259 ―シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア―
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ティモシーは露店巡り シーシャに投票した。
イルマは雑貨屋 ティモシーに投票した。
シーシャは雑貨屋 ティモシーに投票した。
ディーンは雑貨屋 ティモシーに投票した。
エリアスは雑貨屋 ティモシーに投票した。
フィリップは雑貨屋 ティモシーに投票した。
サイモンは雑貨屋 ティモシーに投票した。
グロリアは雑貨屋 ティモシーに投票した。
クシャミは雑貨屋 ティモシーに投票した。
ティモシーは村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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ないのか。
[ふ、と。 瞳から喜色は失せ、口元だけが乏しく笑う。
お揃いだね、なんて軽口の奥で思うことは口には出さず。]
そうだね。 年齢、吸血鬼になってからの年月とか そういうのもバラバラそう。 個人差ってことなのかな、ヒヒヒッ。
[まだ明けぬ夜を見つめる彼に つまらないこと聞いて、悪かったね。 なんて声を掛けて、今度こそしばしの別れの挨拶を>>3:123]
(0) miduno 2016/12/09(Fri) 03時頃
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─自室─
[部屋に戻ると、寝床であるラグマットの上にどっかり腰を下ろして。毛布をひざ掛けがわりに、ギターを軽く引き鳴らして。
壁に掛けた洗濯物。 己のものに混じって一着、かちっとした作りの上着。]
明日には乾くだろうし、返しに行かないとねー。
[ヒヒヒと笑えば、ふぁーっと大きな欠伸をして ギターを抱きながら毛布に包まり、ゆっくりと瞳を閉じた。] .
(1) miduno 2016/12/09(Fri) 03時頃
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[先ほど、サイモンに言わなかった言葉。]
今日は何だか、物凄く眠い……。
[それは予感なのか、予兆なのか。 確たる答えは出ず。 案外こんなものかもしれないな、と 意識を手放す時を惜しむでもなく いつもと同じように、ねむりに落ちていった。]
(2) miduno 2016/12/09(Fri) 03時頃
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[相棒が身振り手振り、家具の下に潜む十字架について説明しようとすれば]
「あーーーーーーーーー!!」
[なんて大声を出して耳を塞ぐものだから>>153俺達は思わず数歩後退りして、呆然とその姿を眺めていた。]
えっ?えっ??そんなにダメなやつなんですか?
[その後の言葉をまくし立てるように話すグロリア様にさらに混乱する俺達。十字架と銀が苦手なのはわかるけれど…そこまでなのか?]
えっグロリアさんも銀か十字架が特別苦手なんですか…? えっ!?殺す気なんてないですよ!!寧ろ俺が殺されそうに……なんで!?!?
[完成したのはグロリア様&エリアス先輩vsフィリップとピーちゃんの図。
いやいやいや、俺達何も悪いことしてないだろ!? 悪いのはその入居して最低1ヶ月は生きていた>>159らしい命知らず(?)のユリシーズ先輩じゃないのか!?
どうにか説得を試みる相棒。 隣で少し口元がニヤついていたりこちらをじっとり睨む>>160エリアス先輩に抗議するためばさばさと羽を広げてアピールする俺]
(3) ymdhrk 2016/12/09(Fri) 22時半頃
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いや、俺のじゃないですって! 俺だって今日ここにあるって知ったのに!!
[ダメだこれは!!聞いてない!グロリア様の耳は全てを拒絶しているぞ!!>>161 鼓膜がトランポリンどころではない!鉄板だ!!
このままだと変な濡れ衣着せられて村八分…いや、城八分にされてもおかしくない…]
別にやましくはないです! けど!グロリアさん怖いくって……
[段々声がフェードアウトしていってるぞ相棒!! そりゃあ今のグロリア様は怖い。 その剣幕も纏っている空気もとにかく不味い。
もうどうにもならないのか!? グロリア様はとうとうこんなことまで言っているぞ!?>>163]
はっ!?封印!? せめて俺は出してもらえませんか!!というより空いてる部屋ないんですか!!?
(4) ymdhrk 2016/12/09(Fri) 22時半頃
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[はぁぁぁぁ。と口元抑えてもうどうしようもないこの状況に絶望を感じている俺達。 そんな時思わぬところから救いの手が…!>>164]
せ、先輩……!
[どうやらこの状況を説明してくれるようだ。 よかった。これでグロリア様も理解してくれるはず。 俺たちも救われる時がきたのかな…はっはっは]
えっ……?せん、ぱい……?
[放棄するのか!?そこで、説明を放棄してしまうのか先輩!!!>>176 あーー、とゆっくり目を逸らしてそのまま静かにフェードアウトしていく先輩。 まて!待つんだ!!いや、待ってください先輩(必死)]
ちょっと!!と、とにかく落ち着きませんか? ほら、友達を呼びますから…ね?
[どう、どう…と暴れ馬を抑えるように一定の距離を保ちつつ、スマートフォンを持ち出してグロリア様にアピール。 よびますよー今から友達よびますよー(超必死)]
(5) ymdhrk 2016/12/09(Fri) 22時半頃
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[その後は呼び込んだ友人に助けてもらったか(友人の廃人化はどうにかして阻止)、はたまたその前に新たな助っ人がやってきてくれたのか。 どうにかこうにかこの修羅場をくぐり抜けることが出来た。
相棒と俺は静かになった部屋のベッドに倒れ込みぐったり。]
あぁ、疲れた……なんだったんだ…
[名前しか知らないし。写真も声も何も知らないけれど、ユリシーズ先輩のことは嫌いになった俺達です*]
(6) ymdhrk 2016/12/09(Fri) 22時半頃
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― 食堂 ―
[シーシャがそこに現れたのは窓からです。 だってお城では ぎゃあすか騒ぎが聞こえますもの。 かわいい娘を巻き込むにはいきません。
けれど、なんということでしょう。 食堂にあったおごそかな食卓が、 いまや随分と床に近づいた布団付きテーブルになっているではありませんか。 匠の技でしょうか。シーシャは訝し気。]
よう なんだか最近会わなかったな……?
[なんて 声を、イルマに掛けますけれど シーシャもエイダも視線はばっちり四角いKOTATSUの虜です*]
(7) ghoti 2016/12/09(Fri) 23時頃
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……思ったより早かったな……。
[目の前には、大きな箱>>3:50。 中身を見ずとも、手紙のお陰で誰が置いたのかは解る。 来訪者が部屋の扉を開けようとしたとは、知らないけれど。 一先ず感謝するにしても、もっと置き方は無かったのか。 男としては、ひっそり渡して欲しかった。
今度建て替えて貰った代金を払わなければ。 感想はあまり伝えるつもりも無く、そう思う。 そも、さして期待していない所為もあるかもしれない。 落ちなければ良いのだ、落ちなければ。
縦長のダンボールを苦労して部屋の中に入れ、 早速中身を開ける。 ベッドの横の狭いスペースにそれを敷いて、満足。 思ったよりずっと柔らかなその感触には、 していなかった期待が少しずつ膨らんでいくよう]
(8) めのこ 2016/12/09(Fri) 23時半頃
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[とはいえ、眠るには未だ城内は騒がしく。 敷いたばかりの布団を軽く叩き、立ち上がる。
その足で向かったのは、城主の部屋。 ノックをしようとして、躊躇い。 もしかしたら眠っているかもしれないと、 ひざ掛けの入った紙袋を、ドアノブにかけておいた。 気付た時にでも、使ってくれれば良い。 送り主は解らないだろうが、この城の者からならば きっと、悪いようにはされないだろう。
次いで砂糖菓子の瓶を一つ持って向かうのは、 いつだか泣き顔を見てしまった、猫の部屋>>1。 ……別に慰めるつもりとか、そういうわけでは無いけれど。 砂糖菓子が丁度、手の中にあったもので それなら、誰かと一緒に食べるのも良いだろ、なんて]
(9) めのこ 2016/12/09(Fri) 23時半頃
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クシャミ、居るか?
