112 燐火硝子に人狼の影.
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ホレーショ―の読んでいた本を手に取る。 じ、と表紙を見詰めその本を持ち去る。 己の借りる個室に立ち寄りコートと帽子を腕に掛けた]
――…ん。
[敏い耳が駆ける足音を感じた。 居室から廊下に出ようとすればシーシャと鉢合わせとなる。 まるで何処かへ出掛けるかのような格好の男は 黒檀の杖を軽く鳴らし、頸を傾げた]
人の子には自警団の包囲を解けぬだろう。 それに――…人狼ふたりを相手に敵うと思うか?
(27) helmut 2013/02/09(Sat) 00時半頃
|
|
[男がこちらへと向かってくるようならば、 その喉元へと牙を、爪を向け返り撃つつもりだった。 腰を引き、膝に力をためる。
しかし、男は足を、手を獣へ向けることはなく>>25、 背を向け少女と共に走り出した。>>26。]
逃げられや、しないのに。
[未だここは檻としての体を成している。 走り去る二人の背を眺め。 ゆっくりと歩き出した。]
(28) 緋灯 2013/02/09(Sat) 00時半頃
|
|
[逃げろ、の一言には一瞬、怒った表情を。 違うでしょう、と告げる前に 再度彼が告げなおした言葉を聞けば黙って頷き。 手を取り、駆けた先。 こつり、杖の鳴る音がして。]
――……ルーカス、さん。
[対面するように立つ彼>>27の姿は 初めて会った時と変わらぬ姿。 咄嗟に、シーシャを庇う様にその前へと立つ。] ………殺さないで。
[叶えられる事はないだろう、望みを告げながら。]
(29) mizutama 2013/02/09(Sat) 00時半頃
|
ルーカスは、/* オスカーの言いかけた言葉にそわっとしている。
helmut 2013/02/09(Sat) 00時半頃
|
[シーシャを庇うよう前に立つメアリーの言葉に 男はクツクツとたのしそうに喉を鳴らした]
殺さないで、か。 ――…誰を殺さないで欲しい。 一つ、選ぶなら、考えぬ事もない。
[サリスでありシーシャである男に 向けたのと似た問いかけを人間の娘に向ける]
(30) helmut 2013/02/09(Sat) 00時半頃
|
|
―――シーシャを。殺さないで。
[告げる言葉に迷いは無い。 人狼と呼ばれる男の瞳を、見据える瞳はもう、揺らがずに。]
(31) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時頃
|
オスカーは、ルーカスをつんつんつついた。
s_kisaragi 2013/02/09(Sat) 01時頃
|
――…同じ事を言うのだな。
[メアリーの生を望んだシーシャ。 シーシャの生を望むメアリー。 少しばかり眩しげに翡翠を眇める]
シーシャの代わりに、 キミが喰らわれて呉れるのかい?
(32) helmut 2013/02/09(Sat) 01時頃
|
|
…良いですよ。食べても、良いです。
[でも、その前にと。付け足すように小さく告げる。]
……あのね。私、貴方に会ったら、一つ。 聞きたい事が、あったんです。
[彼の瞳を見据えたままに、問い掛ける。]
貴方が人を殺すのは、生きる為ですか。 それとも、それ以外の理由が、あるの? …教えてください。ルーカスさん。
(33) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時頃
|
|
[口走った「逃げろ」の言葉、返されたのは怒った面持ち>>29。 悪ぃ、と呟く余裕も、ばつの悪い顔をする余裕も無いまま。 少女の手の温度を確かに感じながら、駆けて、駆けて――。]
ルーカス。
“……リヒト”
[どちらの名も、「こえ」の方で初めて聞かされたもの。 鉢合わせてしまったその男>>27の出で立ちは、まるでこれから何処にでも行けるよう。 対して、己は。]
(34) sakanoka 2013/02/09(Sat) 01時頃
|
|
解け、ねェな、あの野郎どもの、は。あァ、
[その自警団の力を借りようとしなかったのがそもそもの間違い。 己だけで立ち向かおうとする限り「逃げられや、しない」。 それはミドル>>28も口にしたことだが、駆けていった男の背には、届いていなかった。]
………でも、敵うか、どうか、は。 やってみなけりゃ、解ん、ね……、
(35) sakanoka 2013/02/09(Sat) 01時頃
|
|
[追いつけば、すでに彼らは対峙していた。>>27>>29 少し距離を置きながらも、 位置として、退路を断つように道を塞ぐ形となった。]
…………。
[震えてばかりいると思った少女は、 人ならざる存在を前にして凛とした声を張る。>>31
誰かのために命を捨てる。 その愚かさに胸がざわめき、目を細め。 少女の、同胞の、男の声を静かに聞くだろう。
――その感情が羨みと、未熟な獣は未だ理解していない。]
(36) 緋灯 2013/02/09(Sat) 01時頃
|
|
っ、ばっ、メアリーっ、……!
