ならばせめて、その薔薇の花でも見ておきましょうか。

[雨の中そう呟いて、踵を返す。
 そうして暫くは、庭で、雨に打たれる薔薇の花を眺め歩いているだろう**]

(70) 2011/05/23(Mon) 14時半頃

ディーンは、セシル(鳴瀬)が濡れていることに気がつくと、眉間に皺を寄せた。

2011/05/23(Mon) 14時半頃


ディーンは、セシルに話の続きを促した。

2011/05/23(Mon) 14時半頃


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/23(Mon) 14時半頃


セシルは、甲斐に向き直る。

2011/05/23(Mon) 16時頃


【人】 奏者 セシル

>>68
[置いていけないと、繰り返す甲斐に、向き直る。]

 お前、何言ってる。人の話きいてるか?
 俺は死ぬつもりなんて毛頭ない。

 というか、お前、自分が何様かと勘違いしてないか?
 人を何だと思っている。
 自分以外は庇護対象か?何が置いていく、だ。

(71) 2011/05/23(Mon) 16時頃

【人】 奏者 セシル

 あのな、珀も耀も、 、お前なんかいなくたって生きていける。
 そりゃ最初は哀しいだろう、辛いだろう、死にたくなるかもしれない。
 だけど、人は、そんなに簡単には死なない。
 でも、あいつらだって、しっかり辛い環境の中、今まで生きてきたんだ。
 だから、一時期はつらいかもだけど、
 でも、お前なんかいなくたって、生きていける。

[それは厳しい顔で言い放っただろう。そして、すうっと息を吐いてから…。]

(72) 2011/05/23(Mon) 16時頃

【人】 奏者 セシル

 それよりお前、
 マドレーヌ、食ったろ?

 あれを作ったのは、誰だ?
 お前がいなくなって、本当に絶望に立たされるのは誰だ?

[睨みつける。]

 よく、考えろ。
 そんなことも考えず、珀も耀も置いてかない云々いってるお前なんて、
 何の役にもたたない。

(73) 2011/05/23(Mon) 16時頃

【人】 奏者 セシル

 役に立たないくらいなら、向こうで一人になってる珀の元に早くいってこい。
 ここで、お前が残るっていってることは、珀を今度はひとりぼっちにするだけだ。
 わかってるだろう?

 耀は俺が必ず帰す。
 耀だけじゃない、けーまも静谷も織部も文先生も、
 絶対に生きて帰す。

[それから少し、間を開けて。]

 置いてくの置いてかないの、そんなこと考える暇があったら、日向(ひなた)に日向(ひゅうが)の呪いがどんなものか聴いてこい。
 呪い殺す類か?それとも…。

[少し黙って、雨風を聞いた。]

 死ぬぞって宣告されて、はい、そうですか、なんて、
 承服なんて絶対しないからな。

[それは宙に向かっても言い放つように…。]

(74) 2011/05/23(Mon) 16時頃

【人】 奏者 セシル

[そう、たとえ逃れられない運命だとしても、
 だからといって、大人しく目を背けているなんてできない。

 最後まで、あがく。

 将棋だってそうだ。
 もう負けたと思った局面でも、
 完全に負けではないなら、あがく。

 起死回生がない、とわかっていても。
 絶対にあきらめない。]

(75) 2011/05/23(Mon) 16時半頃

【人】 会計士 ディーン

 ……何様とも、思ってませんよ。

[感情を決めつけるとか、何様と思われるとか……。
人付き合い下手と一人っ子属性が混じり合って、誤解を受ける。
だから余計に対人が苦手になった――引き籠りかけた意識を、厭と無理に叩き起こせるようになったのは、少しは成長したんだろうか。]

 ええ、そう、思います。
 俺が居なくなっても、2人は生きていける。
 だから、耀は戻してやりたい。
 こんなところで死なせたくない。
 
[母のことを言われるのは辛いが、けれど母には父が居る。
とても、とても申し訳ないとは、思うけれど。
それに、同じ力を持つ父には、もし死んだとて、話せる可能性もなくはないと思う。]

(76) 2011/05/23(Mon) 16時半頃

【人】 会計士 ディーン

 俺は、貴方以上に考えてますよ。
 考えた末に、此処に居ると言っている。
 俺は、教師ではないから、どうしても、貴方と耀を逃がすことが1番になる。
 俺は、視えるから、状況の悪さは貴方以上に判っている。
 貴方のように楽観視できない。

 ――……貴方には、視えないでしょう?
 この庭にある、薔薇に宿る想いの残滓が。

[日向(ひなた)に、日向(ひゅうが)が勝った時の末路はうっすらと聴いている。ずっと此処に囚われると。その結果があの薔薇であることは想像するは簡単だ。]

(77) 2011/05/23(Mon) 16時半頃

【人】 会計士 ディーン

 彼女と話ができない人達が残ってどうするんですか。
 今、ここで話ができるのは俺だけです。
 話ができれば、彼女も救えるかもしれない。
 彼女の魂が落ちつけば、皆助かるかもしれない。

 ――……勢いだけで、全て片付くと思ったら間違いです。
 貴方こそ、何様のつもりですか?

