18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜
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狼
墓
少
霊
全
小悪党 ドナルド は さすらい人 ヤニク に投票した。
流浪者 ペラジー は 小悪党 ドナルド に投票した。
飾り職 ミッシェル は 小悪党 ドナルド に投票した。
墓荒らし へクター は 小悪党 ドナルド に投票した。
水商売 タバサ は 小悪党 ドナルド に投票した。
森番 ガストン は 小悪党 ドナルド に投票した。
踊り手 フランシスカ は 小悪党 ドナルド に投票した。
さすらい人 ヤニク は 小悪党 ドナルド に投票した。
墓守 ヨーランダ は 小悪党 ドナルド に投票した。
小悪党 ドナルド は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
飾り職 ミッシェル が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、流浪者 ペラジー、墓荒らし へクター、水商売 タバサ、森番 ガストン、踊り手 フランシスカ、さすらい人 ヤニク、墓守 ヨーランダの7名。
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[――刹那、ドナルドの姿が消えた―― 否、跳んだのだと判断して月を見上げる]
サイモンを6つに別けたのはその爪カッ!
アイリスちゃンをあンな姿に変えたのはその爪なのかァッ!!
[サイモンを縦に六分割するほどの爪ならば受け切れるはずがないと赤が負けじと落ちて来る紫へ銀を構えて跳ぶ、狙われている箇所は解りきっている、ならばその凶爪が振り下ろされる前に心の臓を破れば――
瞳と腕に力が宿る、少しでも届けとばかりに両手から右だけに持ち替え、腕を伸ばし射程距離を伸ばす]
――届けッ! 届けェッ!
(0) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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[手に触れる温かさに、驚いて。 それがガストンのものだと知ると、再び顔を上げただろう。 気がつかないうちに血の滲んでいた手は、隠すように袖の中へ。 そしてどこか泣きそうに、小さく微笑を浮かべたかもしれない]
ありがとう。
[そして少し後。外へと足を進めるヤニクを、追う。 ふらつきそうになる足を叱咤し、月明かりに照らされる外へ。 ミッシェルは先に向かっているだろうか]
………っ。
[タバサの悲痛な叫びに、一瞬身体を強張らせて。 でも唇を強く噛み締め前を向くことは止めなかった]
(1) 2010/07/05(Mon) 01時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 01時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 01時半頃
さすらい人 ヤニクは、月光に交錯する赤と紫は共に地に落ち――赤だけが立ち上がった。
2010/07/05(Mon) 01時半頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 02時頃
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― 回想 ―
[右腕にズグリと肉を刺す感覚が痛みよりも先に来る、右腕に渾身の力を籠めて押し戻される圧力を押し切る]
(――俺は、俺は吸血鬼の血を引いてるんだッ! その力を見せる時だろッ!)
いッけェェッ!
[紫が降りて来る重力に逆らうように人狼の対なる存在、吸血鬼の純粋な力という能力だけを受け継いだ青年は叫びながら腕を伸ばす、銀の曲刀は敵の背を見事突き破ったがその刹那、自らの肩から背にかけて焼けるような痛みが襲ってきた]
――ガァッ!
[そのまま縺れるように地へと二人で落ちる――]
(2) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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[ 喉をついて、叫んだのは。 ドナルドが処刑されるからでもなく、ヤニクが襲撃されるからでもなく。
馴染みの若者が人狼だったと知って。
隻眼に剣呑な光を帯びて、それでも無邪気に笑うこともあった男が。]
――っ
[ 二人が倒れ、赤だけが立ち上がると。 ヘクターはどうしただろう。彼女も走った。集会場の窓を離れ、扉をくぐり。 脚の悪いミッシェルよりは早く、二人の元へ駆け寄る。]
怪我、してる。 動かないで――
[ 爪で切り裂かれた傷は月光に露わになっていただろう。駆けつけるガストンへ視線をやっただろうか。]
(3) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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[淹れる紅茶は遠い昔に姉から貰ったもの。その優しい香に、また涙が溢れそうになるのを感じた。
部屋へと戻り、人数分のカップを用意して。 その数が、少なくなってしまったことに、悲しげに目を伏せた。
外へと駆け出すタバサに軽く視線を向けるも、自身は動くことが出来なくて。 ただただ耳をふさいで、椅子に座って皆を待つ。
やがてヤニクたちが帰って来れば、何も言わずに紅茶を指し示しただろう。それに応えた人は、どれくらいいたか。
ミッシェルにだけは、少なくとも飲んでほしいと。視線を向けただろう。]
(4) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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[拗ねた様子のヤニク >>3:201に何を言っているんだ、と更にその背を叩いた。 そして、少し遅れて外に出れば、黄色く輝く月を背に飛び上がるドナルド >>3:196。]
――ッ!
[中から聞こえた、悲痛な叫び声>>3:200。 それとほぼ同時だっただろうか。 赤き衣を纏った青年の銀の曲刀が、ドナルドの背を貫き共に地面に落ちる。 >>2]
(5) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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―回想・昨日― [テッドを外へ追い出すと、恐る恐る自分だったモノと対面して]
あーあ、酷い有様。 …どうしてこうなっちゃったのかなぁ。 少し前までは皆で楽しく暮らしていたのにね…
ほんとに、どう…して…
[自分だったモノを静かに見つめて、ゆっくりと自分の死を受け入れて。...は一人、ただ涙を流す]
(+0) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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[立ち上がりはしたものの、元からの出血と新たに刻まれた傷から溢れる血でフラリと前方に倒れ込む]
(アイリス、やったよ…… 君の仇は、討てたよ……)
[タバサの叫び声や駆け寄る者達の声が遠くに聞こえる、死ぬのだろうかと頭の何処かで考えながら、ガストンとの約束が頭を過ぎる]
(すまん、ガストン、ミッシェルかヨーランダを守るって約束、守れそうにない―― でも、もう、大丈夫、だろう? 人狼は倒したんだから――)
[声に出そうとしたが声にならず、そのまま意識を失い集会所へと担ぎ込まれただろうか]
(6) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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[やがて、夜の帳は下りて。
月明りに照らされる夜道を行く、影がひとつ。
目指すは。
何度か訪れたことのある、ミッシェルの家。
そう遠くも無い、その場所。
ドアを、見上げて。そっと、それを押した――]
(7) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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――ヤニク!
[タバサに半歩遅れて駆け寄る。 >>3 肩から背――爪で大きく引き裂かれた傷口を見、ヨーランダが傍にいれば、薬を用意するように頼んだだろうか。]
出血が酷いか……中に運び込もう。
[外で手当てするよりも中に入れたほうが良いだろうと、意識を失ったヤニクを乱暴に担ぎ上げ、中へと入る。]
(8) 2010/07/05(Mon) 02時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 02時半頃
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[ ヨーランダが駆け出そうとすれば、更に声をかけた。]
お湯をたくさん沸かして。それと清潔な布を――二階にシーツがあったわ。
[ ヤニクを担ぎ上げるガストンを見送って。 足が動かない。 その場に落ちて、息もしない化け物の――]
……ドン。
[ 声は掠れて風に消えた。]
(9) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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[ 赤き影の叫びに呼応するように吠えた>>0]
それがどうしたァ!!
[ ――思えば、この男とは相性が悪かった。 ガストンが追ってきたなら、素直に殺されただろう。 ヘクターでも同じ、抵抗することは無かったはずだ。
だが、この男だけは――。]
くたばれッ!! 死にぞこないがァ!!
[ 死に征こうとした己を忘れ、ただ目の前の男への殺意を顕にする。 右手の爪――短刀もかくやというそれを振りかざし、その気に入らない顔へと突き立てようと落ちる。]
――ッ!?
[ 息を飲む。赤い影が構えを変えた。 あのふらついた体。 両手ならまだしも、片腕で――否、違う、危険。]
(+1) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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[ 射程の分が悪い――目標を顔ではなくその曲刀。 赤い影の牙を絶たんと爪を振るう。
外套を裂き肉に至る感触。 先に届いたのはこの己――勝利を確信し刹那、違和感の正体を掴んだ。>>2]
テ……メェッ!?
[ 反りが合わないのも道理。 殺される気になれなかったのも道理。 そして、腕が弾け飛ばないのも、正に道理。
吸血鬼――不倶戴天の敵。]
オ……オオオオオオオッ!!
[ 叫ぶ、叫ぶ、赤い影の牙が届く前に、己の爪で切り刻まんと。 あと少しでその腕を切り落とせる/あと少しでその牙が届いてしまう。 勝つのは己の爪か、それとも敵の牙か――。]
(+2) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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……ぐ……が。
[ ――間に合わなかった。 己の中心に突き刺さる感触。]
クソッ……タ……。
[ 悪態を付き切る事は無い。 まるで意識が抜き取られるように――墜ちていく。**]
(+3) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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[月明かりに、ふたりの影が浮かぶ。 倒れこむと片方だけが立ち上がり、風に赤い裾がはためいた]
――――。
[しばらくは呆然と立ちすくんでいただろうか。 駆け寄るタバサに我に返ると、後を追う。 ミッシェルが居たなら、そっと歩くのを支えて]
……怪我、がっ。
[ヤニクを染めていく赤に眉を顰め、 ガストンに薬を頼まれると、慌てて集会所へと走るだろう。 隣で倒れるドナルドを見る瞳には、何が映っていたか。 タバサが傍にいるようなら、そっと目を伏せて去るだけで]
(10) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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[中に戻りヤニクの手当てを他の者に頼むと、再び外へと出る。 フランシスカに紅茶を勧められたが >>4、とても飲む気分にはなれずに謝った。 外に出れば、紅い色を失いつつある月の光に照らされた、ドナルドの遺体。 傍にはタバサが居ただろうか。声をかけることなくとの隣へ立つと、それを静かに見下ろした。]
……お前、何をしたかったんだ?
[いつか、聞いた問い。 答えが返ってこないことは分かっていながらも、聞かずにはいられなかった。]
(11) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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墓守 ヨーランダは、水商売 タバサに短く礼を返し、走り出した。
2010/07/05(Mon) 02時半頃
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―集会所― [どれほどそうしていたか、気付けば空は闇に染まり、夜が訪れていた。不意に外が騒がしくなり、外を覗くと、高く高く飛び上がるドナルドと、それを追うように曲刀を手に飛び上がるヤニクの姿が]
ヤニクさん!危ない!!
[紫と赤。二人がぶつかる刹那。思わず視線を逸らして、両手で顔を覆う。ドサリと地面に落ちる音が響くと、恐る恐るそちらに視線を向けて]
あ…ヤニクさん。…良かった
[立ち上がるヤニクの姿を見ると、安堵のため息をつくが、再び倒れるのを見ると、壁を通り抜け、気付けば体はヤニクの傍へ]
ヤニクさん。…ありがとうございます。
[集会所に運び込まれるヤニクに付き添い、触れる事はできなかったが頭を撫でるようにしてお礼を言う]
(+4) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 02時半頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 02時半頃
踊り手 フランシスカは、墓守 ヨーランダが帰って来れば何か手伝えることはないかとおずおずと問うだろうか。
2010/07/05(Mon) 02時半頃
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こんなとこに、置いとけないわ。
[ 冷ややかに、言う。 人狼の死骸。 襟首を掴んで引き摺り運ぼうと。見かねて手伝う腕があれば、溜息と共に礼を言って。]
軒下か、物置か…どこでもいいでしょ。人の目につかないとこなら。
[ 不機嫌そうに言えば、怪我人のいる集会所を気遣わし気に振り仰いだ。]
(12) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 02時半頃
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……満足、したかよ。
[血を流して倒れこむヤニクと、その異形をさらして地に伏せるドナルド。 二人の下へ、ゆっくりと、ゆっくりと。
告げられる言葉は、どちらに向けられたものだったのか]
休めや。やりすぎたんだ。
[近くで、叫びを上げる琥珀の瞳を、ふと見やり。 なにもせず。倒れた二人を冷たい眼差しで、射抜く]
……これで終わりなら、いいんだけどな。
[だんだんと騒がしくなる周囲を無視して、独り風に吹かれる。]
(13) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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―集会所―
[キッチンへ走りこむと、フランシスカの姿。 手伝える事はと問われたなら、焦りの滲む声で]
あの、お湯を。出来るだけ沢山沸かして…!
[それだけを頼んで。 ...は階段を駆け上り、2階へシーツを取りに向かう]
(14) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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人狼と人間との関係を、人と家畜との関係に例える奴が居るが、俺はそうは思わない。 俺だって、家畜を食うし、森のウサギを仕留めたら食う。 だが、会話をして、一緒に笑いあって――そんな相手を、喰らうのは……人間のすることじゃない。
[それが、人と人狼との決定的な違いなのだろう、と。 タバサが襟首を掴んで運ぼうとする様子に、その手を押さえ、ヤニクの時よりも更に乱暴に担ぎ上げたが。]
(15) 2010/07/05(Mon) 02時半頃
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お湯、わかった。
[ヨーランダの声に、頷いて。
再び湯を沸かす作業に入る。 あるだけの機材を使って、湯を沸かすとヤニクの元へと向かうだろうか。]
(16) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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……人狼でも、それでもこいつはお前の……幼馴染だったんだろう。 過去は変わらない。 こいつがアイリスを喰い殺したことも、お前と仲良く歌を歌ったことも。 乱暴に扱ってやるな。
[人狼。人とは違う生き物だと、分かっている。 それでも。 昔、タバサと夏至祭で歌ったドナルドは、世話のかかる弟のようなものだったと。そう思う。 皆が何か言っても無視するように、中へと運び込み、二階の空き部屋へ投げ入れただろう。**]
(17) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 03時頃
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…そんなこと、知らないわ。
アイリスは死んだのよ。
[ ガストンの声に首を振って。森番と前後するように集会所へ]
(18) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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―集会所―
[ 二階奥の一番広い部屋に、ヤニクは運び込まれていた。 裂いたシーツで傷を押さえる。圧迫だけで、浅い傷ならば。]
背中は、縫わないと止まらないかも。
[ 呟く。 出血が続く限り、生存の可能性はどんどん低くなる。 顔をあげて、ミッシェルを見た。]
――絹糸、と針があれば……ミッシェル、出来る?
(19) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 03時頃
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[ヤニクの元へと向かえばタバサらがいただろうか。
どうしたらいいのかわからなくて、湯を持ったままドアの辺りに佇んでいる。]
(20) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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[清潔なシーツを何枚か持つと、階下へ。 フランシスカが沸かしてくれたお湯を、ふたりで運ぶだろうか]
……次は…。
[自分の持つ医療知識をどうにか搾り出す。 一瞬躊躇ってから、ヤニクの服を上半身脱がして。 清潔な布を高温の湯に浸し、それで血を拭い、 キッチンから持ってきたブドウ酒を掛け、消毒しただろう]
(21) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 03時頃
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―回想―
煩ぇ女だな。
[振り払われれば小さく舌打ち一つ。 耳障りな音から離れようと試みるも、アイリスの視線が上がれば足はそれ以上動かなかった。]
(何で、アイリスが此処に?)
[捲くし立てる問いに、少年は何も答えなかった。 それを聞きたいのは自分の方だ、と。 しかし、答えられる問い、一つあって。]
て、っど、
[状況が整理できず、混乱したままに自身の名を。 整理できていれば、決して伝えなかった名。 出て行けと言われれば、無言でその場から立ち去る。 少年はひどく困っていた。]
(+5) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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若者 テッドは、―回想・了―
2010/07/05(Mon) 03時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 03時頃
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[ 時間が過ぎ、夜も更ける頃。 血塗れになった布の山を抱えて、立ち上がった。]
…医者もいないのに、上出来じゃないかしら。 これで死んだらヤニクの生命力がないせいよ。
[ 疲れた声で憎まれ口を。 仕事柄――傷病兵の手当や看護は見知っていたが、どれほど役に立ったかはわからない。 ミッシェルの器用さやヨーランダの知識、真摯さ、くるくると休みなく働くフランシスカに、助けられたと。]
少し寝ないと、もたないわ… 二人ずつで交替、しましょうか? 私と――ヨーランダは先に仮眠するわ。3時間経ったら起こしてもらう。どう?
[ 4人の顔色を見比べ、そう告げた。 同意があれば、フランシスカに紅茶の礼を言って、部屋を出るだろう。]
(22) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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つまり、アレか。 俺は未来に戻れなかったと。
[自嘲気味に笑う。 咄嗟に思い出したのは、いつしかの教会での事。]
あはは、 罰が当たったわけか。 過去を変えようとした罰。
[魔力を失った所為とは気付かずに。 少年は誰も居ない森で、途方に暮れていた。*]
(+6) 2010/07/05(Mon) 03時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 03時半頃
水商売 タバサは、汚れた布を井戸端の洗い桶につけると、二階の部屋へ。眠るのは粗末な寝台**
2010/07/05(Mon) 03時半頃
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[額に浮かんだ汗を拭い、タバサに続き立ち上がる。 布の山を抱えるのを見ると、手伝うと申し出ただろう]
……美味しい。
[タバサの憎まれ口に励まされるように頷き、 フランシスカの淹れてくれた紅茶を手に取っただろう。 時間が経ち冷めてはいたが、 乾いた喉に疲れた身体に、そして心に、それは染み渡って。 ありがとうと礼を言い、タバサの提案に3人を伺う]
そうしましょう。……おやすみなさい。
[同意を得られたなら、タバサと共に井戸端を経て2階へ。 ペラジーはどうしただろうか。 去り際に、数時間前に拒まれた事>>3:91を思い出したが、 緊急事態なのだから許して欲しい、と未だ眠るヤニクを見た]
(23) 2010/07/05(Mon) 04時頃
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―2階―
[タバサが部屋に入るのを、そっと見送る。 感謝の気持ちを込めて小さく礼をしたが、伝わっただろうか]
わたしも、寝なきゃ。
[静かな廊下に響くドアの開閉音。 窓から差す淡い月明かり以外、そこに灯りはない。 しかし逃げるようにドアを開けた先には――]
――――っ!!