[ノックと共に様子を窺い、ドアノブに手を掛け。 入るなと言われない限りは、そのまま中へ入るつもりで。
そしてもし彼が未だ眠っていたなら、 それが"どういう"眠りか解らず、 思わず肩を揺すってしまったろう]
(10) めのこ 2016/12/09(Fri) 23時半頃
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[ ごめんねフィリップ。 だけど、自分が一番かわいいエリアス、 頑張って説明して誤解をといてやろうという気もちより、 自分は安泰な今の状況に天秤が傾いたのだ。
さりげなーく、渦中から逃げるのならば得意。 懸命にグロリアに対峙するフィリップ>>5を、 いつかマーガレットに教わった「ナンマンダー」とかいう、 なぞの呪文で拝みながら、すうっと、逃げ腰。
がんばってね。 これも、ここで暮らすための試練だよフィリップ。 ユリシーズの幽霊を見たら教えてください。
吸血鬼が死んで幽霊になる なんて、とんだ笑い話だけど。*]
(11) nabe 2016/12/10(Sat) 00時頃
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―食堂―
[ほわわん。 炬燵で相変わらず蕩けきっていた。 もう何時間いるんだって話だよ。]
……お?
[窓から聞こえた声に振り向けば>>7 シーシャが赤子を抱いて乗り込んでくるだろう。 イルマはシーシャに――もとい、 シーシャの抱いた赤子に目が釘付けで]
はぁぁぁ!!!
[ガタンッ! 天板に手をついて勢いよく立ち上がる。]
(12) bloody 2016/12/10(Sat) 20時半頃
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赤ちゃん!?赤ちゃんなの!? 可愛くない?ちょっと、やばくない? あんたの子なの!なんなの! 可愛すぎか!!
[息継ぎもせずに捲し立てたあと、 彼の言葉に、ふふ。とわらう。]
すれ違うこともあるさ。 それより、赤ちゃん見たかったんだ! なんだっけ、大麻と土偶……じゃなくて エイダちゃん、だっけ?
[興味はあるけれど、とても繊細な存在に見えて手は伸ばせず、少し顔を覗き込ませれば、エイダはくりっとした瞳でこちらを見てくれるか*]
(13) bloody 2016/12/10(Sat) 20時半頃
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何ぞ?
[あー、と、不明瞭な嘆声を上げる>>3:176、エリアスを質すも返ってくるのは明後日の方向への視線と声ばかり。
怪訝気な目を向けるも、NGワードを使うのはヤバい。その推測は恐らく正しい。平穏な吸血鬼生を送るには、空気を読むというスキルは非常に重要であることがわかる。
反面。エリアスとフィリップ。何処で差がついたのか>>3。慢心、環境のちg]
であるからそれの名を口にするなと言うておるであろう!
[十字架だけならば、まだいい。銀が駄目だ特に駄目だ。組み合わさると最悪だ。 困惑と半涙目のパニックがぶつかり合って、泥沼の様相。
機を見て逃げ出したエリアス>>11は懸命であるし、回避を察知したシーシャ>>7は先見の眼があった。
イルマは炬燵で溶けているし>>12、ディーンは取りも取り敢えず布団>>9。クシャミは寝入っている>>2。仮に助けが入ったとするならサイモンだろうが、果たしてこの城内最年長と最年少の仲裁などという物好きを行う者が居ただろうか…?]*
(14) ameya 2016/12/10(Sat) 22時半頃
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[ グロリア様の目から逃れるまでは、そうっと、 どうやら逃げ出せたらしい>>14と分かれば、小走りに。
ぱた ぱた ぱた と、廊下を駆けて、]
── っあー! あっ あっ サイモンさん!
[ こんなところで珍しい なんて、 確か、誰かも言っていた>>3:90かな?
珍しく、廊下で出くわした憧れの作家先生。 エリアスは、さっきまでの騒動なんて忘れて、 すっかりご機嫌に、サイモンの元へと駆け寄った。
ごめんねフィリップ。三度目のごめんかな。 最後の砦のサイモン先生>>14、お借りします。]
(15) nabe 2016/12/10(Sat) 23時半頃
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── 古城 廊下 ──
ふふ、 ふふふ お久しぶりです ……ふふふ も、もしかして、し、執筆が一段落した……とか?
[ いつもより三割増しで吃りつつ、 四割増しで薄気味悪い笑い混じりのエリアス。
少しばかり、テンションが上がっているだけのこと。 いつも通り、と言ってもいいとこです。 このサイモン先生を前にしちゃあ ね。]
(16) nabe 2016/12/10(Sat) 23時半頃
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[ 遡ること、百五十……まあ、ざっくりそのくらい。
エリアスとサイモン先生の著書との出会いは、 実家たるお屋敷の、本棚の林立する書斎にて、 おとうさまだかおじいさまだかの集めた小説の中から、 その一冊を手に取った その瞬間。
そう、今とは違うお名前の、そのときから。
ふふ、先生のおかげで、 死体ともお友達になれる感性が── なんて、
さすがに責任転嫁が過ぎますね。はい。]
(17) nabe 2016/12/10(Sat) 23時半頃
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[ とにかく、年季の入ったファンたるエリアス。
もう少し近代文明に精通していれば、きっと、 ネット社会で古参として大きい顔をしていたであろうエリアス。
進捗どうですかbotにも、 〆切リマインダーにもなれないけれど、 気の所為か、心なしか、発刊の遅れている新刊を、 今か今かと心待ちにしておりましたので。
少しばかり不気味な笑いがこぼれおちたって、 仕方ないって、見逃して欲しいものです。*]
(18) nabe 2016/12/10(Sat) 23時半頃
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ー 食堂 ー [なんだかほわほわ食堂が暖かい。 城外を抜けてきた体に優しい暖かさ、ですけれど。 こたつむりになっていたイルマの勢いは、熱量は、そんなものをすっとばす勢いで熱いのです。こたつの天板はすっ飛ばされずに済みました。
一瞬びくっと身を引いたシーシャですが、エイダを褒める言葉にご満悦。 くりっとしたお目目をまん丸にしてるエイダ、 その上でどやっとしているシーシャ、 目をきらきらさせているイルマ。 食堂はこんなにも平和です。
エイダは興味津々、イルマを眺め、 彼女が話すたびに微かに揺れる長髪が気になるのか手を伸ばしています。]
ーーそうそうそう! そういう反応を待ってたんだよ 可愛いだろやべェだろ、 こんな小ちぇーのに こんな美人じゃあ 十うん年後が恐ろしいよなァ?!
(19) ghoti 2016/12/11(Sun) 00時頃
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おう 耳が早ぇな エイダっつう、 まあ俺の血筋のガキでクリスマスまではここで預かんの ーーだから食うなよ いくらこんな可愛い女の子でも 食うんじゃねェぞまじで キレるからな
[そんなことを、何度だってだれにだってちょっと殺気じみた顔で言いましょう。 だって、人の話を聞かずに食べようと決める人が多いお城なんですもの!
でも、ね。シーシャの視線は正直です。 ちらっちらっと、そう KOTATSUへも向かいます。 だってイルマがあんなにとろけてたんですもの。 それから……ディーンの置いていった砂糖菓子はまだあったのかしら?]
つか、イルマなにしてたの? この、………布団? が 机とくっついたみたいな ……いや、天蓋が落ちてきたベッドか……? 新しい棺桶?
[ハテナはてなの連続です*]
(20) ghoti 2016/12/11(Sun) 00時頃
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[さすがのシーシャも驚いたのか身を引いたものの>>19、イルマの言葉には表情が和らいで見える]
はぁー!かわいいな、可愛いね?? って、みんなどんな反応してたんだろ……
[まさか取って食うような話は…… いや、若干クシャミ達とそれっぽい話はしたけれど このまぁるい瞳を見れば、母性本能が擽られるというか 食べてしまうのは勿体無い、と思ってしまう。
イルマが食べるのは、それこそこの赤子から、十うん年後の女の子ですし。]
へー……シーシャの血筋なんだ! って、あれ、クリスマス、まで?
[きょとん、とそこで瞬きをひとつ。]
クリスマスのあとは……
[何も知らないけれど、察してはしまう。]
(21) bloody 2016/12/11(Sun) 01時頃
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そぉだね、まぁ、うん。 この子が人間なのなら、 ここにずっといるわけには、いかないか。
[少しだけ、触れちゃいけないことをぶっこんでしまったな、と内心反省。]
あ、これ! 入る?入る?
[そう話題を切り替えるように指し示す。 未だに正式な名称は知らないその、KONATSUに戻るか戻るまいか。エイダちゃんのことも気になるのだ。]
エイダちゃーん、寒かったら来るといいでちゅよー。 シーシャ!足を入れたらぬくいんだこれが!!
