262 【突発誰歓RP】聖夜におうちに帰れない村
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[湿って、力のいれ方を間違えたら千切れちまいそうな一万円札。軽くぴらぴらと振って、水気をズボンで吸ってから折る。 行き先はポケット。交番に届け出られる様な身分の男じゃあないもんで。]
ったに。 クリスマスに浮かれちゃあこんなモンも落とすんかね。
[でもまぁ、とても助かった。 こいつがありゃあ、生活をほぼゼロから作り直すこともできよう。 要りようはまずカセットコンロ…と、ガス缶… それから拾いモンを直す為の工具類。 思えば大晦日になれば、いろんなモノがゴミ捨て場を埋め尽くすのだし…]
ぶえっくしゅ。
[…いや、そん前にこの夜を越せんのかね。 心の中でひとりごちて、足早に歩き出す。
居場所を。巣を。作らにゃならん。 探さにゃならん。打ち捨てられたものを。]
(56) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
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ー現在 ー
[しばらく歩いたところで、ふと眩しい光の中に自動販売機を見つけた。昔は温かいものが手に入ることは無かったのだけれど、コインを入れれば当たり前のように望むものが手に入れられるのだから便利だ。
なんだか甘くて暖かいものが飲みたい。 小銭を持ってきていたっけ、と服の上から叩くように手繰ってみれば、ちゃんちゃんこのポケットの中に数枚の小銭があった。
手当り次第に小銭を入れて、適当にボタンを押せば……ガシャン、という重い音とともに何かが吐き出される。 拾ってみれば、確かにそれは温かい。
多少開けるのには難儀をしたが、漸く開けたそれを、儂はゆっくりと喉に流し込んだ。]
(57) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
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に、苦っ!!
[よく見たら吐き出された缶は珈琲だった……。 まあ珈琲でも温まることは出来るだろう。 いや、温まりたいから珈琲を飲もうとしたんだっけ? それとも別なものを探していたんだろうか。
また訪れた混乱に、儂は缶珈琲片手にまたふらふらと歩き出すのだった。]**
(58) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
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[誰も居ない場所を。 誰も行かない場所を。
この、クリスマスの日に。 白雪が世界を包む日に–––––]
…あ。 せや、せや。
[ふと、思い立ったように、男は立ち止まり。 当て所ない足先が急に意思を持ち。
力を持って、歩き始めた。]
(59) 2016/12/20(Tue) 01時頃
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[少年とも青年ともつかない、はざまにいる彼は。 老人をすっかりと人の群れの向こうに見失った、そのあとに。
−−ほう。と、また。白い息を吐き出して。]
(ばーちゃん。どこ行ったんだろう)
[ようやくその考えにたどり着いた。
自分以外に身寄りはない。から。 行きそうなところに心当たりはないけれど。
きっと。俳句仲間にはあの、 ギンギラな男の話は出来ないだろうし。 まして、自分の娘が。 どこの誰とも知れない男の子供を身篭った話も。 それを捨てて。親である祖母でさえも捨てて。 消えてしまった話さえもできるわけがないだろうし。]
(60) 2016/12/20(Tue) 01時頃
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[じゃあ、他に。 彼以外の誰に。誰が。
祖母の支えになるのだろう。
家さえも、もう。あそこも。 金と引き換えに、他人のものに戻ってしまったのに。
降るものよりも、消えるものの方が多い。 積もるどころか、大地は寒さに枯れてしまうようで。
ああ。それでも降る雪は確かにあって。 ならば、積もらせようと。
穏やかな土の上ならば、きっと。
自分がそうあれるかはわからないけれど。**]
(61) 2016/12/20(Tue) 01時頃
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