66 【突発】世界滅亡のお知らせ。
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、預言者が10人、悪鬼が1人、妖精の子が3人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2011/10/02(Sun) 00時頃
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[イアンの頬に触れてその肌の感触にどこかほっとしたように息をつき]
だって、ここは終わりの場所だから。 本当に生きてる人が居るなんて思わなかったから。
[どこか冗談じみたイアンの口調にはほっとした事も相まって表情を緩ませるだろうか]
イアンは、なんでここに。 ううん、ここがどういうところか、分かっている、の?
[オスカーと共に見た終焉を思い出して少し強張った声で尋ねた]
(1) 2011/10/02(Sun) 00時頃
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[何処か遠くで、逃げろと叫ぶ男の声が、聞こえた。]
逃げたって、無駄じゃないかな。 もう…世界は終わるんだよ。
[鮮やかな色の翼は、その手から飛び立つ。
高く高く、大樹の梢へ。 キラキラと、空の欠片が舞い降りる。**]
(2) 2011/10/02(Sun) 00時頃
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[遠くから、男の人の声が聞こえた。
逃げろ。逃げろ!
これ、2日前の夢で見た。 彼の名前は、サイモン。
もう、逃げられる場所なんてないのに。
もう、誰も助からないのに。]
………。
[僅かに、眉を寄せて。 繋いだ手に、力を込めた。]
(3) 2011/10/02(Sun) 00時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2011/10/02(Sun) 01時頃
ホリーは、イアンの返事を待った**
2011/10/02(Sun) 01時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2011/10/02(Sun) 01時頃
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[寄り添う彼女が、しっかりとこちらを見て返す言葉。 つまりそれは、彼女には「さよなら」を言いたい相手がいたということで、それはきっと良い事なんだろう]
その「さよなら」は、ちゃんと、言えたか?
[羨むでもなく、からかうでもなく、ただ静かに問いかける。自分には、そんな相手はいなかった]
(4) 2011/10/02(Sun) 01時頃
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[やりたいこと、を尋ねて。わずかな沈黙を経た後に、降りてきたのは彼女の述懐。 それはどこも歪むことのない、ありふれた一人の少女の、明るい夢の話で。明るければ明るいほど、その後ろに落ちる影は色濃い]
……謝るこたぁねぇさ。 それをお前さんが話したかったんなら、それも「やりたいこと」のひとつだろう。
[彼女が浮かべた、仄かに苦い微笑みに、眉下げた笑み返して緩く首を振る]
俺も、よくわかんねぇな。こうなる前から夢なんざ持ってなかったし、ただただ毎日、「生きたい」「死にたくない」ってそればっかで……。
[そう口にした瞬間、小さな痛みが頭に走って]
(5) 2011/10/02(Sun) 01時頃
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――っ、ぁあ゛っ
[意識を体から引きはがされるような感覚。あまりにも強い力で、裂くように引っ張られる。
ブラックアウト。
力を失くした男の体は、傍らの女に崩れるように倒れかかった]
(6) 2011/10/02(Sun) 01時頃
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どうかな 私は駄目なお姉ちゃんだったから
[彼の声は出会って間も無いというのに 不思議と静かに胸の内へ染み込んだ 思うのは弟の最後の瞬間だったけれど 別れがきちんとしていたかといえば明確な答えは出ない]
……?
[黙って彼を見詰めていた 時折相槌を入れながらも言葉を聴いて居たが 突然苦しみ出した姿に眸を見開いて]
ど、……どうしたの? ねえちょっと、大丈夫?!
[必死で声を掛ける 崩れるように倒れ掛かられると重みでふらついてしまう]
(7) 2011/10/02(Sun) 01時頃
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―――っ
[元々、同性の中でもどちらかといえば 力は無いほうに類すると思う だから持って十秒程度が彼を支える限界だった]
あッ
[二人は地面へ崩れ落ちてしまう 寄り掛かる形の彼が上で 私がその下敷きになる態だ]
(8) 2011/10/02(Sun) 01時頃
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は、
[背中から地面へ打ちつけられた その衝撃と痛みで思わず声が漏れてしまうが 幸い大きな怪我は無さそうだ]
重い ………でも、ちゃんと 生きてる人の、温もり
あったかい
[彼の体重の幾らかが私の身体に圧し掛かる 胸元に来た彼の頭を撫ぜながら呟いたのは]
(9) 2011/10/02(Sun) 01時半頃
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もしもあなたが此処で終わるなら
[歪んだ空 彼の髪を撫ぜながら仰ぐのは 蠢く七色のカーテン]
お願い 私も一緒に連れて行って
[この場で終わるのならもう 余計なものなんて見ないで済む 余計な事なんて考えなくて済むのだから]
(10) 2011/10/02(Sun) 01時半頃
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終わりの場所、ねぇ……
[どうやらこの少女も 此処が世界の終焉の舞台である事を知っているようだ ふぅ、と一つ溜息を洩らし胸ポケットから一枚の写真を取り出し 裏側の刻印をトントンと指差した そこには―世界の終焉―の文字]
ホリーちゃんも、何か知ってるのかい? 事情を知ってるお仲間さんってとこかな
[だとするならば こんな少女がこの場所にいるのが余計に疑問が残った]
ホリーちゃんは誰かと来たのかい 一人で来るには大変な道のりだったと思うけど。
[言いながら、先程まで自分が座っていた岩場を軽く払い ホリーに座るかい、と勧めた]
(11) 2011/10/02(Sun) 01時半頃
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リンダは、ドナルドの結末を待つようにゆっくりと彼の髪を梳いている。
2011/10/02(Sun) 01時半頃
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[意識を失っていたのは、ものの十分もない、短い間。 けれどその時間を何億倍にも引き延ばしたような、圧倒的な質量の何かが、意識へ無理矢理に注ぎこまれて]
―――っっ、
[意識を取り戻すと同時、引き攣った音が喉奥から漏れる。 夥しい恐怖による錯乱。ただそれは終末を予見した時より深く魂を打ちのめし、体を動かす気力すらも奪い去って]
あ、あ……っ、
[蒼褪めた顔、震える体。 正常に働かぬ思考は、それでも救いを求めるように周囲を探って。
ふと気付くのは、頭に添えられた温もり。 強張った腕で、ただ傍にある温度に遮二無二しがみついた]
(12) 2011/10/02(Sun) 01時半頃
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?
