213 舞鶴草の村
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[昨夜は普段と比べりゃ羽振りの悪い客が多かったが、稼ぎはそれなりで。眠りに付かずに陽が昇るまで客を引き、夜見世が終えた後も壱区内を渡り歩き金を掻き集めた。 途中睡魔で頭がくらり、と重くなったような気もしたけれど――これも金の為。多少の無理は厭わない。
昼見世まではまだ時間がある。寝てしまおうかと思ったがそれでは時間が勿体無いだろうと却下をして。 たまにはゆっくりと酒を嗜むのも悪くはない、と生欠伸をひとつしてから気怠そうに肆区の方と向かっていた。]
あァ、……眠ィ。
(56) 2015/01/20(Tue) 22時半頃
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[肆区に着けば心無しか違和感。普段ならせかせかと汗水たらして働いているであろう貧乏人たちが、鼠がどうのこうのって戸締りをしているようで。 どうして急に、と眉を寄せると首を傾げてみたものの、直ぐに『貧乏人の気紛れに違いない』なんて決めつけた。 奴らに盗まれて困るような物でもあるのか、と考えながら進むと――目の前に人>>31。あァ、いけない、と思ったときには既に時は遅く。]
――ッ、……悪りィねェ、 ……怪我とかしてないかィ?
[真っ正面から相手とぶつかりようやく我に返って、様子を窺うように視線を向ける。ぶつかった男は酒を帯びているらしく、ふわりと独特の香りが鼻に届く。 其れはとても懐かしく、――金の次に好きな匂い。]
(57) 2015/01/20(Tue) 22時半頃
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じゃあその痛み止めと…あと山帰来を幾つか戴きましょう。…まだ価値があるものにはその方が良いでしょうから。
[薬師の説明を聞き、水銀入りは見送ることに決める。痛みを抑えられれば、それなりの値で売れるだろう。その後は…ああ明日は忙しくなるな、なんて考えていると期待は裏切らない、と薬師の声が聞こえる。腕は信用出来るようだから取引相手には申し分ないが、そうですね、と少し考え込む素振りをする。]
…薬を使ってみてから、楼主に掛けあってみましょう。腕は確かなようですし。…うちの楼主は財布の紐が固いものでして。
[ちらっと彼を見ながら自嘲気味に笑う。その吝な性分に遊女も使用人も皆悩まされているのだ。自らの家族には好き放題使う姿は見ていて好ましくはないが、取引事で利用できるのは良い。遠回しに値切りを伝えるこの手法に、薬師はどう思うだろうか?…良い顔はされないと思うが。 売女には興味がない、と一蹴する言葉を聞き昨日の光景を思い浮かべる。ああ、この人は此方ではない。尤もそれは勘違いであるのだが、そんなことに気付くこともなく自己完結してしまう。]
(58) 2015/01/20(Tue) 22時半頃
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いえ、お気になさらず。そういった言葉には慣れてますので。…それに最近質が落ちてることは確かですから。
[そういい営業用によく使う笑みを貼り付ける。薬師の肩が微妙に震えているのを見て、私もつられて笑いそうになるのを抑える。…帯留めを渡したあの遊女や母でさえ、ただの商品と割り切る僕にはあまり響かない言葉だ。その商品を僕は買おうとは思わないのだから。]
…商品を買った客がたまたま異人だったようです。同じ髪色だと言われたことがあります。…副産物である僕から言わせてもらえば、江戸でこの色は目立ち過ぎていけない。
[是非に、と先を促す言葉に簡潔に話す。自分語りを長く話してもつまらないので、こうやって話す癖がついているのだ。江戸でこの髪色だとやはり奇異の目に晒される。異人蔑視の思想も中にはあるのだろうから、客でも無ければ簡単に話はしない。…恐らく彼が異人というのも手伝ってさらっと話せたのだろう。そして彼の髪をちらっと見て言葉を付け足した。]
貴方も、その綺麗な金色の髪は江戸で目立つでしょう?