[クシャミが買ってきたよ、と、持ち主の名を付け加えて。 何かあったら――と言っていた話は、今は頭から振り払う。 この住民に限って、おかしなことはないさ。 二人が炬燵に入るなら、まだ炬燵机にある砂糖菓子を勧めよう*]
(22) bloody 2016/12/11(Sun) 01時頃
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…… ん?
[駆け寄る足音と呼び声に、其方を向く。その姿を見て取れば、笑みを作り]
おや。エリアスじゃないか。 いかにも、久しい邂逅だ。 久しい、住処を同じくしながらそう在るとは、些か奇妙で可笑しみがあるが。 そう、気配ならば、多々感じていたのだけれどね。
[叫び声、菓子の匂い、ここのところ――にも限らない常々だが――認識する事のあった事象らを思い浮かべつつ、言った。 エリアス。甚だ臆病で、極めて内向的で、されども同時に高い狂気性と猟奇性を具えている、独特な存在――と男は彼を評しているのだが――そして男の熱心な読者である。 19世紀当時の作から愛好して貰えているという事は率直に嬉しく、冥利に尽きるというものであり、毎度の匿名の感想も有難く頂戴している。 尤も彼の性質から、そう同じ城内で匿名の文をするような性質から、対面にそんな会話をする機会はなく、特段男が追求してみた事もないのたが]
(23) mimu175r 2016/12/11(Sun) 01時頃
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[基本的にこの城の住人は滅多なことでは鍵をしないらしい。それは急な睡りの時に備えてなのかなって思ったのは、ここ最近の出来事があってから。 面倒が故、施錠をしてない扉が重く開かれて廊下の明るさが部屋に広がる。]
[肩を揺すられて、重たいまぶたをうっすらと開けると、しかめっ面ではないディーンの姿。]
んん…。 あれ……、も、朝?
[ぼんやりとする頭を振るうと、己の瞳が露わになっていなかったか、と慌てて前髪を前に流して取り繕った。 暗がりだったし、よく見えなかったらいいなと希望的観測と共に。]
あー……ヒヒッ、どうしたの? あ、兄さんの上着?もう乾いたかなあ…。
[何の用事だろう、そう思って 言葉を投げかけて、壁に掛けた上着に目をやった。]
(24) miduno 2016/12/11(Sun) 01時頃
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ああ、…… 丁度つい先程、ひとまずの完成をみたところでね。 編集もようやく安心する事だろう。
[冗談めかして言う、 が全く本当に事実であろう]
(25) mimu175r 2016/12/11(Sun) 01時頃
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ほかのやつら、ひっでェもんだったぞ……! 見て2秒後には「食おう」って言いだすディーンだろ、 クリスマスのメインディッシュにもっと太らせるんだろって言いだすグロリアに……
エリアスは言ってなかったが、 あれは絶対、肉を抜いて綿詰めて、ふわふわの人形に改造しそうな顔してた……
[>>21 返す言葉に大きな思い込みも含まれていますが、おおむね真実です。 だからこそ、イルマのかわいい連呼してくれる反応には癒されますし、 それこそJK的な若さを感じちゃいますねってしみじみするシーシャでした。
>>22 ちょっといい淀んでいたように思えるイルマの言葉 シーシャも、わかっています。ちょっと考えましたもの。]
おう ―― まあ、……けどさ 吸血鬼だってずっとこの城に住んでるわけじゃないんだし、 ……寝るし、死ぬし、いつのまにかいなくなったりも、あるし
(26) ghoti 2016/12/11(Sun) 01時半頃
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だから、人間だって吸血鬼だって そんな変わんねェ ―― と、思うことにした
[「思うことにした」っていう割には納得いってないような顔をしつつも、変わる話題にはどんどん乗っていきます。 だって KOTATSUです。冬の魔物。人をとらえて離さない永遠の檻。 イルマの説明には へー ほー 、へー! なんて相槌打ちますが、 クシャミ の名前に ちょっと動きが止まりました。
こたつ布団を慎重に持ち上げると、中は橙色の魔空間です]
――…… まじで安全なのかこれ これって 中に足入れてるうちにだんだんあったまって 最終的に猫野郎好みの生焼けになる、人間用の罠じゃねェの……?
イルマ 足まじで平気なの まだついてる? 感覚あるのかまだ飛べるか
[ほら、即席パパだし、生焼け料理人クシャミだし 女子高生ルックのイルマちゃんだから。 いろいろな心配があふれ出ちゃうってものです。ものなんです*]
(27) ghoti 2016/12/11(Sun) 01時半頃
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……ああ、あぁ……目に浮かぶようだね……
[特にエリアス。やりそう。超やりそう。 ぬいぐるみなんか満足するような御人でないことは 重々存じておりますとも。]
そうだね…… 人間は、人間のところに。 それが正しいんだと思うよ。
シーシャがこの子を大切に思ってるなら、尚更ね。
[うんうん。なんだかんだでシーシャはこの子が大きくなる過程を、こっそりどこかから見守るんじゃないかなぁって、そんな予想。ほら、あしながおじさん的なあれだ。]
人間はただの食べもんじゃないってのはね 私も思うんだ。
[マッユーミも、今となっては大事な友達。 喩えイルマをおいて、先に大人になり、死んでしまっても、 今は確かな友達なのだから。]
(28) bloody 2016/12/11(Sun) 01時半頃
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……ん?
[どうやらシーシャ、疑心暗鬼になってしまった模様。]
……生焼け……?
[はっとして、イルマは自分の足元と確認する。 大丈夫。ついてる。絶対領域も焼けておりませんとも。]
いやいやいや 飛べるよ!ほらっ、ほらほら!
[とん、と軽く跳ねるように浮いて屋根に手をつく。ひらひらと中身が見えそうなスカートには気づいていなかった。*]
(29) bloody 2016/12/11(Sun) 01時半頃
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[>>28 吸血鬼の面々ですものね。……あれっ イルマちゃん最初のほうになにか恐ろし気な会話してなかったかしら……クシャミやサイモンと……赤ん坊について……気のせいかしらね、気のせいでしょうね。
だっていま、こんなに優しいことを言ってくれるんですもの。 正しい。 その言葉に、シーシャは、目元に力を入れました。 おやおや。おかしいですね。ちょっとツンとしたんでしょうね。]
――イルマもなんかあったの
[ちょっとぶすっとした声で聞いちゃうのは、つん、の名残があるからです。 でもちょっと心配も、してるんです。 だって人間に一番近い生活を送っているように見えるんですもの]
(30) ghoti 2016/12/11(Sun) 01時半頃
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[>>29 心配したのですもの、シーシャはイルマの一挙一動に目をやっています。
めを やって、]
(31) ghoti 2016/12/11(Sun) 02時頃
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〜〜〜〜〜〜―――― っ !!!
(32) ghoti 2016/12/11(Sun) 02時頃
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[だーーーーーっ とか あっーーーーー とか。 そういう喉を震わせるはずのものは
スカートのひらって ひらって ほら ちらって だって吸血鬼ですよ、日に当たらないんですよ
まっしろいんですよ?]
(33) ghoti 2016/12/11(Sun) 02時頃
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だっ ば おっ まえ
本当――!!!!
[多分イルマちゃんは、シーシャに言葉が戻るその何秒も前に気づいたのではないでしょうかね。
シーシャは 吸血鬼のくせに顔に血をあつめて エイダの目を覆って あっ 遅れて 、大分遅れてシーシャ目をそらしました。 この遅れは大きいですね。きっと見えるものがあったら絶対見てますよ。本当。]
(34) ghoti 2016/12/11(Sun) 02時頃
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エイダが! 真似して! じゃじゃ馬になったら どーしてくれんだ
この…… こ っんの、 ――――!
