123 霓虹鬼故事
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が3人、信仰占師が1人、囁き狂人が1人、首無騎士が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2013/05/23(Thu) 00時頃
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[ただでさえ雨雲に遮られていた陽の光が、完全に消え失せた頃。
大雨と共に、雷が研究者の館に落ちていった。
身を震わすほどの轟音。
何かが砕け焦げる音は、嵐の喧騒に紛れ届かぬものの、
室内を覆う闇が、この館に異変が起こったことを告げていた。
やがて数秒ほどで、照明は復帰するが――。]
(#0) 2013/05/23(Thu) 00時頃
[人工音声が告げる警告は、館全体に響き渡る。]
『非常事態を察知。外部からの侵入経路を遮断します』
[警告の通り、外に通じる扉や窓は、コンピュータの誤作動によっ
全て堅く閉ざされてしまい。
館内にある全ての端末が、外部と通信できない状態に陥った。]
やれやれ。雷の所為で何処かやられたのは間違い無いな。
通信アンテナと警備システム辺りかな?
……ま、いいか。「鬼」を逃がさなくて済む、なら。
[そしてリビングには、研究者のそんな呟きも機械越しに届く。
ネットワークが遮断されたことを示すコンピュータ上のメッセージ。
そのことを認めた鷲珈は、小さく肩を竦めながらも――。
小型のノートパソコンを一台手に取り、階下へと。]
(#1) 2013/05/23(Thu) 00時頃
やぁやあ皆、ひどい雷だったねぇ。大丈夫かい?
と、皆揃ったところで、私の方から話があるんだ。
先ずは、来るのが遅くなってしまってすまない。
[落ち着き払った様子で、リビングの面々に声を掛けた。
今度はインターフォン越しでは無く、直にその顔を現して。
咳払いを一つしてから、話を切り出した。]
君たちを此処に呼び出した理由はね――。
人喰いの「鬼」になった者が、君たちの中に居ると判ったから。
あぁ正確には、人食い鬼のようになった者、と言うべきかな?
そうそう。この頃世間を騒がせている路地裏の連続殺人事件。
その犯人も「鬼」とみて間違いないと私は考えているよ。
まさに鬼の噂通り、にね。
(#2) 2013/05/23(Thu) 00時頃
――野放しになってしまった「鬼」は、始末しなければならない。
そこで君たちにも、この中の誰が「鬼」であるかどうか
探して貰いたい、という訳だ。
[暗に、容疑者同士で疑い合い殺し合っても別に構わない、と。
そんな含みを持たせて研究者は言い放ち。
リビングのテーブルに、携えていたノートパソコンを置いた。
画面には鬼薬の情報を纏めた文面>>0:#6が表示されている。]
君たちに報酬やら、欲しい情報やらを渡すのは――、
ま、この「鬼退治」が終わってからにさせて頂こうか。
[此処に集めた者たちの顔をそれぞれ見遣りながら、付け加えて。
口には出さなかったが、弱みを、秘密を抱えた者たちに対しては
その秘密は一応、守る心算で居た。]
(#3) 2013/05/23(Thu) 00時頃
――…私の鬼薬が洩れなければ。
こんな面倒なことにはならなかったのだけれどね。
[独り言に近い言葉を零してから、鷲珈は背を向けた。]
じゃあ、私にはこれからやるべきことがあるから――。
これにて失礼するよ。
[元凶たる研究者は笑ったまま言い残し、リビングを後にした。
やがて向かう先は、地下研究室。]
(#4) 2013/05/23(Thu) 00時頃
[地下への階段に通じる扉と、その先の研究室の扉は
それぞれに本人認証の必要なロックを用いていたのだが――。
これも雷による誤作動か、ロックは二つとも解除されていた。]
―――――…、
[鷲珈の瞳に、一瞬だけ影が落ちる。
それでも直ぐに気を取り直し、研究室に入り。
被験体の処分――殺害に用いる劇薬の一覧を眺めた。
やがて研究者は劇薬の瓶と注射器を手に、地下室を後にする。
地下へ通じる扉は開け放たれたまま。
そして鷲珈が引き返した先は彼の自室。
自室の扉は閉じられるも、鍵を掛けることはやはり、叶わなかった。**]
(#5) 2013/05/23(Thu) 00時頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/05/23(Thu) 00時頃
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― リビング ―
[突然、轟音と共に床が揺れ、暗闇が満ちる。]
―…っ!
[雷が近くに落ちたか。 知らず、身体が強張った。 しかし停電はすぐに復旧し、こっそり息をつくが。間もなく人工音声が告げる言葉。>>#1]
…あ?誤作動か?
[研究者のものと思われる声は耳に届いていた。 どうやら、雷で施設内のシステムが壊れたらしいことが分かる。 しかし]
は…?鬼?
[鬼を逃がさないで済む、とか言わなかったか。 背筋を冷や汗が流れた。]
(1) 2013/05/23(Thu) 00時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/05/23(Thu) 00時頃
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[外が暗くなったことには気づかず。 不意の轟音と真っ暗になる視界に息をのむ]
――、と、ちょっと、まて。
[けれど直に復帰し、聞こえた音と、続く言葉に眉を寄せる。 誤動作は雷が落ちたせいと諦めもしよう。 だがその後に聞こえた研究者の声には納得などできるはずもない]
人食い鬼に扮する殺人鬼がいるのかもしれないのは分かったが、 だからといってどうして私が殺しあいなんぞせねばならない。
[まったく、とようやく姿を見せた鷲珈へと声をかけるものの、 言いたい事だけをいって背を向ける男を忌ま忌ましそうに見やる]
(2) 2013/05/23(Thu) 00時頃
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─リビング─
……つまるところ、鷲珈さんのミスで外に出ちゃった薬の尻拭いを俺らにしろと?
[めんどくさそうな顔で呟く。]
(3) 2013/05/23(Thu) 00時頃
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[やがてノートパソコンを持った研究者が姿を現す。 黙って彼の言葉に耳を傾けていたが。]
…は…? 始末、とか何言ってやがる。 俺達はモルモットじゃねぇんだぞ? 研究のし過ぎで頭がおかしくなってるんじゃねぇのか?!
[リビングを後にするその背中に向けたのは怒りの感情。 そして]
…冗談、だよな? 鬼が此処にいるとか…。 それとも何かの実験の一環なのか?
