165 【突発村】bouquet
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[投了するような呟きに、一瞬銃を持つ手から力が抜けそうになる。 弱い笑みも、柔らかな声での問いかけにも。 ―絆されてしまいそうだ]
……まいが、おこるの
[それは失くした妹の名前だと気付くだろうか。 小さな声。喉がひりひりと痛むのは、長い間喋らなかったせいだろう。
救う、その言葉を聞いてばっと顔を上げた。 何を言っているのだと。そう言おうと口を開きかけた瞬間。]
(56) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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――ぃ、あ゛………っ!!?
[避けきれなかった花の茎は自分の目に刺さり、その拍子に銃が手から抜け落ちた。 がらんっと音を立てるそれを拾うことはせず、激痛が走る右目を抑え。]
………ッ、…く、ぅ…っ
[呻くことしか出来ずに、隙だらけな姿を晒す。]
(57) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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――!!
[上手くいった。 彼女の手から落ちた銃を目で追い、咄嗟にそれを拾い上げる]
……終わりだよ。
[ふわっと花が咲くような笑み。 銃なんか扱ったことがない。見た目以上に重いそれを握り、銃口を沙綾に向けて一歩後ろへ。]
沙綾。もう苦しまないで。 貴女の復讐は終わり。妹さんは、それを望んだ?本当に? 沙綾の幸せを――望んだんじゃない?
[この世は楽園の代用品なんかじゃない。 残酷で、無慈悲で。 それでも幸せが、あるのなら、不幸せがあるのなら 少女が全てを知る前に、――無垢でいてほしいと願う]
(58) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[痛い。ずきずきと痛む右目は視界が真っ黒に染まり、銃口が此方に向けられているのだろうことは何となくで察するしか出来ない。
ああ、終わる。
――呆気ないものだ。]
……まい、は、
[「お姉ちゃん」
「幸せに 」
―― あのこ、は。]
(59) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[結局。振りかざした独善は、所詮独り善がりでしかないのだろう。
諦めきったように銃口を見つめ。]
おわらせて、ください
もう、――つかれちゃいました
[生きるのも。憎むのも。何もかも――。]
(60) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[―――深く、考えるより、 ただ指先が、彼女の望みを叶えようとする。 引き金に掛かった指先が、微かに震え]
……、 沙綾は、とても、すてきなお姉ちゃんだ。
[こんなふうに妹を想ってやれる姉になれたら。 過ちを犯しても尚、妹だけを愛してやれたら 悲劇なんて起きなかったのかもしれない。 沙綾が"姉"として在る姿が羨ましくて、美しい。]
――ありがとう。
[終焉はせめて、感謝で飾ろう。 そして、彼女の胸に狙いを定め、引き金を、引いた。]
(61) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[素敵なお姉ちゃんだと。その言葉に、初めて幸せそうな笑みが浮かんだ。]
……謡さん、
[本当は、仲良くなりたかったんです。]
[その声は届いただろうか。 涙を流し、それでもなお笑いながら―――
少女の命は、願いと共に空へ消えた*]
(62) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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[沙綾の背から、弾けるように溢れる血液。 発砲の衝撃で数秒後に尻餅を付いた。
――大切な人を、この手で、殺した。]
……、さ、あや、
[ぽろぽろと涙が、溢れる。 だけど不思議と、悲しい気持ちは、なくて]
―――…ごめん、ね ごめんね、ごめんね 私が幸せにしてあげられたなら――
よかった、ね。
[ほんの少しの寂寥感を紛らわすように、動かなくなった沙綾の身体に寄り添い、そっと笑みの形の目で時を止めた瞼を下ろした。]
(63) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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ああもう。
[何もかもが億劫で、 失われていく温度を追いかけるように]
[世界にさよならしよう。]
[きゅっと目を閉じ、自らのこめかみに銃口を当てる。]
(64) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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[――、彼女の血に染まった花束。 鮮やかな赤が、黒に変わる前に。]
[すこし派手すぎるけれど ブーケに似たそれが、
さよならを教える。
どうか枯れないで――]
[願いは、届かぬ明日へと消えてゆく]
[銃声が、響いた。**]
(65) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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