151 雪に沈む村
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-7年前-
……クシャミ?変な名前ね。宜しくなのでしゅ!
[>>0:115 男の肉球を弄りながら、お嬢様は『くしゃみ、くしゃみ』と何度も復唱しました。始めてのお友達の名前でしたので、お嬢様なりの努力だったのかもしれません。 彼が擽ったそうに笑うと余計に楽しくなって、肉球をぎゅ、と押して遊んでおりました。]
――…うん!クシャミ! この恩は倍にして返してくだしゃいな!
[すっかり元気になった彼を見送る時も、幼いお嬢様はやっぱり気丈で。小さな胸を反らして、羊毛に包まれた腕をぶんぶんと振って見送りました。 その一方で蒼い目は、うるり、と揺れて。唇をきゅっ、と瞑りました。]
……約束ですのっ。
[そして彼が何度も軽々と乗り越えて会いに来てくれた、高い塀を。お嬢様も真似して抜けてきたのです。 猫のような体のしなやかさや、平衡感覚は全くないので、大変手間取り、最後は強引に飛び降りましたが。 冬に備えて一段と毛深くなった羊毛が、お嬢様の華奢な身体を護りました。]
(27) 2013/11/18(Mon) 21時頃
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いやいや。いつ何時彼岸に渡ってもおかしくはない年寄りです。 貴方のように「お若く」はないですから。
[勝手知った風に室内を歩き椅子に腰掛けるドナルドに、さも可笑しそうに笑み含んだ声で応じる。勿論、目の前の男が自分よりも遥かに長い刻を生きる存在であるという事も分かった上での軽口だ。
あと数日、そう続いた言葉に首肯して同意を返す。]
もう少し余裕があるかと思いましたが。 随分とせっかちな御来訪のようですね、今年は。
[降り始めた雪は、もう積もっているのだろうか。通りの喧騒も、ここからではどこか遠い。]
(28) 2013/11/18(Mon) 21時頃
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…何か、温かいものでもお作りします。
[窓の外を眺めるドナルドに声をかけて、立ち上がる。 ──ああ、アルコールはありませんので。小言のように付け加えて、空になったケトルを携え隣室へと向かった。]
(彼といると、どうにも感傷じみてしまっていけない。)
[水を汲みながら自嘲気味に思う。 傍に居ると、身の内を流れる血が熱を持つようだ。知るはずもない懐かしさは、同族としてのものなのか、ここには居ない半身のものなのか。 それを推し量ることはチャールズには出来ないけれど、少なくともドナルドにとっては何ら関わりの無いことだ。
燃える様な赤い髪。ほんの一瞬、誰かの面影がよぎったのを、直ぐに思考から追い出した。 似ている、なんて勝手な思いを腹に抱えたまま、ドナルドに接するのは申し訳なく思えて。]
──君は、一体、いつになったら戻ってきてくれるのでしょうね。
[ひとりごちて、一度だけ名前を小さく呼ぶ。が、直ぐに振り切るように頭を振って廊下を歩き出した。 少なくとも、暖炉の傍で待つ彼ら──特にクシャミには、先程のような落ち込んだ様を見せたくは無かった。]**
(29) 2013/11/18(Mon) 21時半頃
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[少年達の会話が工房に漂う。 ぱちり、と時折炉の炎が音を立てた。
小さな銅板を手に取り、ふと窓の外を眺めれば、白い欠片はさほど多くは無いものの、ウォーレンの目にもはっきり見えた。
剣を打っていた大きなハンマーではなく、小さなかなづちと少しの道具を広げる。 銅の板を鍋の底にあてがい、溶かした錫を接着剤代わりに、そのまま熱する。 柔らかくゆっくりとしたリズムで時折こぁん、と音を立てて叩く。]
(――トニーは。)
[二人をちらりと見つつ、手馴れた作業は続けたままで。]
(この村に、戻ってくるのだろうか。)
[あっという間に、鍋の鋳掛は終わりそうだった。]
(30) 2013/11/18(Mon) 22時頃
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[チャールズとドナルド。 見た目も、持つ雰囲気も全く違う二人だけれど、なぜだか同じ匂いがして、一緒にいると落ち着くのだ。 チャールズと同じように、青年はドナルドにもとても懐いていた。