[しがみ付かれるとその力強さに吃驚してしまう 髪を梳く手は止めぬまま もう一方の手で背中を撫で]
大丈夫? 未だ何処か痛む?
[小さな声で囁いた まるで身体の大きい子供のようだ]
(13) 2011/10/02(Sun) 01時半頃
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[怖い夢を見た子どもが母親にするように、けれどそれよりは乱暴に、彼女の細い体を掻き抱く。
髪を梳く手、背を撫ぜる手。生まれてこの方、一度も与えられたことのないもの。 大丈夫かと囁き問う声に、頷きを返すことは未だできずに]
痛くは、ねぇ、けど。
[あぁ、もう、この終わりの裏に潜むものが、あんな莫大なものならば。知らずにいたかった。その存在すら、知らずにいたかった。あれは人間という矮小な存在が知るには大きすぎる]
視える、ってことを、こんなに怖ぇと思ったことはねぇ。
[そう言って、乾いた笑いを発すれば、緩やかに錯乱はおさまっていく。未だ血の気の戻らぬ顔をもたげて、彼女の顔を見上げた]
(14) 2011/10/02(Sun) 02時頃
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イアンは、ホリーに座るように勧め、自分もその隣に腰かけた**
2011/10/02(Sun) 02時頃
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凄い顔してる 真っ青
[ぼそぼそと囁く声は彼にしか届かない けれど別に終わりの地で誰が聞くと言うのか 彼の眸をじっと見詰め]
何が視えたの? 話して、呉れるよね?
[それは問い掛けというよりも 何処か詰問に近い色合いを帯びていたと思う 彼の負担を少しでも軽くしてあげたいのもあったけど 何よりその光景に彼が押しつぶされてしまうのが 私にとっては怖かったからだ]
(15) 2011/10/02(Sun) 02時頃
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リンダは、ドナルドにどれだけ乱暴に抱かれようと一切抵抗はしなかった。
2011/10/02(Sun) 02時頃
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[じっとこちらを見つめて、強く問う声。動くことのできないまま、少しの沈黙が落ちる]
この世界を終わらせる、その存在を、視た。 視た、っていうのも正確じゃねぇな。あれは……、人間の感覚なんかで把握するにはでかすぎる何かだった。
[だからそれについてを、うまく言葉にすることができない。ただ自分が言えるのは]
この世界が終っちまうのは、俺たちが何かしたせいでもなく、この世界が悪いわけでもないらしい。 ただそんなのは関係なく、あれはこの世界を終わらせてしまう。
……あのでっけぇ樹が、そのための装置なんだとさ。
[彼女の体を引き寄せたまま、自分が下になるよう体を反転させて。半身を起こすと、遠く巨大樹を見つめた]
(16) 2011/10/02(Sun) 02時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/10/02(Sun) 02時半頃
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装置。
[違和感は在った けれど其れを否定も出来ず 言葉は力を帯びて強引に胸の奥へ踏み込んだ]
壊したり止めたりは―――
[口にしながらも漠然と思う それは恐らく十中八九無理なんだって そんな奇跡が起こるのなら世界はこうはならなかった]
ねぇ ……怖い?
[反転し、起こした半身に 今度は此方が凭れる形で問い掛けた]
(17) 2011/10/02(Sun) 02時半頃
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[止めることができるならどんなに良かっただろう。あんなのを視せられた後でさえ自分の「生きたい」と言う欲求はとどまることを知らず、まるでそれだけが自分の根幹のようで。
けれどだからこそわかってしまう。世界の終わりは、止まるものではないということ。 彼女もそれを感じ取っているのだろう。問いかけになり損ねて消えた声に、微かな笑み浮かべて頷いた]
怖いな。すげぇ怖い。 俺は生まれつき生き汚ぇから、どんだけクソッタレな世界でも、生きたくって生きたくってしょうがねぇ。
……けど、それでも避けらんねぇんなら、
[一人じゃないのは、彼女が傍にいるのは、悪くない。 彼女が自分にそうしていたように、片腕を彼女の背にまわした**]
(18) 2011/10/02(Sun) 03時頃
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そう 良かった
[きっと此れは彼の本心なんだと思う 背に回された腕が私の身体を優しく包んだ 双眸を伏せ、彼の胸元へ額を当てると]
怖くないって言われたら どうしようかなって思ってたの
一緒よ 私も、凄く怖い [くすりと笑った なんだか可笑しな話だなとは思う こんな歪んだ感覚を共有した事が嬉しく感じるのだから]
(19) 2011/10/02(Sun) 03時頃
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リンダは、ドナルドに額を預けた時にぽろりと落ちた帽子に遅れて気付いた。
2011/10/02(Sun) 03時頃
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だから
[胸元で眸を開いた 懇願する声は過去を引き摺って 発した音よりも随分と重かった]
私はずうっとあなたの傍にいたい 終わりまでずっとずっと あなたが私を嫌いでもいいの
傍に、居たい
[其れが駄目ならそのときは―――。 けれど其れは音になる事無く胸の内にしまい込んだ]
(20) 2011/10/02(Sun) 03時半頃
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リンダは、そっと傍の帽子を拾い上げた。
2011/10/02(Sun) 03時半頃
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未だ本調子じゃ無さそう
[拾い上げた帽子を彼の頭へぽふりと乗せた 微笑して手を伸ばし頬を撫ぜると]
見ててあげるから 少し寝るといいよ
[ね?と小さく首を傾いだ]
(21) 2011/10/02(Sun) 03時半頃
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リンダは、ドナルドが眠りにつくまでずっと彼の傍に居た。視線を感じたなら微笑んで。
2011/10/02(Sun) 03時半頃
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[差し出された写真とイアンの顔を見て、困惑した表情を浮かべる]
これ……イアンが? ……私、は……視えたの。 終わりが。
[本当は一人で見たわけではないから、少し言い淀む]
……一人で来た。
[嘘ではない、引かれていた手は途中で離されてそこからこの場所までは一人でやってきたのだから。 イアンの勧めに従って隣に座る]
ねえ、イアンも一人できたの? 寂しく、なかった?