[引きつった顔で、他の四人の顔を見回す。]
(4) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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―リビング―
[折りたたんだ傘のケースを握ったまま、壁際からは動かず。 黒宵がどこかへ行ったのも、戻ってきたのも視線だけで追った。
鬼薬。 呟いた言葉が聞こえた人達には少なくともその噂は届いていたようだ。 改めて何かを説明する必要がなかった事に内心でほっとした。]
――だ、だったら…はや、く。
[荒れるかも>>0:120と聞こえて、控えめながらも帰りたいと口にする。 恐る恐るのように近づいてきた黒宵>>0:121が差し出してくれた揚げ団子に、]
―――あ、えと―――、いただく、わ。
[少し逡巡の後に受け取った。]
(5) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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[鬼薬――その名は知っている。 それを作るために必要なものを一つ、融通したのだから。
――それが原因でいま、ここにいることになっているわけだ]
冗談だと思いたいが、 そう云う冗談をいうような男か、アレが。
[黒宵>>4の引きつった顔をみやり]
……ろくでもないな、ほんとうに
[小さく呟く]
(6) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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――ひ。
[大きな雷の音と暗闇に、びくっとして身を竦めた。 息も止まってしまったのではないかと自分で思った。
だから、聞こえた音も言葉もはっきりと耳に入ってきた。]
えっ―― で、でも、そんな。
[鬼薬は噂ではなかった。 そのことに、ぞくりと身体が震えた。
―恐怖ではなく、好奇心で。]
そ、そんなこと。 し―信じろと、い、言うの? [去っていく鷲珈に投げた言葉は、それまでよりも大きな声。 それも女の抱く好奇心の大きさゆえ。]
(7) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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[突然の轟音と一瞬の停電。 驚いた拍子に、茶器が手から滑り落ちた。 中身が既に空だったのが幸い――けれど。]
………本気、なの?
[館内に響き渡る警告と男の声。 そして、白衣を着た研究者然とした男の登場。 彼が告げる、「鬼」の話――。]
つまり、それ、って。 皆の中から探して、殺せ――って、こと、
ふざけないで……!
[トレイルについての情報を後回しにした上に、 「鬼退治」だなどと告げてきたその男に、 思わず腕が伸びたが、結局、その背に届く前に 彼は何処かに向かって去って行ってしまった。]
(8) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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疑わしきは罰せよ、って感じなの? 物騒だねえ。
[そういいつつも顔はいつもの笑顔のまま。]
俺は別に報酬もらえりゃあかまわねぇけどな。 やってること、普段と変わりないし。
(9) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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― 落雷前・リビング ―
[>>5正直、断られるのではないかと思っていたが。 佩芳は差し出した皿を受け取った。 それに少し驚きつつも。]
…お、おう。
[何だか、野生の小動物が少し心を開いたような気分だ。]
(10) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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ほんとうに、な。
[かわらぬ明夜>>9に深いため息を零しながら頷き。 やること代わらないと言うようすに瞳を細める。
声を上げる佩芳>>7を見やり。 どこかで聞いた声だと、その口調にも心当たりがありそうな気もして。 皆の様子をそれぞれ眺めている]
(11) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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― リビング ―
…最悪だ。
[研究者に明かされた目的。 その異常さに不快感を隠しきれない。 大部分が戸惑い、けれどあっさりと状況を受け入れた者もいて。 怒りを収めようとするように息を吐いた。]
(12) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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― リビング ―
[深い吐息を零す]
……どちらにせよ、電気系統のエラーが回復するまでは出られないのは事実、か。 厄介だ。
[机の上に置かれたノートパソコンへとちらりと視線を向け。
そこの情報を確認するために傍による。 そして、映し出されている文字を読み始めた**]
(13) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/05/23(Thu) 01時頃
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[他の4人の声に、揚げ団子の乗っていた皿を抱えたまま軽く俯いた。 視線は床の上に落ちたまませわしなく動く。 小動物はびくびくしながらも揚げ団子はしっかりと口にしたようだった。
沸きあがるのは女には全て言葉に出来ない、背反する思い。 なんとか落としどころを付けようと、押し黙っているのだが。]
――、は――。
[はあはあと、呼気が早くなる。 どうしよう。 どうしたら。
せわしなく視線を揺らしたまま、壁にそってずるりと落ちて、 床にへたりと座りこんだ。]
(14) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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[はぁ、と気持ちを落ち着けるように息を吐いてから。 黒宵>>4の方を見遣れば、その顔は 引き攣ったものであるように見えた。]
………冗談だ、ってあたしも思いたいわ、よ。でも、
[黍炉>>6と丁度重なるようなことを小さくごちて、 けれどそれ以上は巧く言葉に出来ないままでいた。 ふっと目を伏せ、そのまま、椅子から立ち上がって――。 まるで鷲珈の後でも追うかのように、扉の方に。 けれどその歩調も遅く、何処か、頼りない。]
(15) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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[こういう時でも尚、一瞬面倒そうな顔は見せつつも、 相変わらずの笑みを湛える明夜>>9に。 安堵すればいいのか、憂慮すればいいのか―― どちらとも付き難い複雑な色が女の顔に浮かぶ。]
物騒も、いいところ、よ、……。
[「普段と変わりない」という言葉に目くじら立てなかったのは 彼のやり得る仕事の内容を幾らか察していたからだった、が。]
なんで、あなたも。あたしも。 こんなことに、巻き込まれなくちゃ、いけないのよ。
……あなたと殺し合えとか、できるわけ、……
[ふいに零した言葉。その続きも、やはり上手く声にならない。]
(16) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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お、おい…?
[>>14佩芳の様子の異変に気付けば、ぎょっとしたように瞠目して。 呼吸の音がおかしい。
そして傾ぐ彼女の身体。 慌てて駆け寄ると、肩を叩いてへたり込んだ佩芳に声を掛けた。]
おい、平気か?
[必要なら、彼女をソファーの方に運ぼうとするだろう。**]
(17) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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[普段と変わらず、にこにこと笑顔を見せる明夜はふと一週間前のことを思い出していた。]
(18) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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─回想:一週間前─
[一週間前、起こったこと。
あの時の事は今でも鮮明に思い出せる。 人気のない地区の廃屋。 足も腕も縛られ、床に伏せるアイツ……トレイルの姿。 いつもの優しげな表情はどこへやら 目を見開いて、顔を歪ませている。
ああ、可哀想に。 己の中に生まれた衝動に苦しんでいるのでしょう。 いいザマだ。
彼は吐きだそうとしたけど無駄だった。 微かに赤い粉が床にこぼれているが、それでも大半は飲み込んでしまっただろう。]
(19) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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俺なんか信用するから悪いんだよ トレイルちゃん?
お前はホントはそんな奴じゃないって 俺の何が分かるってんだよ。 うっぜぇんだよ、ばーか。
──あぁ、もう何も言えねえの?
[床に転がされたトレイルは すでにまともに話せる状態ではないようだ。呻き声しか漏らさない。
それを見てケラケラと笑ってトレイルの頭を踏む。]
(20) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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露蝶言ってたよ? お前の莫迦なくらい優しいとこが好きだとかさ。 病気の人を救うんだって言ってるとこが好きって。
──いやぁ、もうたぶん無理だねえ。
なぁ?苦しいんだろ? 俺の事殺したいー?
[足で蹴り、仰向けにして腹を踵でぐりぐりと踏みつける。]
(21) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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[下からこちらを見るトレイルの表情は 俺への殺意がこもっている。 そして餓える獣のような眼をしている。]
──いやぁ、いい顔するねえ。 そっちのが男前だぜ? そそるねぇ
薬飲ませた結果、ってのが残念だけどなぁ。
んじゃ……
[結構気持ちが満足したので、トレイルの持っていた睡眠薬を無理矢理口に押し込んで飲み込ませる。
少ししてトレイルの意識は落ちる。 そして縛っていた縄をほどいた。]
(22) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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それじゃ、起きたらしっかり楽しめよー。 衝動に身を任せるのも結構楽しいと思うぜ?