(59) 2015/01/20(Tue) 22時半頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/01/20(Tue) 22時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/20(Tue) 22時半頃
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[気持ちの悪い なんて そう揶揄われても こちらも悪い気はせず その人が言葉とは裏腹 心根柔らかく構えていることを知っている だから 変わらないその様子に いっそうふにゃりと破顔して]
あは 堪忍 少し姿が見えへんかったから
まさか 兄さん"が"鼠小僧に盗まれてやせえへんか 思って
[そんな稚拙な発想は 流石に照れくさそうに けれどそのまま告げる 馬鹿な考えかもしれないけれど 不安が過ぎったのは事実で
彼の元にも 同じ手紙が届いていたと知り 大事なものは全てあったと聞けば 胸を撫で下ろす]
(60) 2015/01/20(Tue) 22時半頃
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悪戯 せやんな こんな偶然 ずいぶん意地悪や
[言い聞かせられれば うんうん と大人しく首を振るものの まだどこか心は落ち着かず そわそわと 悪戯ならば まんまとそれに嵌められているような
小さく呟き>>55を零す彼も 心中を同じくしているのだろうか 伺うように 隣り合う小袖を 少しだけ摘んだ]
心 とかも盗まれてしまうんやろか
[思い出せないなら 見つけることも出来ない 屹度その通り ならば と 思いつめたように そう一言]
(61) 2015/01/20(Tue) 23時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/01/20(Tue) 23時頃
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…何をニヤけている ここが舞台ならば、その笑いは不自然だぞ
[まったく、と溜息を吐くその顔はニコリともせず 従兄弟だからと甘やかしすぎている自覚はあるが、厳しい事を言っても嫌わないのだからなかなか彼も変人なのかもしれない]
人が人に盗まれるなんて馬鹿な事があるものか 鏡、お前にとって俺は宝物というわけでもないだろう
[馬鹿にしたようにそう言う。否、実際に馬鹿にしているのだ 人が盗まれるなんてそんな馬鹿な事、あり得るはずがないと。それは盗む盗まないの問題ではない。一種の誘拐だ]
心なんてものがあるのなら 鼠小僧に惚れたとでも言うのか?
[なかなか浪漫があるな。なんてフッと小馬鹿にして笑う 心が盗まれるなんてそれこそ馬鹿らしい。形に無い物が人に盗めてたまるものか。そんなの、現実的ではない
裾を摘まれれば、安心させるようにその頭を抱えるように抱きしめて撫でたか]
(62) 2015/01/20(Tue) 23時頃
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鏡、良いか 演技に支障が出るほど心配なら、次の公演は休め 盗まれた物が思い出せないのなら、盗まれていないのと同じ
[そう断言するように。事実、“自分が無いと困る物が盗まれていない”のだから。それよりも自分の公演を楽しみにしてくれているお客が優先されるべきだろう 物足りない、何か寂しい胸にポカリと空いたような穴はそう言うとズキリと痛んだ気がして 結局その“心”が理解出来ないまま思いつめたかのような鏡の頭をただ撫でる**]
(63) 2015/01/20(Tue) 23時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/20(Tue) 23時頃
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[一先ず言われた通りの品>>58を用意し、きゅうと目を細める。遠回しな値切りは、正直面白いものではない。せめて素直にまけてくれと言えば可愛いものを。 ……とはいえ、今後付き合いを続けていくのなら、最初くらいは此方が譲歩するのも良いだろう。大口の客をみすみす逃すというのも惜しい。性病が跋扈している遊郭であれば、薬が入り用になる機会も多いのだから]
……そう、ですね。 でしたら"今回は"勉強させて頂きますよ。
[請求書に本来の値段より幾らか安く書き込めば、それを彼に渡して反応を見る。もしこれ以上まけろと言われた所で、それに従う気は無かったけれど。
先の薬師の言葉の意味を、彼がどう捉えたかなど薬師には分からない。もしその"勘違い"を口にしてくれていたなら否定のしようがあったものの、残念ながらその機会を与えられる事も無く。
気にするな>>59と言われたのであれば、その通りにしよう。元々最初から気になどしてはいないけれど。まあせめて、済まなそうに一つ謝罪でもしておこうか]
