291 Fate/Goddamned Omen
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[その策を聞けば、目を丸くし数度瞬いただろう>>240 口からこぼれるのは少し呆れたような それでも、何処か笑っているような声で]
……生者は本当無茶をする。 アレが打たれる前にドローンで君が倒れたら? 君の命は一つしかないんだよ。
まったく、本当に……
[その確信を信じろと言うか。 あれをなんとかできるすべを私は持ち合わせていない。 強いて言うのなら、それから逃げる術を持つ可能性のある 宝具しかもって居なかった。 それだから、というわけではない。 強く反対もせず引き止めなかったのは]
(267) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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君は勘違いをしているよ。 私は生者よりも死者を尊び守るものさ。
……例外を除いて、抗いを見せる生者だけは 助けたくもなるものだがね
[だから、その無責任な責任を受け取めよう>>241 そんなマスターには笑って、ただ]
往ってきなさい。 きちんとサポートはしてあげよう。
[信頼には、信頼で返すものだろうと見送るだけさ]
(268) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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『雲の上は諸々が遍く見えるであろうが 触れれば新しき世界が開けるやもしれないぞ?』
[見つめ返す黒瞳、風に舞う黒髪を黄金に映し 鈴音と混ざる風音、
輪舞曲のように、追いかけ 混ざりあい
笑む声と、揶揄めいた言の葉を 耳に届かせる>>179]
(269) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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[囁く声。期待めいたそれに 応える神の音を聞くのだ]
『 ―――― そう、じゃのぅ』
[おちぬ神を堕とすなれば 届かぬ場所から引き寄せようとすなるは
熱とともにかの神の足場を、吹きすさぶ熱の風 されど肌炙るほどの熱は、 再び吹いた夏嵐に、散りゆく雲の如くになりて]
(270) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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[そして空にひとつ、ふたつ ――― いいえもっと、でしょう 絹糸の煌めき、或いは麻糸のたわみ いいえ、いいえどちらでもなく
それは蜘蛛糸。犍陀多に垂らされるが如く 張り巡らされたそれは、神1人受け止めようが 決して千切れることはなく
あたりに染み込む黒血に、咲き誇る緑と、花々よ]
(271) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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[世界に体を使えば、身はがらんどうになるのでしょうか 或いは、認識できぬだけで、あるのでしょうか
ああ、それでもその中に”こころ”が残るなれば それでよいでは、ありませんか?]
(そこにあなたが、いるなれば)
[―――― 神を殺すには。神を求める人々が その存在を忘れ去ること 確かにそれはただしくとも
それは”さみしい”ではありませんか]
(272) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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[かの神の足場だけではなく、 己の首に、四肢に絡みつく蜘蛛糸 腕のものは熱風で祓えども、脚に絡み動きを封じ 首のけ反らせて 大地に縫いとどめられながらも
女神は、笑う]
『ずいぶんと。手厚き袖引きよ。』
[と。]
(273) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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[空いた腕で弓引き、撃つ雷光 風祓い軌道を変えるが精一杯。巨大な刃が足に突き刺さる 骨を割り、ぐしゃりと嫌な音が響く きっとこの後があったとしても、 自身の足で走ることはかなうまい
体を打ち据える鉱石の雨に。片足を潰すような刃に 貫かれ、ながらも 悲鳴すら、飲み込んで。
女神の口には笑み浮かぶのだ]
(274) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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『演劇、のぅ。』
[ふ、と笑みを零す。煌々とした瞳は孕む光は衰えず。 足を縫い留める巨大な刃に、じわりと緋色が伝ってゆく
石畳に痕を残し。吐く息に痛みを散らし されど、そうですね。]
『楽しきことはよきかな、とは思うが。 都には、守るべき子らがおってのぅ。
面白きことはよきこと。 ――― 楽しみたい気はあるのじゃよ、”妾は”』
(275) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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(――――でも、それは”私”が。許さない。)
[黄金に、榛が宿る
矢を番え 弓を天高く―――打ち起こす]
(引き分けて)]
『しかし、妾の中には1人、『人間』がおってのぅ そやつが言うのじゃよ。
饗宴にて、民の命を奪われてなるものか、と。』
(276) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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[重い脚を曲げ、走り出す姿勢を見るのなら>>247 こちらもサポートの準備を行いはじめる。
────外壁の穴、そして郡の数。 それを操る人間の位置を捉え、息を吐き出す。 アレくらいならば、ヴィマーナの攻撃が飛ばなければ ……最悪彼女だけなら突っ切れるだろうと
第2宝具の起動の準備を始めた]*
(277) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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[その矢は、ぱちりと周囲の空気を震わせながら 青白く光り、真っすぐに蜘蛛糸の上の神を 撃ちぬこうとするで、あろう 撃ち落されるか。迎撃されるかなれば それはぱっと散って、6つに分かれて雷の雨の如く 天から、降り注ぐ
回避しようとしても、また同じ、こと]
(まもりたい、ものが、あるのです)
『人の側面を経て、妾は弱くなったのか、強くなったのか どちらじゃろう、のぅ』
[呟く唇は苦笑の形]
(278) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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[されどそこには、笑みがある
人とは、弱き者 されど様々な感情を持つ、稀有なもの
不必要ではあろうが、それを 知るというのは、悪くないぞ?**]
(279) 2019/02/18(Mon) 02時半頃
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