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ホレーショーは営利政府 トレイルに投票した。
ミナカタは営利政府 トレイルに投票した。
カナビスは営利政府 トレイルに投票した。
サイモンは営利政府 トレイルに投票した。
シーシャは営利政府 トレイルに投票した。
トレイルは隣席座り カナビスに投票した。
トレイルは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。
村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。
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[俺の放った銃弾は狙い通りにホワイトの銃を持った手を撃ち抜き。
奴の嘆きにも似たそれは 今までと似て明らかに異なる …――まるで狂人の叫びに聞こえた。>>3:88
その様子から不気味さに拍車がかかり、ビクリと肩を揺らす。]
私は、なんだってんだよ―――…
[何も俺は、少なくともテメエの命までは取ろうとしてねえんだから、なんて甘い話が通じるとは思ってねえけどよ。]
(0) dix73 2016/04/14(Thu) 00時半頃
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チッ、わかってるよ、んなこたあ。
[グリーンの言葉にそう答え、>>3:91 甘い考えは捨てて覚悟を決めるしかねえかと息を吐く。
俺はいつまでも銃口をちらつかせられてんのが 気に食わなかったから手を狙ったってのに、 奴はもう一丁持っていやがったし、気は進まなねえが仕方ねえ。>>3:89
逃げるためには、仕方ねえんだ。
そして、そんなことを考えてるから 想定外のことに何処かへ向け撃たれた銃弾への対応が遅れ、そいつは左腕を掠める。]
(1) dix73 2016/04/14(Thu) 00時半頃
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―――ヅァッ……!!
[痛てえ、痛てえ、畜生。 掠めただけだってのにこんなにも痛てえなんてよ。
大事な脚や利き腕じゃなかっただけマシ。 そう考えても痛てえもんは痛てえ。
血を流す左腕を垂らしたまま、今度は手じゃねえ、 なるべく致命傷を狙える箇所、さっきグリーンが掠めただけの 奴の細い体の中でも比較的でかい的―――… 腹の辺りを目掛けて二発目の弾丸を放った。*]
(2) dix73 2016/04/14(Thu) 00時半頃
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[グリーンからオレンジに号令の如く言葉が向けられる、 それに理論で以て言葉を挟むのは恐らく何より建設的な行為であって、 だが男にはそれは元から難儀であり、 今となっては不可能というべきものであった]
――っい、……!
[オレンジの放った二発目の弾は、男の左脇腹を、臍に近い位置を、貫いた。元より見開いたような目が更に見開かれて、揺らぐ体はより揺らぐ。震える右手は、それでももう一度だけ、引き金を引いたが、その牙は、あらぬ方向へと失われただろう。 失われた、証左の、壁の質材が砕ける音。 一瞬、奇妙な停止の間があって、]
あ 、 っ が……
[男の口から引き攣れた声が漏れ、 赤が、漏れる。 腹部から広がる赤は黒いスーツに紛れて酷く目立たない。 ただ細い脚が折られ、膝をつき、手をついて、]
(3) mimu175r 2016/04/14(Thu) 01時頃
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……は、 あぁ、 ……ああ……
[吐息とも声ともつかないものが、血と共に口から溢れ落ちる。男の瞳はただぶれ続け、最早何処を見ているとも知れず。掌から、銃が零れ落ちた。 割れた硝子片の合間、転がる錠剤を拾っては、口に運ぶ。一粒、二粒、三粒、飲み下して、]
…… 間違って、い、た、 間違っていた、間違っていた、間違っていた、 間違っていた、間違っていた、……間違っていた……
[繰り返し呟く言葉は、何に向けるでも、なく]
(4) mimu175r 2016/04/14(Thu) 01時半頃
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…は、
[放った弾丸がホワイトの腹を撃ち抜いたのを見て漏れ出た息は、笑いじゃねえし、安堵でもねえ。
奴が撃ったあらぬ方向への銃声に一度身を竦ませたが、今度のやつは俺の体のどこも掠めることはなく、このボロ家の壁を抉っただけだったか。
口から赤い血を零し、白い錠剤を拾い飲み下すホワイトのその様をただ見ていた。
ザマァとも、イカれてやがるとも思わない。 ただ、間違っていたと繰り返される言葉が呪詛みてぇにひどく頭に響く。
銃を持つ手が微かに震えているのを隠すように、左腕の傷口にその手を添えるようにして。 ひどく胸糞が悪い吐き気にも似た気分を噛み殺しながら、消えていく命…クズの命だ、俺も、ここにいる、いた、全員等しく価値がねぇそれを、阿保みたいにただ見つめて深い溜め息を吐いた。*]
(5) dix73 2016/04/14(Thu) 14時頃
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[ 背を丸めて、首から上だけを持ち上げ 男の笑いは途切れ途切れに。
”それ”>>3:92を視界に収めようと 歩みに合わせ首を回しながら、 動かぬ指先でコルトのグリップを押し上げる。
銃は下手だ。銃相手ですら、勝算をナイフに見た。 そうまでして抜かなかった。 けれどもう残されたものはこれしか無くて
( 懐のカードなど、何の役にも立たぬ )
はやく取り出して立ち上がらねば けれど立ち上がれば、きっと拳銃は掴めない。
焦燥に駆られながらも嗤った奥歯から、 血の味がした。]
(6) kanko 2016/04/14(Thu) 14時半頃
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……ええ、思っていましたよ。
私を ”怖がっていた” cowardなら さぞ扱い易いだろうと、ね!
[ 地に落ちたコルトを、利き手ですらない左で拾って 足裏は体を回しながら立ち上がらんと 靴の下の砂を捻る。
ハンマースパーを下ろす指、振り上げた腕 その先のターゲットを認めるや否や
狙えやしない発砲を、2発。
内のひとつは彼の背後 車のウインドウで、蜘蛛の巣を張った。]
(7) kanko 2016/04/14(Thu) 14時半頃
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っふ、 ははは、 はは、 は。
[ 左手が弛緩する。
付き出した腕の先、引き金にかかった指を軸にして コルトローマンの銃身が、くるり。
男の眼球と同じ速度で回転し ひとつしか無かった黒目は、眼球の裏に消えて。
脳天に風穴を開けた男は 最後の最期まで嗤ったまま
掻き消されたグリーンの血痕の道の上に、堕ちた。**]
(8) kanko 2016/04/14(Thu) 14時半頃
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[その笑みを前にして、 全身の毛が逆立つような―― ――背骨を引き抜かれるような、 そんな感覚が身体の中を走り抜けていった。
Coward、そう、>>7 このWacko>>6に対して 血の滲んだ黄ばんだ歯を睨みながらも 確かに俺は、怯えていた。]
Shut up!!
