191 忘却の箱
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(あ、もう?)
[鼻につく土の香りと、間近にある花の香りに、咳払いをひとつ。
顔を上げる。 ベンチの近くには、男の……]
………、
[片腕で身体を起こす。 そのまま、這うようにしてベンチまで移動する。 もう、手に食い込む石を痛いとも感じない。 ベンチに座る気力はなく、ベンチに背中を預けてドレスと対面するように足を投げ出した。
震える手で箱を開ける。 いつもよりも手間取りながら、右手と足にアコーディオンのベルトを引っ掛ける。]
…………、次は、君の為にって…約束…
[力無く笑みを浮かべながら、思い出すのは昨日の約束。]
(102) 2014/09/10(Wed) 23時頃
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―回想―
[初対面の時、その視線を、まだ覚えている。]
……やぁ、初めまして。
[二言、三言の間に相手の名前がシーシャであること。 そして男の名前がヤニクであることは告げただろうか。 そして、太く、黒い字で目印を付けられれば]
……ふ、とんだ目印をありがとう。 よろしくしてくれるかい?シーシャ。
[困ったように微笑めば、言葉が返ってきただろうか。それとも……*]
(104) 2014/09/10(Wed) 23時頃
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[今日は天気が良い。昨日と同じ。 そういえば、昨日食堂で初めて出会った彼とはあれっきり会わなかったなぁ。
–––––––…彼が持っているものは何物か。 僕は、もう何もいらないかな。 まぁ弾かせてよ。あとちょっとだから。
紡ぐのは、物悲しい音色と熱情を含んだ穏やかなミュゼット。 この歌に、歌詞はない。 『誰の為か?』 もうそれは、今の僕では一人しか思いつかなくて。]
…………君なら、きっと
["忘れないね" 呟こうとした口に、風船のような色をした花が触れる。 演奏の手は止まらなかった。 もう、「最初から」なんて、無い。 ここで止めたらもう…]
(112) 2014/09/11(Thu) 00時頃
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[アコーディオンの音を、一つ外す。 二つ外す。 三つ、四つ。 右手から伸びる花たちは楽器に絡みつくように茎を伸ばす。
しかし男の耳には、音楽が流れている。 耳の辺りに咲く、薄い桃色の花。 もう、誰かに名前>>109を呼ばれても振り向く事は出来ない。]
–––––––頼みがあるんだ。
お昼ご飯になったら起こしてくれない?
(113) 2014/09/11(Thu) 00時頃
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[誰にともなく呼び掛けた声は、いつも通りの明るい声音。]
弾いてると、時間を忘れちゃうんだ。
[男の手は、もう人の手の形を成していない。]
ありがとう……………おやすみ。
[最後に目を細める。 心臓の辺りが静かに、動きを止めた。
男は、糸が切れた人形のように首を傾けている。 口元だけが、微かに動いて––––––…
時を 止める。*]
(114) 2014/09/11(Thu) 00時頃
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御機嫌よう、お嬢さん。
[まだ動いていた人形が、書庫の隙間で花のように、鎮座して本を読む少女に語り掛けたことがある。 ]
……君は、どんな物語が好き?*
(117) 2014/09/11(Thu) 00時頃
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