[言葉にならないだけですよ。 感謝に打ち震えてるんじゃ、ないんですからね*]
(35) ghoti 2016/12/11(Sun) 02時頃
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[開いた扉の先、眠る姿>>24に肝を冷やす。 けれど強張る腕でその肩を揺すれば、 余りにも呑気な言葉が返ってくるものだから、息を吐いて]
……朝だったら、逆に寝かしとくだろ。
[要らぬ心配をかけさせて、なんて 口にするつもりは無いけれど、少々棘のある口調で。 それ以上に安堵が大きかったから、小言も言わないまま。
彼の瞳については、 見えていたとしても印象には残らなかった。 普段隠されている瞳よりも、 彼が眠りについたらと──そちらに意識が向いていたから。
見えていたってどうせ、さしたる反応はしなかったろう。 隠す必要など無いのにとは、思うかもしれないが]
(36) めのこ 2016/12/11(Sun) 02時頃
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いや、外に出たから、土産をと思ってな。 ……ああ、上着は受け取ろう。助かったよ。
[砂糖菓子の瓶を一つ渡してから、 改めて礼を言っては掛けられた上着を手に取る。
そうして再び彼の傍らに戻り 髪の上から、そっと目元を指の背でなぞった。 最後に見た猫は、泣いていたようだったから 隠れたその目が、腫れていなければ良いと]
……ギターなんか抱いて、よく眠れるな。 弾けなくなっても知らんぞ。
それに、寝るには少し早いんじゃないか。
[呆れた風に、咎める風に言って 朝はもう少し先だと、唇を尖らせた]
(37) めのこ 2016/12/11(Sun) 02時頃
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イルマちゃんはねー、お友達が大事なだけだ! 人間にね、いい子がいる。 その子が死んだらやだなって、思っただーけ!
[もうその後の出来事で、おそらく シーシャの頭はいっぱいになってしまうだろうから、 多くは語らない。]
ん?
[ぽわん、と空中浮遊をしていると、シーシャと目が合い、そして――その血液が集まった顔に、同様にバッと顔を赤くする。 すぐに重力に従う如く降り立ち、スカートをがっつりと抑えて]
みみみみ、見た!? 見た?
み……た……?
[返答次第では、大変なことになるのだろうけれど そこはそれ、シーシャを、信じてるもの**]
(38) bloody 2016/12/11(Sun) 02時頃
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ヒヒヒ……それもそうかもしれないね。
[少し棘のある言葉は、それきりで。 土産に、と渡された砂糖菓子を受け取ると そのまま瓶に視線を落とす。]
…………。
[思いだすのは今日の記憶。
己の車が駐禁を切られていた頃 視界の端に映る影。
見間違いだといいな、なんて思ったブロンドと 見覚えのある上着の裾と。
瓶を見つめていると 心臓の音が少し高なった気がしたのは気付かぬ振り。]
(39) miduno 2016/12/11(Sun) 02時頃
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ありがとう。
[砂糖菓子の土産に礼を言い それから、彼が近づいて目元を撫でる仕草に いつかの記憶からやや身構えてしまったが何とか堪えた。
ディーンは優しい吸血鬼であると改めて思って 喉まででかかった言葉は音にはならず 変わりに唇だけが薄く開いて小さく息を吸い込む。]
……そういうのはさ、大事な人にしなよ。 ヒヒヒッ、僕なんかじゃなく、ね。
[これでも言葉を選んだつもりではあるが、相手の反応はいかに。 もっとも、相手は全く気づいてなんてないのかもしれないよね。と内心ひとりごちる。]
(40) miduno 2016/12/11(Sun) 02時頃
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[ギターについて言及されると]
弾けなくなればそれまでさ。 形あるものいつかは壊れる。
そう、吸血鬼だって同じさ。
[そういうとフィリップの部屋の方を仰いで。 口を開いて話すのは『壊れた』吸血鬼の話。]
ユリシーズの部屋……行ったかい? 何が起きてるのか、ヒヒ……見てきて欲しいな。 僕はもう眠いから。
明日…… 教えて、ほしいんだけど。
[まだ寝るには早いそう言われても だって眠いんだもの。と欠伸を一つ*]
(41) miduno 2016/12/11(Sun) 02時半頃
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[>>38真っ赤な顔のシーシャと 真っ赤な顔のイルマと
二人の間で あぶ、と ぱちんと泡を弾けさせたエイダ。]
み、
[たじっとしました。 イルマちゃんの勢いに押されたのはもちろんのこと、 そのあとの、ちょっと、恥じらいをありありと浮かべて 聞いてくる姿ですよ。 加点。じわっと顔の赤みがましますよ。ええ。]
(42) ghoti 2016/12/11(Sun) 02時半頃
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[シーシャが、何をこたえるのが正解か、わからなかったとき]
『たー!』
[あら、なんて可愛らしい声でしょう。 はっきりと発音できましたね、エイダ。えらいねエイダ。 でもいまちょっとタイミングが悪かったですね、
まるで 「みた」 みたいな、まるで、そんな
見ました。白です。加点。]
(43) ghoti 2016/12/11(Sun) 02時半頃
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[ぱっと エイダの口を押えるシーシャですが 顔はさきほどにも増して赤いです。 エイダは口にふれた指をもぐもぐします。
シーシャは、イルマちゃんを見れません、ので]
み てない っまじで、 みてねぇ、です!
[イルマちゃんが行動を起こす前に逃げましょう。脱兎のごとく、です。
食堂からばたばたと飛び出していきました*]
(44) ghoti 2016/12/11(Sun) 02時半頃
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露店巡り シーシャは、メモを貼った。
ghoti 2016/12/11(Sun) 02時半頃
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それ、食わないなら食堂にでも置いておけよ。
[落とされた視線>>39の意味なんて、知らない。 甘いのは嫌いだったのだろうか、そう思っただけ。 食堂に置いておけば、きっと誰かが食べるだろう。 礼>>40は貰っておくが、無理をさせる気も無く。
目元へ伸ばした手は、 髪に邪魔されて肌までは届かなかったろうけれど。 身構える体を見るに、それは幸いだったのだろう。 ……向けられた言葉には、少々怪訝そうにしてしまったが]
────……なんかとか言うな。
[男なりに、彼の事を大事に思っているのだと それを伝えるのはどうにも照れ臭く、捻くれた返し。
彼が自分を なんか 等と言うのは面白くなく 眉間の皺は、いっそう深くなって。 拗ねた気持ちは、強まっていくばかり]
(45) めのこ 2016/12/11(Sun) 02時半頃
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そりゃそうだけどな。 ……壊れるのは、もっとずっと、後で良いよ。
[吸血鬼は、特に>>41。……本心はやっぱり、飲み込んで。
かつての同居人の一人の名を聞けば、少し沈んだ顔。 その名を聞くと憂鬱になるので、余り聞きたくなかった。
奴の綺麗好き加減には呆れてもいたし、 怪我の理由なんて特に馬鹿だと思ったものだが、 それが原因で死んでしまったとなると、話は別だ。 同胞を助けられなかった事に、少々の罪悪感もある]
……今はフィリップの部屋だろ。
もう眠るのか?昼も起きてるような奴が、珍しいな。 …………、見てくるのは、良いけど……
[変な様子だな、と思う。 けれども彼の提案を蹴る理由も、男には無いもので]
(46) めのこ 2016/12/11(Sun) 02時半頃
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私に見に行かせるからには、 明日ちゃんと起きて、話を聞けよ。
[眠たげな彼の頭をぽんと撫でて、様子を窺う。 それにちゃんと諾の返事が返ってきたのなら、 安心してこの部屋を出て、 様子を見に行く事が出来たのだろうけれど*]
(47) めのこ 2016/12/11(Sun) 02時半頃
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[「なんか」という言葉がよくなかったか、相手の庇護する言動と深く刻まれた眉間の皺にやれと一度肩を竦める。
それだよそれ。 と重いこそすれ、今度は口に出すことはしなかった。]
[ユリシーズの名前を出すと少し相手の顔色が曇る。 それが罪悪感から来るものと知れば、また優しいと思っただろう。それから、兄さんのそういうところが人間くさい、とも。]
そうだね、フィリップの部屋だ。 ヒヒ……、フィリップくんって幸薄そうな顔してるよね。
[ユリシーズの名を出したのは、その騒動の原因が彼に起因するものと、知っていたから。 知っているのに態々年長者を出向かせるのはそれとなく人払いをしたいから。悪意なくとも目的のためなら平気で嘘をつく男、クシャミです。]
(48) miduno 2016/12/11(Sun) 11時半頃
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うーん、………なん、だろうね。 寝不足かもね。とにかく、眠いんだよ。
[ちゃんと起きろと言われれば]
ヒヒヒ、……起きるよ。ちゃんと。 明日もドラマ見ないと、だしね。 …ヒヒヒ、ディーン兄さんに 起きろって言われるの可笑しいねえ。
[また頭を撫でられたが、彼の中で人の頭を撫でるのはブームなんだろうか。他の人が撫でられる現場を押さえていない故イマイチ確証はないが。
そんな風に安心させるような言葉を返して、もう一度欠伸をすると彼を見送っただろう。]
(49) miduno 2016/12/11(Sun) 11時半頃
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[竦められる肩>>48には、いっそう怪訝そう。 残念ながら、彼の言葉の真意なんて伝わらない。 解っていたとしても、態度を変えはしなかったろうけど]