[終わりの場所、一人で終わりを迎えるのは寂しい事のように思えて、イアンの顔をじいっと見つめながら尋ねる]
(22) 2011/10/02(Sun) 09時半頃
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そ、俺が撮ったの 世界の終焉、なんだとさ
[複雑な笑みを貼り付けたまま写真を胸ポケットに仕舞いこむ 見ていて気持ちのいいものではないし 見続けていた所で恐らく気が滅入るだけだ
ホリーはこの終末が視えたのだという 写真ですらこのインパクトだ どのような形で視えたのかは知らないが かなりショックなことだったろうと、言い淀み俺の隣に座るホリーを見て 少しだけ胸が痛くなった]
[そして意外な事を問われた ――寂しくは無かったか、と。]
(23) 2011/10/02(Sun) 10時半頃
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寂しい、ねぇ……
[言われてガシガシと頭を掻いた]
記者なんて事を生業にしてるとね 大抵、世の中からは嫌われるものさ 信用第一なんて言っておきながら 誰も俺と深く関わろうとはしないし 俺もそれが解ってるから此方からも近づかない そういう意味で言えば…… いつだって寂しんぼさんなのよ、俺は
[そうして再びおどけて見せるのも、 自分にとっては世間を渡るために必要だった処世術で 職業病と言っても過言ではないくらい無意識下のものであった]
(24) 2011/10/02(Sun) 10時半頃
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だから、別に 明日世界が終わろうと 俺には関係ないんだわ
[巨大樹に目を向け、ぼそりと一言だけ呟いた]
(25) 2011/10/02(Sun) 10時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/10/02(Sun) 10時半頃
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私は、この景色は嫌い。
[ポケットに仕舞われる写真から目をそむけて、けれど眼前に広がる景色は世界の終わりを宿した風景]
寂しんぼさん、かぁ。 私は、イアンの事、もっと知りたい。 だって、イアンは優しいもの。
[手を差し伸べてくれる人が肉親以外に居るとは思っても居なくて、それが嬉しかった]
世界がもうすぐ終わるのに、イアンの事知っても意味はないかもしれないけど。 イアンが本当に関係ないって思ってるなら、私の事も無視すれば良かったんじゃないのかなって思うから。
私は、一人でここまで来るのが凄く寂しかった。 だから、イアンと出会えた事は凄く嬉しいの。
[巨大な樹に視線を向けるイアンの服をぎゅっと掴む]
(26) 2011/10/02(Sun) 11時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2011/10/02(Sun) 11時頃
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ホリーちゃん 知らない人をそこまで信じちゃっていいのかい? 実は怖いお兄さんかも知れないのに
[くっくと笑いながらホリーに向き直り 俺の服をぎゅっと掴むホリーの頭をよしよしと撫でる 助けたのはただ単にこんな荒野にいた少女が物珍しかったからだ そう言ったらホリーは何と言うだろうか]
まぁ、寂しい時は誰かに頼りたくなるもんだ ホリーちゃんにとってその頼りたくなる相手が俺だって言うなら 俺にとってもこんなに嬉しい事は無いけどね
[ホリーのさらさらとした黒髪を指で梳きながら ホリーにだけ聞こえる程度の呟きを漏らす]
でもあんまり無防備だと……襲っちゃうかもよ?
[手で弄んでいた黒髪の一房に口付けを落とし じっとこちらを見ていたホリーにウインクを投げた]
(27) 2011/10/02(Sun) 12時頃
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知らない人なら、その人の事を知ればいいでしょう? 怖い人……には見えないから。
[頭を撫でられると目を細めて]
頼ってもいいなら、イアンを頼りたい。 一人は嫌だから。
[髪を梳く様子を見ながらそう答えれば、続く言葉に一瞬身を強張らせるが]
……別に、いいよ。 どうせ、終わっちゃうんだもの、何をされても一緒だから。
(28) 2011/10/02(Sun) 13時半頃
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―― 瓦礫の街 ――
もう眠っちゃった?
[寝たほうが良いと言って置いて その15分後に私は彼へ甘えたような言葉を向けた 彼の手へそっと手を重ねると]
ユグドラシルは、ね 本来は人にとって希望にもなりえるの 大きな大きな願いの集まりだから
[ぼそぼそと一人呟いた]
(29) 2011/10/02(Sun) 13時半頃
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終わりを識ること 見えないものが見えるようになること
[触れた手は滑り 彼の頬へ優しく触れた 暖かい 人の温もりだ]
それはきっと 幸せなことなんじゃないかって 私は思うわ
(30) 2011/10/02(Sun) 14時頃
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でも皮肉ね
人の願いが集まった結果が 終わりを報せる象徴だなんて
[遠く聳える大樹を見遣った 人の音は久しく届かない 傍の彼の呼吸音と歪んだ空 幻想で世界を包むベールは静かに揺れている]
あなたには未だわからないだろうし 最後までわからないで居て欲しいの
大樹があなただけに与えた 本当の、―――"意味"。
(31) 2011/10/02(Sun) 14時頃
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私が今、あなたに触れているのは きっとそんな意味があるの
だから
[そ、と手を離すと 少し悲しげに、けれど努めて明るく笑った 温もりを与えてくれた彼だけに]
私はあなたの傍にいるわ 私のことを、忘れないでね
(32) 2011/10/02(Sun) 14時頃
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リンダは、ドナルドを見詰めながらそっと立ち上がった。
2011/10/02(Sun) 14時頃
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"すぐに戻ります"
[傍の瓦礫から適当に小さいものを拾う 地面にがりがりと文字を書き残すと]
二人分、探してくるから
[くすりと笑ってふらふらと*歩き出した*]
(33) 2011/10/02(Sun) 14時頃
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―― 世界樹の根元 ――
[辿り着いた巨樹の根元。 そこには、蹲る男が一人。]
――やあ。僕はペラジィ。君は?
