25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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[見上げたロビンの表情は 他者が現れる事で凍り付くと知っていながら それでも外にある者を呼び付けなければならなかった]
夜光ね、俺は幸得。 悪ぃんだけどさ、ロビンが怪我してんの。 包帯とか、消毒とか、してやってくんねーかな。
[学のない...は応急処置の仕方も知らず 尚、傷付いたロビンの傍を離れたくなどなかったから どうにか治療をと声をかける 学の無さに、花主ではないと知れようか]
(674) 2010/08/02(Mon) 22時頃
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―食堂―
しかし、高嶺さん、誰かに似てはるねん。 誰やったやろか。
[独りになった、正確に謂えば、背後で使用人たちが今宵の花祭の準備で行き交っている食堂で、語ちる。 自分もそろそろ準備した方が佳いだろうか?との内心は、手慣らしのつもりだろう、フワリヒラリと舞う1羽の和紙の蝶に伺い知ることができるか。
そうのまま、ぼぅと、幾許か考えごとをした後、そろそろ本格的に使用人達の邪魔になるかと、のろりと立ち上がった。そして廊下へと足を進める。それは明之進の一件が一段落した頃だったろう。]
(675) 2010/08/02(Mon) 22時頃
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[名を呼ぶ声に、ゆら、と振り返る。 落ちゆく陽は、虎鉄の顔に影を落とし。 儚く、寂しげな色を添える。 空っぽの琥珀は伏目がちに鉄色を捉え。]
…祭……、…。
[微かに呟き、視線を外した。]
……俺には関係ねえよ。
(@75) 2010/08/02(Mon) 22時頃
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― 表座敷 ― [声が聞こえる。][それは、屋敷の者から 遠まわしな起床の催促。 青年は気だるげに身を起こす。 覆う白布越し、昼光は既に感じ取れず。 部屋に灯された明かりの気配以外は闇。]
……高嶺殿と刷衛殿が、か。
[一度目覚めた際、告げられた二つの名。 運んだものの名と、忠告。 ……主を選ぶ気のない青年には 見目が焼けようと、どうとでもいいことなのだが。 花主からすれば、当然の忠告か。]
(676) 2010/08/02(Mon) 22時頃
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―庭→本邸・廊下― ……ため息ついてる場合じゃないな。 祭りが始まる時刻が近づいてきている。本邸へ戻ったほうがよさそうだ。
[つぶやいて引き返した廊下に、人影が二つ。客人ならば挨拶くらいはしておきたくはあるが――邪魔はしないほうが良いだろうか。そんな雰囲気を感じる]
(677) 2010/08/02(Mon) 22時頃
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そっか、落ちたのか。 そうだよな、そんなことするわけない。 眼鏡かけずに歩く時は、気をつけてね?
[幾らか頷き見上げた顔は 微かなりとも狼狽が窺えた 困惑した表情を向けて、ひとつ、ふたつ]
恥ずかしい真似? 照れる? だって、傷付いてたから。 大事なロビンが傷付いてたから。
[咎められたと受け取れば 眉を下げ、肩を落とす]
ごめん、俺も気をつける。 ロビンが嫌なことは、絶対しない。
(678) 2010/08/02(Mon) 22時頃
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―ロビンの部屋―
幸得殿と、ロビン様。 …ロビン?