[投げ込まれたような、ドナルドの、遺体。 叫びそうになる口を押さえ、震えながら数歩後退する。 そこに彼の霊体は居ただろうか。 居たならば、...に何事かを訴えようとしただろうか。 どちらにしろ目を伏せ、誰も起こさぬよう静かにドアを閉めた]
(24) 2010/07/05(Mon) 04時半頃
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―2階・空き部屋へ―
[廊下の壁に背をつけ、深く息を吐く。 きつく瞑った目をゆっくりと開き向けたのは、アイリスの]
…………。
[どれくらいじっとそこに居ただろうか。 思考は纏まらないまま、ただもう犠牲者の出ない事を祈って。 今度こそ空き部屋へ。そしてここで初めて、ベッドで眠った**]
(25) 2010/07/05(Mon) 04時半頃
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―朝・集会所二階―
[ 外はすっかり明るくなっていた。 のろのろと立ち上がると、腰を伸ばす。]
――朝、ね。
[ 表情は穏やかだった。 夜中、二人で交わした会話。初日の処刑の真実も聞かされただろうか。]
…私、一旦「銀の皿」に帰るわ。着替えたいし、うち鶏飼ってるのよ。そろそろ死んじゃう。
[ さらりと言った。集会所に漂う濃い血の匂い。一つは生者の、二つは死者の。鼻は麻痺してもうあまり感じない。 規則正しい呼吸になっている男とヨーランダへ、笑ってみせた。]
じゃ、よろしくね。 痛いのなんのって喚いた時の為に、ガストンの薬草いっぱい置いとくから。
[ 煮詰めた雑草そのものといった風情の、緑色のスライム様のもので満たされた容器を指し示す。]
(26) 2010/07/05(Mon) 08時半頃
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[ 水を張った桶を抱えたまま、二階の一つ一つの部屋を開けて回る。薄く扉を開き、中を確認して、閉める。 それを繰り返し、死体のある部屋には祈るように俯いて。 一階に下りてまた全体を見回す。
起きた人がいれば挨拶と、一度自宅に帰ることを告げただろう。]
いない…?
[ 欠けている顔ぶれは一つだったか複数だったか。 少なくとも無残な遺体と対面することはなく、少し心配そうに肩を竦めた。]
考えることは同じ、よね。きっと家に帰ったんだわ。
[ 自分に言い聞かせるような言葉は、空々しく響いた。]
― →銀の皿へ―
(27) 2010/07/05(Mon) 08時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 08時半頃
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―朝:集会所2階―
[仮眠をとった後、眠るヤニクとタバサと3人きりの部屋。 ぽつぽつと、テッドを本当は逃がしたことを語っただろうか。 ただ魔法使い等については言わずに、自分の中にだけ留め、 彼の母親かもしれないタバサに面影を探してみたりして。 ―― そして、夜は明ける]
……うん。
[腰を伸ばすタバサの隣で、窓外の空を見上げて。 浮かべられたどこか穏やかな表情にも、そっと目を遣った。 そして一度家へ戻るという彼女に、気をつけてと手を振りながら、 自分の庭のユリは大丈夫だろうかと心配げに]
すごい、色……。いってらっしゃい。
[指し示された容器の中を覗けば、思わず呟く。 何だかとても苦そうな表情をしてしまっただろう]
(28) 2010/07/05(Mon) 09時半頃
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[未だ寝息をたてるヤニクを眺めながら]
……ふたりきりで、大丈夫なのかな。
[自分は人間確定してないのに、とぽつり。 しかし、ヤニクもそうだったのだと思い出して]
でも昨日……。だから、違う、か。
[昨夜ドナルドを貫いたのは、目の前の彼の白銀の剣だ。 まさか仲間を殺すはずはないし、 アイリスの死を悲しむ様子は、とても狼だとは思えなかった]
問題は、わたし……。
[この状況で目を覚まされたら、かなり警戒されるのではないかと 不安そうに辺りを見回して。 そうしているうちに、誰かが様子を見に来たりするだろうか**]
(29) 2010/07/05(Mon) 10時頃
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―集会所・外―
[ 眼前の眩しさに意識を取り戻す。]
……あぁ?
[ 目を開けば、己を見下ろす月と目が合った。 苛立たしげに舌打ちをする。]
なに見てんだよ……痛ゥ……ッ!
[ 起き上がろうとして、胸を刺す痛みに顔をしかめる。 手で覆うがそこには傷はない――人狼の血の成せる回復力。 どれだけの深手を負っても、一晩経つ頃には癒えていた。 ……ただ、肉を喰らわなかった頃に負った、この左目の傷を除いては。]
(+7) 2010/07/05(Mon) 10時半頃
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ハッ! 止めも刺さずに消えるとはとんだコケ脅しだぜ! 『狂気の桜』よォ?
――舐めやがってェ!!
[ 跳ね起きて辺りを見渡す。 血の香を正確に嗅ぎ取ろうと辺りを見渡す。 ……見つけた。]
そこか……ヴァンパイヤ……ッ!
[ 凶つ笑みを浮かべ、集会所の扉に向き直る。
右手の爪を軋らせ、一目散に駆け出した。 普段の様に扉を蹴り開け、『音も無く』中へと入る。
……見えるものがその場にいたなら、どんな表情をしただろうか。]
(+8) 2010/07/05(Mon) 10時半頃
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小悪党 ドナルドは、どたどたと階段を駆け上がっていく。
2010/07/05(Mon) 10時半頃
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―集会所・二階―
[ 血の匂いを辿り、駆ける。]
そこかッ ヴァンパイヤァッ!!
[ それが一番濃いのは、間違いなくこの部屋。 扉を『何の手応えも無く』すり抜け、そこへと蹲る影目掛けて――。]
……はぁ?
[ 慣性の法則を無視して急停止。 待て、おかしい、何かが違う。]
……こいつ……俺?
[ 目の前の動かぬ屍骸が己のものであるという事実を飲み込むのに、新品の蝋燭が燃え尽きるくらいの時間を費やした。
――窓の外は白み、朝の鳥が歌う。]
(+9) 2010/07/05(Mon) 10時半頃
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小悪党 ドナルドは、ぽかんと『己』を見下ろしている。**
2010/07/05(Mon) 10時半頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 11時頃
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――ラルフ!
[いつかドナルドに討たれた友人の名を叫びながらベッドから飛び起きる、側にヨーランダが居れば驚かれたかも知れない]
……生きてる、のか。 痛ッ……
[引き攣るような背中の痛み、に呻く]
俺は確か、ドナルドと戦って、奴を討った、よな……? それから、肩と背中が痛んで……
――そうだ! 相棒、俺の相棒はどこだ!?
[人狼の血を吸った曲刀はガストンがドナルドを空き室に運び入れた際に回収されたらしく、側に立てかけてあった]
良かった……
ところで人狼騒ぎは、どうなったんだ?
(30) 2010/07/05(Mon) 12時頃
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さすらい人 ヤニクは、キョロキョロしながら部屋に居る者に経緯を聞く*算段で*。
2010/07/05(Mon) 12時頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 13時頃
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―集会所1階―
[昨日と同じように部屋の隅でうずくまっていた。
夢と現の間。脳裏に浮かぶは昨夜のこと――
タバサの提案に頷いて。 ミッシェルとふたり、ヤニクの傍に。
ふたりの間に会話はあっただろうか。今となってはもう、覚えてないけれど。 きっと、溢れそうになる涙を堪えるのに、必死だったと思う。
交代の時間になって。 おやすみと、皆に告げて。
それからなにがあったろうか。誰と話したろうか。思い出せないけれど。
やがて、月明かりに照らされて、赤い花が道を駆けたのだった。]
(31) 2010/07/05(Mon) 13時頃
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―屋根の上―
馬鹿と煙は高い所が好きって言うじゃない。
[いつのまに抜け出したのか、集会所の屋根の上に寝そべって「観戦」している。
やがてコロシアイが終わってしまうと、 興味をなくしたようにごろりと寝転がった**]
(32) 2010/07/05(Mon) 18時頃
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―― !?
[ヤニクが誰かの名を叫ぶ。 思考の渦に沈んでいたためか、肩を大きく震わせ驚いた。 そして飛び起きる身体にやっと我に返ったように]
ま、まだ、動かない方が……!
[彼の正体や治癒力を知らない...は、止めようとして。 ドナルドを討った…自問自答のようなそれには頷き、 水差しからコップに水を注ぐと、伺うように差し出したか]
(33) 2010/07/05(Mon) 19時半頃
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……今日は、まだ何も。 タバサは一度家に帰って……後の人は……?
[まだ階下に降りていないため、人の不在は分からず。 その場に他に誰か居たなら、首を傾げて聞いてみただろう。 そして簡単に彼が倒れてからの経緯を説明したか]
何か、食べるものを。
[小さくそれだけをヤニクに告げて、立ち上がろうと。 しかし1人にしては危険だと思い出し、 へクターやガストンがいないなら、ここに留まるだろう**]
(34) 2010/07/05(Mon) 19時半頃
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墓守 ヨーランダは、生きてるのか、という言葉には、ひとつ、強く頷いた。
2010/07/05(Mon) 19時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 19時半頃
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一匹は……見つかったようだねェ?
[ 紫の狼は赤の剣士に屠られた。
人狼の牙を折った安堵。 失った者たちへの悼み。
これで終わった。 誰もがそう思いたかったのだ。]
そんなに甘いモノなのかねェ?
[ したためられた記述に語りかけるように。 ――手にした厚みは、まだ半ば。 乾いた音を立てて、頁は捲られる。]
(@0) 2010/07/05(Mon) 20時半頃
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―森―
[不思議な感覚だった。 確かに地に足はついている。 周りの景色、しっかりと若草色に映っている。しかし…]
……登れねぇ、
[太い樹を目の前に、まるで棒読みのように呟く。 登れないどころか、樹に触れることさえできない。]
そういえば、アイツ……
[階段から落ちて、アイリスに出会った時。 彼女は″二人″居た。]
(+10) 2010/07/05(Mon) 20時半頃
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……そういうことかよ。
[漸く、少年は悟った。 この世界、ただの過去ではない。 ―――過去の、死後の世界だということを。]
くくく、あはははははは。 父さんや母さんが殺されるのを、見てろって言うのかよ。
ふざけんな…!
[悔しそうに樹を蹴り飛ばす……が、振り上げた足は空を切るだけ。]
(+11) 2010/07/05(Mon) 20時半頃
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―――っ!
まさか、もう父さんと母さんは……
[不安が過ぎる。 少年は険しい表情のまま、森を出て集会場へと。*]
(+12) 2010/07/05(Mon) 20時半頃
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―銀の皿―
[ からん、と乾いた鈴の音を立てて扉を閉める。眩しい陽射しに手で庇を作って辺りを窺うと、路へと出た。掃除に生きものの世話、身支度まで済ませれば陽は高くなっていた。
体を清め、髪を洗い、着替えればまるで惨劇などなかったよう。纏う服は相変わらず肩を開いた仕事着で、ただいつもと違うのは――]
ミッシェル、家にいるかしら。
[ 人の視線を断ち切るような大股の歩容も変わらず。浮かべる表情だけが随分と和らいで穏やかに見えるだろう。 感情が凪いで、どこか空々しいほどに静かなばかりの顔で、手の中の白い花を見る。古びた花の髪留め。留め具が壊れて久しいそれを、もう似合わないからとずっと放置していた。 かつては毎日赤毛を彩っていた白い花を直す気になったのは、ただの気まぐれと自分に聞かせる。 ミッシェルの家を訪ねて、話題に困るのも嫌だからと。]
(35) 2010/07/05(Mon) 21時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 21時頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 21時頃
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[ 路を歩く彼女は一人だっただろうか。連れがいるならばその耳に入らないよう声を殺して、子守唄を口ずさむ。
集会所を出た時、顔を見られなかったのはミッシェルとペラジー、他にも姿のない人がいたかもしれない。 全員の顔は確認するつもりで、まずはと、集会所への通り道にあったミッシェルの家へ、やがて辿り着いた*]
(36) 2010/07/05(Mon) 21時頃
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― 回想 ―
[ドナルドを空き部屋へと運んでから、階下へと戻る。 ヨーランダが持ってきたシーツやぶどう酒でヤニクの傷の消毒をしていたが >>21、苦しそうな様子は変わらない。 暫く黙ってみていたが、]
ベッドに寝かせた方が負担も軽いだろう。一度上に連れて行こう。
[傷口を押さえながら二階へと慎重に運ぶ。――階段のところでは誰かにミッシェルに手を貸すように頼んだだろうか。 ベッドに寝かせ、傷口を圧迫していたが血が止まる様子がない。]
……焼いちまった方が早いか?
[血が止まらないくらいなら、と言ってみた。 が、その前にタバサに言われた >>19ミッシェルが丁寧に傷口を縫う。 その様子に、下手に口を出さない方が良いだろうと、薬草を取ってくると言ってから一度家に戻った。]
(37) 2010/07/05(Mon) 21時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 21時半頃
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― 深夜・自室 ―
[酒盃を空け、転がりでる石は、白く輝き]
……くそったれっ
[どこかほっとしたものの、その表情に安堵のいろはなく。それは、なにかがひっかかっているかのような警鐘]
人狼が1匹ってきまったわけじゃねぇ。 危険は去ったと思ったときが一番危険なんだ。 ……やな予感がしやがるぜ。
[独りごち、酒瓶を傾けようとして……気付いた。空]
あー……もらってこねぇと、まじぃな。 まじないができねぇ。 ……ふん。
[朝になったらタバサをつれて銀の皿にいこうと心に決めながら、ごろりと横になった。 ――先客のある、粗末な寝台で]
(38) 2010/07/05(Mon) 21時半頃
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― 朝・集会所 ―
[むくり起き上がったのはいつだったろうか。得物をたばさみ、昨夜騒動になった主の元をのぞく]
……よぉ笑顔仮面、いい格好じゃねぇか。 ちったぁゆっくり寝てやがれ。なにかあったときにうごけやしねぇぞ。
[ヤニクは、起きていたろうか。それにかまわず一声だけかけてそこを離れ。 一階で、残っていた食料を軽くつまんで腹を満たす。
タバサが銀の皿に帰るという声を聞いたならば]
ああ、付き合うぜ。まだひとりで出歩くのはあぶねぇ。 村の連中がなにをいいだすかわからねぇし、酒も切れた。まじないができねぇ。
[そういって、勝手についていっただろう]
(39) 2010/07/05(Mon) 21時半頃
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―回想・集会所― [集会所にヤニクが運び込まれると、しばらくはヤニクの傍に居たが、皆が手当てを施していく中、なにも出来ないのがもどかしくて一階へと降りる]
ここって、死後の世界…だよね?
[誰かに聞くでもなく、確認するように呟いて]
死んだのにまだ意識があるなんて…なんか、変な感じ。
[生きている時とまるで変わらない集会所ノ中を見回す。]
(+13) 2010/07/05(Mon) 21時半頃
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[ヨーランダから水を差し出されると水とヨーランダを交互に見てから受け取り、口にする]
へッ、人狼を討った英雄と讃えて貰っても構わないンだゼ?
[丁度目覚めた頃にやってきたヘクターへ軽口を返してからヨーランダに事の経緯を聞く]
そッか……手当てしてくれたンだナ、ありがとウ。
[治療をしてくれたヨーランダに頭を下げて]
なンか、まだヤな感じはするンだよナ…… 気のせいだと良いンだガ、ト…… 聞くまでもないと思うケド、ドナルドハ?
[霊能者と名乗ったヨーランダにドナルドの正体を問う]
(40) 2010/07/05(Mon) 21時半頃
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[どれくらいの時間が経っただろうか。荒かった息も落ち着き、安心したように息を吐く。 交代で看病をするという女たちに後を頼むと、階下へ。 屋根の上で寝ているとは知らずに、先程から姿の見えないペラジーを探したが、見つけることは出来ずに。 疲れたように長椅子に横になった。]
(41) 2010/07/05(Mon) 22時頃
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[夜中。 上に様子を見に行けば、丁度交代の時間だったか。 一度家に戻るというミッシェルに、送ろうと申し出た。]
近いならなおさらだ。そんな手間じゃない。
[無理やりに近い形で背に乗せると、家まで送った。 別れ際、先程の手当ての様子を思い出し優しく声をかけた。]
流石だな。あんな細かいこと、お前にしか出来んよ。 今日はゆっくり休め。……また明日迎えに来る。
[そう告げ、頭を撫で笑った。 その時のミッシェルの顔はどうだっただろうか。]
(42) 2010/07/05(Mon) 22時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 22時頃
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え、あ、アァ…… ……行かないノ?
[食べる物をと告げたヨーランダがまだ残ってくれている事に首を傾げて笑い]
俺の事は大丈夫、人狼も一応退治したんだシ…… 仮にまだ残ってたとしても、こんな昼間ッからは襲ッてこないでショ、多分ネ。 それに、なンか怪我の治り早くなッたみたいだしサ。
[ご丁寧に額の治療もしてもらっていたが包帯を外すと既に傷は大分小さくなっていた]
赤い月は人狼に味方するケド、普通の月なら俺の味方みたいネ。
それより大分血が減ッたみたいだから食いモンがあッた方が助かるナ。
(43) 2010/07/05(Mon) 22時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 22時頃
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―回想・集会所― [暫く、一階で佇む。そんな中、ドナルドが突然入り口から二階へと駆け上がっていくのを見ると、目を見開き]
な…んで… に、逃げなきゃ…逃げなきゃ…!
[その場にへたり込む。逃げるにも、体が竦んで動けぬまま、ただ怯えて過ごす]
(+14) 2010/07/05(Mon) 22時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 22時頃
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―集会所―
ああ、畜生あのコウモリ野郎! 汚え手使いやがって!
[ 頭を掻きながら階段を下りる。]
次やったら負けねえぞ、クソッタレ!
[ 無駄に騒ぎながら談話室へと入り。]
お? アイリスじゃねえか。 ……かくれんぼか?
[ 何の気なしに、へたり込む後ろ姿に声をかけ、特等席へと腰を下ろした。>>+14]
(+15) 2010/07/05(Mon) 22時頃
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小悪党 ドナルドは、「ん?」と首を傾げた。
2010/07/05(Mon) 22時頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 22時半頃
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―朝・屋根の上―
[日が昇り、そろそろ昼になるかという頃。]
……あんな悪党じみた悪党だけでおしまいなら、すっごい興醒めだと思うんだけどねぇ。 ま、「本人」にその気があるかどうか知らないからなんとも言えないけどさ。
[屋根の下で行われていた話を聞いてか聞かずかそんな事を呟いて逆方向に転がると、そこには屋根がなく。
間を置いて、鈍い音が響いた。]
(44) 2010/07/05(Mon) 22時半頃
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――っ!?