[僕は彼に近づき、経験上、通じる可能性が最も高い言語を選んで話しかけた。
幾つもの『世界』を渡っていると、時々、自分の常識と全く違う言語体系に出会って面食らう事がある。
発音が困難、なんて、まだ可愛い方だ。一度など、語順に全く規則性のない言語の世界に迷い込んで、結局滞在期間中、誰とも意思疎通が図れないままだった。]
(34) 2011/10/02(Sun) 20時半頃
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『……逃げろと、言ってるだろう。』
[僕の不安をよそに、彼から帰ってきたのは聞き慣れた言語だった。つまり、僕の母国語と同じ。僕は多少、ほっとした。週末の地で、言葉も通じない人間と最期を迎えるなんて御免だ。]
君も、終わりを見た人? もう、何処へ逃げても同じだよ。滅びの未来は定まった。 ――ほんの短い間だけど、よろしく。
[握手を求めて、利き手とは逆の手を差し出す。が、彼はそれを無視して。]
『俺に…俺に構うな。 もう、放っておいてくれ……』
[頭を抱え、小さく震えながら。僕は彼を刺激しないよう、極力優しい調子で、続けた。]
ここで会ったのも何かの縁、じゃないかな。 他にも人影が見えたけど…誰かに会った?
[彼はもう、何も答えず。 僕は、小さくため息をついた。]
(35) 2011/10/02(Sun) 20時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/10/02(Sun) 21時頃
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[>>:75少年と鸚鵡の名を手に入れれば] [ふれくされた表情のまま、視線を落としてよろしく、と] [口の中で彼らの名前を復唱する] [そして>>0:112唐突に振られた声は内容に反して軽く] [しかし少女は首を傾げた]
あたしはわかんないわ、そんなの。 死ぬのは怖いんじゃないかしら。 苦しかったり痛かったりしたら、やだもん。
でも、まあ、そうね。 終わるのが少し楽しみかもってゆーその気持ちは。 わからなくもないわ。
滅多にないってゆーより今しかないって感じだし。 あたしもそれを見に来たんだもの。
(36) 2011/10/02(Sun) 21時頃
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──そう、今しかないのよ。
あたしの一生の中で。世界という刻の流れの中で。 今しか、ないのよ。
[遠くから聴こえた逃げろという声>>0] [それはフィリップにも聞こえていたようで>>2] [舞いあがった極彩色を眼で追いながら、呟く]
もう何もかも無駄なんだったら、 いっそ立ち向かっちゃったほうが楽なんじゃない。
(37) 2011/10/02(Sun) 21時頃
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[と、鳥を追い視線を動かしたとき] [白っぽい布を被っているような人影が掠めた>>34] [距離はまだ、少し、あるようだけれど] [こちらから見えるということは、あちらからも見えているだろう]
──フィリップは、さ。 ここに色んな人が集まってくること知ってたみたいね。
何人くらい向かって来てるんだろ。 そして、そのうちの何人がここまで辿りつくんだろ。
もう何人くじけたんだろ。 あと何人間に合うんだろ。
なにが世界を終わらせるんだろ……。 あたしの居たところは科学が世界を滅ぼしたけど。
(38) 2011/10/02(Sun) 21時半頃
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[淡々と、抑揚なく言葉を紡ぐ] [連動するように表情はふてくされた形のまま] [言葉を発していないと何かに押しつぶされてしまいそうで]
[たぶん、ほんとは、きっと] [ただ思い切り泣いてしまえたら幾らかすっきりするのに**]
(39) 2011/10/02(Sun) 21時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/10/02(Sun) 21時半頃
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―半回想・ユグドラシル前―
[アイリスの箱――としか呼びようのないそれがいつの間にか移動していたことに、少年は首をひねったが、それは些細な問題だった。 目の前の大樹、色のない、そして心から砕けていくような空を見て、少年は笑った。
はっは……
声にはなっていなかっただろう。 「あ」という少女の声につられ、彼女の見る方を眺め、色彩鮮やかな鳥を目に止める。 少年はその見たこともない鳥の美しさ、そしてその背後にある空とのアンバランスなまでの対極に、見とれた。
不意にアイリスに手を繋がれただろうか? 鳥を乗せる男はトニーの名を知っていただろうか?
やがて、>>0の声が聞こえた]
(40) 2011/10/02(Sun) 21時半頃
|
|
…あんた、変わってるな。 僕が悪いヤツだったら、とか考えないわけ?
[マーゴの手を取りながら、>>0:115嬉しそうな微笑みに面食らって問いかけた。 ただ単純に疑問に思ったことを口に出しただけだから、彼女の返事はあってもなくても気にしなかったがどうだったろう。 そのまま自然と、マーゴの歩調にあわせて歩きだして。 けれど、ホリーとも、と彼女が言った言葉に足を止めた。]
ホリー、と。
[呟いた声は自分でも弱く聴こえるものだった。 会いたい。でも、どうして今側にいないのか、理由はもう僕の中から消えてしまったから。 もしかしたら、僕が彼女を遠ざけたのかもしれないと。そうなら、会えるものなんだろうか。 解らない。でも。]
…………うん。会えたら、良い。
[暫く考えた後、そう答えてまたマーゴの手を引き歩きだした。]
(41) 2011/10/02(Sun) 21時半頃
|
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[歩き始めてどれだけ経った頃か。 どこからか聞こえてきた叫び声>>0にまた足が止まった。]
逃げろ、か。
…今更何言ってんだか。
[此処が最後の終焉のはずだから。 此処以外のどこに逃げる場所があるのか、と口元を歪ませる。
その歪みを止めたのは、繋いだ手に込められた力。>>3]
…どうかした?
[何か言いたいことがあるのかと思って、マーゴを見た。]
(42) 2011/10/02(Sun) 22時頃
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[傍に居たい。そんな風に求められたことなどなかった。 頭に乗せられた帽子と、向けられる微笑み。頬を撫ぜる手に、反射的に目を細める]
寝つけるかわかんねぇけどなぁ。
[彼女の子ども扱いが何故か心地よくて。身を横たえて、目を閉じる。疲弊した体と精神は深く眠りを求めていた。けれどそれと同時に、意識を落とすことに対する拭いきれぬ恐怖も存在する]
……、
[自分の手に、そっと重ねられる温もり。夢と現の混濁した意識の中で、その熱が心の強張りを溶かしていく。温かな色を塗り込めたような闇の中で、静かな声がそっと響く]
(43) 2011/10/02(Sun) 22時頃
|
|
逃げた先から滅んでいくっつうのに、どこに逃げるんだか。 はっは!