[歯を食いしばり、汗ばんだ指先で引き金を引く。 と同時、ヤツのコルトが弾を吐いた。 燃えるような痛みが左胸の上に宿る。 目を見開く。 視界が明滅する。]
(9) sane 2016/04/14(Thu) 20時頃
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あ、ッ、
[ぱりん、と車のウィンドウが爆ぜる音なんざ耳に入ってない。
俺は、あんなに忌み嫌った男の黒目が、 ぐるりと眼球の裏に消えて―― その脳天から”赤い”血がたらりと垂れる、までを見守ると、 耐え切れずに膝から崩れ落ちる。]
―― ぅ、う、ぐ、…………Fuck!!!
[叫び、 グリーンの血の痕の上に堕ちた遺体を よろよろと立ち上がり、 見下ろして、 憎悪をこめて 蹴りあげた。]
(10) sane 2016/04/14(Thu) 20時頃
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[うつ伏せになっていたヤツの体を仰向けにすると、 傷を抑えていて血まみれになった手で、そのスーツを探る。
やがて仕舞いこんでいた宝石をさぐりあてた。 煌びやかな石は汚ェ俺を嘲笑うかのように光ってやがった。 肩で息をしながら――ズボンにそいつを突っ込んで、]
(11) sane 2016/04/14(Thu) 20時頃
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…………
おやすみ、クソ野郎
[忌々しかったヤツの目を、塞ぐように 血塗れた手でその瞼を下ろした。]
(12) sane 2016/04/14(Thu) 20時半頃
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[空が青い。 青く青く、忌々しいほどに晴れわたり 太陽が地を這いずるクソ共を見下ろしている。]
はァ、……
はァ、
[ そのまま逃げちまえばいい。 インパラの鍵が囁いた。
俺はそれを無視した。]
して…………
……て、やる、
(13) sane 2016/04/14(Thu) 20時半頃
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[脂汗をかきながら虚ろに呟き、 血の道をつけながら、 アジトの扉をこじあけるべく戻ろうと、した。*]
(14) sane 2016/04/14(Thu) 20時半頃
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[ 銃声が響く、響く、高らかに! 血塗れのソファを挟んだ銃撃戦を見上げて、オレは痛む体を震わせながら眼を見張る。瞬きを忘れた眼球はすぐさま乾いて涙の膜をまとった。黒々光る濡れた眼は、オレンジの傷やホワイトの顛末を真摯に見つめる。一瞬足りとも見逃すまいと。
クズどもが殺し合う クズどもが血を流す 清々しいはずが、
――間違っていた、間違っていた……ホワイトの声が脳を揺すった。間違っていた、間違っていた……何を、誰が、いつ、どこで、どうして、ホワイトの声は【誰か】の声にすり替わり、オレの表情をひどく曇らせる。外の晴天とはうらはらに]
――――、なぁ おい、……なぁ テメェ は、間違っちゃいない
間違ったのは だれ、だ
[ ホワイトにか、オレンジにか、それともオレ自身にか、問う声を含んだ呼吸は力ない。血を流しすぎたし、オレは彼方此方みにくく穴だらけだ]
(15) onecat69 2016/04/14(Thu) 21時半頃
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[間違ったのは、だれ、か。
そんな誰にともない問いかけに、 男が答える事はない。
男にとって間違ったのは自分であり、 あるいは全てであり、 ともかくどちらにしろただ自分が間違っていたそれが事実だった]
(16) mimu175r 2016/04/14(Thu) 22時頃
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[間違っていた。 そう繰り返す声はいつしか途切れ、 男の体は、ゆらりと崩れ、うつ伏せる。
残されたのは、骨格めいた肉体と、 広がる赤い血と、 散らばった白い錠剤たち、 ただそれだけで、
かちなどなにもそこにはのこらない かちなどなにもそこにはなかった
――
**]
(17) mimu175r 2016/04/14(Thu) 22時頃
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わかんねえよ、そんなこと。
[グリーンの力ない問いかけは誰に向けられたものかはわからねえ。 そして答えもわからねえ。
ホワイトから視線を外さないまま、外せないまま。
イヌを引き入れた豚か。 金に目がくらんでこの作戦に乗っかった俺らか。 クズの群れに乗り込んできたイヌか。
解のねえ問答に、先まで噛み殺していた胸糞悪さを吐き出すように呟く。]
(18) dix73 2016/04/14(Thu) 22時半頃
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…全員、間違ってたんだろうよ。
[ああ、我ながら頭の悪い、くだらねぇ解だ。 わかりきった、どうしようもない答え。]
(19) dix73 2016/04/14(Thu) 22時半頃
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[ホワイトがうつ伏せに倒れる。 確かめに行く気もない。 あいつは死んだ。 最後まで、わけがわからねえことを言い続けて。
俺が、殺した。]
ッ…クソ……
[左腕に添えていた銃を握ったままの腕で眉間を押さえると、睨むようにその屍を見つめたまま、 誰にか、何にかもわからない悪態を喉奥から絞り出した。*]
(20) dix73 2016/04/14(Thu) 22時半頃
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[ 激しい音が鳴り止み、ホワイトの命の気配が遠ざかる。 ホワイトの声は硝子片の雨とともに大脳皮質に焼き付いた。思い出――なんて美しい物には成り得ない、オレの“最高で最悪な1日”を象徴する光景として。 ブルー、ブラウンに続いてみっつめの色彩が失せた。 拳銃を掴んだ手をソファの座面につき、のろのろと愚鈍な動きで身体を起こす。ホワイトをよく見るためだ。喪われた白をよく見るためだ。 床に散らばった錠剤の白は、血の赤の中でしらじらしく鮮明だった]
…………わからね――ぇか、 わかったら 教えて、くれよ ハッ
[ オレンジの声に瞬いた瞼裏で白が明滅して。 眩んだ目を、オレンジの顔へと向けて笑った。
生きていれば、いつかわかる日が来るだろう――と*]
(21) onecat69 2016/04/14(Thu) 23時頃
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[無言のままホワイトの屍を見つめていたのは何秒くらいか。 多分そんなに長い時間じゃないが、妙に長く感じられた。
グリーンが体を起こした気配を意識の端に捉えると、眉間に手を当てたままそちらへ視線を移す。
わかったら教えてくれよ、と笑った顔に口端だけ上げて笑い返したつもりだが、今自分がどんなツラをしてるかはよくわからない。]
それまで生きてたらな。
[テメェが。
…俺が。
死ぬ気なんてさらさらないのは変わらねえが、目の前のホワイトの死に、死にかけのグリーンに、今まで避けてきた死に対する想像力が無駄に働きそうになるのに緩く首を振って。
そういえば外が静かになった気がする、と、その意味を思えば今一度溜め息をついて、豚の死体が転がる先、重い扉を見た。*]
(22) dix73 2016/04/15(Fri) 00時半頃
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[ 全身を打ち付けるように前へ斃れた衝撃も、 遠のく意識の中では まるで上等なウォーターベッドの上と紛うほど たゆり、たゆりと揺れていて
肩は燃えるように熱いくせ 背は凍えるように寒い。
( Owner of a lonely heart、Owner of a lonely heart )
今朝、自宅を出る前 腕時計を留めている男の横で、Radioが唄っていたが
……――――バツン。
無機質なスイッチが倒れるのと共に、無音になった。]
(23) kanko 2016/04/15(Fri) 00時半頃
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[ 死に絶えてゆく言語野は、 男の最期の思考すら奪っていって
暗から明へ >>11
男がたどれたのは そこまで。
31年と247日ぶりにかけられた
「 おやすみ 」は >>12
舞い戻った一匹の鴉だけが聞いていた。**]
(24) kanko 2016/04/15(Fri) 00時半頃
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[がた ん ]
[明滅する視界の中、震える掌でアジトの扉に触れりゃ、 赤い手の痕が呪いみたいにこびり付いた。 銃創から赤黒い血が滴っていく。
喘鳴、ふらつく足音、 だけど俺は、 そこに転がって居る豚みたいに転んだりしない。]
(25) sane 2016/04/15(Fri) 01時頃
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[耳についたのはオレンジの声。>>19
”間違っている、間違っていた、” ――違う、俺は間違ってなんかない。 首を振って否定し、顔をあげる。
ぼやけるオレンジの姿と 穴だらけのグリーン、 それから、倒れているホワイトと思しき死体。
それらにひとつ、ひとつ視線を彷徨わせ、 へらりと笑った。
イライラするのはずっとクスリを打ってねェせいだ。]
グリー…………ン、 っはは、 ちゃあんと約束は守ったぜ
ところで、
(26) sane 2016/04/15(Fri) 01時頃
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なんでまだあんたは生きているんだ?
