185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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[楠本君が部屋を出たあと。 寄り添う彼女に、そっと触れた。]
幸せばかりが、恋ではありません
[彼女の手が頬を撫でて。 不安に思っていたなんて言うものだから。]
もし私の事が好きな相手がいたとして それを伝えられていれば、悩めもしますけれど 伝えられていない事では、悩めすらしませんから
伝えてくれたのは 私を欲しがってくれたのは、君だけですよ
[だから今、ここでこうしていられるのだから。]
大事な想いは、伝えるべきで 待っているだけでは、何も手にはいりませんよ
(+72) 2014/07/20(Sun) 13時半頃
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という事で
[彼女に伸ばした手で、撫でる首筋。 そっと顔を寄せてから。]
この部屋の防音がどのくらいなのか、試してみませんか?
欲しがって初めて、手に入るものを確認してみたいんですよ
(+73) 2014/07/20(Sun) 13時半頃
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─>>122の数刻前─
……っ。
[蕎麦を食べ終わり、部屋に戻った暫く後。声と共にするノックの音に振り返った。>>148]
いるよ。昨日は悪かったね。 どうぞ。
[普段と変わらぬよう努めながら扉を開け、彼女を招き入れようと。]
(149) 2014/07/20(Sun) 14時頃
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[自分は幸せになるべきでは無いと言う思考が、生み出されたのはいつだっただろうか。
「子供は親によって愛されるから幸せの源が生まれる」だとかいう、良くわからない本を…見かけた時だろうか。小学校の頃に担任が、「本当の親が、あなた方を愛してくれるのですよ、だから幸せなのです」と言った時か。
だったら…僕は、僕達は?愛されてはならないの?そのような疑問が生まれたし、何処から広まったのやら…僕に両親がいない事を知って友達ではなくなる人もいたし、見下すとか…仲間外れにする人もいた。
だからなのだろうか。他人の不幸を願う程までは落ちぶれなかったものの、自分の幸せが何処なのかは分からなくなったのは。]
(+74) 2014/07/20(Sun) 14時頃
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[ある時小さく聞こえた声>>*8。言われて少し考え込む。誰かに何かをしようとするのは…結局相手を真に思えているのか、と。]
何があったかは分からないですが。 行動だけで考えれば湯来島さん周辺になにかあったのでしょうか。 あ、言えとかそういうことで無いので安心してくださいね。
多分、ですけれど。九十九さんが悩んだ分か、きっとそれ以上。 その人の助けになっているんじゃないかなって思います。
それが…まず大事なんじゃないかと。
[僕とは違って出来ると思う、という言葉は飲み込んで。]
(+75) 2014/07/20(Sun) 14時半頃
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ううん。
[緩く首を振る。 以前と同じように部屋に入ろうとして、留まって]
外、出ない? いい天気だよ。 ……話が、あるんだ。
[もう無防備ではいられない――変わった自分。]
(150) 2014/07/20(Sun) 14時半頃
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へえ…そりゃ興味あるねェ。
[廊下と部屋の一線を踏み越えない彼女に感心する、と共に予感。]
良いよ。 行こうか。
[軽く身支度を整え外へ向かおうと。]
(151) 2014/07/20(Sun) 16時半頃
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閑散としてるね。
[人気のない廊下を連れ立って歩いて庭へ。]
これだけ良い天気なら、流し素麺しても楽しそうだけど、昼間みんなの休みが合わないんだろうなぁ。 あと、企画するのって結構めんどくさいんだよね。だから、バーベキュー企画したリーチさんはすごいなって思う。
[スイカ割りしたかったなー、と素振り。 肝心の話を前に、緊張で頬がぴくぴくしてくる。]
(152) 2014/07/20(Sun) 16時半頃
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ああ。皆オヤスミなのかもね。
[真相はもっと深刻なのだが、口に出すことはせず、彼女の言葉に相槌を打つ。]
流し素麺か。それもまたいい。 誰かさんは全部取っちゃいそうだけど。
[庭をぷらぷらと歩いて話す。]
そうか。そう苦労した覚えはないかな?