ばいばい、トレイル。
[その言葉に返事はない。]
(23) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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[去り際に一つ、カプセルを取り出して口に含む。 透明なカプセルから見える中身は赤い粉。
それを飲み込んだ後、ぺろりと上唇を舐めた。]
[これが、一週間前に起きたこと。]
(24) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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[情報を食い物にする生業から見れば、噂の真実は逃したくない。 だが―そのための代償、は。
受け入れたくない。 逃したくない。
どうすれば、どうしたら。
座り込んで、他の4人を見ようと視線を上げた。]
――あ、だ、大丈夫。だから。
[は、は。 言葉の合間にも途切れ途切れに息が混ざる。
ソファへと促す黒宵に小さく頷いて、よろよろとソファの端に浅く腰を下ろした。]
あ、あ――ありが、と、う。
[心配してくれたことに、視線を合わせぬままぽつりと礼を言った。]
(25) 2013/05/23(Thu) 01時半頃
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[去り際に鷲珈が口にした「鬼薬」の語。 本当にあったりしたら、などとさっき己は言ったものだが。
『もしも僕が、鬼にでもなってしまったら――』 ふっと思い出された、此処には居ない誰かの言葉。 僅かに目を閉じ、けれどやがて、目が覚めたように顔を挙げた。]
何にしても。 ただ滅入ってるだけじゃ居られない、わ。
[鷲珈の行方も気にはなったが――。 先ずは、あの男が置いていったノートパソコン。 其処に何が示されているのか、黍炉>>13のあとから 確かめようと、一度視線を向けたところで――。]
(26) 2013/05/23(Thu) 01時半頃
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って、どうした の ――
[耳に触れる、荒い呼吸音。 振り向けば、床に座り込んでしまった佩芳>>14と、 彼女に駆け寄る黒宵>>17の姿が見えた。 座り込みながらも、佩芳の視線は此方に向かい>>25。 彼女に目を合わせながら、小さく]
大丈夫、じゃないわよ、どう見ても! ……こんな状況だもの、落ち着かなくなるのも 仕方ないことだわ。
[その女が抱いていたもののうちに、好奇心があったとは 気付くことが出来なかった 結局、彼女をソファに促す役は 黒宵という男手に任せることになったのだが。 暫く、憂うような視線で佩芳を見遣っていた。]
(27) 2013/05/23(Thu) 01時半頃
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露蝶は、>>27佩芳と目を合わせながら、小さく叱咤するように声を掛けていた。
2013/05/23(Thu) 01時半頃
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露蝶、大変なことになったねぇ。
[露蝶>>16の漏らす言葉に いつも通りの声のトーンでどこか他人事のようにい呟いた**]
(28) 2013/05/23(Thu) 01時半頃
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………とりあえず、お水持ってくるわ。 キッチンにでも行けば、用意できるでしょ。
[一口飲めば、多少は佩芳も楽になるのではないか、と。 そう考えて、露蝶は一先ずその場を後にした。]
(29) 2013/05/23(Thu) 01時半頃
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あ、あ―― 。
[大丈夫じゃない。 そう露蝶に言われて>>27、視線を落とす。 好奇心と身の危険とを天秤に置いているのにどちらにも傾かない。 こんな時、どうしたらいいのか―答えは見つかっていない。]
―――。
[顔を上げると、露蝶と目が合って。無意識に逸らした。 誰かに見られていると思うと、さらに落ち着かない。]
――は、ひ――。
[ソファの隅で身を固くして、また視線を床に落とした。]
(30) 2013/05/23(Thu) 01時半頃
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[水を取りに行った露蝶の背をちらと見て、申し訳なく思う。 思うこと、考えていることをうまく言葉に出来ないのがもどかしいが、出来ないものは仕方ない。 無理に口を開こうとすると、余計に言葉が詰まって出なくなってしまう。]
――は、ぁ。
[深呼吸をして、落ち着こうとした。 こんな微妙で嫌な空気の中、先程とあまり変わらないように見える明夜が 視界に入って、ひ、と吸った息が途中で止まった。
どうして、他人事みたいにしていられるのだろう。 殺める事に躊躇しないタイプの人間なのだろうか。 なんとなく底知れないものを感じて、ふいと視線を逸らした。]
(31) 2013/05/23(Thu) 02時頃
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― →キッチン ―
[去り際に、明夜>>28の方にちらりと振り返った。 まるで他人事のような響きに思わず、 叱りつけるような険しさが僅かに瞳に滲む。 それでも結局何も言わぬまま、背を向けていた。
それからひとり、キッチンに入り、 携帯端末を手に取り覗き込む。 さっきの研究者の言葉を裏付けるように、 通信圏外の表示がディスプレイには出ているが、 既に受信しているメールを読むだけならば支障はない。]
(32) 2013/05/23(Thu) 02時頃
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こ、こんなこと、に、なるの、なら。 もっと――。
[もっと、鬼薬のことを追ってみればよかった。 まさかと思った自分の判断を後悔しながら、ポシェットから携帯端末を取り出した。 外からでもアパートの端末へにアプローチできるようにしてある。 そこから鬼薬の情報を再度確認しようとしたのだが―]
―――、あ――。
[圏外を示す表示に、ぽかんとした。 ポケットの中の通信機も連絡してから これでは情報にアクセスできない。
ああ、もう!こんな時になんてことか。 こうなってしまえば、背に腹は変えられない。
身を乗り出して、ノートパソコンには何がと黍炉の後ろから読もうとしている。**]
(33) 2013/05/23(Thu) 02時頃
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[そのメールが送られてきたのは一週間前。 これ以降トレイルからの連絡は途絶え、 その姿も、町中の何処にも見つからなくなった。
『ごめん。 僕は人間でなくなってしまった。 だからキミに、さよなら。』
普通なら、何のことかと訝しむような文面も、 鬼の噂――鬼薬の話を知ればこそ、察せられること。 そこに誰に対する告発も記されていなかったのは、 心の乱れ故か、それとも――それももう、判らぬまま。]
(34) 2013/05/23(Thu) 02時半頃
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― キッチン→リビング ―
っていけない。グラス、グラス……。
[あの時の、やはり落ち着かない様子の佩芳>>30を思い、 直ぐに意識を飲み物の方に切り替える。 目を逸らした訳も、動揺か何かの所為か。 そんな風に、思ってしまっていた訳だったけれど。
グラスの中で、ミネラル水の水面が揺れる。 それを片手に、露蝶はリビングへと戻っていく。 その頃には佩芳>>33が身を乗り出している姿が見える。]
あら――もう大丈夫、みたい? だったら良いけど……。
[ノートパソコンの方に意識が向いているように見える彼女に、 一先ず、水の入ったグラスを差し出してはみる。 そのついで――という訳では無いが、露蝶自身もまた、 じ、と視線を向けてその文面を確かめた。]
(35) 2013/05/23(Thu) 02時半頃
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人をお伽話の鬼のように変える薬、か――。
[指輪嵌めた左手が伸びたのは、ナイフを忍ばせた下衣のポケット――ではなく、上着の胸元の方。
『僕が鬼にでもなってしまったら――。 キミに託したそれで、ちゃんと僕のこと、見つけ出して?』
ふっと過った言葉は、まだそのふたりが、 何時も通りに笑い合って過ごしていた頃のもの。**]