[>>0:112の声には、挑発的に]
箱庭をぶっ壊すのと何も変わらねえんじゃねえの。 箱の中に蟻の巣作って、自分で水流してすべてを無に帰して、それがでかくなっただけじゃん。
俺たちは、その水が流れるのを今こうして眺めてるんじゃねえのかな。
[アイリスと手を繋いでいるなら、きっと強く握り返したことだろう]
俺の世界は魔物が世界を喰らい尽したよ。 だから……。
[何かを思い出したように黙る]
(44) 2011/10/02(Sun) 22時頃
|
|
[マーゴの返事はどうだったか。 言葉が返されたなら額面通りに受け取ったが、不安そうな顔をしていたら頭を軽く撫でたりした後。]
ま、逃げることなんか出来ないけど、さ。 今の声で、あんたと僕以外にもまだ人がいるってのは分かったな。
…いこっか。
[そう言って、彼女の手を引いてまた世界樹へと向かい*歩き始めた。*]
(45) 2011/10/02(Sun) 22時頃
|
|
[沈んだ意識がゆるやかに浮上して、かすかに瞼震わせてから目を開ける。
一面に広がる空。ゆらめく光布。
頬に触れた熱の名残を確かめようと手をやれば、かすかに濡れた跡があるのに気付いて愕然とする]
……ん、 おい、
[目を閉じるまで傍に在った気配がない。身を起して、辺りを見回して。残された書き置きに気が付いて、小さく肩を落とす]
どこへ何しに行ったんだかなぁ。
[ぽつりと呟いて。その場に座り込んだ姿勢のまま、ぼんやりと空を*見上げた*]
(46) 2011/10/02(Sun) 22時半頃
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そうだね、ここに辿りつけるのは…精々10人くらいだったはず。 姿も名前も、見たらきっと思い出せる気がするんだ。 僕は…識っているから。 [もちろん君のことも、と手を繋いだトニーにも微笑んで。 箱庭の例えに、興味深そうに頷いた。]
その言い方は、わかりやすいなぁ。
…沢山終わってきたうちの一つかもしれない。 終わらせるために作ったのかもしれない。
でもきっと、こんなに一度に終わるのは、はじめてなんじゃないかな?
僕のところは…崩れて消えてしまった。 強い光の後に、白い塵が降ったんだ。 色褪せて、風に吹かれて、少しづつ崩れていったっけ…
[思い起こすように唇に触れる指先は、 少しづつ色褪せ、透き通っていくよう…]
(47) 2011/10/02(Sun) 22時半頃
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|
オスカー、わるいひと、なの?
[緩く、首を傾げる。]
でも。 いいひとも、わるいひとも。
世界が終わっちゃったら、おんなじ。
それに、今の私には。 オスカーは、いいひと、だから。
(48) 2011/10/02(Sun) 23時頃
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…………ん。
[オスカーの問いかけ>>42に、ぴくっと、指先が動く。]
逃げる場所なんて、ないのに……って。 そう、でしょ?
[向ける笑みは、儚げなもの。]
………うん。
行こ……。
(49) 2011/10/02(Sun) 23時頃
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へぇ、それなら……
[別にいいと言う言葉とは裏腹に ホリーの体はまだ少し強張っていただろうか その肩に手を回し、先ほどよりも近くに身体を引き寄せる
しかしその後に聞こえたホリーの呟きに僅かに眉をひそめて]
どうせ…ね。
[と、ホリーに聞こえるかどうかの小さな声を吐いた 何をされても良いと言われると据え膳のようだが どうせ、と言われると捨て鉢になっているだけのように感じられて 些か良い気持ではなかった 世界が終ろうとしている今、 捨て鉢になるなと言う方が無理な話ではあるのだろうけれど]
冗談だよ。
[そう言ってホリーの額に軽くキスをしてその身体を解放した]
(50) 2011/10/02(Sun) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/10/02(Sun) 23時半頃
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もし俺や、……あいつ、以外にも、未来が見える奴がいるんなら。 そいつらも、あの樹に向かって集まっているんだろうか。
[そういえば名前を聞いていなかったと、今更ながら思い出す]
(51) 2011/10/03(Mon) 00時半頃
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―― 瓦礫の街 ――
っ、く
[彷徨うのは瓦礫で覆われた街の片隅。 なんとか動かせそうな大きさのものを動かし 私は建物だった残骸へと踏み入った]
……奥までは無理そう
[途中から向こう側は完全に 瓦礫でふさがれてしまって進めそうにない だけど、]
二つ、か
[その少し手前に缶詰が4つ落ちていた うち、二つはひしゃげて中身が飛び出していた なんとか使えそうなものは、二つ それを大事そうに拾い上げた]
(52) 2011/10/03(Mon) 00時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/03(Mon) 00時半頃
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[イアンに身体を引き寄せられれば目を硬く瞑り何事かを待った、イアンの呟き等も耳に入らぬままに唐突に額に温かい感触を受けて解放される]
え……? 冗談。
[少しばかり安堵の表情を見せてからイアンの隣から立ち上がる]
……ねえ、イアン。 ここにずっと居るのもなんだし、あの樹のところまでいかない?
[気まずい雰囲気になるのを避けるように彼の腕を引いて、荒野の中にひときわ目立つ巨大樹を指差す]
(53) 2011/10/03(Mon) 00時半頃
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ねぇ、とり
[ポケットの中の"彼"へと語り掛ける 勿論、答えは返らない]
二つで足りるかなぁ
[微苦笑を浮かべては]
足りないだろうね
[あの体格では足りないだろうなぁと思いながらも 来た道を引き返していく]
(54) 2011/10/03(Mon) 00時半頃
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……
[二つの缶詰を手に彼の元へ 空は相変わらずの様子だったけれど 食べ物を確保できたことが嬉しくて]
あ ……起きた?