[ドナルドに声を掛けられると、ビクリと体を揺らし、恐怖のあまり目を強く瞑って耐える。しかし、それ以降何かされるでもなく、ゆっくりとドナルドの方へと振り向くと、首を傾げるドナルドを見て]
なんで…ドナルドさんが…昨日、死んだ…はずじゃ…
[ドナルドを警戒したまま聞く。自分も死んでいるのだから当たり前なのだが、混乱のあまり気付いていない。]
(+16) 2010/07/05(Mon) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 22時半頃
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[ アイリスの言葉に面白くないように天井を指した。>>+16]
ああ、俺の体なら上だぜ。 すげえ格好で押し込めてあった。 まあ、死んでるっちゃ死んでるが……なんでまだここに居るんだろうな? お前知ってるか?
[ 目の前の少女がひょっとしたら怯えているのではないかと、しばし考える。 ふと、原因に思い当たり。]
何と言うか……なあ?
[ 流石に、食い殺した人間と再び言葉を交わす経験はなく、何を言うべきか悩み……。]
ごっそさん。旨かったぜ。
[ 見当違いの挨拶。]
(+17) 2010/07/05(Mon) 22時半頃
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なんでって… …知らない。 こっちが知りたいぐらいよ。
[ドナルドの少し前までのような砕けた態度に困惑しながらも、なんでかと聞かれれば少し苛立った様子で返して]
っ、そんな事言われも嬉しくない!
[見当違いの挨拶に声を荒げると、自分を守るように身を縮こませて]
……なんで、なんで私だったの?
[先ほどまでとは打って変わって消え入りそうな声で聞く]
(+18) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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― 回想:ヤニクとドナルドの戦い ―
[村にずっと閉じこもっていた女は、このような戦いを見るのは初めてだった。 息もできないような緊張と咆哮。 やがて二人が倒れると、あっ、と声をあげた]
…て、手当しなきゃ。 アタシも手伝う。
[行って何ができるのかわからなかったが――それでもじっとしてはいられないと、タバサ達に続いて2階へと上がる]
(+19) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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― 回想:ヤニクが運ばれた部屋 ―
[止血の為に押さえていることぐらいならできるはず、と思っていたら頼まれたのは予想外のこと>>19で]
え…ええ!? は、針と糸くらいならあるけど、…傷を縫うなんて、そんな…!
[しかし、躊躇っている余裕はなかった。 医者は――人狼の疑いがある人間ばかりが集められたこの集会所には来てくれないだろう。あるいは、もう逃げ出してしまったかもしれない。
消毒できるものを、と頼めばヨーランダか誰かが酒を出してくれただろうか。 それで針を清めると、極度の緊張のなか、ぐ、っと、傷口を糸で縫い始めた]
(+20) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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―回想・銀の皿―
[ 入るなり酒の棚に向かったヘクターと離れ、用を済ませる。 猛然と抗議行動に出る鶏達をかいくぐって世話をし、野菜を採り、キッチンで麦粥を作りながら血のついた髪を解いて水で流し。
椅子に座って足を洗う間も表情は凪いで静かなまま、穏やかな声で幾つか会話を交わしただろうか。]
…食べるでしょ?お腹空いちゃったわ。
[ 深夜、フランシスカの淹れた紅茶と共に皆で少しずつ残った林檎のタルトをかじっただけで、ほとんど何も口に入れていなかった。 ヘクターが朝に残った食料をつまんでいるのは見ていたが。濃いオートミールを平らげる男に目を細めて、手を伸ばすと腕の入れ墨をそっと撫ぜた。]
(45) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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[時間はそんなにかからなかったかもしれない。 だけど、疲労でいっぱいいっぱいだった]
…う、ん…3時間ね。わかった…。
[タバサとヨーランダが部屋を出ていって、ほうと息を吐いた]
……あ、そうだ。紅茶…。 もう冷めちゃったかしら…でも、今のうちに飲んでおきたいな…だめ?
[フランシスカに紅茶を持ってきてもらうように頼む。 彼女は承諾してくれただろうか。 その場でなくても…一度外に出る時にでも、彼女の紅茶は必ず口にしただろう]
(+21) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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―ミッシェルの自宅兼工房―
ミッシェル?おはよう。
[ 家の近くでガストンと出会っていた。 昨夜家に送ったと聞かされて、浮かべた安心とも不安ともつかない微妙な表情には気付かれただろうか。]
もう昼になるわよ――ミッシェル?
[ 扉を叩き、応えを待つ。 待つ。
……沈黙を保つ扉の前で、じっと。
やがてノブに手をかける男に、体を退けて場所を譲った。]
(46) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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― 回想:ヤニクが運ばれた部屋 ―
…フランシスカ…? ……だ、大丈夫よ、大丈夫。…泣かないで、ね。
[泣きそうなフランシスカに、彼女の心の裡を知らぬまま、泣かないでと言葉を掛ける]
人狼は…人狼は1匹死んだわ。 だからこの騒動も、もうすぐ終わる…。
だから、…大丈夫よ、大丈夫だから。
[避けられなければ、そっと、彼女の黒髪を撫ぜて抱きしめただろう。 そんなことをしているうちに、時間は過ぎていき――やがて交代の時間がきた]
(+22) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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おやすみなさい、フランシスカ。 …また…明日ね。
[そう言いフランシスカがどこかの部屋に入るのを見送って――こっそり外へと抜けだそうとする。 そこで、ガストンと出くわした>>42。この時間から外に出るといえば不審がられたかもしれない。 だが、自分が人間であることは証明されたのだからと、少しの逡巡のあと、一度家に帰る旨を告げた]
え、ええ?近いんだし、…すぐに戻るから…。
[だがガストンに半ば強引に背に乗せられてしまう。 まあいいか、とそのまま家まで送ってもらった]
(+23) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 23時頃
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[ 知らないと言われれば、考えるように目を瞑る。>>+18]
……まあ、いつまでもここに居るわけじゃないだろ。 もしそうなら、こっちにゃロミオのジジイだって居るはずだしなあ?
[ 怒りの声には、眉を潜めながらも何も言わない。 そして、弱々しく問う声に対しては静かに。]
お前が美味そうに見えてな。 我慢が利かなかった。
[ 溜息をつくように。]
……町が封鎖されなけりゃ、ここで食うこともなかったんだけどな。
[ ぽつりと一言。]
(+24) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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[別れ際、優しく掛けられた言葉>>42に照れた]
…そ、そう…?あはは、手先の器用さくらいしかとりえないから…そう言われるとなんか照れるわ。
でも、早いうちにちゃんとしたお医者様に診てもらったほうがいいわ。 抜糸もしないといけないし…なんにせよ、暫くは安静にしないとね。
[ヤニクの血のことは知らない。あの怪我が治るには暫く掛かるだろうと思い、そう言った]
うん、おやすみなさい。また明日ね。
[頭を撫でられて、笑顔を返した。死が近くに感じられるこの時間、ガストンの手はとてもあたたかかったから――]
(+25) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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― 回想:深夜・自宅 ―
………時間がないわ。
[ガストンと別れたあと、女は眠らずに独り、手紙を書いていた]
(人狼が1匹だなんて思えない。 ドナルドを殺されて…もう片方の人狼が復讐にくる可能性だってある…)
[女は、自分の残り時間があまりないことを予感していた。 人間だと宣告された身。狙われる可能性は、…それなりに高いと、女は書物を読んで知っていた。だから、最悪の可能性を考えて、急ぐ]
(+26) 2010/07/05(Mon) 23時頃
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工房の売上が入ってる戸棚の鍵…。 父さんと母さんの集めたアンティーク…それからアタシの宝石類…。 この辺りは売ればいくらか生活費の足しになるはず…。
[今は遠くの学び舎にいる弟、ロビンに向けて書いた手紙。 自分に万一のことがあっても、弟が困らないように、せめて大学は卒業できるように――脚が悪い自分の分まで、弟には広い世界に羽ばたいてほしかったから――筆を走らせる。
弟に宛てた手紙は、随分と長いものになった。 それを封筒にきちんと仕舞うと、階段を時間を掛けて上り、2階の弟の部屋へ。 彼の机の引き出しにそれを仕舞うと、部屋に溜まった埃を軽く払って、再び時間を掛けてゆっくりと1階に降りていった]
はあ…。
[流石に疲れが出てきて、もうそろそろ眠ろうと、思った時だった。 扉が開いて――赤い、花が――*]
(+27) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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― 回想・銀の皿 ―
よっと。これとこれとこれもらってくか
[飾り棚からいつものように安いジンを2本と、ちょっとだけいい酒をとって。くるりと革紐で結ぶ。 そんなに焦って、と思わなくもないが。]
わりぃな、いつも。 そういや、どうすんだ、この騒ぎ終わったらよ。
……ああ、もらう。腹へったしな。
[穏やかに、いくつか会話を交わしながら。酒瓶をほんの少しだけ傾け。 差し出されたオートミールをゆっくりと味わう。
その腕に触れる、女の手を、そっと撫ぜながら。]
(47) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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―朝・集会所2階―
[水を受け取って貰えると、微かに表情を緩めて。 へクターが来た時は、邪魔にならないよう端に寄り、 頭を下げるヤニクには、皆のおかげだからと首を振ったか。 ヤニクに嫌な予感がする、と聞くと不安そうに目を伏せ、 昨夜空き部屋で見た情景を思い浮かべながら]
ドナルドは、――確かに、人狼だった。
[そう告げる瞳は揺れていただろう]
……すぐに、戻るから。
[ヤニクに促されるように今度こそ立ち上がる。 額の傷がもう治りかけているのを見ると、微かに目を見開き、 何かを言おうとしたが結局口に出すことはなく]
(48) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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目が覚めて、良かった。
[それだけを、安心したように。 部屋を出る間際、何かが落ちる鈍い音がした気がして、 窓に駆け寄り下を覗くとペラジーの姿>>44があっただろうか]
……! だ、大丈夫……!?
[彼女の返答がどうあれ、慌てて部屋を出て行くだろう**]
(49) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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美味しそうだった…か。 だったら、料理を奮発してご馳走してたら、私は食べられる事も無かったのかな…
[そんな事を呟きながら思わずため息をついて]
人を食べるために、ドナルドさんは傭兵として外へでていたの…?
[ぽつりと聞こえた一言にそう聞き返す。]
(+28) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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|
[集会場に戻り、ヤニクが寝る部屋へと入る。 そこにいる二人。既にテッドを逃がしたという事実をヨーランダが話していただろうか。 静かに夜は明け、一度家に戻るというタバサを見送った。]
朝か。何か食う物でも持ってこよう。
[昨晩はろくに何も食べていなかっただろうと、階下へ食べ物を探しに降りる。 パンを数枚切り、後は干し肉といくらか残ったスープを温めた。]
(50) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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[それらと昨日の残りの林檎のタルトを見つければ、それも一緒に持って二階へ戻ろうとし――外から鈍い音が響く。 >>44]
何だ……?
[慌てて外に出れば、転がっているペラジーの姿。]
……何をしてるんだ。大丈夫か?
[助け起こそうと手を伸ばす。 ヨーランダが出てくれば、そのままペラジーの様子を見るように頼んだ。]
食うモンは用意してあるから、ヤニクと一緒に食え。 あいつが食いそうになくても、鼻をつまんででも無理やり食わせろ。 俺はミッシェルを迎えに行って来る。
[それだけ告げると、そのままミッシェルの家へと。]
(51) 2010/07/05(Mon) 23時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 23時半頃
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[ 料理をご馳走していたら、という言葉に笑う。>>+28]
まあ、よく鳴る胃袋は二階に放り込んであるからよ。腹減ることなけりゃ苛つく事もねえ。
[ そして、溜息の次に出た問いに対して。]
いいや? それだけじゃねえぜ? だけどな、戦争やる貴族ってのは俺達が裏切らねえ様にたんまり払ってくれるからな。 元はそれが目的だ。 あの野郎も似た理由だとは思うがよォ……?
[ 赤い外套の男を思い出し、徐々に怒気を孕ませる。]
クソッタレ! 納得行かねえ!! あのクソコウモリ野郎とっととこっちに来やが――。
[ 叫ぼうとして、ふと冷静になる。]
いや待て、俺がヤツに負けて? ヤツがアイツに負けるってことは……?
[ 頭の中でヒエラルキーを描き、苦悩する。]
(+29) 2010/07/06(Tue) 00時頃
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― ミッシェルの自宅兼工房 ―
[ミッシェルの家へと向かう途中、前方人影を見る。それがタバサと―ヘクターもいただろうか―だと分かれば、共にミッシェルの家へ。 タバサが家の中に声をかける。
……返事がない。
僅かな沈黙。それは不安となり、些か乱暴に扉を叩いた。]
おい!ミッシェル!! 開けるぞ!!
[その勢いのまま、扉を開ける。 静かな室内。そして、漂う血の――]
(52) 2010/07/06(Tue) 00時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 00時頃
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……あぁ
[ 声は掠れて、小さく小さく。 そっと中に入る。天井まで跳ねた血、横たわる姿を見れば、命が途切れてしまっていることはわかった。]
ミッシェル…
[ 静かに立ち尽くす。 穏やかに、眠るように閉じられた瞼と、荒れた様子のない部屋を見て、手の中の白い花を握り込んだ。]
(53) 2010/07/06(Tue) 00時頃
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ああごめん。 大丈夫、まだ生きてるよ。
[ヨーランダの声やガストンの声を聞くと、そう答えて自力で起きあがった。]
手を煩わせる事はないから、安心して。
[それだけを言うと、内心で「この空気は「終わって」しまったんだろうか?」と考え込んでいた。
食事の話には、昨日食べるのを忘れていた事もあり 大人しく従っただろう。]
(54) 2010/07/06(Tue) 00時頃
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|
良かった。じゃあ、また食べられるなんて事はないんだよね。
[ドナルドの言葉に少し警戒を解く]
戦争…か。なんで、人間同士なのに戦うんだろうね。 仲良くした方が楽しいのに…
[ドナルドが傭兵になった理由を聞けばそんな事を呟いて]
アイツ?
[何か苦悩している様子に首を傾げる]
(+30) 2010/07/06(Tue) 00時頃
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ン、ありがとウ、急いで転んだりしないように気をつけテ。
[受け取った水を今だチビチビと飲みながら外の何かが落ちる音を聞く]
今日は晴れ後人間かねェ。
[などとひとりごち、青空を見つめながらテッドを逃がしていた事、ドナルドの霊からは情報は聞けていないことなどを考える]
……ヨーランダが戻ったら信じるッて言ッてあげるカ。 人狼でも狂信者でも仲間の仇の俺を殺さないのは人間の証拠ダ。
背中の傷を俺の曲刀で広げるなりして失血死ぐらい簡単に装えるのニ、見てたダケ、だもんナ。 人狼とは思えナイ。
(55) 2010/07/06(Tue) 00時頃
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[ 抱えていた頭を上げ、アイリスを見る。>>+30 少しだけ警戒が緩んだことを感じ取った。]
――分からねえぜ? 狼は嘘吐く生き物だからよぉ?
[ なんとなく脅かす。彼女はどのような反応を返しただろうか。 彼女が怯えたのなら、それで溜飲を下げ、呟く。]
あー、ヤニクの野郎死なねえかなぁ。 そうすりゃ続きが出来るってのによォ……。
[ 次は不覚を取らない。拳を握りくつくつと笑う。]
(+31) 2010/07/06(Tue) 00時半頃
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―集会所・1階―
[1階へ降りると、食事を抱えたガストンの姿>>51]
ガストン。ありがとう。
[湯気のたつスープ皿とパン、タルトを受け取る。 リンゴのタルトに気付いた時には、 気付かれないくらい僅かに顔を綻ばせただろう。 ペラジーの怪我のない様子には、安心したように。 しかしその瞳の奥には、かすかな警戒心が残っているか]
……ミッシェル、いないの? うん、分かった。
(56) 2010/07/06(Tue) 00時半頃
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[言われて初めて、その事実を知る。 どこかで感じる警鐘音に心の中で必死に首を振り、見送った。 もう終わったと思いたい。 それは過去の願望でしかないことを、まだ...は知らず。]
上に、行っているから。
[食事をしているだろうぺラジーにそう言って、 零さないよう慎重に、ヤニクの元へと料理を運ぶだろう**]
(57) 2010/07/06(Tue) 00時半頃
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[争われた様子はない。ただ、天井まで飛び散った血が、この家の主の――ミッシェルの命の焔が奪われたことを如実に語り。 穏やかなその表情はまるで眠っているようにも思え――否、そう思いたかった。 しかし、それはどんなに望んでも叶わない現実。]
――ク ソォォォォォォォ!!!!!
[叫び、ミッシェルの躯を抱きしめる。 そこには既に昨晩背中に感じていた温もりはない。]
(58) 2010/07/06(Tue) 00時半頃
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[狼は嘘吐く生き物。ドナルドの言葉に少し体を硬くして]
そ、その時は返り討ちにしてやるんだから。
[強がってそんな言葉を返す。]
ヤニクさんは死なないよ。ヤニクさんは強いもの。きっと事件を解決してくれる。
(+32) 2010/07/06(Tue) 00時半頃
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―集会所―
[ヨーランダの瞳の奥の警戒心には、少し肩を竦めてみせのみで。]
食事、ありがとうね。
おや? ミッシェル、居ないんだぁ。 寝坊でもしてるのかなぁ。
[集会所に入った後に ガストンの「ミッシェルを迎えにいく」という言葉を聞いて、 何が起こったかは予想がついたが空々しく呟いた。]
ああ、そっちもまだ寝てるのか。 お大事にーとでも言っておいて? じゃ、いってらっしゃーい。
[慎重に料理を運んでいくヨーランダの言葉に、 手伝う事もなく手を振った**]
(59) 2010/07/06(Tue) 01時頃
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[カチャカチャと食器の音が聞こえて来れば窓から扉に視線を巡らせ、その際に痛む背中に悶絶し涙目になる]
お、おかえリ……
今日のメニューはパンとスープと干し肉かァ…… ガストンお手製かな、有り難く頂こウ。
[肉があるのは血を作りやすいので有り難かった]
ヨーランダはなンで側に居てくれるンだイ? 少なくとも俺は君を昨日までは信用して居なかったし、君も俺を怖がっていたダロ?