オレンジよォ……。
[けたけた狂ったように笑って、 (事実、痛みに狂っていた) ず、とベレッタの銃口を、オレンジの方へと向けた。*]
(27) sane 2016/04/15(Fri) 01時頃
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[がた ん
見やった扉が音を立てる。
眉間から手を離し、銃のグリップを握りなおす。 ぬるついて滑る気がするのは左腕に添えた時に血がついたのか、汗か、それすらも判別がつかない。
手元を見ることもなく、入ってくる奴の方に全神経を集中していた。]
(28) dix73 2016/04/15(Fri) 02時頃
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よお、Mr.ピンク。
[口元を歪めて声をかけながら、下げたままの腕の先にある銃のトリガーに緩く指をかける。 ピンクの野郎の様子は出て行った時とはまるで違うのくらいはわかるさ、外で何があったのかも想像がつかねえほど頭は温かくねえ。
ああ、クソ、指先すらやけにぬるつく気がする。]
…約束…?
[グリーンに向けられたピンクの言葉に片眉を上げて呟くが意味を考える間はなかった。]
(29) dix73 2016/04/15(Fri) 02時頃
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言っただろ? “俺は死なねえ”って…、よ!
[ピンクが俺に向かって言った台詞を合図に右腕を跳ね上げ、銃口を突きつけ返す。
早撃ちは既にこの小屋でいくつか行われたのは百も承知。 先手必勝が得策だ。
だが即座にトリガーを引かなかった理由は俺にもよくわからない。
一人やったら二人も同じ、と思えるほど俺はサイコじゃねえし、 多分、俺は、俺が思う以上に奪った命の(クズの命だってのに)それが重く暗くのしかかっていた。
なんせ俺は、“臆病”だからよ。*]
(30) dix73 2016/04/15(Fri) 02時頃
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[ぼやける視界の中、 かちゃり、と微かにオレンジの手元が鳴るのがわかった。
耳鳴りが酷ェ。 眩暈がする。 禁断症状だ――とわかっていながら、 俺はただただ笑い続けていた。>>28>>29]
へえぇ……? そいつはてめえ、チキンだからじゃねえの 今も、何とか逃げようって腹なんだろ? 店で真っ先に逃げた時みてえにさぁぁあ……
(31) sane 2016/04/15(Fri) 02時頃
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[目を見開いて吐き捨てると唾が飛ぶ。 唇の端をつりあげた。
オレンジの手元で銃が光っている。 そうして喋る間にも撃たれるかもしんねえって事は 考えもしてなかった。 生き残るのは俺だと疑いもしないで、]
ア゛ァア゛ァ゛ァァア゛ッ!!
[死体を漁るように外を飛んでいやがる鴉よりも 酷ェ声でさ。
叫んで、撃った。 一発、二発。 狙いはズレて銃口はヤツの足のあたりを見ていたが、 どこに当たったかなんてわかりゃしねえ。**]
(32) sane 2016/04/15(Fri) 02時頃
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[何がおかしいんだか、ピンクの野郎は薄気味悪い笑みを浮かべたままだ。>>31 どいつもこいつも、狂ってやがる。]
ああ、とっとと逃げてえよ? テメェらみてぇクズの上にイカれた野郎どもと心中なんて御免だからな。
[チキンと詰られようが今はもうそんなこと、わかりきったことを気にはしねえさ。
此奴を殺らなきゃそれも叶わねえ、それはわかっているのにトリガーにかけた指が躊躇いに微かに震える。
乾いた喉が張り付きそうだと唾を飲み込もうとして、刹那、鼓膜を震わせたのは耳触りなひでぇ叫び声だ。>>32
絞め殺された鴉だってあんな声は上げやしねえだろうそれが、ピンクの声だと理解するのはこの短時間で何回もきいた音が響きわたってからってんだから、救えねえ。]
(33) dix73 2016/04/15(Fri) 03時半頃
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――っ…ぐ、ぁっ…!
[飛んできた弾の一発は左脚を掠めて、痛みに膝を折りかけるのを堪えた太腿にもう一発が突き刺さる。
脚、俺の、これじゃあ走れねえ、クソ、ふざけんな、痛え、]
この…っ、イカれ野郎…っ――!
[片膝を折り、崩れた体勢でピンクの方角へと銃口を向けたままのトリガーを引く。]
(34) dix73 2016/04/15(Fri) 03時半頃
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[俺を撃ちやがった忌々しいベレッタを持つ腕を狙ったつもりだが痛みでうまく狙いは定まらなかった。
ああ、この後に及んで銃さえ落とせりゃあなんて考えてる場合じゃない。 わかってんだよ、そんなことは。
奥歯をギリ、と噛んで片膝が床に着くと同時、一発目の行方を見ないままに、低いピンクの身長より低くなった体勢から斜め上向きに、もう一発弾丸を打ち出したが、その行方もどうだったか怪しいもんだ。**]
(35) dix73 2016/04/15(Fri) 03時半頃
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[声が震えてやがるのを感じて、>>33 唇の端を吊り上げ、無意識に唇を舐めた。
怯える獣を追い詰める時の感覚に似ている。 (俺はただのやせっぽちの野良犬の癖にな) 生ぬるい息を吐いては、 狙いをより正確にしようと瞬きを繰り返す。
ブチ抜いた先は、ヤツの腿。>>34 片膝を折った奴に撃ち抜かれたのは、右肩。>>35
必死で左手を右手に添え、 今にも銃を落としそうなのを耐えながら]
(36) sane 2016/04/15(Fri) 14時頃
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は、はッ はははは、はは…!痛ェなクソが!!