[幸得はその口調からも花と知れる。 ロビンの名には、噂に名高い花のことが思い出された。 小さくその名を繰り返して]
分かりました。 包帯も持ち合わせていませんが、取って参ります。 暫しお待ちを。
[セシルに頷くと一礼して部屋を出た。使用人を見つけると薬箱と洗面器を出して貰い、一式手にして戻る]
椅子に腰掛けてください。 傷口を流さないと、中に欠片が残っていたらいけません。
[近づこうとするが、心許されてない者が触れることはできるのか]
(679) 2010/08/02(Mon) 22時頃
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…何故、関係ない。花なのだろう。
[主、といいかけて言葉を止める。 招かれざる花、その意味がわからない]
お前は、お前の芸を望まれて、ここにいるのではないのか。 関係ないなどと言うなら、なぜここにいる。 何故、ここに留まる。
[自分が短気だという自覚はある。 口に出す言葉を幾らか選ぶようにしたら、 手が自然と扇を鳴らしていた。
パチン、と剪定するかのような音]
(680) 2010/08/02(Mon) 22時頃
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2人には面倒と忠告の礼を述べねばなるまいな。 ……それと、太刀を祭りまでには。
……高峰殿と刷衛殿、お2人は今何処におられるか どちらかが手隙ならば、私を案内してもらえまいか?
[そう口にしながら、寝乱れた髪と着物を整え 一度だけ包帯を外し閉めなおす。 いやに部屋を照らす行灯の朱が目に付いた。]
(681) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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本屋 ベネットは、増えた足音に視線を向ける。
2010/08/02(Mon) 22時半頃
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― 自室 ― [セシルには語っている己の小心さ。 話しても良い気になったのは何がきっかけだったのか、もう忘れてしまったけれど、彼の好意も嘘ではないと知れた時から、幾らか気を許すようになっていた。 彼の学の無さに、些かの優越感もあった。 そんな己の醜さを彼に知られたくは無いと、隠してはいるけれど]
ああ……スペアを頼んだとして、明日には届くかな。 暫く不自由しそうだ。
[セシルの落ち込み具合を感じ、溜息一つ]
気持ちは、嬉しい。 厭じゃないよ、驚いたんだ。
(682) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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― 屋敷前 ―
陽も暮れ、着々と花祭の準備が進む中。
屋敷の前に馬車が一台到着する。
従者の手を借りて、中から転がりおちてくるように出てくるのは、
まんまると称されるに相応しい男の姿。
「むふ。準備はぬかりのぅできとるだろうな。」
さり気無く身を支えてくれている、
見目麗しい従者の尻を太い指で撫であげながら、
屋敷から出てきた執事に、そのまんまるは尋ねた。
執事の返事に、二重顎以上になった顎を震わせながら、
鷹揚に一つ頷く。
「ふへへ。愉しみじゃのう。愉しみじゃのう。
馳走じゃ、馳走じゃ…―――」
相変わらず従者にセクハラを働きながら、
屋敷の主人は、のそのそと屋敷へと。
(#6) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
馳走が、花のあるいは花主の身体であると知るは、
果たして誰か……―――
(#7) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
記者 イアンは、屋敷の者が2人の様子を伺いに行く間、表座敷でくつろいでいる。
2010/08/02(Mon) 22時半頃
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[部屋を出た夜光がやがて戻ってくるころには、痛みにも大分慣れた頃]
嗚呼、夜光 それを渡してくれれば自分でやるよ。 ボクに気安く触れないでくれないか。
[にべも無い言葉。 セシルにかけるものとは全く違う拒絶を含む。 目当てのものさえ手に入れば、なるべく借りを作りたく無いのが本音。 ただ――手を伸ばした先がぼやけるその視力で何が出来るかは怪しい。
そういえば口止めを忘れていた。 ここの使用人はどこまでゴシップを好むだろう]
(683) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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悪ぃな、夜光。 頼む。
[一式を持ち帰ってきた夜光 ...は手当てを知らぬのだと告げる 一度頭を下げて ロビンから少し離れ、夜光を通す]
ロビン、掛けてって。 俺も覚えるから、ちゃんと謂うこときいてね?
[他者に対する態度が険しいと謂うよりは ロビンただ一人に向けられる 甘ったれたような声 表情も特別柔らかで 心配そうに見守っていたり にこにこと笑っていたり、か]
(684) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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……。
[花、という言葉に無意識に奥歯を噛み締める。]
俺は…、俺の芸は、主のものだ。 …その主が居ないなら、俺には舞う理由が無い。
[影を落としたまま、呟いて。 パチン、と扇が鳴れば僅かに身を揺らした。 見上げた先の鉄色がふと動けば、それに倣って琥珀も同じ方向を見る。]
(@76) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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―本邸廊下―
あらま。本郷様、まぁた花虐められとるんやろか。
[廊下に出れば、丁度、本郷が扇を鳴らしている所だった。 その奥に2つの影、本郷の近くに1つ、少し離れて1つ。]
……虎鉄?