……あ、いあ、違うよ、どッか行けとかそういう意味じゃなくサ。 可愛い女の子と二人きりだとなにしでかすか分からないヨ?
(60) 2010/07/06(Tue) 01時頃
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終わらないのね…
[ ガストンの叫びを聞きながら、波立たない表情のまま。]
―回想・銀の皿―
[ どうすんだ、と聞かれ>>47驚いたように瞬いた。]
どうしようか。 全然、考えてなかったみたい。
[ 準備中の札を掛けられたままひっそりと佇む店内を見回した。騒ぎが終われば、ひょっとしてここにまた賑やかな客の声が戻って来ることがあるのだろうか。]
…貴方は?どうするの。 これからもこの村、根城にするつもり?
[ 未来のことを考えようとしても、霧の中にあるように真っ白で見当もつかなかった。だから質問をそのまま投げ返し、首を傾げたのだった。]
(61) 2010/07/06(Tue) 01時頃
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[ 返り討ちという言葉を聞き、にやりと笑う。>>+32]
ほぉ……? 楽しみにしてるぜ。
[ からかって遊ぶが、ヤニクの話になると険しい顔をする。]
野郎はソコソコだがな、マジになりゃ俺のが強いぜ?
[ 負け惜しみと知りつつも、言わずには居られない。]
(+33) 2010/07/06(Tue) 01時頃
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[その言葉に身を引かれると笑うだろう]
それよりサ、俺もヨーランダの事信じるヨ。 ずッと側に居て看病してくれてた子が人狼と思えないシ。
君が人狼なら仲間の仇の俺は誰も見てない時に殺せただろうしネ。
ドナルドと同じような傷をつけて失血死を装うのなンて簡単だろうシ。 狂信者でも人狼サマの仇だから素直に看病してくれるとは思えないからネ。
[二人で談笑しながら食事をしていれば集会所が静かな事に気が付いて]
そういや皆どうしたンだろうネ。 嫌な予感は外れてて実は皆もう家に帰ってたりするのカナ。
(62) 2010/07/06(Tue) 01時頃
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[そこではたと思う、これからの事。
人狼を探し殺すのが己の本来の『役割』であれど、この村を守るという『役割』を今回の人狼騒動で天から授かった、しかし人狼事件が終わったとしたならば自分はどうするべきなのだろうか]
……やッぱ、これからも闘って行くのかねェ。
[ぽつりと呟く、まだ封鎖は終わらない、本来の『役割』に沿うならば麓の町へ行き人狼を討つべきだろうか、その果てにいつかどこかで野垂れ死ぬのが運命なのかも知れない、それは未だに新たな犠牲者が出ている事を知らぬが故の愚かな想像]
(63) 2010/07/06(Tue) 01時頃
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むー。
[帰り討ちの言葉にも余裕の笑みを見せるドナルドの様子に悔しそうに唸る。]
そんな事無い!本気のドナルドさんだって、ヤニクさんならコテンパンにやっつけちゃうんだから。
[なぜかムキになって答える]
(+34) 2010/07/06(Tue) 01時半頃
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[どれくらいそうしていただろうか。 ミッシェルを抱き上げ、ベッドへと寝かせる。血に汚れたその顔を拭えば、本当に寝ているようで。]
なんで、お前だったんだろうな。
[ミッシェルの頬を撫で、終わらないと呟くタバサの言葉 >>61に静かに唇を噛む。]
皆に、報告しないとだな。……まだ終わっていない、と。
[それだけ告げると、一度も振り返ることなく集会場へと戻った。]
(64) 2010/07/06(Tue) 01時半頃
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― ミッシェルの家 ―
[扉を叩いても、何の音もない沈黙。その時点で悟る。 だから、扉が開いたときのその匂いと、ガストンの慟哭は。 ――なんの感慨も抱けない。ただ、心を飛ばす。]
……くそったれ。
[みるまでもない、事実。 いるのだ、と。
まだ、やつらは、いるのだと。独り息を吐く。]
終わって、ねぇってことだ。
[ゆっくりと、部屋に入り。その眠るような、顔が。 ガストンに抱かれているのを、見て]
(65) 2010/07/06(Tue) 01時半頃
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……やな予感がしたんでな。昨日もまじないはかけた。 ペラジーは人間だ。
[ころりと、取り出した石を、タバサに渡してやる]
戻るぞ。いい加減けりをつけなきゃならねぇ。
[あえて、あえて表情を殺して。小さく呟いた]
(66) 2010/07/06(Tue) 01時半頃
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― 回想・銀の皿 ―
――…ん、そーだなぁ。
[問いかけを返されて>>61 。ふと思案に沈む。 こないだの儲けは大きかった。しばらくは街で遊んで暮らせるだろうし、他の儲け話を追ってもいい、が。]
生きてりゃあ、の話だがな。 ま、根城にするのもわるかねぇとおもってるぜ?
いい女もいることだしな。
[するりと、その手を引き寄せて。酒瓶を軽く呷った]
(67) 2010/07/06(Tue) 01時半頃
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[ アイリスの言葉に、笑ってみせた。>>+34]
ほぉ……? 俺がヤツより下だってか。
[ くつくつと笑うが、瞳だけが笑えていない事に気付いたであろうか。]
いずれどっちが上か思い知らせてやるさ。 あの野郎に、とっくりとなぁ?
まあ……待ってやるさ。百年でも二百年でも、あの野郎が死ぬまで、な。 ――借りを返してからでも遅くはねえだろ。
[ 何処に在るかも知れない答えを求める。 ――飢えない以上、急ぐ要もない。]
(+35) 2010/07/06(Tue) 01時半頃
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― 集会場 ―
[中に入れば、階下に誰かがいても何も言わずまっずぐにヤニクが休む部屋へと向かう。 ヨーランダもそこにいただろうか。そこで静かに告げる、ミッシェルの死。]
まだ終わっていない。……終わっていなかったんだ。
[何故、昨日彼女を一人にしてしまったのか。“人狼”が複数いるかもしれないと、分かっていたのに。 自分を責める。]
(68) 2010/07/06(Tue) 01時半頃
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―ミッシェルの家―
[ 渡された、白く光る石を手の平の中に。 白い花と白い石が触れ合って乾いた音を立てた。]
人間――
[ ミッシェルへ視線を流す。切り裂かれた喉を。 それ以外に傷は、ついていない。]
ええ、戻りましょう。
(69) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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―集会所・2階―
[どこか涙目なヤニクに迎えられ>>60、 もしかしたら泣いていたのかと全く違う想像をして。 どこか遠慮がちに食事を渡しただろうか]
そう。ガストンが、作ってくれたの。
[いつの間にか、昔より言葉がすらすらと出せる。 そのことに気付くとともに、 まだあまり話せなかったアイリスのことを思い浮かべて。 そんな時に問われたせいか、何秒か顔を上げ固まった]
…………心配、だから?
[首を傾げながら、聞き返してしまう]
(70) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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[これでは答えになっていないと慌てて、 再度答えようとした時に言われた台詞に、えっ、と]
……なにしでかすか……。
[思わず考え込んでしまっただろうか。>>62 意味に気付いて身を引いたら、ヤニクに笑われてしまった。 信用すると告げられると柔らかな表情を浮かべたか]
あ、ミッシェルも、家に帰った、みたいで。 ガストンが迎えに。
もうすぐ、帰ってくると思うけど……。
[その言葉が叶わない。それを知るのはまだ先で]
(71) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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―集会所・一階ー
[ 扉をくぐると、中を一瞥して中央のテーブルへ。 フランシスカはまだ部屋の隅にいるのだろうか。 食事の皿を前にしたペラジーの向かいに、座って手の中の石を木の板に転がした。]
ヤニク、降りて来られるかしら。 ”話し合い”…二階でやる?ちょっと狭いけど。
[ まだ終わっていないことを示す言葉は二人にも届いただろう。 言わなくてもわかってるのかな、と肩を竦めた。]
(72) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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人狼が人を襲う……奴らの食いモンが俺たち人間だというのなら、納得出来なくても自然の掟なのかもしれない。 森ではそれが当たり前なんだ。弱いものが喰われ、強いものが残る。だからと言って喰われてやる気も、仲間を食わせる気もないが。
[そこまで言って、ミッシェルが殺されていた様子を思い出すと一度言葉を切る。]
(73) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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―集会所・2階―
[久しぶりに、穏やかな気持ちで食事をとる。 タルトを口に運ぶと爽やかな酸味と優しい甘さが広がり、 昔の養母の幸せそうな表情が脳裏に浮かんだ]
……おいしい。
[ほろりとひとつ、涙が頬を伝う。 それにヤニクは気づいてしまっただろうか。 ここで初めて流すそれに、思わず溢れそうになる沢山の感情を 抑えて、タルトを口に運びつづけただろう。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。 響き近付いてくる、ガストンの足音に、それを悟った]
(74) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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そうだよ。ヤニクさんなら、きっと…
[ドナルドにそう返すも、笑っているはずなのにどこか気圧されて、語尾が小さくなる。]
さすがに二百年は掛からないと思うけど…
[ヤニクの血の事などは知らぬまま、ドナルドの呟きに突っ込む。そこへガストンが深刻そうな表情を浮べ、入ってくるのが見えれば]
ガストンさん…?どうしたんだろう?
[気になってガストンの後を追おうとする]
(+36) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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―― そう。
[自分の返事は驚くくらいに冷めていて。 心の中から置いていかれたような、そんな気がした]
(75) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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だがミッシェルは喰われた様子はなかった。 ただ、殺されていただけなんだ。
[喰われていたら、許せなくても理解出来たかもしれない。 生き物は皆、食わなければ生きていけない。生きる為の行動だったと。 しかしそうではなかったのだ。]
殺すことが目的だったのか?何の為に。何故。
[それは、只の人殺しだと。小さく吐き捨てた。**]
(76) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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[昼食を食べた後は、昼下りらしく昼寝をしていた。 >>72タバサの言葉に、突っ伏したまま]
私は後からの参加でいいかな? ちょっとやりたい事があるんだ。
[逃げやしないから、と**]
(77) 2010/07/06(Tue) 02時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 02時頃
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何をしたいの?
[ 突っ伏したままのペラジーに、愛想の良い笑顔を見せる。空々しい穏やかさで。]
私も一緒にいっていい? 一人で行くなら――駄目よ。
[ 微笑んで、手元の石を撫でる。]
私、ペラジーに投票するから。
[ 歌うように、掠れた声は抑揚を持った。 白い石を見て、その石を渡した占い師を見た。]
(78) 2010/07/06(Tue) 02時半頃
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[ミッシェルの様子を説明され、途端に現実感が襲ってくる。 自分を責めているだろうガストンに、掛ける言葉がすぐに見つかる はずもなく、ただ黙って聞いていただろう]
食べられては、……いなかった。 それは、ドナルドとは違う、人狼だから……?
[まだこの中にいる。思い浮かべた姿は誰だっただろうか。 手をきつく握ると、治りかけた傷は、再び]
(79) 2010/07/06(Tue) 02時半頃
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水商売 タバサは、流浪者 ペラジーが突っ伏したまま動かないのを見ると、頬杖をついた。**
2010/07/06(Tue) 02時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 02時半頃
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[顔を上げ固まるヨーランダの顔を見つめる、陶器のように白い肌、瞳のブルーは昔見た地中海のように美しいと思った]
……心配、ねェ…… まッ、こンだけ大怪我して心配してもらえないとしたらよっぽどカナ。
[皆の同行を聞けば食事を続けながら頷いて]
ン、なンだやッぱ皆帰ってンのか。 でもガストンがまた呼びに行ったのカ?
フーム?
[まだ話し合いを続けるのだろうかと考えてふとヨーランダを見ると涙を流していて、その様子に優しく微笑みかけた、その後ガストンが報告に来れば眉を顰てため息をつく]
(80) 2010/07/06(Tue) 03時頃
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[ガストンの報告は口に手を当て静かに聞くに徹する]
――そうカ。 すまなイ、ガストン、ドナルドとやり合う前に、守ってやると約束したのにナ。 不甲斐無く相打ち紛いになッちまッたせいデ……
[ミッシェルとガストンの関係はどれほどのものか図り知れなかったが、彼の落胆ぶりを見るとアイリスを失い自分を見失った事がダブついて見えた]
――前にも話したロ、本能……この天から俺達に来る「命令」の話しだ、蜘蛛とか蝿とかのナ。
思うに、人狼は喰う事じゃなくテ、殺す事が本能なのかもナ、殺人鬼と一緒サ。
(81) 2010/07/06(Tue) 03時頃
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――フッ、こンな言葉、慰めにもならないカ。
とにかく、タバサやヘクターも一緒に戻って居るンダロ?
なら俺も参加しないとナ。 ヨーランダ、大丈夫、大丈夫だヨ。 君は俺が守るカラ。
[ヨーランダの様子を怯えと見てしまいそう声をかけながらベッドから降りて曲刀を帯びる]
イテテ、まだ背中が突っ張る感じだナ……
あの野郎、最後に余計な傷をくれやがって…… お気に入りのコートも台なしじゃねェカ。
[肩から背にかけて引き裂かれた外套は側に置かれていたもののボロボロで役割は果たせそうになかった]
(82) 2010/07/06(Tue) 03時頃
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[せっかく帯びた曲刀だったが歩く際に傷が痛むので已む無く再び杖変わりとしてヨーランダやガストンの支えも受けながら階下へと降りる]
……ミッシェルに、謝れなかったナ。
[思い出すのは昨夜の出来事、激昂してヘクターへ罵声を投げ掛けた際にミッシェルを意図せず傷付けていたであろう事を思い出し、同じように歩きにくい身体になって身に染みて申し訳なく思った]
……ミッシェルの仇は、ガストン、お前が討つカ?
[チャリ、と鞘飾りを鳴らして貸し出す事も厭わないとアピールをしながらガストンの顔を見る]
(83) 2010/07/06(Tue) 03時半頃
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[寡黙な男は曲刀に注視させた際には何を思い、何を考えただろうか、表情だけではガストンの考えは読み取れなかった]
……まだ残ってるとしても…… もう、大体の検討はついてるンダ。
まずヘクターは占い師だから除外、タバサも除外だよナ。 ヨーランダは俺も霊能者と信じるからここも除外、そうなると残りは俺、ガストン、ペラジー、フランシスカの4人ダ。
昨日も言ったガ、俺はガストンは信じてるから個人的に除外、俺自信も当然除外。
そうなるとペラジーか、フランシスカの二択なンだヨ、すでにナ。
(84) 2010/07/06(Tue) 03時半頃
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俺は昨日ドナルドと相打ち紛いで倒れて皆に夜通し治療してもらってたワケだから、ミッシェル殺しに関してはアリバイもあるンだよナ……
アイリス殺しをドナルドがやって意見の違いからぶつかッタ、とかの推理ならされそうだけど、俺には殺しに行く時間がなかッタ。 だから客観的に見てもガストン、ペラジー、フランシスカの三択なんじャねェかナ。 まだヨーランダを疑う奴が居るならヨーランダも含まれるガ、現状信じてる方が多いよナ。
ガストンがミッシェルを殺すッてのも、客観的に見て考え難いンじゃねェかナ……
(85) 2010/07/06(Tue) 03時半頃
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だから、傍目にもほぼ二択になッてる気がする、ンだよナ……
後はヘクターの占い結果次第ッてところカ。
[ヨーランダとガストンに推理を披露しながらやっとの思いで一階へたどり着く]
――まだ、続いてるンだッてナ。
……ヘクターにはもう誰が人狼なのか、目星はついてンじゃねェカ? まァ、結果から教えてくれヨ。
[階下に降りて早々に椅子に腰掛けてヘクターへ語りかける、タバサとペラジーの会話は着く前に始まっていたらしく、ペラジーに投票すると言うタバサに首を向けた]
ペラジーに投票だッテ?
(86) 2010/07/06(Tue) 03時半頃
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[集会所に求める姿はなかった。 ひどく胸騒ぎを覚えながら、談話室、キッチン、それぞれの部屋を探しまわる。 両親を探している途中、ヤニクとヨーランダを見つければ]
……お前は生きてたか、
[一瞬目元を緩ませて、けれどすぐに元の表情に戻し部屋を出る。 集会所から出て、外を探そうと思った時。 両親が一緒に入ってくれば、硬直した体の力が抜けていった。]
良かった。
[談話室に入る二人の背を見守る。 この世界に来てから、何度二人で居るところを見ただろうか。 てくてくく、まるで幼い子供のように後をつける。]
(+37) 2010/07/06(Tue) 04時頃
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……っえ? ペラジーさんに投票?
だって、その人は父さんが……
[人間だと判定したのでは。 母の手にある白い石をみつめながら、琥珀色を見据えた。*]
(+38) 2010/07/06(Tue) 04時頃
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[ペラジーから人狼反応が出たのかと期待の目でヘクターを見るが、ヘクターからはペラジーが人間という報告があるだろう]
ペラジーが人間なら、ガストン、少なくともアンタには人狼が見えてるンじゃないカ?
……フランシスカが人狼だッテ。
[その言葉は途中でタバサに遮られるだろうか]
冷静に考えろヨ、ヘクター、タバサ、ペラジーは人間だッて確実な証明がアル。 ミッシェル殺害に関しては俺にはアリバイがアル、3匹目の人狼だッて疑われるのは構わないがナ。
ヨーランダは霊能者ッて皆信じてるンだロ?
(87) 2010/07/06(Tue) 04時頃
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なら客観的に見ても残りはガストンかフランシスカの二人しかミッシェル殺しの容疑者は居ないハズダ。
俺はガストンがミッシェルを殺すと思えナイ。
[実際にミッシェルの亡骸を抱いて絶叫したガストンを見た訳ではないが、普段の二人の関係を鑑み、彼の考え方を聞く限りでは信用していると言う個人的感情以上に人狼とは思えなかった]
……そうなると、俺の投票もフランシスカになル。
これ以上、被害者も間違いを犯す訳にもいかないだろウ?