(64) 2015/01/20(Tue) 23時半頃
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へえ。貴方も混血児でしたか。 実は私も別々の血が混ざっていましてね。
……ふ、確かにその髪色では、江戸の街は住みにくいでしょう。
[さらりと語られた彼の身の上話は、思いの外此方の興味を引いた。先までとは違う、僅かに柔らかい口調でもって返してしまうのは、親近感故だろうか。とはいえそんなもの、すぐに霧散してしまうのだけれど。
ちらりと此方を見る視線と、薬師に似合わぬ褒め言葉には目を瞬く。綺麗などと、異性に言われた事はあれど同性に言われるのは初めてだ。 遊女を語る時の淡々とした姿勢といい、もしかして、"そっちの気"があるのでは、等と考えもしたが、流石に口にはしないでおく。人の恋愛事情に口を挟む趣味は無い]
…………まあ、目立つでしょうね。 異人が恐いのか、因縁をつけてくる輩はそう居ませんが。
嗚呼、そうだ。銀の髪が煩わしいのであれば、黒く染める薬がありますよ。
[不意についと手を伸ばし、その毛先に触る。銀の髪。それが黒く染まってしまうのは少し惜しいかもしれない、なんて。そんな事を知らずの内に考えながら、小さく首を傾げてみせた]
(65) 2015/01/21(Wed) 00時頃
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ン。 きをつけますよって
[>>62手厳しい指摘には 緩んだ口元をなおして 望まれる女形らしく 上品に口角を上げ 素直によいお返事 厳しいのは関心をもってくれているからで それに なんだかんだ 兄さんは優しいし 自分勝手な指摘はしない きっとそれは演技の事を観客の事を 真剣に考えているからこそ]
ウウン 朧兄さんは 大事なひと かけがえのない 僕の宝物や ――ええと 一座のみんなかて そう思てるよ
[そんな彼の存在は 言葉通り 一座にとっても自分にとっても 代えようのない大きなものであり 軽んじられれば ぶんぶんと首を振って訂正したものの 面と向かって口にすれば 少し恥ずかしくて 言い繕う
でも言われてみれば確かに 人が人に盗まれるなんて 御伽噺に感化されすぎか と我ながら苦笑]
(66) 2015/01/21(Wed) 00時半頃
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なにーを盗ったや盗人鼠ー♪ 鼠小僧はなんでもぬーすむっとぉ♪
[酒のねぇ散歩で、目的はあるが当てはねぇ散歩で。まぁ普通に歩いちゃつまんねぇ。こうして唄でも唄いながらじゃねぇとな。 しかしまあ、酒が入ってねぇと見るもんがあんま面白く感じねぇんだよなぁ…肆区は何があったかね、宿場くらいか?]
っとぉ…!?
[何かとぶつかってつんのめっちまった>>57。考え事して余所見なんかするもんじゃねぇわ…やっちまった。 ぶつかった方を見ると、いやまぁ中々のべっぴんさんがこっちの様子を伺ってた。]
ああ、こっちこそすまねぇ、俺ぁ大丈夫だ。身体だけは丈夫に出来てっからなぁ。 あんたこそ平気かい?
[いい女に怪我でもさせたらいけねぇ。いやいい女以外ならいいのかってぇとそういうわけじゃねぇけど。]
(67) 2015/01/21(Wed) 00時半頃
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[>>63抱き寄せられれば ぴくりとも抵抗はせず されるがままにその身を委ねる]
ごめんなさい ぜったいに 演技で下手は出さへん だから 大丈夫
[小さく横に首を振り 公演を休みたくはない という意志を示す 演技を この仕事を 大事に 誇りを持ってやっているのは自分も同じ けれど 彼にそう言わせてしまったことに 申し訳ない気持ちで だから強く口を結んで 心配させまい と約束した
諭されながら 頭を柔らかく撫でられれば 落ち着いていく 拾八にもなって 幼児にするようにあやされて 恥ずかしいことなのに 反して心は安らぐばかりで 兄の大きな手に 甘えるようにうなじに顔を埋める]
ありがと 兄さん 安心した
[ひとときして彼に礼を言えば ゆっくりと体を離し 心中を知ってか知らずか もらった暖かい気持ちを少しは返せればいいと 従兄弟の胸元に手をあてては 目を細め 微笑んだ]
(68) 2015/01/21(Wed) 00時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 00時半頃
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兄さんの匂いも言葉も 落ち着くから好き
兄さんの鼠小僧になら 心を盗まれたって かまへんのやけど
[冗談めかしてそう言えば また 気持ち悪い と言われてしまうだろうか でも 彼の反応を待たずに再び口をあける]
僕 鳥渡用事があるから お外行ってくるな
せや 兄さん なにか食べたいもんない?