それじゃあ、逃げらんねえな ざまあみろよチキン
[イカれた俺は馬鹿みてえに笑って── グリーンの方をちらりと見たが
その時にゃ、奴がどんな顔してるか 生きてるのか死んでるのか
それすらわかんねえくらい視界が霞んでいた]
(37) sane 2016/04/15(Fri) 14時頃
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[ぐるり、眼球をオレンジの方へ戻すと ふらつき倒れそうになりながら── 口を閉ざして、その胸へ向けて二発。
残りは六発だと、それすら頭から抜けていった**]
(38) sane 2016/04/15(Fri) 14時頃
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[片膝をついて撃った先の銃弾の行方は目で追えてはいなかった。>>36 下げた視線の先には弾がめり込んでるんだろう俺の腿、 スーツの黒を血液の染みが見る間に広まっていく。
痛えと笑いながら言ってやがるイカれ野郎の言葉で、 どっかには当たったんだろって認識したくらいだ。>>37]
うるっせえな… なにがそんなに可笑しいんだよ
…―――ッ
[なんとか立ち上がろうとすると 脚にかかる自重が容赦なく痛みを訴えて。 呻きともつかない息を漏らしながら膝を床から離すも 立ち上がった身体はがくりと左に傾ぐ。]
(39) dix73 2016/04/15(Fri) 19時半頃
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[グリーンの方を見ている余裕はなかった。 狙いを定めようと、一歩、左足を引きずり前に脚を踏み出す。
ピンクが撃ったのと同時か、とにかくその鉛玉が俺の右胸のやや下あたりから 脇腹へ抜けていったと認識した時には俺もトリガーを引いていた。>>38
腕を狙うなんて甘いことはもう考えてねえ。 奴の胴体に向けて撃てたのは、2発。]
(40) dix73 2016/04/15(Fri) 19時半頃
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―――ゴホッ…
[弾丸がトンネルを開けた焼けるように熱い傷口を左手で押さえる。 深く息を吸うだけで体中のあちこちが痛え。
咳き込んだ口の中に鉄の味が広がっていく中で だらりと下げた肩を荒い息で上下させながら 視線だけ睨め付けるようにピンクへと向けていた。]
(41) dix73 2016/04/15(Fri) 19時半頃
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痛え、痛えよクソッ… 死んだら――…どうしてくれんだよ、チクショウ。
[恨み言を吐いて気づくのは、生まれて初めて死ぬってことを意識してるってことだ。
冗談じゃねえ。
すぐそこまで来てる気がするそいつの恐怖を 頭から振り払うように腕をゆっくりと上げると、 もう一発、どこでもいいから当たれよと銃弾を放つ。
ふらついた身体はその反動で後方に傾ぎ、 自分で作った血の模様の床の上にべしゃりと腰を落とした。*]
(42) dix73 2016/04/15(Fri) 19時半頃
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[ヤツの身体ががくりと左に傾ぐのが見えた。 >>39
――なあ、だってよ、オレンジ。 これが滑稽でなくて何だってんだ。
そう答えることなく、ヤツの胸へ銃口を向ける。>>40 同時、腹の中心と左脇腹に焼けるような痛み。
ああ、ここが地獄か。 そう思ってしまうくらいには、暑くて寒くてたまらない。 嫌な汗がこめかみから顎を伝って―― 唇に広がったのは、あの時の珈琲よりも不味ィ血の味。]
(43) sane 2016/04/15(Fri) 21時頃
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|
[奴さんのどこに当たったかは俺にもわからなかったが、 腰を落としたオレンジの目が、ようやく見えた。>>41 それだけでなんだか愉快になっちまって、 痛みに喘ぎながら肩を震わせる。]
はは、 は、 は、ッ ママに頼るか、弁護士呼ぶか?! 死んだって弁償なんかァ、しねえ、よォ
[一歩、踏み出し、 一発、銃声が響く 一つ、視界が眩んだかと思うと、 俺は血にまみれた床に膝を折る。>>42]
(44) sane 2016/04/15(Fri) 21時頃
|
|
[腿を痛みが貫く。 絶叫は声にならなかった。 汗ばんだ肌に髪が張り付いた。
最早手前じゃ笑っているかもわからなかったが―― その時俺は、嗤っていたんだろう。 悪魔のように。]
(45) sane 2016/04/15(Fri) 21時頃
|
|
[血で濡れて真っ黒になったスーツ。 細い腕をあげて、 銃口をオレンジの二つの眼光の、中心に向けた。]
てめぇも、嫌いじゃなかった、ぜ……? じゃあな果実野郎
[――死ね。] [一発、二発、三発、――引き金を引いた。*]
(46) sane 2016/04/15(Fri) 21時頃
|
|
[ 開いた扉から、健やかな風が吹き込む。あわせて射した光を吸収して、屋内の翳りは勢いを増したように思う。その内へ踏み込む影を――ピンクの小柄な影を見る。
しばし続いた喧しさから一転、銃声を忘れた空気はいやに静かだ。各々の身動ぎが、衣擦れが、ピンクの足音や否定の仕草に応じて揺れる毛先の動きが、息遣いが、ホワイトの体温が失われていく様子が、外界の平穏の気配が、流れだす血が、声が、笑いが、すべてが際立ち張り詰めている。
強烈に辺りを感じるオレの視界はいまだ明滅していた。 光を透かす瞼裏の赤と、光そのものが重なる明滅。 まるで、極彩色で描かれた地獄の光景]
(47) onecat69 2016/04/15(Fri) 21時半頃
|
|
だから、甘い……ってんだ
[ 不鮮明な視野でも、おおまかな動きはわかる。 微かな金属音……はオレンジの居る辺りから響いたのに、その先に続く動きを感じられない。次の音は耳を劈く銃声だとばかり思い期待したのに、裏切られる。 期待はずれの苛立ちより、呆れたふうな笑みが漏れた。
緊迫した場に不似合いな、やわらかい揶揄を吐き。 強く目を閉じ、全身を動かす。 まずは、せめて立とう、と。 ピンクの歪んだ声(>>32)を聞きながら]
(48) onecat69 2016/04/15(Fri) 21時半頃
|
|
[ 銃声を聞き、銃声を追い、血の臭いを嗅ぎ、硝煙を探し――ピンクの目(>>37)が向いた先に居るオレは、足を引き摺り銃をぶら下げ、ふらつく足取りで歩いているだろう。
そして座り込んだオレンジの傍を通り過ぎる際――]
…………情けねえな、“臆病者”
[ ――やっとでポケットから取り出したキャデラックの鍵を、落とす。血溜まりに落ちた鍵は、ささやかな音を立て、オレンジの手元へと転がった。
ピンクの「じゃあな」と銃声を間近で聞いたのは、 その直後だったか*]
(49) onecat69 2016/04/15(Fri) 21時半頃
|
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(BINGO)
[口の形だけでそう告げてはみるものの、二発の銃弾が奴の胴体に命中しても嬉しいとか楽しいとか、そんな気分になるわけもなく。>>43 ホワイトを撃った時と同じ、胸糞悪さだけが穴の空いた体に滲んだ。
血にまみれた床に腰をつき、ピンクを見上げるていになる。
俺を見ながら近づいてくるピンクと目が合い、チビを見上げんのは気分が悪りぃな、と、そんなことを考えて、ハ、と笑いに似た息を漏らした。>>44
親?弁護士? 助けて貰えたことなんてねぇよ、一度だって。 クソッタレな神にだって、そんなもの期待したことは一度もない。
3発目の弾がピンクに当たり、膝をつくのを見つめ、俺は、銃を床に転がした。]
(50) dix73 2016/04/15(Fri) 22時半頃
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[代わり、懐に手を突っ込んで、緩慢な動きでシガレットを取り出すと銜える。]
ッ…ゲホッ…う、ぇ…っ…
[深く息を吸い込もうとして、咳き込み、えづく。
口に広がるのは血の味ばかりで、どっからかはわからねえが込み上げてきた血がフィルターを汚した。
グリーンが立ち上がる気配がして>>49、ふらついた奴が近寄るのが視界の端に映る。]
なんだよ…便所なら、付き添ってやれねえよ…?