幸薄そうか? ……結構ふてぶてしい面してると思うけどな。
[そう見えるのは、新入りの性格の所為かもしれない。 突っ込んで欲しくない所に突っ込んでくるし、 無邪気な顔して傷を抉ってくるのだから。
何とはなし、人払いをしたいのだろうというのは察せて。 まあ何か引きずる事でもあるのだろうと、 それならば男が口を挟むのも嫌だろうと、 彼の望み通り、様子を見に行くという口実で退出する事に。
それでも最後に一言、言っておかねばならない事もある。 翌日になっても彼が起きてこなかったら…… 男はきっと、後悔する事になるのだろうから]
(50) めのこ 2016/12/11(Sun) 18時半頃
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[寝不足なんて言われると、少々不安にもなるけれど。 表情を険しくするばかりで、言葉は返せなかった。 頭を撫でた手をそのまま下ろし、頬を軽く抓って。 未だ納得した風ではないが、それで済ませる事にする。
頭を撫でるのはブームというか、 ただ男がされて嬉しい事をしているだけというか。 歳下だからだろうか、 ついつい甘やかしてやりたくなる所もある]
起きるなら、良い。
……おかしいだろ、 だから、私にこんな事言わせるな。
[明日もと聞けば、多少は安心もして 後ろ髪を引かれる思いながら立ち上がり、扉へ向かう。
そうして扉を閉める間際、釣られるように欠伸をした*]
(51) めのこ 2016/12/11(Sun) 18時半頃
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[……因みに。 ちらっと見た新入りの部屋は、 何やら巻き込まれれば面倒な事になっている様子で。
騒動の主体達に気付かれないように、 そっとその場を離れてしまったので 残念ながら、騒動の原因を彼に話す事は出来なかったろう*]
(52) めのこ 2016/12/11(Sun) 18時半頃
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け、け、気配? ふ ふふ、僕の? なんだか恥ずかしいです
[ ここ数日の出来事といったら! 騒々しい暮らしはいつものことなれど、
シーシャが赤ん坊を連れて帰り、 クシャミがバグジュースを錬成し、 フィリップが禁断のXXXを──、
そして、オーレリアとマーガレットは眠りへ。
しかし、まあ、こう連ねてみると、 どうしてエリアスが毎度毎度叫んでいたんだか、 ちっともよくわからない日々でしたね。]
(53) nabe 2016/12/11(Sun) 19時頃
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[ 憧れの作家先生からの指摘>>23に、 齢百五十四にして恥じらいを見せたものの、 なんだろう。なんなんだろうね、本当に。
少女めいた仕草で頬に手を添えてみたって、 そこにいるのは顔色の悪い吸血鬼(男)です。
しかし、まあ、ともかく。 飛び込んできたニュース>>25は喜ばしい。]
(54) nabe 2016/12/11(Sun) 19時頃
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わ、わ、わ ほんとうですか! じゃあ、お祝いしないとですねえ ふふ ふふふ こういうとき、 コックのひとりやふたりいれば便利なのに
そ、そうだ 誰か拐ってきてくれないかなあ
[ 甘くてかわいくてふわふわなお菓子以外、 あまり作る気のないエリアスです。 人さらいなんてリスクも、背負いたくないです。]
(55) nabe 2016/12/11(Sun) 19時頃
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[ ついでに、冗談の通じないエリアスです。 今回は真に受けて良い事実で、よかった。>>25
もしも嘘だったら、出版社には、 完成したはずの新作は一体いつ発売になるのかと、 丁寧な口調ながらネチネチネチネチした手紙が、 何十通と届くハメになったでしょうから。
”だって先生本人から聞きました!” 電波なファンって、とっても面倒ですよね。
編集さんが更に胃痛マシマシになる未来がなくて、 本当に、本当に、よかった。]
(56) nabe 2016/12/11(Sun) 19時頃
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[ そんなわけで、ニコニコエリアス。]
しょ、書店にならぶの、楽しみにしてます ふふ
そ、そうだ そしたら、 クリスマス、一緒にお祝いできますね! シーシャ、シーシャの赤ん坊が、エイダが、 クリスマス、ここ、ここにいるから、ふふ 今年は、ちゃんとクリスマスにしよって、 話してたんですよう ふふ……
[ だから先生も楽しみにしててくださいねっ!
なんて、浮かれ気味に告げたのだった。*]
(57) nabe 2016/12/11(Sun) 19時頃
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[シーシャは、口は悪いけれど、誠実は吸血鬼だと思っている。なんというか、律儀だし、赤ちゃんを保護するような性格だし、ええ、ええ、そんなね、女子高生(315歳)のパンツを見て顔を赤くしているなんてこと、ありえないでしょう?>>42]
……え
[シーシャが「み」を発して数秒、>>42 そこでエイダが告げた真実こそ「たー!」。]
……ッ!!
[そこは勿論、シーシャではなく、 純真無垢で嘘などつかないエイダを信じるに決まっている。]
(58) bloody 2016/12/11(Sun) 20時半頃
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はは、はっはっは
[乾いた笑いの後]
シーシャァァァ!!! てめえ、金っ、払えよっ!!
見せチン!!!!!
[そんながめつい言葉の時には 彼は既に去っていたものの>>44 借金取りの如く怒鳴る声は、きっと聞こえただろう**]
(59) bloody 2016/12/11(Sun) 20時半頃
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[さてどうにかこうにか意思疎通と共に、銀の聖具の処遇が決まれば、先ずはフィリップの友人を誘い出すとのこと。
とは言え既に時間は夜の眷族の刻。更に街より離れたこの城へ理由も告げすに、いや理由を告げれば尚の事、呼び出すのは難儀であったか、電話片手に友人相手にそれらしい理由を付けて懇願を、ともすれば話が雑談に逸れそうなフィリップの隣で、苛立たしげに爪先で床を叩いて居ただろうか。
出来るなら有無を言わせず携帯越しにでも傀儡としてしまいたかったが、いやとろとろしているなら寧ろお前を傀儡にするぞとばかりの目付きでフィリップを見ていたかもしれないが、何分携帯の電話越しでは女の魅了も効きが悪い。]
(60) ameya 2016/12/11(Sun) 20時半頃
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[友人が城へと到着したのは正に深夜と呼ぶも過ぎた頃だったか。
手加減、手加減と>>6、こればかりはくどいほどに繰り返され、着いた早々、外面の笑みで回りくどくも軽い催眠を施した。些かばかり頬は引き攣っていたかもしれない。
十字を取り除く際は、心底見るのも嫌だという体で、目を背けぎゅっと瞼を瞑って居ただろう。
事が終わればもう用は無いとばかりに踵を返し、友人にとってはこの夜の事は虚ろな夢のようなもの。明くる日仕事場でフィリップが顔を合わせれば、なんかお前ん家行った夢見たわ、なんて会話があったかもしれない。
全てが終わり疲れた身体を棺に凭れさせればもう夜明け近く。 くまの縫いぐるみは常時点灯のディスプレイの隣に。 ともだちとなるべく連れられた赤子との対面は、また明日となったのでした。]*
(61) ameya 2016/12/11(Sun) 20時半頃
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[エリアスには、実際姿から少女でもあるイルマとはまた別種の、ある種正反対の、少女性も男は感じている、 というのは余談として、軽やかな返答に]
ああ。 そういえば、そう、料理人、 そのような由を持つ者は、城にはいないね。
浚うより、そう、いずれはまた新たに仲間に加わる事も。 可能性としてならば、有り得はするのだろうけれど。
今ならば、かの逸品を作るクシャミと、 それこそ君……嗚呼、君なら呼び名がたがうかな。 名菓子職人なら、この城に在るけれどもね。
[とは、笑みのまま目を細めて]
(62) mimu175r 2016/12/11(Sun) 21時半頃
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是非とも、楽しんで貰える事を願うよ。
クリスマス、……ひひ、クリスマス、か。 神の子、救い主、人の罪を背負うために生まれた導き。 その生誕を魔たる我らが祝うというのも、皮肉で滑稽な事ではあるがね。
まあ、それも、一つの愉悦ではあるだろう。
[続く言葉には、そう返して、 かの赤子の姿を思い浮かべた]
(63) mimu175r 2016/12/11(Sun) 21時半頃
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[さて明くる朝、もとい夜。 棺より這い出して、身支度を整える暫し。 ふと見れば、ディスプレイ横に座ったままのくまの縫いぐるみ。
ああ、と昨夜の事であるのに、手を打つように。
折角の思いつきよとの筈が、すっかり水を差されてしまった。ようよう話を聴けばフィリップには罪はないのであるが、見つけたのも場もフィリップの為であるので、思わずむすりとしてしまう。
シーシャが。シーシャが目を離しているなら。あの赤子とこの縫いぐるみを入れ替えればさぞ愉快な状況が見られるのではないかと思うが。先日のあの様子ではおおよそ期待はできぬか。 大きなストールでくまを包み、抱き抱えるとそっと自室の扉を開ける。]
(64) ameya 2016/12/11(Sun) 22時頃
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[成り立ての"父親"は、その日も甲斐甲斐しく赤子の世話を焼いていただろうか。城内でその姿を見掛ければ、遠巻き観察するように面白げに眺め。此方に気付けば、]
さて。生誕祭の主菜に心変わりはないか?
