275 突然キャラソンを歌い出す村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
―夜・桜守学園―>>@94 >>@95 〜櫻子との友好度が朧よりも高い場合〜
[青い着物が視界にはいった。 すこし大げさな仕草で近づいてくる彼女。
頭の中がまだなにも片付かない。皆の声は遠いままだ。 好きな人の姿を見て、とても居られなくて去ろうとしたのに――その本人から、呼び止められてしまった。
黒髪を。大きな目を。すこし子供っぽい顔立ちをみる。 気持ちが掻き乱されて、頭の中までぐちゃぐちゃだ。 いつもの歩き方はどこへやら――ヤニクの校門へと向かう足が躊躇いがちに立ち止まる。]
……。
[この桜の木の幽霊と出会ったのは、始業式のこと。 ほんの約一週間前に漸く出会えた七年間の想い人のうちの一人は、大きな目をしばたかせていた。]
(544) gekonra 2018/04/09(Mon) 03時頃
|
|
――そう、ですね。
[喉がつっかえる。先ほど飲み込んだ感情が戻ってきそうな気がして、唾を飲み込む。]
一度ホテルに戻らないといけなくなりまシタ。
[咄嗟の誤魔化し。――何かあったかを説明する気には、到底なれなかった。 隠し立てなんてする必要はない。全て話してしまったって、巫女の占いは左右されはしまい。それでも――占い直しの結果が出るまでは。 せめてこの恋を長引かせたくて。]
……
[かぶりをふる。]
なにも。大丈夫デス。
(545) gekonra 2018/04/09(Mon) 03時頃
|
|
[自分はどういう顔をしているのだろう。 ――普段はこうする。試せば、ほら、なんのことはない。 王子は悠然と微笑んでいた。
努力家の王子はつとめて平静であろうと、また無意識に「頑張って」しまっていた。]
(546) gekonra 2018/04/09(Mon) 03時頃
|
|
―夜・桜守学園―>>@96 >>@97
[櫻子が口をとがらせる。]
……隠したい、わけでは。
[櫻子は、着物の袖を握り]
……、………。
[彼女の奥歯は噛みしめられて。]
…………、……、
[怒っている。悲しい。――それが曲がった口元に、下がった眉にそれと伝える色が出ている。]
(551) gekonra 2018/04/09(Mon) 04時頃
|
|
[何も言えなかったのだ。 「……隠したい、わけでは。」]
[なにも話さないのは恋を長引かせたいがため 「 ……、………。」]
[……「甘えさせてあげることも、 もう大歓迎ではなくなりましたか?」 (だって去らねばならない)]
[「 ほんとうに、大丈夫、ですか。」 (そうじゃなくても。なんだっていい。 いまは貴女に、恋をしていたいだけ――)]
(552) gekonra 2018/04/09(Mon) 04時頃
|
|
―――。
[どうしていいか、わからなくなった。 その頃には先ほど作ってみせた笑みにほころび。疲れたような困ったような――くらい色が微かににじむ。 こんなに声が震えて、好きな人の前だというのに情けない。]
甘えさせて貰うのは、大歓迎デシタ。
[――終わりを想うあまり、過去のことにしてしまった。]
――大丈夫です。私がしたくてしてるコトなので……
[王子らしくあり続けること。それこそが。]
……大丈夫。
(553) gekonra 2018/04/09(Mon) 04時頃
|
|
―――………
ただ。よけば。――甘えていいのなら。 明日も。明後日も。あなたと会う許しが欲しい。
[できれば少しでも長く居れたら。 目を手で覆い隠した。まだ涙はでない。]
――もし、嫌でなければ。
(554) gekonra 2018/04/09(Mon) 04時頃
|
|
――専用ステージ―― >>526
カメキチは、友達デスよ。あなたは兄弟?