[だってよ、もう――……]
(51) dix73 2016/04/15(Fri) 22時半頃
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[チャリ、と金属が落ちる音と、タバコを銜えてない床についた手に何かがぶつかる。
それが何かは見なくてもわかった。
ピンクの銃口が此方を向く。>>46]
そうかい。 俺はテメェらなんざ、
大っ嫌いだったよ。
[笑うように歪めた口端にまたシガレットを運び、また激しく咳き込んで。
車まで、こんなんじゃ、1人でだって歩いていけそうもねえ。]
ああ、ちったあタバコ…
(52) dix73 2016/04/15(Fri) 22時半頃
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[最期の言葉が音になる前に、鉛がド頭を貫いた。
仰け反り、仰向けに倒れた口元からシガレットが溢れ落ち、ジュ、と微かな音を立てて血だまりに沈む。
そうして、小さい、クズでケチな臆病者の命とよく似たそれは、灯火を消した。**]
(53) dix73 2016/04/15(Fri) 22時半頃
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[ごとん、
軽くなった銃がヤツの手から床に落ちて、>>50 血溜まりに小さく波紋を起していた。
青く青く晴れた空とは対照的に、 暗い、穴倉みてェなアジトの中。 ふと小さく燈ったのは――あれはライターの火か。>>51
鉄錆のニオイの中に一陣、タバコの煙が薫る。 臭ェと小さく咳き込んで、肺が痛み、 ヤツを睨みながら腕をあげて照準を合わせた。 ――こんな状況で吸うやつがいるかよ、ヘビースモーカーめ。]
(54) sane 2016/04/15(Fri) 23時頃
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[視界の端でグリーンが立ち上がり、>>49 オレンジの傍を通り抜ける その様子まで具に追えるほどの集中力は残っちゃいなくて (何かが落ちる音は聞こえたが)
ヤツから手向けられた「大嫌いだったよ」>>52に、 口の端をあげて笑ってやった。]
……そうかい
(55) sane 2016/04/15(Fri) 23時頃
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[ Bang ]
[発砲は三度。
脳天に鉛玉をぶちこんだ、 ヤツの倒れゆく様は、酷くゆっくりに見えた。
タバコの煙が二度鼻を擽る。 まるで白昼夢でも見ているようで――]
(56) sane 2016/04/15(Fri) 23時頃
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[水音。
揺らめく小さな燈が消えたその瞬間に、 目が醒めるようにして、目の前の光景を認識した。
血の海の中、物言わぬ骸が一つ、二つ、三つ。
俺は歓喜に打ち震えた。 吐き出す息が震える。 最早、暑さも寒さも汗も血も痛みも気にならず、]
(57) sane 2016/04/15(Fri) 23時頃
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[最後の獲物を視界に収めようと、 視線を彷徨わせて、
あんなにも欲したブラック>>0:3がゆっくり視界を塞ごうとする。 何も見えなくなっていく。
くそったれ。 まだ寝るわけにはいかねえんだ。 ヤツを殺してねえんだから。
立ち上がろうとして、がくりと、血の中に座り込んだ。 辛うじて銃を握り締めた。*]
(58) sane 2016/04/15(Fri) 23時頃
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[ 自分で探すしかないのか――と、呼吸の合間に呟いた。 言葉になりきれない青臭い息遣いは、ただのロクデナシの命がひとつ消えたという事実の上を滑り、痛みを押し殺すせいか熱く震える。
震えは負傷の右足に伝い、歩みきれずに半端な地点で前傾に倒れて穴の空いた左肩が床に落ちた。激痛は、過度にいたると熱と凍えと痺れと諦めに転じるらしい。ひ、ぐ、間抜けな犬じみた音が喉から漏れるだけで、うめき声さえろくに出ない。そもそも心臓がよっつに増えたかのように自分の鼓動がうるさくて、オレは何も聞こえちゃいない。自身の呼吸も、声も。
ドクン ドクンドクン ドクン……
そのくせ、最新の記憶と現在が重なる耳奥より少し深い所では、ジュ…、と湿った音が後を引いていて。消える音と、続く命の音を感じながら
自分で探すしかないのか――と、もう一度考えて。 無事な右腕で床を叩き、ずるりと前に進んだ]
気が合うじゃ ねえか、
[ オレンジの骸へと残したのは同意と笑みひとつ。 届かなければ、嫌そうな顔も反論も出来まい]
(59) onecat69 2016/04/16(Sat) 21時頃
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[ こうして、いよいよ「ふたり」になった。
依然として役立たずな目では上手く見つけられないが、血と硝煙と狂気の臭いを辿れば良い。約束は生きている。この空間で唯一生きている約束を探すように、拳銃を握った右腕一本の力でオレは床を這い――]
…………終わって ねえ だろ、
[ ――ピンクの傍へと、辿り着く。 座るピンクの顔の辺りへ、さらに床に近い位置に這いつくばりながら目を向ける。視界は晴れず、世界のすべてがぼやけている。それでもわかる。距離は近い、もうじき触れられる程、近い]
死に損ないのクズ、は…… ぐ、ァ……はっ……あと、何色だ?