残り少なくなったココアを口にしながら、2人のやりとり>>22>>28を眺めながら、あと数日、と口の中で言葉を繰り返す。 数日すれば、この村もすっかり雪で埋め尽くされてしまうのだ。 ふっと胸のうちに、得体のしれない不安のようなモノが浮かぶ。 人間よりも遥かに優れた聴力が、小さな音を拾った。 内容まではわからないけれど、その色に少し、似たようなそんな感情。 それを打ち消すように、ぱっと顔を上げた。]
あ。 そーだ、俺アレもやってみたいにゃー。 雪合戦。
[チャールズに読んでもらった、子ども向けの絵本の中で見たことがある。 確か雪で雪玉を作って、投げ合うのだ。雪で遊べる機会なんて、滅多にない。 すっかり積もってしまったあとでは、きっと遊べないだろうし。 外で深々と降り注ぐ雪は既に積もりかけ、層を作っていた。 雪だるまはまだ厳しいかもしれないけれど、雪玉を作るぐらいならもうできるかもしれない。]
(31) 2013/11/18(Mon) 22時半頃
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[いいことを思いついた、とばかりにいそいそと羽織っていたブランケットを畳んで椅子にかける。]
ドナ、ゆっくり休んでってね。 また後で話そう。
[赤毛の客人に笑いかけ。 すっかり飲みきって空になったカップを片せば、お茶の用意をしていたチャールズの方へ向かう。]
チャル。俺、外行ってくるね。 [にんまりと笑って、そう声をかけた。]
サイラスは、どうする? あ、何か用事ある?
[あるならば、無理に誘いはしないだろう。 きっと、トニーやカルヴィンなら遊んでくれるはずだ。フードをすっぽり被って、耳だけは出して。 マフラーを巻いて外へと繋がる扉を開いた。]
(32) 2013/11/18(Mon) 22時半頃
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[アリスのうんうんと頷く姿>>13を横目で見ながらパンを取り出す。]
欲がねえわけじゃねえけどよ…。そりゃあ作ったもんで生活出来りゃありがてえ話だ。アリス、ドーナツ食うか?まあ今食えなかったらまたおやつにでもしとけ。パンと一緒にあっため直してたんだ。 っとお客さんお待たせしたな。ジャガイモのポタージュにおまけのミネストローネな。 こっちの嬢ちゃんがスープ皿で2食分食ってるから味は保証してくれんだろ。
[快活に笑いながら暖炉のそばの客のテーブルに、ジャガイモのポタージュ、パン、マグカップに入れたミネストローネを置いた後、鼻をひくつかせているアリスの元にオイルペーパーに包んだ小ぶりのオールドファッションを渡した。]
(33) 2013/11/18(Mon) 23時頃
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――……! お菓子は別腹ですのっ。
[>>33 オールドファッションを素早く受け取ると、むぐ、頬張る。 グラニュー糖とバニラエッセンスの香りが口にひろがる。 サクサクとした外側と、内側のふわっとした食感に、思わず笑顔になる。嚥下すればバターの後味が舌に残る。 喉が渇けば、早速水筒を開けて、ミルクティーを飲もうとするだろうか。 料理人はお嬢様の考えなしの行動に慌てるかもしれないし、苦笑いするかもしれないし。]
もぐ……むふぁあ……あまぁい……ですの…ごきゅ。 もっと欲しいわ!
[ドーナツの代金として、再び金貨を渡そうかと過ったが。 流石にそれはまたピエールを困らせてしまいそうなので辞めた。 老齢の客人がポタージュを飲み始めれば、うむうむ、と自分が作った訳でもないのに嬉しそうにそれを眺めるだろうか。]
(34) 2013/11/18(Mon) 23時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/11/19(Tue) 00時頃
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――…そっか。
[>>26自分はずっと村にいるというカルヴィンに、短くそれだけ言う。 それは、カルヴィンにはカルヴィンの事情がある、という大人の考えではなく、ついてきてほしいなんて、カッコ悪いこと、言えない。 そんな虚栄心から。]
?…カルヴィン?大丈夫か?