[などと聞く。その女の腕には、布に包まれた、それこそ赤子の様な大きさの塊がひとつ。 ストールの開口口は、それこそ女の胸に顔を埋めるように。]*
(65) ameya 2016/12/11(Sun) 22時頃
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― つぎの夜 食堂 ― [その日もシーシャはエイダと一緒、 腕の中に抱えた赤ん坊は一日二日で大きくなることもなく よく寝て、よく食べて、今日もまたご機嫌そうでした。
その時はちょうど、シーシャは食堂にいました。 KOTATSUチャレンジ――のつもりでしたが、 それより先に砂糖菓子をエイダのちいさなお口に放り込んでたところでした。]
[もぎゅもぎゅっと動く口を眺めていたシーシャの締まりのない顔が、 視線に気づいて きゅっと引き締まります。 ―― なに見てるわけ と、言おうと思ったのですけどね。]
(66) ghoti 2016/12/11(Sun) 22時半頃
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しゅさいィ? 何言われたって オーブンにエイダ ぶち込むつもりない …… けど……
……まさか メインディッシュ諦めねェで ほかの子供さらって きた訳じゃ ないよな……
[それは十分 あり得る話だと思って シーシャは大きな包みを ながめ―――― あっ なにげなく目をそらしてます。 昨日の今日ですものね。 さりげなく逸らしたつもりでしょうが、視線が大きくずれるあたりは、まあね。 隠しきれないですね。だってお金吹っ掛けられるかもしれません*]
(67) ghoti 2016/12/11(Sun) 22時半頃
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クシャミは……
[ 歯切れの悪い返答。 もちろん、その原因は先日のバグジュース事件であり。]
クシャミは、そろそろ料理禁止にしたほうが、 みんなの身のためじゃないかなって思います……
こ、この間、自分の、そう、 自分で作ったもので、倒れてたし……
[ そろそろ、厨房立入禁止か、 誰かの監視下で── いや、監視できる人材が足りない。
グロリアさんはそういうところあてにならないんだ。 バグジュース騒動はエリアスをひとつ賢くしてくれた。]
(68) nabe 2016/12/11(Sun) 22時半頃
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[ しかし、褒められるっていうのは、嬉しいものだね!]
名、名菓子職人だなんて……ふふ
[ お世辞なんて知らないエリアス、 今度またクッキーだかスコーンでも焼いた日には、 サイモン先生の分も包むことに決めました。
クリスマスケーキやクッキー作りにも、精が出るってもんです。]
ふ、ふふ、ここの人たち、 あんまりクリスマスで盛り上がらないの、 そういう、そういう理由なんですかね、ふふふ
(69) nabe 2016/12/11(Sun) 22時半頃
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で、でも、懐かしい って感じで、楽しみ です クリスマスツリーも、準備しますから、 サイモン先生も、降りてきてくださいね!
[ うふふ てれてれ ぱたぱた。
浮かれた足取りで、エリアスは立ち去ってゆきます。
近々、サイモン先生の新刊が発売されたなら、 きっと、また手書きのながーいお手紙と、 それから、ちょっとしたお菓子かなにかが、
今度は、ドアの取っ手に下がっていることでしょう。
匿名の意味がない? エリアスの自己顕示欲を馬鹿にしてはならないよ!*]
(70) nabe 2016/12/11(Sun) 22時半頃
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["父親"の口端が引き締まるのに反して、女の口角は三日月に上がる。 口にはせずとも咎むような視線に怯じる様子も欠片もない。 腕に抱えた"何か"を抱え直す様な動作をひとつ、それから近付き、]
ローストでなくとも構わぬぞ?
[と言うのはそういう話ではない。 シーシャの視線が包みに動くのに、それから不自然に外されるのを、愉快げに目を細めて眺めるが、問には答えず、ただ悪趣味な笑みを浮かべているばかり。
あと別に見てるのに気付いてもお金は取りませんので安心していただきたい。ただ、次の日にはその話が尾鰭ついてシェアハウスに知れ渡っているというだけで。]
主の抱えている仔が、喰えぬのならば仕方ないのう。
[不自然な沈黙の後、大仰な溜息をついて、その中身に暖かさを与えているだろう、お包み代わりの布を乱暴に引き剥がす。
その下には。その下には当然ながら焦茶の、リボンをつけた円な瞳のくまの縫いぐるみ。であるが果たしてそれを見たシーシャにとっては。]*
(71) ameya 2016/12/11(Sun) 23時頃
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食い方が問題なんじゃねぇ、 です [>>71 グロリア様のかんばせを飾るパーツが三日月弓なり きらびやかに笑みを作ります。 シーシャはむっすりしてますが、視線は合わないですけど、 あわせないつもりだったのですけど、答えはすぐに返ってきませんから ちらっと視線を戻します。あっ ため息をつかれました。ちょっとそわっとします。 逃げたほうがいいかな? 逃げたほうがいいのかな?そんな顔をしています、けれど]
(72) ghoti 2016/12/11(Sun) 23時半頃
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―― !
[ばさりと暴かれたストールの中身。 それこそ ふわふわの ぬいぐるみ。 シーシャの頭の中にエリアスが一瞬浮かびました。ゆるふわめるへんさいこな吸血鬼の力が 赤子を これに …… ?]
…… はっ えっ? これ エリアス …… ? [グロリア様には伝わらないでしょうけれど、 だって、シーシャも、大いなる混乱のまっただなかですもの。 でもちょっと、グロリア様とくまって、かわいい組み合わせだななんて頭のどこかで思いつつ。 でもエイダは だーっ!ってなんだかとてもうれしそうな声を上げていましたよ。 あっ 声を上げたからですね、お口から砂糖菓子がぽろんと転がります。]
(73) ghoti 2016/12/11(Sun) 23時半頃
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[食べ方が問題でないとの言葉には不服そうにも不平そうにも唇尖らせ。まあどうあっても食卓に上らせる気はないとの不退転の決意はよくわかる。 最も、分かっていなかった訳でもないから、こうして柔らかい綿でできた人形を抱えている訳なのだが。
あらわにされたくまのぬいぐるみ。その時は多少得意気な顔をしていただろう。
その相手の口から漏れたのは、エリアスという同胞の名。]
主がその名をつけたいというならそれで良いが。 ああ、もうこれ、早速に汚そうとするな。
[些か憮然とばかりに答えて。 ぬいぐるみにと身を乗り出したエイダの口元からぽろり砂糖菓子が溢れるのを咎むと、避けるばかりにくまを持ち上げる。 それからもう一度、今度はエイダの手の届くところ、鼻を突き合わせんばかりのところへ近付けて。]
食卓には上らさぬのであろう? であれば、友が居らねば寂しかろうて。な?
