276 ─五月、薔薇の木の下で。
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[壜を揺らしながら廊下を進めば沿った窓の外には中庭。 手入れは有志がしていると聞いている。 四阿に足を向けなくなってから、季節はどのくらい廻っただろう。 ちらりとのぞき込めば、今はその有志>>353の姿はなさそうだ。 春の薔薇の季節はもうすぐ終わる。 これからは夏の薔薇らしい大輪が増えるのだろうが、それまでは散りゆく花弁が季節の名残を伝えて]
…薔薇だけに、俺達も、ばらばら。
[なんちゃって。 ベネットにかかれば、そんな風情もイチコロだった。 母親に、音にもっと情緒を持たせろと言われた回数がどれだけあっただろう。 おかげさまでピアノだけは情緒豊かになったが、それ以外は相も変わらず。 廊下にむなしく響いた声も、一人分の足跡がすぐにかき消した]
(388) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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[ パンをちぎり、己が身体だと分け与え 杯に満たした葡萄酒を己が血だと謳うのが主だとすると 土の匂いと、薔薇の匂いがする俺はそうだな。 差し詰め、ロジェとでもここでは比喩しておくとしようか。
顔を隠すようにして(>>355)それでも呼ばれた名は(>>356) たぶん両手で数え切れるくらいしか聞いたことのない物。 ]
あら、覚えてたの俺の名前。
[ 具合が悪そうにさえ見える(>>357)揺らめき。 一度は逃げ場に、と半身を引いたものの 介助してやったほうがいいのだろうかと、足を向けかけたその時。
小麦粉で出来た身体の一部が飛んできた(>>358)。
咄嗟に受けとれたからよかったものの。 落としたら、なんてもったいないことか。 ]
(389) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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[ 先程の切れ切れの言葉をつなぎとめる。 パンを焼いていて。焼きあがったばかりで。 ]
んん。
[ 食え。 …ってことでいいのかしら?
一方的に避けられているがために嫌われていると思っていたが そういう単純なことではないのかもしれない。 そう、思いたいだけ、かもしれないが。 固いレーズンパンを片手に、暫く黙って彼を見て。 ]
…いっちゃん。いっちゃんか。 やはりその関門を通らなければモリスには会えないのか…ッ!
[ なんて、まあ、おどけて見せたりもしては見たのだけれど。 ]
(390) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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[七不思議の続きも気になるが、それより気になったのは、]
………?
[隣の、ピスティオの纏う空気が、刹那張り詰めたこと。 その空気の、色の持つ意味はわからない。 気のせいかもしれない。 ただ、初めての色だった。
モリスに向ける顔は知ってるそれだったから、もしかして――と。 それは、他へ向ける興味の発端としては、自然………だろうか]
(391) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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[ 徐に、少しばかりしていた遠慮を捨て去り ずかずかとケヴィンのテリトリーに侵入する。 花壇から直接来たから、靴についた泥が少し落ちた。 ある程度清潔だろう調理室に残る。
土も、香りも。
土足で踏みにじり。 俯いた華奢でもなく、けれど弱々しい、ケヴィンの近く──いや、それはもう真横に──顔を寄せて。 ]
───パン、どーもね。
[ 囁くように落とし、微笑んだ。 ]*
(392) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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やあティオ。
[サワークリームとサラミのサンドイッチを買い込むと、後輩>>380にわざとらしく笑いかける。 微かに張り詰めたような気配は感じていて、なるほど確かに険悪らしかった。 だが、それを無為に突くこともない。]
この間デザインの相談したやつ、そろそろ作りはじめるよ。 せっかくの連休だし、時間かかるものやりたいからね。
[絵描きの彼にはじめにあげたのは、組木の小さなパズルだ。 とくに何物にもならないものを作ってばかりの中で、珍しく人の手も慰められるもの。 何とはなしによく動いて見える後輩はそういうものが好きそうな印象を受けて、渡したのだった。
あれがどうなったかは知らないが、今は改めて、組み上げると立方体になる細工を計画している。 その最終的な表面に施す彫りを、先日相談していた>>150。]
(393) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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こんちはー、 えーと 先輩たちも腹減った?
