191 忘却の箱
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………そう。
[先程は何処か辛口だと感じた食事を、再び口元へ運び。 ゆっくりと歯で潰しては 喉を嚥下させて。
それは慣れ親しんだ行為。 だというのに、懐かしさを覚えないのは、その味でさえも記憶は剥がれ落ちかけているのだろうか。]
──…面倒。
[ひとり、誰とも無く呟く顔は無表情。それでもほんの僅かに頭を胸元に傾けて。 “ご馳走様でした” 彼女が挨拶を終えたのなら、微かに視線を戻して。
去ろうとするのなら、黙って見送っただろう。]
(47) 2014/08/31(Sun) 15時半頃
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[その後、既にジリヤがすぐに離れてしまったのだとすれば、一人で眈々と食事を済ませたか。 誰かに声をかけられたのなら、じ…っと視線を送って頷いて混ぜてもらったかもしれないけれど。
糧を口にしていた間、思い出すのは蝉の声。 ジリジリと、土を照りつける真夏の太陽。 滲む汗と 弾けるような爆音。
その中に、確かに自分はいた。
だが、どれだけ思考を張り巡らせたところで そこにいたはずの顔は 音は 見えなくて 聞こえなくて
そもそも自分はどうして そこにいたのだろう。 仲間とは、一体誰で、自分は──]
俺は………。
[ガチャリ。 小さく音を奏でた食器を見下ろす。 綺麗に跡形もなく片付けられたことで、露わになった無地のお椀に。 映った自分の顔は 頭に花を飾った、酷く滑稽に見えた。]
(48) 2014/08/31(Sun) 15時半頃
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-少し前-
[うしろから聞こえてきた、鈴を転がすような声>>29に振り返る。]
おはよう、クリス。
[無邪気に自身から生えた林檎の味を伝える、少女のようにも見えるその笑顔に同じように笑みを返す。]
そうか―――たまには僕も持ってきてくれよ。
[苦笑交じりの言葉。 それは食べるのではなく、実の状況からある程度病状の進行が判別できるからだが。
男を追い越し、賄い婦の女性に陽気に話しかける姿は、それと知らなければ明るく屈託のない少女そのもので微笑ましく見えた。]
(49) 2014/08/31(Sun) 17時半頃
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―――今日も、歌が聞こえる。
(50) 2014/08/31(Sun) 19時頃
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[外の世界から切り取られた、箱の中。 画材の匂いが溢れる一室。
老年の男は筆を持った皺くちゃの左手を止め、 顔を上げて耳を傾ける。>>44
穏やかな旋律。 延々と飽きることなく繰り返される歌声。
微かに目尻に皺を寄せた。]
(51) 2014/08/31(Sun) 19時頃
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さて、あれはなんの歌だったか。 誰が歌っていたんだったか。
[何かを辿るように呟き、キャンバスに視線を戻す。 緑で埋め尽くされたそこに筆を伸ばせば、 もう碌に動かない右手に絡む、 黄色の花がまるで彩るように揺れる。]
歌うあのこは、何色が好きだったか。
[筆が動き、緑の中に咲かせていく花弁。 程なくしてそれは、己の身体から咲くのと同時に 静かに消えて行く記憶の欠片。]
(52) 2014/08/31(Sun) 19時頃
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[部屋の隅には、重ねられた描きかけのキャンバス。 不意に、 カタリ、 と一枚倒したのは悪戯な白い風。
倒れたそれは人物画。 顔のない、未完成のままの。**]
(53) 2014/08/31(Sun) 19時頃
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本草方士 麻雀は、メモを貼った。
2014/08/31(Sun) 19時半頃
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-診療室で-
[こちらの食事を慮るシーシャには微笑んで返す。]
何のためにここに雇われてると思ってるんだい? これが僕の仕事なんだから。
[そう優しく声をかけると、傷の様子を見ようとする。 傷口の様子は如何様なものだったか。
包帯に、ガーゼ。縫合は必要だろうか。 消毒液を綿にしみこませ、ほら、とその腕を差し出すよう促した。]**
(54) 2014/08/31(Sun) 20時頃
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…ピーマン?
[問いかけ>>46に、少し首を傾げて。 器の中を見る。]
んーとね。…ちょっと大きめに切ったのがこっちのお料理には入ってる。
[これは、欲しいのか、いらないのか、ちょっと計り兼ねて。そっと示すだけにして、反応を待ってみる]
…サミュエルも、いっしょに食べる?
