236 【誰歓】 悪魔の月の嗤う夜 【特殊騒動】
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2015/08/19(Wed) 02時半頃
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平和は、いとも簡単に失われた。
(#0) 2015/08/19(Wed) 02時半頃
ここは、ヴァルツムントと呼ばれる街。
自然豊かでのどかな、平和そのものの街だった。
ある日突然、街に悪魔が現れるまでは。
(#1) 2015/08/19(Wed) 02時半頃
もう、何人が死んだのだろう。
疲弊した街は、今や救けの手を求めるのが精一杯だ。
落とす涙も枯れはじめた街の門を、今日もまた英雄候補がくぐる――
(#2) 2015/08/19(Wed) 02時半頃
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[深い、深い、漆黒に近いほどの、緑のローブ。 銀糸の髪を括りなお背に流す姿は、ともすれば一国の姫の忍び姿に例えられてもおかしくない。
その手に、太くたくましい鎖を持ってさえいなければ。]
(1) 2015/08/19(Wed) 12時半頃
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[真鍮製の鎖の先は、屈強なドラゴンの轡に繋がれていた。 深い翡翠の鱗に全身を包まれた竜は、女が五歩進むごとに一歩、のし、のしと従順に後につく。 ヴァルツムントの門は、もう目の前にあった。]
大丈夫―― 悪魔など、わたくしのラスタバンの敵ではないでしょう?
[そっと、竜の首筋を撫ぜる。 女は、静かに微笑んだ*]
(2) 2015/08/19(Wed) 12時半頃
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[五歩と一歩の不思議なリズムは、街の中に入ってからも乱れることはない。 鎖をじゃらつかせてヴァルツムントに踏み入れば、「ひっ」と喉から小さく引きつる音をさせて、そのまま座り込み後退っては何度も地に頭をつけ礼繰り返す姿、多々。 そのため、大きなラスタバンでも苦労なく街中を歩けたのだ。]
ふふ。 みな、あなたの力を求めて、頭を下げているわ。
[がんばらなくてはね、とまた竜の背を撫ぜた。 無論、街人は突如村に入り来た竜の姿に恐れ慄き、命乞いをしているのだということは、語るまでもない**]
(3) 2015/08/20(Thu) 02時半頃
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[──ざくり、ざくり、と。 砂利を踏む度、革長靴の金具が鳴る。 目新しい街並みを見渡せば、一時そこに立ち止まる。 その出で立ちは旅の者、とするには軽装だが其所の様子を計ろうする眼差しは余所者である事を示している。 眼光は、鋭く。険しい面持ちで暫く往来に佇んでいたが。
不意に相好を崩したような弛く腑抜けた顔に変わった。]
(4) 2015/08/20(Thu) 13時頃
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思ってたより良さそうなとこじゃねぇか。 まずは、骨休めと行くかね。
[独りごち、酒場の看板を探して歩き出す。 砂利を踏む音が往来の中へと紛れていく。]**
(5) 2015/08/20(Thu) 13時頃
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[宿を探して街を歩くうち、不意にうるる、と竜が喉を鳴らした。 警戒を示す音に顔を上げるが、特に何があるとも感じられない。]
変な子。
[くすくすと笑って、竜を宥める。 竜自身も、ふっと消えてしまった鋭い緊張感>>4に、狐につままれたような顔をして警戒を解いた。 周囲の家々と同じくらいの大きさの竜を、旅の男が見たかは知らない。 少なくとも竜使いの呑気な女は、男のことを認識はしなかった。]
(6) 2015/08/20(Thu) 19時頃
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――黄金の林檎亭――
ここかしら。
[くるくるきいと鳴く風見鶏見上げて、ぽつ。 鉄だけでなく生きた鶏も元気そうなここが、旅人向けの宿のようだった。]
今日は厩以外を貸してもらえるといいわね。
[今まで、いつも満室だと断られて厩ばかりを充てがわれてきた。 野宿よりはいいが、ベッドが恋しい。 竜連れである以上王都や相応の施設を備えた宿でなければ土台無理な話だが、苦し紛れの宿屋の言い訳を信じ続けてきた女はそれにまだ気づいていない。]
(7) 2015/08/20(Thu) 19時半頃
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オーレリアは、今日も、ベッドにありつくのは難しいだろう**
2015/08/20(Thu) 19時半頃
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[通りすがった若者を掴まえ、道を訪ねようとした時。 通りの向こうに流した視線を留め、動き止む。]
……ん?