(36) 2013/05/23(Thu) 02時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/05/23(Thu) 03時頃
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…大丈夫じゃねぇだろ。 ほら、手ぇ出せ。
[>>25過呼吸か、何か持病でも持っているのか。 手を差し出しながら言葉を掛けると、佩芳は小さく頷き。 彼女を支えながらソファへと連れて行くとソファの端に浅く腰を下ろすまで付き添った。 露蝶の視線は感じていたが、意に介した様子はなく。]
…別に。 大した手間じゃない。
[視線を合わせないまま言われた礼には、同じくそらしながら応じた。]
(37) 2013/05/23(Thu) 08時頃
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―あぁ、頼むわ。
[>>31水を取りに行く露蝶を気にするような佩芳の視線。 >>27何処か他人事のような明夜の言葉には、思わず視線をやったが。]
…ちょっと大人しくしてろよ。
[そう言い置くと、肩をポンと叩き。 あまり自分が付き添っていても気は休まらないだろう。 そう考えて、鞄を置いたソファーに戻ると腰を下ろした。 >>33けれど黍炉の見ているパソコンを気にする様子を見れば、少しは回復したかと思いつつも小さく息を吐いた。]
(38) 2013/05/23(Thu) 08時頃
|
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[ノートパソコンには三人の人間。 明夜は何をしていただろうか。 それなりの分量はあるだろうから、暫く空きそうはないか。 ―携帯を確かめれば、圏外表示で。 がしがしと頭を掻いた。]
あぁ、くそ。
[もし先に文面を読んでいた三人の誰かがノートパソコンから離れたなら聞くだろう。
―で、人と鬼とを見分ける方法は乗ってたか?
と。 ノートパソコンが空いたら自分でも読むつもりではあるが、長ったらしい文章を読むのは苦手なのだ。 聞いた事について何か言われたら、そう告げただろう。**]
(39) 2013/05/23(Thu) 08時頃
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―リビング―
――――。
[露蝶からコップを受け取って>>35、言葉の代わりに頭を下げた。 落ち着かないのは変わらない。視線はあまり合わせられぬまま。 そして、再び黍炉の後ろからパソコンを覗き込んで 鬼薬に関する文面>>0:#6を見て。
「服用者の体質によっては、容姿に変化が生じることもある」
その一文にはっと顔を上げて、周りを見回した。]
――――――。
[その視線は自分以外の人々を―疑るよう。]
(40) 2013/05/23(Thu) 12時頃
|
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[身体能力が向上し、破壊的な衝動を抑えられなくなるとは読んだ記憶がある。 しかし、服用者同士で意思の疎通ができることや、 その衝動が死ぬまで続くということは初めて知った。
これが本当なら― 鬼薬によって「鬼のようなもの」と化してしまったら 己を律することもできずに衝動のままの振る舞いをするようになる。 そして、解除方法は――ない。]
こ、ころ――。
[鬼薬を飲んだ者は最終的には殺すしかない。 少なくとも、解除薬が作られるまでは。
周りを見回したまま、ノートパソコンの傍から離れ またソファの一番端に戻った。]
(41) 2013/05/23(Thu) 12時頃
|
|
―――。
[黒宵の声>>39には黙ってノートパソコンを指差し、コップの水を飲んだ。 伝える気がないわけではないが、女の言葉では言い切れなかったから。**]
(42) 2013/05/23(Thu) 12時頃
|
|
[皆がノートパソコンを見たりしている後ろですこーし考えて]
じゃあ一番鬼疑惑が高いところ殺しに行ってくるよ。
[立ち上がって部屋にいるほかの4人を見渡して言う。]
鷲珈が一番怪しいよね。 なんのかんの言ってたけど、この状況は鷲珈が俺たちを食べようとして閉じ込めたようにも見えるね。
よーし、殺そうすみやかに。
(43) 2013/05/23(Thu) 12時半頃
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[にこやかに宣言したけど、皆の反応はどうだろう。 止められても行くけどね。
鷲珈の"声"は聞こえないけど そんなの知っているのは俺ともう1人ぐらい。
さ、邪魔されないうちに殺しに行こう。 ああ体がとっても疼く。 早く、早くと感情が高ぶってたまらない。]
(44) 2013/05/23(Thu) 12時半頃
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じゃ、いってきまーす。
[リビングを出て、向かう先は鷲珈の部屋**]
(45) 2013/05/23(Thu) 12時半頃
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露蝶は、ドリベルに話の続きを促した。
2013/05/23(Thu) 13時頃
露蝶は、ノックスに話の続きを促した。
2013/05/23(Thu) 13時頃
ドリベルは、露蝶に話の続きを促した。
2013/05/23(Thu) 13時半頃
|
[>>42黙ってノートパソコンを指差される。 口では伝えられない内容なのか。−それとも伝える言葉を紡げないのか。]
あー…、じゃあ後で読むわ。
[首筋を掻きながら応じ。 >>43と、そこで明夜が散歩にでも行ってくるような気軽さで研究者の男を殺して来る、と言う。
研究者が鬼ならわざわざ情報を明かす必要が分からないが、あの男が死ねばこの狂った茶番が終わるのではないか、という淡い期待を抱き。
明夜の後ろ姿にかける言葉は…何もない。**]
(46) 2013/05/23(Thu) 13時半頃
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[相変わらず、佩芳>>40は落ち着かない様子だった。 それでもちゃんと水を受け取って頷いた姿に、 ほんの少しだけ安堵の息が零れていた。
けれど、視線を合わせようとしていなかった彼女が 周囲を見回したのを見て、ぱちりと瞬いた。 向けられた視線の色も、疑念のように見えてしまって。]
ちょっと、あなたまでそんな――…
[ころす。 彼女>>41が口に出した言葉も、そんな風に聞こえてしまった。 とはいえ、衝動が死ぬまで続くこと、解除法が無いこと、 その記述の存在を見落としていた訳では無い。 だから、はっきりと咎める言葉も出て来ずに。]
(47) 2013/05/23(Thu) 14時半頃
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[黒宵>>39が佩芳に問うた言葉に、ふと彼へと顔を向ける。 結局何も声には出さなかった佩芳の代わりに、 少しだけ目を伏せて、ぽつりと答えた。]
その――見極める方法は開発されているらしい、とは 書いてあった気がするけど――… あとはそうね、「容姿に変化が生じることもある」、とか。
[後で読む、と黒宵>>46は言っていたこともあり、 一旦此処で口を閉ざし、画面に再び目を向けた。
「人と鬼とを見分ける方法」。 露蝶はひとつだけ、「託された」ものを確かに持っている。 けれどそれを口に出すか否か、迷っていた。]
(48) 2013/05/23(Thu) 14時半頃
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[そんな折。 明夜>>43が、何時も通りのように聞こえる調子で 言い放った言葉の内容に、くるりと振り返った。 彼を睨む瞳には、はっきりと咎める色が滲んでいた。]
ちょっと待って、明夜。 確かに、可能性が無いとは言えないわ。 でも、まだ早いわよ。まだ何の証拠も無いのに――…
[尤もこの、「殺すのは早い」という慎重な言葉は、 「殺さないで欲しい」という感情的な意味ではない。 寧ろ、あの男が鬼薬などを作り出した結果、 トレイルが姿を消したのなら――内心に、ふつりと湧く暗さ。]
(49) 2013/05/23(Thu) 14時半頃
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[けれど露蝶は、目の前の明夜がこそが、彼に鬼薬を 直接飲ませたことまでは知らなかった。 彼と二人でいる時にさえ、口説いてくるような男だ。 そのくらい彼のことを快く思っては居ないのだと。 そこまで察しながら、未だ思い当たっていないこと――。]
待ってよ、明夜!