[テッドに関しては話は聞いていたが説得力を持たせるため間違いと称した]
(88) 2010/07/06(Tue) 04時頃
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(…笑いたくない時に、笑わなくても。いいんじゃ、ない、かな…)
[ほんの数日前にフランシスカに言われた台詞を思い出し辛そうに表情を歪める]
(――うん、守って。みんなを。守って。)
[この言葉は凶行を止めて欲しかった故に出たのだろうか、そう思うと不覚にも視界が滲むのを感じた]
――誰かを殺すトカ、殺さないトカ、そういう選択をなんで俺達が決めなきゃならないンだろうナ。
フランシスカが人狼だったとしても俺が力で抑えれば殺さなくても済むンじゃないのカ!?
[悲しい理想を場に*響かせた*]
(89) 2010/07/06(Tue) 04時半頃
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[集会所に戻ってからは。ずっと無口で。 目を瞑り、腕を組み。誰かに声を掛けられるか、誰かが動かなければ、ただ椅子に座り。
酒も呷らず。ただ。]
[だから、ニ階にペラジーを迎えにいったときの。タバサのその言葉>>78 も。ふん、と軽く頷いて受け入れたけれど。 一階に戻りながら、軽くその腕を掴んだ]
なぜ、ペラジーに投票する? 別に俺をしんじねぇのはいいが。理由があんだろ?
[その口調は、静かで。 常の男の様子とは、少し異なって。]
(90) 2010/07/06(Tue) 05時半頃
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[ヤニクの推理を聞きながら、長椅子に独り。 考えているのは、減ってしまった人数と、その行き先。
すべての要素は、それを語っているが。 すべての要素は、それを否定する。
なにを信じるのか、なにを疑うのか。 ただそれだけを思っていたから、ヤニクに結果を問われたとき、当たり前として口から流れていた。
ああ、ペラジーが人間だったってだけだ。 石ならタバサがもってるぜ。 ……そのタバサはペラジーに投票するらしーがね。
[ふん、と一つ唸って、宙に目をさまよわせる。]
ヤニクの言い分はもっともだかなぁ。 俺には、フランシスカがミッシェルを殺すってのも、にわかにはしんじられねぇよ。
(91) 2010/07/06(Tue) 06時頃
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|
まぁ、俺の目からみりゃ、だ。 残りは三択なんだよ。
ヤニク、あんたか。 ガストンか。 フランシスカか。
[つまらなそうに中空に言葉を投げかける。 組んでいた腕を頭の後ろに回し、ぎし、と長椅子をきしませて。
流れ出た言葉は、感情を押し殺した、低い響き。]
ヤニク、てめぇはたしかに昨日大立ち回りをしてた。ぬけだした様子もねーみてーだしな。 そしてガストンは昨日ミッシェルを送ってったはずだ。ガストンが殺すと思えねぇにしろな。 フランシスカと、ミッシェルが仲たがいしてるようにはどうにもみえねぇ。だろ?
(92) 2010/07/06(Tue) 06時頃
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|
[視線を落とし、ぐるりと。 部屋を見回す。 冷たく、刺すような、凍った瞳の、いろで。
そして流れる言葉は、そのかわりといわんばかりに熱を込めて。]
……要するに、なにを信じるか、じゃねぇんだよ、既に。 何を疑うか。何を踏みにじるか、何を吐き捨てるか。
そういう話だ、こいつぁ。 ……くそったれめ。
[手元の酒瓶を、やおら呷り。 椅子をもう一度、きしませた]
(93) 2010/07/06(Tue) 06時頃
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|
[目を瞑ったまま、小さく。 紡ぐ言葉は、まるでうたのようで]
人狼。 人狼。 人狼。 狼。 ――獣。
くそったれめ。
[だん、と。激しく足を踏み鳴らし。抑えきれない、何かが滲んだ、その声で。]
……ここまでは見逃してやってもいいって、俺はおもってんだよ。
人を殺した?だからなんだ。 人間様だって食うために豚を、鶏を、羊を殺してんだ。狩りってことならかまやしねぇよ、俺の目のとどかねぇところでやるんならな。
(94) 2010/07/06(Tue) 06時頃
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|
…――だが。
[するり、と静かに。目線をさまよわせ。言葉を紡ぐ]
だがよ。 こっから先は。そうじゃねぇだろ。 狩り、じゃねぇ。生き延びるための、仲間殺し、だ。
[その瞳に、こもる炎は。 どこか、なにかを越えたいろをともして。]
こんなかのどいつがそれか、しらねぇけどな。やめとけ。ここで。いまなら逃がしてやることだって出来なかねぇんだからよ。
……おとなしく、白状しやがれよ。
(95) 2010/07/06(Tue) 06時頃
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|
[>>78タバサの抑揚を持った声さえも聞き流していたが、 1テンポ遅れて飛び起きると]
それ、本当?
[自らに投票すると告げた女の顔を 前のめりになってじっと見詰めた。 やがて、視線を外すと思いきり椅子にもたれかかり]
あ、あは……………はは。 あははははははははははははははははははははははっ
[おかしげに笑いだした。 たとえ誰かが止めたとしても、 {1}分はたまにむせつつも笑い続けただろう。]
(96) 2010/07/06(Tue) 07時半頃
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[落ちついた後、目尻の涙を吹きながら]
いやはや。命を捨ててでもどうにかしようと思ってたものが、 こんなあっさりわかるとは、ねぇ。 くふふっ、なんか何もかも馬鹿馬鹿しくなっちゃった。 用事とかどうでもいいや。
[と、さもおかしげに呟いた。
そして、まだ誰かが残っていたなら連れだって 2Fへと向かっただろう**]
(97) 2010/07/06(Tue) 07時半頃
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流浪者 ペラジーは、すっきりした表情で、ドナルドにも感謝しないとなぁと呟いた**
2010/07/06(Tue) 08時頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 08時半頃
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[ 腕を掴まれて>>90占い師を見上げた。]
…貴方を信じないのは私の勝手だけど。
[ 静かに返す。]
信じても信じなくても同じよ。 ……私は、誰がミッシェルを殺したか、を考えてるの。誰が狼かじゃなくて。
(98) 2010/07/06(Tue) 08時半頃
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―2階から1階へ―
[人殺し、殺人鬼。 頭に浮かぶのは、アイリスの笑顔、ミッシェルの強い瞳。 そしてドナルドと――この集会所にいる、みんな。 殺す事が本能、その言葉が頭のなかをぐるぐると回って]
……え?
[自分を守るというヤニクを、はっと見上げる。 わたしを、と呆然としたように呟き、何かを言おうとして 口を開いたり閉じたりを繰り返したが、結局小さく頷いた]
無理は、しないで。
[それだけを、伝えただろう ヤニクはガストンが主に支えるだろうと空の皿などを抱え、 ふらつくことがあれば助け、階段を降りてゆくか]
(99) 2010/07/06(Tue) 08時半頃
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……仇。
[鞘飾りの鳴る音に、ガストンに一瞬視線を向ける。 彼はどうような表情を、言葉を返しただろうか。 どうであっても、...は唇を噛み何も言うことはない]
…………。
[ぺラジーと、フランシスカ。 流れるように語られる推理にも、口を挟む事はなく。 ただ静かに感情を表に出すことなく聞いていた。 皿がぶつかる嫌な音がかすかに響くのは、手が震えているから]
(100) 2010/07/06(Tue) 08時半頃
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―1階・集会所―
これを、置いてくるから。
[1階に着くと、早足でキッチンへ向かおうと。 背後から聞こえるだろう。 タバサのぺラジーへの歌うような声の宣告が。 それは昔を思い出すこともなく、どこまでも空虚で。 響き渡るぺラジーの笑い声もまた、同様に。
へクターの告げる事実が、遠くに聞こえた]
(101) 2010/07/06(Tue) 09時頃
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―キッチン―
…………。
[タライにはられた水に、自らの顔が映る。 そこにあるのは、悲しみか、怒りか、遣る瀬無さか]
なにを、ふみにじる、か。
[耳に届くへクターの言葉を、歌うようになぞる。 タバサのものとは雲泥の差なのに、響きは似ていて。 ただ...のものには意思が感じられないだろうか。 そしてもう見たくないとでもいうように、タライに手を突っ込む]
(102) 2010/07/06(Tue) 09時頃
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……あ。
[じわじわと広がっていくのは、『あか』 先程のせいで傷が開いてしまったのだろう。 染まっていく水を呆然と目で追って。
頭に浮かんでくるのは。
サイモンを染めた、赤。 アイリスを染めた、赤。
そして見てはいないけれど、ミッシェルを染めた、赤]
(103) 2010/07/06(Tue) 09時頃
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…………っ。
[強く強く手を握る。痛いほどに。 そして自分を戒めるようにぎゅっと目を閉じて。
逃げては駄目だ。絶対に。
分かっている。 気付いている。
その可能性に、知らない振りをしていただけで。
誰かを疑わなければいけない。 この中に絶対に人狼はいるのだから。
自分も、何かを、踏みにじる。
人狼だったドナルドは死んだ。 そして狼だとしても、彼を殺したのは、自分なのだから]
(104) 2010/07/06(Tue) 09時頃
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……フラン、シスカ。
[思い出すのは、沢山の彼女の姿、表情。 人を避けてばかりだった...だから、そう多くはないけれど。 まだ皆が居たときの、集会所で。 赤い花を大切なものと言った時の、嬉しさと…翳りを帯びた笑顔。 ガストンに縋って泣く、悲痛な声。 それは墓場で聞いたオルゴールの旋律と重なって、耳に甦る。
そして最後に。 昔一度だけ、勇気を出して祭りに行った時の舞台。 養母に勧められても頑なに拒んでいたのに、 歌い手と踊り子の話を遠い噂に聞くと、どうしても気になって。 こっそりと家を抜け出し、夜の道を走ったのだ。 そして小さくなって、でも目を丸くして見た、あの。
タバサの歌に合わせ、華のように舞うフランシスカを。
そのふたりの笑顔は色褪せることなく記憶にあった]
(105) 2010/07/06(Tue) 09時頃
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―― 戻ろう。
[開かれた青灰の瞳には、どんな色が映っているだろう。 手のひらでなく、直す人のいなくなった守り石を握り締めて。 みんなの居るだろう談話室へと戻っていく**]
(106) 2010/07/06(Tue) 09時頃
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[ アイリスの言葉に黙る。>>+36 ヤニクの正体を明かそうとも考えたが、結局は『俺は吸血鬼なんぞより下じゃねえよ』と心中で吐き捨てるだけ。 やがて、テッドが彼方此方をうろついているのを見て何事かと眉をひそめる。>>+37 次第に人は集まる――特に、ガストンとタバサの表情が険しい。]
ほお……一人で、ねぇ?
[ 憐憫と嘲笑が入り混じった表情。 だが、それも次第に怒りの色へと染まっていく。>>76]
喰うでもなくただ殺した――だとぉ!? フザケてんじゃねえぞックソガキィ!!
[ テーブルを強く叩くも、既に音は鳴らない。]
(+39) 2010/07/06(Tue) 10時頃
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[何を踏みにじるかと言われると背中の痛みなど気にせず首を左右に振る]
……分かってル、分かってるンだヨ、そンな事ハ! 俺だッて多くの人を、人の命を、自分の勝手で踏みにじッてきたンダ。
でも、昨日皆言ッてたじゃないカ。 俺がアイリスを殺したとは思えないッて、ガストンとミッシェルだッて似た様なもンだロ?!
ミッシェルとフランシスカはどこまで仲が良かッたのか、そもそも、夕べの事はドナルドを倒して以降の事はヨーランダに聞いた事でしか分からナイ。
ケド、ここでの取捨選択なンて……簡単には……
(107) 2010/07/06(Tue) 10時頃
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[ ペラジーに投票すると宣言するタバサ、それを受けて笑うペラジーと、石のように表情を殺したヘクター。>>78、>>96、>>90]
生き残るための仲間殺しだァ……? 下らねえ……、生き残りてえならじっと隠れてりゃいい。 どいつもこいつも、ここに居るヤロウ全て、俺が死んで安心してたんじゃねえのかッ?
[ 歯を軋らせるようにして、搾り出す。 次いで、視線を見知った顔へと向ける。]
テメエが選ぶのはペラジーかよ。 まあ、誰を殺してえのかなんざテメエの勝手だがなァ……。 ――テメエ、何時まで『見ねえ』心算だ?
[ 届く筈は無いと知りつつも、タバサの顔を睨み付けた。**]
(+40) 2010/07/06(Tue) 10時頃
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さすらい人 ヤニクは、ギリと歯を食いしばる、包帯の背に赤い線が滲む
2010/07/06(Tue) 10時頃
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……状況、的には…… ミッシェルを送って行ったガストンが一番怪しいのカモ、知れナイ……
送って行ってその時ニ―― ――ダ。
ケド、ミッシェルを殺した人狼が、喰うためにでなくただ殺したのは何故カ、なンて疑問をなンのためにすル。 俺にハ、ガストンが酷く落ち込ンで見えるヨ。
昨日自分を見失ッた俺みたいにナ。
――だから、ガストンは違うと信じル。
[俯きそこまで言ってからタバサの台詞に顔を上げる]
誰が狼カ、じゃなくテ、誰がミッシェルを殺したか、カ――
確かにそれなら、いあ、デモ――
(108) 2010/07/06(Tue) 10時半頃
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[確かにペラジーは傍から見ても誰とも関係が希薄に見えた、何をしてもおかしくはないだろうとも頭の片隅では思う]
――デモ、ミッシェルの亡骸は、どんな状態だったンダ?
人の手、のみならズ、見た目にも非力そうなペラジーが、返り血一つ浴びずニ、出来うな殺し方だッたのカ?
[ミッシェルの亡骸を見ていないから、ただ殺されていただけと聞かされても損傷度合いが想像出来なかった]
それニ、それでもし人の手でなく、人狼の仕業だッたら、今日ペラジーを処刑したッて明日も誰か死ぬ事になるかも知れないダロ。
(109) 2010/07/06(Tue) 10時半頃
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さすらい人 ヤニクは、水商売 タバサをそう言って見つめた。
2010/07/06(Tue) 10時半頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 11時頃
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[ヤニクの言葉を、部屋の隅のほうでじっと聞いていた。 視線を下げることはせず、真っ直ぐに前を見て。 何かに耐えるように、手には守り石を強く握りしめると]
……ぺラジーは人間。
わたしは、へクターの結果を聞くまで、疑っていて。 でも人狼でないなら、今日投票はしない。
ヤニク、ガストン、フランシスカ。選択肢は、みっつ。 皆の場合は、もちろん、わたしが入るけれど。
人狼を処刑しないと終わらないと、思うから。
わたしは、そうする。
[これ以上、誰にも死んで欲しくないからとは、言わない。 そんなことは皆同じだと分かっているから。 ...の絞り出した言葉に、タバサはどう返しただろうか。 たとえ自分に嫌疑が向かったとしても、恐れないはずだ]
(110) 2010/07/06(Tue) 11時半頃
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タバサにも、皆にも、何も強制はできない。しないけれど。
[全てはただの意思表示。説得でもなんでもない。 分かりにくく順序も滅茶苦茶だが、...には精一杯だった。
息を吸って、吐いて。喉は渇いて痛い。 震えそうになる唇を噛んだ。逃げるなと自分を叱咤するように。 そして皆の会話が途切れたタイミングで宣言するだろう。 理由を後にして。震えは抑えきれたか分からない]
―― わたしは、フランシスカに投票、します。
[周りの反応は、...の目には映らなかっただろう**]
(111) 2010/07/06(Tue) 12時頃
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墓守 ヨーランダは、さすらい人 ヤニクの背を心配そうに見ただろう。
2010/07/06(Tue) 12時頃
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[ 毅然として前を見据えたヨーランダに目を見開いた。>>110]
腹、括りやがったな。
[ まともに会話をしたことは無い――己が威圧的に出る事を棚に上げて『いつも下ばかり見ている弱い女』と思い込んでいたヨーランダの意思の篭った言葉。 その言葉を深くかみ締めるように、静かに瞑目する。]
テメエらもいい加減、俺を苛つかせるんじゃねえ……。
[ ため息と共に吐き出された毒に、触れれば刺るような針は無い。 暗闇のなか、浮かんだのは二人の女。**]
(+41) 2010/07/06(Tue) 12時頃
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―回想― [集会所を出てどこかへ行くタバサとヘクター。 部屋の隅からそれらをぼんやりと見送る少女。
何者かが屋根から落ちる音>>44には身をびくりとさせて窓を見やったけれど。 少女が何事か行動を起こす前にヨーラン>>49ダやガストン>>51が動いたのだろう。 戻ってきたのがヨーランダとペラジーだけで、ガストンがいないのを見れば。 膝を更に抱き寄せ、そこに顔を埋めただろうか。
食事がなされているのを見れば、空腹を感じる。
“何も”食べて、ないから。
きっと満たされることのない空腹を感じながらも、少しだけでも紛らわそうと。 肉は避けて、パンとスープを口にしただろう。
やがて帰ってきたガストンたち>>68。 彼が何も言わずに階上へと向かう姿にそっと目を伏せて。 タバサが近くに座れば、その言葉>>72を耳にすれば。]
(112) 2010/07/06(Tue) 12時頃
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[
――ごめんなさい。
溢れる想いは雫となって。 まだ残っていたスープに塩味を増した。]
(113) 2010/07/06(Tue) 12時頃
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[ヤニク達が姿を現す>>86と、ゆっくりとした動作でそちらをみやり。 彼の怪我の調子がよくなっていることに思わずほっと息を吐いた。 どこかで、恐怖がわきあがるのは抑え込んだままに。
そして。
ヤニクの言った言葉>>87。]
あ、たし…は
[びくり、身を震わす。 相反する感情が、少女の思考をよぎる。
何を、続けたかったのか。 何が、続けられたのか。
それは少女にもわからなくて。]
(114) 2010/07/06(Tue) 12時頃
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[思考に囚われていた時、突如聞こえてきた笑い声>>96で顔を上げる。]
ぺ、ペラジー…?