[大事に思うからこそ、睨み返した。]

 皆、助かりたいと思うなら、貴方が先に行って下さい。
 もう、あまり時間がなさそうなんです。

[ぼそり、雷の中で聴いた声を思い出し、告げた。
視えるから、聴けるからこそ苦しい。眉間に皺を寄せた。]

(78) 2011/05/23(Mon) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

>>77
 視えないから何だ。
 何が逃がすだ。
 やっぱりお前、勘違いしてるだろう?

 耀は死なせない。
 お前も死なせない。
 大事なら、珀のことも考えろ。
>>78
[睨みつける甲斐にはまた睨みを利かせたが、今度は逸らし…。]

 俺が先に行ったら、誰が引っ張る。
 お前はアテにならん。

(79) 2011/05/23(Mon) 17時頃

【人】 奏者 セシル

[そして、けーまに振り返る。]

 けーま、珀は甲斐が好きなんだ。
 お前は珀に恋してるんだろう?

[それは、屋上でのやりとりと、珀を部屋に運んだときのやりとりから予想がついて…。]

 珀が大事なこいつを、お前も大事に思ってくれ…。
 俺も、こいつが、今は誰よりも大事だ。

[それは甲斐に視線を送りながら。]

 じゃ、俺は、耀と静谷にあってくる。
 お前は甲斐から、日向(ひゅうが)の呪いについて聴いておけ。

[そして、今度こそ、台所から出て行った。**]

(80) 2011/05/23(Mon) 17時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/23(Mon) 17時頃


【人】 会計士 ディーン

 では、どうやって、貴方は日向を救ってくれますか。
 皆の中に、彼女も入っていますか?

 ――……貴方が言っていることも、俺と対して変わらないですよ。

[溜息を吐く。鳴瀬の唯がむしゃらに皆を生かすという想いだけで、具体的な計画が視えない話より、日向と例えば永久と言われるほどの時間をかけても話すことでどうにかしようと思う自分の方が、いくらか現実性がある気がするのだけれど、いかがなものか。]
 
 ――……。

[そして、鳴瀬の口から暴かれる浜那須の気持ちに、眼を見開いた。まず、浜那須を視て、鳴瀬を見返した。
実際の行動として、頭を抱えた。去る鳴瀬に何も言えない。]

 踏みこんではいけない気持ちの領域はあるんですよ。

[姿が見えなくなった後、ぼそっと呟いた。
その後、沈黙を作る。この状況で、どう浜那須に話しかけていいやら判らない。新たな生徒虐めかと、鳴瀬に思った*]

(81) 2011/05/23(Mon) 17時頃

ディーンは、むっつりとしたところで、鳴瀬の言葉の1つの意味に気がついて顔を赤らめた*

2011/05/23(Mon) 17時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/23(Mon) 18時半頃


【人】 奏者 セシル

― 珀と耀の部屋 ―

[そして、二階にあがれば、耀の部屋のドアをノックする。]

 耀……大丈夫か?
 鳴瀬だ。

[声をかける。]

(82) 2011/05/23(Mon) 18時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/23(Mon) 18時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン

─ 庭 ─

[薔薇の香に、雨と土のにおいが混ざる。
 歩くたびにくっきりと付く足跡は、けれど暫く後には雨に消されてしまう]

 晴れた時に見られたなら、どれだけ綺麗だったでしょうね。
 …………。

[恋獄の薔薇。
 これをすべて摘み取ってしまえば、もしかしたら呪いが解けたりするのだろうか……。
 ふと、そんな馬鹿なことが頭を過ぎり、薔薇の花に手を伸ばし───ぽきり。

 4本の薔薇を、摘み取った]

(83) 2011/05/23(Mon) 18時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[手折った4本の薔薇を持ち、また別荘の中に戻る。
 傘のおかげで、上半身はそんなに濡れずに済んだが、下はかなりびしょ濡れになってしまった。

 そういえば、昨夜は風呂に入り損ねてしまった。
 もしも本当に死んでしまうのであれば、今更な気もするけれど、あとで着替えのついでにシャワーくらい浴びておこうと思った]

 どうしましょうかねぇ、この後……。

[せめて、いま誰が残されているのか。
 最低でもそれくらいは、知っておく必要がある。

 そう考え、ひとまず大広間へ足を向けた]

(84) 2011/05/23(Mon) 18時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 自室 ――

…………っ。

[一人しかいない部屋に響く嗚咽。
悲しい。苦しい。抑えきれない想いが零れていく。
泣いて、泣いて、泣きはらして]

[パンッ!!]

[自らの頬を両手で挟み、顔を上げる]

……うん。ちょっとスッキリした。
泣くのって、大事だったんだね。

[ずっと涙を堪えて過ごしてきた。
でもそれはその分だけ、暗い気持ちを心の中に残す。
泣く事を思い出した蘭香の顔は、どことなく晴れやかで]

(85) 2011/05/23(Mon) 18時半頃

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