[と、訝しげに片眉を上げて。 胡散臭げに此方を向いていた若者は、その隙に男の手からするりと離れて行く。 相手が逃げる様子には構わずに。 男はその巨躯から暫し目を逸らせなかった。>>6 竜が此方の気配を一時悟っていた事までは気付かず。 向ける視線は、好奇の目である。]
へぇ、竜使いか。面白れぇのが居るな。
[街中、通る人波に混乱もなく。 当の竜が大人しくしているのであれば、其処に従わせている者が居るのだろう。]
(8) 2015/08/20(Thu) 20時頃
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[この街の噂は聞いていた。 訪れた訳は勿論それだが“善い行い”をしに来たつもりはなく。 かといって、悪業を働くようないわれもない。 単に生臭稼業の男が、金になりそうな話はないかと鼻をきかせて脚を向ける気になった。 それだけの事。
──どんな奴か見てみたくはあるな。
竜の姿に、好奇心を募らせる。 危なっかしい事に首を突っ込まざるを得ない生来の性格も、男をここに向かわせた由縁だろう。]
(9) 2015/08/20(Thu) 20時半頃
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[竜の方に向かおうとして、その時。 不意に、右半身に衝撃を受けてその場によろめく。 驚きに見開いた目を上げれば、此方にぶつかって来たと思われる男の走る後ろ姿。 それを見とめると、忌々しげに舌打ちする。 だが、ふと。]
──……。……ん?
[右の腰に下げていた何かの重みが欠けている。 それに気付き、はっとして視線を下ろした時にはもう遅い。 剣吊りに掛けていた短剣が消えていた。]
──あっ!!あの野郎!! くそが、待て!!おい、誰かそいつを捕まえてくれ!! この、待ちやがれ!!ぶっ殺すぞ……!!
[かっと目を見開いて顔を上げ。 怒号を上げながら慌てて、その背中を追う。]
(10) 2015/08/20(Thu) 21時頃
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─数刻後・酒場のカウンター─
…………。こりゃだめだな。幸先悪りぃぜ。
[ぼやきながら。 エールをやけぎみにあおる姿が、其処にあった。 右腰の剣吊りは、空のまま。]**
(11) 2015/08/20(Thu) 21時頃
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……だめね。
[厩を貸し出す手続きとベッドを借りたい女のやりとりは平行線だったが、仕方なく女が折れた。 馬止の杭に鎖を絡ませる。こんなことをしなくても賢いラスタバンは何もしやしない、と女は内心怒っていた。 勿論、厩に置く以外に巨躯の竜の居場所がないだけだ。竜が何かした時点で、この宿は終わりなのだから、貸すという判断をしただけでも、多少なりラスタバンは信頼されていた。 そうとは知らずに、女は憤慨していた。]
(12) 2015/08/20(Thu) 23時頃
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[怒りを静めようとため息を付き、ラスタバンを繋いだまま、今度は街を見て回ろうかとした矢先。 真横を駆け抜けて、目の前の路地に入るなり肩で息をする影が見えた。 ここまで来りゃもう大丈夫だろう、と大きめの独り言まで、聞こえてきた。]
何が大丈夫ですの? 何かから、逃げていらしたの? わたくしに、何か力になれることはありませんか?
[路地へ向かい、戦利品の短剣を眺める背に声をかけた。 あろうことがスリのこそ泥>>10に、協力を申し出る。]
(13) 2015/08/20(Thu) 23時半頃
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げほっ ごほ、ごほっ
[咳で目が覚めた。 見慣れたというにはまだ日数が足りない天井を見上げてゆるりと瞬く。 怪我もだいぶ治ってきているが、休息を欲する体の望むままに睡眠をとっていれば、今が何時なのかなどが怪しくなる。 寝起きで嗄れた喉が痛い]
――はー。
[ベッドの脇に置かれたテーブルの上。 水差しから水をついで喉を潤す。 柔らかい声が毀れ落ちた]
(14) 2015/08/21(Fri) 01時頃
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[この街にきて受けた依頼で、一緒に組んでいた人たちはいなくなった。 そのときに負った怪我でしばらく宿屋暮らしをしている。
できれば早々に立ち去りたかったのだけれども、この怪我でほかの街に行くほうがよほど自殺行為だ]
飯、いくか。
[のそりとした動きで服を着替え。 包帯はそのままに、階下へと下りていく**]
(15) 2015/08/21(Fri) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/08/21(Fri) 01時頃
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へ、……えっ…?