[リビングを後にする彼>>45の背中を追い掛ける。 やや上向きに伸ばした手は、彼の明るい髪に届いていた。 己の指先に髪の一本でも抜けて絡まるのではないか、と 何処かで薄らと思う位に、確りと伸ばした手。
それでも、明夜を引き留めることはできなかった。 露蝶はバランスを崩し、転んでしまったのだ。]
(50) 2013/05/23(Thu) 14時半頃
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い、ったぁ………
[リビング内、扉の手前で。露蝶は床に手を突いたまま座り込む。 立ち上がれないまま顔を上げれば、既に明夜の姿は無かった。**]
(51) 2013/05/23(Thu) 15時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/05/23(Thu) 15時頃
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[露蝶の伸ばした指は髪に届いていたが しかし止めることはかなわず。
ほんの少し触れた際に髪の毛が落ちたかもしれないが、自身にはわからない。
露蝶が転んで顔をあげる前に 振り向いて少し手を振った。
歩みは止めず、鷲珈を探しに研究所内を探す。]
(52) 2013/05/23(Thu) 19時頃
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[さほど時間がかからず居場所を突き止める。 壁に叩き付けられる雨の音と雷鳴は気配をごまかすのに都合がよい。
別に忍び寄らずとも、正面から行っても負ける気はしないが それでもリスクは最小限に。 後ろから近付く。]
(53) 2013/05/23(Thu) 19時半頃
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はい、しんだー。
[一言笑いながら──この時の笑いはにこやかな笑いではなく、半目で口元をにいっと吊上げたような少し不気味な笑い──告げてぐさっと背を刺す。 一度、二度、三度。 首を掻き切ってすぐに終わらせないのは遊び心って奴かもしれない。
手は赤く染まるし、抜き差しするたびに血が飛び身体につく。]
(54) 2013/05/23(Thu) 19時半頃
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[鷲珈の身体が床に崩れ落ちる。 あっけなく終わったものだとその身体を見下ろした。
疼く。
手にべったりとついた血を舌で舐めとる。 明らかに自分が殺した状況なのがわかるのに これをするのは悪手だろう。 それはわかっているのだけれども]
(55) 2013/05/23(Thu) 20時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/05/23(Thu) 20時半頃
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[舌なめずり。]
[うつ伏せに倒れた鷲珈の身体を仰向けにして 腹にナイフを一閃。
出来た傷に、手を差し入れまさぐって つやつやと色鮮やかな中身を取り出す。]
(56) 2013/05/23(Thu) 20時半頃
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― 回想 ―
[ノートパソコンへと視線を向けていたから、佩芳のこと>>14に気づくのは遅れ。 黒宵や露蝶が声をかけているからそのまま、ノートパソコンの文面を読む。
画面をスクロールしてみてもそれ以上詳しいことは乗っていなくてため息をつき。 露蝶や佩芳が読みにくるのには、場所を譲るようにノートパソコンからはなれた]
――見分ける方法はあるらしいが、詳しいことはなにも。 どうやら死にたくなかったら殺せ、ということらしいな。
[黒宵>>39の問いにため息をひとつ返し。 殺しにいくという明夜>>43を止めることはしない]
(57) 2013/05/23(Thu) 20時半頃
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大丈夫か?
[明夜を止めようとして転けた露蝶>>51へと声をかける。 座り込んだままの露蝶を立ち上がらせるために手をかしてやり]
研究者は明夜がころさなくても鬼が殺すだろうさ。
[止めて求めなくても一緒だと呟く]
(58) 2013/05/23(Thu) 20時半頃
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[それを果実を齧るように一口。 くちゃりくちゃりと音を立てながらゆっくり食む。
うん、ちょっと満足。
昂った欲望はそれで少し抑えられる。 でも、あともう一切れだけ。
次もあるだろうから、それだけで我慢しておこう。]
(59) 2013/05/23(Thu) 20時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/05/23(Thu) 20時半頃
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[ついつい食べちゃったけど。 ばれないようにできるかなあと腹の傷を手繰り寄せる。 しかし明らかに切り傷だけじゃない裂傷ができてしまった。
うーん。どうしようかなあ。]
(60) 2013/05/23(Thu) 20時半頃
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[まあいいか、ばれても。
ぜーんぶ殺せばいいだけだよねえ。 なんて暢気に考えながらその部屋を後にした**]
(61) 2013/05/23(Thu) 21時頃
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―リビング―
[女が黒宵に伝えられなかった事は、 露蝶が>>48、黍炉が>>57伝えてくれた。
殺すと口にした言葉を露蝶に勘付かれて>>47、 黙したままソファの上で背を丸めた。]
だ、だって――そ、そうしな、い、と。
[殺されてしまう。 脳裏にはニュースで流れる物よりもずっとずっと色鮮やかな、 警察の情報網から拝借してきた殺戮現場の画が過ぎった。]
(62) 2013/05/23(Thu) 21時頃
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[とはいえ、何か策があるわけではない。 どうすれば、自分の身を守れるか。 どうすれば、真実を知ることができるのか。 背を丸めて蹲るようにして、考えていたが。]
――え、ええっ?!
[買い出しにでも行くような口ぶりの明夜>>45に、あわあわとした。 あまりにも普通―だからこそ、ここでは異常なのだが―だったので、 最初は何も気付かなかった]
(63) 2013/05/23(Thu) 21時頃
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[露蝶が追いかけて行ったようなのを背で聞いて、 また考えに戻ろうとしたところで、ようやく気がついた。
鷲珈を殺されてしまったら、大事な情報>>0:#8をもらえなくなる! そんなこと、だめに決まっている。]
だ、だだ――だ、だめっ!
