228 【誰歓人狼騒動】滄海のカタストロフィ
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サミュエルは、あの青年はもう死んでしまったけれど。**
2015/06/25(Thu) 22時頃
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その意見には、同意だね。 けど、さ、どうやって人狼を見つける?
[イリスの意見には同意しつつ>>48]
自分の感覚は、そんなに、正確、かな? [こちらからは危害を加えるつもりがない事を示すように両手を上げて首をすくめる]
(54) 2015/06/25(Thu) 22時頃
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―朝―
[思考に沈み、微睡を何度か繰り返していた]
……。
[叫び声>>17が耳に届く。 緩慢な仕草で起き上がると、昨日厨房で手に入れたそれを服の内に忍び込ませ、部屋を出た]
(55) 2015/06/25(Thu) 22時頃
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[リーの元を離れ、もう一つの血だまりに近づけば、そこにはソフィアとグレッグがいただろうか。
散らばった赤い羽に目をとめ、床のあちこちに散らばったそれを目で追い。 視線が食い散らかされた肉に辿り着けばぎゅっと眉根を寄せる。 唇を噛んでつかり歩み寄り、昨日よりも損傷の激しいそれの前に膝を落として]
……貴女、大丈夫?
[時計を確認し遺体に祈りを捧げてから、泣いている娘>>26に気遣わしげに声を掛けた。 グレッグにはこの子を知っている?と言うふうに視線を投げて*]
(56) 2015/06/25(Thu) 22時頃
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[感覚という問いには、軽く小首を傾ぐ]
冤罪でも仕方ない。殺さなければ終わらない。 そうじゃないかしら?
リーさんとフィリップは、人狼に殺されたみたいね。 つまり、私たちはまだ"何もしていない"の。
ただただ、彼らが死んでいくのを、見殺しにしただけ。 行動を起こす勇気のない人間が死ぬのなら 私は、疑わしきは殺す。――ただそれだけ。
[両手を上げる仕草にも、柔らかな笑みを浮かべたまま]
(57) 2015/06/25(Thu) 22時半頃
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――でも正直、誰でもいいのよね。 自分以外なら、誰でもいい。
[本音を吐き捨てるように、言ってはくすくすと笑う]
リツキくんだったっけ。 ね。死んでくれない?
[まるで遊びの誘いのように、軽い口調]
自分が大事なの。 私を守れるのは私だけ。だから――誰かを殺さなきゃ。
(58) 2015/06/25(Thu) 22時半頃
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[少し離れた場所から、様子を伺う。 1人は昨日ダイニングで挨拶した青年、無残な人間だったモノは――床に散る赤い羽根から誰かを知った。
ああ、食べられたんだ。 どこか無機質で恐ろしいあの鳥も、飼い主も、もういない]
……。
[“メルヤ”が疑うべきは、男。 頭の中で繰り返すと、皆に背を向け立ち去った*]
(59) 2015/06/25(Thu) 22時半頃
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……? どうい……う
[顔を上げたときには既に彼は後ろ姿。>>46 代わりに目の前にグレッグが現れて>>44]
……っ、グレッグさん…… [初めてこの船であった人。 安堵の表情に、なぜだかこちらもほっとした。 彼には恥ずかしい所ばかりを見せていて なんだか本当に情けない。]
(60) 2015/06/25(Thu) 22時半頃
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メルヤは、グロリアに話の続きを促した。
2015/06/25(Thu) 22時半頃
メルヤは、グレッグに話の続きを促した。
2015/06/25(Thu) 22時半頃
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僕を、殺したら あなたは生きられる? 逆に、殺されるんじゃないの?
それとも、あなたが人狼で、僕を殺したら 醜い争いはなくなる?
[首をかしげる。実はナイフは昨日落としたまま、倉庫に放置したままで、丸腰だった。]
(61) 2015/06/25(Thu) 22時半頃
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[あくまでも、大型の獣が襲ったのだと医者の女は言う。>>53 からからの喉、乾いた声で途切れ途切れながら呟く。]
ふふ、 獣だろうが、人間なのだろうが、構わないわ。
[グロリアに続き、立ち上がる。もう泣いてはいなかった。 濡れた真っ黒な瞳でグロリアの背中を見つめて、]
私は…、許さない。
[それは、呪詛の様に低い声音。]
(62) 2015/06/25(Thu) 22時半頃
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大切な人を殺した人狼をぶっ殺してやるわ。
[かつて人狼を殲滅しようとした人々も同じ思いを抱えていたに違いない。 リーの元を離れて、血だまりの中にいるソフィア達の横を通り過ぎて。*]
(63) 2015/06/25(Thu) 22時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/25(Thu) 22時半頃
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覚えててくれたんだ?