[キミのあの顔が見れたし、と付け加えつつ。スイカ割りはまたのお預けだね、と。]
ああいう機会がまたあるといいんだけど。
[彼女の方を振り返って言葉を待った。]**
(153) 2014/07/20(Sun) 17時半頃
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[>>*9あくまで不安そうで。 言うべき言葉を間違ったのではないか、そんな事を思うけれど。]
僕も悩みばっかり言ってて、九十九さんに助けられてばかりです。 だけど、僕も基本的に話を聞く事が出来るから。それしかできないのかもしれないけれど。
[いつか言われた言葉の裏返し。僕は話す事で、救われた部分もあるのだから。 少し息をついて、今度はやや面倒そうに]
そうそう…再び催促みたいになるけれど。 今日どうするか、そろそろ考えなくてはね。
(+76) 2014/07/20(Sun) 19時頃
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[そう言って再びモニターを眺めれば、目に映った2人>>147。 その2人の雰囲気は…出てきた時とは大分変わっていたように思われて。 病院のデータを探そうとするまでもなく、「そうなった」ことはわかった。だから、問題が生まれる。 無論それは、「誰を送るか」というもの。6人いる中で、幸村さん、猫村さんは交換条件により不可になる筈だ。そして提案した山梨さんは…今はより危険になりかねない。条件を飲んでいるが、自棄になられる可能性もあるし。向こうより此処は、漏洩の可能性はより高くなるのだから…僕個人としては連れてきたく無い位だ。となると、残る人は絞られてくるけれど。]
……選別、終了か……?
[一つ、そんな事を呟いた]
(+77) 2014/07/20(Sun) 19時頃
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そう、かな……。 栗栖は、みっちゃんのことが好き。 ……大好き。 この想い、伝えてなかったら、きっと、後悔してたな……。
[もし、を想い。 栗栖は、みっちゃんの頬を愛しそうに撫でて。]
楓は、自分の幸せを傲慢だと言っていたけれど。 栗栖は、人は、幸せを願って……、誰かに恋して、それが誰かを奪うようなことも……あると思う。
……、ううん、ごめんね。 みっちゃん。今度、家族の話を聴かせてね。
[そうして、みっちゃんの手が首筋を撫でて。 栗栖も、そっと。 みっちゃんの首の後ろに、手を絡ませて――。 心も、身体も、今は話すことより触れ合うことを求めていて――。]
(+78) 2014/07/20(Sun) 19時頃
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うん。 今度は、もっと激しく――。
[言い終わる前に、熱くて長い、キスから始まり――。**]
(+79) 2014/07/20(Sun) 19時頃
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ちょくちょく不在のわたしが言うのもアレだけど、寂しいなぁ。
[溜息をひとつ。]
わたしは流し素麺得意だよ。身長を活かして下には渡さないっ
[今度は箸を持つ真似でスイングして笑うも。 付け加えられた言葉に、右手が空中で止まった。 あの時、ドキドキしたのは本当。その感情は、恋に近いものだったのかもしれないが。]
……リーチさん。
(154) 2014/07/20(Sun) 19時半頃
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成功する経験ばかりの人間は、存在しません どんな偉人でも、必ず失敗はあります
同じ失敗するにしたって 後悔しない選択をしていくしかないのですよ 結果人を傷つけることになるとして 誰も傷つけずに生きていくことなんて、できないのですから
いずれ空腹になるからと、食事をしないわけにはいかない 同じことです、避けられないことなのだから びくびく逃げ回るより、手を伸ばした方が絶対にいい
[家族の話を聞かせる、と言ったって。 特に話すようなこともないけれど。 タイミングが来たら、話そうか。 気が向いた時に、少しずつ。]
(+80) 2014/07/20(Sun) 19時半頃
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いいんですか、激しくして 許してって言うまで、やめてあげませんよ?