[一瞬、カルヴィンの顔がゆがんだような気がした。>>25 そういえば、少し顔色が悪い気がする。 外を見れば、何やら白いものがちらついていた。 これが“雪”だろうか。]
…オレも仕度しなきゃなんねーし、そろそろ帰るか? おまえん家の近くまで、ついてってやるからさ。
[具合の悪そうなカルヴィンを気遣ってそう声をかける。 彼がどこに住んでいるのか、正確には知らない。 カルヴィンが決して教えようとはしなかった。 だから、近くまで、と。]
(35) 2013/11/19(Tue) 00時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2013/11/19(Tue) 00時頃
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[ソフィアの母が口にするのは、「すいませんねジリヤさん」という短い言葉。>>14 その僅か数文字の言葉だけで、ジリヤは色々と見抜かれているという事実を察した。 不甲斐なくてごめんなさいね、とソフィアへ謝罪めかして目配せする。
それでも、幸いな事に延命措置には成功したらしい。 ソフィアの母が零した溜息に、はらはらと成り行きを見守っていた薄青の瞳から、ぴんと張った緊張の糸が解れる]
そうね、きっとウォーレンもお茶を楽しみに待っていると思うわ。 善は急げと言うのだもの、早く彼のところへ届けてあげましょう。
[すぐに届けに行くからと準備を始めたソフィアへ、柔らかく相槌を打った。 その表情が微かな驚きに染まるのは、彼女の母の提案ゆえ]
(36) 2013/11/19(Tue) 00時頃
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まぁ、それは助かるけれど、お店は大丈夫なのかしら?
[一年もの長い冬。 当然の事ながら、ふわりふわりと雪の舞う今は、冬仕度に追われる時期だ。 ソフィアの母へと問いかけて、次いでソフィアへ視線を滑らせた。 折よくソフィアがこちらを向いたので、数秒だけ宙で視線が絡む]
……でも、そうね。
[問いかけるような視線を受けて、薄青い瞳を和ませた。緩く首を傾ける]
貴女がご一緒してくれるなら、楽しい時間が過ごせそうだわ。 お願いしてもよろしいかしら、ソフィア。
[彼女の答えは既に決まっているのだろうけれど、改めて問いかけた]
(37) 2013/11/19(Tue) 00時頃
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[それから後は、お茶の葉をいくつか受け取って、再び白い欠片の舞う店の外へ。 ソフィアと連れ立って歩きながら、ウォーレンの工房へと向かう。
冬の訪れを告げるはじめの雪は、既に風景をほの白く染めていた。 歩んだ後に刻まれる足跡すら、そう長くかからずに雪に埋没してしまいそうな気配だ]
こうして雪化粧を施した村を見ると、いっそう寒さが際立つ気がするわね。
[衣服の隙間から忍び込む冷たい風を追い払おうと、ショールを引いて胸元で掻き合せる。 傍らのソフィアに呼びかけながら、少しずつ様変わりしてゆく村を愛おしむように眺めた]
でも、雪の降り始めはとても綺麗。 ずっとこうして眺めていたいくらいだわ。
[実際にそうしていたら、きっと凍えてしまうだろうけれど。 この様子では、夜が訪れる頃には吐く息も真っ白くなるに違いない]
(38) 2013/11/19(Tue) 00時頃
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[さくさくと雪を踏む音すら好ましく感じられるのは、おそらく『眠り』の訪れを意識しているから。 この風景を楽しむことができるのは、ほんの束の間の事なのだ。 ジリヤは雪に閉ざされた村に取り残され、それと共に日々を過ごさねばならない立場ではない。 だからこそ、この時と共に移ろう儚い風景を愛せる。
物思いに耽る間に、ウォーレンの工房が前方に姿を表した。 工房隣の椋の木付近まで来ると歩調を緩め、改めてソフィアに視線を合わせる]
ねぇ、ソフィア。 ……貴女、冬は好きかしら?
[問い掛けは、きっと彼女の耳には唐突に響くことだろう。 この村に根を下ろして長いジリヤは、彼女の父親の事も知っている。 だからこそ、この有翼の、少しそそっかしい所が可愛い少女に、それを聞いてみたいと思った。 ささやかな好奇心ゆえの問い]
(39) 2013/11/19(Tue) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/11/19(Tue) 00時半頃
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お店は大丈夫ですよー。大体の人はもう預けに来て冬眠やら旅やらに行ってますし。ね、おかあさん?