[もう一度小さく首を傾げて、問いかけた**]
(55) 2014/08/31(Sun) 20時頃
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─サナトリウム最上階─
[──ころり。仰向けに寝転がって。
見上げるは、四角く切り取られた蒼。 降り注ぐは、綺羅綺羅と輝く天の恵み。]
……ほら。ごはんの時間だよ。
[傍らには、一足先に手にした朝食のトレー。 けれどそれには口を付けず、自分の食事より優先することと言えば、]
今日も、綺麗に咲いてくれたね。 良い天気だ…太陽もきっと、君の誕生を祝福してくれてるんだよ。
[柔らかな日光に左手の、儚げな紫を掲げて。
──愛でるのは、自らを養分に咲く不思議の花。]
(56) 2014/08/31(Sun) 22時頃
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[忘れることを厭う人は多いけれど。
それも決して、悪いことではないと。 ……そう、思うから。
だから、愛でるのだ。
懸命に咲くこの花々を。 移ろい往くこの日々を。]**
(57) 2014/08/31(Sun) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/08/31(Sun) 22時半頃
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─食堂─
…………。
[ふるふると、首を振る。 眉を顰めて 口元を覆う仕草。 相変わらず言葉は少なく 男の態度は少女>>55を困らせてしまうだろうか。]
……ペラジーは、食える?
[“いっしょに食べる?”と問いかけられたのはいつ頃だったか。
一人で食事を取っていた後ならば、こくり、と一つ頷き。 席が離れていたのなら、トレイを持って少女の座る席へ歩み寄ろうと。
もともと距離が近かったのなら、そのまま黙って「…ありがと」ぶっきらぼうに礼を一言入れれば、食事の輪に入らせてもらえただろうか。
褐色の肌を持つ少女のそばに、ブロンドの長い髪を持つ女性>>31が腰を下ろしていたのなら、同様に「おはよ」と一言声をかけただろう。]
(58) 2014/08/31(Sun) 22時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/08/31(Sun) 23時頃
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[席を立ち、手にしたトレイを返してから 先ほど言葉を交わした青年を見る>>48]
…花飾り?
[まるで、物語に出てくる乙女のよう そんなことをふと思い、クスリと笑う
左手首で咲く花が、微かに揺れる 根はまた養分を吸い取って、蔓が伸び手首に巻きつく 棘が肌に刺さり、わずかに血が滲む
しかし、それも束の間のこと 気づけば、その血も花の糧となり 花は一層艶を増し色濃く匂い立つ]
─…行かなきゃ
[足取りは緩やかだったが、迷いなく サナトリウムの書庫へと向かっていった*]
(59) 2014/09/01(Mon) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/01(Mon) 00時頃
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
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[──ふわり、と 鼻腔を擽る香り>>59 くすんだ金髪から覗く空色の花びら。睫毛を一度伏せては 開き。 首を傾げて のんびりと。]
…やっぱり ヘン?
[今も微かに萎れたそれ。 軽く指差しながら問いかけて。 そういう彼女の花は今日も根を張り、捉えているのだろうか。 視線を落とした先、白い左手首に赤い玉粒が浮かんでいたのを目にできたのなら、]
………綺麗、だけど 痛そう。
[食い込む蔦と、棘を見て声を潜めただろう。 眠り姫を思わせる彼女の容貌と対比させては囁いて。濃くなる芳香に双眸を眇めては、嘆息した。
“行かなきゃ” 何処へやら向かおうとするのなら、やはり止めることはせず。 手首にて咲き誇る真っ赤な花びらにに視線を向けては、逸らした。* ]
(60) 2014/09/01(Mon) 00時半頃
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[青年の誰何>>60へは、小首を傾げしばらく考える ほんの数秒前の記憶の欠片は辛うじてあり それをどうにか手繰り寄せ]
…いいえ
[ぽつりと返す]
けど、可愛らしい…かも
[揺れる淡い勿忘草色は晴れた空のよう そんなことを思ったが、咲いた場所が場所だけに>>8 どこか微笑ましい一方で、物悲しさを覚えた]
(61) 2014/09/01(Mon) 01時半頃
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痛くは…ないわ
[左手首への視線と言葉へは、はっきりと答え]
ほら…何ともないもの
[左手首を見ても、蔓はなりを潜め 艶やかな赤い花を咲かすばかりで 肌に滲んだ血もすでにない
嘆息の後、目を逸らす彼に首を傾げてから 食堂を*後にした*]
(62) 2014/09/01(Mon) 01時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/01(Mon) 02時頃