[ソフィアの表情が和らぐと、目元を少しゆるませた]
ソフィアさんです。 ここで初めて会ったんだ。 こちら、俺のお客さんで、グロリアさん。
……ここで紹介しあうのもなんだし、 調子も良くなさそうだし。 少し、離れませんか。
[必要ならば部屋まで送るだろう。 いずれにせよ、一度自室へと戻る*]
(64) 2015/06/25(Thu) 22時半頃
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サミュエルは、同じ様に大切な人間を奪われた少女の耳にその言葉はどう響いただろう。
2015/06/25(Thu) 22時半頃
サミュエルは、廊下を歩く。向うは――
2015/06/25(Thu) 22時半頃
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"男は狼"ってことかしらね。
[リツキが人狼かそうじゃないかなんて知らない。ただ男だから、そんな疑いの理由はこじつけすぎて自分でも少し可笑しい。]
"人狼の容疑者"を殺して、"冤罪だった"として――― それで人々は私を、殺したいほど憎むかしら? 憎むかもだし、憎まないかも。 争いは終わるかもだし終わらないかも。
[わかんない。そう曖昧に笑う。]
(65) 2015/06/25(Thu) 22時半頃
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[サミュエルが暗い声を落として通る。 心当たりはあるのだろうか? リーとの会話を思い出しながらその背を見送って]
ごめん、グロリアさん。 ソフィアさんをお願いします。
[彼を追いかけることにした]
(66) 2015/06/25(Thu) 23時頃
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[移動しながらサミュエルに話しかける]
ね、おに……おねーさん。 俺はあなたじゃあないって思ってる。 多分、イリスなんじゃないかって思うんです。
[彼から賛同の意が返れば頷いて、手伝おうともうし出る]
(67) 2015/06/25(Thu) 23時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2015/06/25(Thu) 23時頃
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ソフィア、ね。
[グレッグに教えられた彼女の名>>64を繰り返し、紹介されれば少しだけ会釈をして。 しかし少し離れようという青年の言葉には少し待ってと手で拒んだ。]
ごめんなさい、少しだけ待つか、離れていてくれるかしら。 もしかしたら、何か手がかりが得られるかもしれないもの。 機械に連れられていってしまう前にちゃんと見ておかないといけないと思うの。
[“医者らしい使命感”を押し出して赤い肉塊を見つめる女は、彼らの目にどう映るだろう。 真剣に屍体を検分する目は、手がかりらしい手がかりが残っていないかどうかと探していることは間違いないのだ。
──目的は正反対ではあるのは言うまでもないが]
(68) 2015/06/25(Thu) 23時頃
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[廊下を歩いている。 後ろから追って来る人がいて。振り返らず、前を向いたまま返事をした。>>67]
無理におねえさんって呼ばないで良いわよ。私の名前はサミュエルよ。 …私も。アイリスがそうなんじゃないかって思ってるわ。
[前方にふたつの人影が見えた。]
(69) 2015/06/25(Thu) 23時頃
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アイリスは、サミュエルに話の続きを促した。
2015/06/25(Thu) 23時頃
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そう言う、貴女が人狼じゃないの? ねえ、アイリス。
[廊下を歩けば、向かい合う二人の男女の姿を見つけた。聞こえて来るのは不穏な会話。 二人の間に横から口を挟む。>>65]
(70) 2015/06/25(Thu) 23時頃
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わからないな
[曖昧に笑うイリスにこちらも曖昧に笑う>>65]
じゃ、殺してみる? もっとも、その“武器”で殺すのは、 相手が僕だとしても無理だと思うけどね。
[両手を上げて挑発するように。]
(71) 2015/06/25(Thu) 23時頃
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[小柄で可愛らしい少女。一目見て、護りたいたくなる存在だと思った。 一人目の被害者が発見された際に声を掛けたのも、そういう想いからだった筈。 優しい声で労った事も、二人で笑いあった事もあったのに、今は。 鋭い眼差しで少女を見つめて。*]
(72) 2015/06/25(Thu) 23時頃
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――――、そう思う?