[彼の元に辿り着けば にっこりと微笑んだ]
(55) 2011/10/03(Mon) 00時半頃
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[近づく足音に、振り返る。彼女の笑みに、ホッとしたような、それだけじゃないような、複雑な笑み浮かべて]
おう。ちっとは楽になったぜ。 ……どこいってたんだ?
[彼女が何か抱えているのを見て、怪訝そうな表情]
(56) 2011/10/03(Mon) 00時半頃
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[冗談だと身を引けばホリーの表情に安堵の色が浮かぶ やはり、どこか強がっていたのだろうか
程なくホリーは立ち上がり 巨大樹のそばに行ってみようと俺の腕を引いた
彼女なりに気を使ってくれているのか もしくは只の好奇心からか その両方かもしれないな、と考えると なんだか少し微笑ましく思えてきて無意識に顔がほころんでいた]
そうだな、いつまでも此処にじっとしていてもしょうがないし もしかすると俺達みたいなのがいるかも知れないしな。
[立ち上がりぱっぱと軽くスラックスを払い砂埃を落とす]
行こうか、ホリーちゃん。
[ホリーに引かれた腕を解く事はせずに 少女の歩調に合わせ巨大樹へと足を向ける]
(57) 2011/10/03(Mon) 01時頃
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[空には、オーロラがたなびいていた。 ふわふわ、ひらひら。 まるで、天女の羽衣のように。]
とっても、きれい。
ね、オスカー。 私、オーロラって、ここ、きて、はじめて、見た。
オスカーは……?
[誰かと話しながら歩くのは、たのしい。 ここに着くまで、ずっと、ひとりであるいていたから。]
(58) 2011/10/03(Mon) 01時頃
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|
ん?
[彼の目の前へと歩み出て そっと両手を差し出すと]
何って食料。 お腹空くでしょ?
[どうぞ、と缶詰を二つ差し出した]
(59) 2011/10/03(Mon) 01時頃
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|
[世界樹が、だんだん大きく見えてくる。]
……あ。
[足を早めようとして、繋いでいる手を思い出して、やめる。]
おおきな、樹……。
[やがて、もっと樹に近付くと。 幾つかの人影が、そこにあった。]
えーっと……?
[夢の中で会った顔は、そこに、あるだろうか。]
(60) 2011/10/03(Mon) 01時頃
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|
なにかおかしい事言った?
[イアンの表情が緩んでいるのに気付くときょとんとした目を向けて首を傾げる]
ねえ、イアン。 イアンには大切な人は居なかったの? 好きな人とか、気になってた人とか。 家族、とか。
[彼の事を少しでも知りたくてあれこれと質問をしてしまう、意味のない質問。 あと幾度か剥がれ落ちた空が積み重なれば世界は終わるだろう、逃げろと言う者が居ようが逃げ場などないのだから]
(61) 2011/10/03(Mon) 01時頃
|
|
そーいえば、しばらく食ってねぇな。食いもんとか。
[受け取った二つの缶詰を、目を丸くしてまじまじと見つめる。自覚すると、急激に腹が減ってくるもので]
世界が終る間際でも、こうして腹って減るもんなのな。
[ポケットからナイフを取り出して缶詰の縁に当て、拾った瓦礫をナイフの柄に打ち付ける。小器用に缶を開けると、中のオイルサーディンを見て口元を綻ばせて]
ほんと、生き物って、死ぬ直前まで生きてんのな。
[魚をひとつつまみあげると、それを口に放って指まで舐めた。そしてその缶を、そのまま彼女に差し出す]
(62) 2011/10/03(Mon) 01時頃
|
|
でしょ
[彼の言葉に小さく頷いた 横に座るとしまった、と一瞬思う 缶詰を開ける道具が無い、と後悔したのも束の間]
……わぁ
[彼の慣れた動きに感嘆の声を上げた 差し出された缶には少し驚いて]
―――、私はもう 少し食べて来たから 全部食べて?
[悲しそうに首を左右に振った]
(63) 2011/10/03(Mon) 01時半頃
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マーゴは、オスカーとともに、世界樹の木の下へ………**
2011/10/03(Mon) 01時半頃
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[差し出した缶詰に、返る言葉。遠慮でもしているのかと思ったが、悲しげな様子がどうにも気になって]
少し、じゃ足りねぇだろ。 お前さんが見つけてきたんだしよ。
[ただ食べろと勧める以上に、彼女の悲しげな様子の理由を問うような。そんな眼差しで]
(64) 2011/10/03(Mon) 01時半頃
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……
[彼の眼差しが痛い 逸らしてしまいそうになるけれど それは余計に疑いを持たせてしまうだけだ じっと見詰めたまま]
傍に居たいの だからあなたに全て食べて欲しい
足りないならまた探してくるから だから
[そんな話を彼は言ってるんじゃない事くらい解る けれど彼に食べてもらわなければ意味がない 私が此処まで無傷で居られた理由 極力余計な心配はさせぬよう 悲しさを振り払うように朗らかに笑った]
(65) 2011/10/03(Mon) 01時半頃
|
|
んだよ、それ……、
[彼女の声に感じる、切実な響き。朗らかな笑みは、かえって先の哀切を際立てるようで。彼女に向ける表情に、いくらかの当惑が混じる]
……腹減ったら、言えよ。次は俺が探してくるから。
[そうして差し出した手を引っ込めて、魚をひとつふたつと口に運ぶ。彼女がこちらを見ているならば、時折そちらを見て、うめえよ、と笑ってみせた]
(66) 2011/10/03(Mon) 02時頃
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|
うん
[探してくる。 そんな言葉が本当に嬉しかった 彼が食べる様子をまじまじと見詰め]
ふ
[うめえよ、と笑うなら その度に、にこっ、と一瞬笑う 真顔が見られれば笑い 見られれば笑い、少し間抜けかもしれない]
(67) 2011/10/03(Mon) 02時頃
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|
[自分が物を食べる様子を見て、嬉しそうに笑う様子に。これでよかったのかもしれないと、思う。小さな引っかかりを、心に残したまま]
ん。ごちそーさん。……さて、
[食料をたいらげて、ふい、と見上げる先。未だ変わらず佇む巨大樹]
行くことに、意味があるかは、わかんねーけど。行くか?