[勢いのままにソファからよろけながら立ち上がった。 リビングの扉の方を向けば黍炉が露蝶に手を貸していた。]
(64) 2013/05/23(Thu) 21時頃
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― 回想:少し前 ―
[パソコンから顔を上げた>>57黍炉の言葉―鬼と人を見極める方法がある―と聞けば、眉をぴくりと動かし。]
そうなのか。 それは誰でも使えるものなのか…?
[零れた言葉は誰かに言ったわけではない、独り言。 どうやら闇雲に殺すわけではないらしい事に少しだけ安堵する。]
…まぁ、そうでなきゃ容疑者を纏めて放り込んだりしない、か。
[探す方法がないなら、それこそ纏めて消せばいい。 わざわざ姿を見せずとも、研究所はあの男の思うまま。しようと思えばこれまでの間に出来ただろう。]
(65) 2013/05/23(Thu) 21時頃
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[>>48そして露蝶からも同じ内容と、身体の変化について聞けば。]
―容姿に変化って…本当に鬼みたいになっちまうとかじゃねぇよな…。
[もしそれが本当なら、ぞっとしない話だ。 そう考えていれば明夜が動きだし、それを止めようとした露蝶が転ぶ。 その間に明夜は姿を消していて。]
あ、おい。大丈ー…。
[自分が手を貸そうとする前に、黍炉が手を差し出す。]
(66) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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―あ、あ、と。 だ、―じょ、ぶ?
[ふらふらとしたまま、黍炉と露蝶の傍で立ち止まって、 中途半端に形になった気遣う言葉をかける。
それから、少し眉を下げて目を伏せて、 逃げるようにリビングを後にした。]
(67) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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[>>64―と、ソファーで思考を巡らせていた佩芳が、突然駄目だと言ってよろけながら立ち上がる。 慌てたようなそれに眉を顰め、露蝶を気遣うそぶりを見せつつも、その場を立ち去ろうとする彼女の背中>>67に向けて。]
―おい! 駄目ってどういう意味だ? 誰も殺したくないという事か? それとも、あんな男を庇ってあんたに何か得でもあんの?
[問いかけは最後まで彼女に聞こえただろうか? 声は鋭く響き、やや威圧的に聞こえたかもしれない。]
(68) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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[不意に上がる佩芳>>64の声に驚き。 傍によってくるのを見ていた]
……駄目って、なぜ?
[問いかけは黒宵>>68とほぼ同時。 リビングを出て行く背を瞳を細めて見やり。
ため息を一つついて、露蝶から手を離す]
――どういう理由でだめだったのかはしらないけれど。 とりあえず、何か知ってるのなら聞き出してみようか。
[リビングの扉を見やり、そちらへ向かうとした]
(69) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/05/23(Thu) 21時半頃
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あ、ああ、―る。
[背後から届いた黒宵の声>>68に、びくっとしながら、 振り返らず首を振って答えた。
もっとも、その返答には"多分"という単語が欠けていたのが。]
(70) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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―俺も行く。
[黍炉が佩芳を追うのなら、自分も向かおうと。 多少言葉を重ねられたくらいでは、退かないつもり。]
―あの爺さんの部屋って何処か知ってる?
[向かうなら、恐らく其処だろうと。]
(71) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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―廊下―
[鷲珈の行き先がわからずに、きょろきょろと見回した。 上に向かう階段と、下へ向かう階段が見える。]
―――――え、と。
[とはいっても、知らぬ家だからよくわからない。 下へ向かう階段は地下へ行くのだと思うと、少し怖くて。 傘をしまったケース―来た時からずっと握りっぱなしのそれ―を手に、 そろそろと、上へ向かう階段の方へと向かう。
だめ、と上げた言葉に疑問を持たれているとは、露にも思わないまま。 おそるおそる、階段を数段上り始めた。]
(72) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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[ともにくると言う黒宵>>71に一つ頷き。 リビングをでて廊下を歩く]
――前に一度きただけだからな……
[あまり人付き合いが良いほうではない研究者とはリビングであったぐらい。 その私室の位置までは知らず]
無駄に広い屋敷はこう云うときに困る。
[ため息を一つついて、それでもどこかにはあるだろうと2階へと足を向けた]
(73) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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[>>70得がある、という佩芳の答えに眉間に皺が寄る。]
―あんたはあの爺の仲間か? 対価の代わりに客の中に紛れて、爺に俺達の様子の報告でもするつもりだった?
[そんな大胆な事をするような人間には見えないが、完全に頭に血が上っていた。]
(74) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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…そーすか。
[>>73リビングを出て、廊下を歩きながら黍炉の隣を歩く。 上背のある相手の方が若干早いか。]
ったく…、行った先に人が殺されてるかもしれないっつーのに何考えてんだか。
[階段を上りながら話すのは、佩芳の事。]
(75) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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[佩芳と研究者の間になんらかの益があるらしい。 その様子に一つ瞬き。 それに対する呟きをきけば黒宵>>74へと視線を向け]
彼女が仲間かはしらないが、何かを知っているのかもしれないな。
――明夜がもうすでに行動していたら生きてはいないだろう。
[そんな話をしていても、行く先が判っていない佩芳へと追いつくのはむずかしくなく。 2階へと足を踏み入れれば、どこからか血の匂いも漂ってきただろうか]
(76) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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―鷲珈の部屋―
ち、ちが―。 ちが、う。
[投げつけられたような黒宵の声から逃げるように、 階段を上る足は止まらず。
知らぬ廊下、見回して―少しだけ開いている扉を見つけた。 今このときは、追ってくる足音の方が怖かった。
縋るようにその扉を開き、ぎょっとして立ち止まった。 倒れた鷲珈の周りに、紅い色が散っている。]
あ、あの。 しゅ―――?