[ジリヤが気を使わないように、女の子が母親に同意を求めます。母親は肯定し、あなたがちゃんとお使いをすませればね、と付け加えました。女の子はもう許してくれと思いました。 ジリヤはゆるりと首をかしげて同意してくれました。女の子には兄弟姉妹はいませんでしたが、やっぱりお姉さんみたいだと思いました。これでおかあさんよりも年上だなんて嘘です。]
い、いきましょうかー!
[あたふたとジリヤの背中を押すようにして店から出て行きます。邪な事を考えると母親にばれそうだったからです。]
(40) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[寒かったのでふかふかの帽子とふわふわのマフラーともふもふの手袋を持ってきました。どれも女の子のお気に入りでした。]
うーん。私、まだ冬って一回しか経験してないから……。雪を見てもなんていうか、『寒いー!』って思うよりもこう…新鮮なんですよね。
[並んで歩きながら、女の子は大きく息を吸い込んでみます。冬の冷たい、刺さるような冷気が肺に飛び込んできて思わず身を震わせます。]
ふふふ…きっとすぐに見飽きるんでしょうけど!
[去年も雪にはしゃいでたのは一週間ほどだったのを回想します。]
でも……うん。降り始めの雪って、積もってるのを見るのとはまた違うんですよね。ちらちら、ちらちらしてる。 [手を伸ばして、降れた雪は体温ですぐに解けてしまいます。こんな儚いものがよくあんなに積もるものだと女の子は不思議に思います。]
(41) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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だ、大丈夫だよ。ぴんぴんしてるし。ほらっ。
[>>35トニーの心配するような声に、カルヴィンは虚勢を張る。 反動をつけて思い切り立ち上がった膝は、かくんと折れ曲がって]
わわわ。
[バランスを崩して、側にいたウォーレンに思い切り寄りかかってしまう。 いつもならこのようなことは有り得ない]
うわ、ウォーレンごめん。 ……やっぱ調子悪いかも。寒いのちょっと苦手でさ。
[子供の台詞として不自然ではないように、慎重に言葉選びをしつつ。チラチラと舞い落ちる雪が窓から確認すると、それを忌々しげに見つめる]
いつもの分かれ道のところまで、いいか?
[上目遣いで、トニーを見つめた**]
(42) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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もっとぉ?! ホンットよく食うなぁ。まあいいけどよ。ほれ。
[もっとの催促>>34に素っ頓狂な声をあげつつ、ミルクティー用にあっためていた残りの牛乳とおかわりのドーナツを机に置いてやる。こどもが食欲旺盛なのは良いことだ。 食べ始めたであろう暖炉の前の客にも話を振る。]
お客さんはどっかからの帰りで?それともよそから来たのか?あんまり見かけねえが…なんかどっかで会ってるような気がしてんだが…まあ記憶違いか。気にせず食ってくれ。 パンのおかわりできるからよ、遠慮しねーでいいからな。
(43) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[>>4 おススメの場所は?と聞かれ、男は目を細める。]
おススメ…あぁ、そうですな、教会などはいかがでしょうかな? 冬の前に、祈りをささげるのもいいでしょう。 アリス嬢、冬の前に、挨拶をしにいったほうがよいですぞ。
[にっこりと、長い前髪で半分以上隠れた顔で微笑んだ。 食事時なので帽子は取っていたが、その下には長い前髪があった。]
[少女が代金を払いに行ったなら、引きとめもせず見送っただろう。>>6]
(44) 2013/11/19(Tue) 00時半頃
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[ポタージュにミネストローネが来れば、>>33 バーナバスは目を丸くするだろう。 パンの香ばしい匂いも食欲をそそる。]
あぁあ…良いんでしょうか…? ご馳走になります… あーぁ…いい匂いですな…
[スプーンを水面につけ、ゆっくりと口へ運ぶ。 この老人の動作がゆっくりしているのは、単に年を取ったからではなく。 『急ぐ必要がないから』だった。時間の期限という概念からは切り離された感覚が、老人の動作を酷く緩慢にしていた。]
(45) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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んんー……美味ですなぁ… いつの時代も、貴方のような…食材を愛するものがいるから、 食という文化は花のように芽吹く… この前獣人の方に振舞ってもらった料理も、こんな風に美味で…
[言葉の最後の方は料理人に聞こえただろうか。 男の言う『この間』とは数十年も前のことであることに、男自身も気付いていない。 一口、味を噛みしめ、また一口。食事を味わう。]