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ショベルカー。焦げるおひさま。きれいな目。青い扉。 眼下の魚。黄色いカサ。金網が無い。マヨネーズ。 隠元豆。電灯。怒鳴る女の子。 扉に見える。餃子屋。兄ちゃんが嘘をついたんだ。 泣いてる僕が馬鹿みたいだった。四角い道。 法蓮草を育てる月。留守番とミシンのケース。 分かってくれないから、泣きながら、平たい机の下に。 オレンジ色。おばあちゃん。 ピンク色の石と犬の糞と、靴跡。 青い卵の中には枯葉があって、殻は冷たくて、 不安だけど、わくわくしてた。 バレリーナと駐車場。赤い光とピエロの腕。 椎茸の入った中華スープ。咲くにゃあ。 暗い部屋、青い箱のそばで飲んだココア、噎せ返る感じで、不味くて…
(63) 2014/09/01(Mon) 09時頃
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[病室の中、ぶつぶつと籠る枯れた声。 呼吸する様に揺れる、瑞々しい花々。 壁の一面を埋め尽くさんとする、鮮やかな付箋紙の群れ。 開け放たれた窓際に並ぶボトル瓶、メス・シリンダー、三角フラスコ、ジャム瓶──────どれもこれも、透明なガラス製の容器──に色別に詰め込まれた、花弁だった物。 142g、584g、98g、633g、律儀に中身の重さの書かれた付箋も風が吹けばぴらぴら踊る。]
…アルコールランプで、割った、ペトリ皿……
[太く筋張った指で押さえ込んだ、小さな水色の付箋紙に、ゆっくりとペンで文字を綴る。 刻み込む様に、慎重に。しかし、水色の上に残った文字を確認すれば、 途中から掠れて読めない状態だった。]
…あー……
[眉間に皺を寄せ、やはり広い掌には不釣り合いな細く小さな水性ペンの先をまじまじ眺め、 ちょいと舐めた指先でなぞる。しかし、インクは出ない。 筆立て代わりのキャラメルの缶には、もう使えるペンは残っていない筈だ。]
(64) 2014/09/01(Mon) 09時半頃
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[顔を顰めて黙り込めば、扉側から歌が>>44聞こえる。 いつも聞こえるあの歌、あのアコーディオンの音色、誰の物なのだろう。 医師と共に病室から出る時は逆の方向に行くから、会った事は、無い。]
ペン…今日から、一人で歩き回って…良いんだっけ。
[昨晩、許可が出たのだ。明日からは好きにサナトリウムを歩いて良いと。 ゆっくりと座り込んでいた寝台から腰を上げ、ん、と伸びをすれば指先が天井を掠めた。 裸足を履物に突っ込み、白い手提げ鞄を手に引っ掛ける。 猫背気味でゆらゆらと歩き出し …出入り口近くの洗面台の前を通った瞬間、小さな悲鳴を上げた。]
(65) 2014/09/01(Mon) 09時半頃
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っっ…は、ぁ…はぁあああ…………怖い。
[鏡に映る自分の顔は、頬や首筋に花は咲いていようとも、鰐かピラニアか。 とにはかくとも肉食の、タチの悪い獣に見え、 見る度にびくりと震えてしまう。 しかしもう、暫く咲いていた濁った色の花弁は 髪を掻き揚げて確認してみても咲いていない様で。 彩度の高い赤や、深い深い青の花も近頃は咲かない。 白や、黄色や、薄紫の小さな花達が、 耳の下や目頭、腕に揺れている。 ほ、と安心した様にため息をついたが
─────何やらその事実も恐ろしい物である様で。 そのまま背を丸めると蛇口を捻り 顔を強く、強く、強く擦って、洗うと タオルで水気を取りつつ、恐る恐る扉を開いて廊下に踏み出した*]
(66) 2014/09/01(Mon) 09時半頃
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対面販売 クリスマスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(対面販売 クリスマスは村を出ました)
露店巡り シーシャがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(露店巡り シーシャは村を出ました)
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『 ソレガボクノシゴトナンダカラ 』
[向かいに座る医師の薄い唇が音を紡ぐのを、シーシャはじっと見詰める。 ほら、と促されるまま腕を指しだすと、スティーブンの指がそれを取った。他人の体温。慣れた様子で手早く治療が為されていく。 消毒液のツンとした匂いと、傷口に染みる痛みに少しだけ眉を顰めた。]
──…ウン、知ってる。そんなの。
[放った言葉の後、ゴホ、と短い咳を漏らす。シーシャの表情は、安堵と不満が入り混じったようで。]
「けったいな仕事、選んだよなあ。センセイ。訳の分かんねービョウキで死ぬだけのオレらのお守りなんてさ。…つまんねぇよ。」
肩を竦めて、ハ、と笑う。 皮肉と少しの自嘲の混じった言い様に、医師はどう反応しただろう。 もしかしたらそれは、言葉や表現が違うだけで、この患者との間に何度か繰り返された遣り取りだったかもしれないが。]
(67) 2014/09/01(Mon) 14時頃
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