[考える事も、色々あるのかもしれないけれど。 それは、結局他人事。 自分が何か出来るわけではないのだから。 出来ることをしよう、今は。
今出来ること。 それはたぶん、愛し合うことなんだから…―――]
(+81) 2014/07/20(Sun) 19時半頃
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[右手を下ろして、唇を引き結んだ。 こめかみを汗が伝う。
目の前の彼を思う気持ちが恋に近くても、それを伝えて何になる。 言い訳めいたフォロー発言など無意味だ。]
ごめんねリーチさん。 わたしは、あなたを、特別な意味では見られません。 幸せにしたい人が、誰かわかったから。
[きっぱり告げて深く頭を下げた。]
(155) 2014/07/20(Sun) 19時半頃
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[少し息を吐いて、思考を中断して。
再び覗いた湯来島さんの掲示板>>114。書かれていたことを見れば……どうすればいいか、再び頭を抱えた。
まず性別は……誤解を解かないと何処かでボロが出そうな気しかしない。文体にかなり気を使ってしまったからそう見えたのか…これはそのまま気をつけよう。
それが決まっても…まだまだ考えなければならなさそうで。
……やること多いなぁ、と一瞬だけ思ったか]
(+82) 2014/07/20(Sun) 20時頃
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『大分私が立ち入っていいのかなぁって思ってしまうようになってきています。
そう答えたいと言うってことは…大分、大きく裏切られたように感じたのですね。とは言っても、私は何も理解出来ていないのでしょうけれど。
愛し合った人が別れるまでには、様々なものが累積して別れるならば。言葉で語りあって…その言葉でも届かないっていうように。 希望を無くしてしまったからなのではないか。そう思いました。
一回でもう回復が出来ない位になってしまったのであれば、ある意味仕方が無いのでしょうけれど。 他人事ではありますが、会話でその溝が埋まればいいなぁ、って。そう思っています。応援して…いいんだよね、多分。
気づきにくいけど最初からそこにある。だから見つけられたら大事にすべきなんだということを聞いた事があります。そんなものかもしれませんね。
あなたの周りには、素敵な人がいるみたいですね。 身近に理解してくれる人がいるのであれば。それは大切にした方がいいと思いますよ。 そして私はあなたを裏切ってしまったかもしれません。私は女ではなく、男子大学生です。』
(+83) 2014/07/20(Sun) 21時頃
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『文面が良くなかったのかもしれないね…すみません。会いたいとか言われた時は少し驚いてしまったけれど、女の子と思っていたならそうかぁ。でも…そういうように騙す人もいないわけではないのだから。それにはどうか気をつけてくださいね。
ではそのうちに、メールアドレスを送っておきます。 女の子でない為に駄目ということであれば、無視して頂いて構いません。
モミジ』
(+84) 2014/07/20(Sun) 21時頃
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[…疲れた。
文面を作るのには、思った以上に時間がかかってしまった。 外はもう、大分暗くなっており。
…電気をつけるべき程度にはもう、暗かった。]
(+85) 2014/07/20(Sun) 21時頃
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こちらには…あまり、送りたく無いと思っていますが…山梨さんとの条件を破棄は、出来るだけしたくありません。
唯、こちらの施設の監視は僕以外無力化はしています。 その点では問題はないですが…
送る人が中々、ですねぇ。 僕は僕で、全くもって申し訳ないですが、少し疲れてはいますし。
[困った声には苦笑いで返した]
(+86) 2014/07/20(Sun) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/07/20(Sun) 22時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/07/20(Sun) 23時頃
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ん?
[元気にスイングしている彼女はどこか、切り出しかねているようにも見えたから、言葉でその後押しをした。 彼女がこちらに向けて放った言葉にボクはただ頷く。]
…そっか。そりゃ残念。
[その瞳からは、あの時あった純粋さが芽生え生長した一途な想いが秘められていたように見えた。 寂しくはあったが、なぜか後悔は生まれなかった。]
お互いが支え合えるように幸せにしてやンなよ? クシャ…ゴッホン。おホン。カレをさ。
[深く頭を下げたリッキィサンにそう言った。 演技を被って、にこりと笑って付け足した。]
あ、それと俺のことも秘密ね!