[問いかけて。ゆっくり立ち上がると、彼女に手を差し出した**]
(68) 2011/10/03(Mon) 02時半頃
|
|
うん ……きっと
行かなきゃ駄目だと思うから
[彼の手を取ると確り握って 向こうに佇む大樹を仰ぐ]
……
[忘れないでいて欲しい 傍に居たい そしてそれが私の存在出来る*理由なのだから*]
(69) 2011/10/03(Mon) 02時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/03(Mon) 02時半頃
|
ん、いや別に。
[何かおかしい事を言ったかとホリーに問われれば 首を軽く横に振り再び歩みを進める そうやって数歩歩みを勧めた所で ホリーから矢継ぎ早に飛んでくる質問 離れた所で逃げろとのたまう男の声を右から左へ聞き流しながら 俺はその質問の答えを探していた]
そうだな……まず家族はいないだろー 恋人もいないしー
[そう言った後で 後腐れなしのプレイメイトは2人ほどいたかと思い出す こんな状況に陥ってやっと思い出すくらいだから 大切な人、というわけでもないだろう]
(70) 2011/10/03(Mon) 04時頃
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|
大切な人ねぇ……
[ライフライン…金蔓という意味での大切な人は大勢いたが ホリーが聞きたいのはそういう事ではなく 守りたい人とか、そういう方面の、青い春的な方の大切な人 という意味なのだろう、きっと
ふと、一人の女が脳裏をよぎったが 大切な人かと言われると少し違う気がする もう随分と長い事会っていないし、連絡も取り合っていない]
遠い昔にいたような、いなかったような…ってとこかな。
[とりあえず無難にそうとだけ答え]
そういうホリーちゃんはどうなの ホリーちゃんにこそいるんじゃない、そう言う人がさ
[にたりと笑って同じ質問を当人に返した]
(71) 2011/10/03(Mon) 04時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/10/03(Mon) 04時頃
イアンは、ホリーの返答を待ちながらゆっくり樹に向かって歩いている**
2011/10/03(Mon) 04時半頃
|
いらっしゃい。 マーゴと、そっちはオスカーかな?
うん、髪が短いしオスカーの方だ。
[歩いて来た二人にかける声は、馴れ馴れしい。 見上げる空は、極光みたいな輝く極彩色。
空へと延べた指からはキラキラと光の破片舞い落ちる。 肩に降り立った鸚鵡が羽を広げれば、それはまるで背中に翼の生えたよう。]
(72) 2011/10/03(Mon) 07時頃
|
|
そう……。
[遠い昔と言われ家族の事だろうかと考える]
私は……。 いた、けど。 置いて行かれちゃったから。
[空いた手の平を見つめて寂しげな色を瞳に宿し、寂しげに笑ってからイアンに振り返る]
もしかしたら、ここに来てるかもしれないと思って。 か細い光を探しにここに来たの。
だけど、私本当はこんなところ、来たくなかった。 滅びの時はこんな寂しいところで迎えるのではなくて、日常の中で緩やかに終わって行きたかった。
[片割れが見に行きたいと言わなければきっとここに来る事もなかったのだろうとそう思う]
(73) 2011/10/03(Mon) 08時頃
|
|
─ 回想 ─
さぁね。 善悪どっちかに偏ってるつもりはないけど、忘れたことが多いから。
…たださ。 僕が悪いヤツだったとして、素直にそうだなんて言わないよ。
[記憶を全部持っていた自分はどうだったか解らないから、>>48マーゴの疑問には曖昧に返した。 付け加えた言葉は若干呆れた声音だったが、表情には出さない。 が、いいひと、と言われるとあからさまに呆れた顔をしてマーゴを見た。]
簡単にいいひととか言うなよ。 僕があんたのこと襲うつもりだったらどうすんの。
[実際にそんなつもりはないけれど、彼女の無警戒過ぎる言葉に苦言混じりの問いを重ねて。 >>49逃げる場所なんてないというマーゴの笑顔には、そうだね、と頷きを返した。]
(74) 2011/10/03(Mon) 19時頃
|
|
─ 回想 ─
うん、綺麗だ。
[>>60オーロラを見てはしゃぐマーゴを見て、無邪気だな、と思いながら同意の頷きをみせる。 オーロラを見たことがあるかと聞かれると、少し考えて。]
どうだろう。 少なくとも今の僕には覚えは無い、な。
[失った記憶の中にはあったのかもしれないけれど、それはもう取り戻せないものだから。 少し眉を寄せ目を伏せた後、軽く頭を振って。]
最期まで、あると良いな。 オーロラ。
[マーゴが嬉しそうなのはオーロラのせいだろうと思い、そう口にした後。 マーゴと他愛ない話をしながら、世界樹へと近付いていった。]
(75) 2011/10/03(Mon) 19時頃
|
|
─ 世界樹 傍 ─
……でっか。
[遠くに見えていた樹は大きいだろうと思っていたけれど、近づけば近付く程にその大きさに圧倒された。
自分も思わず呟いたが、>>60繋いだ手からマーゴが駆け出そうとしたのが感じ取れて、ぎゅ、と手に力を込め。]
あれは逃げたりしないから、慌てなくて良いよ。 あんた、ただでさえ転びやすそうだし。
[マーゴにはそう言って、歩調を変えぬままに世界樹へと向かっていった。]
(76) 2011/10/03(Mon) 19時頃
|
|
…やっぱり、いた。
[樹に近付くにつれ人の姿が見えて、呟く。
こちらを見た金髪の男がマーゴと自分の名を口にしたのが聞こえて、軽く目を細め。]
…悪いけど、僕はあんたのこと知らないから。 人の名前呼ぶ前にそっちの名前名乗ってくんない?