(46) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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[>>43 男に声をかけられれば、何のこと無しに答えただろう。]
えぇ…今日はたまたま散歩です…。 私はずっとこの辺におりますじゃ…会っていても不思議はないでしょう… 何せこの老いぼれた身体では、温かいところへ動くのも一苦労での。 もう最近は一人寝床に篭もって物思いに耽ることが多くて…
[枯れ木のような手でパンをちぎって、ポタージュへつける。 口へと運ぶと、バターの味とポタージュの味が口腔内でとろけ合い、老人の舌の上で食材がダンスを始める。]
(47) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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[やがて、ウォーレンの工房の前まで来たところでジリヤに視線を合わされます。聞かれたのは質問に、蘇るのは去年の冬の事。] え、冬が好きか、ってうーん、どうだろ…? ほとんど外で遊べないし。保存食、多くなるし。冬眠とか…旅に出ちゃう人も…いる、し……。
[十年前、冬を迎える直前に旅に出た女の子の父親。いまでも灰色の空の向こうに去っていく父親の姿が目に浮かぶようです。 女の子の父親は、女の子と女の子の母親に冬が明けたら必ず帰ると約束しました。そして女の子に、冬の間手入れをしてほしい、と言って包みを手渡しました。頼むぞ、と頭をワシャワシャしてくれた手がとても大きかったことを覚えています。
それ以来、父親の姿は見ていません。お母さんも何も言いません。]
……あんまし好きじゃない…かな。
(48) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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ありがとうですわ!……ももももも。……んむぐっ。
…ぼへっ
[>>43 両手で掴むと、ぽいぽいっと口内へ放り込む。慌てて食べた為に、ドーナツが喉の奥に詰まってしまう。息苦しそうに、ホットミルクの入ったマグカップをひっ掴むと、勢いよく飲んで胃袋へとドーナツを押し流した。 小さくゲップをしたけれど、そこはレディとして咳払いで誤魔化した。
そんな様子は老齢の客人にも見られただろうか。老齢の男性に振り返ると恥ずかしそうに、微笑んだ。]
(49) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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[瞬間、顔を曇らせた女の子でしたが、ウォーレンの工房の前に着くと頬をぱんぱん! と叩きます。]
す、すみませんなんか……。あ、でもでも、この雪は綺麗だと思うし、ちょこっと好きです、す、好きかも!
[ジリヤにへへ、と笑って見せます。それからもう一度深呼吸。冷たい空気に気持ちがシャキッとした気がしました。 扉をどんどん! と盛大にノックして、中の人に存在を伝えます。]
ソ、ソフィアです! ウォーレンさんはいらしゃいますかっ!?
[考えてみれば、本当の試練はここからです。]
(50) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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教会ですか……。
[>>44 お嬢様にしては珍しく感慨深けに応えた。長いまつげが、ゆるりと瞬きに合わせて揺れる。]
……そうですわね、冬になったらお母様にも会えませんものね。 ………。
ありがとう、お爺様! 教会に行って、お母様に挨拶してくるわ! ……あっ、あと冬の祈りねっ。
[優しげに微笑むバーナパスに手を降ると、ドーナツをさらに6個手に掴む。途中、時々遊んでくれる近所の子供にでも会えばいくらか分けてあげるつもりだが。会わなければ、食欲旺盛なお嬢様が全て教会に着くまでに食べてしまうだろう。]
またね!ピエール!お爺様!
[勢いよく店のドアを開けて、二人に大きく声をかけた。 小さな氷の粒が舞い込み、お嬢様の頬や店の入り口に付着する。冬の訪れを告げていた。**]
(51) 2013/11/19(Tue) 01時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/11/19(Tue) 01時半頃
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[アリスの慌ただしい食べ方>>49を見たあとで、客の、ゆっくり口に運ぶ姿>>46になんとも言えない安心感を覚えた。 しかしそれを言い得た言葉が見つからないのでカボチャポタージュとコーンポタージュを仕上げるためにキッチンに戻る。キッチンに立っていても客の顔が見れるようにオープンキッチンにしていたのだ。]
おお、口に合うか。そりゃあ良かった。しかしよぉお客さん、寝たきりってだいじょうぶか?あんま食えねえと弱ってくだろ?なんなら配達とかしてやってもいいが。まぁ散歩できるならそんな心配いらねえ、か?