[くくと、何時かの廊下の言葉をなぞる魔女は性が悪い。]*
(74) ameya 2016/12/12(Mon) 00時頃
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[……さて。 気落ちした猫と別れ、どれ程経ったか。 自室に引き上げるでもなく、 廊下の窓から、ぼんやりと外を見ていた。
蘇るのは、言いかけて止めた問いの記憶>>2:-9。
アレは、口にしなくて良かったのだと思う。 その答えがもし男の予想したものだったなら、 きっと男は、未練も無く眠りにつけてしまうのだろうから。
……だから、知らなくて良かった。 少なくとも、眠るな等と言ってくる輩が居る内は]
……この生活に飽きるまで、どれだけかかるかな。
[飽きる日など、来るのだろうか。 繕うように浮かべる苦笑は、本心からのものではない。 静寂を求める癖、この騒々しさも愛しているのだと、 素直に認めるのは少々癪だもんで]
(75) めのこ 2016/12/12(Mon) 00時頃
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[恐らくもう一生口にする事の無い問いを胸に秘めたまま。
開け放った窓から香る陽の匂いに、ぱたりと窓を閉じて 部屋へと戻るその足取りは、殊更軽やかなもの。
そうして、止まぬ喧騒を求め、極々短い眠りにつくのだ*]
(76) めのこ 2016/12/12(Mon) 00時頃
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[ る らら るら ら
すっかり機嫌を直したエリアス、 新入りくんの運命なぞ露知らず、 ご機嫌に、城内を彷徨って、彷徨って、
お菓子作り── は、まだ少しクッキーが残っているし、 それに、今日のグロリア様といったら! をお茶会に誘える空気じゃないよね。
はてさて、ならばどうしましょうか。 足取り軽く、食堂の扉に手をかけて──、]
(77) nabe 2016/12/12(Mon) 00時半頃
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[ 臆病で気の小さな吸血鬼・エリアスと、 東洋からはるばるやってきた下半身食いモンスター……否、 冬の魔物・KOTATSUとの対峙、そして、和解、
さらにさらに、きらきら素敵な砂糖菓子との邂逅や、 先行き不安なクリスマスパーティーの行く末、 かわいいエイダの輝かしい未来については、
また、別の機会に語るとして────、
つづ く?**]
(78) nabe 2016/12/12(Mon) 00時半頃
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[こげ茶色のクラシックテディベア。 その上には、誇らかにお顔を輝かせるグロリア様>>74
エイダはもう黒々お目目にたくさんの星をきらめかせ、 一度上に逃げたくまさんを小さな手で追います。 くっつきそうなほど近づいたくまさんの目。もうきゃっきゃと笑っています。 きゅうと ちいさな五指もテディベアの毛並みに埋もれてしまうでしょう。
そんななかでシーシャだけ、ついていけないとの表情を隠すこともできません。 ぎりぎりで捕まえた砂糖菓子が、べたっとシーシャの手を汚しています。]
いや、 …… あんなへなちょこの名前はつけたく、ねェん、だけど あいつは関係ないのね、 関係ないか、 ならいいや てっきりエリアスが赤ん坊をぬいぐるみにしたのかと思った……
[ほっとした様子を隠せません。 中に腸でもつめてないのなら、もうなにもいうことはありません。喜びしかないです。]
(79) ghoti 2016/12/12(Mon) 00時半頃
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[シーシャは、おっと、むぐと口をつぐみました。 だって覚えていますもの。あの時の、楽しそうなグロリア様のお顔も、あの時の自分の顔のあつさも! ねえ、だって、“さびしい”のって、さびしくなるのって、 ねえ。ねえ。]
――…… んだよ そりゃ、……ありがたい……つか、うれしい、です けど
[もにゅっと口をつぐみつつ……いいえ、いいえ。 別のことを話しましょう、だってそのほうが淀みなく話せますもの]
でも なんもかえせねーよ グロリアに返せるもん ない、です 電気ケトルが一番の目玉商品、あれ以上の、もうねェもん
[なのに、もらっちゃって、いいんですかって顔です*]
(80) ghoti 2016/12/12(Mon) 00時半頃
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[ベッドでごろごろしながら相棒はぼんやり天井を眺めている。 どうやら、ここ数日のことを考えているようだ。 俺は相棒の近くに降り立ち、伸びてきた腕の中に収まった。よしよししてやろう。色々と大変だったな…]
ぴ、ピーちゃん…!慰めてくれてるの? ありがとう…ありがとうぴーちゃん…!
[やめろ!俺の柔らかいお腹にすりすりするな! ……けど、きっと疲れてるからな、今だけ許してやろう]
あーー癒される。 吸血鬼って、なるのも大変だしなってからも大変なんだなあ。 けど、先輩たちみんな楽しそうだよね。ピーちゃんは今の生活楽しい?
(81) ymdhrk 2016/12/12(Mon) 00時半頃
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俺はねぇ、実はとっても楽しいんだなあ。 だって、こんな毎日普通の人は想像出来ないでしょ?うんうん。
ピーちゃんだって、いつかはずっと一緒にいられるようにしてあげる、君が望めばだけどね。
[そう言って笑う相棒の口元には立派な牙がついていた。
まだまだコイツは吸血鬼にしちゃ半人前いや、半鬼前か…? 先輩に毎日叱られて遊ばれているがきっと時間をかけて少しずつ成長しているんだろうな。
…うん、コイツが立派になるまでやっぱり俺様がいてやらんと! それまではどれだけ時間がかかるかわからないし……仕方がないな、もう暫く一緒にいてやるか。]*
(82) ymdhrk 2016/12/12(Mon) 00時半頃
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[イルマはあのあと、シーシャに暫く冷たかったりだとか でもエイダにはでれでれだったり、 フィリップの相棒のピーちゃんと仲良くなったり、
クリスマスには、珍しく皆が食堂に集まったから KOTATSUは隅っこに押しやられたかな。
いろんなことがあるけれど、それはいつもの日常で。 夜に生き、昼には眠り、繰り返し繰り返し、
時々、一人の女性の様子を見に行った。]
メリークリスマスですよ、オーレリアさん。
[いつかに雑貨屋さんで見つけたペンダントを そっと彼女の柩の中に置いておこう。
サンタクロースなんて烏滸がましいけれど 毎年毎年、一つずつプレゼントを増やしていこうかな?]
(83) bloody 2016/12/12(Mon) 00時半頃
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―何年も何年も、何十年も先―
メーデー!メーデー! 降りっ、れない!だーれーかー!!
[イルマは屋根の上で叫ぶ。 これはもう、定例行事のようなもので 陽が登るまでには、助かると知っている。]
……、あっ!!
[迎えに来てくれるのは、大好きな、大好きな あの人だ。]
(84) bloody 2016/12/12(Mon) 00時半頃
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オーレリア、さぁぁん!!わーーーん!!
[甘えているだとか色々と文句を言われるかもしれないけれど、 私は、あなたといっしょにいられて、幸せなんです。 わざと甘えてしまいたくなっちゃうんです。
今日もディーンの安眠妨害をしたかもだし、 サイモンの執筆活動の邪魔にもなっているだろうし
でも、でも。 おかしな形だけど、みんなへの愛情表現だと思ってもらえれば、 それはとっても嬉しいな。**]
(85) bloody 2016/12/12(Mon) 00時半頃
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[寧ろ何故エリアスが関係あるのかとでも言いたげな顔。
グロリアにとってはエリアスは、あの気の弱さが難なものの、育ちよく礼儀正しい坊やである。 …確かに少しばかり、何処ぞを向いているかわからない時があるが。
歯切れ悪い父親をよそに、そうか、気に入ったか、とくまの鼻先をエイダのそれに擦り付ける、その様子は先程までその赤子をオーブンに放り込もうかと言ったと同じ人物とは思えぬ程。いや。女にとっては喰うも愛でるも、"どちらも同じこと"なのかもしれぬ。人を捕食する身でありながら、滅んでまた生きる、人の営みを愛するように。
寂しい。その言葉で口ごもる様子を、当を得たようににんまり笑って。少しの間。受け取るのを躊躇うような様子に、]
なんじゃ、気に入らぬのか。ややはこんなに気に入っておるのに、気難しい父親じゃのう。
[拗ねる様に言ってみせたが。打って変わって紡がれる言葉。 きょとりと見返し、些かの間を今度は此方が返すと、弾けるように高い笑い声をあげた。]
なんの。主から礼を取ろうなどと、かっての威勢ないとはいえ、そこまで零落れた私でないぞ。礼がないと受け取れぬと言うなら、そうじゃな。
(86) ameya 2016/12/12(Mon) 00時半頃
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あの日のいじらしさを、対価としていただこうか。
[それはあの時の頬の熱さを、けして忘れずに貰い受けるということ。 気に入ったのなら受け取っておけと、赤子の腕に抱かせるように、くまを押し付けて。]
それに、な。懐の元ならディーンであるぞ。それでも気になるのなら、奴に礼を言うがよい。
[片目瞑って二重苦更に押しつける。]
それともまだ足らぬようなら、今度は主の為に何やら連れてきてやろうか。
[ああもうそれは、間に合っておるかのう、と森から引き連れた新参を、好き放題言い散らかし。
言い散らかすと、けらりけらりと楽しげに、その場を後へと。]*
(87) ameya 2016/12/12(Mon) 00時半頃
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[シーシャはグロリア様の前だとよくもごもご野郎になりますね。 手の上でコロコロされてしまうのでしょう、素直にならないから。 これで反省して、次からは素直になれればよいのですけれど、91年、シーシャにも積み重ねたものがありますから。
礼がなくても、なんて言葉に、居住まいをさりげなく正したシーシャですけれど、びっくりするのはその次の言葉、ですよね。二重三重にびっくりです]
はあ、 あ?! 忘れろ、っていうか、人に渡すもんを他人の金で買ってきてんじゃねぇよ!! 絶対嫌だ、あの金髪寝腐れ野郎に 礼なんて言わねぇからな!
