49 海の見える坂道
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一緒に、来て―――…
[ベネットがドアから出てくれば、彼女はそれだけ言って、傘を持たない右手を彼に向けて差し出した。 困ったような、泣きそうな、何とも言えないくしゃりとした顔で彼の顔を見詰めた後に、唇を噛んで、俯いた。
そうする事しかできない自分がひどく情けなかった。 彼がその手を取ってくれる事を願いながら、俯いていた。]
(152) 2011/04/16(Sat) 21時頃
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ありがとう。
[そっと自分の手をとってくれた彼の手は温かく。 兄の手よりも、少しだけ柔らかなような気がした。
それきり、何も言わぬまま、彼に手を取ってもらいながら坂を登ってゆく。 灰色の空に、時計塔がその姿を見せた。]
(154) 2011/04/16(Sat) 21時頃
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―― 時計塔 ――
[時計塔で待っていたのは、この坂をずっと見守ってきた一人の老婆。 自分の、兄の、坂に生まれ育った者皆の恩師でもあるナタリアは、姿を見せた教え子達を見て、温かい笑みを向けた。]
(156) 2011/04/16(Sat) 21時頃
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『わざわざ取りに来てくれて、どうもありがとう。』
[そう言って、ナタリアは一つの箱を教え子に手渡した。 ナタリアから受け取ったのは、ランタンを購入していったお客さんの台帳と同じ、夕闇色のベルベット地が張られた箱。 シルクの、太い銀のリボンが巻かれていて―――…
それは、ランタンを送りだす時に、彼女がひとつひとつ、其れを包装したものと、同じ姿。]
『あなたみたいに、上手にリボンはかけられなかったけれど。』
[恩師の言葉に、零れ落ちる涙をぬぐおうともせずに、彼女は首を振った。]
箱とリボンまで取っておいてくださって、ありがとうございました。
[ランタンの入った箱を手にすると、まるで兄が帰ってきたかのような気持ちに陥ってしまって。 「おかえりなさい」と一時の帰郷を出迎えるかのように、箱に小さく声を落とした。]
(162) 2011/04/16(Sat) 21時頃
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[時計塔から出ると、彼女はしばらく箱を手にして泣いた。
ランタンを受け取った時に、兄の事をひどく思いだしてしまって、自分の心がどうなってしまうのかわからないような気がして、怖かった。]
付き合わせて、ごめんね。
[まだ嗚咽がおさまりきらぬ中、弱々しい声で、彼に謝った。]
(164) 2011/04/16(Sat) 21時半頃
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[まだ大丈夫じゃない、と髪をなびかせながら首を大きく振って。 両手で箱を抱えていたから、彼の肩に頬を寄せる様にした。 どうせ言葉では上手く伝わらないから。
素直に仕草で伝えることにした。]
(169) 2011/04/16(Sat) 22時頃
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ありがとう。
[彼の肩に顔を埋めたままで、静かに頷いた。 もう少し、胸に近ければ、少し早い彼の心臓の鼓動が聞こえたかも知れない。 落ち着くまでの間、しばらくそうした後で涙にぬれた目を服の袖で拭って。]
かえろ?
[兄のランタンの入った箱を落とさない様に両手で抱えつつ。 傘は首と腕で押さえつつ、坂を下りて行く。]
(177) 2011/04/16(Sat) 22時半頃
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ランタンより、傘持って。
[もぅ、利かない奴だなぁと悪戯っぽく軽口を叩く様子は、普段の彼女のものだっただろうか。 それでも、いつもより少しだけ気恥ずかしそうに頬を染めつつ言っていたかもしれない。]
うん、集まるといいね。 私も帰ったら、また手紙かくよ。
(182) 2011/04/16(Sat) 22時半頃
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[相合傘をするのは久しぶりで。 昔の事を思い出して、わざと水たまりに足を入れたくなったりして。 いつものヨーラが好き、と言われれば、彼の顔を見て目をぱちり、とした後に目線を坂へと戻して頬をかいた。 照れ隠し。]
いったん、家に帰ろうかな。 郵便も出したいし。
[彼に家に送ってもらうと、書いた手紙を纏めて郵便で送る手続きをして、宿へと向かう。]
(192) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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―― 宿屋「mer calme」 ――
こんばんは〜って、あれ、サザエだ。 これ、昨日サイラスと獲ったやつ?
[宿に入るなりサザエの山を見つけて声を上げた。]
(201) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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いえいえ、大部分はサイラスがとったようなものだし。 ゾーイも、こんばんは。
こっちいらっしゃい?
[学校から帰ってきた様子のゾーイを手招きした。]
私白ワイン欲しいな、サザエ食べるんなら。
[オスカーに早速お酒をオーダーする。]
(209) 2011/04/17(Sun) 00時頃
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いいのいいの、気にしないで。
[サイラスには緩く手を振って、笑って返した。]
ピザ美味しそうー。 私も頂こう。
[ワインが届けばワインを片手にピザをもぐもぐと。]
(215) 2011/04/17(Sun) 00時頃
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オスカー、大丈夫介抱なら私が手伝うから。
[困った様子のオスカーを見て、明るく声をかけた。]
私ならいくら飲んでも潰れないから。
[ゾーイにピザやおつまみなどを取ってあげながら。 オスカーにゾーイにも何かジュースでもあげて、と。]
(220) 2011/04/17(Sun) 00時頃
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ベネットがウイスキー飲んだ?
[オスカーの声を言葉を聞き、彼女もまた驚きの声を上げた。]
珍しー…一体何があったのやら。
[ミシェリーの今日の雨はベネットの所為じゃないのかという言葉に笑いながら頷いた。]
(228) 2011/04/17(Sun) 00時半頃
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若干16歳にして、その大人のあしらい方… キミが一番大人だよね、うん。
[あはは、と楽しそうに笑って、お酒を飲んでいる。]
キミも遠慮せず、飲んじゃえばいいよ、ほら。
[手にしていたワインをオスカーに差しだした。]
(232) 2011/04/17(Sun) 00時半頃
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