ってアリスは行くのか。気ぃつけてけよー。
[飛び出していった後>>51に食器を片付けるためにアリスの座っていた机を見れば、置いたドーナツは見事に空になっている。たしかおかわりにこれでもか、と7つ程入れたはずだ。]
ぶははっあいつどんなけ食い意地張ってんだ!あー。おもしれー。 ま、さみいからちょうどいいか。
(52) 2013/11/19(Tue) 01時半頃
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―― 広場 ―― [サイラスは一緒だっただろうか。 青年は外にでると、いつもは朱、橙、黄色と鮮やかな彩をしている木々はその葉を落としていたけれど、今はすっかり白を纏って、景色は様変わりしている。 既に旅立った人や眠りについた人々もいて、村は人気が少なくなっている。それと、雪が音を吸い込んでいるのもあってか、昨日よりも一際静かな気がする。
静寂の中。 さくり、さくりと積もった雪を踏みしめる音がやけに響いて聞こえた。その度、点々と、自分の後ろに続いていく足跡を、面白そうに眺め、しばらくは後ろ向きで歩く。そのまま、村の中心にある小さな広場へ向かった。
誰も踏み入れていない、真っ白な絨毯のような一帯があって。 そこにぼふっと倒れ込んだ。 暖まっていた頬が、冷たい氷に触れて、少し心地良い。そのままごろんと身体を回転させ、仰向けになった。白が、自分の頬や服に触れ溶けていく。 そのままぼんやりと、しばらく空を眺めていた。**]
(53) 2013/11/19(Tue) 02時半頃
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-5年前- 『あの日は見事な秋晴れで。銀杏の葉が陽光を受けて金色に輝いていました。雲は穏やかに過ぎていき。 こんな日は、お館様と奥様とお嬢様と爺の4人で仲良くピクニックなんて出来たらどれだけ素敵だったでしょうに。』
……爺。
『小さな蒼い目が爺を見上げていました。周りは黒い服に身を包んだ獣人で溢れ返っておりました。 奥様を慕う者や、お館様の部下達や、村の者も少なくありませんでした。 数は多くはありませんでしたが、お嬢様のお友達も数名参加していたかと思います。種族こそは様々でしたが、皆が一様に黒。 その中で、薄っすらと水を湛えたお嬢様の蒼い目だけが、やたらと眩しく輝いていました。』
…………お母様はどこ?
『爺には応える事が出来ず、黙して。涙をひとつ落とすだけでした。』
爺……お母様は?お母様は?……ねぇ
『冥福を祈る神父の澄んだ声が、秋空に溶けていき。その声を聞くと、奥様との思い出ばかりが浮かび。側にいる奥様の面影を強く残すお嬢様と重なり。 ……奥様の御霊はきっと、あの空の何処かの雲になってお嬢様を見守っているはずです、と堰を切ったようかのように、涙は止まらず。嗚咽交じりの声で爺は答えました。』
(54) 2013/11/19(Tue) 02時半頃
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>>42 わっ…と、ほんとに大丈夫かよ…。
[ぐらついたカルヴィンを支えため、咄嗟に手を差し出すが、彼は倒れることなく、傍にいたウォーレンに寄りかかるに留まった。 安堵しつつ、いつもとまるで様子の違うカルヴィンを見て、胸騒ぎを覚える。 彼も養父のように、自分の前から消えてしまうのではないか。]
…ああ、いつもの分かれ道、な。
[腕を掴んで彼が立ち上がるのを手助けしながら、上目づかいに問うカルヴィンに同意する。 同意しながらも、少し不満だった。 そろそろ、家くらい教えてくれても良いのに。 教えてくれないのは、友達だと思われていないからだろうか。 彼は自分の小屋を知っているのに不公平だと、子供っぽい理屈だ。 不安と不満のため、カルヴィンの腕を掴む手には、少々力が入ってしまったかもしれない。]
(55) 2013/11/19(Tue) 02時半頃
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ウォーレンじいちゃん、ありがとね。 ごちそうさん。
[工房を出ようと、ウォーレンに向かって、ハニージンジャーとパンの礼を言う。 カルヴィンとウォーレンは言葉を交わしただろうか。 いずれにせよ、少年たちが連れ立って工房を後にするまで、そう長くはかからなかっただろう。]**
(56) 2013/11/19(Tue) 02時半頃
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