[己の前に立つ少女>>29の背は、果敢無くみえて。 それでも何処か、果敢にさえも見えた。 引き戻そうと伸ばし掛けた腕は、痛みによって下がり。何の力も持たなくなる。
告げられる、少女の望み。誰を、と問う男の声。 それは何時かの、己への問いとおなじ。]
め、ぁ、
[その時己はメアリーの名を挙げ、己の名を告げなかった。 そして、そのメアリーもまた、おなじ>>31。]
(37) sakanoka 2013/02/09(Sat) 01時頃
|
|
――…そう、か。
[メアリーの返事に何か思うように翡翠が伏せられる。 腕に持つ荷を手放し、床に落とす。 残るは左手の黒檀のみ。 聞きたい事、と前置きにメアリーへと視線を戻した]
人間が、食事をするのと同じ。 私は、人間の血肉が無ければ飢えてしまう。
[飢えに耐えられず死ぬ前に狂ってしまうだろう。 限界まで耐えようとした過去。 傍に在った妹を喰らおうとした悪夢のような夜。 あれ以来、己を人と認識するのは止めた]
(38) helmut 2013/02/09(Sat) 01時頃
|
|
試してみたいならそれも良かろう。
[矜持高き獣は余裕に満ちた様子で応える。 シーシャが敵うかどうかは知れない。 彼を獲物とみなしても、未だ敵とはみなせずに]
残るは、四人、か。 役者が揃ったようだな。
[ミドルが現れるをみながら、杖を手遊ぶ]
(39) helmut 2013/02/09(Sat) 01時頃
|
|
…そっか。ただ、貴方が生きる為なんですね。 ……良かった。 もしそうだったら、お願いしたい事があったんです。
[そうして、目の前の男へと微笑みかける。]
私、食べたらお腹いっぱいになりますよね。 そしたら、ここを出る時にね、できる限りで良いんです。 …自警団の人も、殺さないであげて下さい。
[お願い、二つになっちゃいました。 でも、二人共生きる事を許してくれないのであれば。 これ位は、叶えて欲しいと。そう告げた。]
(40) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時半頃
|
|
[サリスが問われたその時と、メアリーのこの時とで違うのは、後から己の名を付け加えられたか否か。 此度はもう、ふたりとも生きることなど許されない。何処かで、そんな思いが過る。 そしてメアリーには確かに、シーシャの、サリスの代わりに喰らわれる意志が見えた>>33。]
………………
[「だったら、せめて、オレが」。 その意思は人間の声でさえも、人狼のこえでさえも紡がれず。 ――聞こえてきた「こえ」が、思考を妨げる。]
(41) sakanoka 2013/02/09(Sat) 01時半頃
|
|
[良かった、と紡いだメアリーにはたと瞬く]
言ってみると良い。
[促して彼女の願いを聞き終われば柳眉を寄せて悩むよう]
――…嗚呼、飢えは暫く感じぬだろう。 出来る限り、か。 キミは他者のことばかり案じるのだな。
[優しいと称した娘に溜息まじりの声を返す。 ちら、と同胞に視線を向けて尋ねるような仕草が一度]
(42) helmut 2013/02/09(Sat) 01時半頃
|
オスカーは、座布団の上で丸くなった(猫かw**
s_kisaragi 2013/02/09(Sat) 01時半頃
|
[彼の返事>>42に安堵すれば、呆然とした様に佇む彼>>41の方へと振り返る。]
ずっと一緒に居るって、約束しました。 大丈夫。見えなくても、傍に居ます。