[お土産買うてこよか と 少ししんみりさせてしまった空気を 景気づけるように 明るい声をあげた
何か彼の希望があればそれを買ってくると伝えたし 特に無い と言われれば何か適当に選ぶ心算で
ほなまたね と告げれば 楽屋をあとにしただろうか**]
(69) 2015/01/21(Wed) 00時半頃
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[遠回しな値切りに対して、やはり気を悪くしたであろう様子の薬師>>65に詫びと礼を口にする。請求書の値を見れば、今仕入れてる物よりも遥かに安い。…値切ってこれならば、そこまでぼったくる薬師でもないのだろう。今後の取引相手に最適だ。]
失礼を詫びます。ではこの値で。
[貴方も、という言葉に思わずへえ、と声を上げる。見たことのない海の向こうには、たくさんの国があるのだろう。薬師の言葉は異人、と一括りに纏める中にも…阿蘭陀や英吉利…それ以外の国を僕は知らないが他にももっとたくさんの国を連想させた。]
……羨ましいな。
[ぽそりと一言呟くが、彼には聞こえてしまっただろうか。聞こえていないならそれで構わないし、聞こえていたのなら世界の広さを知っているのが羨ましい、とでも話すだろう。
(70) 2015/01/21(Wed) 00時半頃
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不意に髪へと伸ばされた手に一瞬びくっとしながらもすぐに平静を装う。髪を染めるか、という問いに苦笑を漏らしながら。]
…いえ、遠慮しておきます。…煩わしいですが、それでも少しは気に入っているんです。
[せっかくの話ですが、と一言付け足しやんわりと断る。…この髪は確かに不便だが、それでも多少の思い入れは…。ああ、なんだったか。誰かに綺麗だと褒められた覚えがあったが、霞がかかったように思い出せず、それもそれでいいかと諦めた。]
さて…。もう日も高くなってきましたし、お暇させていただきますね。…ああ、今後のお話は楼主に掛けあっておきます。……また来ます。
[そういうと今日の薬代を置き、立ち上がった。…また退屈な昼見世の時間か、と心の中で思うも、薬以外の思わぬ収穫に心揺らしながら店の外へ足を向けただろう…]
(71) 2015/01/21(Wed) 00時半頃
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役者 鏡花は、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 00時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 01時頃
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−陸区−
…っちゃあ…
[懐を手繰り、ちゃりちゃり と銭を掌に弄ぶ。 いや、弄んでるのでは無く大凡の数を確認しているのだが。]
薬、買っちまったからなァ…
[はあ と大きく溜息ひとつ。この手持では鮪や鰻はおろか、甘味あたりが精一杯だ。やれやれと頭を掻くと、相変わらず宛ても無く歩き出す]
…用心棒でも、やれればなぁ…
[先程痛い目に合ったせいでこの様なのをまるっきり忘れている。行く宛てもなく歩みを進めると、伏目がちに歩く人の影>>52]
(72) 2015/01/21(Wed) 01時半頃
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なんだぁ、ありゃ…三味線か…?
[遠目に見えるは笠を被った女性だっただろうか そしてその手には、地面を叩く――杖 背負った包みを見れば、「目の不自由な旅人」である事はすぐに判っただろう]
もし!そこの人!
[きっと不自由も多いだろう。 弱きを助け、強気をくじく 「正義の味方」たるもの、そうでなくてはならない。考えるより早く声を掛けてしまった]
(73) 2015/01/21(Wed) 01時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 01時半頃
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― 陸区 → 伍区 ―
[とつ とつ 杖を鳴らして、がやがやと賑わう道を行く。 鼠小僧が、鼠小僧の、鼠小僧は――… まるで伝染病のように駆け巡った噂で持ちきりの街道を歩きながら。
『何を盗まれたのか 思い出してごらん』
思い出すのは、そんな一節。 どうせ悪戯だろうと、そう片付けはしたけれど。 この手紙の主が、“もしも” “本当に” 件の鼠小僧だったとしたら。]
…はん、馬鹿馬鹿し。
[自分は何かを忘れてやしないだろうか と。 噂として広がる鼠小僧の文字に 侵食されかけた胸中は、態とらしく吐き捨てた言葉で 蹴り捨てる。 仕舞いこんだ手紙は、まだ 捨てられない儘。]
(74) 2015/01/21(Wed) 01時半頃
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[>>73そこで不意に掛けられた声に、間を置くこと数秒。 何気なく耳に入れて聞き流そうとした、凛と張って響く声に 返す声が無いと気付けば。 まさか呼び止められた “誰か” とは自分じゃあないかと、ぴたりと 杖と脚とを止める。]
あーと…あたしをお呼びかね、兄さん?