[自分より背の高い彼が後輩とは知らずの、迷った末の先輩「たち」。
ピスティオの「腹減った」にこくこく頷きながら、背中を向けたままの、薔薇挿す姿に視線を向けた。
発端は、すぐに忘れる。 隣で笑いあえば、友人でも知らぬ顔はあるだろう、と当たり前は通り過ぎて、知らぬ存在に好奇の心は疼き、
そして、少しの疎外感から目を背ける]
(394) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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[ほんの少し固まっていたが、ピスティオ>>382の提案が聞こえれば、おずおずと視線を。 マークは悠人のために未だ食堂に留まろうとしていたが、ピスティオは談話室に移ろうとしている。 ――言うならば今しかない、と、その勢いで口を開いた。]
ピスティオ先輩。 ごめんなさい、すごく、 気分を害するようなこと、してしまって。
[こちらに視線を向けないままのピスティオに、マークは一方的に謝罪した。 事情なんてまるで知らないだろうモリスや包帯の少年にどう思われるかなんて、今はまるで考えずに]
(395) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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―食堂―
[空の壜を揺らし、足音を鳴らし。 食堂より少し手前に差し掛かると思ったより人の声がした。 自分が想像していたよりも残っている生徒は多いらしい。
大きな声>>380で同級生を呼ばわる声が聞こえ、少し眉を跳ね上げる。 何かあったのだろうかと足を止めたがたずねる相手は今は自分にはいなくて、なんとなく手の中の壜をちらりと見下ろしてからまた歩き出す。 何気なくを装うことは難しいが、かといってこちらにも壜を返しにいって銅貨を返してもらうという大切な用事があるのだ]
(396) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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談話室でパーティ? パーティなんて豪勢じゃないけど、ベリーチーズタルトならあるよ。 心優しきディーンセンパイの置土産。
[>>382賑やかだった時間は終わってしまった。 今は満たされない胃のための食事二回戦だ。]
ただ、タルトひとつよりはここで食べるか、ヘイズ先輩探したほうがお腹は満たせるんじゃない? いるらしいよ、パン職人。
[穏やかなパンの香りは食堂にいると気づきにくいが、きっといずれ職人の絶品パンにもありつけるだろうと踏んでいる。 お鉢が回ってくるまでは、食堂のパンでいい。サワークリームサラミだって充分うまい。]
(397) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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―廊下―
でも、いくら食べても食べ足りない。 ……成長期、かなぁ。
[ たしかに最高の組み合わせだった。 しかし詰めるだけ詰めてしまう小動物 みたいな頬っぺは記憶に新しい。
思い出せば微笑ましいような気持ちが 胸の底からじわりと滲んだ。 ただ、頬にちくりと当たった爪先が まるいまるい棘のようで 淋しさに眸を細めてしまったけれど。 ]
(398) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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[ オスカーがベネットに悪戯をけしかける 理由が分からない。 フェルゼがマークにちょっかいをかけるのとは また異なった雰囲気を感じていた。 ]
…………好きな子ほど、いじめたくなる、とか。 うん。……ありがと。君はやさしいね。
[ プラスに考えても分からず、 結局在り来たりな言葉を使う。 なんだか慰められてしまった。 その不甲斐なさにまた、
結局、自分なんて、とか。 ]
(399) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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………………、ほんと。
[ 小さな呟きは言葉にならず消える。 ]
(400) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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うん。また後でね、ベネット。
[ 気遣って詳しい事を聞かずに送り出して くれる彼に甘えてしまった。 廊下を歩きながら食堂で今何が起きているかも知らず、 また、調理室の事も他の事も知らぬまま、
ふと、窓硝子へと視線を向けた。 咲いていたのは花壇から外れた野草。 風に吹かれて花弁の散る様を見た。
胡乱な眼差しで見つめる自分の顔は、 やはり母に似ていて、 しかし眼差しは誰かにも似ていた。 ]*
(401) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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あ、……うん、僕もお腹空いてるけど、 ちょっと用事があって、僕はここに残りたいんだ。
[その包帯の少年――ヒューという名はまだ知らなかった――>>394からの「先輩たち」への呼びかけにわりとすぐに反応したのは、彼が「中等部の」新入生かと勝手に判断してしまったから。成長期をとうに迎えてるだろう人に対してそう考えたくらいには、マークも編入生の存在にはあまり馴染みがなかった、ということらしい。]
と、そうだ、初めましてかな。 僕はマーク。中等部の三年。よろしくね。
[そう、自己紹介を付け加えた。 包帯をするほどの怪我の心配とは関係なしに、どこか寂しそうに見えたから、「後輩」に対しての気遣いも込めて]
(402) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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─怒られること─
[ "子どもには許される事と許されない事がある。 それは神様が決めたことなんだ。" 自分はそう、周りの大人たちから教わった。
そんな戯言を信じていた。 昔の話。]
(403) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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[ 何事も程々にできて、 極めようと思えば極められるのに 目を伏せて向き合おうともしない。
その癖、何にも染まっていないかの様に 無邪気に自分を信じる彼が ある意味疎ましくて仕方無い。
頭から爪先まで先生の言う通り ぐちゃぐちゃに塗り固めた優等生は、 湧き上がる何かを抑えて正しく笑い、 隣同士並んだ机の下、 小さな紙切れを渡し合っていた。]
(404) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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あ、もう作るんすか! なら掘り始めたところでまた描きいくっす。 静かにできますもんねいつもよりかは。
[>>393こちらの違和感に気づいたのかそうでないのか 伝わることはなかったが それをスルーして会話してくれているから 見えない尻尾をぶんぶん振り回していた]
[のに]
(405) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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――――――あ?
(406) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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気分を、害する?
って、なあにマーク。
[>>395少なくとも心当たりのない謝罪に 顔に笑顔が張り付いたまま口は動く]
俺なんかされたっけ? あーっと、こっちこそ絵のやつはアリガトーな? 自分から描いてくれなんて奴、初めてでさー。
ちょーっと、びっくり、した、けど、
上手く描けてた、ろ?