[不意の横槍に、すっと視線を向けて>>70]
だから殺す? うん、そうね、私と同じで生き汚くて賢明な選択ね。 冤罪でもいいからとりあえず殺しちゃえば 自分が生き残れる可能性、高くなるもんね。
(73) 2015/06/25(Thu) 23時半頃
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はは、すみません。
[訂正され、ばつの悪い顔。 廊下を進むとリツキと、イリスの姿が見えた。相変わらずふわふわと可愛らしい姿だが――手には物騒なものが握られていた]
えん、ざい
[耳に飛び込んできた音に思わず足がすくんだ。目の前が青い魂達の幻覚で埋め尽くされる。多数の死者のうち、食われた者は一部でしかなかったと聞いている]
いや、でも、
[それでもイリスの行く手を阻むよう、立ち位置を変えた]
だって――
(74) 2015/06/25(Thu) 23時半頃
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うん。そうよねー。 こんな凶器で殺せるとは、思わないなぁ。
[くすっと笑った後、唇を震わせる>>71]
―――…♪
[彼らの耳が捉えるかはわからぬ、 人ならざる者だけが紡げる周波数の歌声が
船内の開いた窓>>2:209から、霧を呼び込んで、 辺りを視認出来ない程の、濃霧が立ち込める。]
(75) 2015/06/25(Thu) 23時半頃
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ええ、思うわ。
[何処か、可笑しそうに笑った。]
だから、殺したい。 私は馬鹿な人間よ。生き延びたいからじゃないの、殺されたから。 奪われたのが許せないから。私って嫉妬深いのよ。
(76) 2015/06/25(Thu) 23時半頃
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でも、それって当然の事でしょう。 大切な人を奪われたら誰だって許せないわ。それが人間よ。 生きる為に、眠って、食べる。それと同じ様に自然な事よ。
ねえ、アイリス。貴方はちゃんと生きてるのかしら?*
(77) 2015/06/25(Thu) 23時半頃
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―少し前>>68―
……たぶん、見つかりませんよ。
[リーもフィリップも人狼ではないのだから、医学的な手掛かりはでないだろう]
でも、何か見つかったら、教えてください。
[一生懸命作業をしていた方が気がまぎれるのかもしれない。血に染まったドレスへ向けた目をそっとそらし、サミュエルの後を追った*]
(78) 2015/06/25(Thu) 23時半頃
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これは……!
[濃霧が立ち込める。イリスの仕業だろうか。たちすくむ]
(79) 2015/06/25(Thu) 23時半頃
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ええ、生きてるわ。
食べて、眠って、誰かを愛して。 何故その当たり前の生を、否定するのか 私には理解できない。
弱肉強食の世界で、人は驕った神のように振舞うけれど 人を喰らう存在を屠るのは ただの―――人間のエゴじゃない?
[たん、たん、と濃霧の中で後ずさる、その足音は 人の靴音から、狼の密やかなものへ変じていった。]
(80) 2015/06/25(Thu) 23時半頃
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[サミュエルを追いかけるグレッグ>>66>>78には、判ったわと短く返した。
検分が終わるまで、ソフィアは待っていただろうか──それとも、どこかへ行ってしまっただろうか。
もしまだその場に彼女がいたのなら、お互い酷い格好よと助け起こし、拒まれなければ浴場へと向かうつもり。
途中で仲間の呼んだ霧>>75に気がつけば、誰にも悟られないよう心の中で強く歯噛みして、ただ人の耳に届かぬ周波数で霧を呼ぶ手伝いだけを*]
(81) 2015/06/25(Thu) 23時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2015/06/25(Thu) 23時半頃
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どこ? ……どこに、いるの?
[捜し歩く。 あいつと同じように大きな、自分を女と見破った男を]
狼さんの、代わりに。 ――……、もらわなくちゃ。
[標的は決まった。
自分の力で息の根を止めるのは、難しいかもしれない。 ならば、たくさんたくさん疑惑の種を蒔こう。 漂う霧のように、狼を守り隠してくれることを願って]
(82) 2015/06/25(Thu) 23時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/06/25(Thu) 23時半頃
サミュエルは、グレッグに話の続きを促した。
2015/06/26(Fri) 00時頃
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/06/26(Fri) 00時頃
サミュエルは、アイリスに話の続きを促した。
2015/06/26(Fri) 00時頃
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[狼は鳴く。
狼は哭く。
狼は、泣く。]
生きていたかったなぁ……
[琥珀色の毛並みの狼の双眸から雫が堕ちる。 彼女だけは、生きて欲しいと祈るように 深い霧に向けて、遠吠えが、ひとつ。**]
(83) 2015/06/26(Fri) 00時頃
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