[ふい と顔を動かして、声の出処を探そうとしながら。 続く声が有ったのならば、其方にしっかり、向き直ることができるだろう。]
(75) 2015/01/21(Wed) 01時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 02時頃
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……無事なら良かったよ、 怪我されて治療費を請求されると面倒だからねェ、
[少しだけ、少しだけ動揺した。何故だろう男の扱いには慣れている筈なのに、どうしてこんなにも――。 あァ、何だか気持ちが悪い。きっと寝不足のせいだろう、そうに違いない、と女は自分に言い聞かせ開いた着物の胸元から取り出した煙管を口に。]
あァ、……、ん。 アタシの身体も丈夫に出来ているから、問題ないさね
(76) 2015/01/21(Wed) 02時頃
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[紫煙を吐き出して他人事のように答えれば『そういえば人に心配されたのって何時ぶりかねェ』なんて考えて。 使い捨ての“商品”と扱われていた身としては其れがものすごく擽ったいのか男>>67から視線を逸らす。気を紛らわそうとはだけた襟元へ手を伸ばせば、指先に覚えの無い感覚。]
――……?
[其れをするりと引き出せば開いて中身に目を通す。鼠小僧を名乗る者からの文には宝を盗んだだの、思い出せだの無責任な言葉が並ぶ。 ひらり、ひらり。表と裏を確認して不満顔。あァ、これじゃあ鼠の掌の上で踊らされているようで何だか悔しい。]
ねェ、アンタ――鼠小僧について何か知っているかィ?
[手にした文を相手に見せつければ『鼠駆除がしたいんだ』と口元を緩めて。彼が何か知っているようであれば、『近くに良い飲み屋があるんだけど、』と声を掛けてみるだろう。]
(77) 2015/01/21(Wed) 02時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 02時頃
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ああ!僕が声を掛けた!
[お得意の竹刀で、び!と自分の胸を小突くも目の前の女性に絵は届かなかっただろう。 それでも、声が 竹刀の風切音が、彼女の耳に届けばと。
目深に被った笠。少し猫背気味な歩み。 そして三味線と、大きな荷物。>>75 これを見過ごす様では「正義」の名が廃る。
目の前の女性の見てくれは自分より少しだけ年上か だが、「兄さん」と呼ばれた手前、こう答えただろう]
(78) 2015/01/21(Wed) 02時頃
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なあ、お姉さん! 何か、困ってること無いか?
[己の胸に突きつけた竹刀を びし!!と勢いよく肩に背負いつつ、告げる]
この一平太… 一平太 獅子丸、力になってみせる!!
[「正義の押し売り」そんな概念は彼の中には無かった 「失礼だ」と憤慨される事も恐れず、彼は得意げだ]
(79) 2015/01/21(Wed) 02時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 02時頃
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こりゃまた、威勢の良い兄さんだ。
[>>78耳に届くのは、小気味良く風を裂く音に 腹から張られた大きな声。 先程言葉を交わした少年とは真逆にも思えるその声は、それだけの大きさならば、出処を見つけるのも容易い。 草履を鳴らして 声の主へ向き直れば、はきはきと続けられる言葉。]
困ってる、事? …あたしが困ってる様に見えたかい?
[唐突な申し出に面喰らいながら、笠を揺らして姿勢を正す。 向かいから伝わる空気の動く音を聞けば、自分よりもずっと機敏なよう。]
(80) 2015/01/21(Wed) 02時半頃
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…あ、あァ。 あたしは志乃ってんだ。
にしても兄さん、そりゃァ大層な名前だね。
[>>79畳み掛けるような言葉の群れに、その勢いに圧されるように 反射的に名乗り返す。 その声色には、それなりに温度差があっただろうけれど――彼には届いたかどうか。]
もしも、困ってるってぇ言ったら。 あんたはあたしに、なんかしてくれんのかね。
[力になってみせる だなんて、初対面であろう相手にそうそう掛ける言葉でもないはず。 やや疑念も籠った問いを返しては、口元に手を当てて ついと首を傾げて見せた。]
(81) 2015/01/21(Wed) 02時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 02時半頃
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― 伍区・商店街 ―
[伍区へと差し掛かったあたり、普段の運動不足のせいか胸がぎゅう、と苦しくなって足を止めると昨日の団子屋のとっちゃんの高笑いが聞こえてきたんだ。 『どうしたんだィ、声が遠くまで丸聞こえだよ!』と店の外から声を掛けてみると『鼠小僧がウチにも来んだよォ!』とやけに浮ついた声。]
なんだってェ!やったなァ、とっつぁん! ――きっと、美味い団子を作っているからだな!