[当然のように亀吉の名を知るらしいフェルゼに首を傾げる。もっと近くに――その誘いに、どうしようかと首をかしげた。 腕を差し伸べて、フェルゼの頬を撫でようする。すると腕を捉えられ、ベッドへと引き込まれた。〕
ん……
[寝ころんで、顔を寄せ合い、ひとみのいろをのぞきあう。 感想にくすりとわらった。]
……じつはヤニク、美味しいらしいデスヨ。
[周囲に、はらり、はらりとなにかの花が――降り注ぐ。 ジャスミン。香り立つ花がどこからともなく、散る桜がの如くふりはじめた。そうこれは――ご存じ――王技の気配。 ヤニクは精霊の目で見て、フェルゼの銀の髪をすいた。]
(580) gekonra 2018/04/09(Mon) 04時半頃
|
|
>>575 あぃぃ!?
[背中を叩かれて、背筋を反射的にそらした。]
!?!?
[朧の顔へ驚いた顔をむける。 ―――しかし律儀にも、この男は此方を見るすらしない]
――、……
[背中をすりながら]
オボロは……能天気デスネ。
[なにもしらないくせに――いいやつだ。]
(583) gekonra 2018/04/09(Mon) 05時頃
|
|
[頭まで小突かれてさする。]
…… ……Thank you.
[「邪魔」「見ているだけで幸せ」なんて――つい口をついた言葉にまで、そんなこというなとひとことくれて、朧は去っていった。 ――突然異国から来た王子様は、私の大好きな人たちの邪魔にはならなかったろうか。どうしようもない不安に許しを貰った。 校門前は独りぼっちの夜道に夜道にもどり、安心する同時。少し、ほんの少しだけ――寂しいという気持ちに素直になれそうだった。**]
(584) gekonra 2018/04/09(Mon) 05時頃
|
|
―夜・桜守学園―>>@102〜
―――……
[櫻子は『待っていてくれる』という。そこでついに、目がじんとひりついた。小さな安堵が、誰かと対面している時に自然としてしまう強がりを、緩めた。]
そうデス。 ――いま、ワタシがアナタになにもいわないでいるコト。 これがワタシの甘えデス。
[もう少しだけ恋を引き延ばしてもらうための甘えだ。 手の隙間から、幽霊の白い手がみえる。]
(588) gekonra 2018/04/09(Mon) 05時半頃
|
|
――、……
[甘やかされて、目の奥や喉の奥に涙の気配。泣くな、と思えば余計にそれを止めるのは難しい。]
(589) gekonra 2018/04/09(Mon) 05時半頃
|
|
必ず。
[ぬくい涙がほほを伝う。 ―――くやしい。
――くやしい、くやしい、くやしい。]
必ずあした。
[――悔しい。どうして?どうしてだ。 ――こんなにも傍に居たいと願うのに。 どうしようもなく言葉が嬉しいのに。 この気持ちがなんでもないだなんて。 たったの一週間で、終わってしまうなんて。]
(590) gekonra 2018/04/09(Mon) 05時半頃
|
|
そして、明日は街の案内を。
[あなたであればいいと願っているのに。]
遊びにいって、ゆっくりは休みまセン。
[それは時間がないから。]
そして――明後日には、恋の話を。
[きっとその頃には、精霊の声はきけているだろうから。]
(591) gekonra 2018/04/09(Mon) 05時半頃
|
|
[ヤニクはたったの一日。 自分の恋をただの恋として過ごす時間をとりつけた。
その次の一日は、きっと自分の恋の話をする。
失恋のこと。くるしい気持ちのことを話そう。 あなたが好きということはその時は伏せて。
そして精霊の話がおわったころ―― ヤニクのもとには知らせがくる。
そうしたら、
『運命のたったひとり』の話をしよう。 ]
(593) gekonra 2018/04/09(Mon) 06時頃
|
|
― 二日後 ―
[大きな桜の木の下、恋に破れた話の後。
ヤニクのスマートフォンが振動する。
――巫女曰く。 王子の運命の人の名は―― ]
(609) gekonra 2018/04/09(Mon) 06時頃
|
|
[ヤニクは隣の櫻子の顔を きょとんと見つめると、 その唇に口づけをするフリをした。**]
(610) gekonra 2018/04/09(Mon) 06時頃
|
|
(――――Love me do!!!)
(613) gekonra 2018/04/09(Mon) 06時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る