[華月はそのうちの本郷の近くに在った影に反応する。 それは一時、弟分のように思っていた(一方的ではあるかもしれない)相手だったからだ。]
(685) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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…甘い、な…
[湯浴みの後、乾かし結い上げられた髪に触れて呟く。 部屋に備え付けられていた香油を使ったのだが、 それは甘い匂いの花のものだった。 訊けば香は胡蝶蘭の原種のものなのだという。 まんまるの計らいにしては、随分と洒落ている。 他の部屋にも違う香が置いてあるのだろうか。
窓の外を眺めると、池を眺めていた姿は消えていた。 月が昇る、祭が――…始まる。
普段とは異なる白橡の色を羽織ると外へ出る。 歩いていると探す屋敷の使いの姿が見えた。]
――…ああ、起きたか。 構わん、私が其処へ行けばいい。
[表座敷の花のことと聞くとそう言って、向かうのは表座敷へ。]
(686) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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―ロビンの部屋―
[娼館では杯や皿が割れての怪我も日常茶飯事。 縫うほど深ければ手に余るが、手当てで済むなら心得はある]
…ロビン殿。 その目では難しいでしょう。
[所作全てで否定をされれば溜息混じりに返す。 使用人に教えられたか、呼び方が少し変化した]
幸得殿、この傷薬で傷口を洗ってこちらの布で押さえて下さい。 酷く深い傷ではなさそうですから、包帯も落ちない程度に強く巻けば、とりあえずは大丈夫と思いますが。
[今も触れていた幸得なら大丈夫だろうと、一式を差し出した]
難しければ、そこだけ手を出します。
(687) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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…そうか。ならば、好きにすればいい。
[それは、昨日あれだけ言いあいをしたことから考えれば 酷くあっさりと男が引いたような形になる。 当然、自分の考えがあってのことだ。
主がいない。言っていた言葉は一緒だ。 明乃進も。同じことを言っていた]
…お前、人を何だと思っている。
[新たにまた一つ増えた花の声に、幾らか棘のある声を返す。 また李を持っていれば投げつける事も出来たであろうにと思うと 非常に残念で仕方がない]
(688) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 22時半頃
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―本邸・廊下―
…っ、
[鵠様、と使用人に声をかけられ はっと意識をこちら側に戻す。 手には、椿の枝。]
いや、……何でもない。
[にわかに玄関が騒がしくなる。 “まんまる”様―――豚の帰還だった。 表情に険が乗る。 ろくな思い出がないのだ。]
(689) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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― 表座敷 ―
……こちらへ?あの高嶺殿が?
[戻ってきた屋敷のものから、そのことを聞けば 青年は些か驚いた。 ……ここに来てからすれ違う程度は会っているし 寝ているのを見られてもいるから 覆う包帯を見て気を利かせてくれたのだろうか?
