20 Junky in the Paradise
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[ スタン 間近で何かの刺さるような音がした。 見回すと、近くのテーブルの上、銀色の何かが見える。]
[立ち上がって歩み寄る。
天板につき立つナイフと、色とりどりの錠剤の入った小箱がそこに。]
……誰ガ、投げたんだろう?
[ナイフは引き抜いて、折り畳むとポケットに、ついでに乱れに乱れた着衣を適当になおして。
そして、またも錠剤を二粒、三粒と口に放り込む。]
(27) 2010/07/10(Sat) 23時頃
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オモイ
[酩酊状態だからか濡れ鼠だからか判然とせずも、 肌蹴ていた服も靴も脱ぎ全裸になると解放された面持ち]
あ、れ? バスタブ何処だっけ…
[服を脱ぐ間に目的は脳内で書き換えられ、 赤く染まる裸体のままに風呂を探し歩きはじめる。
ぺたり…ぺたり―――…
晒す白い肌には幾筋もの血の流れ。 通るあとに薄紅色の足跡と掌から流れ続ける赤が残る]
(28) 2010/07/10(Sat) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/07/10(Sat) 23時半頃
長老の孫 マーゴは、バスタブを探し、テーブルクロスを捲って机の下を覗き込む。
2010/07/11(Sun) 00時頃
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[ホリーの元まで歩いていくマーゴの背中を見送り 棒立ちでそこに立ちつくしたまま]
わあ
[細く白い首から吹き上がる赤>>20 照明まで塗れたか、目の充血のせいか。 部屋が赤くなったような錯覚。 片手に瓶を持ったままで、 赤い噴水の傍へ歩いていき]
あ。
あり、ありがとう。 …… ず、随分、あ、汗かいてるね?
[滑るへクターの手からライターを受け取る>>26。]
(29) 2010/07/11(Sun) 00時頃
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[ 宝石 ライター
バスタブ ]
[言葉や声は耳に入っているが、それが何を意味しているのか── そういった思考の働きは全くしていなかった。]
[再びソファーに腰を下ろして、ふと、視界に男の姿が入ってきた。]
──今、ナイフを投げたのは、……貴方なのかナ?
(30) 2010/07/11(Sun) 00時頃
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[殴打の音が聞こえるのは同じ部屋からなのか、廊下からなのか、それともさっき出てきた食堂からなのか。 ぐわん ぐわん と大きく反響して鼓膜を震わせる。 リズミカルに異なる音が生み出されるのが、どこか酒場のジュークボックスのよう。夢見心地の中に日常の名残を見出して、小さな声で知ってるリズムを口ずさんだ。]
―― …たんたんたん。 ふ、ふ、はははははっ ああ、楽しい。きっと楽しいんだ、これは。 [壁を支えに起き上がる。その顔には啓蒙された、笑みが浮かぶ。]
こんなに楽しいのに座ってるなんてもったいない。 パーティーか、パーティーだ。 楽しい事には音楽が付きものだろうに、なんで鳴らない?静かだ。 ラッパをならせばイナゴの大群、なんてオチもないのに。
(31) 2010/07/11(Sun) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/07/11(Sun) 00時頃
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ば、バーベキューでも、し、しようか、と、 おも、思って。
[ かしゅっ、と、油で濡れた手で、 火をつけようとする。 ]
火、あ、赤い──… あかい、火。
… も、燃えたらきれいだ、だし。
家の中で燃やしたら、 ちょ、ちょっとわくわく──し、しそうじゃない?
[軽く同意を求めて、ぼ。と火が点き]
…あっ
(32) 2010/07/11(Sun) 00時頃
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[油の中に落下した火が、足元でぼう、と、燃え上がる。]
…… ナイ、フ?
[──何のことだろう。と、そんな風に不思議そうに 言葉に訛りのある青年を振り返る>>30]
な……なんのこと?
[顎を引いて口を曲げて、逆に尋ね返す。 上目遣いの目は、きょろきょろと周りを見回す。]
(33) 2010/07/11(Sun) 00時頃
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音楽…?