[だから、さよならは言いませんと。 そうして彼の頬へと手を伸ばせば、屈んでと囁く。 もし彼が答えたならば、その唇へとそっと触れるように。 唇を重ねただろう。
けれども、それは、一瞬。 直ぐに離れれば、笑って告げる。] ――護ろうとしてくれて、ありがとう。…大好きです。
(43) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時半頃
|
|
[そのまま身を翻せばもう、彼の方へは振り返らない。 ルーカスの前へと立てば、微笑んだまま告げて、]
……痛いのも、怖いのも嫌なんです。 苦しくないようにしてくれると、嬉しいです。
[――そして、瞳を閉じて。もう二度と、開ける事はないだろう。*]
(44) mizutama 2013/02/09(Sat) 01時半頃
|
ヴェスパタインは、オスカーの真似をして座布団の上で丸くなった。**
IrUy 2013/02/09(Sat) 01時半頃
|
[余裕に満ちたその声>>39に、返る言葉は無い。 試してみるだけの力も、今は持ち合わせていない。 定まらぬ心が、揺れ――それからやがて凪いだのは。 かの人狼に対して問いを投げた少女の、そのもうひとつの願いを耳にした時。]
優しい、な。メアリーは。 ……あァ、優しい。
[おなじようで、違う少女。 彼女は、自警団を――他の人間を、出来る限り、殺さないでくれとも願ったのだから。]
(45) sakanoka 2013/02/09(Sat) 02時頃
|
|
メアリー、
[今再び、振り向いた少女の顔が見えた>>43。 それは眩しく、凛としてさえ見えた。 対してきっと己は、呆然としたまま、酷く情けない顔だったに違いない。]
……………、
あァ、判った、よ。 言わない。さよなら、なんか、言わな、い。
傍に、ずっと、……。
[頬に触れる小さな手。それに従い、その身を屈める。 掠れた声紡いでいたくちびるに、彼女のそれがそっと重なる。 ほんの少しの間瞑った目に、滲む滴の熱さ。]
(46) sakanoka 2013/02/09(Sat) 02時頃
|
|
[微笑む少女をじっと見詰める。 笑みを返す事はしなかった。 触れれば壊れてしまいそうな硝子の花。 涙さえ拭えなかったあの一瞬を思い、吐息を零す]
それが、キミの望みか。 ――…
[メアリーの望みを聞き、サリスの答えを待つ間。 未だ彼女には、触れてはいない]
(47) helmut 2013/02/09(Sat) 02時頃
|
|
メアリーっ、
――――… あァ、 好き、だよ 。
[くちびるが触れていたのも、その笑みが見えたのも、きっととても短い時間のこと。 護ってくれたその人は、もう、振り向かなかった。]
(48) sakanoka 2013/02/09(Sat) 02時頃
|
|
[屈んでいた男は、床に膝をついたまま、ルーカスの前に立つメアリーの背を見上げる。 ここで止めようとすることあらば、それは彼女の意思を踏みにじるのと同じこと。故に、動いてはいけなかった。]
…………、
[そしてそれ故に、彼女を「生かす」ことができなかった。 ――まぁた見殺しにした。 そう、誰かがささやいた気がした。 けれどそれでも、動けぬまま。]
(49) sakanoka 2013/02/09(Sat) 02時半頃
|
|
――…痛みは、一瞬。 チクリとするだけ。
すぐに、終わる。 苦しむ事はない。
[甘く囁く声は常よりも僅かに優しくある。 メアリーのシャツのボタンを右手で外し その首筋を外気に晒す。 その手はそのまま彼女の左肩へと宛てがわれて 白く細い項に、男の吐息が触れる。 閉じられた少女の眸にその景色は映らない]