[おずおずと名前を呼んでみるも、反応はあったかどうか。 彼女の言葉、よく、わからないけれど。 2階へと足を向ける彼女に声をかけることすらできず。ただただその後ろ姿を見送ったのだろう]
(115) 2010/07/06(Tue) 12時頃
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[ 背中を丸め、顔を隠すようにスープへと向かう少女。>>113]
――ちっ。
[ 拳を握り、その頭目掛けて振り下ろすが、手応えは無い。 分かっていた。だが、振り下ろさずにはいられなかった。]
テメエは……。
[ 胸を焼くような苛立ち――その少女の背中に在りし日の己を見たせいか。]
泣いたって喚いたって、どうにかなるもんでもねえだろ……。
[ 頭を掻き、背を向けた。]
さっさと決めやがれ。テメエはどうしたいのかってのをなァ?
[ 砂時計は落ち切ろうとしている。 どうなるにせよ、後悔だけは残さないように。 言葉にはせず、席へと戻った。**]
(+42) 2010/07/06(Tue) 12時半頃
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―集会所・一階―
[ ペラジーに投票すると言った後は、ただ皆の言葉を黙って聞いていた。 テーブルの上の白い石を撫でる。 フランシスカに投票するという言葉も、遮ることなく聞いた。ちらりとフランシスカに向ける視線も凪いだまま変わらない。]
何を踏みにじるか…ほんとに、そうね。
(116) 2010/07/06(Tue) 13時頃
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[ ヤニクに視線を向ける。]
ヤニクの"客観的"な前提には二つ、不確定なことがあるの。 一つ――へクターが本当に占い師だとは限らない。 もう一つ、人狼がドナルド以外にもいるとは、限らない。
皆、ミッシェルが見つかるまで、事件は終わったかも知れないって思ってたでしょ。 終わらなかった。ミッシェルは死んだ。
でもどうして、だからと言ってミッシェルを殺したのが狼だという前提で話を進めるのかしら。へクターが誰かを狼だと言ったわけでもないのに?
[ ヤニクへ向けて、ミッシェルの家を訪ねた時のことを話す。]
はっきりしてるのは、鋭い何かで首を切られたということよ。狼の爪かもしれない。ナイフかもしれない。その曲刀なのかもしれないね。
後ろから近づけば、腕力だとか返り血だとか、あまり関係ないと思う。私でも出来たわたぶん。
(117) 2010/07/06(Tue) 13時頃
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[ヨーランダの宣言にタバサからヨーランダへと視線を巡らせる、奇しくも背中を心配してくれる視線とぶつかっただろうか、心配そうな瞳には優しく微笑みを返して、フランシスカへと視線を移した]
フランシスカも俺の手当て、手伝ってくれたンだッてナ、お礼が遅れてゴメンナ、ありがとウ。
……さっきの俺の推理を当て嵌めれば君から見たら君には分かってるハズダ。
ガストンが人狼だト。
今は君の方が人狼疑惑では疑われている立場なンだヨ? それともタバサみたいに、ミッシェル殺害を人間の手の物と思ってル?
(118) 2010/07/06(Tue) 13時半頃
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[ ヨーランダに視線を向ける。]
ヨーランダは霊能者じゃないかもしれない。本当はアイリスだったのかも。でもそんなこと関係ない。 私がヨーランダを信じてるからじゃなくて…
ヨーランダとヤニクにはミッシェルは殺せなかったから。
[ 瞬いて、また石を指先で転がした。]
ミッシェルと交代してから、朝までずっと私達三人は一緒だった。三人とも――もしくはヨーランダと私が共犯でヤニクが起きなかったのでない限り、私達にミッシェルは殺せない。
これは絶対よ。
[ 最後の言葉は、ヤニクを三択に含めたへクターへ向けて。]
私は、ヤニクとヨーランダ以外の全員がミッシェルを殺せたと思う。誰を占ったか、誰が人間かなんて関係ないわ。 ミッシェルは、食いちぎられたわけでも引き裂かれたわけでもないんだから。
(119) 2010/07/06(Tue) 13時半頃
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[フランシスカに声を掛けた後、返事を待つ前にもタバサに視線を戻した]
オイ、人狼事件には占い師、霊能者、守護者が現れる、文献にはそう書いてあッたンだロウ? ミッシェルが、アイリスちゃンが、伝えてくれた事を無視するのカ。
ヘクター意外に占い師と名乗りを上げた者は居なイ、なら文献に沿えば占い師と言う役割を授かった者はヘクターじゃないカ。
ヨーランダは名乗り出る前にアイリスちゃンが逝ッてしまッたから信用できるのかどうかにかかる事だケド、タバサは信じるンだロ? ヨーランダが霊能者だト。
(120) 2010/07/06(Tue) 13時半頃
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タバサは霊能者の存在は信じるが占い師の存在は信じないのカ? そンなの矛盾しているヨ。
守護者については、多分俺がその役割を担ってるンだろウ。 俺には特別な力があるからナ。
ミッシェルは、鋭い物で首を切られてたのカ。 確かに俺の曲刀でも斬れるかもナ、でもドナルドと相打ちになッて倒れた後、皆が交互に俺を見てたンだロ?
ミッシェル殺害は、どう考えても俺には無理ダ。
ヘクターが狼だと報告した訳じゃナイのニ、人狼事件と考えるのがおかしいと言うのはヘクターを信じないッて言葉と矛盾しないカ。
(121) 2010/07/06(Tue) 13時半頃
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……あたしは、別にそんな。頑張ってたのは、みんなだから。怪我、回復してきたんだね、よかった。
[向けられたヤニクの視線>>118に首を振って応える。
――よかった。 そう、思うのは。本当で。 動けるヤニクに、恐怖を感じるのも、本当で。
微かに浮かべた笑みは、回復したことへの安堵。 そして、恐怖を感じる自分への。自嘲のそれ。]
(122) 2010/07/06(Tue) 13時半頃
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[ ヤニクの反論に微笑んだ。]
客観的に狭めているつもりで、落とし穴を見落としてるから言っただけよ。 もし明日も誰か死んで、恐慌の中で気付いたら話し合いどころじゃなくなるから今言ったのよ。
ヤニク、
もう一人、いるじゃない。
一番最初に殺されたのは誰?人狼に怯えて、気が触れたあの人が、どうして占い師でないと言い切れるの?
サイモンが占い師ならヘクターは誰? そして、ヘクターが偽者なら、私は誰?ペラジーは?
(123) 2010/07/06(Tue) 13時半頃
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……。
[そして。問われて。
ああ、生きるためには。
生き残るためには。
誰かを、代わりに。
しなくてはならないのだと。
生きたいと、願う少女は。
そう願う少女の意思は。果たして、どちらの。]
(124) 2010/07/06(Tue) 13時半頃
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|
ひと、の手、なのかな……ちゃんと見てないから、わからないけど。 姉さんが言うのを、信じるなら。ひとでも。できた、んでしょ…?
[その場しのぎの応え。 声が、震える。
誰かを犠牲にしてまで、生きたいのか。 そう、思うけれど。
――何を失っても
生き、なきゃ。いけない。
錯綜する思考の中、大きくなるのは、そればかり。]
(125) 2010/07/06(Tue) 13時半頃
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勘違いしないでね。 今その可能性を検討しないで、後になって刀振り回されたら迷惑だから今考えろって言ってるの。
ヘクターを信じないなんて言ってないわ。
[ 琥珀色に冷たい炎を灯らせて、掠れた声ははっきりと告げる。]
誰に何を言われても。 全員を殺して踏みにじることになっても。
…ヘクターの正体が狼だったとしても、"私は"ヘクターを殺させる気はない。
[ それなら私が狂信者だったってことになるわね。と笑んだ。]
(126) 2010/07/06(Tue) 14時頃
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踊り手 フランシスカは、笑うタバサに視線を向ける。とても、綺麗だと、想って――
2010/07/06(Tue) 14時頃
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[ ガストンとフランシスカに顔を向ける。フランシスカと目が合った。]
ヘクターが偽者でなくて、まだ狼がいるのなら、二人のうちどちらかが人狼。
でも、二人とも、ミッシェルを殺す理由がない。
飢えに耐え切れなかったならわかるわ。そういう化け物なら。でもミッシェルは前の二人と違い過ぎる。 アイリス、の…肩、見たでしょ。サイモンの死体は見てないけど、腕は明らかに齧った跡があったって聞いた。
[ 無残に食いちぎられた肩口、裂かれた腹部のいろを忘れるはずもない。]
二人とも、人狼がまだいるって知らしめるために、わざわざミッシェルを選んで殺したの?何のために?処刑されるため? そんなの、おかしいわ。
…理由が、あったのかもしれない。どちらかが、ひょっとして両方狼なのかも。 でも、動機を考えれば一番怪しいのはペラジー。人間だということを差し引いても、彼女なの。 だから、投票するなら、私はペラジーを選ぶわ。
(127) 2010/07/06(Tue) 14時頃
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|
[ そしてペラジーへと視線を。]
ドナルドは二人を食べた。餓えを満たすため、でしょう? ミッシェルは違ったわ。彼女は殺されただけ。死なせるだけでやめるのは、ケモノのすることかしら。 その業は…"人間”の特徴ではないの?
[ それはまるでガストンの言葉>>76を聞いいたかのように呼応した。 低く掠れる声。向かいに座るペラジー、投票すると聞かされて笑った女に、瞬いて首を傾げた。]
どうしてかしら?……貴方が言ったのよね。
【良い子が死ねば人に人を殺させるのが簡単になる】って。
(128) 2010/07/06(Tue) 14時頃
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きっと、今夜フランシスカを処刑して、明日ヘクターが――ガストンは人間だった、もう狼はいないって言っても。
また誰かが死ねば、私たちは狼を探して延々と殺しあいを続ける——そうでしょ? それなら、「きっとサイモンが占い師だった」ってことになるんだもの。
誰もいなくなるまで、終わらない。
――それが目的なの?
[ ペラジーの思い、ペラジーの目的を知らない故に。 ミッシェルの穏やかな死顔から、フランシスカの生への欲望を感じられなかった為に。]
もしそうなら、貴方の望みどおり…私は人殺しになるわ。貴方を殺す。
(129) 2010/07/06(Tue) 14時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 14時半頃
|
[何のためだろう。
何のためだったのだろう。
ミッシェルの喉を裂いた己の手。
テーブルの下にあるそれを、ちらりと見やる。
彼女の辛そうな顔をこれ以上見たくなかった。
確かに、それはあった。
ああ、だけど。
押さえつけては、いるけれど。 ふとした時に首を擡げる“狼”。
食べたい。生きたい。そう思う“それ”に。
そんな理由をつけただけで、抗ったつもりで、負けていた、だけなんじゃないかと。]
(130) 2010/07/06(Tue) 14時半頃
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|
[思考の渦に溺れている間にも、タバサの言葉は続いて。
最後の、一言が。
はっきりと、告げられた、一言が。]
姉さん…っ
[胸に刺さって。
思わず、声をあげた。
ああ、貴女に。 そんなことを言わせたくないのに。]
(131) 2010/07/06(Tue) 14時半頃
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ぐむ……
[タバサの反論に言葉が詰まる、確かにサイモンが占い師だった可能性も無いとは言い切れない、だが――]
……確かに、サイモンが占い師だッた可能性はゼロじゃないナ。 むしろ、サイモンが占い師だッたからこそ、最初の犠牲者がサイモンだッたのかも知れナイ。
そう考えるとしっくる来る事は、アル。
――だが、やッぱり論理的じゃナイ。 ヘクターが偽物の可能性を考えるなラ、むしろ怪しいのはタバサ、君になるヨ。 あるいは、ヘクターだネ。
サイモンが占い師だった場合、ヘクターは人狼か狂信者だロ。
(132) 2010/07/06(Tue) 14時半頃
|
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ヘクターが人狼の場合、何故初めにあれだけ怪しいドナルドを占ってシロだと言わなかったのか、これが引っ掛かる。 もしかしたら3匹以上人狼は居て、同じ人狼のタバサを優先して守りたかったのかも知れナイ、ケド2回目の占いでもドナルドを外した理由ハ? 今日ミッシェルを殺すためにミッシェルをシロと断じて、自分もドナルドに投票すると宣言する理由がヘクターにはナイ。
これは狼の正体を知っている狂信者だッたとしても同様に思ウ。
……乱暴者を始末したい小さな裏切りぐらいはあッたかも知れないけどネ。
(133) 2010/07/06(Tue) 14時半頃
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ヘクターの正体が人狼にせよ、狂信者にせよ、ヘクターを偽物とするなら一番初めに占われているタバサ、君が人狼である可能性が一番高くなるンダ。
ケド、敢えてここで自らの安全圏をかなぐり捨ててまでヘクター偽の可能性を人狼が示唆するとも思えないシ。
そもそもヘクターが人狼に関わる者ならドナルドをまッたく庇わなかッた事に利を感じナイ。
俺はやッぱりヘクターを信じるヨ。
後はガストンか? フランシスカか? この二択だけダ。
ペラジーを殺して明日も誰かが死ぬなら延々殺し合いが続くのは同じ事ダ。
(134) 2010/07/06(Tue) 15時頃
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[とは言ったものの言葉に自信はなさそうで、フランシスカを見て感情を抑えるように強く目を閉じる]
俺だッてフランシスカが、ガストンが、どっちかかあるいは両方が人狼だなンて思いたくナイ。
[サイモンが占い師の可能性、この言葉がとてつもなく重い足枷に感じられる]
クソッ! なンでだ、なンでドナルドだけで終わらなかッたンだよッ!
[強く机を叩く、背中に走る赤い線はさらにその色を濃くして、痛みより現状の辛さから顔を歪めた]
ペラジー、君からは反論はないのカ。 疑われているのに、何故笑ウ。
(135) 2010/07/06(Tue) 15時頃
|
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[ フランシスカの声>>131に、驚いたように眉を上げた。 髪に挿された赤い花が揺れる。同い年の幼馴染が、妹の為に選んだ花。
私にはないの?と拗ねて見せたのは、ただ妹思いの少年をからかっただけだったのに、と。 思い出して自分の白い髪留めを握る。
――赤毛に赤い花じゃおかしいだろ――
留め金の壊れた白い花。ミッシェルが死んで、赤毛を飾る機会は永遠に失われたのだろうと思う。]
(貴方を守ってあげたかったよ、パコ。狼のはず、ないって。 でも、もう言えない。ドンが狼だったから――もう想い出の優しさには縋れない)
……フランシスカ、は。 私達と交替した後、ずっと一階にいたの?ここで寝てた?
[ もしかしたら、妹を追い詰めるかもしれない質問を、紡いだ]
(136) 2010/07/06(Tue) 16時半頃
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[ ヤニクがヘクターを信じると言えば>>134明らかに安心したように息を吐くのに、唇は反論を探して紡ぐ。]
それを言うなら、ドナルドを庇った人はそもそも誰一人いなかった、ってことに目を向けるべきじゃないかしら。ヘクターだけじゃなくね。
[ 彼を庇う者がいたとすれば、それは自分だけだっただろう。最初の夜も、次の夜も、ドナルドはずっと孤立していた。]
狼にせよ狂信者にせよ、仲間のドナルドを守る気なんてハナからなかったんでしょ。 ……それか、やっぱり人狼は最初から最後まであいつ一人でしかなかったのかよ。
[ 冷やかに吐き捨てながら、両手が震えだしたことに気付いて眉を顰めた。 白く光る石をそっと握って、また指を開いて、握って――激情を抑え込む。ここで泣き出すわけにはいかなかった。]
(137) 2010/07/06(Tue) 17時頃
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[ヤニクの視線を感じてそちらを見やる。 彼は既に目を閉じていただろうか。
彼の言葉、机へと打ち付けられた音。
止められない。止まらない“本能”。
自分でもどうしたいのか。 どうしてほしいのか、わからないけれど。 彼からそっと目を離して唇を噛む。]
(138) 2010/07/06(Tue) 18時頃
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[驚いた表情を見せるタバサ。 思わず名前を呼んだけれど、その後に告げる句は、考えてなくて。思い、つかなくて。 視線を下げると、白い髪留めが、目に入って。]
………お兄ちゃん・・・
[ぽつり、無意識的に言葉が出る。
姉の拗ねた表情を思い出す。 そして、兄の言葉も。]
……寝て、た。起きて、たけど、起きてようと思ったけど、いつのまにか、寝てた、みたい…
[常の呼び方をしない姉の言葉に、なぜか浮かびそうになる涙を堪えながら、応えた]
(139) 2010/07/06(Tue) 18時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 19時半頃
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[母は父を信じていない。 一時はそう思ったが、続く母の言葉を聞いて思い直す。 どれだけ父を信用しているか。 否、どれだけ父を愛しているか。]
僕の声はもう届かない。 二人に触れる事も、触れて貰う事もできない。 でも、
[―――良かった。 母の、父への思いの強さを知ることができて。]
父さんも、母さんと同じだよね。 うん……絶対同じだよ。
[母の傍らには、いつも父の姿があった。 母のように言葉で表したりはしないが、父は態度でそれを示していた。]
(+43) 2010/07/06(Tue) 19時半頃
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[立ち去る前、少年は父と母の手を握る。 その温もりは肌を通して伝わってはこないけど。]
例え、人を殺すような事があっても。 アナタ達は僕の自慢の両親だよ。
会えて良かった。会いに来て良かった。
[優しさ、強さが少年の手に伝わってくる。 手を握り締めながら、若草色に二人の姿を焼き付けて、 決して忘れない、と心に誓う。]
もう一度、チャレンジしてみよう。 入り口があるってことは、出口もある筈だ。
[二人に背を向ける。 両の拳は何を意味してるのだろう。 少年は一人、森へと向かうのだった。*]
(+44) 2010/07/06(Tue) 20時頃
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[>>115フランシスカの視線には気付かぬまま、 のんびりと見守る。 >>128>>129タバサには]
ま、心の底からごはん食べる事しか頭にない 狼になってたんならばやらないでしょうね。 人狼っていうくらいだから、頭があってもいいと思うけどねぇ。
うん。言った言った。だってそうじゃない。
で、まあ誰かが死んだりしたらそうなるんだろうねぇ。 私が殺したにせようっかり足を滑らせて死んだにせよ。
目的、かぁ。これまで必死でそこまで考えてなかったけど…… まぁ、そう思うんならそうなんじゃない?