[ ピンクの手が拳銃を手放していない事は察るのものの、オレは笑って、傷つき馬鹿になっている左腕をそろりと伸ばした]
(60) onecat69 2016/04/16(Sat) 21時頃
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だから 、教えてくれよ 逃亡の果て――テメエが、行きたいのは
( 天国か 地獄か )
……選んで良いぜ
[ 何にせよ、近い距離から 粗い呼気と一緒に、問いかけて
――拳銃を握る右手に、最後の力を込める*]
(61) onecat69 2016/04/16(Sat) 21時頃
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[椅子をひいても音はない。 この床は血で濡れていないようだ。 いつもより力を込めて踵を床に下ろす。 それでも、音はないまま、やがてテレビにたどり着き]
…………、
[悪態すら空気を震わすことはなく、 伸ばした手で、テレビのボリュームをあげる。 震えるホワイトの声が聞こえた。>>3:19 キャデラックに反射する日光。 眩いその中で、銃声が聞こえた。>>3:26 何度も呟いた悪態も>>3:30 愚か過ぎる問いも>>3:53]
(62) 茄子 2016/04/16(Sat) 23時頃
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[生きている色はどれだ? 死んだ色はどれだ?
全てが間違っている。 少しずつあげたボリュームは、微 かな断末魔も 溜息のような後悔も、 命の火が消えた音も、 全て、全て余すことなく拾い空っぽなダイナーを満たしていく]
(63) 茄子 2016/04/16(Sat) 23時頃
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[弾けたglassが背後から、場違いな流星群の様に降り注ぐ。中天明る過ぎる空は、反って視界を眩ませる。]
ハッ、いっちょまえに猛ってんなよ、眇野郎がよ!!!!!
[押し込めた印象違う咆哮を上げる>>3:68赤へと対し、罵倒と嘲笑振り上げた。
いつも、そうだ。
他人の無心に、専心に、一意に、砂を掛けて唾を吐いて生きてきた。それこそが疵瑕と弱処を突いて、貪り嘲って生きてきた。
生温い滑りが伝い、急激に冷えていく右腕を左手で支え、初見から、そう、それがたかだか数時間前の、初見からいけ好かない黒瞳へ向け引き金に指を掛け力を込めたその刹那。黒い星が、視界に散る>>3:65>>3:69。]
(64) ameya 2016/04/16(Sat) 23時半頃
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[乾いて響くのは続け様4発>>3:46、ふらつく足元に照準を失った腕を振り回し、怒りと憎悪が男の指をまるでオートマチックの様に支配して、蒼穹に爪痕の様な弾道を走らせる。
脳を揺らす激しい衝撃と痛みに何が起こったかわからずのまま、視界の闇の裂け目から青が透け、空を切った銃声の余韻の底に子供の歓声が過ぎった。]
(……なんだっけな…。)
[トリガーに掛ける指から力が抜けたのはほんの一瞬の筈だった。その次の刹那、腸を食い破る痛みが全身を突き抜けた>>3:69>>3:70。]
カ…ハ…………ッ
[真近、脇腹にナイフを突き立てる片瞳と目は合ったか。潜り込むように懐に入ったそれを見下ろして、ずるり、とキャデラックに押し当てた背が落ちる。ずるり、ずるりとやがれそれはレッドの背丈よりも低くなり、伸し掛かる体重のままに地へと倒れる。何故、何故、何故こうなった?脳まで焼き付くような痛みの中で、今更繰り返されるのは役にも立たないその問い。]
(65) ameya 2016/04/16(Sat) 23時半頃
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うぜぇっ……てめぇ、キモいんだよッ、どきやがれ………ッ
[獣の様に荒い息を立てる男の下で>>3:71、腹を蹴り上げ藻掻こうとも、身体の奥から失われていく温度、絶え間なく脇腹から流れ溢れる血液に、手脚は加速度的にその力を弱めていくばかり。乾いていく唇を幾度か舐めるも、落ちる汗>>3:71に総毛が立つ。
どうしてこうなった?何が起きた?早く安普請のアパートに帰り、安い白粉と香水の匂いのするベッドに潜り込みたい。思考は既にとりとめを持たず、断末魔の虫の様に、ただひたすらに藻掻くだけ。 日差しを遮り、黒い影が落ちた>>3:75。]
(66) ameya 2016/04/16(Sat) 23時半頃
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[ごとり、落ちるように首を回せば、ベレッタを構える姿>>3:76。己の間抜けさに反吐がでそうだ。既に乾き切り、録に廻りもしない舌で、口内の苦味を押し出した。]
…尻ぃ貸してやったのは糞豚じゃなくてこのロンパリ野郎ってか?全く、いい趣味してやがるよ…。 てめぇも、童貞捨てられて万々歳だったよなぁ…っ
[重み掛かる頭上へも悪態吐き。小さく響くばかりだった子供の声は>>65、今は鼓膜を割らんばかりの勢いで脳内に喚いて響く。あぁ、煩い。痛い。痛い煩い煩い。そうだあれは。子供の頃に通った教会の。空砲と同時に走って駆けて、ゴールに着いたらチョコレートだ。日曜ごとにアーメンと指を切るだけで腹いっぱいになるならば、どれだけでも祈って見せてやろうじゃないか。
朱くそまった震える指が、小さく十字を切る動きをした。 次に3発、銃声が鳴り響いた時は>>3:76、既にその青瞳は、何も映してはいなかった。**]
(67) ameya 2016/04/16(Sat) 23時半頃
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[苛立ち気に腕を振る。 銃はまだ持っている。
振り返るが誰もいない。 そのことを気にするでもなく、話し続ける。]
やはりヨアヒムに言えば良かった。 黒人など計画に組み込むなと!
[暗い、黒い闇を睨みつける。 すぐそこに、あの黒人がいるかのように。]
(68) okomekome 2016/04/17(Sun) 00時半頃
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[怒りは治まらない。 それどころか、より深くなっている。 額に青い血管を浮き上がらせている。]
ヤツらは存在するだけで悪だ。黒い豚どもめ。 人の言葉を知っているからと自分もそうだと思うゴミが。 躾もできていない家畜を計画に組み込んだ時点で失敗だ!
[闇が蠢く気配がする。 振り返る。 誰もいない。
首を振り、また話し始める。]
(69) okomekome 2016/04/17(Sun) 00時半頃
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[闇が蠢く。 何も気づいていない。]
先に計画を聞いておくべきだった! こんな穴だらけの話!受けなければ良かった!