[状況が飲みこめぬまま、女は小さく声をかけた。]
(77) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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― リビング ―
[黍炉>>58の手を借りて、ゆっくりと身を起こした。 大丈夫かと彼に、また黒宵>>や佩芳>>67にも言われてしまい、 少しばつの悪い面持ちで、こくりと頷いていた。]
ごめん、なさい。心配させて――。
[床から手を離そうと指先を動かした時、 ふと、細い糸のようなものが触れる感触がして――。 それを掬い上げるようにして、己の手を握り締めた。 淡い色のそれは、丁度明夜を引き留めようとした時に はらりと零れ落ちていたもの>>52。]
(78) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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[それから黍炉の>>58言葉に瞬き――。 ややあって、何処か納得したように頷いていた。]
そう、ね。 鬼を殺そうって言い出したのは、彼、だし――。
―――…あぁ。
[だめ、と佩芳が叫んだ理由は解らなかったが。 冷静に考えれば、己にとっても鷲珈の死は利にならない。 少なくとも、トレイルのことで彼と話をするまでは。
何とか立ち上がってからも、打ち付けた膝は痛む。 だから直ぐには、リビングを後にする佩芳や 黍炉、黒宵の後を追うことは出来ないでいた。]
(79) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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…みたいすね。
[>>76研究者と佩芳、彼らの間に何の関係があるのか。 彼女の仕事を知らない自分には分からない。]
その可能性が高いとは思うけど…。 ―っ…。
[血の臭いに気付けば鼻を覆い、目を眇める。 佩芳の姿も遅れて見えただろうか。]
―終わってる、みたいだ。
[その声は僅かに震えて聞こえただろうか。]
(80) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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― 廊下 ―
[遅れて、廊下に一歩踏み出してから、ふっとひとりごちる。 既に階上へと向かった者たちに届くとは思わないまま、]
身も、心も。 ほんとうに、鬼みたいになったなら。 ……もう、人ではないって、思わないと。
[身体能力が向上するという鬼薬の話。 それに黒宵>>66があの時言ったことも思い出しながら、呟く。 あの時、そうしないと、と佩芳>>62が口にしたのも また、理解できるものだった。
ちなみに、黍炉の返答の後、彼がひとりごちたこと>>65も 聞こえてはいたが――。 その時は、ほんの微かに視線を落としただけだった。 そして今も、その答えは口に出来ぬまま。]
(81) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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[鷲珈の部屋より離れた場所に息をひそめる。
現場の様子は"聞け"ばよいのだ。 わざわざ近くに潜む必要ないだろう。]
(82) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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|
― 鷲珈の部屋 ―
[>>77違う、という言葉は聞こえていたが、一度浮かんだ疑惑を簡単に捨てる事は出来ない。 血の匂いに一瞬躊躇ったけれど、意を決したようにその先に進んでいく。
戸口の前で立っている佩芳と…床に転がった鷲珈の死体。 ―彼の鋭利な刃物で切り裂かれたような腹からは、何かがはみ出していて。]
…っ…。
(83) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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――相変わらず、仕事の速い。
[血の匂いと、扉のところにいる佩芳が固まっている様子で、すでに行なわれていた事を知り。 ため息とともにそちらへと足を向ける]
血に不慣れなら見ないほうがいいんじゃないか。
[震えて聞こえた黒宵>>80のことばにちらりと視線をながし。 佩芳がいる扉へと向かう]
見事なものだ。
[血に沈んでいる鷲珈をみやり、ひとつつぶやく。 まだ、その腹の不自然さには気づかないまま]
大丈夫か?
[佩芳へと問いかける]
(84) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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――――?
[終わって い る ?
黒宵の声>>80で、黍炉と黒宵に追いつかれていた事に気付く。 気付いたが、なぜ鷲珈が倒れて動かないのか、そちらに神経は向いていた。
おわって いる? 終わって―― 死んで、いる?
死という言葉を思った途端に、散る紅い色が生々しく映った。]
―― ぐ、ぅ。
[目を見開いて口元を押さえた。 深く息を吸って、空気に血の匂いが混ざっている事にも気づく。]
(85) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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|
[手の内にある、明夜の髪色と同じいろの毛髪。 一度それを眺めてから、上着の懐の内にある 小さな財布の中にそっと収めた。 財布の中には既に、ある液剤の包みが入っていた。]
これじゃまるで、あいつのこと疑ってるみたい。 でも、確かめなきゃ。 ……でも、その前に。
[外の嵐の音の所為もあり、人の気配や足音を探ることは 容易では無かった。 遅れて、露蝶も階段を伝い二階へと。 鼻を突く匂いを感じ、胸を抑えながら、その方へ向かう。]
(86) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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[死体を見るのは初めてではないが。こうした遭遇の仕方は初めてで。 >>84黍炉の忠告も耳には届かず、ふらりと‘それ’に近づいていった。 そして床に広がった血に足を取られ]
うあ…っ。
[―派手に転んで鷲珈の遺体の上に倒れ込む。 起き上がろうとしてもがいた際、鷲珈の腹からはみ出た臓器…明夜の喰らった痕跡を握り潰してしまう。]
(87) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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|
[大丈夫かという、明らかにこちらに向けられた黍炉の声>>84に びくっと身を震わせたのが、何かのスイッチになったのか―]
ひ、ひぎっ――
[引きつったような声を上げた直後、]
(88) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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い、あぁぁ、いやぁぁぁっ―――!!!
[悲鳴が口をついて出た。
なんだかよくわからないまま涙目になって 男2人から離れるように廊下の方へ後ずさり、 肩で息をしながら、階段の上にへたり込んだ。]
(89) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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お、悲鳴。
[ああ、見つかったのかなあ。
そんなことを思いながら、血に濡れた手を布で拭う。]
(90) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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…うっ…。
[顔も血溜まりに突っ込み、赤黒く汚れていた。 纏わりつくような強い血の匂い。 遅れて感じた臓器を握りつぶした生々しい感覚に、手に握ったものを取り落とす。]
あ、ぁあ…っ。
[汚れた手を見つめ、暫しその場に座り込む。 >>89佩芳の悲鳴は何処か遠くに聞こえた。]
(91) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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|
っ、おい……
[黒宵>>87が足を滑らせるのと、佩芳>>89の悲鳴、どちらが先だったか。 遺体からはみだした臓器の違和に気づくことなく。 部屋の入り口から逃げる佩芳と、血に汚れた黒宵、どちらをもみやってため息をついた]
――、
[どちらに手をかすべきかと瞳を細め]
おい、とりあえず、そのままだとさらに汚れるぞ。
[座り込んで動けない黒宵>>91へと近づくことにした]
(92) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
|
|
― 2F ―
[階段を上りきろうとした、その時。 高い悲鳴が耳を強く突き、足が竦んだ。 此方に近づいてきた、後ずさる姿は佩芳>>89のもの。 彼女が階段に座り込んでから、声を掛けた。]
佩芳っ、
………何が、あった、の?
[微かに伝う鉄錆の匂いに、想起するのは血のいろ。 息を呑み、女を見下ろして、問う。]
(93) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
|
露蝶は、サミュエルに話の続きを促した。
2013/05/23(Thu) 22時半頃
|
――ふ、ぎ。
[潤んだ瞳は見開かれたまま、露蝶>>93を見上げた。 すん、と鼻をならして縋りつくように手を伸ばして]
し、しん――で。
[死んでる。 それだけを、紡いだ。]
(94) 2013/05/23(Thu) 23時頃
|
|
[暫く茫然としていたが、>>92黍炉の声が聞こえてややあってから褐色の目に光が戻る。]
…あ?
…っ…!
[近付いてきた黍炉の方にゆるゆると振り返る。 緩慢とした仕草で頬を拭いながら血に塗れた顔を晒したが、後方にいる女性達にも見えただろうか。]
(95) 2013/05/23(Thu) 23時頃
|
|
[廊下のほうから露蝶の声もきこえる。 だから佩芳のことはそちらにまかせ。
さて、明夜はどこにいったのかとわずかにため息を零し。 血に濡れた黒宵の様子に瞳を細める]
酷い事になったな。 [すでに事切れている研究者には一瞥を向けただけで、その死には何も思わず。 大丈夫かというように黒宵に手を差し出した]
(96) 2013/05/23(Thu) 23時頃
|
|
[しんでるという答え>>94に、真っ先に思考に過ったのは 明夜が鷲珈に疑惑を掛けていたこと。 「鬼として」殺したとまでは、未だ思い寄らないまま。]
―――…そう。
[涙滲ませて見上げてくる佩芳を真っ直ぐ見詰め、 少しだけ身を屈めて、伸ばしてきた手を引き寄せた。 縋りつく女を抱き留めるように、何も言わずに腕を伸ばす。 けれど彼女に触れるのは、ほんの少しの間だけ。]
判ったわ。 ……あたしも、この目で確かめなきゃ。
(97) 2013/05/23(Thu) 23時頃
|
|
……そんなに酷いすか?