[どうでもよいと言わんばかりの口調で答えた。 最後に「望み通りにヒトゴロシになる」、との言葉を聞いたときだけはくすりと笑った。]
(140) 2010/07/06(Tue) 20時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 20時半頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 21時半頃
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ふん。 信じても、信じなくても。か。
[タバサの言葉>>98 を、そっと頭の中で転がす。]
[目の前で繰り広げられる騒動。 必死に考えているだろう、タバサやヤニク。 それに対して――]
ペラジー。お前さん、愉しいっていってたのは、どうなった? なにもかもどうでもよくなったのか? ……ドナルドが死んでよ。
[さらりと、言の葉を、そこに落とした。]
(141) 2010/07/06(Tue) 21時半頃
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[ フランシスカの呟きは聞こえなかった。つっかえつっかえ、絞り出された返事>>139に頷く。]
寝てた…そっか。
[ なんで、起きてようと思ったの。 その疑問は脳裏で言葉を形作る前に消えた。ただもやもやとした違和感が喉に詰まって、息苦しさに喘ぐ。]
(142) 2010/07/06(Tue) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 22時頃
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何故笑う? そりゃ、何もかもがおかしいからさ。
[>>135ヤニクの言葉に答えながら、手元でマトリョーシカを転がした。]
自分の願いがあんまりにあっさり叶ってしまった事も、 狼と――まぁ、何もかもがだよ。 安い命一つ消える位どうだっていいさ。
[途中で言葉を止めると、フランシスカをちらり見遣りながら。]
(143) 2010/07/06(Tue) 22時頃
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ペラジー。
[ 痩せた女の頬に浮かぶ、笑みを写すように唇の端をどうにか上げる。]
今まで、いったい何に、必死になってたの?
[ どうでも良い、という無関心な姿勢を貫いて来た女の、必死、という言葉の意味>>140をはかろうと。震える手を抑えた。]
さっきどうして笑ったの? 貴方は何が欲しかったの。貴方の願いはなんだったの?
[ 何もかも馬鹿馬鹿しくなったと呟く前の、ペラジーの言葉>>97を。 人間なら尚更、その真意が知りたかった。深淵を覗き込む。]
(144) 2010/07/06(Tue) 22時頃
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えっ?
[>>141ヘクターの言葉に、虚をつかれたような顔になり]
なんでドナルドが関係あるの? 確かにあれは狼だったけど。
[心底訳がわからないと言った風で聞き返した。]
(145) 2010/07/06(Tue) 22時頃
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……ふん。 関係ねぇってんなら、それでいいんだがよ。
[つまらなそうに、酒瓶を呷り。]
タバサの言うとおりだぜ。 なにをいままで必死になってたのかわからねぇ。 そして、なんで今どうでもいいってのかわからねぇ。
……このままじゃ、おいとけねぇんだよ。たとえ人間でもよ。
(146) 2010/07/06(Tue) 22時頃
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…ここは……?
[気づけば女は歩いていた。 それを疑問に思ったのは、自分の脚が自然に、あまりにも自然に動いていることに違和感を覚えたから]
アタシの脚…あれ…?
[顔を上げれば、集会所が見える。 昨日寝ようと思ったときから今までの記憶がごっそり抜け落ちていて、困惑しながらもその扉に手をかけようとした]
(+45) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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飾り職 ミッシェルは、扉に掛けた手は、するりと通り抜ける。
2010/07/06(Tue) 22時半頃
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―森―
[ 集会所内の空気に辟易していたところ、外へ出て行く少年の影を見た。>>+44]
あ? あのガキどこ行くんだ?
[ 口の中で呟きつつ、放っておこうと思ったのだが。]
……つまらねえ。外の空気でも吸うか。
[ 一言をその場に残して、同じように外へ向かった。 一足飛びで村の端へ――麓の町へと『食事』に出かけるときは、いつもこうしていたっけなあと思い出しつつ下を見る。]
――ん?
[ 足元、森へと分け行っていく少年が映った。]
(+46) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 22時半頃
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[ 木を蹴って、少年の目の前へと落ちる。]
おいガキ、何処行きやがる?
[ 両足でしっかりと地面を踏みしめて降りた。]
(+47) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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― 回想 ―
[握り締められた手 >>79に気付けば、余っている薬草を差し出す。]
手当て、しておけ。
[それ以上自分を傷つけるなと。 そしてヤニクに謝られれば >>81、首を振った。]
お前は何も悪くない。逆にお前がやられてもおかしくなかったんだ。 悪いのは……責められるべきは俺だ。
[自分自身には力がないから、ヤニクに頼んだ。 力さえあれば。守れたかもしれないのにと。]
(147) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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[下へ降りるというヤニクを背に乗せようとし――僅かに動きを止め、肩を貸した。]
……どうだろうな。
[ヤニクの言葉 >>83には、一言だけ。 曲刀に視線を向けたが、それはお前の大切なものだろう、と。 そして何も言わずにその推理 >>84を聞く。
――それは、ミッシェルの眠るような死に顔を見た時から考えていたことと同じ。]
(148) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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― 回想:集会場一階 ―
[ヘクターからペラジーを占ったと聞いただろうか。 ならば、必然的に残るものは――その人物へ、視線を向ける。 しかし、何も言うことはなく、ただ言い合うヤニクとタバサの言葉を聞いていた。]
(149) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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ひっ…!!
[驚いて手を引っ込める。 それからもう一度恐る恐る扉に触れようとした。…触れられない。 手は扉の向こうに穴も開けず突き抜けているようだった。
そっと、一歩、一歩、踏み出してみれば、身体は完全に扉を通り抜けた]
…あ、…ああ、アタシ…。
[中から聞こえてくる、ミッシェルが殺された、という言葉。 通り抜ける身体。自然に動く脚。誰も女に気づかない]
アタシ…死んじゃった、…のね…。
[ぽつり、呟く。 幽霊なんかになってるってことは未練があるのかな、と、なんとも言えない苦笑を零した*]
(+48) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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[タバサのドナルドを庇うものは居なかったと言う台詞に首を緩く左右に振る]
タバサ、君だけはずッとドナルドを庇ッていたように思うヨ。
だからこそヘクターが偽物なら、タバサが一番怪しいンだヨ。
いくら日頃仲良く話しをしている人を食い殺す化け物だとしてモ、仲間は大切なンじゃないかッて思うからネ。
協力しなくちゃ負けるのは人狼だッて同じハズなンダ。
[そこまで言ってからドナルドが仲間と言う単語に嘲笑的な態度を取った事を思い出し言葉を止める]
……ドナルドは協力する気はなかッたのかもネ。
(150) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 22時半頃
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―森―
[少年は森に入ると、両手を広げて空気を吸い込んだ。 此方の世界でも、やはり森は力を宿していて、 少年は、自身に再び魔力が戻りつつあることを感じる。 尤も、堕ちたわけ、未だ″罰″だと思っているのだが。]
……あれ? 処刑されちゃったの? それとも、人狼に襲われた?
[背後から聞こえてくる足音に振り返る。 ドナルドを視界に捉えると、問いを二つ。 少年は、男の正体を知らなかった。]
(+49) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 22時半頃
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[ 人狼に襲われた、との言葉で同胞の顔を思い出した。>>+49]
――あ? 俺があのガキに殺られるとでも思ってるのか?
[ 腕に力を込める――それだけで、それは人のものではない、短刀に似た爪を生やした。]
んで? お前は何してるんだ? 鬼ごっこか?
[ 長い爪を器用に使って頭を掻く。]
(+50) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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[ ヘクターの声が聞こえる。 背中を向けて座っているから、顔は見られなかった。馬鹿みたいに震える手を見られないのならそれも良いと思う。]
生きて…れば…
[ 銀の皿でヘクターと話した時>>67、どう答えたのだったろうか。 引き寄せられるままに肌を触れ合わせて。 含んだ酒のジュニパーベリーの香り。
なんと答えたのだったか――
入れ墨を撫ぜて、尋ねたのは覚えている。 「色んな入れ墨を見て来たけど、こういうのはなかった。由来、あるの?」 どうしてそんなことを聞いたのだろう。通り過ぎる男達の、未来にも過去にも、興味はなかったのに。]
(151) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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なにもかもがおかしイ? 願いッてなンダ? 安い命ッてのは今見たフランシスカの事カ。
断片的過ぎてよく分からないンだヨ。 今思ってる事、タバサに疑われているッて事には興味がないッてのカ?
ヘクターが人間だと証明してくれるのニ? 何故そンなにも破滅的なンダ。
[ペラジーの言葉に苛立つように言葉を投げかけ、そして押し黙るガストンを見る]
ガストン、アンタも疑われてる立場に変わりはナイ、推理でもさっき俺とヨーランダに語ってくれた事でもいいカラ喋ってくれヨ。
俺はアンタの弁護人じゃないンだゼ。
(152) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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[聞かれた言葉にくすりと笑って]
自分が人の手によって死ぬ事、かなぁ。 狼じゃ駄目だったのさ。造形が人外だから。
笑ったのは、目的達成するのに別に死ぬ必要がない事に 気付いて馬鹿馬鹿しくなったから。 言わなかったっけ? まあいいや。
んで、願い? どう言ったらわかりやすいんだろう……
[理由の事を聞かれると考え込み、しばらくしてから]
まあ、簡単に言っちゃうと、自分の同類<<ヒトゴロシ>>の立ち振るまいを知りたかったんだよ。 昔から気になってたからさ。まぁそれだけっちゃそれだけ。
[言いきると、これでわかるかなぁ? といった表情で 深淵から覗き返した。]
(153) 2010/07/06(Tue) 22時半頃
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あのガキ…? 誰のこと言ってる―――っ、
[男の言葉が、そして目の前で長い爪を生やす様子が。 問いの答えになっていた。 暫く言葉を失ったかのように、立ち尽くして]
アンタと、アンタが言うガキ。 どっちが殺したんだ?
[少し間をおいて問う。 真実の過去で何が起きたのかは分からないが。 少年は男を睨み上げ、一歩距離を詰めた。 正体が分かっても、怯えもしない。]
面白いこと聞くんだな。 一人でどうやってできるのさ。
(+51) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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偽者、か。 確かに、ヘクターは“占い”でまだ人狼を見つけていないからな。その可能性はある。 ……だが。
[暫く黙って聞いていたが、静かに口を開いた。]
偽者とか本物とか、そんな事で揉めてどうするんだ? ミッシェルがここにいる奴ら以外の……村の奴にでも殺された可能性まで考えるのか?
[それはないと分かっていながら、言う。 麓の村の騒ぎで、人狼の疑いがかけられている者たちが、集会場に集められているのは、村の皆が知っている。 人狼の仕業に見せかけた方が、疑いがかけられないと分かっていて、あのような殺し方はしないだろうと。]
(154) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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可能性を考え出したらきりがない。そもそも、皆が持ってきた文献どおりに“能力者”がいたとも限らないんだ。
[殺された二人が真剣に読んでいた文献を見、そのまま視線を落とす。]
ヘクターが言っていたよな。 信じられるのは自分だけだと。 だから俺は俺を信じる。 俺は、ヤニクとヨーランダは人間だと信じる。
[だから。]
もし、ヘクターが“占い師”でないとしたら、この二人以外の誰かが人狼だ。
(155) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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[各所から視線を感じるけれど。 こちらから視線を向けることはできなくて。
ペラジーの言葉>>153に、軽く首を傾げる。]
同、類…?
(156) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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そうね…私は、アレが狼じゃないって信じてたから。 そりゃ庇いもするわよ。
[ ヤニクに微笑う。]
私が狼なら……きっとミッシェルを殺したのはヘクターね? ヨーランダの目を盗んでミッシェルの家まで殺しに行くのは大変だもの。
[ 冗談ともつかない掠れ声で、ヤニクの背の方をちらりと見た。]
どうせヨーランダの目を誤摩化すなら、私――貴方を襲ったんじゃないかしら。 ドナルドが仲間だったなら………殺した貴方を許さないわ。絶対に。
[ 言葉の苛烈さとは裏腹に、表情も声音も冷ややかに静かなまま、ヤニクの揺れる瞳を跳ね返した。]
(157) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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人を殺した者の立ち振る舞いが知りたかっタ?
……そンなもの俺やドナルドからいくらでも知る事なンて出来たダロ。
――それで願いが叶ったト?
目的達成に死ぬ必要がないのなラ、何故ヘクターの結果に沿ってタバサを説得しないンダ。
結局、ペラジーは誰を人狼だと思っているンだヨ。
[座り疲れたように椅子から立ち上がり、自然とヨーランダの側へ立つ、もしかしたら今日の処刑はこの支離滅裂な少女になるのかも知れないから、その場合に守るべき人を守るために側に居たかった]
……訳が分からないナ。
(158) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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[タバサの声が響く。背中を向けて座っているから、その表情は見えない。 思わず、腕の刺青を撫ぜる。 問われて、その由来を応えたろうか。
『遊牧民の婆さんがいれやがったんだよ。まじないの一種だとさ。 惚れた女を守れるようになるまじないとかぬかしてたぜ、ふん』
冗談のように交わした言葉は、どう響いていたのか。 なぜ、あんなことを、素直に。 答えてしまったのだろうか]
ふん。
[独り、鼻を鳴らすと。ペラジーの独白に、また頭をめぐらせる]
(159) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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[ 睨み、一歩を縮めてくる少年を、ぼんやりと見下ろした。>>+51]
殺した? ああ、サイモンとアイリスの事か。 どっちも俺だが、文句でもあんのか?
[ 確か、少年は未来から来たと言っていた――己を含め、少年を知る者は居なかった。 二人を喰った件について、少年に睨まれる理由が掴めず、ただぶっきらぼうに言う。]
……友達の居ないヤツってのはどうやって遊ぶのか知らんぜ? コソコソと這いまわってたみたいだったしなぁ……?
[ にやり、と馬鹿にしたような笑いを口元に貼りつけた。]
(+52) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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|
[ ゆっくりと、瞬きながらペラジーの言葉を反芻する。 理解の範囲を越えた”目的”を。捉え漏らすまいと。]
つまり、人の手で殺されたいと、思っていたのね。ついさっきまで。 人殺しの自分と、同類の人間がどう振る舞うか、知りたくて。
[ ほとんどが鸚鵡返しのような呟きで、深淵を。
――そして視線を外す。]
決まったわ。やっぱりペラジー以外には投票しない。 ガストンにしてもフランシスカにしても、他の誰にしても、ミッシェルを殺せば今日も処刑が続くのは自分の身を危険に晒すだけ。生きたいと思うなら息を潜めて事件が終わった振りをすれば良かった。
ペラジーだけよ。ミッシェルを殺す動機があったのは。
[ 立ち上がり、紙袋と羊皮紙を取る。さぁ、と室内を見渡した。]
平等に、投票で決めましょう?一人一票。全員に投票の権利を。
(160) 2010/07/06(Tue) 23時頃
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|
すまん、な。
[苛立つ様子のヤニク >>152に、苦笑を浮かべて謝る。 しかし、聞こえてきたペラジーの言葉 >>153に、引っかかる単語――『自分の同類』という声が聞こえ、眉を顰めた。]
……そういう意味だ。 人殺しが、同類?
[まっすぐにペラジーを見つめ、返事を待つ。]
(161) 2010/07/06(Tue) 23時頃
|
|
うんにゃ、自分の事だよ。 何でこの期に及んで人の命の値段を考えなきゃいけないのさ。
興味はないね。 それに、私にとっての普通がこれだから、なんでそんなに、って聞かれてもなんとも言えないな。
[ヤニクの苛立つ言葉に、意を解さぬ様子で。]
いや、ドナルドやヤニクは私を殺すと言わなかったじゃない。 はっきり殺意を向けられた事ってあったっけ? ないよね。 それじゃあ、意味がないんだよ……。
説得しないんは、もういいって思ってるから。
で、誰が狼、か。フランシスカじゃないの? もしガストンが狼だったらちゃんと食べるでしょ。
(162) 2010/07/06(Tue) 23時頃
|
|
その二人のことじゃない…!
[強い口調で反論する。 けれど、誰だと問われれば言える筈がなく。 少年はヨーランダ以外で自身の正体を知る者は居ないと思っている。]
まぁ、もういい。 アンタは死んだが、二人は生きてる。 それで十分さ。
[馬鹿にされても少年が不機嫌になることはない。 どれだけ歩いただろう。 漸く、少年だけが見える、未来へと続く扉をみつけた。]
人狼は退治すべき存在だが。 人に負けちゃう人狼なんて、情けねぇな。
[扉を目の前に、少年はわざと憎まれ口を吐きだした。]
(+53) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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[>>156フランシスカの言葉、そして>>161ガストンの視線に気付くと]
ああ、ちょっと間引かれかけたんで 隙を見てやりかえしてやっただけだよ。 どこにでもよくある話の立場が逆転しただけ。 大した事でもないさぁ。
[と、肩を竦める。>>160タバサには]
動機ねぇ――あると言えばあるしないと言えばなかったかな。 まぁ経験がある以上、そう見られても仕方ないだろうね。
[窓の外を見ると、頬杖をついた。]
(163) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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[ その二人の事ではないと言われれば、首を傾げるしか無い。>>+53]
ひょっとしてあのガキ……すでにつまみ食いでもしてたのか?
[ 見当違いの事を言う。]
……はッ。 絶え切れなくなって自分から死を望んだヘタレがどの面下げて強がってるんだかなァ!
[ 哄笑するも、『人に負けちゃう人狼』という言葉を聞いて、睨みをきかせた。]
……で、だ。テメエに聞いておくべきことがあったんだ。
[ 未来から来た少年。 その彼でも知らぬのなら、最早、完全に此処には無いのだと。]
……人狼とは一体何だ?
[ 問う。己の存在理由を。]
(+54) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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|
[立ち上がるタバサをゆっくりと目で追う。
兄が守った自分は、人狼と化した。
姉は言った。兄の敵は人狼だと。
じゃあ。 人狼である、自分は。 兄が守った自分は。]
……姉さん…
(164) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
|
|
そう見られても仕方ない?否定してるみたいな言い方ね。
今さっき言ったばかりじゃない。 貴方は、人に殺意を向けられたかった。人の手で殺されたかったって。
動機。 貴方の言葉をそのまま解釈するなら、ここにいる人の中で、事件が解決して、処刑が止まると困ったのは貴方だけよ、ペラジー?