[唾を飛ばし、銃を持った手を振る。 あの、合流地点での時のように。
背後から忍び寄ってきた闇が牙を剥いた。 振り返る。
そこですべてが消えた。**]
(70) okomekome 2016/04/17(Sun) 00時半頃
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[ つい先刻、男の身にも覚えがあった脳の揺れ>>3:41
血を流すばかりの右目と 血を求めるばかりの左目が なにか>>3:65を皮切りに、揺れた瞳>>64を確かに見る。
コントロールを失った腕>>65が放った一発が ”運良く” 男の左耳を吹き飛ばしていった。
過ぎていく爆音に ぐわあり、 と また 酩酊にも似た心地。
既に口火を切った一手>>3:70は 十分に速度を乗せていたが、 即座に腹から引き抜き、首を狩ることは出来そうにない。
男の思考は冷静に、次の一手を。 この手の中にある銃に次手を塞ごうと、廻る。]
(71) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃
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[ 埋めたナイフを脇腹相手に突き上げる。
逆光。色濃い影の中でまだ光を失わぬ獲物の目>>65から 足が崩れるのに比例して、力が消えてゆくのを感じる。
性交渉をしたことがない男にとって この瞬間が、最も興奮するひとときだった。
途切れ途切れに荒れる息>>3:71 この至福の時を終わらせはせぬと 押さえつけた、銃持つ腕。
視界が埋まるほど近づけたパープルの身体が発する 溢れるばかりの血の芳香に ゆらり 笑んでは 拒絶の言葉>>66を嘲笑うかのように
彼のスーツの上へ舌を伸ばし、血を探した。 ]
(72) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃
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[ 足が腹を蹴れば>>66 顔が歪むが その隙間を無くすように身を屈め また、ひと舐め。
男の命を狩らんとする影>>3:75が居るとも知らずに
身体の下で蠢く蟲>>66に打ち込んだ欲望の塊>>3:70を 横から縦へ、刃の向きを変え 流れ出る命の嵩を増やしながら
手元を濡らす暖かい血と 傷付いた自分の身体そのものに、男は欲情していた。]
童貞は、まだ捨てられていませんが。 久方ぶりに勃起しました。
[ 向けられた悪態>>67へ返すのは、唯の事実。]
(73) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃
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[ 挿れる場所の無い男根のかわりに 暖かい暖かい ”そこ” をナイフで掻き回す。
ひと突き ふた突き
ヤり方なぞ知らぬ男は、執拗に 知識でのみ知っているピストンを ”穴” に向けて
熱篭もる股間を持て余しながら 夢中で腰を<ナイフを>振るばかり。
寂れたモーテルでもない、場末のバーのトイレでもない 抜けるような晴天の下で 男は短い息と 汗とを溢れさせながら>>3:71
この世で最も嫌いな何か>>0:84に近しい十字>>67を 穢し、殺した。**]
(74) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃
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|
[どさ、と倒れる音が聞こえたが、>>59 そっちに顔を向けるのが限界で、俺はそのまま床に座り込む。 誰かに何かを語りかけていた気もするが知らねえ、よ。 こんなにぐちゃぐちゃの思考じゃ、 何かを纏めて考える事が難しい。]
ああ、そう、か…… 終わってねえか、 そうだな
[あんたを殺さなきゃいけないもんな。 ずるずると地を這う音がする。 耳鳴りの間に、 声が、荒い呼吸の音が近づいてくる。>>60]
(75) sane 2016/04/17(Sun) 06時頃
|
|
死に損ないはァ…… あんたと、
俺、だよ
[急行に乗りそびれちまった。 今から間に合うもんかね。 自嘲気味に笑っていると
ふわり、
鉄錆のニオイがする。 ヤツの血の臭いだとわかるまでに、少し時間が要った。 噫、まだ血までは甘ったるくはねぇらしい。]
(76) sane 2016/04/17(Sun) 06時頃
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[薄らと濁った目を開けりゃ、 暗闇の世界から飛び込んでくるのは、 忌々しい男の色彩だ。
間近に見えた茶の髪に手を伸ばし、 汗が滲んで汚ェシャツの背襟ごと、ぎ、と握りこんだ。
顔を突き合わせるようにして、 もうろくに見えもしてねえグリーンを確りとこの視界に収める。 ちらと見えた銃に口の端をつりあげた]
>>61 ははッ。 天国までイかせてくれるってか。 一緒に墓入りなんて嫌だっつったのによ。
…………決まってンだろ、くそが。 [俺一人なら天国に高飛びを望んだだろう。 だが違う。この道行きは、]
(77) sane 2016/04/17(Sun) 06時頃
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[囁き、汗と血の滲んだ頬を震わせ歯を剝き出して笑う。 襟足を握ってヤツの頭を引き寄せると 首のあたりに額を預け、
まだ生きていやがる事に――体温がある事に舌打つ。 すっかり熱を帯びたベレッタを そのままヤツの胸に突きつける。
息を吸って、
(酷い、俺のともヤツのともつかねえ血のにおいが肺に満ちる)]
[引き金を引く、引く、引く、――
弾丸尽き果て銃が空しい金属音を奏でるまで、 グリーンの銃口が、俺を殺すまで。**]
(78) sane 2016/04/17(Sun) 06時頃
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[ まだ「終わっていない」、死に損ないのロクデナシふたりの物語は――静かに結末へと近づく。
窓外で、流れた雲が太陽にかかり陽射しを遮った。一度つよく扉を叩いたきり風が止み、もう扉の隙間から此処へ新たな何かが吹き込む事はない。
七色の死とふたりを抱いて、 廃墟はそっと閉ざされている]
(79) onecat69 2016/04/17(Sun) 11時半頃
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[ 汗と血で汚れた皺だらけなシャツに、より深い皺が刻まれる。ピンクの手はしたいようにさせ、ぼやけた視界にその顔を収めて互いの目を……もう何色の瞳が入っているのかさえ、わからないが……見合わせる。オレの瞳は、ピンクの目元にかかるプラチナブロンドの髪を見て、雨が降っているのかと勘違いした。
雨が降っている。 結局、オレの頭は【雨の日】に囚われたままだった。 恨みと憤りと復讐に突き動かされるままだった。
細めた目の奥の奥、記憶を辿る――]
(80) onecat69 2016/04/17(Sun) 11時半頃
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便所には、付き合ってくれんのに 墓は 嫌 ……ってか
[ しかし地獄には付き添ってくれるそうだ。 掠れた呼気を震わせ笑うと、鼻先でピンクの髪が揺れた。
胸にかたい熱い“何か”が触れた。 ピンクの胸から離れた死んだ左腕が、そのまま静かに背へと周って背を抱く。肩口や首に呼吸が触れるむず痒さに口端歪めると、オレもまた、ピンクの胸に銃口を寄せ――]
終幕だ
[ ――引き金を引こう]
(81) onecat69 2016/04/17(Sun) 11時半頃
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[ 胸に撃ち込まれた銃弾のいくつめまで感じられたかは知れない。心臓が破裂して血が溢れた。 命が燃えて、消えていく。