ともあれ、早急に寝具は片付けられ 表座敷は花主を迎える体制を整える。 青年も居住まいを正し到着を待つ。 ……暫くすれば、足音と甘い香りが 青年の感覚に届くか]
(690) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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― 自室 ― [夜光の溜息。 彼に触れられる事を了承するまで、大分間があった]
―――――――――――……わかった。
[言う事を聞いてくれと、セシルの強請る声。 断れないのは結局、彼に甘い。 もし弟が居たならこういうものだろうか。 渋々と言った風に、椅子に座り足を投げ出す。 滲む血はまだ止まらない]
っ
[触れられれば矢張り痛い。 手当ての間、少年は始終無言で不機嫌な顔をしていた*]
(691) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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明日か…。 それまで大変、だな。 俺で良かったら、何でもするから。
[ね、と小首を傾げて笑う いつからロビンに懐いたろうか 記憶こそ薄れ忘れてしまったけれど 彼には...の芸を語る程、心を許す唯一であった 彼が優越感を持っていようと 例え蔑まれていたとしても]
驚かせ、た? そっか、ごめん。 やっぱり気をつける。 だから……。
[ただにこりと、微笑む顔は花のよう 他には見せぬ、桜のような]
(692) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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あ、……すいません、お邪魔をしてしまいましたか。
[琥珀色の瞳の少年の声は、どこか聞き覚えがある。昨日庭で聞いた叫び声の主だろうか]
(693) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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…まもなくか。
[花祭。 道楽と娯楽であり、 道を定める宿命の宴。 椿の花を拾い上げ、 湯を使うために一度戻ろうとする。]
…花 か
[――『今』は、蕾であり花。 華月は常の笑みで 己にそんなことを謂った。 眩しげに見る苔色は馴染み深い、多分今唯一気安い場所。]
…―――華月は、…
[どう、するのか。 小さくひとつ息を吐いた。]
(694) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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―ロビンの部屋―
…見た目より深いみたいだ。
[結構な間の後に許しが出た。 薬箱から軟膏を出してそれも刷り込むように。 不機嫌な顔は痛みからか触れられているからか判別つかない。 両方というのが正しいか。
セシルとの間では空気が違う。 仲睦まじく見える二人に僅か微笑む。 かつては自分たちもこのように見えただろうかと。
あれほど親密な空気はそうそう醸し出せるものでもなかろうが]
(695) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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―B棟・自室―
[明の主への手紙をしたためている。 このまんまるの花祭に彼がいること、そして、その主である手前がいないこと。 明の様子がおかしいこと、それらを簡潔に書いた。
そして、封をしつつ、送り先はわからない。 調べさせるために使用人を呼んだ。
その際、まんまるの本邸への帰還も聞いた。]
ああ、帰ったのか。 挨拶は、まぁ、すぐでなくてもよいだろう。
[茶も所望した。]
(696) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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[虚ろな琥珀に漸く光が灯ったのは、聞き覚えのある声で名を呼ばれた時。 声のした方へ視線を遣ると、影は消え、琥珀が丸くなる。]
…か、げつ……? 華月じゃねえか!
[懐かしい名を呟くと、ぱ、と表情が綻ぶ。 認めた姿は、嘗ての友人にして兄貴分である相手。 同じ境遇で同じ師に就いていた事もあり、周りとあまり打ち解ける事のなかった虎鉄も華月には心を許していた。 そんな彼との久方ぶりの再会、嬉しくない訳がない。]
(@77) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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― 表座敷 ― [部屋の前に降り立つ足音はとても小さなものだったろう。 座敷に入れば寝具も見当たらなく、 花はまた包帯で目を覆っていた。 少しばかり、取れた姿を見れることもあるかと 期待していたので零れたのは期待外れの姿への笑み。]
…よく眠っていたようだな。 私が呼ばれるとは思わなかった。 お前を運んだのは、私ではなく"研"だ。
[刷衛のことをそう呼んで、花の近くに座る。 もう月は昇り始めている。 放っておいたら日に焼けていたことだろう。 包帯で覆われたその目元に興味を示すようにとっくりと眺め]
――…祭の前に、迂闊なことだ。
[庭で寝てしまっていたことを、そう言った。]
(697) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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…。
[邪魔をしたか。そう尋ねる声に首を横に振った。 少なくとも自分は、という意味合い。虎鉄がどうだかは解らないが。
ふと、玄関のほうの騒がしさに視線を向ける。 鵠の姿が見えて、それから]
何だ、あの脂大福出かけていたのか。
[まんまる、よりも酷いかもしれない一言を、男は平気で言ってのけた]
道理で邸の中がとおりいいはずだ。
(698) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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