(407) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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[ 怒られるようなこと、してみたい。
は、と思わず息が漏れた。 喉奥からせり上がりそうになる何かは 歪んだ弧を描く口元に飲み込まれる。
踏み込まれたくない所に土足で入られた心地。 奥歯で土を噛んでいるみたいだ。
いつもの気紛れか。 それともタチの悪い詩篇にでもあてられたか。 相手の腹の中を想像しようと巡らせた視線が、 引き結ばれた口元に留まった。]
(408) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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[ 思わず相手の袖口を軽く摘む。 つん、とその腕を引き寄せて 掌の中に指を差し込もうとした。
それを許してくれたなら、 握り潰されたメモは自分の手にあるだろう。 彼にしか聞こえない音を、 ゆっくり形にした。]
( 僕らだけの秘密にしよう。 )
[ 理由は何でも良い。 ただ自分が気に食わない彼から 溢れた言葉であることだけわかればいい。]
(409) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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[ 真っ白なノートの切れ端を千切る。 手元にあった赤いペンを走らせた。]
『放課後、東屋の倉庫で』
[ それ以降、 クラスと席がばらばらになったとしても ノートの切れ端と赤いペンは、 秘密の場所で会う為のサイン。]*
(410) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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── 廊下 ──
[部屋から持ってきた小説本を片手に なんとなくすぐに戻る気にはならず、 暗い廊下の隅で窓の外を眺めていた。
フェルゼは今頃友達と楽しく話しているだろうか もう、魘されてはいないだろうか。 彼と一緒にいたあの子とは話せずに談話室を出たけれど、 あれからどうしているだろうか。
二人とのいつかのことが順番に頭を過る ひとりになると今ではないことばかり考えてしまう。]
(411) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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へぇ、 三年、 ……後輩じゃん
[意味を知らぬ謝罪に続いた自己紹介に、ぼそり思わず呟いた声は、ほんの少し冷たいもの。 一呼吸の後、名乗りを返すため開いた口は、音を紡がずまた閉じることになる]
………、おい
[小さく、名前を呼びたかった。 けれど、それは膨れああった疎外感に潰される。 顔、笑ってないぞ、なんて。 言ったら、同じ顔を向けられたら、って。
笑いあっても、それでも、まだ出会ってひと月と少し。 曖昧に助けを求める視線は、今度は年上のモリスへと]
(412) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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── あの夜 ──
大丈夫、言わないよ……僕は君の味方だ。
[抱えたものを誰にも打ち明けず秘める者が 誰かの同じような重みを知りはしない。 それでも、子供だと笑い飛ばして終わることではない 少なくとも今はそうなのだと感じ取って。 問うこともなく、背中を摩り続けながら、望みに頷き>>303吐き出される言葉を受け止める。]
人間は、ひとりでは生きられない 楽だと思うのは、君がどこか弱っているからだ。
[謝罪と付け足しを耳にして尚返した内容は 彼のことを言っているようで、自分のことを口にしていたのかもしれない。]
(413) 2018/05/16(Wed) 23時半頃
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[自分が今どんな顔で話をしているかなんて わからないままにするすると口は動くから まくし立てるようになってしまうかもしれない]
ベリーチーズ!!の!!タルト!!! やったーそれまだ残ってるんすよね? 言ってたろヒュー、菓子作るの上手い先輩いるって。
ケヴィン先輩も残ってるんすね。 やーりぃ、あとでリクエストしとこ。 ……ふは。
[マークの表情なんて見ないでいるけれど その髪に刺された薔薇は香る まるで見えない呪縛が手を伸ばしているようだ]
(414) 2018/05/17(Thu) 00時頃
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……だから、楽になってもそこに落ち着けない。
[言い切った後深く息を吐いたのは、自分の事情。
謝らなくていいんだよ、忘れるよと全て受け入れ 最後の言葉には、返さないままだった。 俺は、この学校に逃げてきた その部分は打ち明け合わずとも分かる差。 俯く彼の顔を身を寄せて背に触れる自分が見ないように 過ぎった罪悪感もまた、彼が知ることはない。 望みを叶え、忘れることは出来なかったけれど 相手の態度はどうであれ、こちらは翌日からずっと 何事も無かったように接している。 ────……嘘をつくのも繕うのも、得意分野だった。]*
(415) 2018/05/17(Thu) 00時頃
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── いつかの休暇 ──
[それはいつのことだったか 残るのも、ひとりで机に向かうのも いつものことで思い出せないけれど。 集中していたから気配に少しも気づかなくて 不意に聞こえた声に少し驚いたのを覚えている。 暫し小柄な少年を見つめた後、ふっと微笑んで。]
ありがとう、わざわざ教えに来てくれたのかい? 休憩ならさっきしたよ、大丈夫。
[慣れ親しんだ友に接するように 向ける表情も声も穏やかなもの。 入り口から言葉を投げ掛けられても>>325それは変わらず。]
(416) 2018/05/17(Thu) 00時頃
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