明確な殺意を込めて弾いたつもりの引き金だったが、最初の一発の衝撃でどうなったのかも知れない。殺したのか、殺されたのか、終わるのか、終わったのか――事切れたオレにはすべて預かり知らぬ、流れ続ける現実的な時間の上に残された物語の結末だ。
ひとつ確かな結末の一端。 Mr.GREENは死んだ。Horatio=Smithも此処で死んだ。
救いようのないロクデナシのひとりとして]
(82) onecat69 2016/04/17(Sun) 11時半頃
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[乾いた笑いが溢れる。 押し当てられた冷たい掌を受け入れて、 背襟を掴みヤツを引き寄せる>>80刹那
窓の外で眩しいくらいだった太陽が、 雲に隠れていく様を見た。>>79]
(83) sane 2016/04/17(Sun) 14時半頃
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[――当たり前だ、クソが。>>81
ヤツの左手が胸から離れ――俺の背を抱く。 懐かしさに目を細める時間は無かった。 ことん、と胸にかたいものがふれて、]
ぁ、 ――
[撃つ反動と、撃たれる衝撃で身体が芯から震える。
それでも、呼吸の音も痛みもまだ、ここにある。
うねるような耳鳴りが近づいてくる。 外で何かが煩い。]
(84) sane 2016/04/17(Sun) 14時半頃
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[ずるりと俺に倒れこみ、 目から光を喪っていく身体を見下ろす。
襟足を掴んでいた手が離すに離せない。 頬に茶色い髪が触れた。
これで、終幕。 にげなきゃいけねえってのに、 ラリった時みてえに、俺はひどく気分がよかった。]
I'm singin' in th… rain Just sin…… in the ……
[あちらでもこちらでも人が死んでいる。 血を流してみんなまっくろさ。
あんたもそうなるのか? 背をとんと叩いて、抱えた死体を見下ろして微笑んだ。]
(85) sane 2016/04/17(Sun) 14時半頃
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[耳鳴りが近づく。 それが何なのかもう、わかっていたんだ。]
(86) sane 2016/04/17(Sun) 14時半頃
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…… I'll walk down the lane……
[俺はただ歌っていた。 血の雨が降った後で。 いつぶりか、豚がこじ開けた扉が耳障りな音を立てる。]
……With a happy refrain
[緩慢にそちらを振り向いた。 死体の背中を小刻みに叩きながら、 に、と穏やかに笑う。 軽い銃を向ける。]
Just singin' Singin' in the rain
[手元で空しく引き金が小さく囀り、]
[銃声。]*
(87) sane 2016/04/17(Sun) 14時半頃
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[でたらめを撃った弾丸が、またも無為に血を散らばせる>>71。瞼裏は、痛みに蛍光色のペンキを撒き散らした様にちかついて、その朱に気付くこともなく、真近に光の無い瞳を見下ろすと、突き刺すその手首を、ぐ、と握った。
握った儘に、崩れ落ちていく。]
…ハッ…………
[押さえた手首が蠢くと、柔い内臓を更にえぐり込む痛みが走る。]
…が…ッ…糞…糞が………ッ どけ…っ、どけよ糞変態…ッッ…!Damn it…Damn it…Damn it!!!!!!!
[口中に鉄の味が満ちる。深く刃を潜り込ませる暗い片瞳に確かに認めたのは愉悦。それを見てなお、恐れよりも憤怒を浮かべるscumは、それでも「お前よりはマシ」だと心情違いない侮蔑を撒き散らしながら足掻いても、今更思い出した右手のグロックは既に抑えられ、ただ蹂躙に藻掻くばかり。]
(88) ameya 2016/04/17(Sun) 22時半頃
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[膝頭蹴りあげた確かな手応えも>>73、やがて失われていくのは己の身体が遠くに持ち運ばれるに似て。]
あ…がァ…ッ、…くッ…そ、止め……アッ………
[縦に、横に、脇腹に空いた空洞を抉じ開けられる>>73。ぱたぱたと、滴るのは汗だけではなく左耳から滴る、血。体液。脇腹を中心に沸き立つ熱さと、指先から冷えていく、認めずとも死の慰撫に歯を向きながら。
その上肉欲を顕わにされれば>>73]
――――――――――――!!!!!!
[最早声は上がったか、上がらなかったか、一際激しく、火に炙られる蛾の様に悶え、足掻き、繰り返し繰り返し、既に傷跡とすら呼べない程弾けたただの肉穴を陵辱される。
繰り返し、繰り返し突かれる程に、ひくり、ひくりと震えるだけの肉塊へと堕ちながら、必死に悦楽求める姿を>>74眇めて、なお嗤ってみせる。]
………て、めェの、ザーメン平気で啜れるのなんざぁ、くっそ不味いオートミール平気で振る舞うてめぇのママンくらいだろうがよ……ッ …………mf'er………!!それとも………
[乾いた唇が、声を発する度張り付いて不快だ。落ちた影に>>67、ごてり、と首を廻す。]
(89) ameya 2016/04/17(Sun) 22時半頃
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[響いた銃声3発>>3:76。その音を最後まで聞けたか聞けなかったか。切った十字は何の為にか>>67。 残るはマシもそれ以下もない、ロクデナシのただの肉塊が、2つ。**]
(90) ameya 2016/04/17(Sun) 22時半頃
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|
[鮮やかだったテレビから、少しずつ色彩が失われていく。 ひとつ銃声が響く度、ブラウンの周囲から世界が削られていった。
誰の悲鳴も、誰の罵声もない、 血と硝煙の匂いに満ちた空間。
血を欲することはない。 命を欲することもない。 揺れる画面。 一人ずつ、Colorsの死に顔が現れ、その周囲を探る。
欲しいのは、手に入れたかったのは、 富、財産、その象徴たる宝石。 感情を映さない、冷たい輝き]
(91) 茄子 2016/04/17(Sun) 23時半頃
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|
[やがてテレビは、二体の躯を映し出す。 その隠れ家にある、一番古い、けれどまだ温かな死体。 血に濡れた、よく磨かれた革靴、 解れて短くなった裾。 今、テレビを掴んでいるのと同じ、大きな手。
どこにもない。 奪われているのはわかっている。 あれを、ダイヤを、目にすれば きっと誰もが奪う。 計画なぞ頭になく、ただ奪うだけの愚か者になる]
(92) 茄子 2016/04/17(Sun) 23時半頃
|
|
[画面に大写しになる、盤面に罅の入った腕時計。 全てが狂った、10:15。
画面の向こうへ、届けとばかりに放たれた一発の銃弾。 全てが砕け散る派手な音、そして、世界は―――]
(93) 茄子 2016/04/17(Sun) 23時半頃
|
Mr.Green
onecat69
Mr.Orange
dix73
Mr.Red
kanko
Mr.White
mimu175r
Mr.Pink
sane
Mr.Blue
okomekome
Mr.Purple
ameya
Mr.Brown
茄子
(#0) 2016/04/18(Mon) 00時頃
and Pig
Joachim
(#1) 2016/04/18(Mon) 00時頃
at 10:15
(#2) 2016/04/18(Mon) 00時頃
―――――― End.
(#3) 2016/04/18(Mon) 00時頃
1
2
3
4
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