(50) helmut 2013/02/09(Sat) 02時半頃
|
|
[メアリーの首筋、その柔い肌に鋭い牙が浅い傷を付ける。 己の体液に痛覚を鈍らせる働きがあると知ったのは 獲物を喰らう前、それを戯れに壊したいつか。 彼女に効果があるかは知れないが傷口を舌先でなぞり それをなすのは、ふたりが望んだからにほかならない]
メアリー、
[名を呼び囁くは眠りに誘う言葉。 おやすみ、と言い終えた口が大きく開く気配。 人の姿のまま、獣の爪が力任せに左胸へと穿たれる。 柔らかな肉を裂きかたい骨を押しのけて摘み取るは命そのもの]
(51) helmut 2013/02/09(Sat) 02時半頃
|
|
[男の掌には体内にあった名残のまま脈打つ少女の鼓動。 色硝子よりも鮮やかで艶やかな赤が床を染めてゆく]
――…これで終い。 此処での、最後の食餌だ。 ミドル、――…好きなだけ食べると良い。 私は、後で頂く事にしよう。
[滋養に満ちた心の臓をミドルへと差し出す。 甘く芳しい血の匂いに満ちたその場で 獣たちの晩餐が、はじまる*]
(52) helmut 2013/02/09(Sat) 03時頃
|
|
[男はメアリーから目を逸らさなかった。 竦んで逸らせなかった、という訳ではない。 少女の望みを、己の答えの結果を、逸らさずに受け入れるため。
後ろ姿からは、肌蹴られるシャツのボタンは見えない。開いた首筋も髪に紛れて見えにくい。 綺麗な髪。綺麗だと褒めた髪。その髪がふわり揺れて見えた。 其処には、首筋に傷を付け、それを舌でなぞる姿。
――あぁ。それも、何時かの少年に対してのものと似た。 けれども、この場で彼が少女を「見逃す」ということもない。]
………めあ、り、
[小さく呟いた名は、人の形した獣が発したそれと、重なる。]
(53) sakanoka 2013/02/09(Sat) 03時半頃
|
|
っ、――――、
[瞑りそうになった目は、瞑りきらず、狭まるだけ。 その中に映るは、穿たれた左胸と、紅いあかい血の花のいろ。 握り取られたのは、紅い、あかい――、]
……………は、
[其処までを見届けて、男は俯く。 あかい花の香はあまりにも濃く、噎せ返る程。 これから食まれる少女の身体を見続けることは出来なかった。 それでも、全てが終わるまで、その場を離れようとはしなかった。]
(54) sakanoka 2013/02/09(Sat) 03時半頃
|
花売り メアリーは、メモを貼った。
mizutama 2013/02/09(Sat) 03時半頃
|
―――…あァ、メアリー。
居るんだろ、 此処、に。
[見えなくても、傍に居る。ずっと一緒に居る。 ――ただ、そう、信じて。**]
(55) sakanoka 2013/02/09(Sat) 03時半頃
|
|
[サリスの視線が注がれるのは少女の方。 目をそらさぬ様を視界の片隅に捉えるが その時は何も言わず憔悴の色漂わせるのを感じる。
濃密な血の香りに誘われるように 命の色に染まる己の指先に舌を這わせる。 ぴちゃり、水音がその場所に響くが それよりも甘露の如きその血の味に酔いしれる]
――…、
[零れる吐息の甘さは遠い日、少年に向けた色にも似て]
(56) helmut 2013/02/09(Sat) 03時半頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る