[あまりにもとっつぁんが嬉しそうに話すもんだから僕もつられて嬉しくなって「それじゃァ、お揃いだな!」とにかり。 義賊の鼠小僧もなかなか良い奴じゃァねェか、なんて思うと昨日まで居るわけねェと言い張っていたのが少し申し訳なくなる。 もし会うことがあるのであればとっつぁんの団子をお裾分此処のけして礼のひとつくらい言いてェんだけどなァ。きっと、鼠小僧の奴も此処の団子の味を気にいる筈さ。
――いや、僕が気に入ったんだもの。気に入らないわけがないよ。絶対に。]
あーあ、とっちゃんもこれくらい喜んでくれりゃァいいのになァ。
(82) 2015/01/21(Wed) 03時頃
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[そうぽつりと呟くと、『そんなに好んで貧乏して何が楽しいのかねェ』と首を傾げて。]
それなら、これから景気が良くなるんだろ? だったらさァ、今度来た時にゃァ団子をおまけしてくれよな! ――約束だぞォ!
[そう声を張り上げると絶対また来るからな、と腕をぶんぶんと振り、商店街を肆区の方面へと再び歩き始めた。 さっきまで苦しかった胸の痛みは大分和らいだから走ろうとおもえば走れるんだけど、好んで辛い思いはしたくないからね。そりゃあもうゆっくりと歩いたのさ。]
(83) 2015/01/21(Wed) 03時半頃
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かっかっか、俺ぁそこまで落ちぶれちゃいねぇよ。むしろあんたが怪我でもしてたら薬代くれぇは出してやるさぁ。 ま、なんにせよ大事ねぇなら良かった良かった。
[俺の顔に見たくねぇもんでも付いてたか…?って俺の顔しかねぇわ>>77。 まぁとにかく、お互い怪我なくて良かった、考え事をすんなら、しっかりと腰を据えてやるべきだな。居酒屋にでも行ったら、たまにはゆっくり飲んで考えるのも悪くなさそうだ。]
…お?
[唐突に目の前で文らしきもん読みだしたと思ったら…鼠小僧だってぇ?しかもこりゃぁ…俺んとこにきた文と同じじゃねぇか。]
…知ってるもなにも。 俺も丁度そいつに用があったんだよ。
[俺ぁ思わずにやけちまったね。懐から文を出して、見せてやりゃあこのべっぴんさんも察してくれるだろう。 いやぁまさか適当にふらついて、ぶつかった相手が全く同じ文を持ってるたぁな…こりゃなかなか面白くなってきたぜぇ。 飲み屋に誘われりゃ当然俺ぁ付いてく。そろそろいい加減飲みたくなってきたところだし、ちょうど同じ境遇の奴に会えたんだ、手掛かりが掴めるかもしれねぇからな。]
(84) 2015/01/21(Wed) 03時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2015/01/21(Wed) 03時半頃
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――さァ、どうだか。 生憎、男の言葉は信じないクチでねェ。
[男との会話は傾城町でしか経験の無い女にとって其れは未知の世界。色を帯びた紛い物の言葉しか知らないものだから、男にどんな事を言えばいいのか分からずにそのまま紫煙をゆっくりと吸い込んだ。
そうしている内に男は懐から何やら紙を取り出したと思えば、其れは文のようで。目を細めてその内容を確認してみると、一言一句違わない鼠小僧からの手紙。 『あァ、なるほど』と呟いて、なにやら納得した表情。遊郭で上臈を見定める男のような顔をしていたのはこのせいか、と。]
あァ、これなら話が早いさねェ、 そうと決まりゃァ、善は急げってやつさァ、
[そう言うなり男の方へ手を差し出して『ご案内するよ』とひとこと。 上臈の頃の癖が抜けずにそうしてみたものの、其れは女にとって当たり前のことであり常識。寧ろそうしないのは無礼だと思っているくらいだったのだが、男の目にはどう見えただろうか。 相手の反応がどうであれ、壱区の入口近くの酒屋の方へと男を案内し席に着くなり好みの酒を店主に頼むだろう。**]
(85) 2015/01/21(Wed) 04時頃
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