だからミッシェルを殺す必要が一番あったのは、貴方。
[ 一瞬、視線は動いてフランシスカの方へ。]
…狼がまだ残ってるかどうかなんて関係ない。私が今日殺したいのは、一番ミッシェルを殺した可能性が高い人。ペラジーを。
[ 羊皮紙に名前を書いて、紙袋に入れた。]
(165) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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森番 ガストンは、水商売 タバサが羊皮紙を紙袋に入れる様子を黙って見る。
2010/07/06(Tue) 23時半頃
|
[ペラジーのあっさりとした告白 >>163に、驚いたように目を見開いたが。]
ペラジー。 一つだけ聞く。正直に答えろ。
[静かに、その目を見て問う。]
お前が、ミッシェルを殺したのか?
(166) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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森番 ガストンは、嘘は絶対に吐くなと言うように、ペラジーから視線を外さない。
2010/07/07(Wed) 00時頃
|
耐えきれなくなって? まぁ、そう思いたきゃ思ってればいいさ。 言っとくけど、俺、″アンタと違う″から。
[″死んでない″とは言わない。 頭の悪そうな男に、この事実が分かるかどうか。 わざと憎まれ口をたたいたのは、導く者が必要だったから。 蹴り飛ばされてもいい。 背を押してくれる人が必要だったのだが……]
…………、
さぁね。 アンタに分からないこと、俺に分かるかよ。
[突然の真面目な問いに、一瞬言葉を失った。 扉を背にして男の姿を捉える。]
(+55) 2010/07/07(Wed) 00時頃
|
|
ただ、俺は……人狼は半端者だと思う。 完全な人間でも、完全な獣でもなく。
アンタにどれだけ人間の心があったのかは分からないが、 全くなかったわけでもないだろ。 その姿してるんだしな。
俺からも質問だ。 アンタは、人間が羨ましいか? 獣が羨ましいか?
[そこまで言うと、少年は男の答えを待った。]
(+56) 2010/07/07(Wed) 00時頃
|
|
[黙ってタバサをみやり。その仕草を見つめ]
……ふん。しょうがねぇな。
[さらり、と羊皮紙に名前を書いて。面白くもなさそうに]
決めたぜ。
人殺しの考え方なんか、わかりたくもねぇ。 殺したことがねぇとはいわねぇが、殺すために殺すのと、生きるために闘うのは別だからな。
……だからよペラジー。お前の話は、わかんねぇよ。
わかりたくねぇよ。
[そして、羊皮紙を、紙袋に。]
(167) 2010/07/07(Wed) 00時頃
|
|
[少女は羊皮紙を手にすると、ペラジーを一瞥してからペンを滑らした。
タバサの元へと足を向けて。]
……。
[つい、と軽く。服をひっぱった。]
(168) 2010/07/07(Wed) 00時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 00時頃
|
否定してるつもりはなかったんだけどなぁ。
ま、さっきも言ったけどそう思うんならそういう事でいいんじゃないの、何もかも。
[>>165タバサには投げやりに。 そして、>>166ガストンに視線を向けられると 信じるも信じないも御自由に、と前置きして]
残念なことに、私はやっていないんだよね。 ……そもそも、ああいうやり口は嫌いだし。
[自分視点での真実を。]
(169) 2010/07/07(Wed) 00時頃
|
|
…どうしたの?
[ 投票を終えれば、紙袋をテーブルへ置いて、自分は扉の近くに立っていた。いつもアイリスが座っていた、入り口横のスペースに。]
パコ?
[ 服を引かれて、首を傾ける。]
(170) 2010/07/07(Wed) 00時頃
|
|
[ 己と違う、と言われれば納得する。>>+55 ――人と人狼は違うのだ。 少年の意図した解釈とは違えども。]
ケッ。ガキの癖に、よォ。
[ そして、少年の答えを黙して聞く。]
……半端者、か。
[ くつくつ、と笑う。 化物、背信の獣――人の話、そして書物に記されたのは、全て呪詛の句。
少年の答。 ――くだらない質問に頭を使って考えてくれたのだろう。 望む解答ではなかったが、それでも有り難かった。]
(+57) 2010/07/07(Wed) 00時頃
|
|
俺か? どうだったんだろうなあ……?
[ なりたかったのは人か獣か。 忘れて久しい願望だが、それでもかつて、己は人だった筈だ。 涼しい顔をしている少年に、にやりと笑った。]
お前の答は受け取ったぜェ? ――これは礼だ、受け取りなッ!
[ 手を振りかぶり、その頭目掛けて腕を振り下ろす。
――人狼の爪。二人を屠り、赤の剣士に傷を負わせた凶器をその顔に突き立てんと。]
(+58) 2010/07/07(Wed) 00時頃
|
|
………。
[女は集会所の中で立ち尽くしていた。 ペラジーは、"違う"。 自分が殺された時の記憶はごっそり抜け落ちていたが、それだけは勘で理解していた]
…嫌なものね。
なんで殺し殺されないといけないのかしら。
[相手が化物だから?殺さなければ自分が殺されるから?]
人の形をした化物だなんて、本当に、神様ってのは悪趣味だわ。
[ふい、と尻尾のように長い髪を揺らして、集会所を出て*どこかに*]
(+59) 2010/07/07(Wed) 00時頃
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[タバサのいる場所。
かつてそこに座っていた幼馴染の姿を、思い出して。 少しだけ、目を閉じたけれど。]
………姉さんと、話が、したい。…だめ、かな
[目を、開けて。
おずおずと、問う。]
(171) 2010/07/07(Wed) 00時頃
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…いいわよ。
[ 二つ返事で。 外には出られない、と視線を巡らせて、]
…キッチン、いく?ここで?
(172) 2010/07/07(Wed) 00時頃
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それ。 人狼の存在理由は、きっと悩むことだと思うぜ。 自分はどちらに属したいのか。 獣としての本能を抑え、人間としての理性を護るか。 それともその逆か。
[自身の問いに答えない男に、少年なりの存在理由を伝える。]
―――なっ、
[振り上げられた腕、その先に延びる爪に。 殺される、少年はそう感じた。 細い腕を盾にして頭を庇う。]
……っ、
どうせなら、背中にしてくれないか?
[腕から血を流したまま、男に無防備な背を向けてみた。]
(+60) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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[ずっと、固まったように端に立っていた。 頭の中だけは色々なものがない交ぜになっていたが、 それでも、何も口を挟む事はなかっただろうか]
…………。
[足を進め、用意された投票用紙と羽ペンをとる。 ヤニクが求めるようなら、彼にも手渡すつもりで。 そして周りをぐるりと見渡し、最後にフランシスカを見て、 彼女の遠慮がちな願い>>171には小さく頷いた。 ただどこかにふたりきりならば、また違うかもしれない]
(173) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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ん……キッチン、いこ。
[言葉少なに、そう応えて。 手を取って、共にキッチンへ向かおうとするだろうか。]
……紅茶、飲む?
[キッチンへ入れば、問うけれど。 きっと。 応えを待たずに湯を沸かし始める。
声をかけたのは、自分だけれど。
口を開くまでの時間を、延ばそうとするかのように。]
(174) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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[ペラジーの返事 >>169を聞き、静かに目を閉じる。]
……そうか。
[呟きと共に、羊皮紙と羽ペンを掴む。 それは、つい先日ドナルドが嬉しそうに見せた物だったか。 あの日、ここにいた者たちは既に半数に――。
タバサとヘクター、そしてフランシスカに倣い、羊皮紙に名前を書いた。]
(175) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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飲む。 同じ葉っぱなのに、パコが淹れるとどうしておいしいのかしら。
[ 真顔で唸って、キッチンの出口に一番近い椅子に座った。]
クッキー、はもうなかったわよね… …そうだ、林檎の砂糖漬けがその下に入ってるの。アップルティー風、はどう?
[ 空々しい程に朗らかな顔で、一角の棚を指差した。 時間は、そう長くあるわけではないが。本題に入るまでの間くらいは待つつもりで。]
(176) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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[ ちょっとした脅かしの心算だった。>>+61 腰を抜かすの少年をからかってやろう、その程度の悪戯。 誤算といえば、少年の反射神経が想像を上回っていたことか。]
バッ――!
[ 慌てて爪を引っ込めるも間に合わず、腕を掠めるように裂いた。]
危ねえなテメエ! 危うくその腕斬り落とすトコだったじゃねえかッ!!
[ 逆上し、慌てて腕を戻した。派手に血は流れるが、爪に残る手応えは浅い――傷は残らず癒えるだろう。]
まあ、男にしたら掠り傷だろ……自慢できるぜえ? 人狼の爪を受けて生きてるんだしなァ!
[ 頭を書いて笑い飛ばし、振りかぶる。 ――今度は、人の手で、思いっきり。]
ほらよッ!!
[ 手のひらは、少年の背を正確に捕らえた。]
(+61) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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流浪者 ペラジーは、面倒臭そうに羊皮紙に手をつけて、袋に投げこんだ。
2010/07/07(Wed) 00時半頃
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[名前のまだ書かれない羊皮紙を握ったまま、 フランシスカとタバサがキッチンへと消えるのを目で追う。 その瞳には不安と切なさが浮かんでいるだろうか。 急に身体の力が抜けていく気がして、椅子に座り込んだ]
……ヤニク。
[周りに聞こえないくらい小さな声で]
タバサが危なかったら、わたしじゃなくて、 ……迷わずに、彼女を守って。
へクターがいるけど、……何があるか分からない、から。
[こんな時にと、思われるかもしれない。 でも彼女はきっとテッドの母親で、へクターは父親だ。 彼の『大切な人』は死んではならない。ぜったいに。 誰の意思を無視するものであっても、これは...の願い]
(177) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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墓守 ヨーランダは、たとえ理由を聞かれても、答えはしないだろう。
2010/07/07(Wed) 01時頃
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[もしも、自身の両親を奪った人狼がドナルドなら許せない。 けれど、今、目の前にある過去において、ドナルドは両親を殺しはしなかった。 だから、少年は憎みきることはできなかった。否、寧ろ、憎んではいけないと、少年は思っている。]
(母さんの笑った顔、怒った顔、どっちも好きだけど……)
[あの日、少年が処刑を買って出たわけは、見れなかったから。 ドナルドが疑われ、あれ以上苦しんでる母の姿を見たくなかったのだから。]
ありがとう、ドナルドさん。
[背を押されれば、嬉しそうに笑う。 今度は、ちゃんと階段を上がれるだろうか。 目の前には、一匹の″案内人″。]
(+62) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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全てが終わったら、林檎食べてみてよ。 ほらぁ、いっぱいなってるでしょ? 果実の禁断、解いておいたからさ。
[こっちの世界からでも触れるようにしておいたよ。 そう付け加えて、少年は笑う。 男は、何か問うただろうか。 どんな問いがあっても、少年が答えるのはこれだけ。]
ふふふ、
僕から皆への―――贈り物(プレゼント)。
[溜まった魔力、その少しだけを使った贈り物は、 願いを叶える、幸福の果実。]
(+63) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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欲張ったら、堕ちちゃうからね。 アダムとイヴみたいに。
じゃぁ、
(+64) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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[少年の姿は闇へと消える。 ドナルドの目には、儚く消えるように映ったか。]
―――さようなら。
(+65) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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ん、そう、かな? ――…でも。姉さんに言われると、嬉しい。
[薬缶に目を向けながら、そう応える。
同じように笑ってくれていた親友は、もう、いないけれど。 自分で、その笑顔を、消してしまったけれど。
母が教えてくれた、紅茶の淹れ方。 それを褒められるのは、とても、嬉しくて。]
砂糖漬け?姉さんの、だよね。いいね、合作。
[振り向いて、姉に、少しだけ、笑みを返す。
やがて、アップルティーの香が辺りを包んで。 そっとカップを姉に手渡す。
しばし、無言でカップを見つめていたけれど。 やがて、一口口に含んで。]
(178) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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………姉さん、は。
[じ、っと姉を、叶うならば、瞳を。見つめて。]
もし、あたしが。もしも、もし…
[言葉が、詰まる。
問おうとする、声が、でない。
見つめる視線。きっと、それは下へと下がって。 カップに映る、自分の顔へと。]
……人狼だって、言ったら。
[だけど。そんな自分を叱咤して。]
…言ったら……
[言葉は、続かなくて。カップを握る手が、震えて。水面が、揺れる。]
(179) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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……訳わかンねェナ。 ペラジーはヘクターから人間と言う判定を貰ってるにも関わらず、それを盾にするでもないし言ってる事も俺には理解出来ナイ。
人狼では無いのだろうけれどミッシェル殺人の容疑に関してのらりくらりと受け答えしてて要領を得ないシ。 俺の票はガストン、アンタに任せるヨ。
……正直台帳から映して書くのも面倒な作業だし、それに――
[キッチンへと向かうヨーランダとフランシスカに油断なく目を光らせ、ガストンへ目配せをする]
自分の役割もあるンでネ。 自分の中で疑いの濃い方を見張るヨ。
(180) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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おいしい。
[ 林檎が口に入る。 禁断の赤い実。 これを好きだと言ったのは―― 若草色の眸、あれは誰だっただろう。]
パコ。
(181) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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―未来へ続く階段―
何だよ。 罰じゃなくて魔力だったのか。
……って、あぶねぇ。 使い果たさなくて良かったぜ。
[″案内人″から堕ちた理由を聞けば、小さく舌打ちする。 けれど、少年の目元は確かに緩んでいた。]
なら……今回は大丈夫そうだな。
[闇に浮かぶ、時の螺旋。 チクタク、チクタク。 時を刻む音と共に、少年の足音が響くのだった。*]
(+66) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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…ヤニクの言葉を、覚えてる? 殺さなくても済むんじゃないかって。
[ 悲しい理想。辛そうに歪んだ表情を>>89]
ヘクターの言葉を、覚えてる? ここで、やめとけば見逃せるって。
[ 静かな声、瞳にこもる炎を>>95]
……私は今日ペラジーを殺すかもしれない。あの子自身が、死ぬことを拒まなかったとしても、殺意を向けたのは私。
[ 何を踏みにじるか、何を吐き捨てるか。]
(182) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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聞いて、フランシスカ。 貴方は生きるの。
この村に人狼は、ドナルドだけ。ミッシェルを殺したのはペラジー。
だから、貴方は生きられる。これからも、祭の夜には踊るのよ。
だけど、まだこの村に人狼がいるなら…… 人を殺す衝動を抑えきれないなら。ミッシェルをその為に殺したなら。
今夜、狼は、私を殺すのよ。
[ ごめんなさい、と、心の中で誰に謝ったのだろう。 死ぬなと言ってくれた、誰に。]
(183) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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[ヤニクの反応は、どうだっただろうか。 その後はしばらく俯いたまま動かなかった。 キッチンから紅茶の香りがしたなら、手を握り締めそうになり、 ガストンのくれた薬草と言葉を思い出し、また力を抜いて]
―― 人狼は、なぜ、人を襲うんだろう。
[掠れた小さな疑問は、部屋の空気に混じり消えるだろう。 まるで紅茶に溶けてゆく、砂糖のように]
(184) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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[ まるで、霞の様に消えて行く少年に目を丸くした。>>62]
――ふん。
[ 少年は向かった先は天国か、もしくは此処とは違う何処かか。]
俺は、林檎なんざ喰わねえよ。
[ だが、まあ一つくらいはいいだろうか。 ――背を向けて、来た道を戻る。]
(+67) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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墓守 ヨーランダは、名前を記した紙を、袋の中に――落とす。
2010/07/07(Wed) 01時頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 01時頃
さすらい人 ヤニクは、墓守 ヨーランダの小さな願う声には静かに頷いた。
2010/07/07(Wed) 01時頃
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[ヤニクと目が合い >>180、頷く。 文字の分からないというヤニクに、台帳を見ながら書けというのも酷な話だと。 自身に任すというなら、自分が誰に入れるか言っておくべきだと思い、羊皮紙に記した名を告げる。]
俺が投票するのは、フランシスカだ。 もし、他の奴に入れるのなら、俺が代わりに名前を書こう。
[ヤニクの反応はどうだったか。]
(185) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 01時頃
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[一つ、欠伸をして]
人殺しは人殺しでしかないし、同族が人殺しをしているのを 手をこまねいて見ていただけのも所詮は同類だろう。 そんなのに優しくしたって、 いつかしっぺがえしが来るだけだろうに。
私には殺人者に差をつけたがる人達の方がわからないよ。
[誰にも聞こえぬ声で溜息とともに吐かれた言葉は、 果たして誰に向けられたものだったのだろうか**]
(186) 2010/07/07(Wed) 01時半頃
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誰に書くのかも任せるヨ、アンタと同じでも構わナイ―― 勿論、俺以外ならナ?
[肩を竦めて冗談言ったが傷が痛んで顔を顰た、直ぐに曲刀を腰に密着させてジリジリとキッチンの見える位置まで摺り足で移動する、キッチンの会話は良く聴こえないもののタバサの「自分を襲うのよ」という言葉だけは聞き取れて、即座に動けるように曲刀の柄を掴む]
また、傷開いたらヨーランダに治療してもらうとするカナ。
[小さな声で呟き、ヨーランダにチラリと視線を送って微笑みを見せ、すぐに表情を堅いものに変え視線を巡らせた]
(187) 2010/07/07(Wed) 01時半頃
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[姉の言葉に。
ヤニクの、ヘクターの、言葉を思い出して。
名前を、呼ばれて。 顔を、上げて。]
………生きろと、言って、くれるの…?
[滲む視界、信じられないとばかりに、ぽつりと。
でも、きっと。
踊ることは。もう、できないだろうけど。
ただ、そういってくれるのが、嬉しくて。
ぽたり、再び水面が揺れて。]
(188) 2010/07/07(Wed) 01時半頃
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……おねえ、ちゃん…
[傍のテーブルへ、カップを置いて。 抱きつくように。 タバサの方へと。]
(189) 2010/07/07(Wed) 01時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 01時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 01時半頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 01時半頃
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パコ。
[ 手を広げて、フランシスカを迎える。 身を守る道具など持ってはいない。]
(『惚れた女を守れるまじない』……あの模様、好きよ。)
大丈夫よ。大丈夫。
[ 兄を亡くして鬱ぐフランシスカにかけたように、穏やかに、掠れた声を。]
(190) 2010/07/07(Wed) 01時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 01時半頃
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