[聴こえた声にテーブルクロスから手を放し身を起こす。 振り返るとヴェラでなく噴水を見ていたスティーブン]
オーディオは大広間 バスタブは…
[スティーブンの顔を見ながら呟くも、 至極単純な答えが見つからず眉根を寄せる。
諦めたのか溜息をひとつ落として大広間へ向かい、 歩き出す先には火の川が走り揺らめく]
ふふっ キレイ―――…
(34) 2010/07/11(Sun) 00時頃
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[からからと笑おうとして、頭痛が生まれたので諦めた。 顔を抑えようとして左腕がひどく痛むことを思い出したが、見下ろしてみても怪我の原因を思い出せない。もしかしたら、この手に持つフォークで突き刺してしまったんだろうか。いや、そんなことはない。きっと誰かが刺したんだ。
ひどく不愉快そうに顔を歪めていたが、焦げくさい匂いにすん、と鼻を鳴らして]
バーベキュー? なんか酷い匂いだな、腐ってるんじゃない?
(35) 2010/07/11(Sun) 00時半頃
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ク、クラッカーなら、 … あ、あった。と、思ったけど── ぱ、パーティだ、だからね。
[ヴェラの声が届いてか、 口にするのはお祭りにつきものの破裂音]
へクターは、 今日は、歌ったり、 ひいたり、 た、叩いたり し、しな── あちッ
[ぼ。と、足元の火が白衣に燃え移って、 踊るように、無様なステップを踏んだ。]
(36) 2010/07/11(Sun) 00時半頃
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オーディオは大広間。
[一言、繰り返してから、辺りを見渡したけれどそれらしい機械が見つからない。ホストの名を呼んで場所を聞こうと思ったけれど言葉が返ってこないので、半ば独り言のような呼びかけになってしまう。]
さぁいもーん、準備が悪いぜー? ああ、でもクラッカーはあるのか。じゃあそれでいいや。 ヘクターがぁなんかやってくれるんなら、もっといいんだけどね。
[手近なテーブルの上にあるワイングラスを持ち上げて、クラッカーだと言うようにグラスの縁を指でなぞった。きゅう、と音が鳴る。 床をふみならすような音が聞こえてそちらを見た。]
音楽もないのに、サンバか。 うまいもんだよなぁ、ヤニク? [いきなり飛ぶ先は留学生。]
(37) 2010/07/11(Sun) 00時半頃
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ヤっ 熱い
[火の川に行く手を遮られ顔を背け手を翳し数歩さがる。 背後では同じく熱を訴えるスティーブンの声]
スティーブン…?
[赤く揺らめく焔を連れてステップを踏むスティーブン。 思考は危険を理解は出来ずも本能が警笛を鳴らす]
駄目 其れは 駄目
[ぼんやりと呟きスティーブンの傍へと近づき、 揺らめき燃える白衣を掴まえようと手を伸ばした]
(38) 2010/07/11(Sun) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、マーゴとスティーブンでワルツでも踊るのかと、ただ眺める
2010/07/11(Sun) 00時半頃
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[問いかけた相手─誰かの戯れで“キング”と呼ばれていた─は、何の事かわからないような様子。]
そう、ですカ……。ならいいです。
[男から視線をはずしかけて]
[今、男の周りに見えた赤い揺らめきは何だろう?]
(39) 2010/07/11(Sun) 00時半頃
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[火が、油の川を伝っていく。じりじりと焼ける匂い。 焦げる匂い。アルコールの沁みた白衣は、易く燃える。]
ひあ、ちっ! あ あちちっ…!
[熱い。 痛い。 恐い。 だから、ばたばたと逃げ回るように 白衣を振り回して踊る]
うう、あ、ああ
[伸びてくる手、白い肌が火に照らされて薄紅。]
(40) 2010/07/11(Sun) 00時半頃
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アぅ
[服を着ていないので直に肌を炙られ肌の焼ける匂い。 酩酊に痛みは薄くも熱は酷く顔を顰める]
脱いで!