[こそ泥はびくりと大きく肩を跳ねさせ、振り返り女>>13を見る ぎこちなく笑みを浮かべ、短剣を後ろ手に隠し一歩二歩と後退り。]
い、いえ……
[何と言えば誤魔化せるだろう、そう思考を巡らせるもふと気付く 何にも気付いていないらしいこの女。利用出来るのでは、ないだろうか。お人好しか箱入りの令嬢なのか本人だって力になろうとしてくれてるわけだし。 泳ぐ視線が彼女を再び捉えた時には悲しげな表情で]
……変な男が喧嘩を売ってきて、私を殴ってお金を奪ったんです。 何とか逃げてきたけれど…これじゃ、宿にも泊まれないなあ。
[精一杯哀しげな声を発して、眉を下げる。 心優しい女が哀れな青年に金を恵んでくれることを祈って**]
(16) 2015/08/21(Fri) 01時半頃
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[路地裏の男は、慌てたように短剣を隠した。 抜身の武器を持っているなど、街中で見られたいものではないだろう。竜使いは珍しく、気づいていながらにして知らぬふりをした。]
まあ……なんてこと。 それでそんなに弱った顔をしているのね。
[こちらも旅暮らしで、湯水のごとく溢れる財源を持つわけではない。 加えて宿の部屋は厩と来たものだから、相部屋をする発想もない。 こそ泥男の作った表情より、うんと悲しげな顔をして、力不足に俯きながらゆるく頭を振った。]
ごめんなさいね、宿に泊めてあげることは出来ないのだけれど、その人にお金を返してもらうよう、わたくしが話をしてくるわ。 ねえ、その人のことを、わかるだけ、教えてくださる?
[だから、報復なんて考えてはだめよと静かに諭す。 短剣は、金を奪った犯人に向けられるはずものだったとすっかり思い込んでいる**]
(17) 2015/08/21(Fri) 02時頃
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は、はい……?
[こちらの作ったものとは違う、本当に同情しているのだろうと分かる表情。これはいけるなどと一瞬思ってしまったのだが。 女の言葉はこちらの欲しかったものではなく、いやむしろ非常に面倒な展開を予期させるような……。困惑を隠せず女を見る]
駄目ですよ、そんなのお姉さんが危ないじゃないですか! わ、分かりました…私は大丈夫です、お金はなんとかしますので!では!
[欲を出しすぎたということか、しかし大の男が殴られて逃げてきたと言えば華奢な女が向かって行こうとなどしない筈だったのに。 短剣のことも何か勘違いしているようだし、このまま相手をしているとあの男にまた出会うことになりかねない。 慌てて路地の奥へと駆けていく**]
(18) 2015/08/21(Fri) 09時頃
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[ぶすっとして、エールを傾ける男。思案している。 考えているのは無論、盗まれた短剣のこと。
──あれは、ただの武器では無い。
欠けたままでは、色々と困る。 店主や客を掴まえて、いい武器と呪具をさばく店が無いか聞いてみたが、どうも眉唾臭い話ばかり。]
……ちっ。験が悪りぃってんだよ。
[またぼやき考えて。はぁっ、と短く息を吐いた。 仕方ない。やるしかないだろう、と。 エールを持たない左手をカウンターの陰に隠し、呪文を口にする。]
──Pwazon sèpan <毒蛇>
[手首に着けていた革のブレスレットが、すうっと形を変える。 黒く、滑らかに鱗を輝かせる小さな蛇へと。]
(19) 2015/08/21(Fri) 09時半頃
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[視線は店の壁、前へと向けたまま再びぼそりと呪文を口にする。]
……Sagase <探せ>
[その言葉と共に、するりと黒蛇は男の手から落ちると床を這い姿を消した。 死ぬ毒ではない。 ただ、噛まれれば暫く身動きは取れなくなるだろう。 仕事以外で術を使うのはさけたかったが。]
──しゃあねぇわな。
[呟いて、またエールをあおった。]**
(20) 2015/08/21(Fri) 09時半頃
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