此処にいるってことは、あんたも此処で最期を迎えるつもりなんだろ。
[名を知られていることに驚くことはしない。 どうせこいつも僕やマーゴと同じだろう、そう思っているから。 男の傍に少女や少年の姿もあったなら軽く頭を下げるくらいはしたが、こちらから話しかけることはしないで。 空を見上げ、大樹とはためく光の布を*見つめた。*]
(77) 2011/10/03(Mon) 19時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/10/03(Mon) 20時頃
|
― 世界樹の根元 ―
[随分骨を折って、僕はようやく彼の名前を聞き出した。
なにしろ彼―サイモンには、こちらと意志を疎通するつもりが皆無なのだ。
すべてをあきらめ、投げ出したのは僕も同じ。それでも、僕は他者への興味を失ってはいない。 個性というものはこんなに態度を違えるものなのか、と、僕はそんなすごくどうでもいい事に感心していた。やっぱり、人間は面白い生き物だ。
――残念ながら、僕は人間ではないけれど。]
(78) 2011/10/03(Mon) 20時半頃
|
|
[あ、と思った] [>>44出会った時の生気のない笑い方と同じ] [乾いたような、投げやりなようなトニーの表情] [強く強く握られた手が痛かった] [でも離すことはしなかった] [フィリップの言葉を聞く>>47]
──神とは傍観者である。
決して裏切らない。けれど助けることもしない。
[何かで読んだもののセリフ]
いまも箱庭のあたしたちをただ眺めているのかしら。 終わりを迎える仔羊がどうするんだろうって。 ユグドラシル、あんたがもしかして箱庭の番人なのかしらね。
(79) 2011/10/03(Mon) 20時半頃
|
|
[>>60そして、やってくる人影] [手を繋いだ男の子と女の子] [>>77会釈されたので、こちらもいちおう頭を下げた] [フィリップの話では10人前後が向かっているというけれど]
フィリップはずるいよね、みんなの名前も識ってて。 来る人たちから自己紹介求めなくていんだもんね。 ずるいずるい。
えーっと、ユグドラシルへようこそ? ってあたしもさっき来たばかりなんだけど。 あたしはアイリス。 科学都市セントアラスから来たわよ。
ちなみにあたしはフィリップみたいに来る人の名前とか知らないから。 いっしょにしないでちょうだいね、あたしはただの一般市民よ。
[フィリップとオスカーが空を見上げるのに首を傾げ] [つられて視線を空へと動かせば]
(80) 2011/10/03(Mon) 21時頃
|
|
──あ。
[ここからは見えなかった筈のもの] [剥がれ落ちる空に揺れ浮かぶそれは禍々しく鮮やかに]
[ただちっとも嬉しくないのはなぜだろう]
あたしはミスタのほうがいいや。 だってきっとあの空には手が届かないし。 触りようがないし。 あったかくもないだろうし。 なによりあたしミスタに会いに来たんだし。
ってゆーかフィリップ、ミスタ独り占めしてずるい。
[フィリップの肩で翼を広げるその姿はまるで] [世界樹の根元に舞い降りた天使のようで]
(81) 2011/10/03(Mon) 21時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/10/03(Mon) 21時半頃
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[金髪の男の名を知ったのは彼自身の口からか、それか僕の会釈に>>80会釈を返した少女が彼に向けた文句でか。 その少女がこちらに向けた名乗りを聞いて、口を開いて。]
よろしく、アイリス。 僕はオスカー。 何処から来たのかは、覚えてない。 僕も多分ただの一般人だったんだと思う、けど。
[記憶を失くしているのはこういうときに不便だな、と少し思う。 でも、少なくとも今の僕はただの人だ。 記憶を護る為に視ることを拒んでいるんだから。]
(82) 2011/10/03(Mon) 22時頃
|
|
[その後見上げた空は、僕の目にはただ綺麗なものでしかなかった。
崩れ逝く世界を彩る、鮮やかな光。
それは世界の終わりを臨んだ場所に相応しいように思う。 フィリップにまた文句を言うアイリスの声にも視線は向けないまま、空を見つめて。
けれど、いまだ手を繋いだままなのに気付いて視線を落としマーゴを見。]
着いたことだし、手、離すよ。 あんた、此処からはもう動かないだろう?
[問いかけて、返事を聞くまでは手は繋いだままでいただろう。]
(83) 2011/10/03(Mon) 22時頃
|
|
―― 世界樹の傍 ――
もうじき着くと思う
[二人で手を繋ぎ歩き出してどれ程の時間が過ぎたろう 長いような短いようなはっきりしない時間だった ぽつぽつと幾つか会話を交わしもしたが それはどれも他愛の無いもので]
ねぇ あなたは何を願うの? 何の為にあそこに行くの?
[ふと、気になった事を問い掛けた]
(84) 2011/10/03(Mon) 23時頃
|
|
[>>82オスカーの歯切れの悪い言葉には首を傾げたけれど] [特に尋ねることもせず、空を見上げる横顔を眺めるに留めた]
[そしてオスカーの言葉>>83を聞いて] [ふと、トニーと繋いだままの、自分の手へと視線を落とす]
…………えっと。
[拒まれないし、繋いだままでいいんだろうか] [それとも離したほうがいいんだろうか] [ぐるぐる] [そんなことを真剣に考えて眉間にしわがよっている**]
(85) 2011/10/03(Mon) 23時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/10/03(Mon) 23時半頃
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願い?
[唐突に向けられた問いに、幾度か目を瞬く]
そう言われると、わかんねぇな。なんとなく、っつーのが一番正直だ。 ただ俺はもう、この世界のどこにも行く宛てがねぇし。それなら訳がわからんまま座して死を待つよりは、向かっていった方がなんぼか気も紛れるだろう。
[一番正確なのは、やっぱり「なんとなく」だけどな、と肩を竦めて]
……そういうお前さんはどうなんだい。 そういう質問する時ってぇのは、同じ質問されたい時って相場が決まってるんだぜ。
[にやりと笑って、握る手の力を強める]
(86) 2011/10/03(Mon) 23時半頃
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ドナルドは、巨大樹に近づくにつれ、遠く、白いフードと、黒く蹲る人影が見えてきた。
2011/10/03(Mon) 23時半頃
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私?
[握られた手に篭められた力 此方からも強く握り返すと微笑して]
私は何度も言ってるもの あなたの傍に居たいだけ
[そ、と視線を目的の大樹へ遣った 遠く、白いフードと蹲る人影が見えた]
あなたが行くから私も行くの
[ね、と小さく頷いた あの人影は生きた人なんだろうか]
(87) 2011/10/03(Mon) 23時半頃
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