あぁ、 ありがとう、ございます。
[>>96相手の言葉に眉を顰めながら顔を擦ろうとして、差し出された手に気付く。 ありがたく厚意を受ける事にして立ち上がろうと足に力を込めた。
―あぁ、まるで麻痺してしまったように血の匂いしかしない。 …臓器を握り潰した手の感触も消えない。
我に返ってみれば、研究者への哀悼の念などなく…ただ不快感しかなかった。]
(98) 2013/05/23(Thu) 23時頃
|
|
[身を翻し、廊下に目を遣ったところで――。 初めに視界に入ったのは、その男>>95の血濡れの顔。]
ひぇい、しぁ ん ?
[まるで予想外というように瞠目し。 彼に手を差し出した黍炉>>96の顔も一瞥しながら、 佩芳に向けたのと似た問いを、今度は、震えた声で投げた。]
どうしたの 何があったの
何を、した の……?
(99) 2013/05/23(Thu) 23時頃
|
|
―――っ。
[自分で手を伸ばしたにも関わらず、 露蝶に抱きとめてもらってびくりと身体を強張らせた。
混乱、していた。]
――ひ。
[確かめてくると言う露蝶を見上げ、止める事も出来ぬまま。 露蝶の向かう方―鷲珈の部屋へと目を向けて 血まみれの黒宵>>95が見えて、また目を見開いた。]
(100) 2013/05/23(Thu) 23時頃
|
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血まみれだ。 まるでお前さんが殺したように見える。
[黒宵>>98へと静かに返しながら頷き。
血の匂いが立ち込めるなか眉をひそめ。 廊下からかかる声>>99へと振り返る]
――鷲珈の血で滑った、というところだ。
[震える声に、見なくても良いのにとわずかにため息一つ]
(101) 2013/05/23(Thu) 23時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/05/23(Thu) 23時半頃
|
[>>99震えながら問いかけてくる声、>>100思わず漏れたような声には僅かに目を伏せ。 沈黙の後に言葉少なに答える。]
……。 うっかり転んで、血だまりに頭から突っ込んだ。
[そして臓器を握りつぶしてしまった、とまでは自分からは言いたくない。
―ああ、見た目だけなら俺が鬼みたいだ。]
(102) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
|
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……最悪だ。
[>>101黍炉の言葉に眉間に皺を寄せてごしごしと顔を拭おうとするが、その服も鷲珈の血を吸っていて。 それに気付けばげんなりとした。
血が付いても分かりづらい黒色であったのが、せめてもの救いだろうか。 ―けれど、女性達には刺激が強いだろう。あまり見せたくはない。]
(103) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
|
|
[黍炉>>101の、その後の黒宵当人>>102の返答に、 暫し間を置いてから、そう、と頷き一つ。 黒服を染める血の色は目立たぬものの、 その顔や手に着いた赤は嫌でも目についた。]
気を付けてよ。 まるで、鬼みたいな姿、よ。
[彼の思考を読んだ訳ではなかったが、 思わず零してしまった率直な感想。]
まるで、鬼みたい……ううん。
[佩芳>>99を抱き留めた時の、強張った身の感触も今は遠い。 寧ろあの時、伸ばしてきた手にすべきは己の方。 ――この中に本当に「鬼」が居るというのなら。]
(104) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
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[後ずさりそうになりつつも、それでも歩を進める。 鷲珈の輩の末路を見ておきたい、と。 黍炉>>101の溜息が耳に届いても退こうとは思わなかった。]
そういえば。 ……明夜は、居ない、の?
[下手人である筈のその人の姿が見えぬことに、 ふと気づいて、誰にともなく零しながら。 露蝶は鼻を軽くおさえて、鷲珈の部屋を覗き込んだ。]
酷いわ。
[はっきりとは“その”痕跡見えない>>60>>87死体の惨状見ながら、低く、呟く。]
(105) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
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どちらにせよ、まだしばらくここにいるのだから、 シャワーでも浴びてきたらどうだ。
[血まみれの袖で拭っても意味がない様子>>103に眉をひそめて提案する。 露蝶>>104が鬼みたいだと口にするのにはわずかに苦笑を浮かべるだけで]
……明夜がどうしてるのか、様子を見てこよう。
[黒宵が血だまりから抜けた後、廊下に座り込む佩芳へとちらりと視線をやり。 逃げられてしまうだろうから手は出さぬままにその場を離れようとした]
(106) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
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[>>104露蝶の視線には居心地悪そうに視線を逸らし]
…悪かったよ、俺の不注意だ。 ……。
[鬼みたいと言われれば、僅かに瞠目した後にがしがしと頭を掻いた。 くすんだ金色に染められた髪も、幾分か血に濡れていただろう。]
(107) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
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[階段の上でへたり込んだまま、落ち着こうと試みる。
好奇心なんて、何の役にも立たない。 逃げればよかった―のかもしれないが、もう遅いような気がする。
悲鳴をあげる前、倒れた黒宵がなにかぐちゅりとしたものを掴んでいた。 今までの惨殺現場と、光景が合致するのならば― あれは、内―――。]
――うぇ。
[吐き気を催しながらも、状況を理解しようとしていた。]
(108) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
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―1階洗面所―
――――っ!
[しかし、込みあげた物はおさえきれそうにない。 立ち上がって、よろつきながらも階段を下り、洗面所に駆け込んだ。]
―っは、ぐ――、―――。
[半泣きのような声は、水を流す音でかき消されて。]
(109) 2013/05/24(Fri) 00時頃
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―俺が来た時にはいなかった。
[>>105明夜は、と聞かれれば、首を振る。 死体を見ようと近付いていく露蝶の姿には僅かに眉を寄せた。
>>106黍炉にシャワーを勧められれば、首を緩く傾げ。]
…着替え持ってきてないんすけど。 まぁ、血を落とせるだけマシか。
[さて、風呂場は何処だろう、と思いつつ、その場を後にしようと。]
(110) 2013/05/24(Fri) 00時頃
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[階段を駆け下りる佩芳のことは気にしながらも声をかける事はせずに。 着替えがないと言う黒宵>>110に肩をすくめた]
返す気がなかったらしいから着替えの一つや二つ、どこかの部屋にあるんじゃないか。 まあなくても、これの服を借りればいいだろう。
[これ、とそこに倒れている死体を示し。 血まみれのままでは気分も悪くなるだろうとすすめておいた]
(111) 2013/05/24(Fri) 00時頃
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