(156) 2014/07/20(Sun) 23時頃
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――202号室――
[どのくらい眠っていただろう。 梨月の香りが少しするベッドは 気持ちが安らいで。
ぼさぼさの寝起き頭を撫で付けると そっと窓の方へ歩み寄る。 薄暗い中、二人の人影が見えれば 弱く笑んで、瞑目する。]
……頑張ってくれてるんだね。
[僕は君を。 後悔させない、と。 幸せをくれたぶん、たくさん、たくさん。]
(157) 2014/07/20(Sun) 23時頃
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……うん。
[思ったよりあっさりした返答なのは、自分を傷つけまいとする彼の配慮なのだろうか。 頷きに、頷きを返す。]
……知ってたの?
[途中まで出かけた渾名に目を見開いて。 それからまた頷いた。 振られた相手にそう言える強さが羨ましい。 振った自分は、この場に立っているのも痛いのに。]
勿論言わないよ。 リーチさんとわたしの間にあった事は、たとえ相手が恋人でも、言わない。
[それくらいのデリカシーはあるのだと、苦笑して首を横に振った。]
(158) 2014/07/20(Sun) 23時頃
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まさか。見えただけだよ。
[ハハ、と小さく笑う。今はもう情動に流されまいと自分を押さえつけるので精一杯だった。]
そう言ってくれると信じてた。 けど、ありがとう。
[リッキィサンの首肯に今度はこちらが頭を下げてお礼を言った。 紛らわせるだけの演技はもうほとんど限界で。]
俺はもう大丈夫だ。 だから、行っておいで。
[自分はタバコを吸ってくるよ、と呟いて背中を見せその場から立ち去ろうと。]
(159) 2014/07/20(Sun) 23時半頃
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……どうしろと。
[「上」からの希望は幸村さんと猫村さんを連れて来ることらしく。 僕は溜息をつく。 一応無力化した上の階の件は、もう把握しているようだったけれど。僕がある程度以上に報告書を書いてしまっているので今のところそれ程大きな問題にはなっていないらしい。
でも]
……山梨さん、どうしようか。
[一つ、呟く。]
(+87) 2014/07/20(Sun) 23時半頃
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[一人称が「俺」に戻っている事に気づけば、自分が相手に何程想われているかが知れる。
ふたりともにドキドキしなければ。 待たせる事なく選べていれば、傷はもっと浅くて済んだのだろうか。
……「たられば」を言えばキリがない。 選べなかった選択肢は、それが正解ではなかったからだと信じなければ、選んだひとを幸せになど出来ないのだから。]
ありがとう。
[たくさん甘えさせてくれて。 好きになってくれて。 ドキドキさせてくれて。 たくさんの想いを5文字に乗せて、微笑んだ。 「じゃあ」と背中に背中を向ける。
二人の距離はもう、離れるばかり。*]
(160) 2014/07/20(Sun) 23時半頃
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[彼女の言葉に一瞬足を止めたが、一瞬だけ。]
[足早に、その場を去った。]
[今の顔はもう、彼女には見せられないから。]
(161) 2014/07/21(Mon) 00時頃
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[決定だ、と「上」は言った。
どのようにかにして、きっと2人も此処にくるのだろう。 そこで確認しているのは僕だけなのだが。今でも正直不安はかなりある。
危ない橋を渡っている、その感覚はあって。
一瞬、なんの為にやっているのか分からないという…そんな感覚に襲われた。 皆の為なんだ、自分はどうだっていいだろうと…いい聞かせるけれど。どうすればいいかが段々、見えなくなっている気がして。
段々、自分は追い詰められている気がして。]
まぁ、どうせ僕だもんね。
[そう言って、カラカラと笑ってみたか]
(+88) 2014/07/21(Mon) 00時頃
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