[しゃーっ の威嚇の勢いです。 けれど、暖簾に腕押し柳に風、グロリアさまにシーシャの威嚇、でしょうか。 一笑に付されて終わりでしょう。
そして、吸血鬼の城ですから、フィリップが巻き起こす騒動以外にも、これからもずっと、悲鳴は上がっていくはずです。
そして、今日も。悲鳴とはまたちょっと違いますけど。]
(88) ghoti 2016/12/12(Mon) 01時頃
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――〜〜〜 ああもう、
ありがと……ざいました!
これで、もう礼も何もないからな……、 あんたから伝えるくらいなら構わねーけど 俺ァ絶対に言わないからな……!
[これだけ大きな声で言えば、きっとね。 あの金髪の600歳の吸血鬼が眠っていたとしても、きっと、届くはず、ですよね。
やっぱり吸血鬼のお城は毎日、誰かの声が聞こえるのです。 誰かが寝てしまったって、誰かが死んでしまったって、 小さな光が一つ、お城から減ってしまったって。 寂しがっている暇なんて、きっと、ないですよ*]
(89) ghoti 2016/12/12(Mon) 01時頃
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嫌じゃ。もう貰うた。貰うたものは返さぬぞ。
[噛み付くような勢いに、節回しまるで歌うような口調で返す。柳に風どころか、寧ろ延焼を煽っている。
人の財布で何か問題が?との悪びれぬ顔。欲しい物があるなら言えと言われたことだし。最も、自分の為にもストールピンを余分に強請った事まで口にはせぬが。]
ほほ、ほほほ。何故にそうも素直になれぬかのう。赤子に親の面子が立たぬぞ? おうおう、ようわかった。じっくりとっくり、伝えておいてやろうのう。しかと申し受けたぞ。
[絞り出すような礼の言葉に、上機嫌に笑い踵を返す。]
(90) ameya 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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[ああ。再び目覚めまだ20年ぽっちであるが、やはりこの世は面白い。夜の眷属が徒党を組んで、この様に騒がしく暮らすなぞと、500年の眠りの前には想像だにしなかったぞ!
気分の良い夜は、凍えた夜空を飛ぶに限る。そうして白い首筋に仄青く輝く首筋から、甘く滴る血をいただこうか。折角であるから、誂えたばかりの髪飾りと揃いのストールピンで装って。
やがてまた世に倦み眠るとしても、暁の光に銀の輝きにこの身が滅ぶとしても、かって愛した都がこの胸に消えぬように、この夜を謳歌し愛さずになんとしようか。
冷たい空気を燃える肺腑に吸い込むと、2000を生きた女吸血鬼は、底の無い紺の闇の中へ、その爪先を踏み出した。]**
(91) ameya 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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― 少し先のお話 ―
[では、クリスマスを終えた後のお話をしましょうか。 クリスマス当日のお話はきっともう語られつくした頃でしょう。 だって、あんなに楽しかったんですから。
これから話すのは、 街中にさんさんと輝いていたクリスマスの飾りつけはなくなって、 きらきら小さな雪の欠片が宙を舞っていた日の話です。
古城から、小さな、生まれたばかりの光が姿を消したのは そんな日のお日様の落ちてすぐのことでした。]
(92) ghoti 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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[街中にある孤児院では わいわいきゃっきゃ、子供たちの声で建物内がさんざめいています。
そんな孤児院の玄関口にひとつ、影が増えました。 玄関――中には入れないので、外側に、ひとつ、大きめのバスケットがおかれています。
その中には真白い髪の毛がふわふわした赤ん坊と、 少し大柄の、しっぽの途中で曲がった黒猫が寄り添っていました。 黒猫は曲がったしっぽをぴったりと赤ん坊にくっつけて、 外はさむいですからね、赤ん坊をあっためているようです。]
(93) ghoti 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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[『あらあらあら、なんたってこんな寒い日に……』 建物の中から女の人がかけてきます。 さっと赤ん坊を抱きあげると、安心したように、息をつきました。 赤ん坊の体温が高いことに安心したのでしょうね。
『せめて泣いてくれれば、もっと早くに気づけたのに…… そうじゃなくとも、親御さんが……いいえ……』
と女の人がため息をつきつつ、バスケットの中を改めました。
バスケットは大きくて、赤ん坊と猫以外に様々なものが押し込まれています。 一番目立つのは、こげ茶色のクラシック・テディベア。首元に添えられたグリーンチェックのリボンがおしゃれです――リボンには小さく、GLORIAと刺繍があります。隣には半透明の袋に入ったクッキー。「SHEESHA & ADA」とタグが付いていますね。それから、それから、個包装された砂糖菓子のそばには、難しそうな本がおいてありますし、おっと、本からは何かの絵ハガキでしょうか、覗いています。ほかにも小さなもの、かわいらしいものが詰め込まれていて、
そして一番下には、「ごめんなさい」と書かれた紙片がくしゃりとあります。]
[『あなたの名前は、……シーシャ?』]
(94) ghoti 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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ナァ
[黒猫が鳴きました。 喉のちょっと潰れた、媚びを売ってもお魚を分けてもらえなそうな可愛さの猫です。
女の人は猫をみて、もう一度『シーシャ?』と呼びかけます。 ナァと猫は鳴きます。
女の人は、今度は『エイダ』と呼びました。 猫はつんと鼻をとがらせて、女の人の腕の中を見ました。 黒い首に巻かれた、シルバーのリボンが揺れます。
女の人は『アダ』と最後に呼びました。 黒猫は、ばしん!と地面を叩いて、鼻に皺を寄せました。
『そう、あなたはエイダって言うのね。女の子かしら』 女の人は小さく笑って、それから思い出したように『ごめんなさいね、ここでは猫は飼えないの』と言おうとしました。 いう必要はありません。鍵しっぽのシーシャは、もうとてとて歩き始めていました。]
(95) ghoti 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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[女の人は歩いていく猫を少しだけ眺めましたが、 バスケットをもちあげると、建物の中に入っていきました。
突然増えた赤ん坊にわあっとはしゃぐ空気が 閉まりかかった玄関ドアから漏れて、そして閉ざされました。 孤児院の扉は、もうこの夜は開かないでしょう。 けれどきっと、明日の朝、日の高くならないうちから 玄関の扉は開いて、子供たちが駆けていくはずです。
だから、これで、いいのです。 正しいと言ってもらえたではありませんか。]
(96) ghoti 2016/12/12(Mon) 02時頃
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[とてとて歩く猫の足は止まりません。 止まったところで、きらきら瞬き始めた星たちが静かになってくれるわけではありませんし ぽつねんと夜空に浮かぶお月様が、吸血鬼を昼日中まで歩けるようにしてくれるわけではありません。
黒猫の足が止まったところで、91年間積み重なった時間が無くなるわけではありませんし、これからもっと積み重なっていく日々がなくなるわけでもありません。
だから黒猫は、次の路地をついと曲がって路地裏のほうに進んでいくでしょう。 ナァとだみ声の、かわいくない鳴き声が聞こえます。 猫ですからね、涙声とは無縁なのです。 そこで寝ていたホームレスのおじさんは、明日の朝には血の一滴もない体で誰かに見つけられるでしょう。 だってシーシャは、とっても、とても、*お腹がすいていましたから*]
(97) ghoti 2016/12/12(Mon) 02時頃
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