[構わず走り回るスティーブンの首根っこを掴まえ、 其の身から白衣を脱がそうと力任せに引っ張った]
(41) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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[怯えて振り回される白衣を焼く火は熱を持ち、 狂乱の踊りに紛れて相手を、
誰と認識する前に、伸びてくる腕を炙る。]
あつ、あつああああついあついあついあつい や 焼けちゃうやけやけやややけ
[火の粉が散り、油の海を走る火が、 赤く染まった兎の人形を。 誰かと手を繋ぐようなかたちで固まったままの、 手を飲み込む。たんぱく質の焼ける匂い。 ミルクを煮るときの柔らかい匂い。混じり合う異臭。]
(42) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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ぎ、ぎぅ
[猫背の首が猫のように抑えられる。 中腰の屈むような姿勢。 鋭い声に、言われるまま袖から腕を引き抜こうとはしても、 その動作は慌しくも効率悪くのろい。]
あっ
[脱ぎかけたところで──ぐい、と、 マーゴの腕に引っ張られ燃えたままの白衣が破れとれ、
白は黒く端を燃やし焦がしながら ──引けば揺らめく幽霊の様に、素裸の肌に纏わる。]
(43) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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[赤く、ごうと燃える火は白衣の形にスティーブンに付いて回る。 さながらそれは二人だけのダンスパーティーにも見え 色づく頬は熱気だけのせいではなく、舞踏の華やかさに心奪われたせいもあっただろう]
……なんだ。スティーブン、マーゴ以外にも相手いるんじゃん。 よかったなぁ。
[観客と決め込んでその舞踏の様子を見物する。 マーゴがスティーブンの周りをうろつく様子は常の二人の関係と逆転しているよう。思わず苦笑する。ヴェラの周りには日常的な穏やかさがあった] なんだかんだ言って、マーゴもそれなりに好きだったんじゃねぇの。
(44) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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きゃあっ
[纏わる白衣の熱に慌てて払いのける間にも肌が焼け、 火は回り其処彼処へと燃え広がっていく]
バスタブ…バスタブ… あった!
[辺りを見回し目に入ったのは微かに見える噴水。 窓へ転がる酒瓶やらチェス盤やらを投げ付ける。
がしゃあんと音がして硝子が割れれば、 燃える焔の奥のスティーブンへと手を伸ばす]
スティーブン! こっち へ…
(45) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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エ?
[何が起きているのか、理解したような気になるまで、どのくらいかかったのだろう。]
[立ち上がると、それまで腰かけていたソファーのカバーに手をかけ、引っ剥がす。]
[テーブルクロスも引き抜いて、]
誰カ、手伝って!!
[火だるまになりそうな二つの人影に向かって走り寄り、火を叩き消そうとし始めた。]
(46) 2010/07/11(Sun) 01時頃
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[目の前で、突如そのダンスは終わりを迎えた。スティーブンの苦痛の声を認識していなかった身としては―― ダンス相手の女の子に嫉妬したマーゴが、ステージから引き摺りおろし、 ああ無残にも女の子はスティーブンに手を伸ばしながら肉体を裂かれた。 そんなドラマティックな展開に見えた。]
……。 ――ああ、可哀相に。
[想うのは引き裂かれた悲劇のヒロイン。悲しくも美しい幕間劇。 水を求める二人の姿も、火を消そうと振るう男の姿も、感傷に浸る心を動かすものではなかった。]
(47) 2010/07/11(Sun) 01時半頃
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ひ あ、 は。
[頬が焦げる、ポケットに入れていたナイフが、 じいんと熱を持つ。ポケットに穴が開いて スプーンが抜け落ちて、じゅっ、と湯気と音を立てた。]
あは、あはは、 あははは、
あははは あは あはは
[目元に涙が浮く。けれど、立てる笑い声は、 空っぽであれどいっそ、響く音としては──明るく楽しげで]
(48) 2010/07/11(Sun) 01時半頃
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観てないで手伝って スティーブンがイフリートに食べられちゃう
[血と煤に塗れ冷静な判断も遠く、 ヴェラに返す言葉は現実と妄想が混じる]
きゃ
[駆け寄るヤニクにテーブルクロスで叩かれ、 一瞬とはいえ視界が塞がるのに何事かと更に混乱]
ヤ、イヤ 何?
[熱を遮る布が遠退けば視界には再び焔。 マジックショーの如き状況に思考は全くついていかない]
(49) 2010/07/11(Sun) 01時半頃
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[痛みを得る回線もぷつんと切れたか突き抜けたか。]
あひ、 あははは!
[顔の涙目で、笑っているというよりはひきつった顔。 呼ばれるままべちゃぺちゃと油と火の中を走りぬけて]
ば、ばすばすたたた、 みみみみ あ…あはは!
[背中にひっついて離れない情熱的な炎に追われて、 >>45 マーゴの手が導く方向へ、勢いよく飛び込んだ。]
(50) 2010/07/11(Sun) 01時半頃
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[それでも
床を這う炎は、彼女が再び姿を現したよう。 長い赤髪をたなびかせ、1人、バレエを踊るよう。 こんなに綺麗な彼女を、不憫な彼女を叩き殺そうとしているヤニクを不愉快極まりない表情で見て。 何も言わずに近寄って、布をはためかせるその腕を蹴ろうと、あわよくば踏みつけようと足を上げた]
(51) 2010/07/11(Sun) 01時半頃
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[スティーブンが向かって来た時には混乱して訳も判らずも、 手を取り割れた破片を裸足で踏みながら噴水へ連れだす。 ばしゃあんと大きな水飛沫をあげて諸共に噴水へ倒れ込む]
ゲホッ
[水をのみむせて咳込み肩で息をしながら呆然と辺りを見回す。 夜目には判らずも噴水の水は血と煤に濁っているか。 スティーブンは無事だろうかと彼の姿を探して視線が彷徨う]
(52) 2010/07/11(Sun) 01時半頃
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[窓を突き破る二人
外から微かに聞こえた水音]
……何ダ、水はあったのカ……。
[手を止めて、割れた窓の方を見ていたが]
あ痛ッ、何を?
[後ろから腰のあたりを誰かに蹴られて振り返った。 知っているはずだが名前の出てこない男が立っていた。]
(53) 2010/07/11(Sun) 02時頃
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─ 庭 ─
[涙目で口を開け高笑いながら疾走する様は滑稽で 道化演者がおどけて踊っているかにも見える。
窓を割り、草を踏み、 縺れる足は裸の娘を巻き込むようにして、 そのまま、水に飛び込んだ。]
ぷぷ ぁっ
[間抜けな声を上げて、水に飛び込むと、 熱と冷却にぴきりと眼鏡のフレームが歪み、 ──片目の硝子に皹が入る。]
(54) 2010/07/11(Sun) 02時頃
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こっちの台詞だ。 女に手をあげんのかよ。
[あげた足は腰におちた。幻覚をみてまともに狙いも付けられなくなったらしい。 自分が女王にしたことを棚に上げて、ヤニクを責める。同じ幻を見ていないと話が通じないだろうに、そんなことを欠片も気にすることなく、皆が同じものをみている前提で話す。人は主観を拡大して生きるだけ。]
てめえの国じゃあ、そういう教育うけてんのかって話だよ。 [一度、足を引いてからのハイキックは炎の熱気に歪み、どこに向かったのか把握出来ない。]
(55) 2010/07/11(Sun) 02時頃
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いだ、いだだ
[水面に強か顔を打ち付けて水を飲み、 咳き込みながら浮上する。 眼鏡が割れ髪も焦げ、ひりつく肌に水が沁みる。]
うあつ、か、かか…、……
[びしょぬれの濡れ鼠で隣を見て、 素裸の娘が隣にいるのに]
………
[まじまじとその顔を見つめて ── ぽかん。とした顔をした。]
(56) 2010/07/11(Sun) 02時頃
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